JP2005208355A - インモールドラベル - Google Patents

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Kunio Suzuki
邦夫 鈴木
Yukihiko Shibata
幸彦 柴田
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Daiwa Gravure Co Ltd
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Abstract

【課題】反りが発生することがなく、取り扱い性に優れたインモールドラベルを提供する。
【解決手段】3層構造であって、中間層1を挟む外側の層2,3同士が互いに同系の樹脂、例えばポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂で構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂材料からなるボトルや家庭電気製品、自動車のノブやハンドルなどの成形品の表面に一体に設けられるインモールドラベルに関するものである。
従来のこの種インモールドラベルとしては、例えば特許文献1に開示されているように、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンなどのポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂などからなる基材フィルム層と、この基材フィルム層に積層される融点が55℃以上90℃以下のポリエチレン系樹脂からなる接着層を備えたものが知られている。
特開2003−237753号公報
前記した特許文献1に開示されているインモールドラベルにおいては、基材フィルム層と、この基材フィルム層に積層される接着層は基本的には同系樹脂を用いることについて何ら述べられておらず、例えばポリエチレン系樹脂からなる接着層とポリエステル系樹脂からなる基材フィルム層を積層すると、それぞれの樹脂の熱膨張率の違いによりラベル自体に反りが発生するという問題がある。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、反りが発生することがなく、取り扱い性に優れたインモールドラベルを提供することにある。
本発明の請求項1に記載のインモールドラベルは、2層構造以上であって、外側の層同士が互いに同系の樹脂で構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載のインモールドラベルは、外側の層はポリエチレン系樹脂で構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載のインモールドラベルは、外側の層はポリプロピレン系樹脂で構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載のインモールドラベルは、外側の層の内、成形品側に向く一方の層の表面および表面側に位置する他方の層の表面の少なくとも何れか一方に無数の凹凸を形成してなることを特徴とする。
請求項5に記載のインモールドラベルは、外側の層の内、表面側に位置する他方の層の表面に抗菌剤をコーティングしてなることを特徴とする。
請求項6に記載のインモールドラベルは、外側の層の内、表面側に位置する他方の層に抗菌剤が練り込まれていることを特徴とする。
以上のように、本発明のインモールドラベルは、外側の層同士が互いに同系の樹脂で構成されていることにより反りが発生することがなく、取り扱い性に優れたインモールドラベルを提供することができる。また、外側の層を構成する樹脂はポリエチレン系樹脂でもポリプロピレン系樹脂でも良いが、ポリプロピレン系樹脂の方がポリエチレン系樹脂に比べて腰が強く、層の厚みを薄くでき、コストダウンを図ることができる。また、外側の層の内、成形品側に向く一方の層の表面および表面側に位置する他方の層の表面の少なくとも何れか一方に無数の凹凸を形成してあることにより、多数枚積層状態のインモールドラベルを上から1枚づつ持ち上げる際にその下側のインモールドラベルに対して滑りが良くなることによりその下側のインモールドラベルに対して離れが良くなり、作業上のトラブルを少なくできる。さらに、外側の層の内、表面側に位置する他方の層の表面に抗菌剤をコーティングするか、あるいは他方の層に抗菌剤を練り込んでおくことにより、家庭電気製品、自動車のノブやハンドルなどの成形品の抗菌効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図1および図2を用いて具体的に説明する。
図1に本発明の第1の実施の形態に係るインモールドラベルを拡大断面で示し、3層構造であって、中間層1を挟む外側の層2,3同士が互いに同系の樹脂で構成されていて、外側の層2,3と中間層1とは接合されている。4はインモールドラベルである。
前記中間層1を構成する材料としては例えばポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂などが挙げられ、必要に応じてアルミ蒸着などによりバリア処理された材料を選択することも可能である。
前記中間層1を挟み同系の樹脂からなる外側の層2,3を構成する材料としては例えばポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂などが挙げられる。
この外側の層2,3を構成する材料はインモールドラベル4が装着される成形品を構成する材料に合わせて選択されるのが好ましく、従って成形品を構成する材料がポリエチレン系樹脂である場合は外側の層2,3を構成する材料もポリエチレン系樹脂とすることにより、成形品側に向く一方の層2は成形品に強固に接合される。また、成形品を構成する材料がポリプロピレン系樹脂である場合は外側の層2,3を構成する材料もポリプロピレン系樹脂とすれば良い。なお、ポリプロピレン系樹脂の方がポリエチレン系樹脂に比べて腰が強く、外側の層2,3の厚みを薄くでき、コストダウンを図ることができる。また、この外側の層2,3同士は同厚みであるのが好ましい。外側の層2,3を構成する材料が成形品を構成する材料と異なる場合は、成形品側に向く一方の層2の表面に熱膨張率の違いによりインモールドラベル4に反りが発生しない程度の厚みで成形品を構成する材料と同系の樹脂からなる極く薄い樹脂層を設けることも可能である。
また、インモールドラベル4を構成する中間層1、外側の層2,3からなる3層構造の任意の位置に静電防止コート層を設けることも可能である。
前記インモールドラベル4は多数枚積層された状態で成形品を製造する成形機に収納され、1枚づつ持ち上げられて成形位置にセットされるのであるが、そのときの持ち上げをスムーズに行なえるようにするために、図2に示す第2の実施の形態のように成形品側に向く一方の層2の表面に無数の凹凸5を形成しておくことも可能である。このように一方の層2の表面に無数の凹凸5を形成することにより、多数枚積層状態のインモールドラベル4を上から1枚づつ持ち上げる際にその下側のインモールドラベル4に対して滑りが良くなり、作業上のトラブルが少なくなる。なお、この第2の実施の形態ではインモールドラベル4の成形品側に向く一方の層2の表面に無数の凹凸5を形成してあるが、表面側に位置する他方の層3の表面に無数の凹凸を形成しても良く、あるいは成形品側に向く一方の層2の表面および表面側に位置する他方の層3の表面の両方に無数の凹凸を形成しても良い。
また、上記2つの実施の形態において、前記外側の層2,3の内、表面側に位置する他方の層3の表面に抗菌剤をコーティングするか、あるいは他方の層3に抗菌剤を練り込んでおくことも可能で、これにより家庭電気製品、自動車のノブやハンドルなどの成形品の抗菌効果が得られる。
さらに、上記2つの実施の形態では3層構造のインモールドラベルを説明したが、2層構造あるいは4層構造以上のインモールドラベルについても実施できる。前述の3層構造あるいは4層構造以上のインモールドラベルにおいては外側の層で挟まれる中間の層が何層であろうともインモールドラベルの厚み方向の中央を中心として2枚の外側の層までが線対称となるような構造とすることによりインモールドラベルの反り防止に効果がある。
本発明の第1の実施の形態に係るインモールドラベルの拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインモールドラベルの拡大断面図である。
符号の説明
1 中間層
2,3 外側の層
4 インモールドラベル
5 凹凸

Claims (6)

  1. 2層構造以上であって、外側の層同士が互いに同系の樹脂で構成されていることを特徴とするインモールドラベル。
  2. 外側の層はポリエチレン系樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1記載のインモールドラベル。
  3. 外側の層はポリプロピレン系樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1記載のインモールドラベル。
  4. 外側の層の内、成形品側に向く一方の層の表面および表面側に位置する他方の層の表面の少なくとも何れか一方に無数の凹凸を形成してなることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか1項記載のインモールドラベル。
  5. 外側の層の内、表面側に位置する他方の層の表面に抗菌剤をコーティングしてなることを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか1項記載のインモールドラベル。
  6. 外側の層の内、表面側に位置する他方の層に抗菌剤が練り込まれていることを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか1項記載のインモールドラベル。
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