JP2003195649A - 電子写真装置用ベルトユニット - Google Patents

電子写真装置用ベルトユニット

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JP2003195649A JP2001392005A JP2001392005A JP2003195649A JP 2003195649 A JP2003195649 A JP 2003195649A JP 2001392005 A JP2001392005 A JP 2001392005A JP 2001392005 A JP2001392005 A JP 2001392005A JP 2003195649 A JP2003195649 A JP 2003195649A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒状の無端ベルトをベルト支持ユニットへ取
り付けて構成したベルトユニットにクリーニング機構
を、複雑な構造を用いることなく、簡単、容易に組み込
みや交換が行えるようにし、作業者への負担を軽減する
と共に低コストで実現する。 【解決手段】 電子写真装置に組み込まれたトナー像の
中間転写若しくは紙搬送無端ベルトユニットのベルト周
面に残留した紙粉やトナー等を清掃するクリーニング部
材34をベルト周面に圧接して配設してなるクリーニン
グ部材を有するクリーニング機構13を備えた中間転写
ユニット16において、前記クリーニング機構の回転軸
部35b、35dを前記ベルトユニットのユニットフレ
ーム40に脱着且つ回転自在に嵌合させるとともに、ク
リーニング機構のクリーニングフレーム35を前記ユニ
ットフレーム40に対面して前記軸部の回転に合わせて
回動可能に構成し、前記クリーニング部材がベルト周面
を圧接される位置で、前記両フレーム間が嵌合し、位置
固定可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合
機などの画像形成装置に係り、特に、無端ベルト状に形
成されたベルトユニット、すなわち、感光体上に形成さ
れた画像を1次転写させるようにした中間転写ベルトユ
ニット、及び感光体上から直接に転写される記録媒体を
搬送する無端ベルト状の搬送ベルトユニット等におい
て、ベルト表面を清掃するクリーニング機構の着脱を容
易に行えるような構造を有した無端ベルトユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機、プリン
タ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置
においては、感光体上に形成された画像を中間転写ベル
ト上に1次転写させた後に最終転写部材に2次転写させ
るように構成したもの、及び最終転写部材を無端ベルト
状の転写部材搬送ベルトで搬送するように構成したもの
等がある(以下、こういった無端ベルト状の中間転写ベ
ルト、転写部材搬送ベルトなどを単に無端ベルトと略称
する)。
【0003】例えば、中間転写ベルトを使ったいわゆる
タンデム型画像形成装置においては、図14(A)にそ
の中間転写ベルト周辺における構成概略の一例を示した
ように、色数分の感光体ドラム9を中間転写ベルト2の
進行方向に配列し、各感光体ドラム9上に中間転写ベル
ト2の送りに同期させてトナー像を形成することで中間
転写ベルト2上に1次転写し、その後、最終転写部材6
に2次転写して不図示の定着装置14で定着するよう構
成している。尚、この図14(A)において、10は現
像装置、8は感光体ドラム9上に形成されたトナー像を
中間転写ベルト2に1次転写させるための1次転写ロー
ラ、3は中間転写ベルト2の駆動ローラ、4はテンショ
ンローラ、5は2次転写ローラ7に対向して設けられた
バックアップローラ、13は中間転写ベルト2のクリー
ニング装置である。そして、こういった中間転写ベルト
2を用いた画像形成装置においては、これら駆動ローラ
3、テンションローラ4、1次転写ローラ8等を側板7
5に保持して中間転写ベルト支持ユニット90を構成す
る。
【0004】このように構成したいわゆるタンデム型画
像形成装置は、各色の露光、現像、転写が平行して行わ
れるため高速性に優れ、また、ベルトの経年変化、ある
いは一定枚数以上の印刷によって中間転写ベルト2に寸
法変化や破損に起因するコピートラブルが発生しても、
この中間転写ベルト2のみを交換すればよいから経済的
に構成できる。また、こういった無端ベルトは、このタ
ンデム型画像形成装置における中間転写ベルトだけでな
く、最終転写部材を転写部材搬送ベルトで搬送するよう
にしたもの等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうい
った無端ベルトを用いた画像形成装置においては、前記
した駆動ローラ3やテンションローラ4、バックアップ
ローラ5、1次転写ローラ8を保持する中間転写ベルト
支持ユニット90へのベルトの組み込みや交換が困難で
あるという問題がある。すなわち、通常こういった中間
転写ベルト2のような無端ベルトは、図15(A)に9
1で示したように筒状の無端ベルトとして構成される
が、このような筒状のベルト91を例えば前記中間転写
ベルト支持ユニット90(以下、単にベルト支持ユニッ
トという)へ組み込む場合、ベルト支持ユニットのベル
ト接触面外周寸法 < 無端ベルトの内周寸法の関係が
成立していないと組み込みができず、しかもこういった
組み込み作業は、これらの無端ベルト91に傷を付けな
いように細心の注意が必要で、作業者への負担も大き
い。
【0006】そのため、ベルト支持ユニット90のベル
ト接触面における外周寸法と無端ベルト91の内周寸法
は大きな寸法差を設けることが必要になるが、こういっ
た無端ベルト91には一定の張力を与えることが必要で
あり、このように寸法差を大きくした場合の撓みを取る
ため、図15(B)に示したように別途テンションロー
ラ92が必要になる。しかし、このようにテンションロ
ーラ92を設置すると、設置スペースやテンションを加
えるための機構が必要になり、無駄なスペースが生じる
と共に構造が複雑化し、重量が増えると共に高価にな
る。また、例えばこういった中間転写ベルト2の端面を
保護するため、保護カバー22、23、24、25など
をベルト支持ユニット90へ組み込む場合は、当然無端
ベルト91を組み込んだ後に取り付ける必要があり、部
品公差も累積される。従って、メンテナンスやベルト支
持ユニットのリサイクルのため、無端ベルトを取り外す
際には必ずこれら保護カバー22、23、24、25を
事前に取り外さねばならず、無駄な作業が生じてメンテ
ナンス性が悪い。
【0007】こういったことに対処するため特開平8−
123294号公報には、無端ベルトを収容したカート
リッジにベルト交換用支持部材を設けると共に無端ベル
トのテンションローラをバネに抗して移動可能に構成
し、無端ベルトの交換に際してテンションローラを駆動
ローラ側に移動させてベルト交換用支持部材で無端ベル
トを保持し、無端ベルトを、ベルト交換用支持部材を有
したカートリッジ毎交換できるようにした装置が示され
ている。
【0008】また、特許第3175631号公報には、
2次転写装置を中間転写ベルト長手方向中心より定着装
置とは反対側の下方に設置し、2次転写装置と定着装置
との間隔を充分とると共に中間転写ベルトの蛇行規制用
のローラを設け、中間転写ベルトの張力が適正に保たれ
るようにした画像形成装置が示されている。
【0009】しかしながら、この特開平8−12329
4号公報に示された装置は、ベルト交換に際してベルト
交換用支持部材を有するカートリッジ毎交換する必要が
あり、機構が複雑であると共にカートリッジを構成する
ベルト交換用支持部材などの部品も廃棄されて不経済で
ある。また、特許第3175631号公報に示された構
成では、蛇行規制用のローラが中間転写ベルトの走行域
を拡大していて画像形成装置を小型に構成することがで
きなくなると共に、蛇行規制用ローラを別途設ける必要
があり、必然的に高価にならざるを得ない。
【0010】そのために、筒状の無端ベルトのベルト支
持ユニットへの組み込みや交換に際し、複雑な構造を用
いることなく、簡単、容易に組み込みや交換が行えるよ
うにし、作業者への負担を軽減すると共に低コストのベ
ルト支持ユニットを有する画像形成装置が望まれ、その
装置について出願人は別途出願している。
【0011】また、そのような装置においても、無端ベ
ルト上に残留した紙粉や廃トナー等を清掃するクリーニ
ング装置が設けられ、無端ベルトを交換するためには該
クリーニング装置を着脱させる必要がある。
【0012】上述の事情に鑑み、本発明は、筒状の無端
ベルトをベルト支持ユニットへ取り付けて構成したベル
トユニットにクリーニング装置を、複雑な構造を用いる
ことなく、簡単、容易に組み込みや交換が行えるように
し、作業者への負担を軽減すると共に低コストで実現す
ることを目的とする。
【0013】また、本発明の他の目的は、無端ベルトに
無端中間転写ベルトを用い、中間転写ベルトを交換する
ためには中間転写ベルト上に残留した廃トナーを清掃す
るクリーニング装置を容易に着脱させるようにすること
である。
【0014】そして、本発明の他の目的は、筒状の無端
ベルトをベルト支持ユニットへ組み込んだベルトユニッ
トを、装置本体に簡単、容易に組み込みや交換が行える
ようにし、作業者への負担を軽減した低コストのベルト
ユニットを有する画像形成装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子写真装置
に組み込まれたトナー像の中間転写若しくは紙搬送無端
ベルトユニットのベルト周面に残留した紙粉やトナー等
を清掃するクリーニング部材をベルト周面に圧接して配
設してなるクリーニング部材を有するクリーニング機構
を備えた電子写真装置用ベルトユニットにおいて、前記
クリーニング機構の回転軸部を前記ベルトユニットのフ
レーム(以下ユニットフレームという)に脱着且つ回転自
在に嵌合させるとともに、クリーニング機構のフレーム
(以下クリーニングフレームという)を前記ユニットフレ
ームに対面して前記軸部の回転に合わせて回動可能に構
成し、前記クリーニング部材がベルト周面を圧接する位
置で、前記両フレーム間が嵌合し、位置固定可能に構成
したことを特徴とする。
【0016】本発明は、電子写真装置に組み込まれたト
ナー像の中間転写若しくは紙搬送無端ベルトユニットの
ベルト周面に残留した紙粉やトナー等を清掃するクリー
ニング部材をベルト周面に圧接して配設してなるクリー
ニング部材を有するクリーニング機構を備えた電子写真
装置用ベルトユニットである。よって、中間転写無端ベ
ルトユニット及び紙搬送無端ベルトユニットが含まれ
る。そして、これらにベルト周面に残留した紙粉やトナ
ー等を清掃するクリーニング機構を備えた電子写真装置
用ベルトユニットに関するものである。
【0017】本発明によると、前記クリーニング機構に
回転軸部を設け、該回転軸部を前記ベルトユニットのユ
ニットフレームに脱着且つ回転自在に嵌合させている。
よって、ビス等を用いることなく、前記ベルトユニット
のユニットフレームに脱着可能である。
【0018】また、クリーニング機構のクリーニングフ
レームを前記ユニットフレームに対面して前記軸部の回
転に合わせて回動可能に構成し、前記クリーニング部材
がベルト周面を圧接される位置で、クリーニングフレー
ムとユニットとの両フレーム間が嵌合し、位置固定可能
に構成している。よって、前記クリーニング機構の回転
軸部をユニットフレームへ装着する第1動作と、その位
置からクリーニングフレームを所定角度回動させて両フ
レーム間が嵌合し、位置固定する第2動作とによって、
クリーニング部材をベルト周面に圧接するユニットフレ
ームの位置へクリーニングフレームを容易に組み込むこ
とができる。
【0019】また、前記クリーニングフレームが前記ユ
ニットフレームの壁面と面接触若しくは近接して平行に
回動可能に構成するとともに、前記両フレームの1のフ
レーム面に他のフレームの押圧により弾性変形可能な嵌
合部材を設け、該嵌合部材が、他のフレーム側に設けた
穴に、前記クリーニング部材のベルト周面圧接位置と対
応する位置で嵌合可能に構成することも本発明の有効な
手段である。
【0020】かかる技術手段によると、前記クリーニン
グフレームがユニットフレームの壁面と面接触若しくは
面接触しなくても両者は近接して平行に回動可能に構成
されている。そして、前記両フレームの1のフレーム面
に他のフレームの押圧により弾性変形可能な嵌合部材を
設け、さらに他のフレーム側に穴を設け、弾性変形可能
な嵌合部材が、他のフレーム側に設けた穴に、前記クリ
ーニング部材のベルト周面圧接位置と対応する位置で嵌
合可能に構成しているので、クリーニング部材をベルト
周面に圧接するユニットフレームの位置へ、クリーニン
グフレームを容易に組み込むことができる。
【0021】また、前記クリーニング機構の回転軸部が
回動自在に嵌合される嵌合穴、すなわち、前記クリーニ
ング機構の回転軸部を前記ベルトユニットのユニットフ
レームに脱着且つ回転自在に嵌合させる嵌合穴を、丸穴
と半丸以下の円弧開口で形成し、前記円弧開口の支持面
が前記クリーニング部材のベルト周面圧接方向と対向し
て位置させることが望ましい。
【0022】かかる技術手段によると、前記クリーニン
グ機構の回転軸部が回動自在に嵌合される嵌合穴を、丸
穴と半丸以下の円弧開口で形成している。よって、ベル
トユニット側面に設けた前記両ユニットフレームの一方
側を半円状の開口保持部とし、他方側を円状開口保持部
とした場合は、他方側の円状開口保持部に他方側の回転
軸部を挿入し、一方側の半円状開口保持部に一方側の回
転軸部を該半円状開口保持部の開放開口側から挿入する
ことができ、一対の前記開口保持部をバネ性のある部材
で形成して広げる必要はない。
【0023】また、前記丸穴側に位置する回転軸部に、
前記クリーニング機構に内設された残留トナーを排出す
るスクリューを駆動する駆動系が連結可能に構成される
ことが望ましい。かかる技術手段によると、前記回転軸
部と同心的に残留トナーを排出口に搬送するスクリュー
を駆動する駆動系が連結されることによって、スクリュ
ーへの駆動力の伝達を容易かつ確実に行うことができ
る。
【0024】また、前記クリーニング機構のクリーニン
グフレーム側に、廃トナーの排出口を開閉させるシャッ
タ機構に弾性力付勢手段を付設し、該弾性力付勢手段を
装置本体若しくは装置本体を構成する1部の部材の押圧
により付勢して前記シャッタ機構の開成状態を維持させ
るように構成することも本発明の有効な手段である。そ
の際に、前記装置本体若しくは装置本体を構成する1部
の部材の押圧により、前記シャッタの開成位置を設定す
るとともに、前記装置本体若しくは装置本体を構成する
1部の部材が、前記ベルトユニットと離間することによ
って前記シャッタの閉成を可能に構成し、前記シャッタ
の閉成により前記クリーニング部材の弾性力付勢手段を
介しての付勢力が解除可能に構成されることが望まし
い。
【0025】かかる技術手段によると、前記クリーニン
グ機構のクリーニングフレーム側に、廃トナーの排出口
を開閉させるシャッタ機構を弾性力付勢手段を付設して
設け、該弾性力付勢手段を、クリーニング機構を有した
ベルトユニットを装置本体側に着脱する際に、該ベルト
ユニットを装置本体の載置位置に載置することで装置本
体若しくは装置本体を構成する1部の部材の押圧により
前記シャッタ機構の開成状態を維持させ、該載置位置か
ら前記ベルトユニットを取り出す際に装置本体若しくは
装置本体を構成する1部の部材の押圧が解除されること
によって廃トナーは排出口を閉成することができ、機内
をトナーの飛散によって汚染することがない。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる
説明例に過ぎない。なお、同一構成要素には同一番号を
付した。
【0027】図11は、タンデム型画像形成装置18の
概略断面図である。
【0028】図11の符号1は本実施の形態にかかるベ
ルト支持フレーム(図1)で構成した中間転写ベルト2
(図2)の支持フレーム、3はこのベルト支持フレーム
1に設けられて中間転写ベルト2を駆動する駆動ロー
ラ、4は同じくこのベルト支持フレーム1に設けられて
中間転写ベルト2にテンションを加えるテンションロー
ラ、5も同じくこのベルト支持フレーム1に設けられ、
中間転写ベルト2上のトナー像を最終転写部材6に転写
するための2次転写ローラ7に対向して設けられたバッ
クアップローラ、8も同じくこのベルト支持フレーム1
に設けられて感光体ドラム9に対向して設けられ、感光
体ドラム9上のトナー像を中間転写ベルト2に転写させ
る1次転写ローラ、13は中間転写ベルト2上の残留ト
ナー(廃トナー)を清掃するクリーニング装置で、図6
に示すクリーニングブレード34や掻き落としたトナー
を排出するためのスクリュー33などを含む。ベルト支
持フレーム1はこれら駆動ローラ3、テンションローラ
4、バックアップローラ5、1次転写ローラ8、クリー
ニング装置13等を備えて中間転写ユニット16が構成
される。
【0029】尚、クリーニング装置13の下方には、廃
トナー隔壁49を介して廃トナー容器19が配置され、
廃トナー隔壁49には廃トナー管32が設けられ、該廃
トナー管32はクリーニング装置13の図示しない廃ト
ナー排出口の下方に延設している。
【0030】10は現像装置、11は露光ユニット、1
2は現像剤容器で、タンデム型画像形成装置においては
これら感光体ドラム9、現像装置10、露光ユニット1
1、現像剤容器12、および感光体ドラム9の帯電装
置、感光体ドラム9のクリーニング装置などで構成され
るプロセスユニットが、例えばイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックなどの色数分、中間転写ベルト2の進行
方向に配列される。そして、感光体ドラム9、現像装置
10及び露光ユニット11が一体的に設けられ画像形成
ユニット56を構成している。画像形成ユニット56は
図示しないハンドルが設けられ、該ハンドルを所定角度
回動することで感光体ドラム9が中間転写ベルト2と離
間するとともに、係止が解除され、画像形成ユニット5
6を手前に引き出すことで取り出すことができるように
構成されている。
【0031】図2に示すように、ベルト支持ユニット1
7は、ユニット体20,21で構成されるベルト支持フ
レーム1、中間転写ベルト2を駆動する駆動ローラ3、
中間転写ベルト2にテンションを加えるテンションロー
ラ4、バックアップローラ5、ガイド部品(保護カバ
ー)24(A,B)、25(A,B)で構成される。
【0032】図11において、クリーニング装置13の
左側には、給紙カセット15から最終転写部材6上のト
ナー像を定着するための定着装置14が配設されてい
る。尚、この定着装置14は、この図11から明らかな
ように、定着装置14からの熱を中間転写ベルト2やベ
ルト支持フレーム1、及び現像装置10等から遮るため
の断熱壁57の左側に設けるとともに、該断熱壁57に
接触させてクリーニング装置13を設け、さらに定着装
置14からの熱の影響を受けにくくして定着装置14と
2次転写ローラ7との距離を短くできるようにし、より
小型の画像形成装置を構成できるようにしてある。
【0033】まず、このように構成したタンデム型画像
形成装置18の全体動作を説明する。印刷指示によって
図示していないCPUが画像データを例えばイエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックなどに分ける。そして、そ
れら各色の画像データを各色に対応した露光ユニット1
1に送り、駆動ローラ3で駆動される中間転写ベルト2
上の画像転写位置が各色に対応した感光体ドラム9の位
置に達するタイミングに合わせて画像が形成されるよ
う、感光体ドラム9に対する帯電(不図示)、露光ユニ
ット11による露光、現像装置10による現像を行う。
【0034】そして、形成されたトナー像を1次転写ロ
ーラ8によって中間転写ベルト2に1次転写し、さらに
給紙カセット15から取り出された最終転写部材6に2
次転写ローラ7で2次転写し、定着装置14で定着して
排紙する。そして、中間転写ベルト2に残った残留トナ
ーは、クリーニング装置13のクリーニングブレード3
4(図9参照)で掻き取ると共にスクリュー33(図6
参照)で排出し、次の画像形成に備える。
【0035】次に、図2を用いてベルト支持ユニット1
7の詳細を説明する。同図において、該ベルト支持ユニ
ット17は、ユニット体20,21で構成されるベルト
支持フレーム1(図1)、駆動ローラ3、テンションロ
ーラ4、バックアップローラ5、ガイド部品24(A,
B),25(A,B)で構成され、中間転写ベルト2を
装着する以前のユニット体である。このベルト支持ユニ
ット17は、図1に示すようにユニット体21及び20
が連結状態と、図2に示すように両ユニット体がヘ字状
に屈曲する状態とを取ることが可能である。尚、24、
25はベルト支持フレーム1に組み込まれたベルトの端
部を保護するための板状のガイド部品(保護カバー)で
ある。
【0036】図3はベルト支持ユニット17に中間転写
ベルト2を装着して中間転写ユニット16とした場合の
概略説明図である。同図において、ユニット体21は2
個の1次転写ローラ8を備え、その両側面には図2に示
すようにガイド部品25A、25Bが取り付けられてい
る。紙面手前側の40Aはテンションローラ保持部材で
あり、仮想線で示すガイド部品26Aとともにガイド部
品25Aを構成する。
【0037】テンションローラ保持部材40Aはテンシ
ョンローラ4の軸受30と、開口部40Aa、40A
b、後述するクリーニング装置13の位置決め穴40A
c、半丸穴40Ad、接曲部40Ae、とを有して形成
されている。ガイド部品26Aの側面には、突起26A
a,26Abが植設され、該突起をテンションローラ保
持部材40Aの開口部40Aa,40Abに挿入して、
凹部26Acに配置されたスプリング41の左端と接曲
部40Aeとを当接させることによって、テンションロ
ーラ保持部材40Aはスプリング41の押圧力を接曲部
40Aeを介して受け、テンションローラ保持部材40
Aが左方に移動して、左方への押圧力を有した状態でガ
イド部品26Aに取り付けることができる。
【0038】尚、保護カバー28のガイド部品26Aへ
の取り付けは、テンションローラ保持部材40Aのガイ
ド部品26Aへの取り付けと同じように、ガイド部品2
6Aの外側面に不図示の突起を設け、該突起を保護カバ
ー28に設けた不図示の開口部に挿入することによって
行われる。
【0039】図3の紙面奥側にも手前側と同じ外径寸法
でのガイド部品26Bが配設され、該ガイド部品26B
の側面には開口部が設けられ、スプリング41が配置さ
れ、また、該側面にはテンションローラ保持部材40
B、保護カバー28が配置される。そして、保護カバー
28は手前側と同じものを用いることができるが、手前
側のテンションローラ保持部材40Aの半丸穴開口部4
0Adと同心状に、テンションローラ保持部材40Bの
開口部40Bdが丸穴で開設されている。
【0040】テンションローラ保持部材40Bと保護カ
バー28のガイド部品26Bへの取り付けは、テンショ
ンローラ保持部材40Aと保護カバー28のガイド部品
26Aへの取り付けと同じで、テンションローラ保持部
材40Bは接曲部を介してスプリング41の押圧力を受
けて左方に移動した状態でガイド部品26Bに取り付け
ることができる。そして、紙面奥側のテンションローラ
保持部材40Bと、ガイド部品26Bとともにガイド部
品25Bを構成する。
【0041】また、ユニット体20は2個の1次転写ロ
ーラ8を備え、その両側面には図2に示すようにガイド
部品24A、24Bが取り付けられている。ガイド部品
24Aには、保護カバー29が取り付けられている。該
保護カバー29のガイド部品24Aへの取り付けは、テ
ンションローラ保持部材40Aのガイド部品26Aへの
取り付けと同じように、ガイド部品24Aの側面に不図
示の突起を設け、該突起を保護カバー29に設けた不図
示の開口部に挿入することによって行われる。そして、
紙面奥側にも手前側と同じ外径寸法でのガイド部品24
Bが配設され、該ガイド部品24Bの側面には保護カバ
ー29が配置される。
【0042】42はユニット体21に設けられた屈曲支
点、43はこの屈曲支点42を回動させるときの支持面
となる円形部と支点を嵌合させる溝部とを持つ支点受け
部、44は1次転写ローラ8を感光体9の方向に押圧す
るためのスプリングである。なお、この支点42、支点
受け部43は図4の概略斜視図に示したように、まず支
点受け部43は、支点42を回動させるときの支持面と
なる円形部50と支点を嵌合させる溝部51とを持ち、
支点42は、支点受け部43の円形部50と略同曲率の
円形部52、及び溝部51に嵌合する平坦部53とを有
して構成されている。そしてこれら支点42と支点受け
部43は、それぞれユニット体20、21に設けられた
凹部47、48に配され、支点42は長手方向両側を図
示していないユニット体21に設けられた保持部材に固
着されている。
【0043】次に、ベルト支持ユニット17(図2)に
中間転写ベルト2を装着する方法を説明する。上述した
ように、ベルト支持フレーム1(図1)は、中間転写ベ
ルト2における搬送方向と直交する方向に例えば2つの
ユニット体20、21のように複数に分割できるように
構成されている。図3に示すように、ユニット体20に
は中間転写ベルト2を駆動する駆動ローラ3、1次転写
ローラ8、1次転写ローラ8を押圧して中間転写ベルト
2を感光体ドラム9に接触させるスプリング44、ユニ
ット体21に設けた屈曲支点42を受けてユニット体2
0、21を屈曲可能とする支点受け部43を配してい
る。
【0044】また、ユニット体21には、テンションロ
ーラ4とバックアップローラ5、1次転写ローラ8、1
次転写ローラ8を押圧して中間転写ベルト2を感光体ド
ラム9に接触させるスプリング44、テンションローラ
4を保持すると共に中間転写ベルト2の走行方向に移動
可能に構成され、スプリング41によって押圧されて保
持したテンションローラ4が中間転写ベルト2にテンシ
ョンを加えて張設させるテンションローラ保持部材40
A、屈曲支点42等が配設されている。
【0045】また、この中間転写ユニット16は、2次
転写ローラ7(図11)に対向するベルト支持のための
バックアップローラ5を、ガイド部材26(A,B)の
端部に設けてあるが、このようにすることにより、ベル
ト支持フレーム1(図1)を中心付近で屈曲させること
ができ、ベルト支持フレーム1の全外周が中間転写ベル
トの内周より最も小さくなる形での屈曲が可能となる。
【0046】さらに、最初に1次転写を行わせる1次転
写ローラ8をテンションローラ4における下流側直後の
位置に配しているが、このようにすることにより、最も
張力が発生した撓みや斜行のない位置で均一な圧接力で
転写を行うことができる。
【0047】そして、さらに支点42と支点受け部43
は、図4に示したように、支点受け部43が該支点受け
部43内で支点42を回動させるときの支持面となる円
形部50と、支点42の平坦部53を嵌合させる溝部5
1とを持ち、支点42は、支点受け部43の円形部50
と略同曲率の円形部52、及び溝部51に嵌合する平坦
部53とを有して構成されている。また、ユニット体2
0、21は、支点42上部のベルト側を直立面45、4
6としてあり、これら支点42における平坦部53が支
点受け部43における溝部51に嵌合したとき、これら
直立面45、46が相接するようにしてある。そのため
支点42が支点受け部43の溝部51に嵌合すると、ユ
ニット体20、21はしっかりと位置規制されて一体と
なる。
【0048】そして、この支点42は、ユニット体2
0、21を図5(A)に示したように屈曲させたとき、
屈曲の谷側にある支点42が支点受け部43における溝
部51との嵌合が外れて逃げ、今度は支点42の円形部
52が支点受け部43の円形部50で挟持されて回動で
きるようになっている。そのため、ユニット体20、2
1は分離することなくこの支点受け部43の円形部50
で挟持されて回動し、スムーズに屈曲させることができ
る。そして、このユニット体20、21の屈曲角は、図
5(B)に示したように、支点42が支点受け部43の
円形部50から外れる直前までの角度、すなわち屈曲に
よってユニット体20の底面、または支点受け部43の
底面側がユニット体20における凹部の底面側と接触
し、それ以上屈曲させると支点42が支点受け部43か
ら外れる角度である。
【0049】このようにすることによりユニット体2
0、21は、互いに分割できるにもかかわらず中間転写
ベルト2を装着するときは連結したまま屈曲可能とな
り、前記図5に示したように、ベルト支持フレーム1
(図1)の全外周長を中間転写ベルト2の内周より小さ
くなる方向に屈曲させることで、たとえ中間転写ベルト
2の端部を保護するためのガイド部品24(A,B),
25(A,B)が取り付けられた状態でもベルト支持フ
レーム1に組み込むことができる。そのため、従来装置
で行われていたようなベルト交換用支持部材を設けたカ
ートリッジを用意したり、テンションローラをベルト支
持フレームと離れたところに設置してベルト支持フレー
ムとテンションローラによってベルトの内周寸法と合わ
せるなど、複雑な機構や画像形成装置そのものを大きく
する構成をとる必要が無く、コストの増加や作業者の負
担を増加させることなく、またベルトを傷付けることな
く、簡単、容易に組み込みや交換が行え、低コストのベ
ルト支持フレームを有する画像形成装置を提供すること
ができる。
【0050】このように構成しているので、テンション
ローラ保持部材40A,40Bは、テンションローラ4
を保持すると共にユニット体21に設けられた溝内のス
プリング41によってベルト支持フレーム1における中
間転写ベルト2の走行方向に移動可能に構成され、スプ
リング41によって押圧されて保持したテンションロー
ラ4が中間転写ベルト2にテンションを加え、中間転写
ベルト2を張設する。
【0051】そして、本実施の形態においては、図1、
図2に示したように、ベルト支持フレーム1を中間転写
ベルト2における搬送方向と直交する方向に、例えば2
つのユニット体20、21のように複数に分割できるよ
う構成し、さらにこれらユニット体20、21に中間転
写ベルト2を支持して張設するための例えば駆動ローラ
3、テンションローラ4、バックアップローラ5を配し
た。そしてさらに、このベルト支持フレーム1における
ユニット体20、21を、無端ベルトの撓み方向、すな
わちベルト支持フレーム1の全外周長が中間転写ベルト
2の内周より小さくなる方向に屈曲支点を谷側として屈
曲可能とし、この状態で中間転写ベルト2をそのまま、
たとえ中間転写ベルト2の端部を保護するためのガイド
部品25A,25B、24A、24Bが取り付けられた
状態でもベルト支持フレーム1に組み込めるようにし
た。このようにすることにより、ガイド部品25A,2
5B、24A、24Bはベルト支持フレーム1と一体部
品にすることも可能で、部品点数の削減と組立によるバ
ラツキが削減され、品質の安定化につながる。また、ベ
ルトを容易に脱着できるため、装着だけでなく、分解時
の離脱にも無駄な時間が省けてリサイクル性も考慮され
たベルト支持フレームとなる。
【0052】尚、図2に示すように、中間転写ベルト2
の一方側開口から図示しないガイドで三角状開口に保持
して、他方側開口からベルト支持ユニット17を挿入す
ることもできるが、無端中間転写ベルトもしくは無端ベ
ルトを三角状開口、正三角状開口、楕円状開口として一
方側を下に起立状態で載置させ、他方側開口からベルト
支持ユニット17を挿入してもよい。
【0053】また、この図1、図2に示したベルト支持
フレーム1においては、ユニット体をユニット体20、
21の2分割した場合を示したが、これは2分割のみに
限らず、3分割以上にしてもよいことはもちろんであ
り、またユニット体20に駆動ローラ3を、ユニット体
21にテンションローラ4、バックアップローラ5を配
した場合を示したが、ベルトを支持できればよいからこ
のような構成に限定されないことも明らかである。
【0054】このようにベルト支持フレーム1を構成す
ることにより、前記したベルト支持フレームのベルト接
触面外周寸法 < ベルトの内周寸法の条件を満足させ
るため、従来装置で行われていたようなテンションロー
ラを移動可能にすると共にベルト交換用支持部材を設け
てベルトを支持し、それによって駆動ローラからベルト
を取り外すようにしたカートリッジを用意したり、ベル
ト支持フレームのベルト接触面外周寸法をベルトの内周
寸法より小さく構成し、テンションローラをベルト支持
フレームと離れたところに設置してベルト支持フレーム
とテンションローラによってベルトの内周寸法と合わせ
るなど、複雑な機構や画像形成装置そのものを大きくす
る構成をとる必要が無く、コストの増加や作業者の負担
を増加させることなく、またベルトを傷付けることな
く、簡単、容易に組み込みや交換が行え、低コストのベ
ルト支持フレームを有する画像形成装置を提供すること
ができる。
【0055】次に、図6〜図9を用いて、中間転写ユニ
ット16にクリーニング装置13をを組み立てる手順を
説明する。図6において、下方に半筒状の空所(スクリ
ュー室)35eを有し、該空所35e内に矢印69方向
に廃トナーを搬送可能なスクリュー33を回転可能に配
したフレーム35が配設され、前記空所35eの開口部
上方に中間転写ベルト2上の廃トナー(残留トナー)を
中間転写ベルト2の移動により削り取るブレード34が
設けられている。
【0056】また、スクリュー33の回転中心と同心の
開口を有するフランジ部35dが突出配置され前記開口
内を貫通してスクリュー33と連結するギア39(図7
(B))が配設されている。また、スクリュー33と同
心状に円形突起35bが設けられ、該円形突起35b上
方近傍に金属製の係止片61がフレーム35と一体的に
設けられ、該係止片61には係止部61aが起立し、フ
ランジ部35d側にも係止片61(図7(A))と対応
する位置に同じく係止部61a(図7(B))が設けら
れている。
【0057】フレーム35のブレード34とは反対側の
面には開閉部材36が上下動可能に配設され、該開閉部
材36はバネ37によって下方に付勢されて配設され、
開閉部材36の下方先端には廃トナーを矢印68方向に
落下させる開口部27の遮蔽部材(不図示)が設けら
れ、クリーニング装置13が画像形成装置18内に装着
されない状態においては、開口部27を閉成してスクリ
ュー室35e内の廃トナーの落下を防止している。
【0058】次に、このように構成されたクリーニング
装置13を中間転写ユニット16に装着する方法を説明
する。図6において、フレーム35のフランジ部35d
をテンションローラ保持部材40Bの開口部40Bdに
嵌合させ、開口部40Bd周方向に若干回動させつつ挿
入すると、スクリュー33のギア39(図7(B))と
テンションローラ4のギア31と噛合することができ
る。そして、スクリュー33と同心状に設けられた円形
突起35bをテンションローラ保持部材40Aの半円穴
40Adに嵌合挿入すると、図7に示す状態となる。
【0059】図7(A)は図6の表側から望み、図7
(B)は図6の裏側から望む場合である。図7(A),
(B)の状態から矢印67方向にフレーム35を回動さ
せて、テンションローラ保持部材40Aの開口部40A
cに係止部61aをスナップフィットさせ、テンション
ローラ保持部材40Bの開口部40Bcに係止部61a
をスナップフィットさせると図8(A)、(B)に示す
状態となる。
【0060】この状態を図9に示す斜視図で視ると、テ
ンションローラ4上の中間転写ベルト2の表面をブレー
ド34の先端が当接している。そして、ブレード34の
ベルト周面圧接方向60と対向して開口部40Acの辺
40ACが係止部61aを係止し、半円穴40Adの
左側縁40Adが支持面として円形突起である回転軸
部を支持している。また、テンションローラ保持部40
B側も同じように開口部40Bc辺の40Bcが係止
部61aを係止し(図8(B))、円弧開口部40Bd
の左側縁40Bdが支持面として円形突起である回転
軸部を支持しているので(図6参照)、ブレード34は
位置固定される。
【0061】よって、テンションローラを回転保持する
テンションローラ保持部材に、スクリューの回転軸心中
心にフレームを回動可能に配置して、該フレームに廃ト
ナー削り落とし用のブレードを設け、フレームに突起状
係止部と、該係止部に係合する開口部をテンションロー
ラ保持部材に設け、フレームをスクリューの回転軸心中
心に回動して予め決められた位置にて前記開口部と係止
部とを係合することによって、ブレードのビス止めなど
の面倒な操作なしにブレードを所定位置に設定すること
ができる。すなわち、予め、無端ベルト周面でのブレー
ドの圧接位置を求め、その位置における開口部40A
c、40Bcに対する係止部61aの位置を求め、その
データに基づいて各部材を製作しておくことによって、
開口部40Ad,40Bdへのクリーニングフレームの
円形突起35b、フランジ部35dを嵌合する第1段階
穴固定動作と、開口部40Ac、40Bcに対する係止
部61aの第2段階穴固定動作との2段階穴固定動作に
よって、ブレードの位置設定が行われるので、従来技術
のようにクリーニングフレームへのブレードの締結部品
による取り付け動作に比べて、ベルト表面へのブレード
先端の負荷バラツキが抑制され、スムーズな清掃動作を
行うことができる。
【0062】そして、テンションローラ保持部材40
A,40Bは、ともにテンションローラ4とクリーニン
グ装置13を同一部材で支持し、スプリング41によっ
てテンション方向に付勢しているので、テンションロー
ラ4によって張設されるベルト2に接触するブレード3
4の接触状態を変えることなく、すなわち、クリーニン
グ装置13からベルト2にブレード34が接触する位置
を一定の距離に保ちながらテンションローラ保持部材4
0A,40Bは直線状に可動することができる。
【0063】よって、テンションローラ取り付け軸位
置、駆動ローラ軸位置、無端ベルト、その他各部材等に
製作誤差が生じたとしても、また、無端ベルト自体の材
質による引張強さが製作誤差、または経時変化等によっ
て変わって寸法が基準値より変化したとしてもスプリン
グ41によってテンションローラを付勢して無端ローラ
を張設することができるので、スプリング41によるテ
ンションローラ保持部材40A,40Bの位置がテンシ
ョン方向に変化してもベルト2にブレード34が接触す
る位置を一定の距離に保ちながらテンションローラ保持
部材40A,40Bは直線状に可動して誤差等を吸収す
ることができる。
【0064】このようにクリーニング装置13が装着さ
れた中間転写ユニット16において、転写ベルト2が回
動すると、ブレード34によって廃トナーが削り落とさ
れ、テンションローラ4が転写ベルト2によって回転
し、ギア31を噛合しているギア39が回転して、廃ト
ナーを開口部27から排出する。
【0065】なお、以上の説明ではユニット体20、2
1を屈曲させてベルト支持フレーム1の全外周長を中間
転写ベルト2の内周より小さくなるようにしたが、これ
は屈曲だけに限らず、例えば図10に示したように、ベ
ルト支持フレーム1のベルト搬送方向長さを伸縮できる
ようにしてもよい。この図10は、ベルト支持フレーム
1におけるベルト搬送方向長さ伸縮構造を、ベルト支持
フレームのベルト搬送面端部方向における側面から見た
断面図であり、ベルト支持フレームの互いに接するユニ
ット体20、21の一方、例えばユニット体20に凸部
71を、逆側のユニット体21に前記凸部71を収容す
る凹部70を設けると共に、凹部70の開放端側に凸部
71を係止する部材72とそれを押し上げるスプリング
73を設けたものである。このように構成したベルト搬
送方向長さ可変構造において、無端ベルトをベルト支持
フレーム1に装着、または取り外す際は、図10(A)
のように凸部71を係止する部材72をスプリング73
に抗して押し下げて凹部70と凸部71を嵌合させ、ベ
ルト支持フレーム1のベルト搬送方向長さを短くして無
端ベルトを装着する。そしてその後、前記凸部71を凹
部70から引き出すとスプリング73に押されて前記係
止部材72が凹部71をふさぎ、凸部71が係止されて
ベルト支持フレーム1のベルト搬送方向長さが所定長に
なる。
【0066】このようにすることにより、ユニット体を
屈曲させることなく前記 ベルト支持フレームのベルト接触面外周寸法 < ベル
トの内周寸法 の関係を容易に得ることができ、ベルト交換用の機構の
付加によるコストの増加や作業者の負担を増加させるこ
となく、またベルトを傷付けることなく、簡単、容易に
組み込みや交換が行え、低コストのベルト支持フレーム
を有する画像形成装置を提供することができる。なおこ
の実施の形態の場合、図10をベルト支持フレームのベ
ルト搬送面端部方向における側面から見た断面図として
説明したが、この構造をベルト搬送面側の構造として構
成してもよいことはもちろんである。
【0067】次に、図11、12、13を用いて、クリ
ーニング装置13を装着した中間転写ユニット16を画
像形成装置本体へ着脱する操作を説明する。図11の状
態で、感光体ドラム9をベルト2表面から離して、画像
形成ユニット56を手前に取り出すと、図12に示すよ
うに開口部58が生じる。そして、中間転写ユニット1
6に設けられた図示しない把持手段を持って中間転写ユ
ニット16を矢印59方向に持ち上げると、クリーニン
グ装置13のスクリュー室35eの廃トナー排出口であ
る開口部27(図6)を開成していた開閉部材36の下
方先端がバネ37によって閉成する。
【0068】そして、開閉部材36が開口部27を閉成
した状態で図13に示すように中間転写ユニット16は
引き上げられる。一方、画像形成装置本体側には、ガイ
ド壁62に連結するU字型ガイド面を有する第1ガイド
54,及びU字型ガイド面を有する第2ガイド55が配
設され、他方、中間転写ユニット16の奥側の保護部材
26Bには、駆動ローラ3と同心的に第1ガイド54の
U字型ガイド面と嵌合可能な第1ガイド凸部(不図示)
が配設され、また、バックアップローラ5と同心的に第
2ガイド55のU字型ガイド面と嵌合可能な第2ガイド
凸部(不図示)が配設されている。よって、これらのU
字型ガイド面を有する第1及び第2ガイドから、第1及
び第2ガイド凸部が外れたときに、中間転写ユニット1
6を手前に引き出すことによって容易に画像形成装置本
体外に取り出すことができる。
【0069】画像形成装置本体内へ中間転写ユニット1
6を装着する際には、図13に示すように、ガイド壁6
2に前記第1ガイド凸部の右側を接触させて中間転写ユ
ニット16を下げると、中間転写ユニット16側の第1
及び第2ガイド凸部が画像装置本体側の第1ガイド54
及び第2ガイド55のU字型ガイド面と嵌合し、中間転
写ユニット16は載置面54a、55aに載置される。
そして、クリーニング装置13の開閉部材36は断熱壁
57の突起57aに当設して廃トナー管32の開口に対
面する開口部27を開成し、図12の状態に至る。
【0070】次に、4個の画像形成ユニット56を画像
形成装置本体内に装着することによって、図11に示す
状態となる。
【0071】本実施の形態はこのように構成しているの
で、第1の特徴は、上下面に前記無端ベルトが張設され
るユニット体を備え、該ユニット体の前記無端ベルト搬
送方向両側側面に、前記無端ベルト表面より高い支持部
を有する保護部材を設けてベルトユニットを構成し、画
像形成装置本体側に、上側が開放され下側が前記保護部
材を受ける受部が形成され、前記ベルトユニットを所定
位置に載置可能なガイドを設けた点である。該ベルトユ
ニットは前記無端ベルト表面より高い支持部を有した保
護部材によって、ベルトユニットを画像形成装置外に載
置しても、また、画像形成装置本体側に各種ローラの軸
心方向に挿入しても、無端ベルトが他の部材と当接して
損傷することがない。
【0072】また、本実施の形態の第2の特徴は、すく
なくとも感光体ドラムを画像形成装置本体から取り外し
た状態で、前記各種ローラの軸心方向に前記画像形成装
置本体内への前記ベルトユニットの挿脱操作と、前記ガ
イドにおける前記挿脱操作とは異なる方向への前記ベル
トユニットの摺動操作とによって、前記ベルトユニット
の着脱を行うことである。
【0073】それに対して従来技術は、ベルトユニット
を各種ローラの軸心方向に引き出すためには、感光体ド
ラム、現像装置等と無端ベルト上面が接触して損傷する
ことを防止するために両者の適宜間隔を必要とする。ま
た、ベルトユニットの下方に配置された記録媒体の搬送
ユニットとの間も適宜間隔を必要とする。すなわち、図
14に示すように、ベルト支持ユニット(ベルトユニッ
ト)90を構成する側板75は、手動操作によって左右
動可能に配置された係止部材78に係止される装置位置
と、係止部材79に係止され、手前側に引き出しを許容
される離間位置との間を75aを中心として回動可能で
あって、(A)の状態では無端ベルト2と感光体ドラム
9とが接触して係止部材78によって反時計方向の回動
を阻止されている。また、搬送ユニット77は77aを
中心として回動可能であって、(A)の状態では無端ベ
ルト2と2次転写ローラ7とが接触して係止レバー76
によって反時計方向の回動を阻止されている。このよう
に構成されているので、ベルトユニット90の上面に感
光体ドラム9が配置された状態のままでは、(B)に示
すように、感光体ドラム9から適宜間隔a1分ベルトユ
ニット90を下げ、無端ベルト2と感光体ドラム9とが
接触しないように離間させる必要があるとともに、ベル
トユニット90の下方に配置された記録媒体の搬送ユニ
ット77とベルトユニット90との間を適宜間隔a2分
搬送ユニット77を下げる必要がある。そのためには、
搬送ユニット77は、前記間隔a1に対応する間隔a
1’分下げ、さらに前記間隔a2に対応する間隔a2’
分下げる必要がある。また、搬送ユニット77の昇降を
制御する係止レバー76は搬送ユニット77の下側に配
置されているので、前記搬送ユニット77の昇降制御の
ための移動域a4を搬送ユニット77の下側に必要とす
る。そして、係止レバー76の仮想線76’側の飛び出
し分a3が更に必要となる。よって、搬送ユニット77
は、間隔a1’+a2’と係止レバーの飛び出し分a3
の合計a1’+a2’+a3分のスペースを搬送ユニッ
ト77の下方に必要とする。
【0074】ところが、本実施の形態の場合は、図1
1、12、13に示すように、感光体ドラム9、現像装
置10等を手前に引き出すために前記適宜間隔a1だけ
感光体ドラム9、現像装置10等を中間転写ユニット1
6から離間させて引き出せば、感光体ドラム9、現像装
置10等が配置されていた場所は空所58として残り、
その空所58に中間転写ユニット16を上方に持ち上
げ、しかる後に手前に引き出すことによって前記適宜間
隔a2’を不要としてさらに、搬送ユニットの昇降を制
御する前記係止レバー76を不要とし、該係止レバー7
6の飛び出し分a3が不要となり、該係止レバー76の
容積分Wを加味した(a2’+a3+W)分のスペース
が不要となり、操作が簡単でコンパクトな画像形成装置
を提供することができる。
【0075】尚、以上の説明では、本実施の形態を無端
中間転写ベルトを用いた場合に適用して説明してきた
が、前記したように無端ベルトは画像形成装置において
感光体ドラム、最終転写部材の搬送装置などにも使われ
ており、こういった装置に適用しても同様な効果が得ら
れることは明らかである。
【0076】また、本実施の形態では、廃トナーをブレ
ード34によって削り落としていたが、ブレードの代わ
りにファーブラシを用いてもよいことは勿論のことであ
る。
【0077】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によるクリ
ーニング機構を備えた電子写真装置用ベルトユニット
は、クリーニング機構に回転軸部を設け、該回転軸部を
前記ベルトユニットのユニットフレームに脱着且つ回転
自在に嵌合させているので、ビス等を用いることなく、
前記ユニットフレームに脱着可能である。そして、クリ
ーニング機構のクリーニングフレームを前記ユニットフ
レームに対面して前記軸部の回転に合わせて回動可能に
構成し、前記クリーニング部材がベルト周面を圧接され
る位置で、クリーニングフレームとユニットとの両フレ
ーム間が嵌合し、位置固定可能に構成しているので、前
記クリーニング機構の回転軸部をユニットフレームへ装
着する第1動作と、その位置からクリーニングフレーム
を所定角度回動させて両フレーム間が嵌合し、位置固定
する第2動作とによって、クリーニング部材をベルト周
面に圧接するユニットフレームの位置へクリーニングフ
レームを容易に組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるベルト支持フレームの構成の
一例を説明するための図である。
【図2】 本発明にかかるベルト支持フレームに無端ベ
ルトを組み込む場合を説明するための図である。
【図3】 本発明にかかるベルト支持フレームを中間転
写ベルトの支持フレームに適用した場合の概略説明図で
ある。
【図4】 図3におけるベルト支持フレームの支点部の
拡大説明図である。
【図5】 本発明にかかるベルト支持フレームの屈曲状
態を示した説明図である。
【図6】 図5の中間転写ベルトの支持フレームにクリ
ーニング装置を組み立てる手順を説明する説明図1であ
る。
【図7】 中間転写ベルトの支持フレームにクリーニン
グ装置を組み立てる手順を説明する説明図2である。
【図8】 中間転写ベルトの支持フレームにクリーニン
グ装置を組み立てる手順を説明する説明図3である。
【図9】 中間転写ベルトの支持フレームにクリーニン
グ装置を組み立てる手順を説明する説明図4である。
【図10】 本発明にかかるベルト支持フレームにおけ
る伸縮構造の他の実施の形態を説明するための図であ
る。
【図11】 タンデム型画像形成装置の概略断面図であ
る。
【図12】 中間転写ユニットの取り外し方法を説明す
る説明図1である。
【図13】 中間転写ユニットの取り外し方法を説明す
る説明図2である。
【図14】 従来のタンデム型画像形成装置における中
間転写ベルト周りの構成概略を説明するための図であ
る。
【図15】 従来のベルト支持フレームを説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 ベルト支持フレーム 2 中間転写ベルト(無端ベルト) 3 駆動ローラ 4 テンションローラ 16 中間転写ユニット(電子写真装置
用ベルトユニット) 20、21 ユニット体 24、25 ガイド部品(保護カバー) 34 ブレード(クリーニング部材) 35 フレーム(クリーニングフレー
ム) 35b 円形突起(回転軸部) 35d フランジ部(回転軸部) 40A,40B テンションローラ保持部材(ユニ
ットフレーム) 41 スプリング(付勢手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H071 BA03 BA13 BA14 BA27 BA29 BA35 DA09 EA18 2H200 FA08 FA12 GA12 GA33 GA47 GB44 HA02 HB12 HB22 JA02 JB06 JB10 JB42 JC03 JC12 LA02 LA08 LA24 LA27 LA29 LA38 LB02 LB09 LB13 LB17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真装置に組み込まれたトナー像の
    中間転写若しくは紙搬送無端ベルトユニットのベルト周
    面に残留した紙粉やトナー等を清掃するクリーニング部
    材をベルト周面に圧接して配設してなるクリーニング部
    材を有するクリーニング機構を備えた電子写真装置用ベ
    ルトユニットにおいて、 前記クリーニング機構の回転軸部を前記ベルトユニット
    のフレーム(以下ユニットフレームという)に脱着且つ回
    転自在に嵌合させるとともに、クリーニング機構のフレ
    ーム(以下クリーニングフレームという)を前記ユニット
    フレームに対面して前記軸部の回転に合わせて回動可能
    に構成し、前記クリーニング部材がベルト周面を圧接す
    る位置で、前記両フレーム間が嵌合し、位置固定可能に
    構成したことを特徴とする電子写真装置用ベルトユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記クリーニングフレームが前記ユニッ
    トフレームの壁面と面接触若しくは近接して平行に回動
    可能に構成するとともに、前記両フレームの1のフレー
    ム面に他のフレームの押圧により弾性変形可能な嵌合部
    材を設け、該嵌合部材が、他のフレーム側に設けた穴
    に、前記クリーニング部材のベルト周面圧接位置と対応
    する位置で嵌合可能に構成したことを特徴とする請求項
    1に記載の電子写真装置用ベルトユニット。
  3. 【請求項3】 前記クリーニング機構の回転軸部が回動
    自在に嵌合される嵌合穴を、丸穴と半丸以下の円弧開口
    で形成し、前記円弧開口の支持面が前記クリーニング部
    材のベルト周面圧接方向と対向して位置していることを
    特徴とする請求項1に記載の電子写真装置用ベルトユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記丸穴側に位置する回転軸部に、前記
    クリーニング機構に内設された残留トナーを排出するス
    クリューを駆動する駆動系が連結可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子写真装置用ベル
    トユニット。
  5. 【請求項5】 前記クリーニング機構のクリーニングフ
    レーム側に、廃トナーの排出口を開閉させるシャッタ機
    構に弾性力付勢手段を付設し、 該弾性力付勢手段を装置本体若しくは装置本体を構成す
    る1部の部材の押圧により付勢して前記シャッタ機構の
    開成状態を維持させることを特徴とする請求項1に記載
    の電子写真装置用ベルトユニット。
  6. 【請求項6】 前記装置本体若しくは装置本体を構成す
    る1部の部材の押圧により、前記シャッタの開成位置を
    設定するとともに、前記装置本体若しくは装置本体を構
    成する1部の部材が、前記ベルトユニットと離間するこ
    とによって前記シャッタの閉成を可能に構成し、前記シ
    ャッタの閉成により前記クリーニング部材の弾性力付勢
    手段を介しての付勢力が解除可能に構成された請求項5
    に記載の電子写真装置用ベルトユニット。
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