JP2005207402A - 流体機械のシール機構又は遠心ポンプ - Google Patents

流体機械のシール機構又は遠心ポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】流体機械のシール機構のリング状のシール本体が発生源となり発生する騒音等を減少させることができる流体機械のシール機構及び該シール機構を用いた遠心ポンプを提供すること。
【解決手段】胴体14と、胴体14内部で回転する回転体(羽根車13)を具備する流体機械の内部で流体が高圧側から低圧側に漏洩するのを防止するために該胴体14部分と該回転体の間に設けられ、リング状のシール本体(ライナーリング12)と、該シール本体を収納するハウジング11を具備する流体機械のシール機構であって、リング状のシール本体は半径方向に移動可能で、少なくとも低圧側に平面を有し、該平面又は該平面が対向するハウジングの低圧側面に溝15を設けた。
【選択図】図6

Description

本発明は、流体機械の内部で胴体部分と該回転体の間を高圧側から低圧側に流体が漏洩するのを防止するためのシール機構又はシール機構を用いた遠心ポンプに関するものである。
このようなシール機構は、代表的な流体機械である遠心ポンプを例にとると、遠心ポンプの羽根車のマウスリング部及び主軸若しくは軸スリーブが胴体を貫通する部分の封液等の用途に用いられている。図1乃至図3は従来のシール機構の概略構成を示す図で、図1はシール機構の全体構成を示す平面図、図2は図1のA−A断面図、図3は遠心ポンプの羽根車とシール機構の配置の一部を示す図である。
シール機構100はハウジング(ケーシング)101と該ハウジング101に収容されたライナーリング102を具備する構成である。ライナーリング102の外周には円周方向に等間隔で複数個(図では3個)の切欠103が形成されており、該切欠103にハウジング101の内周に形成されたライナーリング102の廻り止めとして作用する折曲部104が係合している。ハウジング101の半径方向の内径寸法D1は、ライナーリング102の半径方向の外径寸法D2より大きくし(D1>D2)、ライナーリング102は内径寸法と外径寸法の差(D1−D2)の分だけ、半径方向への移動が可能となっている。また、ライナーリング102は円周方向にも切欠103と折曲部104の幅寸法の差分だけ移動が可能となっている。
上記構成のシール機構100を図3に示すように、羽根車110に最も接近している胴体111部分にそのハウジング101を嵌め込んで取り付けている。羽根車110は軸心112を中心に矢印Bに示すように回転する。これにより取扱液は矢印Cに示すように流れ、ハウジング101の下側が低圧L、上側が高圧Hとなる。
実開平5−57400号公報
上記構成のシール機構100において、羽根車110が回転することにより、ライナーリング102がハウジング101に押し付けられ、ハウジング底面101aとライナーリング102の底面側表面102aとの間隙δが0となると考えられていた。ところが実際には図2の矢印Eに示すように、ハウジング101の内面とライナーリング102の外表面の間を取扱液が流れるため間隙δが0にならず、ライナーリング102が羽根車110と伴にハウジング101中で浮遊し、騒音発生等の原因となるという問題があった。更に上記のようにライナーリング102の切欠103に廻り止めとしてハウジング101の折曲部104を係合させ、羽根車110が回転したときライナーリング102と羽根車110の摺動や、或いはその間に存在する取扱液の粘性、その他の要因によりライナーリング102が共に回転することを防止している。このため、ライナーリング102が羽根車110と伴に動いた際、この折曲部104をライナーリング102が叩くことが原因で騒音発生等の問題が生じる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、流体機械のシール機構のリング状のシール本体が発生源となり発生する騒音等を減少させることができる流体機械のシール機構及び該シール機構を用いた遠心ポンプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、胴体と、胴体内部で回転する回転体を具備する流体機械の内部で流体が高圧側から低圧側に漏洩するのを防止するために該胴体部分と該回転体の間に設けられ、リング状のシール本体と、該シール本体を収納するハウジングを具備する流体機械のシール機構であって、リング状のシール本体は半径方向に移動可能で、少なくとも低圧側に平面を有し、該平面又は該平面が対向するハウジングの低圧側面に溝を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の流体機械のシール機構において、溝は外径側に貫通していない複数の溝であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の流体機械のシール機構において、溝は外径側、内径側の両方に貫通していない複数の溝であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の流体機械のシール機構において、溝は外径側に貫通していない放射状に配置された複数の溝であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の流体機械のシール機構において、溝は外径側、内径側の両方に貫通していない放射状に配置された複数の溝であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の流体機械のシール機構において、溝は外径側、又は外径側及び内径側の両方に貫通せず、周方向に連続的若しくは断続的に1つ若しくは複数配置した溝であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の流体機械のシール機構において、ハウジング、シール本体のいずれか一方又は両方は金属製又は合成樹脂製であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の流体機械のシール機構において、ハウジング、シール本体のいずれか一方又は両方は芯金を合成樹脂で覆った構造を有することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の流体機械のシール機構において、ハウジング、シール本体のいずれか一方又は両方は型成形可能な構成であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の流体機械のシール機構において、シール本体のハウジングの低圧側底面に対向する面内で該低圧側底面に接触する部分はそれより内周側の面より所定寸法該ハウジング低圧側底面に突出していることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、胴体と、胴体内部で回転する羽根車を具備する遠心ポンプにおいて、胴体部分と羽根車の間に設けられるシール機構に請求項1乃至10のいずれか1項記載のシール機構を用いたことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、胴体と、胴体内部で回転する羽根車を具備する遠心ポンプにおいて、胴体部分と主軸若しくは軸スリーブの間に設けられるシール機構に請求項1乃至10のいずれか1項記載のシール機構を用いたことを特徴とする。
請求項1乃至9の各請求項に記載の発明によれば、シール本体の低圧側平面又は該低圧側平面が対向するハウジングの低圧側面に溝を設けたので、シール本体とハウジングの間隙にある流体が溝を通って低圧側に抜ける効果を流体機械の運転時に低圧側の流体負圧が溝に廻り込む効果により、シール本体とハウジングが密着し、シール本体は移動しなくなるから、騒音発生等の問題は回避できる。また、シール本体がハウジングに密着することにより、シール本体の見掛け上の剛性が増し、シール本体の変形による騒音発生等の問題を回避できる。
請求項10に記載の発明によれば、シール本体のハウジングの低圧側底面に対向する面内で該低圧側底面に接触する部分はそれより内周側の面より所定寸法該ハウジングの低圧側底面側に突出しているので、流体機械が動作しているときはこの突出部のみが常にハウジングの低圧側面に接触することになり、この部分のみが摩耗することになるから、該突出部が摩耗してそれより内周側の面と同一面になるまでは、該内周側の面がハウジングの低圧面側に突出することがなく、シール本体の動きがハウジングにより規制されることない。従って、騒音発生等の問題を回避できる。
請求項11に記載の発明によれば、遠心ポンプの胴体部分と羽根車の間に設けられるシール機構に請求項1乃至10のいずれか1項記載のシール機構を用いたので、運転中に該シール機構による騒音の発しない遠心ポンプを提供できる。
請求項12に記載の発明によれば、遠心ポンプの胴体部分と主軸若しくは軸スリーブの間に設けられるシール機構に請求項1乃至10のいずれか1項記載のシール機構を用いたので、運転中に該シール機構による騒音の発しない遠心ポンプを提供できる。
図4乃至図6は本発明に係るシール機構の概略構成を示す図で、図4はシール機構の全体構成を示す平面図、図5は図4のA−A断面図、図6は本発明に係るシール機構を用いる遠心ポンプの羽根車とシール機構の配置の一部を示す図である。
本シール機構10はハウジング(ケーシング)11と該ハウジング11内に収容されたシール本体としてのライナーリング12を具備する構成である。ライナーリング12の低圧側面12a(ハウジング11の底面(低圧側面)11aに対向する面)は平面であり、該低圧側面12aに後に詳述するように溝15を設けている。ハウジング11の半径方向の内径寸法D1は、ライナーリング12の半径方向の外径寸法D2より大きく(D1>D2)し、ライナーリング12は内径寸法D1と外径寸法D2の差(D1−D2)の分だけ、半径方向への移動が可能となっている。
上記構成のシール機構10は図6に示すように、羽根車13に最も接近している胴体14の部分にそのハウジング11を嵌め込んで取り付けられている。また、羽根車13は軸心16を中心に矢印Bに示すように回転できるようになっている。ポンプ停止時は、ハウジング11の底面11aとライナーリング12の低圧側表面12aの間には間隙δがあり、該間隙δは取扱液で満たされている。遠心ポンプを起動し、取扱液が矢印Cに示すように流れ、圧力液がライナーリング12を押えつけた時、ライナーリング12とハウジング11の間隙の取扱液がライナーリング12の低圧側表面12aに設けられた溝15を通って低圧L側に抜け、ライナーリング12とハウジング11の底面11aに密着する。
図7(a)乃至(f)はライナーリング12の低圧側表面12aに設けた溝15の形状例を示す図である。図7(a)乃至(f)はいずれも溝15aの内周側端部はライナーリング12の内周側(低圧側L)に連通する溝である。図7(a)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数の短い直線状の溝15aを放射状に設けている。また、図7(b)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数のく字状の溝15を放射状に設けている。また、図7(c)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数の短い直線状の溝15を螺旋方向(斜め放射方向)に設けている。
また、図7(d)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数の末広がり状の溝15を放射状に設けている。また、図7(e)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数の短い直線状の溝15aを放射状に設ける共に、該溝15aの外周側端部をリング状15bの溝で接続している。また、図7(f)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数の短い直線状の溝15aを放射状に設け、更に2本の溝15a、15aを互いに横溝15cで接続し、H字状の溝15を円周方向に複数個形成した構成である。
ライナーリング12の低圧側表面12aに図7に示す溝15を形成することにより、遠心ポンプの停止時はハウジング11の底面11aとライナーリング12の低圧側面12aの間に間隙δがあり(図5参照)、該間隙δは取扱液で満たされている。遠心ポンプが起動し圧力取扱液がライナーリング12を押えつけた時、ライナーリング12とハウジング11の間隙の取扱液がハウジング底面11aに設けられた溝15を通って低圧側Lに抜け、即ち低圧側Lの負圧が回り込みライナーリング12が吸盤のようになり、ライナーリング12の低圧側面12aはハウジング11の底面11aに密着する。これにより遠心ポンプの運転時、ライナーリング12がハウジング11に密着しているため、ライナーリング12がハウジング11の中で内で遊ぶことなく、騒音発生等の問題は回避できる。
図8(a)乃至(f)はライナーリング12の低圧側表面12aに設けた溝15の他の形状例を示す図である。図8(a)乃至(f)はいずれも溝15aの内周側端部及び外周側端部の両端部がライナーリング12の内周側(低圧側L)及び外周側に連通しない溝である。図8(a)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数の短い直線状の溝15を放射状に設けている。また、図8(b)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数のく字状の溝15を放射状に設けている。また、図8(c)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数の短い直線状の溝15を螺旋方向(斜め放射方向)に設けている。
また、図8(d)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数の末広がり状の溝15を放射状に設けている。また、図8(e)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数の短い直線状の溝15aを放射状に設けると共に、該溝15aの外周側端部をリング状15bの溝で接続した構成である。また、図8(f)では、ライナーリング12の低圧側表面12aに円周方向に複数の短い直線状の溝15aを放射状に設け、更に2本の溝15a、15aを互いに横溝15cで接続し、H字状の溝15を円周方向に複数個形成した構成である。
ライナーリング12の低圧側表面12aに図8に示す溝15を形成した場合も、図7に示す溝を形成した場合と同様、遠心ポンプの運転時、ライナーリング12がハウジング11に密着しているため、ハウジング11の中でライナーリング12が遊ぶことなく、騒音発生等の問題は回避できる。
なお、上記例では、ライナーリング12の低圧側表面12aに溝15を設ける例を示したが、図9に示すように、ハウジング11の底面11aに溝17を設けてもよい。このようにハウジング11の底面11aに溝17を設けることにより、遠心ポンプの停止時はハウジング11の底面11aとライナーリング12の低圧側面12aの間に間隙δがあり(図5参照)、該間隙δは取扱液で満たされていが、遠心ポンプ運転時低圧側Lの負圧が該溝16に回り込み、ライナーリング12がハウジング11の底面11aに吸着され、密着する。なお、溝17の形状には、図7及び図8に示すような溝15と同じ形状を採用とする。
また、羽根車13の回転により昇圧された取扱液はライナーリング12を介して、該ライナーリング12の大部分を覆っているハウジング11に力を与える。そのためハウジング11の底面11aに密着しているライナーリング12だけで取扱液から力を受けるのは、ハウジング11と接触していない内径側の一部分だけとなり、見掛け上の剛性アップとなる。そのため結果的にライナーリング12が殆ど変形せず、変形による騒音発生等の問題は回避できる。
ライナーリング12とハウジング11の密着により、ライナーリング12と羽根車11の摺動や或いはその間に存在する取扱液の粘性その他の要因により、ライナーリング2が羽根車1と伴に回転することを防止できる。そのためライナーリング12に対して廻り止め(図3の折曲部104を参照)が必要なく、従来発生した廻り止めをライナーリング12が叩くことが原因での騒音発生等の問題は回避できる。
図10は本発明に係るシール機構の他の構成例を示す図である。本シール機構は、シール本体であるライナーリング12に、芯金19を合成樹脂18で覆った構造を採用している。そしてハウジング11の底面11aに溝17を設けている。なお、溝17の形状には図7及び図8に示す溝15と同じ形状を採用する。
図11は本発明に係るシール機構の他の構成例を示す図である。本シール機構は、シール本体であるライナーリング12に、芯金19を合成樹脂18で覆った構造を採用し、更に該ライナーリング12の低圧側表面12aに溝15を設けている。なお、溝15の形状には図7及び図8に示す溝15と同じ形状を採用する。なお、図示は省略するが、ハウジング11にも芯金を合成樹脂で覆った構造を採用してもよい。また、ライナーリング12又はハウジング11のいずれか、又は双方を型成形可能な構成とし、これらを型成形で製作するとよい。これにより製造が容易となる。
なお、ライナーリング12の低圧側表面12a及びハウジング11の底面11aに形成される溝の形状は、図7及び図8の形状に限定されるものではなく、要はポンプ運転時に低圧側の負圧が該溝に廻り込み、ライナーリング12がハウジング11の底面11aに密着できるような溝であればよい。
図12は本発明に係るシール機構を採用する遠心ポンプの構成例を示す図である。本遠心ポンプPは、3段に配置された羽根車21、羽根車回転軸22、胴体23、ケーシング24等を備えている。羽根車回転軸22は、カップリング27及び滑り軸受29を介して胴体23内に回転自在に支持されており、羽根車21は羽根車回転軸22にスプラインを介してナット26で締め付け固定されている。なお、羽根車回転軸22の外周にはスリーブ31が設けられている。羽根車回転軸22はカップリング27を介してモータMの出力軸28に接続されている。羽根車21に最も接近している胴体23の部分には、本発明に係るハウジング11とライナーリング12とからなるシール機構10が設けられている。
また、羽根車回転軸22の外側に配置しているスリーブ31に最も接近している胴体23の部分には、本発明に係るハウジング11とライナーリング12と同形状を持つブッシュとからなるシール機構10が設けられている。なお、羽根車回転軸22の外周にスリーブを設けない場合は、羽根車回転軸22に最も接近している胴体23の部分にシール機構10を設ける。また、30はメカニカルシールである。
上記構成の遠心ポンプPにおいて、モータMを起動して、羽根車21を回転すると、吸込口33から吸い込まれた取扱液は矢印Cに示すように、1段目、2段目、3段目の羽根車21を通って胴体31の上部室34に流入し、該上部室34の側壁に設けられた開口35を通って胴体32外周面とケーシング24内周面に設けられた通路36に流入し、該流路36を通って吐出口37から吐出される。
遠心ポンプPの運転により、胴体23の1段目、2段目、3段目の各羽根車21に最も近づいた部分に取り付けられた各シール機構10のライナーリング12の低圧側表面12a又はハウジング11の底面11aには、上記の溝15又は溝17が設けられているから、ライナーリング12はハウジング11の底面11aに密着する。このようにライナーリング12がハウジング11中で遊ばないから、騒音発生を回避できる。また、上記のようにライナーリング12がハウジング11に密接し殆ど変形しないから、変形による騒音発生等の問題は回避できる。また、スリーブ31に最も接近している胴体23の部分にも本発明に係るシール機構10が設けられているから、同様にライナーリング12と同形状を持つブッシュがハウジング11中で遊ぶことにより発生する騒音やライナーリング12の変形による騒音発生等の問題は回避できる。
図13は本発明に係るシール機構を採用する遠心ポンプの他の構成例を示す図である。本遠心ポンプPは、1段の羽根車21を備えた遠心ポンプであり、モータMの出力軸28に羽根車21が取り付けられている。また、胴体23の出力軸28の貫通部にはメカニカルシール30が設けられている。羽根車21に最も接近した胴体23の部分に本発明に係るシール機構10が設けられている。遠心ポンプPの運転により、シール機構10のライナーリング12の低圧側表面12a又はハウジング11の底面11aには、上記の溝15又は溝17が設けられているから、ライナーリング12はハウジング11の底面11aに密接するから、騒音発生を回避できる。また、上記のようにライナーリング12が殆ど変形せず、変形による騒音発生等の問題は回避できる。
図14は本発明に係るシール機構10は他の構成例を示す図(図4のA−A断面に相当)である。図14に示すように、ハウジング11内に収容されたシール本体としてのライナーリング12のハウジング11の低圧側底面11aに対向する面12a内で該低圧側底面11aに接触する部分12bはそれより内周側の面12cより所定寸法dだけ該低圧側底面11a側に突出している。即ち、遠心ポンプの運転中は、シール本体であるライナーリング12は羽根車13で昇圧された高圧流体により、ハウジング11の低圧側底面11aに押付けられるが、この時ライナーリング12の面12aの内所定寸法d突起した部分12bのみがハウジング11の低圧側底面11aに接触し、この部分12bより内周側の面12cは接触しないようにしている。
図12及び図13に示すような遠心ポンプにおいて、羽根車のアンバランス或いは主軸等の回転部品の精度が十分でない場合、図15に示すように、羽根車13が軸中心16から離れて振れ回りを起す。この動きがライナーリング12に伝えられ、ライナーリング12が図16のX範囲で移動する。この時ライナーリング12のハウジング11の低圧側底面11aに対向する面12aが全体が平坦な面であると、面12aにハウジング11の低圧側底面11aに接触すると接触しない部分が生じる。その結果、図17に示すようにライナーリング12のハウジング11の低圧側底面11aに接触する面12a’のみが摩耗し、接触しない面12aとの間に段差ができ。このように段差ができるとによりシール本体であるライナーリング12の動きが規制され、騒音を発生するという問題がある。
ここでは、上記のようにシール本体であるライナーリング12のハウジング11の低圧側底面11aに対向する面12a内で該低圧側底面11aに接触する部分12bはそれより内周側の面12cより所定寸法dだけ低圧側底面11a側に突出しているので、遠心ポンプが動作しているときはこの突出部12bのみが常にハウジング11の低圧側底面11aに接触することになり、この部分のみが摩耗することになる。従って、該突出部12bが摩耗してそれより内周側の面12cと同一面になるまでは、該内周側の面12cがハウジング11の低圧側底面11a側に突出することがないから、ライナーリング12の動きがハウジング11により規制されることなく、騒音発生等の問題を回避できる。
なお、上記例では本発明に係るシール機構を遠心ポンプに使用する例を説明したが、本発明に係るシール機構は他の流体機械でもよい。要は胴体と、胴体内部で回転する回転体を具備する流体機械で、内部で流体が高圧側から低圧側に漏洩するのを防止するために該胴体部分と該回転体の間にシール機構が設けられている流体機械であれば、そのシール機構として本発明に係るシール機構を使用することができる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
従来のシール機構の全体構成を示す平面図である。 図1のA−A断面図である。 従来の遠心ポンプの羽根車とシール機構の配置の一部を示す図である。 本発明に係るシール機構の全体構成を示す平面図である。 図4のA−A断面図である。 本発明に係る遠心ポンプの羽根車とシール機構の配置の一部を示す図である。 本発明に係るシール機構のライナーリングの低圧側表面に設けられる溝形状を示す図である。 本発明に係るシール機構のライナーリングの低圧側表面に設けられる溝形状を示す図である。 本発明に係るシール機構の構成を示す図(図4のA−A断面図に相当)である。 本発明に係るシール機構の構成を示す図(図4のA−A断面図に相当)である。 本発明に係るシール機構の構成を示す図(図4のA−A断面図に相当)である。 本発明に係る遠心ポンプの構成を示す図である。 本発明に係る遠心ポンプの構成を示す図である。 本発明に係るシール機構の他の構成を示す図である。 遠心ポンプの振れ回りを示す模式図である。 本発明に係る遠心ポンプの羽根車とシール機構の配置の一部を示す図である。 ライナリングのハウジングの低圧側底面に対向する面が平坦に場合の磨耗状態を示す模式図である。
符号の説明
11 ハウジング
12 ライナーリング
13 羽根車
14 胴体
15 溝
17 溝
18 合成樹脂
19 芯金
21 羽根車
22 羽根車回転軸
23 胴体
24 ケーシング
26 ナット
27 カップリング
28 出力軸
29 滑り軸受
30 メカニカルシール
31 スリーブ
32 胴体
33 吸込口
34 上部室
35 開口
36 通路
37 吐出口

Claims (12)

  1. 胴体と、胴体内部で回転する回転体を具備する流体機械の内部で流体が高圧側から低圧側に漏洩するのを防止するために該胴体部分と該回転体の間に設けられ、リング状のシール本体と、該シール本体を収納するハウジングを具備する流体機械のシール機構であって、
    前記リング状のシール本体は半径方向に移動可能で、少なくとも低圧側に平面を有し、該平面又は該平面が対向する前記ハウジングの低圧側面に溝を設けたことを特徴とする流体機械のシール機構。
  2. 請求項1に記載の流体機械のシール機構において、
    前記溝は外径側に貫通していない複数の溝であることを特徴とする流体機械のシール機構。
  3. 請求項1に記載の流体機械のシール機構において、
    前記溝は外径側、内径側の両方に貫通していない複数の溝であることを特徴とする流体機械のシール機構。
  4. 請求項1に記載の流体機械のシール機構において、
    前記溝は外径側に貫通していない放射状に配置された複数の溝であることを特徴とする流体機械のシール機構。
  5. 請求項1に記載の流体機械のシール機構において、
    前記溝は外径側、内径側の両方に貫通していない放射状に配置された複数の溝であることを特徴とする流体機械のシール機構。
  6. 請求項1に記載の流体機械のシール機構において、
    前記溝は外径側、又は外径側及び内径側の両方に貫通せず、周方向に連続的若しくは断続的に1つ若しくは複数配置した溝であることを特徴とする流体機械のシール機構。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の流体機械のシール機構において、
    前記ハウジング、前記シール本体のいずれか一方又は両方は金属製又は合成樹脂製であることを特徴とする流体機械のシール機構。
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の流体機械のシール機構において、
    前記ハウジング、前記シール本体のいずれか一方又は両方は芯金を合成樹脂で覆った構造を有することを特徴とする流体機械のシール機構。
  9. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の流体機械のシール機構において、
    前記ハウジング、前記シール本体のいずれか一方又は両方は型成形可能な構成であることを特徴とする流体機械のシール機構。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の流体機械のシール機構において、
    前記シール本体の前記ハウジングの低圧側底面に対向する面内で該低圧側底面に接触する部分はそれより内周側の面より所定寸法該ハウジングの低圧側底面側に突出していることを特徴とする流体機械のシール機構。
  11. 胴体と、胴体内部で回転する羽根車を具備する遠心ポンプにおいて、
    前記胴体部分と前記羽根車の間に設けられるシール機構に請求項1乃至10のいずれか1項記載のシール機構を用いたことを特徴とする遠心ポンプ。
  12. 胴体と、胴体内部で回転する羽根車を具備する遠心ポンプにおいて、
    前記胴体部分と主軸若しくは軸スリーブの間に設けられるシール機構に請求項1乃至10のいずれか1項記載のシール機構を用いたことを特徴とする遠心ポンプ。
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