JP2005211100A - X線写真撮影装置 - Google Patents

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Kiyoto Obayashi
清人 大林
Yasuaki Obayashi
靖明 大林
Masaru Tamura
勝 田村
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OBAYASHI SEISAKUSHO KK
Obayashi Manufacturing Co Ltd
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OBAYASHI SEISAKUSHO KK
Obayashi Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】パンタグラフ機構を用いて患者を載置する天板を上下動させるX線写真撮影装置において、天板が最下位置にあるときの天板上昇力を可及的に増加させるような構造を提供しようとすること。
【解決手段】この発明は、患者を載置した撮影台を動力発生機で撮影所要位置まで移動させるX線写真撮影装置において、患者を載置する位置と撮影所要位置間を往来する撮影台と、撮影台を駆動する動力発生機と、撮影台を患者搭載位置まで運搬する間に前記動力発生機から発生する動力を蓄積する動力蓄積手段と、動力蓄積手段で蓄積された動力を、患者を搭載した撮影台を移動させる際に加算せしめる動力加算手段と、を具備しており、天板を最下端位置に降下させて、患者を載置し、撮影位置まで天板を上昇させるとき、天板を上方向に押し上げる付加力が働くため、駆動モータを大型で強力にしなくとも容易に患者を撮影位置まで移動させることが出来る。
【選択図】図1

Description

本発明は、X線写真撮影装置に関し、特にX線写真撮影に用いられる撮影台に関する。
人体内に発生した患部をX線撮影し、映し出された画像を基に、人体の患部に適切な治療を施すことは古くから行われている。また、人体をX線撮影する装置には、従来から種々の構造のものが使用されている。例えば、人間を立たせたまま撮影する立位撮影台、水平におかれた天板上に人体を仰臥させて撮影する仰臥台、天板が水平方向に人力でも移動できるフローティングテーブル型仰臥台、天板が水平方向の他に上下方向に移動できる昇降テーブル型仰臥台、さらに天板が傾斜する昇降傾斜型仰臥台等種々の形式のものがある。
上述のように仰臥している患者を撮影する場合、撮影台上に水平に置かれた天板上に患者を仰臥させ、X線照射装置を患者の患部上面に位置させ、患者を載置した天板を移動させることが出来るものは天板を移動させてX線照射装置の真下に患部を位置させ、患部にX線を照射させてこれを透過したX線を、天板下面に配置したカセッテあるいはブッキーに収納された蛍光板に照射するようにし、これに透視映像を形成させ、この像をX線フィルムに感光させて、人体透視画像を得る。
X線照射管を含むX線照射装置は、通常撮影台とは切り離されて相対的に移動させることが出来るようになっており、可搬型の運搬装置に立設された主柱に上下方向移動自在に取り付けられて、X線撮影時にX線照射装置を撮影台に近接して配置し、これを主柱上の適当な位置に固定して、患部を撮影する。
特開2001−242568号公報 特開2001−238878号公報
上述のようなX線写真撮影装置において、天板上に患者を仰臥させて、患者の患部を撮影するものにあっては、天板を一端最下位置まで下げて患者を天板上に乗りやすくして患者を天板上に載置した後、患者を載置したまま天板を所定の高さまで上昇させて患部の撮影を行う。
天板を上下動させる機構として、一般的に所謂パンタグラフ機構と承されるものが使用される。パンタグラフ機構は、図4に示すように、2本の腕木50、51の中央部を互いに回動できるように支点Pで軸承した交差状の腕組立体を2組用意し、これらの支点P間を軸棒52で接続した構造の腕木50,50下端を床面上に載置される基枠53に回動自在に承支し、腕木51、51の下端を基枠53に設けたレール54、54に沿って進行方向に対して回動自在にして移動できるように構成すると共に、腕木51,51上端を天板55の裏面に回動自在に承支し、腕木50、50の上端を天板55の裏面に設けたレール56、56に沿って進行方向に対して回動自在にして移動できるように構成する。軸棒52の中央部分からは、上方向に曲腕57が延びており、その先端と基枠53との間には、駆動モータ58が伸縮自在に設けられている。そして、天板55を上昇させるときには、駆動モータ58を延ばして軸棒52を上昇させて、天板55を持ち上げる。天板55を下降させるときには、駆動モータ58を縮めて、軸棒52を下降させ、天板55を下降させる。
年長者や体力の弱い患者は、高く上昇させた天板上によじ登ることができないので、通常は、天板55を最下位まで下げて患者を天板55上に載置した後、この患者を天板55上に乗せたまま駆動モータ58を伸張させて、天板55を上昇させている。
天板55が最下位置にあるとき、駆動モータ58と水平面間のなす角度は小さい。このため、駆動モータ58が軸棒52を上昇させる方向の駆動力が足りなくなり、そのため患者を上昇させることができない場合が生じる。このような不都合を生じさせないため、一般には、軸棒52の中央部分から上方向に曲腕57を延ばし、その先端に駆動モータ58の上先端を接続して、少しでも上昇方向の力を稼いでいるが、このような構成をとっても、天板上昇力を大幅に上昇させることはできない。
本発明は上述のごとき従来の不都合を解消しようとするもので、その目的は、パンタグラフ機構を用いて患者を載置する天板を上下動させるX線写真撮影装置において、天板が最下位置にあるときの天板上昇力を可及的に増加させるような構造を提供しようとするものである。
本願の請求項1に記載の発明は、患者を載置した撮影台を動力発生機で撮影所要位置まで移動させるX線写真撮影装置において、患者を載置する位置と撮影所要位置間を往来する撮影台と、撮影台を駆動する動力発生機と、撮影台を患者搭載位置まで運搬する間に前記動力発生機から発生する動力を蓄積する動力蓄積手段と、動力蓄積手段で蓄積された動力を、患者を搭載した撮影台を移動させる際に加算せしめる動力加算手段と、を具備してなるX線写真撮影装置を提供する。
本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記X線写真撮影装置は水平天板昇降型X線写真撮影装置であって、前記撮影台は、水平天板であることを特徴とするX線写真撮影装置を提供する。
本願の請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明に加えて、水平天板を患者搭載位置と撮影所用位置間を往復せしめる駆動機構は、パンタグラフ機構であることを特徴とするX線写真撮影装置を提供する。
本願の請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明に加えて、前記動力蓄積手段は、パンタグラフ機構の両端間で圧縮されるバネ機構であることを特徴とするX線写真撮影装置を提供する。
本願の請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、前記動力発生機は、上記パンタグラフ機構の支点と基板間の距離を変更するものであって、動力発生機により変更されたパンタグラフ機構の支点と基板間の距離は外力によって変更されないことを特徴とするX線写真撮影装置を提供する。
天板を最下端位置に降下させて、患者を載置し、撮影位置まで天板を上昇させるとき、天板を上方向に押し上げる付加力が働くため、駆動モータを大型で強力にしなくとも容易に患者を撮影位置まで移動させることが出来る。
天板が下端に接近したとき、天板の抑揚力を補助する付加力を天板に与えて、減少する駆動モータの抑揚力を補助する。
次に本発明の一実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す正面図、図2は、その平面図、図3は、その側面図である。これらの図において、1は、床面上に置かれる基枠であって、アジャスタ3によって基枠1が常に床面に対して水平を保てるようにしてある。基枠1と並行に上下動し、天板17を取り付ける上部基枠9の裏側には、溝状に形成されたレール2が設けられている。基枠1の4隅には、加重軽減用のバネ4が上向きに取り付けられている。これらのバネ4の上端は、上部基枠9が降下してきて、真ん中より下まで降下してきたとき上部基枠9の下面と接触する。
5は、X状をしたパンタグラフ機構の一方の腕である。腕5の下端は、基枠1上で回動自在に枢支され、その位置は基枠1に固定されている。腕5の上端には、ローラ6が取り付けられており、ローラ6は、上部基枠9下面に取り付けられた溝状に形成されたレール2に滑動自在にはまり込んで、上部基枠9に沿って移動する。7は、X状をしたパンタグラフ機構の他方の腕である。腕7の下端には、ローラが取り付けられており、ローラは、基枠1に取り付けられた溝状に形成されたレール2に滑動自在にはまり込んで、基枠1に沿って移動する。腕7の上端は、上部基枠9下面に取り付けられた腕固定金具8に回動自在に枢支され、その位置は上部基枠9に固定されている。なお、これらの腕5、7は、中央部を互いに回動できるように支点Pで軸承した交差状の腕組立体を構成し、これらの支点P間を軸棒18で接続した構造を有する。
本発明の実施例で、天板17は、その長手方向(紙面の左右方向)と、その幅方向(紙面に対して直交する方向)に滑動自在に移動できる。このため、この実施例では、上部基枠9から軸承柱10が立設され、これら軸承柱10の先端にはベアリングが設けられ、これらベアリングは中枠11を支えていて、この中枠11を前記幅方向に滑動自在としている。またこの中枠11にもベアリングが設けられ、これらベアリングは、天板17の両端に形成されたサイドレール14を支え、中枠11上で天板17を前記長手方向に滑動自在としている。なお、12は天板17の位置を検知するマグネットを取り付ける幅マグネット取付板、13は頭部載置台等を結合するための天板つなぎであり、15は天板17を固定するための電動ブレーキである。16は、ウオームギヤをもってパンタグラフ構造を開閉する駆動モータである。
なお、天板17を移動できるようにするこれらの構造は、本願の要旨外なので、詳細な構成の説明は省略する。
次に、本発明の作用について説明する。
天板17が図1に示すように高い位置に停止しており、この状態から患者を天板17上に載置してから撮影位置へ再上昇させるまでの説明を行う。
まず、図1の天板17に患者を載置していない状態から、駆動モータ16を駆動して、天板17を降下させてゆく。そして、上部基枠9の底面がバネ4の上端と接触する。この後、駆動モータ16を駆動して、上部基枠9を降下させようとすると、上部基枠9がバネ4を圧縮する形となるので、駆動モータ16に負荷がかかり、このエネルギはバネの中に蓄えられる。さらに駆動モータ16を駆動し、上部基枠9を降下させるとエネルギはバネの中に蓄えられて上部基枠9が最低位置となると、蓄積されるエネルギは最高になる。
この状態で、天板17上に患者を載置する。患者の体重は、バネ14に蓄えられたエネルギと相殺される方向に働くため、この患者を上昇させるように駆動モータ16を逆転駆動すると、この駆動モータ16に係る負荷が非常に軽くなる。
以上、本発明を上述の実施例により説明したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形や応用が可能であり、例えば圧縮バネの動力蓄積手段を、伸張バネを用いて、パンタグラフ機構が,たたまれて潰れてゆくときこれを伸張することによって動力を蓄積したり、ピストンとシリンダを用い、パンタグラフ機構が,たたまれて潰れてゆくときシリンダ内の空気をピストンが圧縮して動力を蓄積するなど、これらの変形や応用を本発明の範囲から排除するものではない。
図1は、本発明実施例の正面図である。 図2は、本発明実施例の平面図である。 図3は、本発明実施例の側面図である。 図4は、従来のパンタグラフ機構の構成説明図である。
符号の説明
1・・・・・基枠
2・・・・・レール
3・・・・・アジャスタ
4・・・・・バネ
5・・・・・腕
6・・・・・ローラ
7・・・・・腕
8・・・・・腕固定金具
9・・・・・上部基枠
10・・・・・軸承柱
11・・・・・中枠
12・・・・・幅マグネット取付板
13・・・・・天板つなぎ
14・・・・・サイドレール
15・・・・・電動ブレーキ
16・・・・・駆動モータ
17・・・・・天板
18・・・・・軸棒
50・・・・・腕木
51・・・・・腕木
52・・・・・軸棒
53・・・・・基枠
54・・・・・レール
55・・・・・天板
56・・・・・レール
57・・・・・曲腕
58・・・・・駆動モータ
P・・・・・支点

Claims (5)

  1. 患者を載置した撮影台を動力発生機で撮影所要位置まで移動させるX線写真撮影装置において、
    患者を載置する位置と撮影所要位置間を往来する撮影台と、
    撮影台を駆動する動力発生機と、
    撮影台を患者搭載位置まで運搬する間に前記動力発生機から発生する動力を蓄積する動力蓄積手段と、
    動力蓄積手段で蓄積された動力を、患者を搭載した撮影台を移動させる際に加算せしめる動力加算手段と、
    を具備してなるX線写真撮影装置。
  2. 前記X線写真撮影装置は水平天板昇降型X線写真撮影装置であって、前記撮影台は、水平天板であることを特徴とする請求項1に記載のX線写真撮影装置。
  3. 水平天板を患者搭載位置と撮影所用位置間を往復せしめる駆動機構は、パンタグラフ機構であることを特徴とする請求項2に記載のX線写真撮影装置。
  4. 前記動力蓄積手段は、パンタグラフ機構の両端間で圧縮されるバネ機構であることを特徴とする請求項3に記載のX線写真撮影装置。
  5. 前記動力発生機は、上記パンタグラフ機構の支点と基板間の距離を変更するものであって、動力発生機により変更されたパンタグラフ機構の支点と基板間の距離は外力によって変更されないことを特徴とする請求項1に記載のX線写真撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008087366A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Sumitomo Heavy Ind Ltd 成形用金型
JP2008302532A (ja) * 2007-06-06 2008-12-18 Sumitomo Heavy Ind Ltd 樹脂封止金型

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