JP2005202872A - 栄養指導コンピュータシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 栄養指導機関のカロリーデータへのアクセス許可を容易にする。
【解決手段】 ユーザの摂取カロリーデータを含むユーザデータを蓄積するサーバ1と、医療機関コンピュータ3と、栄養指導機関コンピュータ2と、を含む栄養指導コンピュータシステムであって、栄養指導機関コンピュータ2へ、特定のユーザの栄養指導せん作成を依頼する依頼信号を送信する手段と、前記依頼信号を送信する際に、栄養指導の対象であるユーザのユーザデータへのアクセス権を前記栄養指導機関コンピュータ2へ与える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、栄養指導コンピュータシステムに関するものである。
管理栄養士が、傷病者の療養のための栄養指導や、健康の維持増進のための栄養指導を行うには、栄養指導の対象となる者の摂取カロリーが重要な基礎データとなる。このような摂取カロリーデータをコンピュータに蓄積してネットワークを介して利用可能とする技術は、特許文献1などに記載されている。
ここで、栄養指導が保険診療として取り扱われるには、管理栄養士が医師の指示せんに基づき,栄養指導せん(指導対象者の状況に応じて食事計画案などを示したもの)を交付し,指導対象者に栄養指導することが必要である。
つまり、栄養指導を保険診療として受けるには、医師の指示せんが必要であり、このため、栄養指導を保険診療として受けることを希望する者は医院へ行く必要がある。
ところが、栄養指導を受けることを希望する者が訪れた医院には、管理栄養士がいないことがある。
この場合、医師は外部の管理栄養士に栄養指導を依頼することが必要となる。
特開2003−312488号公報
しかし、従来の栄養指導に関するコンピュータシステムでは、医師から管理栄養士への依頼を行う機能を持ったものが存在しない。
このため、保険診療として栄養指導を行うのは煩雑であり、保険診療としての栄養指導の普及の妨げとなっている。
また、プライバシー保護の観点からは、IDとパスワードなどによって本人以外のカロリーデータへのアクセスを原則的に禁止する必要がある。
ただし、管理栄養士などの栄養指導を行う者(以下、「栄養指導者」という)は当然にカロリーデータへアクセスする必要がある。しかし、栄養指導者であっても、栄養指導を受けたい者(以下、「指導対象者」という)以外の者のカロリーデータにはアクセスできないようにすべきである。
このため、指導対象者の許可があった場合にだけ、当該指導対象者のカロリーデータへ、栄養指導者がアクセスできるようにすべきである。
しかし、栄養指導を受けるために医院を訪れた者が、栄養指導者である管理栄養士に対して、カロリーデータへのアクセスを許可するのは面倒である。
そこで、本発明は、栄養指導機関のカロリーデータへのアクセス許可を容易にすることを目的とする。
本発明は、ユーザの摂取カロリーデータを含むユーザデータを蓄積し、前記ユーザデータに対するアクセス制限がなされたサーバと、前記サーバとネットワークを介して通信可能な医療機関コンピュータと、前記サーバ及び前記医療機関コンピュータとネットワークを介して通信可能な栄養指導機関コンピュータと、を含む栄養指導コンピュータシステムである。
本システムは、医療機関コンピュータから栄養指導機関コンピュータへ、特定のユーザの栄養指導せん作成を依頼する依頼信号をネットワークを介して送信する手段を備えているため、医師が管理栄養士に栄養指導せん作成を簡単に依頼することができる。
また本システムは、前記依頼信号を送信する際に、栄養指導の対象であるユーザのユーザデータへのアクセス権を前記栄養指導機関コンピュータに与えるためのアクセス権データを、前記医療機関コンピュータから前記栄養指導機関コンピュータへネットワークを介して送信する手段を備えているため、栄養指導機関コンピュータは栄養指導依頼を受けると栄養指導対象者のユーザデータへのアクセスが可能となり、ユーザデータに基づいて栄養指導せんを作成することができる。
前記医療機関コンピュータは、当該医療機関を訪れたユーザから獲得したユーザデータへのアクセス権データを栄養指導機関コンピュータ側へ送信可能であるのが好ましい。栄養指導を受けるために医療機関を訪れたユーザが医療機関コンピュータにアクセス権データを与えれば、アクセス権データが栄養指導機関コンピュータ側へ送られるため、ユーザは栄養指導機関にアクセス権を直接与えなくとも、栄養指導機関はユーザデータへのアクセスが可能となる。
ユーザがアクセス権情報を栄養指導機関コンピュータに与えるには、キーボードなどの手入力装置によって行える他、アクセス権情報が格納された記録媒体(ICカード、磁気カード)をユーザが保持しておき、ユーザが医療機関を訪れた際に当該記録媒体に記録されたアクセス権情報を医療機関コンピュータに読みとらせてもよい。
前記依頼信号は、医師の指導指示せんデータとして送信されるのが好ましい。依頼信号が指示せんであれば、栄養指導機関では医師の指示せんに基づいて栄養指導せんを作成することができる。
本発明によれば、医療機関は、栄養指導機関に栄養指導せん作成を簡単に依頼することができ、依頼を受けた栄養指導機関はユーザデータへのアクセスが可能となる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。本発明の栄養指導コンピュータシステムは、栄養指導を受けたいユーザが飲食店・スポーツジムなどで摂取又は消費したカロリーをコンピュータ管理し、コンピュータ管理されたカロリーデータ等に基づいて保険診療として管理栄養士(栄養指導者)が栄養指導することを支援するシステムの一部の機能として構成されている。
本システムは、カロリーなどのユーザデータの蓄積等を行うサーバ1を有している。当該サーバ1には、管理栄養士のいる栄養指導機関に設置されたコンピュータ(栄養指導機関コンピュータ)2と、医療機関(医院)に設置されたコンピュータ(医療機関コンピュータ)3とが、インターネットなどのネットワーク5を介して接続可能となっている。
また、サーバ1には、栄養指導を受けるユーザの端末7、ユーザがカロリーを摂取又は消費する飲食店・スポーツジム等の加盟店施設の端末、その他の端末からネットワーク5を介して接続可能となっている。
サーバ1は、ユーザが消費したカロリー、体重、血圧、検査結果、及びその他のバイタルデータ、並びにユーザに関するその他のデータを含むユーザデータを蓄積するデータベースとしての機能と、他のコンピュータ2,3,7がインターネット5を介して情報閲覧や情報処理を行うためのWWWサーバとしての機能を有している。なお、サーバ1は、一つのコンピュータによって構成されている必要はなく、ネットワークによって接続された複数のコンピュータによって構成されていてもよい。
栄養指導又はカロリー管理を希望するユーザは、予めサーバ1への登録を行う。登録は、ユーザの「氏名」、「性別」、「生年月日」、「血液型」、「住所」、「電話番号」、「職業」などのデータをサーバ1のWEBページを介してユーザの端末7から入力することで行われる。ユーザ登録が行われると、ユーザ1には、ID、パスワードなどの本人認証に必要な情報が交付される。また、IDとともに又はIDに代えて、ユーザ本人を特定するための記録媒体(磁気カード、ICカード、又は携帯電話などの認証装置)をユーザに交付してもよい。
ユーザが加盟店で食事をしたり、飲食物を購入したり、あるいは運動を行った場合には、当該加盟店の端末から、カロリーの摂取量又は消費量がサーバ1に送信される。サーバ1では、ユーザごとに(カロリーデータ)ユーザデータが蓄積される。なお、加盟店端末からはカロリーの摂取量又は消費量をサーバ1側へ送信することが可能であるが、蓄積されたユーザデータを閲覧することはできない。
例えば、ユーザが飲食店で食事をした場合、料金の支払い時などに、食事日時、当該加盟店情報、食事のメニュー、カロリーなどのデータが飲食店の端末からサーバ1に送信され、蓄積される。ユーザの摂った食事のカロリーを飲食店で求めるには、当該飲食店で提供される食事のカロリーを予め全て求めておき、ユーザが注文した食事から総摂取カロリーを算出すればよい。ユーザが注文した食事の特定は、メニューに付された食事ごとのバーコードの読みとり等によって行うことができる。
会計時にカロリーデータをサーバに送信することで、ユーザは、飲食店での会計をすませるだけで、カロリーデータの登録を行える。なお、飲食店の端末は、注文した食事の中からカロリーデータ登録の対象とする食事を選択する操作が行えるように構成されており、数人で食事した場合や、ユーザが注文した食事の全てを食べなかった場合のように、ユーザ自身が実際に摂った食事を特定する必要がある場合にも対応することができる。
飲食店の端末側では、カロリーデータなどをサーバ1に送信するのに際して、ICカードなどの認証装置からユーザを特定する情報(氏名、IDなど)を飲食店の端末に読み取らせたり、飲食店の端末にユーザIDを入力させることで、ユーザIDを獲得する。飲食店の端末側では、当該IDとともにカロリーデータなどがサーバ1へ送信され、サーバ1では、各ユーザごとにカロリデータなどが蓄積される。
なお、認証装置がICカードや携帯電話などのデータ記憶容量が十分にある装置である場合には、当該認証装置にもカロリーデータを蓄積して、カロリー摂取履歴を閲覧できるようにしてもよい。
また、ユーザがコンビニエンスストアなどの小売店(加盟店)で食品を購入した場合、支払い時に、当該加盟店情報、購入日時、食品名、カロリーなどのデータが小売店の端末からサーバ1に送信される。小売店においても、食品ごとのカロリーが予め求められており、購入品目の特定によりユーザが購入した食品のカロリーが算出できる。
また、小売店の端末は、購入品目の中から、カロリーデータ登録の対象とする品目を選択する操作が行えるように構成されており、食品以外のものを一緒に購入した場合などのように、会計の対象品とカロリー登録対象品とを異ならせることが可能となっている。
なお、小売店の端末における、ユーザのID獲得についても、飲食店の端末と同様に行うことができる。
ユーザが加盟店以外で食事・食品購入・運動等をした場合には、ユーザは、携帯電話、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末などのユーザ端末7から、インターネット5を介してサーバ1に接続して、摂取又は消費カロリーをサーバ1に送信できる。また、ユーザ端末7からは体重や血圧などの他のバイタルデータも送信できる。ユーザがサーバ1にアクセスする場合には、ID及びパスワードが要求され、自己のデータ以外へのアクセス制限がなされている。
なお、図示はしていないが、血液検査等を行う検査機関も加盟店に含まれる場合には、検査機関での検査結果(バイタルデータ)も、検査機関のコンピュータから、ユーザデータとしてサーバ1に送信され、サーバ1に蓄積される。なお、検査機関がユーザを特定するための情報は、検査を依頼した医療機関コンピュータ3側から送信される。
図2は、ユーザがアクセスできるユーザ用Webページを示しており、提供されるWebページを端末7で操作することによって、データの閲覧、データ追加・変更などが行える。
ユーザ用Webページは、IDとパスワードを入力することによって表示可能なものであり、ユーザ用トップページ21及び当該トップページ21にリンクされたページ22〜26を含んでいる。前記トップページ21は、各ページ22〜26へジャンプするためのボタン21a〜21eを備えている。
「カロリー」ボタン21aは、摂取カロリーの履歴を表示する摂取カロリー情報ページ22へジャンプするためのものである。摂取カロリー情報ページ22では、日ごとの摂取カロリーが表示可能となっている。また、摂取カロリー情報ページ22には、「朝昼夕棒グラフ」ボタン22aを備えており、このボタン22aを選択すると、朝昼夕の各食の摂取カロリーをグラフで表示させることができる。また、摂取カロリー情報ページ22は、「平均摂取カロリー1日/1食毎/1週間毎」ボタン22bを備えており、このボタン22bを選択することで1日/1食毎の平均摂取カロリーと1週間毎の平均摂取カロリーを表示させることができる。
「体重記録」ボタン21bは、サーバ1に記録された体重を表示させることができる体重記録ページ23へジャンプするためのものである。また、図示のようにユーザ体重の変化をグラフで表示させることもできる。
「血圧記録」ボタン21cは、血圧の記録を行い、記録された血圧を表示させることができる血圧記録ページ24へジャンプするためのものである。血圧記録ページ24では、ユーザ端末7から日々の血圧を入力してユーザデータ(バイタルデータ)の一部としてサーバ1に記録することができる。また、図示のように血圧の変化を表示させることもできる。
「カロリー調節画面21d」は、サーバ1に蓄積されているカロリーデータを表示するとともに、サーバ1に未蓄積のカロリーデータや蓄積済みカロリーデータを追加・削除・変更するためのものである。
カロリーデータの追加は、加盟店以外で食事した場合に、加盟店端末からカロリーデータが送信されておらず蓄積漏れのある場合に行うものである。カロリーデータの追加は、「データの追加/削除」ボタン25aを選択することによって行え、ボタン25a選択によって画面表示されている日のカロリーデータを追加可能となる。
また、カロリーデータの削除は、飲食店で注文した食事を食べなかった又は小売店で購入した食品を食べなかった場合などのように、不要なカロリーデータが蓄積されている場合に行うものである。カロリーデータの削除は「データの追加/削除」ボタン25aを選択することによって行え、ボタン25a選択によって、画面表示されている日のカロリーデータを削除可能となる。
さらに、カロリーデータの修正は、加盟店端末からデータが送信されている以上にカロリーを摂取した場合や、食事を残した場合や、加盟店端末から不正確なデータが送信されている場合などのように蓄積されているデータが正確でない場合に、行うものである。カロリーデータの修正は「データの修正」ボタン25bを選択することによって行え、ボタン選択25bによって、画面表示されている日のカロリーデータを削除可能となる。
なお、カロリーデータの追加・削除・変更は、日毎、朝昼夕の食事毎、各食事の献立毎に修正可能である。
ユーザの摂った食事のカロリーが不明な場合には、ユーザは、食事の画像又は献立名などの食事の情報をメール等で栄養指導機関に送信して、当該栄養指導機関でカロリー計算をしてもらい、メール返信などでカロリーを知ることができる。
このように、ユーザ端末7からサーバ1のカロリーデータ(ユーザデータ)の追加・削除・変更が可能であるため、加盟店端末からのデータが不完全又は不正確であっても、より正確なデータ蓄積が可能である。
「総合日記」ボタン21eは、摂取カロリー、歩数(運動量)、及び体重の関係等を表示させることができる総合日記画面26へジャンプするためのものである。総合日記画面26では、ユーザ端末7から、一日の歩数(運動量)、体重、日記を日ごとに入力して、ユーザデータの一部としてサーバに記録することができる。
本システムのユーザは、医療機関を訪れて受診し、サーバ1のデータに基づいて栄養指導を受けることができる。
図3は、医療機関(医師)が、ユーザのIDなどを基に、アクセスできるサーバ1の医療機関用Webページを示しており、提供されるWebページを医療機関コンピュータ3で操作することによって、診療のためのユーザデータの閲覧などが行える。
医療機関コンピュータ3は、医療機関を訪れたユーザの認証装置(ICカード等)からユーザを特定するIDなどを読み取るか、又はユーザにIDを入力させることで、ユーザのIDを獲得する。また、必要に応じてユーザのパスワードも獲得する。ID及び/又はパスワードの獲得により、医療機関コンピュータ3は、サーバ1の当該ユーザデータへのアクセス権を得て、ユーザデータ等の画面表示が可能となる。
図3の医療機関用Webページは、ID及び/又はパスワードによってアクセス可能となった特定のユーザのデータを表示するためのものであり、医療機関用トップページ31及び当該トップページ31にリンクされたページ32〜25を含んでいる。前記トップページ31は、各ページ32〜35へジャンプするためのボタン31a〜31eを備えている。
「栄養指導依頼」ボタン31aは、ネットワーク5を介して医師が栄養指導機関の管理栄養士に栄養指導を依頼するための「指示せん送信画面」32へジャンプするためのものである。「栄養指導依頼」ボタン31aを選択すると、指示せん送信画面32が表示され、この指示せん送信画面32では、当該データの摂取カロリーデータ32aと、「指示せん送信」ボタン32bとが表示される。
医師が、表示された摂取カロリーデータ32aを確認して、画面上で指示せん送信ボタン32bを選択すると、送信すべき指示せん画面32−1が表示される。医師は、この指示せん画面32−1上で、栄養指導せん作成のための指示内容等(お食事閲覧依頼日、指示カロリー、指示内容、問題点・その他)を作成する。作成された指示内容等は、指示せんデータを構成する。
この指示せんデータは、医療機関コンピュータ3から、栄養指導機関コンピュータ2へ送信される。すなわち、指示せん画面32−1の送信ボタン32−1cが選択されると、この指示せんデータは、先に獲得したユーザのID及び/又はパスワード32−1b(ユーザデータへのアクセス権を得るための情報)とともに、ネットワーク5を介して栄養指導機関コンピュータ2へ送信される。指示せんデータは、医療機関から栄養指導機関へ栄養指導せんの作成を依頼する依頼信号でもあり、指示せんデータを受診した栄養指導機関コンピュータでは、サーバ1のユーザデータへのアクセスが可能となる。
なお、指示せんデータは、ユーザデータの一部として、サーバ1にも蓄積され、栄養指導機関への指示事項の記録として、事後的な確認にも利用できる。
指示せん及びアクセス権データを受信した栄養指導機関コンピュータ2側では、ユーザデータへのアクセス権データ(ID及びパスワード)を基に、サーバ1に蓄積されたユーザデータ(バイタルデータ)を確認することができる。なお、栄養指導機関コンピュータ2に送られるアクセス権データは、ユーザの持つID及び/又はパスワードそのものである必要はなく、ユーザのID及び/又はパスワードとは異なるが当該ユーザデータへのアクセスを可能とするように医療機関コンピュータ3又はサーバ1が生成した特別アクセス権データであってもよい。この場合、栄養指導機関コンピュータ2側へユーザのID及び/又はパスワード自体を送信することなく、栄養指導機関コンピュータ2へユーザデータへのアクセス権を与えることができる。なお、特別アクセス権データには、有効期限を設定したり、医師からの指示せんが発行されていない場合には、ユーザデータへアクセスできないようにするなどの、栄養指導機関コンピュータ2向けの制限的な設定を行うことができる。
栄養指導機関の管理栄養士は、アクセスしたユーザデータと指示せんに基づいて栄養指導せんを作成する。すなわち、サーバ1の栄養指導機関用Webページ(図示せず)から、栄養指導せんを入力する。入力された栄養指導せんデータは、ユーザデータの一部としてサーバ1に蓄積される。
ここで、図3の医療機関用Webページに説明を戻す。「バイタルデータ」ボタン31bは、ユーザのバイタルデータ表示画面33へジャンプするためのものである。バイタルデータ表示画面33では、体重、摂取カロリー、血圧、Hba1c、運動量、検査データなどが表示される。このように、医療機関用Webページは、ユーザ用Webページと異なり、単なるカロリー、血圧、体重の表示だけでなく、診療をおこなうために、検査機関からの検査結果の表示も行える。したがって、医師は、後述のプロフィールや栄養指導履歴も含めて、ユーザの総合的な情報が得られる。
「プロフィール」ボタン31cは、ユーザのプロフィール(個人情報)を表示する画面34へジャンプするものである。この画面34では、ユーザに関する図示の項目が表示される。
「栄養指導履歴」ボタン31dは、栄養指導機関コンピュータ2から送信されサーバ1に蓄積されている栄養指導せんを表示させるものである。この栄養指導せんは、プリンタによって紙に印刷でき、ユーザ(患者)に交付できる。
なお、必要に応じて、栄養指導機関の管理栄養士は、医療機関を訪問して、栄養指導又は栄養指導業務の補助を行うことができる。
以上のように、医療機関では、医師の指示せんに基づいて管理栄養士が作成した栄養指導せんをユーザに交付して、栄養指導を行うことができる。特に、サーバ1には、ユーザデータとして、指示せんデータと栄養指導せんデータが蓄積されるため、保険診療とするための必要なデータが保存されていることになる。このようにして行われた栄養指導は、保険診療として取り扱われるため、本システムを使用する医療機関における積極的な栄養指導の実施が期待できる。
なお、指示せんデータと栄養指導せんデータは、ユーザ端末からは閲覧できない医療機関用のユーザデータである。
本システムの全体構成図である。 ユーザ用Webページの全体構成図である。 医療機関用Webページの全体構成図である。
符号の説明
1 サーバ
2 栄養指導機関コンピュータ
3 医療機関コンピュータ
7 ユーザ端末

Claims (3)

  1. ユーザの摂取カロリーデータを含むユーザデータを蓄積し、前記ユーザデータに対するアクセス制限がなされたサーバと、
    前記サーバとネットワークを介して通信可能な医療機関コンピュータと、
    前記サーバ及び前記医療機関コンピュータとネットワークを介して通信可能な栄養指導機関コンピュータと、
    を含む栄養指導コンピュータシステムであって、
    医療機関コンピュータから栄養指導機関コンピュータへ、特定のユーザの栄養指導せん作成を依頼する依頼信号をネットワークを介して送信する手段と、
    前記依頼信号を送信する際に、栄養指導の対象であるユーザのユーザデータへのアクセス権を前記栄養指導機関コンピュータに与えるためのアクセス権データを、前記医療機関コンピュータから前記栄養指導機関コンピュータへネットワークを介して送信する手段と、を備えていることを特徴とする栄養指導コンピュータシステム。
  2. 請求項1記載のコンピュータシステムにおいて、
    前記医療機関コンピュータは、当該医療機関を訪れたユーザから獲得したユーザデータへのアクセス権情報を栄養指導機関コンピュータ側へ送信する。
  3. 請求項1又は2に記載の栄養指導コンピュータシステムにおいて、
    前記依頼信号は、医師の指導指示せんデータとして送信される。
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