JP2005211024A - 耐圧性香料製剤を添加した打錠製品 - Google Patents

耐圧性香料製剤を添加した打錠製品 Download PDF

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Abstract

【課題】食品に添加する粉末香料は、保存性、耐熱性、残存性がよく食品等の賦香に広く利用されている。しかし、錠剤や錠菓のように圧縮成形により得られる打錠製品においては、打錠時の加圧により粉末香料が壊れ、香料成分の揮発等による香味の低下といった品質上の問題が生じていた。さらに、香料成分としてメントールを使用した場合、メントールの再結晶化が生じ、製品の表面でメントールが再結晶化し、製品の外観上においても問題となっていた。
【解決手段】打錠製品の着香料として、菌体内にメントール等の香料を内包させた酵母、いわゆる酵母マイクロカプセル化香料製剤を用いることによって、打錠による加圧によっても粉末香料が壊れず、香味の低下、メントールの再結晶化を抑制し、香味の残存性に優れた打錠製品を得ることができる。

Description

本発明は、耐圧性を有する香料製剤を添加することを特徴とする打錠製品に関する。より詳細には、本発明は、菌体内に香料を内包し、打錠により成形される打錠製品の製造工程において、打錠時の加圧による粉末香料等の香料製剤の破壊を抑制し、香味の残存性及び安定性に優れた酵母マイクロカプセル化香料製剤を含む打錠製品に関する。
食品には、賦香を目的として様々な香料成分が天然物から抽出され、また合成されて食品に添加されており、その大半は油溶性であり、使用目的により乳化香料、あるいは水溶性香料が使用されている。そして、保存性、安定性、即溶性を香料製剤に付与し、香料製品の利便性向上の目的で様々な方法により粉末・造粒化した香料製剤、所謂粉末香料が使用されている。
これら粉末・造粒化された粉末香料は、保存性や安定性に優れており、取り扱いも容易であるため、粉末系食品類への利用が容易であるとの特徴を有している。例えば、粉末ジュース、粉末スープやインスタント食品、スナック菓子、農畜水産食品等への賦香に用いられている。
粉末香料の製造方法には様々な方法がある。具体的には、香料成分を糖類、セルロース、デキストリンなどの賦形剤と混合し、その表面に香料成分を吸着分散させた吸着型粉末香料;ショ糖、乳糖等の糖類を加熱溶解し、香料を添加して攪拌し乾燥させて糖マトリックス内に香料を封じ込めるロッキング型粉末香料;デキストリン、澱粉類、アラビアガム等の天然ガム質、ゼラチン、カゼイン等の蛋白質等の水溶液に油溶性の香料を混合・乳化し、O/W型エマルションを調製後、スプレードライヤーで乾燥粉末化する噴霧乾燥型粉末香料;サイクロデキストリンにより包接した包接型粉末香料;香料成分を皮膜剤で包んだマイクロカプセル型粉末香料等が例示できる。これらの製法により得られた粉末香料は、香料成分を液状のまま取り扱うよりも、保存性、耐熱性、残存性が向上しており、食品への賦香において非常に重要な役割を担っている。
一方、錠剤、錠菓、タブレットといった打錠機により加圧・圧縮成形される製品(以下「打錠製品」という)は、原材料となる各種成分を混合し、打錠機により加圧・圧縮して製造するものである。従来これら打錠製品においても粉末香料が使用されることがあったが、打錠時に原材料として含まれている粉末香料が加圧により破壊され、含まれている香料成分が流出、揮発、酸化し、打錠製品の香味が低下するといった問題が生じていた。
上述の粉末香料においても、シクロデキストリンを用いた包接型の粉末香料は耐圧性を有すると言われているが、打錠製品の成形工程において、通常4〜5t程度と言われる加圧に抗するには不十分であった。
特に、食品香料として頻繁に使用されるメントールは、様々な食品に添加されているが、揮発性を有するため粉末香料化されて利用されることも多い。メントールの粉末香料を打錠製品に使用する場合、打錠時の加圧により粉末香料が壊れ、打錠製品の表面や保存容器の周辺にメントールの針状の結晶を生じることが多く、打錠製品中に含まれるメントール含量の低下や品質の不均一を招き、外観的にも縞状の模様を生じる等の不都合を生じていた。
係る問題を解決すべく、メントールの結晶析出を抑制するため、例えばメントールを含有する製剤の表面に十分な厚みを持つ糖衣層で被覆する方法や、シクロデキストリンでコーティングする方法(特許文献1)、昇華性薬剤を含有する錠剤、顆粒剤等にポリビニルピロリドン類を配合して結晶の析出を抑制する方法(特許文献2)、乳化香料を配合した錠菓において、HLB10〜16の乳化剤及びメントールの30%以上のプロピレングリコールを含有させる方法(特許文献3)、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ソルビットの1種以上を含有する方法(特許文献4)等が開示されている。しかしいずれも何れも打錠製品におけるメントールの析出防止、粉末香料に耐圧性を付与する方法としては不十分であった。
特開昭61−129138号公報 特開2000−247870号公報 特許第3094207号公報 特開2003−81798号公報
本発明は、粉末香料、特にメントールを含有する粉末香料に耐圧性を付与し、打錠により成形されても香料成分の残存性、保存性が損なわれない打錠製品の提供を目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねていたところ、香料として、菌体内に香料を内包させた酵母、いわゆる酵母マイクロカプセル化香料製剤を用いることによって、打錠成形により得られる打錠製品に添加しても、打錠時の加圧でも香料製剤は壊れることがなく、香味の残存性、保存性に優れた打錠製品が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。また、例えば香料としてメントールを使用していた場合、粉末香料の破壊により生じる打錠製品表面でのメントールの再結晶化を抑制することができ、メントール含有打錠製品で問題視されていた外観上の不都合をも改善することができた。
即ち、本発明は、菌体内に香料を内包した酵母マイクロカプセル化香料製剤を添加することを特徴とする打錠製品である。
菌体内に香料を内包させた酵母、いわゆる酵母マイクロカプセル化香料製剤を調製し、耐圧性が求められる打錠製品に添加して賦香することにより、従来の粉末香料には無かった耐圧性を付与することが可能となる。即ち、打錠製品の製造工程における打錠成形時の加圧による粉末香料の破壊、香料成分の揮発、再結晶化による析出を抑制し、打錠製品に含まれる香料の残存率を改善し、香味の残存性、保存性、さらに外観上の不都合を改善することが可能となる。これにより耐圧性に優れた香料製剤、及び該香料製剤を添加した打錠製品を提供することができる。
本発明における香料製剤は、菌体内に香料を内包した酵母、いわゆる酵母マイクロカプセル化香料製剤であり、そして該香料製剤を着香料として含む打錠製品である。
まず、本発明の酵母マイクロカプセル化香料製剤について説明する。
本発明において用いる酵母マイクロカプセル化香料製剤は、前述するように酵母の菌体内に香料が内包されてなるものである。
ここで、酵母としては、ビール酵母菌、パン酵母菌、トルラ酵母菌、等のように人体への投与に適したものを任意に使用することができる。具体的には、サッカロマイセス・セレビシアエ(Saccharomyces cerevisiae)、サッカロマイセス・ルーキシイ(Saccharomyces rouxii)、及びサッカロマイセス・カールスバーゲンシス(Saccharomyces carlsbergensis)などのサッカロマイセス属に属する酵母菌;キャンディタ・ウチリス(Candida utilis)、キャンディタ・トロピカリス(Candida tropicalis)、キャンディタ・リポリティカ(Candida lipolytica)、及びキャンディタ・フラベリ(Candida flaveri)等のキャンディタ属に属する酵母を例示することができる。これらの酵母は単独で用いても良いし、2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。尚、これらの酵母は特に制限されないが、1〜20μm、好ましくは1〜10μmの範囲の粒径を有していることが好ましい。
酵母は、香料を内包させるにあたり、生菌及び死菌の別、また湿潤及び乾燥状態の別、及び内因性の菌体内成分の有無の別等と問うことなく、いずれの状態のものをも使用することができる。好適には、予めアミノ酸成分、ペプチドや蛋白質成分(酵素を含む)、糖質成分、核酸成分、並びに脂質成分等を含む内因性の菌体内成分を菌体外に溶出させた酵母を用いることが好ましい。これにより、より多くの香料成分を酵母の菌体内に入れることができ、さらに内因性の菌体内成分に由来する望ましくない味や臭いの発生や内因性の菌体内成分による外因性物質の分解や変質などが防止できる。
内因性の菌体内成分を菌体外に溶出させる方法としては、特に制限されず公知の方法または将来開発される方法を任意に使用することができる。例えば公知の方法としては、加温処理、pH処理及び細胞壁破砕処理などの物理的処理法、溶出促進剤添加法、菌体内成分溶出酵素や細胞壁溶解酵素などの酵素を用いた酵素処理法、またはこれらの組み合わせ等を挙げることができる(特開平4−4033号公報等)。
ここで加温処理は、酵母懸濁液を通常30〜100℃、好ましくは30〜60℃に加温し、数分から数時間かけて攪拌することによって実施することができる。この際、菌体内成分の溶出をより効果的に行うためには、溶出促進剤を併用することもできる。かかる溶出促進剤としては、例えばエタノールなどの低級アルコール、酢酸エチル及びアセトンなどの極性有機溶剤:無機塩類、糖類、4級アンモニウム塩、各種防菌・抗菌・殺菌剤および水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基類等を挙げることができる。具体的には、酵母の水分散液にアセトンを添加し、攪拌下温度40℃の条件で24時間振盪する方法を例示することができる。
細胞壁破砕処理は、ソニケーターやミル等を用いて細胞壁を破壊することによって実施できる。具体的には、酵母の水分散液をビーズミルで10分間処理する方法を例示することができる。
また、菌体内成分溶出酵素処理法には、酵母が有する自己消化酵素を利用する方法(Babayan, T.L. and Bezrukov,M.G., 1 Acta Biotechnol. 0,5,129-136(1985))、プロテアーゼまたはプロテアーゼとヌクレアーゼ、β−グルカナーゼ、エステラーゼまたはリパーゼのいずれか少なくとも1種の酵素と組み合わせて酵母を処理する方法などが含まれる。具体的には、自己消化酵素を有する酵母の水分散液あるいは上記酵素を添加した酵母の水分散液を30〜60℃の温度範囲で1〜48時間インキュベーションすることによって実施することができる。
細胞壁溶解酵素処理法には、細胞を構成する成分(グルカン、マンナン、これらの多糖類と蛋白質との複合体、キチンなど)を分解する酵素、例えばグルカナーゼ(β−1,3グルカナーゼ)、マンナナーゼまたはキチナーゼのいずれか少なくとも1種の酵素を用いて酵母を処理する方法が含まれる。細胞壁溶解酵素処理は、具体的には上記酵素を添加した酵母の水分散液を通常pH4〜9の条件下、30〜60℃の温度範囲で数分〜10時間程度インキュベーションすることによって実施することができる。
かくして得られる処理物はさらに遠心分離により上清を除去し、さらに必要に応じて洗浄、加熱、pH調製処理を行うことによって、菌体内成分が除去された酵母菌体残渣を得ることができる。
尚、本発明で用いられる酵母には、上記に例示した溶出方法に関わらず、また溶出の程度に関わらず、菌体内成分を溶出させて除去したものが広く包含される。このような酵母として、好ましくは未処理酵母菌の絶対乾燥重量100重量%に対する溶出成分の絶対乾燥重量の割合(溶出率)が10〜80重量%、より好ましくは30〜70重量%となるように、内因性の菌体内成分を溶出させた酵母を挙げることができる。
尚、係る内因性の菌体内成分(菌体内容成分)を除去してなる酵母としては、簡便には商業的に入手可能なものを使用することもできる。例えば、ファインから販売している「ビール酵母」、キリンビールから販売している「イーストラップ」、アサヒフードアンドヘルスケアーから販売している「酵母細胞壁」、オリエンタル酵母の販売する「乾燥酵母BP」などがあげられる。
当該菌体内の内因性成分が除去された酵母(菌体残渣)は、菌体内部にできるだけ多くの香料を封入させるために、さらに酸性処理(特開平8−243378号公報)、アルカリ性処理(特公平7−32871号公報)、アルコール処理(特公平8−29246号公報)などの任意の処理を施しても良い。尚、上記記載の方法はいずれも公知の方法であるが、調製される酵母の細胞壁がマイクロカプセルの皮膜として許容される化学的、物理的性質を有していることを限度として、これらの方法に限定されるものではない。
具体的に、酸性処理としては、酵素処理後の菌体残渣を塩酸、リン酸、硫酸、乳酸、クエン酸、酢酸、またはアスコルビン酸などの酸性水溶液(pH2以下)に懸濁し、所定時間かけて攪拌しながら加熱(50〜100℃)する方法を挙げることができる。
また、アルカリ処理は、対象となる酵母をアルカリ性水溶液、好ましくはpH9〜13、より好ましくはpH10〜12を有する水溶液中で数分から数時間かけて攪拌することによって実施することができる。当該水溶液の温度は特に制限されず、通常20〜100℃の範囲を用いることができるが、好ましくは30〜100℃、より好ましくは50〜80℃の加温状態である。尚、アルカリ性水溶液の調整には、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化カリウム、ケイ酸ナトリウムなどの無機塩;またはアンモニア、モノエタノールジアミン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン水溶液などの有機窒素系化合物を用いることができる。
アルコール処理としては、酵素処理後の菌体残渣に一価のアルコール類を添加する方法を挙げることができる。
酵母の菌体内部に内包させる香料は、液状物であれば親水性、疎水性および両親媒性の別を問わない。好ましくは疎水性の香料である。
ここで香料としては、食品に適用可能なものを任意で使用することができるが、好ましくはメントールである。また、メントール以外の香料成分を本発明の効果を損なわない範囲で併用することができる。かかる香料成分として具体的には、オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ、マンダリン、タンジェリンなどのシトラス系香料;アップル、バナナ、チェリー、グレープ、メロン、ピーチ、パイナップル、プラム、ラズベリー、ストロベリーなどのフルーツ系香料;バニラ、コーヒー、ココア、チョコレートなどのビーンズ系フレーバー;ペパーミント、スペアミントなどのミント系香料;オールスパイス、シナモン、ナツメグなどのスパイス系香料;アーモンド、ピーナッツ、ウォルナッツなどのナッツ系香料、カニ、エビ、魚介類などの水産物系香料、その他野菜、穀物、海草などの各種香料を例示することができる。なお本発明で用いる香料は組成物であっても単体であってもよい。例えば単体としてはバニリン、エチルバニリン、桂皮酸、ピペロナール、d−ボルネオール、マルトール、エチルマルトール、カンフル、アントラニル酸メチル、桂皮酸メチル、シンナミックアルコール、N−メチルアントラニル酸メチル、メチルβ−ナフチルケトン、リモネン、リナロール、イソチオシアン酸アリル等を例示することができる。なお、上記に掲げる各種の香料成分は、1種単独で使用しても、また2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。
なお、酵母の菌体内部には、上記香料に加えて、さらに着色料(色素)、甘味料(糖類を含む)、酸化防止剤、矯味剤、乳化剤、分散剤などを配合することもできる。
ここで、着色料(色素)には、天然色素として紫サツマイモ色素、赤キャベツ色素、エルダーベリー色素、ブドウ果汁色素、ブドウ果皮色素、紫トウモロコシ色素、アカダイコン色素、シソ色素、赤米色素、カウベリー色素、グースベリー色素、クランベリー色素、サーモンベリー色素、スィムブルーベリー色素、ストロベリー色素、ダークスィートチェリー色素、チェリー色素、ハイビスカス色素、ハクルベリー色素、ブラックカーラント色素、ブラックベリー色素、ブルーベリー色素、プラム色素、ホワートルベリー色素、ボイセンベリー色素、マルベリー色素、紫ヤマイモ色素、ラズベリー色素、レッドカーラント色素、及びローガンベリー色素等のアントシアニン系色素;コチニール色素、シコン色素、アカネ色素、及びラック色素等のキノン系色素;カカオ色素、クーロー色素、コウリャン色素、シタン色素、タマネギ色素、タマリンド色素、カキ色素、カロブ色素、カンゾウ色素、スオウ色素、ピーナッツ色素、ペカンナッツ色素、ベニバナ赤色素及びベニバナ黄色素等のフラボノイド系色素;ベニコウジ色素、ベニコウジ黄色素、カラメル、ウコン色素、クサギ色素、クチナシ青色素、クチナシ黄色素、クチナシ赤色素、クロロフィン、クロロフィル、スピルリナ青色素等が、また合成系のタール系色素として食用赤色2号、食用赤色3号、食用赤色40号、食用赤色102号、食用赤色104号、食用赤色105号、食用赤色106号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号、食用青色2号、及び食用緑色3号等が、天然色素誘導体として、ノルビキシンナトリウム、ノルビキシンカリウム、銅クロロフィル、銅クロロフィリンナトリウム及び鉄クロロフィリンナトリウム等が、合成天然色素としてβ−カロテン、アスタキサンチン、カンタキサンチン、リボフラビン、リボフラビン酪酸エステル及びリボフラビン5‘−リン酸エステルナトリウム等が含まれる。このうち、好ましくはβ−カロテン、カロチノイド色素、パプリカ色素、アナトー色素、アカネ色素、オレンジ色素、クチナシ色素、クロロフィル、シコン色素、エリスロシン、タートラジン、タマネギ色素、トマト色素、マリーゴールド色素、ルテイン等を例示することができる。これらの色素は1種単独で使用されても2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。
また甘味料(糖類を含む)の例としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖類、糖アルコール類、高甘味度甘味料を挙げることができる。具体的には、アラビノース、ガラクトース、キシロース、グルコース、ソルボース、フルクトース、ラムノース、リボース、異性化液糖、N−アセチルグルコサミン等の単糖類;イソトレハロース、スクロース、メリビオース、ラクチュロース、ラクトース等の二糖類;α−サイクロデキストリン、β−サイクロデキストリン、イソマルトオリゴ糖(イソマルトース、イソマルトトリオース、パノース等)、オリゴ−N−アセチルグルコサミン、ガラクトシルスクロース、ガラクトシルラクトース、ガラクトピラノシル(β1−3)ガラクトピラノシル(β1−4)グルコピラノース、ガラクトピラノシル(β1−3)ガラクトピラノシル(β1−6)グルコピラノース、ガラクトピラノシル(β1−6)ガラクトピラノシル(β1−4)グルコピラノース、ガラクトピラノシル(β1−6)グルコピラノース、キシリオリゴ糖(キシリトリオース、キシロビオース等)、ゲンチオオリゴ糖(ゲンチオビオース、ゲンチオトリオース等)、スタキオース、テアンデオリゴ糖(ニゲロース等)、パラチノースオリゴ糖、パラチノースシロップ、フコース、フラクトオリゴ糖(ケストース、ニストース等)、フラクトフラノシルニストース、ポリデキストロース、マルトシル β−サイクロデキストリン、マルトオリゴ糖(マルトトリオース、テトラオース、ペンタオース、ヘキサオース、ヘプタオース等)、ラフィノース、砂糖結合水飴(カップリングシュガー)、大豆オリゴ糖、転化糖、水飴等のオリゴ糖類;イソマルチトール、エリスリトール、キシリトール、グリセロール、ソルビトール、パラチニット、マルチトール、マルトテトライトール、マルトトリイトール、マンニトール、ラクチトール、還元イソマルトオリゴ糖、還元キシロオリゴ糖、還元ゲンチオオリゴ糖、還元麦芽糖水飴、還元水飴等の糖アルコール;α−グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、アリテーム、甘草抽出物(グリチルリチン)、グリチルリチン酸三アンモニウム、グリチルリチン酸三カリウム、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸二アンモニウム、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、クルクリン、サッカリン、サッカリンナトリウム、シクラメート、スクラロース、ステビア抽出物、ステビア末、ズルチン、タウマチン(ソーマチン)、テンリョウチャ抽出物、ナイゼリアベリー抽出物、ネオテーム、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、フラクトシルトランスフェラーゼ処理ステビア、ブラジルカンゾウ抽出物、ミラクルフルーツ抽出物、ラカンカ抽出物、酵素処理カンゾウ、酵素分解カンゾウ等の高甘味度甘味料;その他蜂蜜、果汁、果汁濃縮物等を例示することができる。これらの甘味料は1種単独で使用されても2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。
また酸化防止剤としては、抽出トコフェロール、dl−α−トコフェロール、d−α−トコフェロール、dl−γ−トコフェロール、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、ヤマモモ抽出物、ルチン抽出物、ルチン酵素分解物、チャ抽出物及びトコトリエノールを例示することができる。これらの酸化防止剤は1種単独で使用されても2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。
前述する香料、並びに必要に応じて配合される上記任意成分は、前記酵母菌体(菌体残渣)と混合することによって、酵母の菌体内に内包させることができる。具体的には、前記酵母菌体(菌体残渣)の水分散液に香料を添加し、所望によりpHや温度を調整して、所定時間、攪拌することによって実施することができる。pHは特に制限されないが、通常pH5〜9、好ましくは6〜8の範囲で適宜選択することができる。また温度は、特に制限されないが、通常40〜80℃、好ましくは50〜70℃の範囲で適宜選択することができる。また、攪拌も特に制限されないが、攪拌翼を有するブレンダー、乳化機、ホモジナイザー等の各種の攪拌装置を使用することによって、より効率的に香料を酵母菌体内に内包させることができる。この際、攪拌速度や攪拌回転数等も特に制限されないが、通常1000〜10000rpmの範囲から適宜選択調整することができる。なお、香料と前記酵母菌体(菌体残渣)との混合に際しては、当該混合系に硬膜剤、酸化防止剤、安定剤、分散剤、pH調整剤、防腐剤、または劣化防止剤などを配合しても良い。
本発明で用いる酵母マイクロカプセル化香料製剤は、斯くして得られる、香料内包酵母の菌体表面の少なくとも一部に、ラクトース、マルチトース、ショ糖、トレハロース、マルトース、パラチニット、グリセリン、プロピレングリコール、ポリグリセリン、ポリプロピレングリコール及びデキストリン等の糖類、ゼラチンなどの蛋白質類等を任意で付着させても良い。ここで、上記酵母マイクロカプセル(香料内包酵母)と糖類との割合は、例えば糖類にデキストリンを使用した場合、乾燥固形分の重量比で、マイクロカプセル100重量部に対するデキストリンの割合として1〜90重量部、好ましくは10〜50重量部、より好ましくは20〜40重量部の範囲を挙げることができる。
また、上記方法において、マイクロカプセル(香料内包酵母)を溶液に懸濁した状態で使用する場合、該懸濁液中のマイクロカプセルの配合割合として5〜80重量部、好ましくは10〜50重量部、より好ましくは20〜40重量部を挙げることができ、またデキストリンを水溶液または懸濁液の状態で使用する場合、該水溶液または懸濁液中のデキストリンの配合割合として1〜60重量部、好ましくは10〜50重量部、より好ましくは30〜40重量部を挙げることができる。
以上の工程により得られた酵母マイクロカプセル化香料製剤を、さらにスプレードライヤー等の公知技術により乾燥した状態、或いは、香料成分を内包後、そのまま或いはデキストリン等の糖類を混合した状態で、次の打錠製品の調製に供してもよい。
本発明の打錠製品は、上記の酵母マイクロカプセル化香料製剤を着香料として含むものである。以下、本発明の打錠製品について説明する。
本発明における打錠製品とは、打錠機等により圧縮成形して得られるものを広く含むものである。例えば砂糖やグルコースの顆粒に香料や色素、酸などを加え打錠機で圧縮成形した錠菓、具体的にはラムネ等の清涼菓子や、サプリメント成分を含有するタブレット錠が例示できる。また、錠剤、チュウアブル錠、トローチ錠、タブレット錠など打錠により成形される医薬品・医薬部外品、口中清涼剤等のオーラルケア用品をも含むものである。
打錠製品の成形工程では熱がかからないので、ビタミン類や乳酸菌、果汁粉末といった熱に弱い成分を添加して成形することが可能となる。その他、従来より錠菓、錠剤等を構成する成分として使用されている賦形剤、甘味料、酸味料、着色料、保存料、タルク等を本発明の効果を損なわない範囲において使用することができる。即ち本発明の打錠製品は、着香料として上記酵母マイクロカプセル化香料製剤を含む以外は、従来公知の成分を含有し、また従来公知の製造方法に従って調製することができるものである。
打錠製品に配合される上記酵母マイクロカプセル化香料製剤の配合割合は、製造する打錠製品の種類やその所望の香味の程度によって種々異なり、特に制限はされず適宜調節することができる。例えば、ラムネ菓子100重量部中に、通常0.001〜10重量部、好ましくは0.01〜5重量部、より好ましくは0.05〜1重量部の範囲で酵母マイクロカプセル化香料製剤が含まれるような割合を挙げることができる。なお、これらの打錠製品には、上記香料製剤に加えて他の香料を含むことを何等制限するものではない。
本発明の打錠製品に添加することができる甘味料としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖類、糖アルコール類、高甘味度甘味料を挙げることができる。なお、これらの具体例は、菌体内に内包する任意成分に関連して記述する糖を同様に例示することができる。好ましくはショ糖、果糖、液糖、オリゴ糖、ブドウ糖等の糖類、アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムK、ソーマチン、ステビア、アリテーム、ネオテーム、キシリトール、サッカリン塩、グリチルリチン等の高甘味度甘味料を挙げることができる。
上記酵母マイクロカプセル化香料製剤を着香料として含む本発明の打錠製品は、後述する実施例で示すように、優れた耐圧性と香味の残存性を発揮し、嗜好性の高い打錠製品を提供することができる。
また、打錠の際に使用する機器は、公知の機器を利用することができる。打錠時の圧力は、製造する打錠製品の種類や大きさに応じて適宜変更することができるが、例えば直径5mm、厚さ3mm程度の打錠製品を製造する際の圧縮圧力としては4t/cm程度が例示できる。
以下、本発明の内容を以下の試験例を用いて具体的に説明する。但し、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、下記に記載する処方の単位は特に言及しない限り、部は重量部を意味するものとする。
実験例1 試料の調製
1.酵母マイクロカプセル化香料製剤の調製
ビール酵母(Saccharomyces cerevisiae)から調製した酵母細胞壁40gを含む水分散液(乾燥固形分10%)400gを60℃に加温し、これにメントール30gを添加して5000rpmで2時間攪拌して、当該酵母の菌体内にメントールを入れた(香料内包酵母)。
調製した香料内包酵母を含む水溶液500gにトレハロース30gを添加して混合した。次いで、これらの混合溶液をスプレードライヤーにかけて、インレット温度120℃、アウトレット温度90℃の条件で噴霧乾燥して、粉末状の酵母マイクロカプセル化香料製剤130gを得た。
2.カプセル化香料製剤1(非微生物)の調製
アラビアガム30g及びデキストリン40gを水に溶解して調製した溶液(乾燥固形分30%)250gを60℃に加温し、これにメントール30gを添加して2分間攪拌混合後、ホモジナイザーにて乳化した。得られた乳化液をスプレードライヤーにかけ、上記1と同条件で噴霧乾燥して、粉末状のカプセル化香料製剤190gを得た。
実験例1と同様に、上記マイクロカプセル化香料製剤(非微生物)0.12gを水0.24g加えて均一に分散混合し試料溶液2を調製した。
3.カプセル化香料製剤2(非微生物)の調製
カプセル化香料製剤1のデキストリンをトレハロースに置き換えた以外は同じ条件、方法により、粉末状のカプセル化香料製剤190gを得た。
4.カプセル化香料製剤3(非微生物)の調製
カプセル化香料製剤1のデキストリンをゼラチンに置き換えた以外は同じ条件、同じ方法により、粉末状のカプセル化香料製剤190gを得た。
実験例2 粉末状での安定性
上記実験例1で得られた各試料3gを透明密閉容器に入れ、60℃12時間加熱後、室温にて24時間放置した。さらに25℃で3ヶ月保存し、各保存条件下での安定性を評価した。
<評価結果>
試料表面に析出したメントール量を肉眼で観察し、表1に従い評価した。その結果を表2に示す。
Figure 2005211024
Figure 2005211024
酵母マイクロカプセル化香料製剤とカプセル化香料製剤2では、60℃24時間後、25℃3ヶ月後のいずれにおいてもメントールの結晶の析出が認められなかった。
一方、酵母マイクロカプセル化していないカプセル化香料製剤1では60℃24時間後、25℃3ヶ月後のいずれにおいてもメントールの析出が認められた。また、カプセル化香料製剤3では60℃24時間後においてメントールの結晶が認められた。
実験例3 メントール1%含有錠菓の調製
<調製方法>
実験例1で得られた各試料3.3g、ショ糖脂肪酸エステル2g、アスパルテーム0.5g、D−ソルビトール94.2gを粉末状態で混合後、打錠機(菊水製作所社製エキセントリック型6B−2錠剤機)にて錠剤(直径:5mm、厚み:3mm、重さ:0.08g/錠、圧力4t/cm)を調製した(実施例1及び比較例1〜3)。
<評価結果>
上記で得られた各試作品の調製直後と、25℃で3ヶ月室温放置した後、各試作品の表面に析出したメントールの状態を肉眼で確認し、表1と同様の基準で評価し、その結果を表3に示す。
Figure 2005211024
酵母マイクロカプセル化香料製剤を添加した試作品(本発明の実施例)では、メントール結晶の析出は認められなかった。一方、酵母マイクロカプセル化香料製剤を使用しなかった各カプセル化香料製剤(比較例1〜3)では、調製直後及び25℃3ヶ月保存後のいずれにおいてもメントール結晶の析出が認められた。
実験例4 メントール3%含有錠菓の調製
<調製方法>
実験例1で得られた各試料10g、ショ糖脂肪酸エステル2g、アスパルテーム0.5g、D−ソルビトール87.5gを粉末状態で混合後、実験例3と同じ条件で錠剤を調製した(実施例2及び比較例4〜6)。
<評価結果>
実験例3と同様に評価を行い、その結果を表4に示す。
Figure 2005211024
本発明の実施例である酵母マイクロカプセル化香料製剤を使用した実施例2では、メントール含量を多くしてもメントール結晶の析出は認められなかった。一方の酵母マイクロカプセル化香料製剤を使用していないカプセル化香料製剤1〜3を使用した比較例4〜5では、非常に多くのメントール結晶が析出していた。

Claims (1)

  1. 菌体内に香料を内包した酵母マイクロカプセル化香料製剤を添加することを特徴とする打錠製品。

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