JP4472206B2 - 可動インナーリングを備えたポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はケーシングの側壁部に羽根車の軸に対して可動可能なインナーリングを設けたポンプに係り、特に、羽根車によって昇圧された液体が低圧側へ漏れるのを抑える可動インナーリングを設けたポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の羽根車及び可動インナーリングを用いたポンプの断面図及びその一部拡大断面図であり、図4(a)は羽根車を用いたポンプの断面図、図4(b)はその一部拡大断面図である。図4(a)において、4aは羽根車であり、羽根車4aのマウス部(吸込部)から流入された液体は羽根車4aの内部を通って昇圧され、羽根車4aから排出される。羽根車4aから排出された液体の一部は低圧側である可動インナーリング2aの方に流出されるが、この可動インナーリング2aによってケーシング1aの外への漏れ出しを抑えている。可動インナーリング2aは、羽根車4aの回転軸に対して垂直なケーシング1aの側壁部に設けた窪み12aとケーシング1aにねじ15aによって固定されたリングカバー3aとの間に設けられている。即ち、可動インナーリング2aを収納する部分のケーシング1aの板厚を薄くして窪み12aを形成し、その窪み12aとリングカバー3aとの間に、羽根車4aの回転軸方向に移動可能に可動リングカバー2aが設けられている。この可動インナーリング2aは羽根車4aを回転させると、回転軸と直角の方向及び軸方向に揺動しながら羽根車4aマウス部13aの周りを回転する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来例では、インナーリング2aと羽根車4aのマウス部13aとの隙間を適正量の0.1mm程度に保つことによって、ポンプ性能の向上が図れる。しかし、回転速度が3600rpm以下の低速では問題ないが、回転速度が3600rpm以上の高速になる場合および水圧が高圧になる場合等はインナーリング2aとケーシング1aとの接触による影響が大きくなる。すなわち、インナーリング2aは羽根車4aの回転によって従動回転するとともに、羽根車4aの偏心により半径方向に振れる。また同時に、インナーリング2aは水圧によりケーシング1aの側面に押し付けられ、ケーシング1aの側壁部の端部17aのエッジにより通常ケーシング1aより軟らかい材質のインナーリング2aの側面が摩耗すると言う問題があった。
【0004】
即ち、上記従来例では羽根車4aから排出された昇圧された液体、例えば水の一部は可動インナーリング2aの方に流れ、羽根車4aと可動インナーリング2aの間に充満され、図4(b)の矢印Aに示すように可動インナーリング2aを押圧する。この可動インナーリング2aは羽根車4aのマウス部13aと摺動しながら回転するために、矢印A方向の押圧力が加わると、ケーシング1aの端部17a近傍との間に摩擦が生じ、ケーシング1aより柔らかい材質で形成されている可動インナーリング2aの端部17a近傍が磨耗する。16はこの磨耗された部分、即ち摩滅部を示す。このため、従来は、可動インナーリングの耐用年数を考慮し、この磨耗に耐えられるように可動インナーリングの板厚を設計しなければならず、可動インナーリングの板厚寸法を大きくしなければならなかった。
【0005】
本発明の目的は、上記問題を解決し、羽根車のマウス部と可動インナーリング内径との隙間を適切な状態に保って、高いポンプ性能を得るとともに、高速回転および水圧が高圧の場合等の条件が厳しい場合においてもケーシングと可動インナーリングとの接触摩耗を抑止して劣化を防ぎ、ポンプ性能の低下を抑える耐久性に優れたポンプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、モータによって回転駆動される回転軸に締結された羽根車と、該羽根車を収容するケーシングとを備えたポンプにおいて、前記ケーシングの側壁部の内側に平坦な側面を形成し、前記羽根車のマウス部の外径に対して隙間を設けて嵌合させる穴を形成した板状の可動インナーリングを半径方向に移動可能に設け、前記ケーシングの側壁部の内側に設けられた平坦な側面の内周側端部の内径を前記可動インナーリングの内径より小さくなるように構成する。
【0007】
前記構成によれば各部品の同心度が悪い場合においても、回転軸に締結される羽根車の摺動部(マウス部)の中心と、インナーリング内径の中心との同心を合わせることが可能になり、羽根車の摺動部(マウス部)とインナーリング内径との隙間を適切な状態に保って、ポンプ性能の向上が図れると同時に、ケーシングとインナーリングとの接触面圧を低減して、高速回転および水圧が高圧の場合等においても摩耗劣化を防ぎ、高いポンプ性能を劣化することなく維持することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い、図を参照して説明する。
図1は本発明による羽根車及び可動インナーリングを用いたポンプの断面図である。図2は図1の要部拡大図である。図1、2は、可動インナーリング2aを樹脂モールドによって製造された樹脂製のケーシング1a、1bの側壁部に組み込んだ場合の実施例である。
【0009】
図1、2において、モータ(図示せず)の回転出力軸に連結された主軸5には、例えば2段の羽根車4a、4bが取り付けられており、この各羽根車4a、4bを囲んで、モールドによって製造された例えば2段の樹脂製のケーシング1a、1bが設けられている。羽根車4aのマウス部13aで構成される吸込部から吸込まれた液体は、第1段の樹脂製のケーシング1a内に設けられた第1段目の羽根車4aで昇圧される。この液体はディフューザおよび戻り流路を形成した樹脂製の流路部材6aによって昇圧され、この流路部材6aを通して、第2段目の羽根車4bのマウス部13b吸込口に導かれ、この第2段目の羽根車4bで昇圧されて、ケーシング1bに設けられた吐出口10及び2段のケーシング1a、1bを覆う例えば金属製の外側カバー7aの吐出口9から排出される。なお、7bは第2段目のケーシング1bの開口部を封止する内側カバー7bである。
【0010】
外側カバー7aには、更に流体の吸込口部8が設けられており、流体は吸込口部8から流入され、第1段目および第2段目の羽根車4a、4bおよびディフューザによって昇圧されて吐出口9,10から吐出される。
【0011】
図3は可動インナーリングの平面図である。図に示すように、可動インナーリング2a、2bは、例えば樹脂モールド成形あるいは圧縮成形によって製造される樹脂製のドーナツ状の円板であり、羽根車4a、4bのマウス部13a、13bと外径が片側で0.05〜0.2mm程度の隙間を有して嵌合する内径21の摺動面を持つように構成されている。
【0012】
また、図2に示すように、ケーシング1a、1bの各々の側壁部11a、11bの内側(羽根車側)に形成された円形の底面を平坦にした窪み12a、12bが形成される。即ち、側壁部11a、11bの内、図3に示す可動インナーリング2a、2bを配置する部分の板厚を薄くして窪み12a、12bを形成する。また、可動インナーリング2a、2bは羽根車4a、4bのマウス部13a、13bと同心を保ちながら均一な隙間0.05〜0.2mm程度を確保することができるようにケーシング1a、1bの側壁部11a、11bの窪み12a、12bに配置される。
【0013】
本発明の実施例では、底面を平坦にした窪み12a、12bを構成する側壁部11a、11bの吸込口側の端部14a、14bの内径は可動インナーリング2a、2bの内径よりも小さく形成している。この端部14a、14bの内径は、マウス部13a、13bの内径と略同じ大きさの径を持つように構成すると好適である。
この底面を平坦にした窪み12a、12b内に半径方向に移動できるように挿入された可動インナーリング2a、2bへの内側(羽根車側)への軸方向の移動が、インナーリング2a、2bのモータ側に設けたリングカバー3a、3bにより規制されている。リングカバー3a、3bはねじ15a、15bによりケーシング1a、1bに取り付けている。
【0014】
特に、羽根車4a、4bの製造において、マウス部13a、13bの外径寸法は0.05mm以下に高精度に形成できるが、そのマウス部13a、13bはケーシング1a、1bに対して芯がずれて偏心が生じてしまうことがある。
また、ケーシング1a、1bを樹脂射出成形によって製造する場合、側壁部11a、11bの夫々に、可動インナーリング2a、2bの平面が直接密着して流体が漏れるのを防止するシール効果を果たすように窪み12a、12bの底面の平坦度が得られるように樹脂射出成形によってケーシング1a、1bを製造することは容易である。
【0015】
従って、底面を平坦にした窪み12a、12bとリングカバー3a、3bに挟持された可動インナーリング2a、2bは、ポンプ運転中は羽根車4a、4bのマウス部13の外径に倣って自動的に微揺動してマウス部13の偏心が吸収される。また、同時に、吸入された液体がケーシング1a、1b内で順次昇圧され、昇圧された液体によって、可動インナーリング2a、2bはケーシング1a、1bの側壁部11a、11bの底面を平坦にした窪み12a、12bの底面に密着され、ここから昇圧され液体が漏れることを抑えている。
【0016】
この時、可動インナーリング2a、2bは羽根車4a、4bのマウス部13a、13bと接触することにより、羽根車4a、4bの回転力によって従動回転しながら、ケーシング1a、1bの側壁部11a、11bの板厚を薄くし、その底面を平坦にして形成した窪み12a、12bに押し付けられる。
しかし、本実施例では、図2に示すように、底面を平坦にした窪み12a、12b部分の側壁部11a、11bのマウス部13a、13b側(吸込口側)に位置する端部14a、14bの内径は可動インナーリング2a、2bの内径よりも小さく形成しているため、可動インナーリング2a、2bの内径21は側壁部11a、11bの端部14a、14bのエッジに接触することはない。従って、ケーシング1a、1bよりも軟らかい材質から成る前記可動インナーリング2a、2bに働く接触面圧は低減されるので、摩耗が抑制されて破損することが防止でき、液体の封水性能が保たれる。特に、本実施例においては、羽根車4a、4bから排水された流体の流路が曲げられて可動インナーリング2a、2bに到達するので、ラビリンス効果によってよりシール性能を向上させることができる。
【0017】
従って、可動インナーリング2a、2bと羽根車4a、4bのマウス部13a、13bとの隙間を適正量に保つとともに、可動インナーリング2a、2bとケーシング1a、1bの底面を平坦にした窪み12a、12bとの接触面圧を低減できるので、回転速度が3600rpm以上の高速回転時および内部流体の水圧が高圧の場合であっても耐摩耗性が向上し、高いポンプ性能を劣化することなく維持できる。なお、可動インナーリング2a、2bの外径と窪み12a、12bの外周側の径との間には片側で0.5mm以上の隙間が形成されていて、この分、可動インナーリング2a、2bが片側で0.5mm以内半径方向に移動することができるようになる。
【0018】
なお、本実施例において、窪み12a、12bが設けられた側壁部11a、11bの端部14a、14bはマウス部13a、13bの内径と略同じ面まで延びているが、端部13a、13bは可動インナーリング2a、2bの内径21より小さければよく、例えば、マウス部13a、13bの外径近傍であっても可動インナーリング2a、2bの磨耗を防ぐことができる。
【0019】
以上述べたように、本発明によれば、回転軸に締結される羽根車の吸入部の偏心(同心度のバラツキ)を吸収して、羽根車とインナーリングとの隙間を適正量に保ち、昇圧した液体が低圧側への漏れを抑えてポンプの揚程特性を向上させる可動インナーリングをケーシングの側壁部に設け、この側壁部の端部の内径を可動インナーリングの内径よりも小さくしているために、ケーシングの側壁部と可動インナーリングとの間の摩擦によるを抑え可動インナーリングの磨耗を抑えて可動インナーリングの長寿命化を図ることができる。従って、可動インナーリングの板厚寸法を従来の可動インナーリングの板厚寸法より
小さくすることができる。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、可動インナーリングの摩耗を抑圧して可動インナーリングの長寿命を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による羽根車及び可動インナーリングを用いたポンプの断面図である。
【図2】図2は図1の要部拡大図である。
【図3】可動インナーリングの平面図である。
【図4】従来の羽根車及び可動インナーリングを用いたポンプの断面図及びその一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1a、1b…ケーシング、2a、2b…可動インナーリング、3a、3b…リングカバー、4a、4b…羽根車、5…主軸(回転軸)、6a、6b…流路部材、7a…外側カバー、7b…内側カバー、8…吸込口、9、10…吐出口、11a、11b…側壁部、12a、12b…窪み、13a、13b…羽根車のマウス部(吸込部)、14a、14b…端部、15a、15b…ねじ、21…可動インナーリングの内径。
Claims (4)
- モータによって回転駆動される回転軸に締結された羽根車と、前記羽根車を収容するケーシングと、前記羽根車のマウス部の外径に対して隙間を設けて嵌合させる穴を形成してなり、前記羽根車を回転させると前記回転軸と直角の方向及び軸方向に揺動しながら前記羽根車のマウス部の周りを回転する板状の可動インナーリングとを備え、前記ケーシングの側壁部の内側の板厚を薄くして平坦な側面を有する窪みを形成し、前記窪みに前記可動インナーリングを前記マウス部の半径方向に移動可能に配置し、前記側壁部の前記平坦な側面の内周側端部の内径を前記可動インナーリングの内径より小さくすることを特徴とするポンプ。
- 請求項1記載のポンプにおいて、前記内周側端部の内径は前記マウス部の内径以上、外径以下であることを特徴とするポンプ。
- 請求項1記載のポンプにおいて、前記可動インナーリングは前記ケーシングより軟らかい材質であることを特徴とするポンプ。
- 請求項1記載のポンプにおいて、前記ケーシングの前記側壁にリングカバーを取り付け、前記リングカバーによって前記窪みに配置された前記可動インナーリングの前記回転軸方向の移動を抑制することを特徴とするポンプ。
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- 2001-04-25 JP JP2001127076A patent/JP4472206B2/ja not_active Expired - Lifetime
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