JP2005206044A5 - - Google Patents

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走行車両
本発明は、乗用型田植機などの走行車両に関するものである。
従来の乗用型田植機などの作業機はエンジン動力を変速装置に伝達し、該変速装置からの動力を作業機の走行、苗植付装置などの駆動力を伝達している。
上記作業機が畦際などで旋回する場合にはハンドルを切ると、変速装置に設けられた左右独立して作動されるサイドブレーキの対応する側のサイドブレーキが自動的に作動して旋回内側の車輪がほぼ回転ゼロとなり、いわゆるブレーキ旋回走行が行われる。
しかし畦際などで旋回走行している場合にハンドルの操作を誤り、作業機が畦に乗り上げることがあった。また前記ブレーキ旋回時には旋回内側の車輪が回転しないことで圃場を荒らすことがあった。
上記不具合を解消するために例えば特開平11−198849号公報には、旋回走行時に左右の車輪の回転軸に設けられたサイドブレーキを制動側又は制動解除側に切替操作自在の電動シリンダを設けておき、旋回が急すぎて畦際で苗の植え付けがうまくできない、又は圃場を荒らすなどのおそれがある旋回時には前記電動シリンダの制動解除を行うように設定レバーを操作する構成が開示されている。
特開平11−198849号公報
上記従来の作業機の旋回走行時にサイドブレーキを制動側又は制動解除側に切替操作できる電動シリンダと該電動シリンダの操作を行う設定レバーを設けた構成は、設定レバーを手動で操作するため、ハンドル操作との兼ね合いで操作性に難点がある。
本発明の課題は、旋回走行時に左右の車輪の回転軸に設けられたサイドブレーキを制動側又は制動解除側に切替操作が容易な作業機を提供することである。
本発明の上記課題は次の解決手段で解決される。
請求項1記載の発明は、操縦席のあるフロア19と、該フロア19の前方に設けた操向方向を決める操向具16と、該操向具16の操作に連動して進行方向に向かって左右に設けられた走行推進体6の向きを変更できるステアリング機構(16、174、175、176など)と、該ステアリング機構に連動して旋回内側の走行推進体7の駆動力を断つか制動する旋回連動手段(106、107、180など)と、前記フロア19上の進行方向に向かって左右方向の中心線の一方の側に設けられた他のペダル140とは反対位置に配置され、且つ前記フロア19上の進行方向の前方又は後方に設けられた他のペダル140とは反対側の前方又は後方位置に配置され、前記旋回連動手段(106、107、180など)の作動をけん制するけん制ペダル105とを備えた走行車両である。
請求項1記載の発明によれば、ステアリング機構(16、174、175、176など)に連動して旋回内側の走行推進体7の駆動力を断つか制動する旋回連動手段(106、107、180など)を、操縦席のあるフロア19上に設けたけん制ペダル105で作動又は非作動とすることができ、畦への乗り上げによる機体の転倒防止など畦際での旋回操作性が良好であり、または圃場を荒らすことを防止できる。
また、けん制ペダル105は操縦席20の前側のフロア19上に進行方向に向かって左右方向の中心線の一方の側に設けられた他のペダル140とは反対位置に、且つ操縦席20の前側のフロア19上に進行方向の前方又は後方に設けられた他のペダル140とは反対側の前方又は後方位置に配置されるので、誤操作を防止して、安全性を向上させることができる。
この発明の一実施例である8条植え乗用型田植機について図面に基づき詳細に説明する。
図1の側面図と図2の平面図に示すように、乗用型田植機は走行車両1に昇降用リンク装置2で作業装置の一種である苗植付装置3を装着すると共に施肥装置4を設け、全体で乗用施肥田植機として機能するように構成されている。走行車両1は、駆動輪である左右各一対の前輪6、6および後輪7、7を有する四輪駆動車両である。
なお本明細書では田植機の前進方向に向かって左右をそれぞれ左側と右側といい、前進方向を前側、後進方向を後側という。
図1に示すように、ステップフロア19の下方にあるメインフレーム10の上にミッションケース11とエンジン12が前後に配設されており、該ミッションケース11の後部上面に油圧ポンプ13が一体に組み付けられ、またミッションケース11の前部からステアリングポスト14が上方に突設されている。
そして、ステアリングポスト14の上端部にステアリングハンドル16と操作パネル17が設けられている。機体の上部には操縦用のフロアとなるステップフロア19が取り付けられ、エンジン12の上方部に操縦席20が設置されている。操縦席20の右側には変速レバー110及び畦クラッチレバー127が設けられている。前輪6、6は、ミッションケース11の側方に向きを変更可能に設けた前輪支持ケース22、22に軸支されている。また、後輪7、7は、ローリング杆23の左右両端部に一体に取り付けた後輪支持ケース24、24に軸支されている。ローリング杆23はメインフレーム10の後端部に突設したローリング軸25で進行方向と垂直な面内で回動自在に支持されている。また、左右の線引きマーカ223は苗植付装置3の伝動ケース162の左右両端部に起立・転倒可能に設けられている。
図3の前後輪への動力伝動機構図に示すように、エンジン12の回転動力は、ベルト31を介して油圧ポンプ13の駆動軸であるカウンタ軸32に伝えられ、さらに該カウンタ軸32からベルト33を介して油圧式変速装置HST5の入力軸35に伝えられ、油圧式変速装置HST5の出力軸36からベルトを介してミッション入力軸34に伝えられる。
なお、ミッション入力軸34上には、メインクラッチ43が設けられており、油圧式変速装置HSTの駆動力はメインクラッチ43を介してミッション入力軸34に伝動される。メインクラッチ43は周知の多板クラッチであり、図4の走行ミッションの展開図に示すようにメインクラッチ軸側の摩擦板44とミッション入力軸側の摩擦板45、両摩擦板を押し付けるスプリング46、切替操作用の固定部材47と摺動部材48などから構成されている。
ミッションケース11のケーシング40の前部には、ミッション入力軸34、カウンタ軸50、走行一次軸51、走行二次軸52、植付一次軸53、植付二次軸54がそれぞれ平行に支承されている。ミッション入力軸34のギヤG1とカウンタ軸50のギヤG2、およびギヤG2と走行一次軸51のギヤG3がそれぞれ互いに噛合しており、ミッション入力軸34の回転が走行一次軸51に順方向に伝えられる。
主変速装置Kとして、走行一次軸51に前記ギヤG3とギヤG4がそれぞれ定位置に嵌着され、走行二次軸52に互いに一体に成形されたギヤG5、G6が軸方向に摺動自在に嵌合している。シフタ56でギヤG5、G6を移動させ、ギヤG4、G5が噛合すると低速の作業速、ギヤG3とギヤG6が噛合すると高速の路上走行速になる。
また、植付一次軸53にはギヤG4に常時噛合するギヤG7とバックギヤG8が嵌着されており、ギヤG6をバックギヤG8に噛合させると後進速になる。ギヤG5、G6がいずれのギヤとも噛合しない位置がニュートラルになる。このように前進モードと後進モードに切り替えるために主変速装置Kの操作するチェンジレバー90は操作パネル17に設けられている。
また、株間変速装置Cとして、植付一次軸53に互いに一体に成形されたギヤG9、G10が軸方向に摺動自在に嵌合しているとともに、植付二次軸54にギヤG11、G12がそれぞれ取り付けられている。シフタ57でギヤG9、G10を適宜に移動させることにより、ギヤG9とギヤG11、ギヤG10とギヤG11、およびギヤG10とギヤG12の3通りの組み合わせが得られ、3段階の株間切替を行える。植付二次軸54からベベルギヤG13、G14を介して植付部伝動軸58に伝動される。
ケーシング40の後部には、リヤアクスル60、60とフロントアクスル61、61が支承され、前記走行二次軸52からリヤデフ装置Dを介してリヤアクスル60、60に伝動されるとともに、リヤデフ装置Dからフロントデフ装置Eを介して左右フロントアクスル61、61に伝動される。そして、左右フロントアクスル61、61により各々左右前輪6、6が駆動回転される構成となっている。
リヤデフ装置Dは、走行二次軸52のギヤG15に噛合するギヤG16が外周部に形成された容器63を備え、該容器内の縦軸64に取り付けた一次ベベルギヤG17と左右のリヤアクスル60、60に各別に取り付けた二次ベベルギヤG18、G18とが互いに噛合する状態で収納されており、各アクスルに伝動される駆動力が適宜変動するようになっている。
フロントデフ装置Eもリヤデフ装置Dと同様の構成で、容器65、縦軸66、リヤデフ装置側のギヤG19、フロントデフ装置側のギヤG20、縦軸66に取り付けたベベルギヤG21、フロントアクスル61に取り付けたベベルギヤG22を備えている。上記リヤデフ装置Dおよびフロントデフ装置Eにはデフ機能を停止し、左右両アクスルに駆動力が均等に伝動されるようにするデフロック装置F、Hが設けられている。このデフロック装置F(H)は、容器63(65)に形成された爪69(70)とアクスルの角棒部に嵌合するデフロック部材71(72)の爪73(74)とアクスル60(61)を互いに固定するようになっている。この後輪のデフロック装置Fを操作するデフロックレバー91(図2)は操作パネル17に設けられている。
なお、前輪のデフロック装置Hは、ステップ19に設けたデフロックペダル91’(図2)を踏み込むとデフ機能が停止される構成となっている。このデフロックレバー91及びデフロックペダル91’は、操縦席20とステアリングポスト14との間に位置する操縦席20の前側のフロア19部分において、共に機体の前部に配置されており、デフロックペダル91’は右側のペダル140の近傍に、デフロックレバー90は左側にそれぞれ配置されている。
このデフロックペダル91’を踏み込み操作すると、左右前輪6、6のデフロック装置Hがデフロックされてデフ機能が停止した状態になる。尚、デフロックペダル91’から足を離せば、左右前輪6、6のデフロック装置Hがデフオンとなり左右前輪6、6が差動する。
従って、ペダル140及びデフロックペダル91’は、操縦席20とステアリングポスト14との間に位置する操縦席20の前側のフロア19部分において前側で且つ右側に配置され、操縦席20に座るオペレータが右足で踏み込み操作する構成となっている。これに対して、後述するサイドクラッチ強制入りペダル105は、前記フロア19部分において後ろ側で且つ左側に配置され、前記オペレータが左足で踏み込み操作する構成となっている。
例えば、圃場の畦を乗り越えて機体を圃場から出す時等に、操縦者は機体から降りて機体の前方に立って(自分の身体をウエイト代わりにするために機体の前端部に乗って)機体を前進若しくは後進させてこの畦越えを安全に行う。
この時、左右前輪6、6の何れか又は左右後輪7、7の何れかが空回りした場合に即座に操縦者は機体前部にあるデフロックレバー91及びデフロックペダル91’を容易な姿勢で操作できてデフロック状態にして安全に畦越えを行うことができる。
リヤアクスル60、60はベベルギヤG23、G24、…によってサイドクラッチ軸76、76に伝動連結され、さらに該サイドクラッチ軸76、76からリヤ出力軸77、77にサイドクラッチI、Iを介して伝動される。サイドクラッチIは多板クラッチであり、サイドクラッチ軸側の摩擦板80、リヤ出力軸側の摩擦板81を備えている。リヤ出力軸77に摺動自在に嵌合する作動筒82は、板ばね83によって両摩擦板80、81を押し付ける方向に付勢されており、常時はサイドクラッチIが入った状態となっている。シフタ85Iで作動筒82を付勢方向と逆向きに移動させると、サイドクラッチIが切れる。
更に、リヤ出力軸77、77には後輪ブレーキ装置J、Jが設けられている。後輪ブレーキ装置Jは、リヤ出力軸77に取り付けたディスク87、…にプレッシャプレート88、…を押し付けて制動するものであり、このプレッシャプレート88、…の作動はシフタ85Jで行う。すなわち、常時はサイドクラッチIが入で、後輪ブレーキ装置Jが掛かっていない状態であり、シフタ85Iを操作して作動筒82を付勢方向と逆向きに移動させるとサイドクラッチIが切れ、シフタ85Jを操作すると後輪ブレーキ装置Jが掛かるのである。後輪ブレーキ装置Jの操作(左右シフタ85Jの操作)は、後述のステップ19上に設けたペダル140で行う。なお、左右シフタ85Iには、左右クラッチ操作アーム86I(図5)の基部が固着されており、左右シフタ85Jには、左右ブレーキ操作アーム86Jの基部が固着されている。
リヤ出力軸77、77の後端部はケーシング40外に突出し、この突出端部に前記後輪支持ケース24、24に伝動する左右後輪伝動軸89、89が接続されている。そして、この左右後輪伝動軸89、89により各々左右後輪7、7が駆動回転される構成となっている。
チェンジレバー90の操作位置は、後進速、ニュートラル、作業速、路上走行速位置がある。また、デフロックレバー91を前方に操作するとデフロック、後方に操作するとデフオンとなる。
従って、圃場内で田植作業を行なう場合には、デフロックレバー91をデフロックにし、チェンジレバー90を作業速にシフトし、田植装置3の苗載台に苗を載置し施肥装置4の肥料タンク67に粒状肥料を入れて、各部を駆動させて前進すると、左右後輪7、7のデフロック装置Fはデフロックされてデフ機能が停止した状態であるので、機体の直進性が良くて良好な田植作業と施肥作業が同時に行なえる。また、路上走行の場合には、リヤデフ装置D及びフロントデフ装置E共にデフ機能が働く状態に操作すれば、安全に走行できる。
苗植付装置3は、走行車両1に昇降用リンク装置2で昇降自在に装着されているが、その昇降機構と苗植付装置3の構成について説明する。
先ず、走行車両1に基部が回動自在に設けられた一般的なリフトシリンダー160(図1)のピストン上端部を昇降用リンク装置2に連結し、走行車両1に設けた油圧ポンプ13にて昇降バルブ(図示せず)を介してリフトシリンダー160に圧油を供給・排出して、リフトシリンダー160のピストンを伸進・縮退させて昇降用リンク装置2に連結した苗植付装置3が上下動されるように構成されている。
苗植付装置3は、昇降用リンク装置2の後部にローリング軸を介してローリング自在に装着されたフレームを兼ねる植付伝動ケース162と、該植付伝動ケース162に設けられた支持部材に支持されて機体左右方向に往復動する苗載台163と、植付伝動ケース162の後端部に装着され前記苗載台163の下端より1株分づつの苗を分割して圃場に植え付ける苗植付け具164と、植付伝動ケース162の下部にその後部が枢支されてその前部が上下揺動自在に装着された整地体であるセンター(センサー)フロート165・サイドフロート166等にて構成されている。センターフロート165、サイドフロート166は、圃場を整地すると共に苗植付け具164にて苗が植付けられる圃場の前方を整地すべく設けられている。
PTO伝動軸167は両端にユニバーサルジョイントを有し、施肥駆動ケース168の動力を苗植付装置3の植付伝動ケース162に伝達すべく設けている。昇降リンクセンサ169は、メインフレーム10に立設した昇降リンク基部フレーム15と昇降用リンク装置2の上下動する昇降用の平行リンク部材2a、2bの間に設けられ、リンク169aの動きを検出するポテンショメータであり、手動操作等により苗植付装置3を最上昇位置へ上昇したことを検出できる。そして、センターフロート165前部に設けられた迎い角センサ207(図1)は、苗植付装置3の対地高さを検出するものであり、該迎い角センサ207の検出値に基づいて、制御装置100(図8)により昇降バルブを制御してリフトシリンダー160にて苗植付装置3の上下位置を制御するように構成されている。
即ち、センターフロート165の前部が外力にて適正範囲以上に持ち上げられたことを迎い角センサ207により検出した時には油圧ポンプ13にてミッションケース11内から汲み出された圧油をリフトシリンダー160に送り込んでピストンを突出させて昇降用リンク装置2を上動させて苗植付装置3を所定位置まで上昇させ、また、センターフロート165の前部が適正範囲以上に下がったことを迎い角センサ207により検出した時にはリフトシリンダー160内の圧油をミッションケース11内に戻して昇降用リンク装置2を下動させて苗植付装置3を所定位置まで下降させる。
そして、センターフロート165の前部が適正範囲にあるとき(迎い角センサ207の検出値が適正範囲にあり、苗植付装置3が適正な対地高さである時)にはリフトシリンダー160内の圧油の出入りを止めて苗植付装置3を一定位置に保持せしめるべく設けられている。このように、センターフロート165を苗植付装置3の自動高さ制御のための接地センサーとして用いている。
苗植付装置3には8条植の構成で、フレームを兼ねる伝動ケース162、苗を載せて左右往復動し苗を一株づつ各条の苗取出口163aに供給する苗載台163、苗取出口163aに供給された苗を圃場に植付ける苗植付具164等を備えている。
施肥装置4は、肥料タンク67内の肥料を肥料繰出部68によって一定量づつ下方に繰り出し、その繰り出された肥料を施肥ホース153を通して施肥ガイド154まで移送し、該施肥ガイド154の前側に設けた作溝体159によって苗植付条の側部近傍に形成される施肥溝内に落とし込むようになっている。
ステアリングハンドル16の下方にフィンガーレバー171(図2)が配置され、該フィンガーレバー171を上下方向に操作すると図示しないフィンガーレバースイッチが作動して、制御装置100のPTOクラッチ作動手段によりPTOクラッチ作動SOLを操作して、施肥駆動ケース168(図1)内に設けられた動力を断接するPTOクラッチ(図示せず)を操作して施肥装置4及び苗植付装置3への動力を入切り操作できるように構成されていると共に、制御装置100の苗植付装置3の昇降手段により、昇降バルブ(図示せず)を操作して手動にて苗植付装置3を上下動できるように構成されている。
即ち、フィンガーレバー171を「上」に操作すると、PTOクラッチ(図示せず)が切れ施肥装置4及び苗植付装置3の作動が停止し、且つ昇降バルブが強制的に苗植付装置3を上昇する側に切換えられる。
そして、フィンガーレバー171を「上」に操作した後に、フィンガーレバー171を「下」に1回操作すると、昇降バルブがセンターフロート165の上下動にて切換えられる自動制御状態となり、苗植付装置3が上昇された状態であればセンターフロート165が接地して適正姿勢になるまで苗植付装置3は下降する。更にもう一回、フィンガーレバー171を「下」に操作すると、昇降バルブがセンターフロート165の上下動にて切換えられる自動制御状態のままで、PTOクラッチが入り施肥装置4及び苗植付装置3が駆動される。以降、フィンガーレバー171を「下」に操作する度に、昇降バルブがセンターフロート165の上下動にて切換えられる自動制御状態のままで、PTOクラッチが入りと切りに交互に切り換えられる。
ここで、ステアリングハンドル16にて前輪6、6が操向操作される部分の構成について図5の平面図と図6の要部側面図に基づいて説明する。
ステアリングハンドル16は、ステアリングポスト14内に設けられたステアリング軸上部に固定されており、ステアリング軸の回転はミッションケース11内に設けられたステアリング変速歯車を介して減速されて出力軸174に伝動される。そして、出力軸174の下端は、ミッションケース11の底面から突出してピットマンアーム175が固定されている。該ピットマンアーム175の前部左右側と左右前輪支持ケース22、22(図3)とは左右タイロッド176、176にて連結されている。
従って、ステアリングハンドル16を回動操作すると、ステアリング軸・ステアリング変速歯車・出力軸174・ピットマンアーム175・左右ロッド176、176・左右前輪支持ケース22、22へと伝達されて、左右前輪6、6が左右操向操作される。
ピットマンアーム175にはピン177を介してセンサーアーム178が連結して設けられており、該センサーアーム178にはハンドル切れ角センサ178aが設けられているので、ステアリングハンドル16の回動量に連動するピットマンアーム175の回動量がハンドル切れ角センサ178aで検出できる。
一方、サイドクラッチ作動アーム179がミッションケース11の底面に回動自在に支持されている。そして、作動アーム179の左右両側部には、左右サイドクラッチ操作アーム86I、86Iに連結された左右ロッド180、180の前部が連結されている。また、作動アーム179の回動軸179aが設けられた側面とは反対側の側面にはギア179bが刻まれており、該ギア179bと噛合するピニオン181がサイドクラッチモータ183で駆動される。また、サイドクラッチ作動アーム179に設けられたピン184にはセンサアーム182が連結して設けられており、該センサアーム182にはサイドクラッチモータ位置センサ182aが設けられている。
従って、ステアリングハンドル16を所定量(機体を右旋回させる意思を持って作業者が右に回す量)以上右に回すと、ピットマンアーム175も右回動し、ハンドル切れ角センサ178aでステアリングハンドル16の所定の切れ角が検出できる。
前記検出されたハンドル切れ角に基づき制御装置100のコントロールに基づきサイドクラッチモータ183が作動され、右サイドクラッチ操作アーム86Iが作動して右後輪7が遊転状態となるので、右後輪7が耕盤を傷めることなく、また、泥土を多量に持ち上げて泥面を荒してしまうようなこともなく、右旋回がスムーズできれいにできる。
また、図7(図7(a)は平面図、図7(b)は正面図)に示すように左右サイドクラッチ操作アーム86Iのサイドクラッチモータ183からの操作連繋機構として、ラック186とピニオン185からなる簡素化した構成としても良い。
このように、後輪7の動力伝動の入り、切りをサイドクラッチモータ183一個で行うことができ、ステアリングハンドル16だけで後輪7の駆動操作をしたくない場合には制御装置100をハンドル16と後輪7の駆動操作を連動させないような設定にすることで、容易に利用できる。また、左右のサイドクラッチ操作アーム86Iを同時に駆動させることがないので負荷は大きくなく、一個のモータ183で十分駆動制御ができるため、構成が簡単になり、コストダウンが図れる。また、この簡単な構成のためサイドクラッチIの作動関連機構を走行ミッションケース11の上方に配置できる。
このように、電動モータ183により後輪7の駆動操作ができるので、左右のサイドクラッチIの入り切りの操作を各種のモードスイッチ、ペダル又は手動レバー等でコントロールできるようになり、サイドクラッチIの機能性が従来の機械的操作手段に比べて高くなった。
図8に制御機構の要部を示すが、例えば、強制駆動スイッチ101等を備え付けることで旋回駆動操作性能が従来に比して高まる。
左右いずれかの後輪7をハンドル16で切った状態(操向操作中)でも強制駆動スイッチ101(後述のサイドクラッチ強制入ペダル105と同等の機能を有する)を用いて旋回内側の後輪7を駆動させることができる。この強制駆動スイッチ101を用いると、ハンドル16で旋回操作を行っているにもかかわらず、旋回が望み通りできない場合、あるいは操向時の条件が悪くて圃場から脱出できない時などに作動させることができる。また、この強制駆動スイッチ101は押し続けるときにだけ入りとなり、離すと切りになる構成にしておくと強制駆動スイッチ101の入り・切りの忘れが無くなり、誤操作を防止でき、旋回時に圃場を荒らしたり旋回が大回りになることを防止できる。
また、スイッチオン時は常時後輪7を駆動できる駆動操作と、スイッチオン時でも断続的に後輪7を駆動できる駆動操作を切替可能にした常時・断続スイッチ102を設けることもできる。このスイッチ102は旋回時に深田等で旋回不能な状態になったとき、常時接続と断続的接続を切替操作をしながら後輪7を駆動させて前記旋回不能状態から脱出できるようになり、断続的接続状態ではある程度の旋回小回り性を得ながら走行できなくなることを防止できる。
旋回時に駆動力不足になって動かなくなったときに、一度入りにするとサイドクラッチIを強制的に入り状態にするサイドクラッチ操作スイッチ103を設けることもできる。このスイッチ103はサイドクラッチ操作の状態がどうであれ、入りになるとサイドクラッチIが強制的に入りになるスイッチである。ただし、ステアリングハンドル16が直進状態になると強制的入り状態が解除されてステアリングハンドル16の操作に連動してサイドクラッチIが操作されるように構成して、このスイッチ103の解除忘れを防止でき、次工程で大回りになることを防止できる。
前記各種の旋回時に駆動力不足になって動かなくなったときに、一度入りにするとサイドクラッチIを強制的に入り状態にするスイッチの解除忘れの防止をより確実にするために、チェンジレバー90を路上走行速に変更すると前記強制的入り状態が解除されるようにチェンジレバーセンサ104を設ける。このセンサ104があると路上走行時には必ずサイドクラッチIの強制的入り状態が解除されてステアリングハンドル16の操作に連動してサイドクラッチIが操作されるため、安全作業ができる。
なお、HST(油圧式変速装置)5は、操縦席20の右側に設けられた変速レバー110にて操作される。また、変速レバー110の操作位置は、図2に示すようなレバーガイド98がステアリングポスト14の右側面に設けられている
機体斜め前方から見た作動説明用斜視図である図9に示すように、変速レバー110は、軸111にて機体に前後方向に回動自在に支持された操作レバー基部112に軸113にて左右方向に回動自在に支持されており、クランク状に操作される構成になっている。また、操作レバー基部112に当接する変速レバーセンサ111aで変速レバー110の回動度合いを検出する。なお、変速レバー110の操作ストロークを規制するための長孔及び前記操作レバー110側のピン112aが設けられている。
そして、操作レバー基部112は、ロッド114にて機体に回動自在に支持された位置決め軸115のアーム116に連結されている。位置決め軸115には、扇型のカム板117が固定されており、このカム板117には、変速レバー110がニュートラル位置Nの時にバネ118にて付勢されているポジションローラ119が嵌入する円弧溝117Nと、変速レバー110が前進最大速位置Fの時にバネ118にて付勢されているポジションローラ119が嵌入する円弧溝117Fと、変速レバー110が後進最大速位置Rの時にバネ118にて付勢されているポジションローラ119が嵌入する円弧溝117Rとが形成されている。
また、位置決め軸115には、HST操作アーム120が設けられており、このHST操作アーム120がHST5のトラニオン軸121に固定されたトラニオン操作アーム122にロッド123にて連結されている。
従って、変速レバー110をニュートラル位置Nにしている時には、カム板117の円弧溝117Nにポジションローラ119が嵌入して、HST5はニュートラルに保持されて機体は停止状態である。そして、変速レバー110をニュートラル位置Nから前進最大速位置Fに向けて操作するほど、ロッド114・アーム116・位置決め軸115・HST操作アーム120・ロッド123・トラニオン操作アーム122・トラニオン軸121と連携して作動し、トラニオン軸121が前進方向に徐々に操作されて、機体は徐々に前進速度が速くなる。
逆に、変速レバー110をニュートラル位置Nから後進最大速位置Rに向けて操作するほど、ロッド114・アーム116・位置決め軸115・HST操作アーム120・ロッド123・トラニオン操作アーム122・トラニオン軸121と連携して作動し、トラニオン軸121が後進方向に徐々に操作されて、機体は徐々に後進速度が速くなる。
一方、機体に前後方向に回動自在に支持されたスロットルレバー130に連結された操作ワイヤー131がエンジン12のアクセル作動機構に連携しており、スロットルレバー130を増速方向に操作すると操作ワイヤー131はイ方向に作動してアクセル作動機構を全開方向に向けて作動させてエンジン12の回転を上げる。そして、この操作ワイヤー131の中途部に係合部材132が固定されており、前記位置決め軸115に上下方向に設けられた2つの上アーム133Rと下アーム133Fに各々連結された操作ワイヤ134R・134Fが共にアクセル連動アーム135の下端に連結され、このアクセル連動アーム135は機体に回動自在に支持され、その上部はフック状部135aになっており係合部材132のエンジン12側の操作ワイヤー131を抱き込むように構成されている(フック状部135aは、操作ワイヤー131の外側を自由に移動できるようになっている。換言すると、操作ワイヤー131は、フック状部135aの内側を自由にイ方向及び反イ方向に移動できる構成となっている)。
従って、スロットルレバー130を増速及び減速方向に操作すると、操作ワイヤー(図示せず)を介してエンジン12の回転数を調節できる。一方、変速レバー110をニュートラル位置Nから前進最大速位置F又は後進最大速位置Rに向けて操作すると、操作ワイヤーをイ方向に作動してアクセル作動機構を全開方向に向けて作動させてエンジン12の回転を上げる。即ち、変速レバー110にて車速を速くするほど連動して、エンジン12の回転数も上がるように構成されている。従って、変速レバー110にて変速操作とエンジン12の回転数の操作が同時に行えるので、操作性が良くて作業効率が良い(スロットルレバー130を操作する必要がない)。また、変速レバー110がニュートラル位置Nでスロットルレバー130を最低速に減速した時に、フック状部135aが係合部材132に接当し始める構成となっているので、変速レバー110がニュートラル位置Nではスロットルレバー130にて自由にエンジン12の回転数を上下調節でき、変速レバー110をニュートラル位置Nから前進最大速位置F又は後進最大速位置Rに向けて途中まで操作しているときには、自動的に連動して上げられたスロットル位置からスロットルレバー130にて自由にエンジン12の回転数を上げることができる。
また、ペダル140はメインクラッチ43(図3)と左右後輪ブレーキ装置(図示せず)を共に操作することができ、ステアリングハンドル16の右下側に配置されており、このペダル140を踏み込むとメインクラッチ43が切れ、続いて左右後輪ブレーキがかかり、機体は停止する。
次に、図10のハンドルポスト部分の作動部材の連携を示す正面図と図11の斜視図に基づいて、ペダル140の連携構成を説明する。
ペダル140の基部に設けたボス部140aは、機体に回動自在に支持された回動支軸142に外嵌され、割りピン140bにて回動支軸142に固定され、ペダル140を踏込み操作すると回動支軸142も一体に回動するように構成している。そして、ペダル140のボス部140aには、左右ブレーキ作動アーム143の基部が溶接固定されており、該左右ブレーキ作動アーム143の先端には下方に向けて作動ロッド144が設けられている。そして、作動ロッド144の下端は、その下端部に形成された長孔144aを介して機体に回動自在に支持されたカウンター軸145の右端部に溶接して固定されたL字状の右アーム146Rの上部に連結されている。そして、カウンター軸145の左端部には、左アーム146Lが溶接固定されている。
そして、右アーム146R・左アーム146Lの各下部から後方に向けて左右連結ロッド147L・147Rが設けられ、各左右連結ロッド147L・147Rの後端は左右後輪ブレーキ装置を操作する左右シフタ85J、85Jを操作する左右ブレーキ操作アーム86J、86Jに連結されている。
一方、回動支軸142には、アーム148の基部が溶接固定されており、そのアーム148の先端部にはメインクラッチ作動カムローラ(ベアリング)148aが設けられており、ペダル140が踏み込み操作されてアーム148が上動された時に、機体に基部が回動自在に枢支して設けられたクラッチカム149を押し上げ作動させるように設けられている。クラッチカム149の先端には下方に向けて作動ロッド150が設けられ、作動ロッド150の下端は、機体に回動自在に支持されたクラッチシフタ151に設けられたアーム152の先端部に連結されている。そして、クラッチシフタ151は、図示しない摺動部材を作動させてメインクラッチ43を入・切り操作できる構成になっている。
また、クラッチカム149のメインクラッチ作動カムローラ148aが接当する下面149aの形状は、ペダル140が踏み込み操作されてアーム148が上動し始めるとすぐにクラッチカム149を押し上げ作動させてメインクラッチ43を切り操作し、メインクラッチ43が切れた後は、メインクラッチ作動カムローラ148aは下面149aの直線部149bを転動するのみで殆どクラッチカム149を上動させないような構成となっている。
即ち、操縦者が、ペダル140を踏み込み操作すると、左右ブレーキ作動アーム143・アーム148が上動回動するが、その時、アーム148のメインクラッチ作動カムローラ148aはすぐにクラッチカム149を押し上げ作動させてメインクラッチ43を切り操作する。そして、メインクラッチ43が切り操作されるまでは、左右ブレーキ作動アーム143が上動回動しても作動ロッド144下端には長孔144aがあるために右アーム146Rは回動されない。
メインクラッチ43が切り操作された後に、更に、操縦者が、ペダル140を踏み込み操作すると、更に、左右ブレーキ作動アーム143が上動回動して、作動ロッド144にて右アーム146Rは回動し、左右後輪ブレーキが作動する。この時、メインクラッチ43が切り操作された後は、メインクラッチ作動カムローラ148aはクラッチカム149の下面149aの直線部149bを転動するのみで殆どクラッチカム149を上動させないような構成となっているので、操縦者がペダル140を踏み込み操作する力は、最初はメインクラッチ43を切り操作するだけで、メインクラッチ43が切り操作された後は左右後輪ブレーキを作動させるだけとなり、非常に軽い踏み込み力でよくて、操作性が非常に良い。
畦際などで旋回走行している場合に、作業機が畦に乗り上げて車輪が空転すること、又はブレーキ旋回時には旋回内側の車輪が回転しないために圃場が荒らされることがあるので、これらの不具合を解消するために、本実施例では旋回走行時にサイドクラッチIが作動することを解除するためにサイドクラッチIが強制的に「入」になるサイドクラッチ強制入ペダル105を設けた。サイドクラッチ強制入ペダル105は図2に示すようにハンドルポスト14を挟んでペダル140とは反対側のフロア19上に配置して、該サイドクラッチ強制入ペダル105の踏み込みをペダル140の操作と勘違いしないようにした。
図12にサイドクラッチ強制入ペダル105とサイドクラッチ強制入り操作用のリンク機構の要部側面図を示すが、サイドクラッチ強制入ペダル105と一体で、共通する回動支持軸106aを有するアーム106の先端に連結ロッド107を設け、該連結ロッド107のアーム106とは反対側の先端をサイドクラッチ操作アーム86Iに連結している。従ってサイドクラッチ強制入ペダル105を踏み込むとサイドクラッチ操作アーム86Iが図12の二点鎖線で示す位置に回動してサイドクラッチIが強制的に「入」となる。
このとき三角形状のサイドクラッチ操作アーム86Iの前記連結ロッド107の連結部とは反対側の端部にハンドル操作に連動するロッド180が回動自在に連結され、しかもロッド180のサイドクラッチ操作アーム86Iとの連結部より先にはスプリング108を設けているので、サイドクラッチ強制入ペダル105の踏み込みでサイドクラッチ操作アーム86Iが二点鎖線位置に回動したときにロッド180がハンドル16の操作に連動して作動してもスプリング108の収縮があるだけでサイドクラッチIを「切」にできなくなる。
なお、サイドクラッチIを「切」に作動させるときのサイドクラッチシフタ85Iの荷重はスプリング108の荷重より小さい。従って、通常はロッド180でサイドクラッチ操作ができる。ところが、サイドクラッチ強制入ペダル105を踏むと、サイドクラッチ操作アーム86Iがメカ的に(強制的に)規制されるので、スプリング108が収縮せざるを得なくなる。
図13には後輪ブレーキ用のペダル140に連動するブレーキ操作アーム86Jのリンク機構とハンドル16に連動する後輪クラッチ用のサイドクラッチ操作アーム86Iの連動機構を図示する。なお図12、図13共に左右両方ある後輪クラッチ、後輪ブレーキの一方のみを示している。
本発明は、乗用型田植機などの作業機に適用できる。
本発明の一実施例である8条植え乗用型田植機を示す全体側面図である。 図1に示す乗用型田植機の全体平面図である。 図1に示す乗用型田植機の走行車両の伝動構成を示す概略平面図である。 図1に示す乗用型田植機の走行ミッションの展開図である。 図1に示す乗用型田植機の主クラッチの操作構成を示す平面図である。 図5の要部側面図である。 サイドクラッチ操作アームの連繋機構を示す図(図7(a)は平面図、図7(b)は正面図)である。 図1に示す乗用型田植機の制御装置図である。 図1に示す乗用型田植機の油圧式変速装置の操作構成を示す斜視図である。 図1に示す乗用型田植機のハンドルポスト部分の作動部材の連携を示す正面図である。 図1に示す乗用型田植機のハンドルポスト部分の作動部材の連携を示す斜視図である。 図1に示す乗用型田植機のサイドクラッチ強制入ペダルとサイドクラッチ強制入り操作用のリンク機構の要部側面図である。 図1に示す乗用型田植機の後輪ブレーキ用のペダルに連動するブレーキ操作アームのリンク機構とハンドルに連動する後輪クラッチ用のサイドクラッチ操作アームの連動機構を示す側面図である。
符号の説明
1 走行車両 2 昇降用リンク装置
2a、2b 平行リンク部材 3 苗植付装置
4 施肥装置 5 HST
6 前輪 7 後輪
10 メインフレーム 11 ミッションケース
12 エンジン 13 油圧ポンプ
14 ステアリングポスト 15 昇降リンク基部フレーム
16 ステアリングハンドル 17 操作パネル
19 ステップフロア 20 操縦席
22 前輪支持ケース 23 ローリング杆
24 後輪支持ケース 25 ローリング軸
31、33 ベルト 32 カウンタ軸
34 ミッション入力軸 35 入力軸
36 出力軸 40 ケーシング
43 メインクラッチ 44、45、80、81 摩擦板
46 スプリング 47 切替操作用の固定部材
48 摺動部材 50 カウンタ軸
51 走行一次軸 52 走行二次軸
53 植付一次軸 54 植付二次軸
56、57 シフタ 58 植付部伝動軸
59 パワステシリンダ 60 リヤアクスル
61 フロントアクスル 63、65 容器
64、66 縦軸 67 肥料タンク
68 肥料繰出部 69、70、73、74 爪
71、72 デフロック部材 76 サイドクラッチ軸
77 出力軸 80、81 摩擦板
82 作動筒 83 板ばね
85I、85J シフタ 86I 左右クラッチ操作アーム
86J 左右ブレーキ操作アーム 87 ディスク
88 プレッシャプレート 89 左右後輪伝動軸
90 チェンジレバー 91 デフロックレバー
91’ デフロックペダル 98 レバーガイド
100 制御装置 101 強制駆動スイッチ
102 常時・断続スイッチ 103 サイドクラッチ操作スイッチ
104 チェンジレバーセンサ 105 サイドクラッチ強制入ペダル
106 アーム 106a 回動支持軸
107 連結ロッド 110 変速レバー
111 軸 111a 変速レバーセンサ
112 操作レバー基部 112a ピン
113 軸 114 ロッド
115 位置決め軸 116 アーム
117 カム板 118 バネ
119 ポジションローラ 120 HST操作アーム
121 トラニオン軸 122 トラニオン操作アーム
123 ロッド 127 畦クラッチレバー
130 スロットルレバー 132 係合部材
133 アーム 134 ワイヤ
135 アクセル連動アーム 135a フック部
140 ペダル 140a ボス部
140b 割ピン 142 回動支軸
143 左右ブレーキ作動アーム 144 作動ロッド
144a 長孔 145 カウンタ軸
146 L字状アーム 147 連結ロッド
148 アーム
148a メインクラッチ作動カムローラ
149 クラッチカム 149a 下面
149b 直線部 150 作動ロッド
151 クラッチシフタ 152 アーム
153 施肥ホース 154 ガイド
159 作溝体 160 油圧シリンダー
162 植付伝動ケース 163 苗載台
163a 苗取出口 164 苗植付け具
165 センターフロート 166 サイドフロート
167 PTO伝動軸 168 施肥駆動ケース
169 昇降リンクセンサ 169a リンク
171 フィンガーレバー 174 出力軸
175 ピットマンアーム 176 左右ロッド
177 ピン(ピニオン) 178 センサアーム
178a 切れ角センサ 179 作動アーム
179a 回動軸 179b ギア
180 左右ロッド 181 ピニオン
182 センサアーム 182a 位置センサ
183 サイドクラッチモータ 184 ピン
185 ピニオン 186 ラック
207 迎い角センサ 223 線引きマーカ

Claims (1)

  1. 操縦席のあるフロア(19)と、
    該フロア(19)の前方に設けた操向方向を決める操向具(16)と、
    該操向具(16)の操作に連動して進行方向に向かって左右に設けられた走行推進体(6、7)の向きを変更できるステアリング機構と、
    該ステアリング機構に連動して旋回内側の走行推進体(7)の駆動力を断つか制動する旋回連動手段と、
    前記フロア(19)上の進行方向に向かって左右方向の中心線の一方の側に設けられた他のペダル(140)とは反対位置に配置され、且つ前記フロア(19)上の進行方向の前方又は後方に設けられた他のペダル(140)とは反対側の前方又は後方位置に配置され、前記旋回連動手段の作動をけん制するけん制ペダル(105)
    を備えたことを特徴とする走行車両。
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