JP2005209515A - 雌端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入された雄タブの振動による接触点の磨耗の発生を抑えることにより、抵抗の増加を防止することのできる雌端子を提供する。
【解決手段】箱部11に収容されている一対の挟持板20U、20Dは、雄タブの挿入方向手前側の手前側隙間寸法D2が雄タブの厚み寸法を超え、挿入方向奥側の奥側端部間の奥側隙間寸法D1が雄タブの厚み寸法未満となっており、各々長手方向略中央部が互いに離れるように厚み方向に湾曲している湾曲部23U、23Dを有しているので、奥側端部間が雄タブにより押し拡げられると、湾曲部23U、23Dは箱部11の内面に当接する接触点を支点13として、梃子作用により手前側端部24bを雄タブに押し付けて挟持するので、低挿入力で雄タブを接続できる。
【選択図】図1

Description

本発明は雌端子に係り、例えば帯状の雄タブを挟持することにより導通を行う雌端子に関する。
従来より、図15(A)および(b)に示すような雌端子が知られている(例えば特許文献1参照)。
図15(A)に示すように、この雌端子100はレセプタクルボックス101を有している。このレセプタクルボックス101は、頂部102、底部103および側部(図示省略)から構成されている。頂部102は中央部分に全体が矩形の凹入部分102aを有しており、この凹入部分102aの下面にはリブ102bが挿入方向に沿って設けられている。また、凹入部分102aの入り口側端部を折り返して、入り口側開口104(図15において左側開口)に上フラップ102cを設けている。この上フラップ102cは、鋭角を成すように開口104の中に下向きに曲げられている。底部103の対応する下フラップ103aは、鋭角を成すようにレセプタクルボックス101の内部に曲げ返されている。
底部103の上面後部には可動ビーム部材105が片持ち式に取付けられており、可動ビーム部材105は入り口側開口104に向かって延びている。可動ビーム部材105の後方部分105aは上向きに曲げ上げられており、後方部分105aの前端から一旦曲げ下げられて後隆起部分105bを形成し、再び曲げ上げられて中央部分105cを形成している。さらに、中央部分105cの前端は一旦曲げ上げられてから曲げ下げられて前隆起部分105dを形成し、曲げ下げられて前方部分105eを形成している。
従って、図15(B)に示すように、入り口側開口104から雄タブ106を挿入すると、両フラップ102c、103aの協働により、雄タブ106をレセプタクルボックス101の内部に案内する。雄タブ106は可動ビーム部材105の前隆起部分105dおよび後隆起部分105bに当接して可動ビーム部材105を押し下げ、前端部105fを底部103に押し付ける。その反力により、雄タブ106は頂部102のリブ102bに押し付けられて接触し、導通する。
特開平1−202328号公報(図5)
ところで、雄タブ106は前隆起部分105dで頂部102のリブ102bに押し付けられているので、コネクタのガタ等により雄タブ106が振動すると、雄タブ106と前隆起部分105dとが擦れて前隆起部分105dが磨耗する。
これにより、電気抵抗が増してしまうという不都合があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、挿入された雄タブの振動による接触点の磨耗の発生を抑えることにより、電気抵抗の増加を防止することのできる雌端子を提供することにある。
1)前述した目的を達成するために、本発明にかかる雌端子は、帯状の雄タブを厚み方向に挟持するために、前記雄タブの挿入方向に沿って延びる一対の挟持板と、前記各挟持板を収容する箱部とを備える雌端子であって、前記各挟持板の長手方向略中央部が互いに離れるように厚み方向に湾曲している湾曲部を設けるとともに、前記各挟持板における前記雄タブの挿入方向奥側に対応する奥側端部間の奥側隙間寸法が前記雄タブの厚み寸法未満であり、且つ、前記各挟持板における前記雄タブの挿入方向手前側に対応する手前側端部間の手前側隙間寸法が前記雄タブの厚み寸法を超えるように配置され、前記雄タブの先端部を前記各奥側端部間に圧入させたとき、前記湾曲部が前記箱部に内接する点を支点とした梃子作用により、前記各手前側端部が互いに接近して前記雄タブの基端側を挟持することを特徴としている。
このように構成された雌端子においては、箱部に収容されている一対の挟持板が帯状の雄タブを挟持することにより導通を行う。すなわち、一対の挟持板は、雄タブの挿入方向手前側の手前側端部間の手前側隙間寸法が雄タブの厚み寸法を超えているので、挿入時には雄タブは挟持板の手前側端部に挟持されることなく容易に挿入される。一方、雄タブの挿入方向奥側の奥側端部間の奥側隙間寸法が雄タブの厚み寸法未満となっているので、雄タブを奥側端部間に押し込むと、奥側端部間を押し拡げる。ここで、一対の挟持板は、各々長手方向略中央部が互いに離れるように厚み方向に湾曲している湾曲部を有しているので、奥側端部間が雄タブにより押し拡げられると、湾曲部は箱部の内面に当接する。この接触点を支点として、梃子作用により手前側端部を雄タブに押し付けて挟持するので、低挿入力で雄タブを接続できる。
2)また、本発明にかかる雌端子は、前記各湾曲部に接触可能な前記支点が前記箱部に設けられていることを特徴としている。
このように構成された雌端子においては、挟持板の奥側端子を雄タブが押し拡げると、箱部に設けられている支点を中心として挟持板が回転し、梃子作用により挟持板の手前側端部が雄タブを挟持するので、低挿入力で雄タブを接続できる。
3)また、本発明にかかる雌端子は、前記各手前側端部が前記箱部の挿入口近傍に配置されていることを特徴としている。
このように構成された雌端子においては、雄タブを挟持する挟持板の手前側端部が箱部における挿入口近傍に設けられているので、雄タブが振動して箱部に衝突するのを防止できる。
4)また、本発明にかかる雌端子は、前記各挟持板が前記箱部と一体成形されていることを特徴としている。
このように構成された雌端子においては、挟持板が箱部と一体成型されているので、部品点数を少なくして、容易に作成できる。
本発明によれば、従来のような微摺動磨耗による電気抵抗の増加という問題を解消でき、振動が多い場所に用いても振動の影響を受けにくい雌端子を提供できる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の雌端子に係る第1実施形態を示す断面図、図2は図1中II方向から見た断面図、図3は図1中III方向から見た端面図、図4は図3中IV−IV位置で切断した状態を示す斜視図、図5(A)〜(C)は雌端子の製作工程を示す説明図、図6(A)は雄タブを挿入している状態を示す断面図、図6(B)は雄タブが挟持された状態を示す断面図である。
図1〜図4に示すように、本発明の第1実施形態である雌端子10Aでは、外側に断面矩形の角筒状の箱部11を有しており、前面(図1中左端面)に挿入口である開口12を有している。箱部11の内部空間11aには、帯状の雄タブ30(図6参照)の挿入方向に沿って延びる上下一対の挟持板20U、20Dが設けられている。また、箱部11の天板11Uの中央部にはU字状の切欠きを設けて、支点としての舌片13が、奥側(図1において右側)が内部空間11aに垂れ下がるように湾曲して設けられている。
図1に示すように、各挟持板20U、20Dは、各々前端が開口12の近傍まで延びる端子部21U、21Dと、端子部21U、21Dの奥側の支持部22U、22Dから構成されており、端子部21U、21Dは支持部22U、22Dにより片持ち状態で支持されている。端子部21U、21Dは、挿入方向(図1において右方向)に長い帯状をしており、各挟持板20U、20Dの奥側に設けられている支持部22U、22Dにより箱部11に一体的に支持されている。
なお、上側の挟持板20Uの支持部22Uは箱部11の左側壁11L(図2において上側の壁)に支持され、下側の挟持板20Dの支持部22Dは箱部11の右側壁11R(図2において下側の壁)に支持されている。このため、挟持板20U、20Dは上下方向の振動に追従しやすい構造となっている。
各挟持板20U、20Dの端子部21U、21Dには、長手方向略中央部において、互いに離れるように厚み方向(図1において上下方向)に湾曲している湾曲部23U、23Dが設けられている。各挟持板20U、20Dの端子部21U、21Dの奥側端部間距離である奥側隙間寸法D1は、雄タブ30の厚み寸法D0(図6参照)未満であり、手前側端部間距離である手前側隙間寸法D2は、雄タブ30の厚み寸法D0以上に設定されている。すなわち、D2>D0>D1となっている。
図5に示すように、雌端子10Aは、一枚の板材14Aから作成できる。
すなわち、図5(A)に示すように、天板11Uおよび底板11Bに該当する部分に舌片13用のU字状の切欠き15a、15bを設ける。また、左側壁11Lに該当する部分に上挟持板20U用の全体L字状の切欠き15cを設け、右側壁11Rに該当する部分に下挟持板20D用の全体L字状の切欠き15dを設ける。
続いて、図5(B)に示すように、切欠き15a(および切欠き15c)を上側に湾曲させて、支点である舌片13U(13D)を形成する。また、切欠き15b(および15d)の根元から上方へ直角に折り曲げて上側挟持板20U(20D)を作成する。さらに、図5(C)に示すように、挟持板20U(20D)の端子部21U(21D)を湾曲させ、最後に、両挟持板20U、20Dが水平になるように板材14Aを矩形筒状に折り曲げて一体的に接合する。
図6(A)に示すように、このようにして作成した雌端子10Aに雄タブ30を挿入すると、挟持板20U、20Dの手前側隙間寸法D2は雄タブ30の厚さD0よりも大きいため、雄タブ30は容易に挿入される。雄タブ30の先端が挟持板20U、20Dの奥側端部に達すると、奥側隙間寸法D1が雄タブ30の厚さD0よりも小さいため、雄タブ30は両挟持板20U、20Dの奥側端部24aを押し拡げる(図6(B)中矢印a)。このため、両挟持板20U、20Dは各々外側(上下)に移動し、湾曲部23U、23Dの頂部付近が舌片13に当接する。図6(B)に示すように、舌片13との接触点を支点24cとして、梃子作用により両手前側端部24bが図中矢印bに示すように接近して雄タブ30の基端側を挟持する。
以上、前述した雌端子10Aによれば、雄タブ30を挿入して挟持板20U、20Dの奥側端部24aと手前側端部24bで挟持した状態では、各挟持板20U、20Dが手前側端部24bが自由端である片持ち状に支持されているので、雄タブ30が振動した際に手前側端部24bが追従する。
特に、上下方向に振動した場合には容易に追従できる。このため、従来のように、挟持板20U、20Dが雄タブ30の上下振動により磨耗して電気抵抗が増すという問題を解決できる。
また、各挟持板20U、20Dにおいては、手前側端部間距離である手前側隙間寸法D2は、雄タブ30の厚み寸法D0以上に設定されているので、雄タブ30を容易に挿入することができ、低挿入力により雄タブ30と雌端子10Aとを接続できる。
次に、本発明の第2実施形態である雌端子10Bについて説明する。
図7は本発明の雌端子に係る第2実施形態を示す断面図、図8は図7中VIII方向から見た断面図、図9は図7中IX方向から見た端面図、図10(A)〜(D)は雌端子の製作工程を示す説明図である。
なお、前述した第1実施形態に係る雌端子10Aと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図7〜図9に示すように、この雌端子10Bでは、各挟持板20U、20Dは、各々前端が挿入口である開口12の近傍まで延びる端子部21U、21Dと、端子部21U、21Dの奥側の支持部25U、25Dから構成されており、端子部21U、21Dは支持部25U、25Dにより片持ち状に支持されている。端子部21U、21Dは、挿入方向(図7において右方向)に長い帯状をしており、各挟持板20U、20Dの奥側に設けられている支持部25U、25Dにより箱部11に一体的に支持されている。
なお、上側の挟持板20Uの支持部25Uは箱部11の天板11Uに支持され、下側の挟持板20Dの支持部25Dは箱部11の底板11Bに支持されている。このため、挟持板20U、20Dは前後方向の振動に追従しやすい構造となっている。
図10に示すように、雌端子10Bは、一枚の板材14Bから作成できる。
すなわち、図10(A)に示すように、天板11Uに該当する部分に舌片13用のU字状の切欠き15aを設け、この切欠き15aの奥側に上挟持板20U用の全体L字状の切欠き15cを設ける。同様に、底板11Bに該当する部分に舌片13用のU字状の切欠き15bを設け、この切欠き15bの奥側に下挟持板20D用の全体L字状の切欠き15dを設ける。
続いて、図10(B)に示すように、切欠き15a(および切欠き15c)を上側に湾曲させて、舌片13U(13D)を形成する。また、切欠き15b(および15d)の根元から上方へ直角に折り曲げて挟持板20U、20Dを形成し、さらに、図10(C)に示すように、挟持板20U(20D)の端子部21U(21D)を湾曲させて湾曲部23U、23Dを形成する。次いで、図10(D)に示すように、支持部25U、25Dを形成するように挟持板20U、20Dを手前側に折り返して、端子部21U、21Dが舌片13の上に被るように位置決めする。最後に、両挟持板20U、20Dの端子部21U、21Dが水平になるように板材14Bを矩形筒状に折り曲げて一体的に接合する。
以上、前述した雌端子10Bによれば、雄タブ30を挿入して挟持板20U、20Dの奥側端部24aと手前側端部24bで挟持した状態では、各挟持板20U、20Dが手前側端部24bが自由端である片持ち状に支持されているので、雄タブ30が振動した際に手前側端部24bが追従する。特に、前後方向(挿入方向)に振動した場合には容易に追従できる。このため、従来のように、挟持板20U、20Dが雄タブ30の前後振動により磨耗して電気抵抗が増すという問題を解決できる。
また、各挟持板20U、20Dにおいては、手前側端部間距離である手前側隙間寸法D2は、雄タブ30の厚み寸法D0以上に設定されているので、雄タブ30を容易に挿入することができ、低挿入力により雄タブ30と雌端子10Bとを接続できる。
次に、本発明の第3実施形態である雌端子10Cについて説明する。
図11は本発明の雌端子に係る第3実施形態を示す断面図、図12は図11中XII方向から見た断面図、図13は図11中XIII方向から見た端面図、図14(A)〜(D)は雌端子の製作工程を示す説明図である。
なお、前述した第1実施形態に係る雌端子10Aおよび第2実施形態に係る雌端子10Bと共通する部位には同じ符号を付して、重複する説明を省略することとする。
図11〜図13に示すように、この雌端子10Cでは、各挟持板20U、20Dは、各々前端が挿入口である開口12の近傍まで延びる端子部21U、21Dと、端子部21U、21Dの奥側の支持部26U、26Dから構成されており、端子部21U、21Dは支持部26U、26Dにより片持ち状に支持されている。端子部21U、21Dは、挿入方向(図11において右方向)に長い帯状をしており、各挟持板20U、20Dの奥側に設けられている支持部26U、26Dにより箱部11に一体的に支持されている。
なお、上側の挟持板20Uの支持部26Uは箱部11の天板11Uに支持され、下側の挟持板20Dの支持部25Dは箱部11の底板11Bに支持されている。このため、挟持板20U、20Dは左右方向の振動に追従しやすい構造となっている。
図14に示すように、雌端子10Bは、一枚の板材14Cから作成できる。
すなわち、図14(A)に示すように、天板11Uに該当する部分に舌片13用のU字状の切欠き15aを設けるとともに、この切欠き15aの奥側に天板11Uと左側壁11Lとに跨って上挟持板20U用の全体L字状の切欠き15cを設ける。同様に、底板11Bに該当する部分に舌片13用のU字状の切欠き15bを設けるとともに、この切欠き15aの奥側に底板11Bと右側壁11Rとに跨って下挟持板20D用の全体L字状の切欠き15dを設ける。
続いて、図14(B)に示すように、切欠き15a(および切欠き15c)を上側に湾曲させて、舌片13U(13D)を形成する。また、切欠き15b(および15d)の根元から上方へ直角に折り曲げ、さらに、図14(C)に示すように、挟持板20U(20D)の端子部21U(21D)を湾曲させて湾曲部23U、23Dを形成する。次いで、図14(D)に示すように、支持部26U、26Dを形成するように端子部21U、21Dを水平に折り返して、端子部21U、21Dが舌片13U、13Dの上に被るように位置決めする。最後に、両挟持板20U、20Dの端子部21U、21Dが水平になるように板材14Cを矩形筒状に折り曲げて一体的に接合する。
以上、前述した雌端子10Cによれば、雄タブ30を挿入して挟持板20U、20Dの奥側端部24aと手前側端部24bで挟持した状態では、各挟持板20U、20Dが手前側端部24bが自由端である片持ち状に支持されているので、雄タブ30が振動した際に手前側端部24bが追従する。特に、左右方向に振動した場合には容易に追従できる。
このため、従来のように、挟持板20U、20Dが雄タブ30の水平振動により磨耗して電気抵抗が増すという問題を解決できる。
また、各挟持板20U、20Dにおいては、手前側端部間距離である手前側隙間寸法D2は、雄タブ30の厚み寸法D0以上に設定されているので、雄タブ30を容易に挿入することができ、低挿入力により雄タブ30と雌端子10Cとを接続できる。
なお、本発明の雌端子10A、10B、10Cは、前述した各実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。
例えば、前述した各実施形態においては、箱部11および挟持板20U、20Dおよび舌片13を一枚の板材14A、14B、14Cから切断加工および折り曲げ加工により切り起こして一体的に作成したが、複数個の部品を組み合わせて一体的となるようにすることも可能である。
本発明の雌端子に係る第1実施形態を示す断面図である。 図1中II方向から見た断面図である。 図1中III方向から見た端面図である。 図3中IV−IV位置で切断した状態を示す斜視図である。 (A)〜(C)は雌端子の製作工程を示す説明図である。 (A)は雄タブを挿入している状態を示す断面図、(B)は雄タブが挟持された状態を示す断面図である。 本発明の雌端子に係る第2実施形態を示す断面図である。 図7中VIII方向から見た断面図である。 図7中IX方向から見た端面図である。 (A)〜(D)は雌端子の製作工程を示す説明図である。 本発明の雌端子に係る第3実施形態を示す断面図である。 図11中XII方向から見た断面図である。 図11中XIII方向から見た端面図である。 (A)〜(D)は雌端子の製作工程を示す説明図である。 (A)は従来の雌端子を示す断面図、(B)は雄タブを挟持した状態を示す断面図である。
符号の説明
10A、10B、10C 雌端子
11 箱部
13 舌片(支点)
20U、20D 挟持板
23U、23D 湾曲部
24a 奥側側端部
24b 手前側端部
30 雄タブ
D0 厚み
D1 奥側隙間寸法
D2 手前側端部間

Claims (4)

  1. 帯状の雄タブを厚み方向に挟持するために、前記雄タブの挿入方向に沿って延びる一対の挟持板と、前記各挟持板を収容する箱部とを備える雌端子であって、
    前記各挟持板の長手方向略中央部が互いに離れるように厚み方向に湾曲している湾曲部を設けるとともに、前記各挟持板における前記雄タブの挿入方向奥側に対応する奥側端部間の奥側隙間寸法が前記雄タブの厚み寸法未満であり、且つ、前記各挟持板における前記雄タブの挿入方向手前側に対応する手前側端部間の手前側隙間寸法が前記雄タブの厚み寸法を超えるように配置され、
    前記雄タブの先端部を前記各奥側端部間に圧入させたとき、前記湾曲部が前記箱部に内接する点を支点とした梃子作用により、前記各手前側端部が互いに接近して前記雄タブの基端側を挟持することを特徴とする雌端子。
  2. 前記各湾曲部に接触可能な前記支点が前記箱部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載した雌端子。
  3. 前記各手前側端部が前記箱部の挿入口近傍に配置されていることを特徴とする請求項1に記載した雌端子。
  4. 前記各挟持板が前記箱部と一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載した雌端子。
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