JP2005204928A - 皮膚摩擦具 - Google Patents

Abstract

【課題】 この発明は、皮膚に接触させて摩擦しても疲れないし、かつ、衛生的な皮膚摩擦具を開発・製造することにある。
【解決手段】この発明の一実施例を図面に従って詳述すると、木材、合成樹脂、硬質ゴム、セラミック等の素材を用い、掌に握れる太さのロッド状の本体（１）を設け、該本体（１）の先端部に、横方向に平行な突起条（２）を設け、該突起条（２）の突起部（２ａ）を非尖鋭、即ち、先が尖っていない形状に形成したことを特徴とする皮膚の表面より神経や血管を刺激する皮膚摩擦具から構成される。
【選択図】 図１

Description

この発明は、身体の表面より神経や血管を刺激するための皮膚摩擦具に関するものである。

従来、薄い下着の上から、皮膚を指先でこすり、皮下出血のような状態にし、神経を刺激し、血管の老廃物を尿から排出する治療が行われている。

しかし、その治療の施術者が、多数の患者の指先で直接あるいは薄い下着を介して皮膚をこするため、指先が疲れるという欠点があった。

そこで、この発明は、皮膚に接触させて摩擦しても疲れないし、かつ、衛生的な皮膚摩擦具を開発・製造することにある。

本発明は、掌に握れる太さのロッド状の本体を設け、該本体の先端部に突起条を設け、該突起条の突起部を非尖鋭に形成したことを特徴とする皮膚の表面より神経や血管を刺激する皮膚摩擦具から構成される。

本発明によると、掌で握れる太さのロッド状の本体（１）に形成するため、比較的楽に施術することができ、また、該本体（１）の先端部に突起条（２）を設け、該突起条（２）の突起部（２ａ）を非尖鋭に形成することにより、患者の皮膚を傷つけることなく、摩擦できることにより、衛生的であり、かつ、複数の患者を連続的に施術しても問題がない。

この発明の一実施例を図面に従って詳述すると、掌に握れる太さのロッド状の本体（１）を設け、該本体（１）の先端部に突起条（２）を設け、該突起条（２）の突起部（２ａ）を非尖鋭に形成したことを特徴とする皮膚の表面より神経や血管を刺激する皮膚摩擦具から構成される。

尚、この発明の本体（１）の素材は、木材、合成樹脂、硬質ゴム、セラミック等のいかなる素材でもよい。

また、この発明の本体（１）の突起条（２）は、横方向に平行な突起条であってもよく、やや、湾曲した突起条であってもよい。

さらに、この発明の突起条（２）の突起部（２ａ）は、非尖鋭、即ち、先が尖っていないものであり、そのように構成することにより、皮膚（Ｘ）に接触した状態で、突起部（２）を、誤って、横方向に移動させても皮膚（Ｘ）を傷つけることがないよう配慮したものである。

また、突起条（２）の後方に膨出突起部（３）を設ければ、該膨出突起部（３）で皮膚（Ｘ）を指圧しながら、突起条（２）で摩擦できたり、突起条（２）の皮膚（Ｘ）への角度を調整することも可能である。

この発明の使用にあたっては、図４に示すように、皮膚（Ｘ）に対して一定の角度で突起条（２）の突起部（２ａ）を接触させ、かつ、突起部（２ａ）を軽く擦るものである。

この発明は、ロッド状の本体（１）の製造技術を確立し、かつ寄与する点で、産業上の利用可能性を有する。

この発明の一実施例を示す斜視図である。 この発明の他の実施例を示す一部拡大斜視図である。 この発明の他の実施例を示す斜視図である。 この発明の他の実施例の使用状態を示す説明図である。

符号の説明

１ ロッド状の本体
２ 突起条
２ａ 突起部
３ 膨出突起部
Ｘ 皮膚

Claims (1)

1. 掌で握れる太さのロッド状の本体１を設け、該本体１の先端部に突起条（２）を設け、該突起条（２）の突起部（２ａ）を非尖鋭に形成したことを特徴とする皮膚の表面より神経や血管を刺激する皮膚摩擦具。