JP2005206312A - 給紙装置および印字装置 - Google Patents

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広 稲富
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Abstract

【課題】シート記録装置の給紙装置において給紙ローラの交換を簡単に行える様にすること。
【解決手段】給紙ローラ部3と、給紙ローラ部3の一端側に係合し、給紙ローラ部3を回転する駆動シャフト23と、給紙ローラ部3の他端側に係合し給紙ローラ部3を駆動シャフト23と共に回転支持するとアダプター21と、アダプター21を給紙ローラ部3側へ付勢するコイルバネ22と、アダプター21を駆動シャフト23の軸線方向にスライド自在に保持する装置本体30に設けられた保持部20とを備える給紙装置であって、簡単に給紙ローラ部3の取りつけ、取り外しが行える構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、プリンタやインクジェットプリンタ等に用いられる給紙装置および印字装置に関する。
従来より、例えば、レーザープリンタの印字装置等の使用による経時変化にともない、給紙ローラのローラ表面が磨耗し給紙ローラの給紙性能が低下し、斜行給紙や、給紙不能などの給紙不具合を生じていた。そこで、給紙ローラをユニット化し、給紙ローラを交換する方式のシート記録装置が多く製品化されている。
ここで、図7から図10を用いて、従来の交換方式の給紙ローラを用いた給紙装置について説明する。
図7(a)は従来の印字装置における給紙装置が備える給紙ローラの斜視図、図7(b)は図7(a)の給紙装置が備える給紙ローラの構成図、図7(c)は図7(a)の給紙装置が備える給紙ローラの部分断面図、図8は従来の他の給紙装置を示す斜視図、図9は図8の給紙装置の機構説明図、図10は従来の他の給紙装置を示す図である。
まず、給紙ローラの構成と交換方法について説明する。
図7(a)において、501は分離部材(図示せず)と協同し用紙収納部に収納された用紙を1枚づつ給紙を行う給紙ローラ部である。更に給紙ローラ部501は図7(b)に示すように、ホルダー501dと該ホルダー501dの外周に装着したゴム501aと左右に移動可能なアダプター501bと弾性部材501cとから構成されている。
そして、シート給紙部502に設けた突起部502aと軸受け503により支持された駆動伝達の駆動軸504により給紙ローラ部501を回転自在に支持する構成となっている。
次に、このように構成された従来のシート給紙部502における給紙ローラ交換の方法について説明する。交換の際は、給紙ローラ部501を図7(b)に示す矢印M方向(突起部502a方向)に移動させると、給紙ローラ部501の内部に設置された弾性部材501cが圧縮変形し、給紙ローラ部501と駆動軸504の間に隙間が形成されて、給紙ローラ部501をシート給紙部502から取外す事ができる。
また、平滑性の高い用紙を給紙した際に発生する異音を防止する給紙部の構造として、他に図8に示す様なものがあり、この従来の技術についてその構造を説明する。図8は、図7(a)に示す給紙部ローラ部501と同様の給紙ローラ部を有する給紙装置の斜視図であり、601は、ホルダー601bと該ホルダー601bの外周に装着したゴム部材のローラ601aと振動を抑制する弾性部材601cから構成される給紙ローラ部で、駆動を伝達する駆動軸602がホルダー601bを貫通しており、駆動軸602に固定されたホルダー601bと係合するピン603、駆動軸602に駆動を伝達する駆動ギア部604、駆動軸602を回転自在に支持する軸受け605a、及び605b、及び軸受け605a、及び605bを支持し、給紙ローラ部601の側面か弾性部材601cの厚みより近い位置に壁を有する装置本体606及び駆動ギヤ部604をカバーする外装607から構成されている。詳細には、図9に示すように給紙ローラ部601を装置本体606に取り付けたとき、ホルダー601bに設けられた601cのスポンジ部が装置本体側面60
1dと給紙ローラ601の間に生じるガタ等を防止する構成となっているのである。
次にこのように構成された従来の給紙装置における給紙ローラ601の交換方法について説明する。交換の際は、図8に示す外装607を取外し、その後、軸受け605a、605bと駆動ギア部604を取り外した後、駆動軸602を抜き取る事で給紙ローラ部601を取外す事ができる。
また、例えば、特開2001−294335号公報には、給紙部をユニット化して交換可能にしたものが開示されている。図10は、給紙部の交換が行える記録媒体分離搬送装置700を示したものである。この記録媒体分離搬送装置700の特徴は、引き込みローラ701と分離搬送ローラ702の両方をローラ支持部材716に設けた分離ローラユニット720を給紙部に着脱自在に保持するように構成し、分離ローラユニット720を離脱させるだけで引き込みローラ701と分離搬送ローラ702の両方をローラ支持部材716とともに一緒に交換することができるようにしたことにある。
すなわち、引き込みローラ701と分離搬送ローラ702の両ローラを、分離ローラユニット720のフレームを形成している左右一対のローラ支持部材716で回動自在に保持支持し、また、画像形成装置本体に設けられた駆動源(図示せず)からの回転駆動力により回転駆動する支持回転軸717を備え、伝達ベルト718を引き込みローラ701と分離搬送ローラ702の両ローラの軸間に張架して支持回転軸717の回転駆動力を引き込みローラ701の回転軸へ伝達するようにしており、分離ローラユニット720を、引き込みローラ701と分離搬送ローラ702とローラ支持部材716と伝達ベルト718によって構成し、そして、支持回転軸717に分離搬送ローラ702の軸受け702aを差し込み、分離ローラユニット720を、回転軸方向である矢印C方向へ着脱可能にして給紙部に保持し、そして分離ローラユニット720が支持回転軸717を中心に記録媒体Pを給紙するために矢印E方向へ回動することにより、引き込みローラ701が積層された記録媒体Pの最上部に当離接する構成としている。
特開2001−294335号公報(第3−4頁、第3図)
しかしながら、図7(b)に示すような従来の給紙装置では、給紙ローラ部501を記録装置本体502取付けた際に、図7(c)に示すように装置本体の突起部502aとアダプター501bの間、及びホルダー501dと駆動軸504の間(図示せず)にそれぞれ水平方向に隙間Sが存在している。その為、平滑性の高い用紙を給紙した際には、給紙ローラ部501が振動し、異音が発生するという問題点を有していた。
また、図8に示すような従来の給紙装置では、給紙ローラの交換作業を行う為には、一般のユーザーでは作業が複雑な為、サービスマンの対応が必要となる。更に、駆動軸602にピン603を装着する必要が有る為、駆動軸602に細い穴を加工する必要が有り、製作費用が高くなるという問題点を有していた。
更に、図10に示すような従来の給紙装置では、給紙部を一体的に構成したローラユニットを交換部材すなわち消耗品として構成した場合には、部品によってはまだ十分に使用可能な状態であっても、一括して交換しなければならず、また、ユニットも部品点数が多くなり交換ユニットが高価になってしまうという問題が生じていた。
本発明は、上記問題点を解決するもので、給紙ローラ部のがたつきを無くすことで、異音の発生を抑制でき、且つ少ない部品点数で給紙ローラ部の交換を容易に行う事ができる給紙装置及び印字装置を提供することを目的とする。
本発明は上記問題を解消する為に、用紙を給紙する給紙ローラと、装置本体に設けられ給紙ローラの一端側に係合し、該給紙ローラを回転する駆動シャフトと、給紙ローラの他端側に係合し給紙ローラを駆動シャフトと共に回転支持する支持部材と、支持部材を給紙ローラ側へ付勢する弾性部材と、支持部材を駆動シャフトの軸線方向にスライド自在に保持する装置本体に設けられた保持部材とを有する構成としたもので、この構成により、支持部材を駆動シャフトの軸線方向に弾性部材の付勢力に反してスライドさせることで、給紙ローラを装置本体から容易に着脱自在とすることが可能になると共に、支持部材を弾性部材により常に給紙ローラ側へ付勢することで、給紙ローラ部のがたつきを無くして異音の発生を防止できる給紙装置及び印字装置が得られる。
本発明によれば、用紙を給紙する給紙ローラと、前記給紙ローラの一端側に係合し、該給紙ローラを回転する駆動シャフトと、前記給紙ローラの他端側に係合し前記給紙ローラを前記駆動シャフトと共に回転支持する支持部材と、前記支持部材を前記給紙ローラ側へ付勢する弾性部材と、前記支持部材を前記駆動シャフトの軸線方向にスライド自在に保持する装置本体に設けられた保持部とを備えたことにより、支持部材を介して給紙ローラを着脱自在に取付けると共に支持部材と弾性部材により給紙ローラ部の側面に押圧をかける事により、給紙ローラ部のがたつきを抑え、平滑性の高い用紙を給紙した際の異音を抑制すると共に、給紙ローラの交換を容易に行えるという作用が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、用紙を給紙する給紙ローラと、給紙ローラの一端側に係合し、該給紙ローラを回転する駆動シャフトと、給紙ローラの他端側に係合し給紙ローラを駆動シャフトと共に回転支持する支持部材と、支持部材を給紙ローラ側へ付勢する弾性部材と、支持部材を駆動シャフトの軸線方向にスライド自在に保持する装置本体に設けられた保持部とを備える給紙装置であって、支持部材を介して給紙ローラを着脱自在に支持することで、給紙ローラ部の交換を容易に行う事ができると共に支持部材と弾性部材により給紙ローラ部の側面に押圧をかける事により、給紙ローラ部のがたつきを抑えることができるという作用を有する。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、保持部と係合し該保持部へ前記支持部材を係止する弾性係合部を支持部材に設けた給紙装置であって、給紙ローラの付勢力を支持部材の弾性係合部によって係止することで装置本体への給紙ローラの取り付け及び、取り外しを行うので、少ない部品点数で給紙ローラの交換を容易に行うことができるという作用を有する。
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項2の発明において、保持部は弾性係合部をガイドするガイド溝部を有すると共に、該ガイド溝部の給紙ローラ側の端部に弾性係合部と係合して支持部材を係止する第一の係止部を設けた給紙装置であって、弾性係合部を支持部材の弾性部材の付勢力の反する方向へガイドして支持部材の押圧を係止させるようにしたので、支持部材を介して給紙ローラを脱着自在に支持でき、給紙ローラの交換を容易に行えるという作用を有する。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項3の発明において、ガイド溝部は、支持部材の保持部によるスライド領域の一部をガイドする長さとする給紙装置であって、弾性係合部を支持部材の弾性部材の付勢力の方向へ良好にガイドすることにより、支持部材を介して給紙ローラ脱着自在に支持し、給紙ローラの交換を容易に行えるという作用を有する。
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項3又は4の発明において、保持部は弾性係合部を係止する第一の係止部より給紙ローラとは離れた位置に設けられた第二の係止部を設けた給紙装置であって、弾性係合部を支持部材の弾性部材の付勢力に反する方向へガイドして支持部材の押圧を係止させるようにしたので、支持部材を介して給紙ローラを脱着自在に支持し、給紙ローラの交換を容易に行えるという作用を有する。
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1の発明において、弾性部材をコイルバネ形状の部材としたことを特徴とする給紙装置であって、弾性部材と支持部材により給紙ローラの側面に押圧力を与えることにより、給紙ローラ部のがたつきを無くし、異音の発生を抑制できるよという作用を有する。
本発明の請求項7に記載の発明は、用紙を給紙する給紙ローラと、給紙ローラにより給紙された用紙に印字を行う印字部と、装置本体に設けられ給紙ローラの一端側に係合し、該給紙ローラを回転する駆動シャフトと、給紙ローラの他端側に係合し給紙ローラを駆動シャフトと共に回転支持する支持部材と、支持部材を給紙ローラ側へ付勢する弾性部材と、支持部材を前記駆動シャフトの軸線方向にスライド自在に保持する装置本体に設けられた保持部とを有する印字装置であって、支持部材を介して給紙ローラを着脱自在に支持し、給紙ローラ部の交換を容易に行う事ができるという作用を有する。
本発明の請求項8に記載の発明は、請求項7の発明において、保持部と係合し該保持部へ前記支持部材を係止する弾性係合部を支持部材に設けた給紙装置であって、給紙ローラの付勢力を支持部材の弾性係合部によって係止することで装置本体への給紙ローラの取り付け及び、取り外しを行うので、少ない部品点数で給紙ローラの交換を容易に行うことができるという作用を有する。
本発明の請求項9に記載の発明は、請求項8の発明において、保持部は弾性係合部をガイドするガイド溝部を有すると共に、該ガイド溝部の給紙ローラ側の端部に弾性係合部と係合して支持部材を係止する第一の係止部を設けた印字装置であって、弾性係合部を支持部材の弾性部材の付勢力の反する方向へガイドして支持部材の押圧を係止させるようにしたので、支持部材を介して給紙ローラを脱着自在に支持でき、給紙ローラの交換を容易に行えるという作用を有する。
本発明の請求項10に記載の発明は、請求項9の発明において、ガイド溝部は、支持部材の保持部によるスライド領域の一部をガイドする長さとする印字装置であって、弾性係合部を支持部材の弾性部材の付勢力の方向へ良好にガイドすることにより、支持部材を介して給紙ローラ脱着自在に支持し、給紙ローラの交換を容易に行えるという作用を有する。
本発明の請求項11に記載の発明は、請求項8又は9の発明において、保持部は弾性係合部を係止する第一の係止部より給紙ローラとは離れた位置に設けられた第二の係止部を有する印字装置であって、弾性係合部を支持部材の弾性部材の付勢力に反する方向へガイドして支持部材の押圧を係止させるようにしたので、支持部材を介して給紙ローラを脱着自在に支持し、給紙ローラの交換を容易に行えるという作用を有する。
本発明の請求項12に記載の発明は、請求項7の発明において、弾性部材をコイルバネ形状の部材とした印字装置であって、弾性部材と支持部材により給紙ローラの側面に押圧力を与えることにより、給紙ローラ部のがたつきを無くし、異音の発生を抑制できるよという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図1から図6を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の一実施の形態における給紙装置を備えた印字装置の構成図、図2は図1の給紙装置における給紙ローラ部の斜視図、図3は図1の給紙装置における給紙ローラ部の拡大斜視図、図4は図1の給紙装置における給紙ローラ部の拡大構成図、図5は図4の給紙ローラ部におけるアダプター部の拡大図、図6は図5の給紙ローラ部取外し時のアダプター部拡大図である。
まず、図1において、用紙収納部のカセット1にセットされた用紙2は、後述する給紙ローラ部3と分離パッド4により1枚ずつ分離され、搬送ローラ5、レジストローラ6などから成る用紙搬送部を経て記録部である感光ドラム7に対向する位置へ到達する。レーザ書込み装置8により感光ドラム7上に潜像を形成し、現像器9により、この潜像をトナーにより可視化して、転写ローラ10により用紙2上に転写し、その後、定着器11に搬送してトナーの可視像を定着させる。その後、用紙2は排紙ローラ12を経て排紙トレイ13に排紙される。他方両面印字の際は、用紙2が排紙ローラ12上にある時に、排紙ローラを逆回転させ、用紙2を搬送ローラ14、15にて再度レジストローラ6に搬送し、用紙2の裏面に印字を行う。また、用紙2が厚紙の場合には、手差しガイド16より給紙し、排紙トレイ17に排紙する。
次に図2から図5を用いて給紙ローラ部3の機構と、取り付け方法及び取り外し方法について詳細に説明する。
図2において、給紙ローラ部3は、対向配置された分離パッド4(図1に図示)と協同して、カセット1に収納された用紙2を1枚づつ分離しながら給紙を行うもので、ゴム部材から成る給紙ローラ3aを外周に固定したホルダー3bから構成されている。
図3において、ホルダー3bの一端側には後述する駆動シャフト23が挿入され、該駆動シャフト23からの回転駆動力を伝達される孔部3cが形成されている。この孔部3cは駆動シャフトの挿入部形状に合わせてD文字の形状にカットされている。これにより確実に駆動力を給紙ローラ部3へ伝達することができ、給紙ローラ部3をガタツキ無く回転駆動できる。また、図4において、駆動シャフト23が挿入される一端側とは反対側の端側には、後述するアダプター21が係合する係合部3dが形成されている。21は、給紙ローラ部3のホルダー3bに形成された係合部3dと係合して給紙ローラ部3を駆動シャフト23と共に回転保持する支持部材としてのアダプターである。アダプター21には、係合部3dと係合する孔部21cが形成されている。係合部3dはホルダー3bから突出した形状であり、孔部21cへ挿入することにより保持される。アダプター21は、その外周部に弾性係合部としての掛止突起部21aが形成されており、給紙装置30側に設けられた保持部20は、掛止突起部21aをガイドしてアダプター21を駆動シャフト23の軸線方向にスライド自在に保持するガイド溝部26aを有し、更にアダプター21は、ガイド穴部26によっても駆動シャフト23の軸線方向にスライド自在に保持されている。また、この掛止突起部21aは弾性形状になっているために、アダプター21をガイド穴部26に装着する際に、弾性変形することにより簡単にガイド部穴26へ挿入取り付けることが出来る。ガイド溝部26aは、アダプター21のスライド領域より短い長さに形成されており、アダプター21のスライドにより掛止突起部21aのガイドが途中で解除される長さとなっている。また、ガイド溝部26aの給紙ローラ部3側は、アダプター21を矢印H方向(給紙ローラ部3方向)へ付勢する弾性部材としてのコイルバネ22によってアダプター21が付勢された際に、所定以上に駆動シャフト23側にスライドしないように掛止突起部21aと係合して係止する第一の係止部26bが形成されている。即ち、アダプター21は、給紙ローラ部3を取り付けた状態において、コイルバネ22による付勢力により、駆動シャフト23側に押圧されることにより確実に駆動シャフト23とホ
ルダー3bが係合する。ここで、図2に示すように駆動シャフト23は軸受24、25により給紙装置30に回転自在に支持固定されると共に、駆動ギヤ27によりシート記録装置本体駆動部から駆動が伝達され、給紙ローラ部3を回転させ、用紙2を給紙する。
図5は、給紙装置のアダプター21の拡大図で、上述したようにアダプター21には掛止突起部21aが形成されているので、ガイド穴部26に設けられたガイド溝部26aに案内され、アダプター21の回転を防止している。
ここで、図6を用いて給紙ローラ部3の取外し方法について説明する。
給紙ローラ部3を取外す際は、給紙ローラ部3(図4に図示)をコイルバネ22の付勢力に反して矢印A方向にスライドさせる。これによりアダプター21は、掛止突起部21aがガイド溝部26aに案内され給紙ローラ部3と共にスライドする。その後、アダプター21の掛止突起部21aがガイド溝部26aの案内から外れるところまでスライドさせた後、給紙ローラ部3を矢印B方向に回転させると、掛止突起部21aが第一の係止部26bより給紙ローラ部3とは離れた位置のガイド穴部26に設けられた第二の係止部26cに仮固定され、その結果、図4に示すホルダー3bと駆動シャフト23の間に隙間ができ、給紙ローラ部3の取外しが容易に行える。
本発明は、プリンタやインクジェットプリンタ等に用いられる給紙装置および印字装置に関するものである。
本発明の一実施の形態における給紙装置を備えた印字装置の構成図 図1の給紙装置における給紙ローラ部の斜視図 図1の給紙装置における給紙ローラ部の拡大斜視図 図1の給紙装置における給紙ローラ部の拡大構成図 図4の給紙ローラ部におけるアダプター部の拡大図 図5の給紙ローラ部取外し時のアダプター部拡大図 (a)従来の印字装置における給紙装置が備える給紙ローラの斜視図、(b)(a)の給紙装置が備える給紙ローラの構成図、(c)(a)の給紙装置が備える給紙ローラの部分断面図 従来の他の給紙装置を示す斜視図 図8の給紙装置の機構説明図 従来の他の給紙装置を示す図
符号の説明
3 給紙ローラ部
3a 給紙ローラ
3b ホルダー
20 保持部
21 アダプター
21a 掛止突起部
22 コイルバネ
23 駆動シャフト
26a ガイド溝部
26b 第一の係止部
26c 第二の係止部
27 駆動ギヤ
30 給紙装置

Claims (12)

  1. 用紙を給紙する給紙ローラと、前記給紙ローラの一端側に係合し、該給紙ローラを回転する駆動シャフトと、前記給紙ローラの他端側に係合し前記給紙ローラを前記駆動シャフトと共に回転支持する支持部材と、前記支持部材を前記給紙ローラ側へ付勢する弾性部材と、前記支持部材を前記駆動シャフトの軸線方向にスライド自在に保持する装置本体に設けられた保持部とを備えたことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記保持部と係合し、該保持部へ前記支持部材を係止する弾性係合部を前記支持部材に設けたことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 前記保持部は前記弾性係合部をガイドするガイド溝部を有すると共に、該ガイド溝部の前記給紙ローラ側の端部に前記弾性係合部と係合して前記支持部材を係止する第一の係止部を設けたことを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  4. 前記ガイド溝部は、前記支持部材の前記保持部によるスライド領域の一部をガイドする長さとすることを特徴とする請求項3記載の給紙装置。
  5. 前記保持部は前記弾性係合部を係止する前記第一の係止部より前記給紙ローラとは離れた位置に設けられた第二の係止部を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の給紙装置。
  6. 前記弾性部材をコイルバネ形状の部材としたことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  7. 用紙を給紙する給紙ローラと、前記給紙ローラにより給紙された用紙に印字を行う印字部と、装置本体に設けられ前記給紙ローラの一端側に係合し、該給紙ローラを回転する駆動シャフトと、前記給紙ローラの他端側に係合し前記給紙ローラを前記駆動シャフトと共に回転支持する支持部材と、前記支持部材を前記給紙ローラ側へ付勢する弾性部材と、前記支持部材を前記駆動シャフトの軸線方向にスライド自在に保持する装置本体に設けられた保持部とを有することを特徴とする印字装置。
  8. 前記保持部と係合し、該保持部へ前記支持部材を係止する弾性係合部を前記支持部材に設けたことを特徴とする請求項7記載の印字装置。
  9. 前記保持部は前記弾性係合部をガイドするガイド溝部を有すると共に、該ガイド溝の前記給紙ローラ側の端部に前記弾性係合部と係合して前記支持部材を係止する第一の係止部を設けたことを特徴とする請求項8記載の印字装置。
  10. 前記ガイド溝部は、前記支持部材の前記保持部によるスライド領域の一部をガイドする長さとすることを特徴とする請求項9記載の印字装置。
  11. 前記保持部は前記弾性係合部を係止する前記第一の係止部より前記給紙ローラとは離れた位置に設けられた第二の係止部を有した構造としたことを特徴とする請求項8又は9記載の印字装置。
  12. 前記弾性部材をコイルバネ形状の部材としたことを特徴とする請求項7記載の印字装置。
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