JP3689810B2 - 画像形成装置のベルト支持ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置に係り、特に、無端ベルト状に形成されたベルト体ユニット、すなわち、感光体上に形成された画像を1次転写させるようにした中間転写ベルト、及び感光体上から直接に転写される記録媒体を搬送する無端ベルト状の搬送ベルト等において、組立、交換が容易に行えるような構造を有した画像形成装置及び、無端ベルトの組立方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機などの画像形成装置においては、感光体上に形成された画像を中間転写ベルト上に1次転写させた後に最終転写部材に2次転写させるように構成したもの、及び最終転写部材を無端ベルト状の転写部材搬送ベルトで搬送するように構成したもの等がある(以下、こういった無端ベルト状の中間転写ベルト、転写部材搬送ベルトなどを単に無端ベルトと略称する)。
【0003】
例えば、中間転写ベルトを使ったいわゆるタンデム型画像形成装置においては、図8にその中間転写ベルト周辺における構成概略の一例を示したように、色数分の感光体ドラム9を中間転写ベルト2の進行方向に配列し、各感光体ドラム9上に中間転写ベルト2の送りに同期させてトナー像を形成することで中間転写ベルト2上に1次転写し、その後、最終転写部材6に2次転写して定着装置14で定着するよう構成している。尚、この図8において、10は現像装置、8は感光体ドラム9上に形成されたトナー像を中間転写ベルト2に1次転写させるための1次転写ローラ、3は中間転写ベルト2の駆動ローラ、4はテンションローラ、5は2次転写ローラ7に対向して設けられたバックアップローラ、13は中間転写ベルト2のクリーニング装置である。そしてこういった中間転写ベルト2を用いた画像形成装置においては、これら駆動ローラ3、テンションローラ4、1次転写ローラ8等を保持して中間転写ベルト支持ユニット90を構成する。
【0004】
このように構成したタンデム型画像形成装置は、各色の露光、現像、転写が平行して行われるため高速性に優れ、また、ベルトの経年変化、あるいは一定枚数以上の印刷によって中間転写ベルト2に寸法変化や破損に起因するコピートラブルが発生しても、この中間転写ベルト2のみを交換すればよいから経済的に構成できる。また、こういった無端ベルトは、このタンデム型画像形成装置における中間転写ベルトだけでなく、最終転写部材を転写部材搬送ベルトで搬送するようにしたもの等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こういった無端ベルトを用いた画像形成装置においては、前記した駆動ローラ3やテンションローラ4、バックアップローラ5、1次転写ローラ8を保持する中間転写ベルト支持ユニット90(図9参照)へのベルトの組み込みや交換が困難であるという問題がある。すなわち、通常こういった中間転写ベルト2のような無端ベルトは、図9(A)に91で示したように筒状の無端ベルトとして構成されるが、このような筒状の無端ベルト91を例えば前記中間転写ベルト支持ユニット90へ組み込む場合、
ベルト支持ユニットのベルト接触面外周寸法 < 無端ベルトの内周寸法
の関係が成立していないと組み込みができず、しかもこういった組み込み作業は、これらの無端ベルト91に傷を付けないように細心の注意が必要で、作業者への負担も大きい。
【0006】
そのため、ベルト支持ユニット90のベルト接触面における外周寸法と無端ベルト91の内周寸法は大きな寸法差を設けることが必要になるが、こういった無端ベルト91には一定の張力を与えることが必要であり、このように寸法差を大きくした場合の撓みを取るため、図9(B)に示したように別途テンションローラ92が必要になる。しかし、このようにテンションローラ92を設置すると、設置スペースやテンションを加えるための機構が必要になり、無駄なスペースが生じると共に構造が複雑化し、構成部品点数が増える分重量が増えると共に高価になる。また、例えばこういった中間転写ベルト2の端面を保護するため、図9(c)に示すように保護カバー22、23、24、25などを中間転写ベルト支持ユニット90へ組み込む場合は、当然無端ベルト91を組み込んだ後に取り付ける必要があり、部品公差も累積される。従って、メンテナンスやベルト支持ユニットのリサイクルのため、無端ベルトを取り外す際には必ずこれら保護カバー22、23、24、25を事前に取り外さねばならず、無駄な作業が生じてメンテナンス性が悪い。
【0007】
こういったことに対処するため特開平8−123294号公報には、無端ベルトを収容したカートリッジにベルト交換用支持部材を設けると共に無端ベルトのテンションローラをバネに抗して移動可能に構成し、無端ベルトの交換に際してテンションローラを駆動ローラ側に移動させてベルト交換用支持部材で無端ベルトを保持し、無端ベルトを、ベルト交換用支持部材を有したカートリッジ毎交換できるようにした装置が示されている。
【0008】
また、特許第3175631号公報には、2次転写装置を中間転写ベルト長手方向中心より定着装置とは反対側の下方に設置し、2次転写装置と定着装置との間隔を充分とると共に中間転写ベルトの蛇行規制用のローラを設け、中間転写ベルトの張力が適正に保たれるようにした画像形成装置が示されている。
【0009】
しかしながら、この特開平8−123294号公報に示された装置は、ベルト交換に際してベルト交換用支持部材を有するカートリッジ毎交換する必要があり、機構が複雑であると共にカートリッジを構成するベルト交換用支持部材などの部品も廃棄されて不経済であり、地球環境保護の観点からも不利益をもたらす。また、特許第3175631号公報に示された構成では、蛇行規制用のローラが中間転写ベルトの走行域を拡大していて画像形成装置を小型に構成することができなくなると共に、蛇行規制用ローラを別途設ける必要があり、必然的に高価にならざるを得ない。
【0010】
そのために、筒状の無端ベルトのベルト支持ユニットへの組み込みや交換に際し、複雑な構造を用いることなく、簡単、容易に組み込みや交換が行えるようにし、作業者への負担を軽減すると共に低コストのベルト支持ユニットを有する画像形成装置が望まれている。
【0011】
上述の事情に鑑み、本発明は、筒状の無端ベルトのベルト支持ユニットへの組み込みや交換に際し、複雑な構造を用いることなく、簡単、容易に組み込みや交換が行えるようにし、作業者への負担を軽減すると共に低コストのベルト支持ユニットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明においては、駆動ローラとテンションローラ間に無端ベルトが張設される画像形成装置のベルト支持ユニットにおいて、上下面に前記無端ベルトが張設される複数のユニット体を備え、該ユニット体を前記無端ベルトを搬送する方向に連結し、各ユニット体間の張設方向における連結状態から前記無端ベルトの撓み方向に屈曲可能に構成するとともに、前記各ユニット体のそれぞれの前記無端ベルト搬送方向両側側面に、前記無端ベルト張設時に前記無端ベルト表面より高い支持点を有し前記無端ベルトの周縁を保護する支持部をそれぞれ設けて前記ベルト支持ユニットを構成し、該ベルト支持ユニットが屈曲状態で、前記支持部側面側から投影される前記ベルト支持ユニットの外縁線で区画された面積を、前記無端ベルト周径が形成する側面面積より小さく構成することによって、前記支持部間に、前記無端ベルトを着脱可能に構成し
更に前記テンションローラを支持するローラ支持部材を備え、該ローラ支持部材を前記支持部に設けるとともに、前記支持部と前記ローラ支持部材とが互いに対面する位置における前記支持部材及び前記支持部それぞれに、前記ローラ支持部材が位置固定可能な係合部を設け、該係合部同士の係合及び位置固定が前記テンションローラのテンション方向の移動域で行われることを特徴とする。
【0013】
本発明は、駆動ローラとテンションローラ間に無端ベルトが張設される画像形成装置のベルト支持ユニットである。該ベルト支持ユニットには、感光体ベルトから直接に画像が転写される記録媒体を搬送する無端ベルト、または感光体ドラムから画像が転写される無端中間転写ベルト等が張設される。これらのベルトが張設されて、ベルト体ユニットを構成する。
【0014】
そして、このベルト体ユニットは、画像形成装置本体に装着されるために、組立て工程においても、また、メンテナンス時においても、前記無端ベルトもしくは無端中間転写ベルトが他の部材と接触して損傷しないように、前記各ユニット体のそれぞれの前記無端ベルト搬送方向両側側面に、前記無端ベルト張設時に前記無端ベルト表面より高い支持点を有し前記無端ベルトの周縁を保護する支持部をそれぞれ設けている。このように構成されたベルト体ユニットは、一時、載置面上に載置した際に、該支持部の前記無端ベルト表面より高い支持点が載置面に接触しても、無端ベルトに接触することがない。
【0015】
また、ベルト体ユニットは、張設されたベルトが無端中間転写ベルトである場合は、記録媒体を搬送する無端ベルトの場合より耐久性が短く無端中間転写ベルトを容易に交換する必要があるにもかかわらず、無端中間転写ベルト表面より高い支持点を有する支持部の内側に、駆動ローラとテンションローラ間にテンションを有して張設されているので、このままでは無端中間転写ベルトの交換は無理である。
【0016】
よって、上下面に前記無端ベルトが張設される複数のユニット体を備え、該ユニット体を前記無端ベルトを搬送する方向に連結し、各ユニット体間の張設方向における連結状態から前記無端ベルトの撓み方向に屈曲可能に構成し、
ベルト支持ユニットが屈曲状態で、前記支持部側面側から投影される前記ベルト支持ユニットの外縁線で区画された面積が、前記無端ベルト周径が形成する側面面積より小さく構成しているので、
ベルト支持ユニットが屈曲することによって、駆動ローラとテンションローラ間にテンションを有して張設されていても、屈曲状態における駆動ローラとテンションローラ間のベルト支持ユニットの寸法は短くなり、前記支持部が存在しても無端ベルトの楕円状若しくは三角状開口内に容易にベルト支持ユニットを挿入することができる。
【0017】
また、無端ベルトの開口内にベルト支持ユニットを挿入するのみでなく、前記支持部を設けたまま、前記ベルト支持ユニットを屈曲させて、一方側の前記支持部を前記無端ベルト側面開口にくぐらせて、前記ベルト支持ユニットに前記無端ベルトを容易に着脱することができる。
【0018】
また、前記テンションローラを支持するローラ支持部材を備え、該ローラ支持部材を前記支持部に設けるとともに、
前記支持部と前記ローラ支持部材とが互いに対面する位置における前記支持部材及び前記支持部それぞれに、前記テンションローラのテンション方向における移動規制幅を利用して係合かつ前記ローラ支持部材の位置固定可能な係合メス部とオス部を設け、該係合メス部とオス部の係合及び位置固定が前記テンションローラのテンション方向の移動域で行われるように構成することも本発明の有効な手段である。
【0019】
かかる技術手段によると、前記テンションローラを支持するローラ支持部材を備え、前記各ユニット体のそれぞれの前記無端ベルト搬送方向両側側面に、前記無端ベルト張設時に前記無端ベルト表面より高い支持点を有した前記無端ベルトの周縁を保護する支持部の前記ローラ支持部材と対面する位置に、前記ローラ支持部材を設け、該ローラ支持部材を前記支持部に設ける。
そして、前記支持部と前記ローラ支持部材とが互いに対面する位置における前記支持部材及び前記支持部それぞれに、前記テンションローラのテンション方向における移動規制幅を利用して係合かつ前記ローラ支持部材の位置固定可能な係合メス部とオス部を設け、該係合メス部とオス部の係合及び位置固定が前記テンションローラのテンション方向の移動域で行われるように構成しているので、前記係合メス部とオス部を用いて、前記ローラ支持部材を容易に前記支持部に組み立てることができる。
【0020】
また、前記ローラ支持部材はテンションが付与されているので、前記係合メス部とオス部とが係合し、前記ローラ支持部材の前記支持部への装着状態を保持することができる。すなわち、テンションローラのテンション付与とともに、前記ローラ支持部材の前記支持部への装着状態の保持とを行うことができる。そして、簡単な機構で容易に前記ローラ支持部材を前記支持部に組み込むことができる。
【0021】
また、前記ローラ支持部材のテンションローラに無端ベルトが張設することによって、前記ローラ支持部材への付テンションによってベルト支持ユニットを構成する各ユニット間を締結部品無しで一体化が可能であり、締結部品を削減してコストを下げることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。なお、同一構成要素には同一番号を付した。
【0023】
図7は、タンデム型画像形成装置18の概略断面図である。
【0024】
図7の符号1は本実施の形態にかかるベルト支持フレーム(図1)で構成した中間転写ベルト2(図2)の支持フレーム、3はこのベルト支持フレーム1に設けられて中間転写ベルト2を駆動する駆動ローラ、4は同じくこのベルト支持フレーム1に設けられて中間転写ベルト2にテンションを加えるテンションローラ、5も同じくこのベルト支持フレーム1に設けられ、中間転写ベルト2上のトナー像を最終転写部材6に転写するための2次転写ローラ7に対向して設けられたバックアップローラ、8も同じくこのベルト支持フレーム1に設けられて感光体ドラム9に対向して設けられ、感光体ドラム9上のトナー像を中間転写ベルト2に転写させる1次転写ローラ、13は中間転写ベルト2上の残留トナー(廃トナー)を清掃するクリーニング装置で、図示しないクリーニングブレードや掻き落としたトナーを排出するためのスクリューなどを含む。
ベルト支持フレーム1はこれら駆動ローラ3、テンションローラ4、バックアップローラ5、1次転写ローラ8、クリーニング装置13等を備えて中間転写ユニット16が構成される。
【0025】
尚、クリーニング装置13の下方には、廃トナー隔壁49を介して廃トナー容器19が配置され、廃トナー隔壁49には廃トナー管32が設けられ、該廃トナー管32はクリーニング装置13の図示しない廃トナー排出口の下方に延設している。
【0026】
10は現像装置、11は露光ユニット、12は現像剤容器で、タンデム型画像形成装置においてはこれら感光体ドラム9、現像装置10、露光ユニット11、現像剤容器12、および感光体ドラム9の帯電装置、感光体ドラム9のクリーニング装置などで構成されるプロセスユニットが、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどの色数分、中間転写ベルト2の進行方向に配列される。
そして、感光体ドラム9、現像装置10及び露光ユニット11が一体的に設けられ画像形成ユニット56を構成している。画像形成ユニット56は図示しないハンドルが設けられ、該ハンドルを所定角度回動することで感光体ドラム9が中間転写ベルト2と離間するとともに、係止が解除され、画像形成ユニット56を手前に引き出すことで取り出すことができるように構成されている。
【0027】
図2に示すように、ベルト支持体ユニット17は、ユニット体20,21で構成されるベルト支持フレーム1、中間転写ベルト2を駆動する駆動ローラ3、中間転写ベルト2にテンションを加えるテンションローラ4、バックアップローラ5、ガイド部品(保護カバー)24(A,B),25(A,B)で構成される。
【0028】
図7に示すように、クリーニング装置13の左下側には、給紙カセット15から最終転写部材6上のトナー像を定着するための定着装置14が配設されている。
尚、このうち定着装置14は、この図7から明らかなように、定着装置14からの熱を中間転写ベルト2やベルト支持フレーム1、及び現像装置10等から遮るための断熱壁57の左側に設けるとともに、該断熱壁57に接触させてクリーニング装置13を設け、さらに定着装置14からの熱の影響を受けにくくして定着装置14と2次転写ローラ7との距離を短くできるようにし、より小型の画像形成装置を構成できるようにしてある。
【0029】
まず、このように構成したタンデム型画像形成装置18の全体動作を説明する。
印刷指示によって図示していないCPUが画像データを例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどに分ける。そして、それら各色の画像データを各色に対応した露光ユニット11に送り、駆動ローラ3で駆動される中間転写ベルト2上の画像転写位置が各色に対応した感光体ドラム9の位置に達するタイミングに合わせて画像が形成されるよう、感光体ドラム9による帯電、露光ユニット11による露光、現像装置10による現像を行う。
【0030】
そして、形成されたトナー像を1次転写ローラ8によって中間転写ベルト2に1次転写し、さらに給紙カセット15から取り出された最終転写部材6に2次転写ローラ7で2次転写し、定着装置14で定着して排紙する。そして、中間転写ベルト2に残った残留トナーは、クリーニング装置13のクリーニングブレード(不図示)で掻き取ると共にスクリュー(不図示)で排出し、次の画像形成に備える。
【0031】
次に、図2を用いてベルト支持体ユニット17の詳細を説明する。同図において、該ベルト支持体ユニット17は、ユニット体20,21で構成されるベルト支持フレーム1(図1)、駆動ローラ3、テンションローラ4、バックアップローラ5、ガイド部品24(A,B),25(A、B)で構成され、中間転写ベルト2を装着する以前のユニット体である。このベルト支持体ユニット17は、図1に示すようにユニット体21及び20が水平状態と、図2に示すように両ユニット体がヘ字状に屈曲する状態とを取ることが可能である。
尚、24、25はベルト支持フレーム1に組み込まれたベルトの端部を保護するための板状のガイド部品(保護カバー)である。
【0032】
図3はベルト支持体ユニット17に中間転写ベルト2を装着して中間転写ユニット16とした場合の概略説明図である。
同図において、ユニット体21は2個の1次転写ローラ8を備え、その両側面には図2に示すようにガイド部品25A、25Bが取り付けられている。
紙面手前側の40Aはテンションローラ保持部材であり、仮想線で示すガイド部品26Aとともにガイド部品25Aを構成する。
【0033】
テンションローラ保持部材40Aはテンションローラ4の軸受30と、開口部40Aa、40Ab、後述するクリーニング装置13の位置決め穴40Ac、半丸孔40Ad、接曲部40Ae、とを有して形成されている。
ガイド部品26Aの側面には、突起26Aa,26Abが植設され、該突起をテンションローラ保持部材40Aの開口部40Aa,40Abに挿入して、凹部26Acに配置されたスプリング41の左端と接曲部40Aeとを当接させることによって、テンションローラ保持部材40Aはスプリング41の押圧力を接曲部40Aeを介して受け、テンションローラ保持部材40Aが左方に移動して、左方への押圧力を有した状態でガイド部品26Aに取り付けることができる。
【0034】
尚、保護カバー28のガイド部品26Aへの取り付けは、テンションローラ保持部材40Aのガイド部品26Aへの取り付けと同じように、ガイド部品26Aの外側面に不図示の突起を、保護カバー28に不図示の開口部に挿入することによって行われる。
【0035】
紙面奥側にも手前側と同じ外径寸法でのガイド部品26Bが配設され、該ガイド部品26Bの側面には開口部が設けられ、スプリング41が配置され、また、該側面にはテンションローラ保持部材40B、保護カバー28が配置される。そして、保護カバー28は手前側と同じものを用いることができるが、手前側のテンションローラ保持部材40Aの半丸孔開口部40Adと同心状に、テンションローラ保持部材40Bの開口部40Bdが丸孔で開設されている。
【0036】
テンションローラ保持部材40Bと保護カバー28のガイド部品26Bへの取り付けは、テンションローラ保持部材40Aと保護カバー28のガイド部品26Aへの取り付けと同じで、テンションローラ保持部材40Bは接曲部を介してスプリング41の押圧力を受けて左方に移動した状態でガイド部品26Bに取り付けることができる。
そして、紙面奥側のテンションローラ保持部材40Bと、ガイド部品26Bとともにガイド部品25Bを構成する。
【0037】
また、ユニット体20は2個の1次転写ローラ8を備え、その両側面には図2に示すようにガイド部品24A、24Bが取り付けられている。ガイド部品24Aには、保護カバー29が取り付けられている。該保護カバー29のガイド部品24Aへの取り付けは、テンションローラ保持部材40Aのガイド部品26Aへの取り付けと同じように、ガイド部品24Aの側面に不図示の突起を、保護カバー29の不図示の開口部に挿入することによって行われる。そして、紙面奥側にも手前側と同じ外径寸法でのガイド部品24Bが配設され、該ガイド部品24Bの側面には保護カバー29が配置される。
【0038】
42はユニット体21に設けられた屈曲支点、43はこの屈曲支点42を回動させるときの支持面となる円形部と支点を嵌合させる溝部とを持つ支点受け部、44は1次転写ローラ8を感光体9の方向に押圧するためのスプリングである。なお、この支点42、支点受け部43は図4の概略斜視図に示したように、まず支点受け部43は、支点42を回動させるときの支持面となる円形部50と支点を嵌合させる溝部51とを持ち、支点42は、支点受け部43の円形部50と略同曲率の円形部52、及び溝部51に嵌合する平坦部53とを有して構成されている。そしてこれら支点42と支点受け部43は、それぞれユニット体20、21に設けられた凹部47、48に配され、支点42は長手方向両側を図示していないユニット体21に設けられた保持部材に固着されている。
【0039】
次に、ベルト支持体ユニット17に中間転写ベルト2を装着する方法を説明する。上述したように、ベルト支持フレーム1(図1)は、中間転写ベルト2における搬送方向と直交する方向に例えば2つのユニット体20、21のように複数に分割できるように構成されている。
ユニット体20には中間転写ベルト2を駆動する駆動ローラ3、1次転写ローラ8、1次転写ローラ8を押圧して中間転写ベルト2を感光体ドラム9に接触させるスプリング44、ユニット体21に設けた屈曲支点42を受けてユニット体20、21を屈曲可能とする支点受け部43を配している。
【0040】
また、ユニット体21には、テンションローラ4とバックアップローラ5、1次転写ローラ8、1次転写ローラ8を押圧して中間転写ベルト2を感光体ドラム9に接触させるスプリング44、テンションローラ4を保持すると共に中間転写ベルト2の走行方向に移動可能に構成され、スプリング41によって押圧されて保持したテンションローラ4が中間転写ベルト2にテンションを加えて張設させるテンションローラ保持部材40A、屈曲支点42等が配設されている。
【0041】
また、この中間転写ユニット16は、2次転写ローラ7(図7)に対向するベルト支持のためのバックアップローラ5を、ガイド部材26(A,B)の端部に設けてあるが、このようにすることにより、ベルト支持フレーム1(図1)を中心付近で屈曲させることができ、ベルト支持フレーム1の全外周が中間転写ベルトの内周より最も小さくなる形での屈曲が可能となる。
【0042】
さらに、最初に1次転写を行わせる1次転写ローラ8をテンションローラ4における下流側直後の位置に配しているが、このようにすることにより、最も張力が発生した撓みや斜行のない位置で均一な圧接力で転写を行うことができる。
【0043】
そして、さらに支点42と支点受け部43は、図4に示したように、支点受け部43が該支点受け部43内で支点42を回動させるときの支持面となる円形部50と、支点42の平坦部53を嵌合させる溝部51とを持ち、支点42は、支点受け部43の円形部50と略同曲率の円形部52、及び溝部51に嵌合する平坦部53とを有して構成されている。
また、ユニット体20、21は、支点42上部のベルト側を直立面45、46としてあり、これら支点42における平坦部53が支点受け部43における溝部51に嵌合したとき、これら直立面45、46が相接するようにしてある。そのため支点42が支点受け部43の溝部51に嵌合すると、ユニット体20、21はしっかりと位置規制されて一体となる。
【0044】
そして、この支点42は、ユニット体20、21を図5(A)に示したように屈曲させたとき、屈曲の谷側にある支点42が支点受け部43における溝部51との嵌合が外れて逃げ、今度は支点42の円形部52が支点受け部43の円形部50で挟持されて回動できるようになっている。そのため、ユニット体20、21は分離することなくこの支点受け部43の円形部50で挟持されて回動し、スムーズに屈曲させることができる。そしてこのユニット体20、21の屈曲角は、図5(B)に示したように、支点42が支点受け部43の円形部50から外れる直前までの角度、すなわち屈曲によってユニット体20の底面、または支点受け部43の底面側がユニット体20における凹部の底面側と接触し、それ以上屈曲させると支点42が支点受け部43から外れる角度である。
【0045】
このようにすることによりユニット体20、21は、互いに分割できるにもかかわらず中間転写ベルト2を装着するときは連結したまま屈曲可能となり、前記図5に示したように、ベルト支持フレーム1(図1)の全外周長を中間転写ベルト2の内周より小さくなる方向に屈曲させることで、たとえ中間転写ベルト2の端部を保護するためのガイド部品24(A,B),25(A,B)が取り付けられた状態でもベルト支持フレーム1に組み込むことができる。
そのため、従来装置で行われていたようなベルト交換用支持部材を設けたカートリッジを用意したり、テンションローラをベルト支持フレームと離れたところに設置してベルト支持フレームとテンションローラによってベルトの内周寸法と合わせるなど、複雑な機構や画像形成装置そのものを大きくする構成をとる必要が無く、コストの増加や作業者の負担を増加させることなく、またベルトを傷付けることなく、簡単、容易に組み込みや交換が行え、低コストのベルト支持フレームを有する画像形成装置を提供することができる。
【0046】
このように構成しているので、テンションローラ保持部材40A,40Bは、テンションローラ4を保持すると共にユニット体21に設けられた溝内のスプリング41によってベルト支持フレーム1における中間転写ベルト2の走行方向に移動可能に構成され、スプリング41によって押圧されて保持したテンションローラ4が中間転写ベルト2にテンションを加え、中間転写ベルト2を張設する。
【0047】
そして、本実施の形態においては、図1、図2に示したように、ベルト支持フレーム1を中間転写ベルト2における搬送方向と直交する方向に、例えば2つのユニット体20、21のように複数に分割できるよう構成し、さらにこれらユニット体20、21に中間転写ベルト2を支持して張設するための例えば駆動ローラ3、テンションローラ4、バックアップローラ5を配した。そしてさらに、このベルト支持フレーム1におけるユニット体20、21を、無端ベルトの撓み方向、すなわちベルト支持フレーム1の全外周長が中間転写ベルト2の内周より小さくなる方向に屈曲支点を谷側として屈曲可能とし、この状態で中間転写ベルト2をそのまま、たとえ中間転写ベルト2の端部を保護するためのガイド部品25A,25B、24A,24Bが取り付けられた状態でもベルト支持フレーム1に組み込めるようにした。このようにすることにより、ガイド部品25A,25B、24A,24Bはベルト支持フレーム1と一体部品にすることも可能で、部品点数の削減と組立によるバラツキが削減され、品質の安定化につながる。また、ベルトを容易に脱着できるため、装着だけでなく、分解時の離脱にも無駄な時間が省けてリサイクル性も考慮されたベルト支持フレームとなる。
【0048】
尚、図2に示すように、中間転写ベルト2の一方側開口から図示しないガイドで三角状開口に保持して、他方側開口からベルト支持体ユニット17を挿入することもできるが、無端中間転写ベルトもしくは無端ベルトを三角状開口、正三角状開口、楕円状開口として一方側を下に起立状態で載置させ、他方側開口からベルト支持体ユニット1を挿入してもよい。
【0049】
また、この図1、図2に示したベルト支持フレーム1においては、ユニット体をユニット体20、21の2分割した場合を示したが、これは2分割のみに限らず、3分割以上にしてもよいことはもちろんであり、またユニット体20に駆動ローラ3を、ユニット体21にテンションローラ4、バックアップローラ5を配した場合を示したが、ベルトを支持できればよいからこのような構成に限定されないことも明らかである。
【0050】
このようにベルト支持フレーム1を構成することにより、前記した
ベルト支持フレームのベルト接触面外周寸法 < ベルトの内周寸法
の条件を満足させるため、従来装置で行われていたようなテンションローラを移動可能にすると共にベルト交換用支持部材を設けてベルトを支持し、それによって駆動ローラからベルトを取り外すようにしたカートリッジを用意したり、ベルト支持フレームのベルト接触面外周寸法をベルトの内周寸法より小さく構成し、テンションローラをベルト支持フレームと離れたところに設置してベルト支持フレームとテンションローラによってベルトの内周寸法と合わせるなど、複雑な機構や画像形成装置そのものを大きくする構成をとる必要が無く、コストの増加や作業者の負担を増加させることなく、またベルトを傷付けることなく、簡単、容易に組み込みや交換が行え、低コストのベルト支持フレームを有する画像形成装置を提供することができる。
【0051】
なお、以上の説明ではユニット体20、21を屈曲させてベルト支持フレーム1の全外周長を中間転写ベルト2の内周より小さくなるようにしたが、これは屈曲だけに限らず、例えば図6に示したように、ベルト支持フレーム1のベルト搬送方向長さを伸縮できるようにしてもよい。この図6は、ベルト支持フレーム1におけるベルト搬送方向長さ伸縮構造を、ベルト支持フレームのベルト搬送面端部方向における側面から見た断面図であり、ベルト支持フレームの互いに接するユニット体20、21の一方、例えばユニット体20に凸部71を、逆側のユニット体21に前記凸部71を収容する凹部70を設けると共に、凹部70の開放端側に凸部71を係止する部材72とそれを押し上げるスプリング73を設けたものである。このように構成したベルト搬送方向長さ可変構造において、無端ベルトをベルト支持フレーム1に装着、または取り外す際は、図6(A)のように凸部71を係止する部材72をスプリング73に抗して押し下げて凹部70と凸部71を嵌合させ、ベルト支持フレーム1のベルト搬送方向長さを短くして無端ベルトを装着する。そしてその後、前記凸部71を凹部70から引き出すとスプリング73に押されて前記係止部材72が凹部71をふさぎ、凸部71が係止されてベルト支持フレーム1のベルト搬送方向長さが所定長になる。
【0052】
このようにすることにより、ユニット体を屈曲させることなく前記
ベルト支持フレームのベルト接触面外周寸法 < ベルトの内周寸法
の関係を容易に得ることができ、ベルト交換用の機構の付加によるコストの増加や作業者の負担を増加させることなく、またベルトを傷付けることなく、簡単、容易に組み込みや交換が行え、低コストのベルト支持フレームを有する画像形成装置を提供することができる。なおこの実施の形態の場合、図6をベルト支持フレームのベルト搬送面端部方向における側面から見た断面図として説明したが、この構造をベルト搬送面側の構造として構成してもよいことはもちろんである。
【0053】
尚、以上の説明では、本実施の形態を無端中間転写ベルトを用いた場合に適用して説明してきたが、前記したように無端ベルトは画像形成装置において感光体ドラム、最終転写部材の搬送装置などにも使われており、こういった装置に適用しても同様な効果が得られることは明らかである。
【0054】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれるベルト体ユニットは、各ユニット体の前記無端ベルト搬送方向両側側面に、前記無端ベルト表面より高い支持点を有し前記無端ベルトの周縁を保護する支持部をそれぞれ設けているので、画像形成装置本体に装着されるために、組立て工程においても、また、メンテナンス時においても、前記無端ベルトもしくは無端転写ベルトが他の部材と接触して損傷することがない。
【0055】
また、上下面に前記無端ベルトが張設される複数のユニット体を備え、該ユニット体を前記無端ベルトを搬送する方向に連結し、各ユニット体間の張設方向における連結状態から前記無端ベルトの撓み方向に屈曲可能に構成し、ベルト支持ユニットが屈曲状態で、前記支持部側面側から投影される前記ベルト支持ユニットの外縁線で区画された面積を、前記無端ベルト周径が形成する側面面積より小さく構成しているので、ベルト支持ユニットが屈曲することによって、駆動ローラとテンションローラ間にテンションを有して張設されていても、屈曲状態における駆動ローラとテンションローラ間のベルト支持ユニットの寸法は短くなり、前記支持部が存在しても無端ベルトの楕円状若しくは三角状開口内に容易にベルト支持ユニットを挿入することができる。
【0056】
また、無端ベルトの開口内にベルト支持ユニットの挿入のみでなく、前記支持部を設けたまま、前記ベルト支持ユニットを屈曲させて、一方側の前記支持部を前記無端ベルト側面開口にくぐらせて、前記ベルト支持ユニットに前記無端ベルトを容易に着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるベルト支持フレームの構成の一例を説明するための図である。
【図2】 本発明にかかるベルト支持フレームに無端ベルトを組み込む場合を説明するための図である。
【図3】 本発明にかかるベルト支持フレームを中間転写ベルトの支持フレームに適用した場合の概略説明図である。
【図4】 図3におけるベルト支持フレームの支点部の拡大説明図である。
【図5】 本発明にかかるベルト支持フレームの屈曲状態を示した説明図である。
【図6】 本発明にかかるベルト支持フレームにおける伸縮構造の他の実施の形態を説明するための図である。
【図7】 タンデム型画像形成装置の概略断面図である。
【図8】 タンデム型画像形成装置における中間転写ベルト周りの構成概略を説明するための図である。
【図9】 従来のベルト支持フレームを説明するための図である。
【符号の説明】
1 ベルト支持フレーム
2 中間転写ベルト
3 駆動ローラ
4 テンションローラ
17 ベルト支持体ユニット(ベルト支持ユニット)
20、21 ユニット体
24、25 ガイド部品(支持部)

Claims (3)

  1. 駆動ローラとテンションローラ間に無端ベルトが張設される画像形成装置のベルト支持ユニットにおいて、上下面に前記無端ベルトが張設される複数のユニット体を備え、該ユニット体を前記無端ベルトを搬送する方向に連結し、各ユニット体間の張設方向における連結状態から前記無端ベルトの撓み方向に屈曲可能に構成するとともに、前記各ユニット体のそれぞれの前記無端ベルト搬送方向両側側面に、前記無端ベルト張設時に前記無端ベルト表面より高い支持点を有し前記無端ベルトの周縁を保護する支持部をそれぞれ設けて前記ベルト支持ユニットを構成し、該ベルト支持ユニットが屈曲状態で、前記支持部側面側から投影される前記ベルト支持ユニットの外縁線で区画された面積を、前記無端ベルト周径が形成する側面面積より小さく構成することによって、前記支持部間に、前記無端ベルトを着脱可能に構成し
    更に前記テンションローラを支持するローラ支持部材を備え、該ローラ支持部材を前記支持部に設けるとともに、前記支持部と前記ローラ支持部材とが互いに対面する位置における前記支持部材及び前記支持部それぞれに、前記ローラ支持部材が位置固定可能な係合部を設け、該係合部同士の係合及び位置固定が前記テンションローラのテンション方向の移動域で行われることを特徴とする画像形成装置のベルト支持ユニット。
  2. 駆動ローラとテンションローラ間に無端ベルトが張設される画像形成装置のベルト支持ユニットにおいて、上下面に前記無端ベルトが張設される複数のユニット体を備え、該ユニット体を前記無端ベルトを搬送する方向に連結し、各ユニット体間の張設方向における連結状態から前記無端ベルトの撓み方向に屈曲可能に構成するとともに、前記各ユニット体のそれぞれの前記無端ベルト搬送方向両側側面に、前記無端ベルト張設時に前記無端ベルト表面より高い支持点を有し前記無端ベルトの周縁を保護する支持部をそれぞれ設けて前記ベルト支持ユニットを構成し、該ベルト支持ユニットが屈曲状態で、前記支持部側面側から投影される前記ベルト支持ユニットの外縁線で区画された面積を、前記無端ベルト周径が形成する側面面積より小さく構成することによって、前記支持部間に、前記無端ベルトを着脱可能に構成し、
    更に前記テンションローラを支持するローラ支持部材を備え、該ローラ支持部材を前記支持部に設けるとともに、前記支持部と前記ローラ支持部材とが互いに対面する位置における前記支持部材及び前記支持部それぞれに、前記テンションローラのテンション方向における移動規制幅を利用して係合かつ前記ローラ支持部材位置固定可能な係合メス部とオス部を設け、該係合メス部とオス部の係合及び位置固定が前記テンションローラのテンション方向の移動域で行われることを特徴とする画像形成装置のベルト支持ユニット。
  3. 前記無端ベルトは、記録媒体を搬送する搬送ベルトで構成するか、若しくは感光体からの画像が転写される中間転写ベルトで構成することを特徴とする請求項1若しくは2に記載の画像形成装置のベルト支持ユニット。
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