JP2005208118A - 図柄表示装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 図柄表示装置の可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に直接印字等すること。
【解決手段】 表示する図柄の表裏を反転させた反転図柄をコンピュータシステム1にてデジタルデータとして作成し、このデジタルデータに従って前記反転図柄を可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面にインクジェットプリンタ7により直接描くことを特徴とする図柄表示装置の製造方法。
さらに、前記デジタルデータに従って前記反転図柄の印刷に使用する版を作成し、この版を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に沿って移動させることにより前記反転図柄を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に直接印刷することを特徴とする図柄表示装置の製造方法。
【選択図】 図1
【解決手段】 表示する図柄の表裏を反転させた反転図柄をコンピュータシステム1にてデジタルデータとして作成し、このデジタルデータに従って前記反転図柄を可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面にインクジェットプリンタ7により直接描くことを特徴とする図柄表示装置の製造方法。
さらに、前記デジタルデータに従って前記反転図柄の印刷に使用する版を作成し、この版を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に沿って移動させることにより前記反転図柄を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に直接印刷することを特徴とする図柄表示装置の製造方法。
【選択図】 図1
Description
本発明は、図柄をレンチキュラーレンズを介して表す図柄表示装置の製造方法に関し、特に、図柄を可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に直接印字等することができる図柄表示装置の製造方法に関するものである。
従来、図5に示すように、見る角度により異なる素材画像を見せることができる図柄表示装置50としてレンチキュラーレンズ60を使用したものがある。例えば、一方の面に透明な接着剤を塗布した接着層52を備えた透明な樹脂シート51の他方の面に、立体視または可変視用の画像をスクリーン印刷によって印刷し画像のインク層53を形成し、接着層52にレンチキュラーレンズ60の裏面61を張り合わせて、レンチキュラーレンズ60の表面62から前記画像を見るものがある(例えば、特許文献1)。
また、可撓性があるシート状のレンチキュラーレンズの裏面に枚葉印刷機で画像を印刷したものもある。
特開2002−250979公報
また、可撓性があるシート状のレンチキュラーレンズの裏面に枚葉印刷機で画像を印刷したものもある。
しかし、上述の画像を印刷した透明な樹脂シート51をレンチキュラーレンズ60の裏面61に接着する方法では、前記画像とレンチキュラーレンズ60のレンズ面の凸条63との位置合わせが容易ではないという問題がある。
また、上述のレンチキュラーレンズの裏面に枚葉印刷機で画像を印刷する方法では、可撓性があるシート状のレンチキュラーレンズしか使用できず、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズを使用できないという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズを使用して見る角度によって異なる図柄を表示できる図柄表示装置を容易に製造することができる図柄表示装置の製造方法を提供することである。
また、上述のレンチキュラーレンズの裏面に枚葉印刷機で画像を印刷する方法では、可撓性があるシート状のレンチキュラーレンズしか使用できず、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズを使用できないという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズを使用して見る角度によって異なる図柄を表示できる図柄表示装置を容易に製造することができる図柄表示装置の製造方法を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、表示する図柄(レンチキュラーレンズの表面から見るもの)の表裏を反転させた反転図柄をコンピュータシステムにてデジタルデータとして作成し、このデジタルデータに従って前記反転図柄を可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面にインクジェット法等により直接描くことを特徴とする図柄表示装置の製造方法である。
これにより、表示する図柄の表裏を反転させた反転図柄をコンピュータシステムにてデジタルデータとして作成し、このデジタルデータに従って前記反転図柄を可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面にインクジェット法等により直接描くので、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に反転図柄を容易に正確に描くことができ、このため、この反転図柄をレンチキュラーレンズの表面から見ると見る角度によって異なる図柄を見ることができる図柄表示装置を容易に製造することができる。
これにより、表示する図柄の表裏を反転させた反転図柄をコンピュータシステムにてデジタルデータとして作成し、このデジタルデータに従って前記反転図柄を可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面にインクジェット法等により直接描くので、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に反転図柄を容易に正確に描くことができ、このため、この反転図柄をレンチキュラーレンズの表面から見ると見る角度によって異なる図柄を見ることができる図柄表示装置を容易に製造することができる。
さらに、請求項2記載の発明は、表示する図柄の表裏を反転させた反転図柄をコンピュータシステムにてデジタルデータとして作成し、このデジタルデータに従って前記反転図柄の印刷に使用する版(例えば版胴)を作成し、この版を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に沿って移動させることにより前記反転図柄を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に直接印刷することを特徴とする図柄表示装置の製造方法である。
これにより、図柄の表裏を反転させた反転図柄のデジタルデータに従って前記反転図柄の印刷に使用する版を作成し、この版を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に沿って移動させることにより前記反転図柄を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に直接印刷するので、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に反転図柄を容易に正確に描くことができ、このため、この反転図柄をレンチキュラーレンズの表面から見ると見る角度によって異なる図柄を見ることができる図柄表示装置を容易に製造することができる。
これにより、図柄の表裏を反転させた反転図柄のデジタルデータに従って前記反転図柄の印刷に使用する版を作成し、この版を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に沿って移動させることにより前記反転図柄を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に直接印刷するので、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に反転図柄を容易に正確に描くことができ、このため、この反転図柄をレンチキュラーレンズの表面から見ると見る角度によって異なる図柄を見ることができる図柄表示装置を容易に製造することができる。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載した発明において、前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの表面に複数のかまぼこ状の凸条が互いに隣接して並列に形成され、前記図柄を複数の素材画像で構成し、この素材画像の各々を前記凸条の幅にて切断し、切断した各素材画像の幅を前記素材画像の数分の1に縮小し、縮小して得られた縮小画像の各々を所定の順序で前記切断部分が互いに隣接するように合成し、合成して得られた合成画像を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの凸条に対応させ、前記図柄を前記凸条側から見る角度を変えると、前記順序に従って、前記複数の素材画像の各々が順に表示されるようにすることである。
これにより、表面に複数のかまぼこ状の凸条が互いに隣接して並列に形成された可撓性のない板状のレンチキュラーレンズを使用し、前記図柄を構成する複数の素材画像の各々を前記凸条の幅にて切断した各素材画像の幅を前記素材画像の数分の1に縮小して得られた縮小画像の各々を所定の順序で前記切断部分が互いに隣接するように合成して得られた合成画像を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの凸条に対応させて、前記図柄を前記凸条側から見る角度を変えると、前記順序に従って、前記複数の素材画像の各々が順に表示されるようになるので、前記図柄の複数の素材画像を順に見ることができる。
これにより、表面に複数のかまぼこ状の凸条が互いに隣接して並列に形成された可撓性のない板状のレンチキュラーレンズを使用し、前記図柄を構成する複数の素材画像の各々を前記凸条の幅にて切断した各素材画像の幅を前記素材画像の数分の1に縮小して得られた縮小画像の各々を所定の順序で前記切断部分が互いに隣接するように合成して得られた合成画像を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの凸条に対応させて、前記図柄を前記凸条側から見る角度を変えると、前記順序に従って、前記複数の素材画像の各々が順に表示されるようになるので、前記図柄の複数の素材画像を順に見ることができる。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項3に記載した発明にて、前記図柄の周囲に前記図柄を構成する縮小画像の幅の位置を示す線分を形成し、紙等を位置決めして配置し、この位置決めして配置した紙等に前記縮小画像の幅の位置を示す線分を印刷等により描き、描かれた線分に従って前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの位置決めをすることである。
これにより、前記図柄の周囲に前記図柄を構成する縮小画像の幅の位置を示す線分を形成し、位置決めして配置した紙等に前記縮小画像の幅の位置を示す線分を印刷等により描き、この描かれた線分に従って前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの位置決めをするので、前記図柄を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの前記凸条に合わせることが容易になる。
これにより、前記図柄の周囲に前記図柄を構成する縮小画像の幅の位置を示す線分を形成し、位置決めして配置した紙等に前記縮小画像の幅の位置を示す線分を印刷等により描き、この描かれた線分に従って前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの位置決めをするので、前記図柄を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの前記凸条に合わせることが容易になる。
請求項1記載の発明によれば、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの表面から見る角度によって異なる図柄を見ることができる図柄表示装置を容易に製造することができる。
さらに、請求項2記載の発明も、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの表面から見る角度によって異なる図柄を見ることができる図柄表示装置を容易に製造することができる。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の効果とともに、前記図柄をレンチキュラーレンズの凸条側から見る角度を変えると、前記図柄の複数の素材画像を順に見ることができる。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の効果とともに、前記図柄を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの前記凸条に合わせることが容易になる。
さらに、請求項2記載の発明も、可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの表面から見る角度によって異なる図柄を見ることができる図柄表示装置を容易に製造することができる。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の効果とともに、前記図柄をレンチキュラーレンズの凸条側から見る角度を変えると、前記図柄の複数の素材画像を順に見ることができる。
さらに、請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明の効果とともに、前記図柄を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの前記凸条に合わせることが容易になる。
以下、本発明における実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る図柄表示装置の製造方法を実施する装置を示すブロック図であり、図2は図1の平台校正機を示す部分図である。図3は本発明の図柄表示装置の製造方法を示すフローチャートであり、図4はこの製造方法を説明する説明図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る図柄表示装置の製造方法を実施する装置を示すブロック図であり、図2は図1の平台校正機を示す部分図である。図3は本発明の図柄表示装置の製造方法を示すフローチャートであり、図4はこの製造方法を説明する説明図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る図柄表示装置の製造方法を実施する装置は、コンピュータシステム1、コンピュータシステム1で制御されるインクジェットプリンタ7および版作成手段8並びに平台校正機9を備えている。コンピュータシステム1は、演算部2、演算部2で制御される入力手段3、メモリ部4、表示部5および入出力部6を備えている。入力手段3はコンピュータシステム1で形成する図形のデータ等を入力し、メモリ部4は図3のフローチャートを実行するプログラム、データ等を記憶している。表示部5は演算部2で作図する図形等を表示する。入出力部6はコンピュータシステム1から他の機器に作図した図形等のデータを送り、また、他の機器からのデータを受け取る。なお、コンピュ−タシステム1は、例えばパソコンでもよい。
(第1の実施の形態)
図1に示すコンピュータシステム1により、図3に示すフローチャートに従って作図する。
まず、n個の素材画像を作成する(ステップS1)。このnは2以上の数字である。nが2であるときの例が図4に示されている。図4(a)は第1素材画像10を示す。第1素材画像10の周囲は余白部分11である。図4(b)は第2素材画像20を示す。第2素材画像20の周囲は余白部分21である。
図4(c)に示すように、図柄表示装置30を構成するレンチキュラーレンズ31の表面33には、かまぼこ状の凸条34が互いに隣接して並列に形成されている。そして、このn個の素材画像をレンチキュラーレンズ31(図4(c)参照)の表面33の凸条34のピッチ(幅)で分割する(ステップS2)。図4(a)では、破線で切断した部分12が第1素材画像10を上述のように分割した部分であり、図4(b)では、破線で切断した部分22が第1素材画像20を上述のように分割した部分である。
つぎに、分割された画像の幅をn分の1に縮小し(ステップS3)。縮小して得られた縮小画像を合成して表裏反転する(ステップS4)。図4(d)では、合成画像40が前記縮小画像を合成して表裏反転した画像である。そして、合成画像40中の細長い部分13が切断した部分12を上述のように縮小したものに相当し、合成画像40中の細長い部分23が切断した部分22を上述のように縮小したものに相当する。
図1に示すコンピュータシステム1により、図3に示すフローチャートに従って作図する。
まず、n個の素材画像を作成する(ステップS1)。このnは2以上の数字である。nが2であるときの例が図4に示されている。図4(a)は第1素材画像10を示す。第1素材画像10の周囲は余白部分11である。図4(b)は第2素材画像20を示す。第2素材画像20の周囲は余白部分21である。
図4(c)に示すように、図柄表示装置30を構成するレンチキュラーレンズ31の表面33には、かまぼこ状の凸条34が互いに隣接して並列に形成されている。そして、このn個の素材画像をレンチキュラーレンズ31(図4(c)参照)の表面33の凸条34のピッチ(幅)で分割する(ステップS2)。図4(a)では、破線で切断した部分12が第1素材画像10を上述のように分割した部分であり、図4(b)では、破線で切断した部分22が第1素材画像20を上述のように分割した部分である。
つぎに、分割された画像の幅をn分の1に縮小し(ステップS3)。縮小して得られた縮小画像を合成して表裏反転する(ステップS4)。図4(d)では、合成画像40が前記縮小画像を合成して表裏反転した画像である。そして、合成画像40中の細長い部分13が切断した部分12を上述のように縮小したものに相当し、合成画像40中の細長い部分23が切断した部分22を上述のように縮小したものに相当する。
つぎに、位置決めをする(ステップS5)。この場合、図4(d)では、合成図柄40の周囲の余白部分41の外側に前記細長い部分13、23の幅の位置を示す線分42を形成し、紙等を位置決めして配置し、この位置決めして配置した紙等に前記線分42を印刷等により描き、描かれた線分42に従って可撓性のない板状のレンチキュラーレンズ31(図4(c)参照)の位置決めをする。これにより、合成図柄40を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズ31の凸条34に合わせることが容易になる。
そして、ステップ4で得られた画像すなわち合成画像40をレンチキュラーレンズ31の裏面32にインクジェットプリンタ7で表す(印字を含む)。
そして、ステップ4で得られた画像すなわち合成画像40をレンチキュラーレンズ31の裏面32にインクジェットプリンタ7で表す(印字を含む)。
(第2の実施の形態)
図3のフローチャートにおいて、ステップS1からS4まで実行した後、版作成手段8(図1参照)により印刷用の版を作成する(ステップS7)。この版は、例えば図2に示す版胴8aである。
つぎに、位置決めをする(ステップS8)。この場合、最初に紙等に試し刷りをして、レンチキュラーレンズ31の位置決めをする。
この版を用いてレンチキュラーレンズ31の裏面32にステップS4で得られた画像(例えば図4(d)の合成画像40)を印刷する(ステップS9)。この印刷作業は、例えば、図2に示すように、平台校正機9の水平な台9aの上にレンチキュラーレンズ31をその裏面32が上側になるように配置する。そして、ブランケット胴8cを前記裏面32に接するように配置し、ブランケット胴8cの上側に接するように版胴8aを配置し、版胴8aの上側に接してインク用ローラ8bを配置し、版胴8aが反時計方向(矢印8xの方向)に回転すると、インク用ローラ8bおよびブランケット胴8cがそれぞれ時計方向(矢印8y、8zの方向)に回転し、インク用ローラ8bから版胴8aにインクが供給され、このインクによりブランケット胴8cに版胴8aに形成された画像(例えば合成画像40)がブランケット胴8cに転写され、この転写された画像が前記裏面32に印刷される。
図3のフローチャートにおいて、ステップS1からS4まで実行した後、版作成手段8(図1参照)により印刷用の版を作成する(ステップS7)。この版は、例えば図2に示す版胴8aである。
つぎに、位置決めをする(ステップS8)。この場合、最初に紙等に試し刷りをして、レンチキュラーレンズ31の位置決めをする。
この版を用いてレンチキュラーレンズ31の裏面32にステップS4で得られた画像(例えば図4(d)の合成画像40)を印刷する(ステップS9)。この印刷作業は、例えば、図2に示すように、平台校正機9の水平な台9aの上にレンチキュラーレンズ31をその裏面32が上側になるように配置する。そして、ブランケット胴8cを前記裏面32に接するように配置し、ブランケット胴8cの上側に接するように版胴8aを配置し、版胴8aの上側に接してインク用ローラ8bを配置し、版胴8aが反時計方向(矢印8xの方向)に回転すると、インク用ローラ8bおよびブランケット胴8cがそれぞれ時計方向(矢印8y、8zの方向)に回転し、インク用ローラ8bから版胴8aにインクが供給され、このインクによりブランケット胴8cに版胴8aに形成された画像(例えば合成画像40)がブランケット胴8cに転写され、この転写された画像が前記裏面32に印刷される。
このようにして、レンチキュラーレンズ31の裏面32に前記画像を印刷して図柄表示装置30(図4(c)参照)を製造することができる。
この図柄表示装置30のレンチキュラーレンズ31の表面33側から見ると、見る角度(図4(c)の角度θに相当する。)を変えることにより、図柄を構成する複数の素材画像(例えば図4の第1素材画像10および第2素材画像20)を視野方向を変えて順次見ることができる。また、これにより、図柄が立体的に見えるようにすることもできる。
なお、上記レンチキュラーレンズ31の裏面32に印刷等した前記画像(例えば合成画像40)を被うように白い塗料を吹き付けて保護膜を形成することもできる。
また、上記第1の実施の形態では、インクジェット法を使用しているが、これに限らず、レンチキュラーレンズ31の裏面32に直接印字・印刷等できる方法であればよい。
なお、上述のようにして製造された図柄表示装置30は、看板、ポスター等として使用される他、電車、バス、その他の自動車等の外壁面等に貼り付けられて使用される。
この図柄表示装置30のレンチキュラーレンズ31の表面33側から見ると、見る角度(図4(c)の角度θに相当する。)を変えることにより、図柄を構成する複数の素材画像(例えば図4の第1素材画像10および第2素材画像20)を視野方向を変えて順次見ることができる。また、これにより、図柄が立体的に見えるようにすることもできる。
なお、上記レンチキュラーレンズ31の裏面32に印刷等した前記画像(例えば合成画像40)を被うように白い塗料を吹き付けて保護膜を形成することもできる。
また、上記第1の実施の形態では、インクジェット法を使用しているが、これに限らず、レンチキュラーレンズ31の裏面32に直接印字・印刷等できる方法であればよい。
なお、上述のようにして製造された図柄表示装置30は、看板、ポスター等として使用される他、電車、バス、その他の自動車等の外壁面等に貼り付けられて使用される。
1 コンピュータシステム
7 インクジェトプリンタ
8 版作成手段
8a 版胴
9 平台校正機
10、20 素材画像
12、22 切断した部分
13、23 縮小画像
30 図柄表示装置
31 レンチキュラーレンズ
32 裏面
33 表面
34 凸条
40 合成画像
42 線分
7 インクジェトプリンタ
8 版作成手段
8a 版胴
9 平台校正機
10、20 素材画像
12、22 切断した部分
13、23 縮小画像
30 図柄表示装置
31 レンチキュラーレンズ
32 裏面
33 表面
34 凸条
40 合成画像
42 線分
Claims (4)
- 表示する図柄の表裏を反転させた反転図柄をコンピュータシステムにてデジタルデータとして作成し、
このデジタルデータに従って前記表示する図柄の表裏を反転させた反転図柄を可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面にインクジェット法等により直接描くことを特徴とする図柄表示装置の製造方法。 - 表示する図柄の表裏を反転させた反転図柄をコンピュータシステムにてデジタルデータとして作成し、
このデジタルデータに従って前記表示する図柄の表裏を反転させた反転図柄の印刷に使用する版を作成し、
この版を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に沿って移動させることにより前記表示する図柄の表裏を反転させた反転図柄を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの裏面に直接印刷することを特徴とする図柄表示装置の製造方法。 - 請求項1または2記載の図柄表示装置の製造方法において、
前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの表面に複数のかまぼこ状の凸条が互いに隣接して並列に形成され、
前記図柄を複数の素材画像で構成し、この素材画像の各々を前記凸条の幅にて切断し、
切断した各素材画像の幅を前記素材画像の数分の1に縮小し、縮小して得られた縮小画像の各々を所定の順序で前記切断部分が互いに隣接するように合成し、
合成して得られた合成画像を前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの凸条に対応させ、
前記図柄を前記凸条側から見る角度を変えると、前記順序に従って、前記複数の素材画像の各々が順に表示されるようにすることを特徴とする図柄表示装置の製造方法。 - 請求項3記載の図柄表示装置の製造方法において、
前記図柄の周囲に前記図柄を構成する縮小画像の幅の位置を示す線分を形成し、
紙等を位置決めして配置し、この位置決めして配置した紙等に前記縮小画像の幅の位置を示す線分を印刷等により描き、
描かれた線分に従って前記可撓性のない板状のレンチキュラーレンズの位置決めをすることを特徴とする図柄表示装置の製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007152818A (ja) * | 2005-12-07 | 2007-06-21 | Shinohara Machinery Co Ltd | レンチキュラーレンズシート印刷のための見当調整装置 |
JP2011154301A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Fujifilm Corp | プリンタ及びプリント方法 |
JP2012181520A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Hae Yong Choi | 絵の交換が可能な立体ポスター装置 |
US10336121B2 (en) | 2015-07-03 | 2019-07-02 | Fujifilm Corporation | Lenticular printed material |
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2004
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