JP2005205223A - 下着電極の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】へりの部分が完全にフラットで滑らかなギザギザのない下着に付ける電極を提供する。
【解決手段】
本発明の下着電極は、出来合いの面状電極を下着に縫い付けるのではなく、導電性の顔料を捺染したり、導電性のインクを印刷したり、導電性の塗料を塗布したり、または導電性の熱溶融性シートを熱溶着したり、することにより、下着の内側に面状の皮膚接触用電極を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】
本発明の下着電極は、出来合いの面状電極を下着に縫い付けるのではなく、導電性の顔料を捺染したり、導電性のインクを印刷したり、導電性の塗料を塗布したり、または導電性の熱溶融性シートを熱溶着したり、することにより、下着の内側に面状の皮膚接触用電極を形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、下着の内側に電極を取り付け、これを着用することにより電極を肌に導電接触させ、電極を通して身体に微弱電流を流して生体を電気的に刺激する下着電極の製造方法に関する。ここで下着とは肌につける衣服の意味で、肌につける限りTシャツやトレーナなどを含む。
人体にはその生体を維持するために、休みなく生体電流が流れて細胞活動や筋肉の収縮運動を行っている。
このため、外部から人為的に微弱電流を流して生体を刺激すると、生体電流と同じように細胞活動を活性化し、筋肉の収縮運動を喚起して生体機能を高める効果がある。
このため、外部から人為的に微弱電流を流して生体を刺激すると、生体電流と同じように細胞活動を活性化し、筋肉の収縮運動を喚起して生体機能を高める効果がある。
外部から身体に微弱電流を流すには、所定の電源に接続した多数の電極を身体の各部に適切に配置して導電接触させる必要がある。
このため、従来は電極を装着するのに手間と時間がかかって面倒であった。
そこで、肌につける下着の内側に電極を付けてこれを着ると、多数の電極を一度に装着することができ、多くの電極を身体の各部に配置して装着する手間が省けて便利である。
また、下着電極は通常の下着と同じように普段着用できるので、日常生活の中で時間や場所を選ばず、いつでも、どこでも好きなときにトリートメントできて便利である。
このため、従来は電極を装着するのに手間と時間がかかって面倒であった。
そこで、肌につける下着の内側に電極を付けてこれを着ると、多数の電極を一度に装着することができ、多くの電極を身体の各部に配置して装着する手間が省けて便利である。
また、下着電極は通常の下着と同じように普段着用できるので、日常生活の中で時間や場所を選ばず、いつでも、どこでも好きなときにトリートメントできて便利である。
従来の下着電極は、ウレタンゴムの表面にカーボンをコーティングした面状電極をミシンなどで下着の内側に縫い付けるのが一般的であった。
このため、多くの電極を一つ一つ縫い付けるのに手間を要し、当然工数がかさみ、生産コストが上昇した。
このため、多くの電極を一つ一つ縫い付けるのに手間を要し、当然工数がかさみ、生産コストが上昇した。
また、電極のへりにギザギザの縫い目ができ、このギザギザの尖った部分に電流が強く流れてピリピリしたり、ギザギザが皮膚に当たってチクチクして着心地がよくなかった。
また、下着電極を装着するときに電極のへりがめくれたり、ギザギザが擦れて皮膚に傷を付けることもあった。
また、下着電極を装着するときに電極のへりがめくれたり、ギザギザが擦れて皮膚に傷を付けることもあった。
そこで本発明は、下着に縫い付けるのではなく、全く新しい方法で下着の内側に電極を形成することにより、へりにギザギザがなくへりの部分がフラットで滑らかな下着電極を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は以下のように構成した。
すなわち、請求項1の発明は、下着の内側に導電性の顔料を捺染して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする。
請求項2の発明は、下着の内側に導電性のインクを印刷して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする。
請求項3の発明は、下着の内側に導電性の塗料を塗布して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする。
請求項4の発明は、下着の内側に導電性の熱溶融性材料を熱溶着して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする。
請求項2の発明は、下着の内側に導電性のインクを印刷して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする。
請求項3の発明は、下着の内側に導電性の塗料を塗布して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする。
請求項4の発明は、下着の内側に導電性の熱溶融性材料を熱溶着して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする。
本発明の下着電極は、導電性の顔料を捺染したり、導電性のインクを印刷したり、導電性の塗料を塗布したり、または導電性の熱溶融性シートを熱溶着したり、することにより、下着の内側に面状の皮膚接触用電極を形成する。ここで導電性の顔料、導電性のインク、または導電性の塗料は、導電性材料の微粉末、結合剤及び溶剤を混合溶解して生成する。
本発明によれば、縫い付けるのではなく、下着の生地そのものを加工して皮膚接触用電極とするので、下着と皮膚接触用電極の継ぎ目がなくなり、皮膚接触用電極のへりの部分が完全にフラットで滑らかになる。よって、皮膚接触用電極のへりの部分が皮膚に当たらず着心地のよい下着電極が得られる。
また、本発明により製造した下着電極は、見た目もスマートで外観形状に優れ商品の完成度が高い。さらに、機械的に電極を形成して多くの電極を一つ一つ縫い付ける手間が省けるので、本発明によれば下着電極の生産効率が大幅にアップするという効果を奏する。
本発明によれば、縫い付けるのではなく、下着の生地そのものを加工して皮膚接触用電極とするので、下着と皮膚接触用電極の継ぎ目がなくなり、皮膚接触用電極のへりの部分が完全にフラットで滑らかになる。よって、皮膚接触用電極のへりの部分が皮膚に当たらず着心地のよい下着電極が得られる。
また、本発明により製造した下着電極は、見た目もスマートで外観形状に優れ商品の完成度が高い。さらに、機械的に電極を形成して多くの電極を一つ一つ縫い付ける手間が省けるので、本発明によれば下着電極の生産効率が大幅にアップするという効果を奏する。
以下に図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1と図2に、本発明により製造した下着電極を取り付けたショーツの正面図と背面図を示す。
ショーツ1は、柔軟なニット地の端縁に収縮力の大きいパワーネットPを接合して脇腹、下腹、尻の部分に配置したもので、このパワーネットPの内側に面状の皮膚接触用電極E1〜E3を形成する。
皮膚接触用電極E1は脇腹の腹直筋、E2は下腹部の外腹斜筋、E3は尻部の大殿筋の位置にそれぞれ対応して形成する。
ショーツ1は、柔軟なニット地の端縁に収縮力の大きいパワーネットPを接合して脇腹、下腹、尻の部分に配置したもので、このパワーネットPの内側に面状の皮膚接触用電極E1〜E3を形成する。
皮膚接触用電極E1は脇腹の腹直筋、E2は下腹部の外腹斜筋、E3は尻部の大殿筋の位置にそれぞれ対応して形成する。
パワーネットPはナイロンとウレタンの合成繊維から成り、縦横に伸縮自在で、特に横方向に大きな伸縮性を持つ。
皮膚接触用電極E1〜E3は、パワーネットPの内側に、導電性の顔料を捺染したり、導電性のインクをスクリーン印刷法又はグラビア印刷法により印刷したり、導電性の塗料を塗布したり、または導電性の熱溶融性材料を熱溶着したり、して形成する。
導電性の顔料、インク又は塗料は、黒鉛粉末、カーボンブラック粉末又は銀などの導電性材料から成る微粉末、ポリウレタン樹脂又はポリエステル樹脂などから成る結合剤並びにジメチルホルムアミド又はイソホロンなどの溶剤を混合溶解して生成する。
熱溶融性材料は室温では固体であるが、加熱すると布地に注入または塗布できるほどの流動性を生じる材料で、接着剤や塗料としても広く用いられている。
本発明では、この熱溶融性材料で形成したシートに導電性のインクを印刷し、それを下着の内側に重ねて熱と圧力を加え熱溶融して接着することにより、面状の皮膚接触用電極を形成する。
本発明では、この熱溶融性材料で形成したシートに導電性のインクを印刷し、それを下着の内側に重ねて熱と圧力を加え熱溶融して接着することにより、面状の皮膚接触用電極を形成する。
1 ショーツ
E 皮膚接触用電極
P パワーネット
E 皮膚接触用電極
P パワーネット
Claims (4)
- 下着の内側に導電性の顔料を捺染して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする下着電極の製造方法。
- 下着の内側に導電性のインクを印刷して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする下着電極の製造方法。
- 下着の内側に導電性の塗料を塗布して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする下着電極の製造方法。
- 下着の内側に導電性の熱溶融性材料を熱溶着して面状の皮膚接触用電極を形成することを特徴とする下着電極の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005044618A JP2005205223A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 下着電極の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005044618A JP2005205223A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 下着電極の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12669999A Division JP3676116B2 (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 下着電極 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=34909678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005044618A Pending JP2005205223A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 下着電極の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005205223A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8739397B2 (en) | 2007-09-25 | 2014-06-03 | Nihon Kohden Corporation | Electrode sheet and process for producing electrode sheet |
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---|---|---|---|---|
JPH079912U (ja) * | 1993-07-20 | 1995-02-10 | 勝寛 上島 | ブラジャー |
WO1997028843A1 (en) * | 1996-02-07 | 1997-08-14 | Innuendo S.R.L. | A device for application of endermic electrotherapeutic treatments to a human body |
JP3040891U (ja) * | 1997-02-24 | 1997-09-05 | 久剛 長谷川 | 活性炭粉末添着物 |
-
2005
- 2005-02-21 JP JP2005044618A patent/JP2005205223A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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