以下、電子レシートシステムを含んで構成された栄養データ閲覧システムの実施形態について、図面を用いて説明する。
[栄養データ閲覧システムの説明]
図1は栄養データ閲覧システム(以下、閲覧システムと称する)100の全体構成を示すブロック図である。
閲覧システム100は、会計装置10、ユーザ端末装置20、レシートサーバ30、閲覧サーバ40および栄養データサーバ50を含む。図1では、会計装置10、ユーザ端末装置20、レシートサーバ30、閲覧サーバ40および栄養データサーバ50をそれぞれ1つずつ表しているが、それぞれの数は任意である。会計装置10、ユーザ端末装置20、レシートサーバ30、閲覧サーバ40および栄養データサーバ50は、ネットワーク200を介してデータを授受することが可能である。ネットワーク200は、例えばインターネットおよび移動通信網を含む。ネットワーク200は、LAN(local area network)を含んでも良い。なお、レシートサーバ30および閲覧サーバ40は、第1および第2のサーバにそれぞれ相当する。
会計装置10は、飲食店などの飲食物を提供する店舗に設置される。会計装置10は、飲食物の提供に対する代金を会計するためのデータ処理である会計処理を行う。なお、会計とは、上記の代金の算出および決済を含む。複数の会計装置10が閲覧システム100に含まれる場合、これら複数の会計装置10は、同一の店舗に設置されても良いし、異なる店舗に分散して配置されても良い。
ユーザ端末装置20は、閲覧システム100のユーザによる操作に基づいて、当該ユーザに栄養データを閲覧させるための画像の表示などを行う。複数のユーザ端末装置20が閲覧システム100に含まれる場合、これらの複数のユーザ端末装置20が同一のユーザにより利用されても良いし、異なるユーザにより個別に利用されても良い。あるいは、1つのユーザ端末装置20が複数のユーザにより共用されても良い。ユーザ端末装置20は、活動量計300と無線により通信可能である。活動量計300は、例えばリストバンド型をなし、装着するユーザの活動量を計測する。ユーザ端末装置20は、活動量計300から活動量のデータを取得する。ユーザ端末装置20は、このように取得したデータに基づいて、ユーザの活動量を栄養データとともに閲覧させるための画像の表示などを行うこともできる。
レシートサーバ30は、会計装置10で行った会計の結果を表すレシートデータを会計装置10から収集し、蓄積する。レシートサーバ30は、レシートデータの内容を表したレシート画面データを生成し、このレシート画面データをユーザ端末装置20へと送信する。
閲覧サーバ40は、レシートサーバ30が蓄積しているレシートデータに基づいて、ユーザが摂取した飲食物に関する栄養データを表した栄養画面データを生成し、この栄養画面データをユーザ端末装置20へと送信する。
栄養データサーバ50は、会計装置10が設置される店舗で提供する飲食物に関する栄養データを保持する。栄養データサーバ50は、レシートサーバ30または閲覧サーバ40からの要求に応じて、必要な栄養データをレシートサーバ30または閲覧サーバ40へと送信する。
[会計装置10の説明]
図2は会計装置10の要部構成を示すブロック図である。
会計装置10は、プロセッサ101、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、通信インターフェース104、I/O(input/output)インターフェース105およびシステム伝送路106等を備える。プロセッサ101と、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、通信インターフェース104およびI/Oインターフェース105とは、システム伝送路106によって接続される。システム伝送路106は、アドレスバス、データバスおよび制御信号線等を含む。
会計装置10においては、プロセッサ101、メインメモリ102および補助記憶デバイス103と、これらを接続するシステム伝送路106とによってコンピュータを構成する。
プロセッサ101は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ101は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、会計装置10としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ102は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。またメインメモリ102は、プロセッサ101が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ102は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ101によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶デバイス103は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス103は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)、SSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス103は、プロセッサ101が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ101での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス103は、アプリケーションプログラムを記憶する。
補助記憶デバイス103が記憶するアプリケーションプログラムには、決済プログラムP11を含む。ただし、決済プログラムP11は、会計装置10の管理者または会計装置10の設置作業者等による操作に応じて、例えばインターネットを介してダウンロードされて補助記憶デバイス103に書き込まれても良い。つまり、会計装置10の使用者への会計装置10の譲渡は、決済プログラムP11が補助記憶デバイス103に記憶されていない状態で行われても良い。
通信インターフェース104は、ネットワーク200を介したデータ通信のインターフェースである。通信インターフェース104としては、例えばインターネットを介したデータ通信を行うための周知の通信デバイスを利用できる。
I/Oインターフェース105は、種々の入出力デバイスとの間で行うデータ通信のインターフェースである。図示は省略するが、I/Oインターフェース105には例えば、ハンディスキャナ、タッチパネル、カードリーダおよびプリンタ等が適宜に接続される。
会計装置10のハードウェアとしては、既存のPOS(point-of-sale)端末装置または電子キャッシュレジスタなどを利用できる。
[ユーザ端末装置20の説明]
図3はユーザ端末装置20の要部構成を示すブロック図である。
ユーザ端末装置20は、スマートフォン、携帯電話、あるいはタブレット端末等のような携帯型の情報処理装置である。栄養データの閲覧のために利用されるユーザ端末装置20は、デスクトップ型のパーソナルコンピュータなどの様な据置型の情報処理装置であっても良い。
ユーザ端末装置20は、プロセッサ201、メインメモリ202、補助記憶デバイス203、タッチパネル204、通信インターフェース205、無線インターフェース206およびシステム伝送路207等を備える。プロセッサ201と、メインメモリ202、補助記憶デバイス203、タッチパネル204、通信インターフェース205および無線インターフェース206とは、システム伝送路207を介して接続される。システム伝送路207は、アドレスバス、データバスおよび制御信号線等を含む。
ユーザ端末装置20においては、プロセッサ201、メインメモリ202および補助記憶デバイス203と、これらを接続するシステム伝送路207とによってコンピュータを構成する。
プロセッサ201は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ201は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、ユーザ端末装置20としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ202は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ202は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ202は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。またメインメモリ202は、プロセッサ201が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ202は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ201によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶デバイス203は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス203は、例えばEEPROMである。HDD、SSDなどが補助記憶デバイス203として使用されてもよい。補助記憶デバイス203は、プロセッサ201が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ201での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス203は、アプリケーションプログラムを記憶する。
補助記憶デバイス203が記憶するアプリケーションプログラムには、アプリケーションプログラムP21,P22を含む。アプリケーションプログラムP21は、レシートクライアントとしての動作のための制御プログラムである。このアプリケーションプログラムP21は、以下、レシートクライアントアプリと称する。アプリケーションプログラムP22は、飲食物に関する栄養データの閲覧のための制御プログラムである。このアプリケーションプログラムP22は、以下、健康アプリと称する。ただし典型的には、レシートクライアントアプリP21および健康アプリP22は、ユーザ端末装置20の使用者による操作に応じて、例えばインターネットを介してダウンロードされて補助記憶デバイス203に書き込まれる。つまり、ユーザ端末装置20の使用者へのユーザ端末装置20の譲渡は、レシートクライアントアプリP21および健康アプリP22が補助記憶デバイス203に記憶されていない状態で行われる。しかしながら、レシートクライアントアプリP21および健康アプリP22が補助記憶デバイス203に記憶された状態のユーザ端末装置20がユーザ端末装置20の使用者に譲渡されても構わない。
タッチパネル204は、ユーザ端末装置20の入力デバイスおよび表示デバイスとして機能する。タッチパネル204には、オペレーティングシステムに基づくプロセッサ201の処理によりレシートクライアントアプリP21を起動するためのアイコンが表示される。
通信インターフェース205は、ネットワーク200を介したデータ通信のインターフェースである。通信インターフェース205としては、例えば移動通信網またはインターネットを介したデータ通信を行うための周知の通信デバイスを利用できる。
無線インターフェース206は、無線通信を用いたデータ通信のインターフェースである。無線インターフェース206としては、例えばBluetooth(登録商標)やWi-Fiなどの規格に準拠した周知の通信デバイスを利用できる。無線インターフェース206による通信の相手の1つは、活動量計300である。
[レシートサーバ30の説明]
図4はレシートサーバ30の要部構成を示すブロック図である。
レシートサーバ30は、プロセッサ301、メインメモリ302、補助記憶デバイス303、通信インターフェース304およびシステム伝送路305等を備える。プロセッサ301と、メインメモリ302、補助記憶デバイス303および通信インターフェース304とは、システム伝送路305によって接続される。システム伝送路305は、アドレスバス、データバスおよび制御信号線等を含む。
レシートサーバ30においては、プロセッサ301、メインメモリ302および補助記憶デバイス303と、これらを接続するシステム伝送路305とによってコンピュータを構成する。
プロセッサ301は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ301は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、レシートサーバ30としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ302は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ302は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ302は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。またメインメモリ302は、プロセッサ301が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ302は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ301によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶デバイス303は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス303は、例えばEEPROM、HDD、SSDなどである。補助記憶デバイス303は、プロセッサ301が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ301での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス303は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。補助記憶デバイス303が記憶するアプリケーションプログラムの1つは、レシートサーバ30としての動作のための制御プログラム(以下、レシートサーバアプリと称する)P31である。
通信インターフェース304は、ネットワーク200を介したデータ通信のインターフェースである。通信インターフェース304としては、例えばインターネットを介したデータ通信を行うための周知の通信デバイスを利用できる。
レシートサーバ30は、例えば汎用のサーバ装置やコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることができる。レシートサーバ30は、レシートサーバアプリP31が補助記憶デバイス303に記憶されない状態のサーバ装置またはコンピュータ装置とレシートサーバアプリP31とが個別にレシートサーバ30の利用者に譲渡されても良い。このとき、レシートサーバアプリP31の譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。そしてこの場合は、レシートサーバ30の管理者またはレシートサーバ30の設置作業者などによる操作に応じて、レシートサーバアプリP31が補助記憶デバイス303に書き込まれる。
プロセッサ301は、レシートサーバアプリP31に基づく処理を実行するために、補助記憶デバイス303の記憶領域の一部を電子レシート領域W31に割り当てる。電子レシート領域W31は、レシートデータを蓄積する。
図5はレシートデータのデータ構造を示す図である。
レシートデータは、電子レシートコード311、ユーザコード312、決済データ313および明細データ314を含む。
電子レシートコード311は、レシートデータの個々を識別する一意のコードである。
ユーザコード312は、閲覧システム100のユーザを識別する一意のコードである。
決済データ313は、決済の結果を表すデータである。決済データ313にどのような項目のデータを含むかは任意であるが、例えば、決済が行われた日時、決済金額、決済方法、あるいは決済を行った店舗の店舗コードなどを含むことが想定される。店舗コードは、複数の会計装置10が複数の店舗に分散して配置される場合に、それら複数の店舗のそれぞれを識別する一意のコードである。
なお、レシートデータには、ユーザが商品を飲食したタイミングを判断するための指標となる時刻情報を含めることとする。上記の日時は、この時刻情報の一例である。時刻情報としては別に、ユーザが入店した日時、あるいは商品のオーダーがなされた日時なども相当する。
明細データ314は、決済の対象となった飲食物に関する商品コード、名称および単価などを表したリストを含む。
[閲覧サーバ40の説明]
図6は閲覧サーバ40の要部構成を示すブロック図である。
閲覧サーバ40は、プロセッサ401、メインメモリ402、補助記憶デバイス403、通信インターフェース404およびシステム伝送路405等を備える。プロセッサ401と、メインメモリ402、補助記憶デバイス403および通信インターフェース404とは、システム伝送路405によって接続される。システム伝送路405は、アドレスバス、データバスおよび制御信号線等を含む。
閲覧サーバ40では、プロセッサ401、メインメモリ402および補助記憶デバイス403と、これらを接続するシステム伝送路405とによってコンピュータを構成する。
プロセッサ401は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ401は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、閲覧サーバ40としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ402は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ402は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ402は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。またメインメモリ402は、プロセッサ401が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ402は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ401によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶デバイス403は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス403は、例えばEEPROM、HDD、SSDなどである。補助記憶デバイス403は、プロセッサ401が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ401での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス403は、アプリケーションプログラムを記憶する。補助記憶デバイス403が記憶するアプリケーションプログラムの1つは、閲覧サーバ40としての動作のための制御プログラム(以下、閲覧サーバアプリと称する)P41である。
通信インターフェース404は、ネットワーク200を介したデータ通信のインターフェースである。通信インターフェース404としては、例えばインターネットを介したデータ通信を行うための周知の通信デバイスを利用できる。
閲覧サーバ40は、例えば汎用のサーバ装置やコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることができる。閲覧サーバ40は、閲覧サーバアプリP41が補助記憶デバイス403に記憶されない状態のサーバ装置またはコンピュータ装置と、閲覧サーバアプリP41とが個別に利用者に譲渡されても良い。このとき、閲覧サーバアプリP41の譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。そしてこの場合は、閲覧サーバ40の管理者または閲覧サーバ40の設置作業者などによる操作に応じて、閲覧サーバアプリP41が補助記憶デバイス303に書き込まれる。
プロセッサ401は、閲覧サーバアプリP41に基づく処理を実行するために、補助記憶デバイス403の記憶領域の一部を、閲覧画像領域W41に割り当てる。
閲覧画像領域W41は、後述する閲覧画像を表した閲覧画面データを格納する。
[栄養データサーバ50の説明]
図7は栄養データサーバ50の要部構成を示すブロック図である。
栄養データサーバ50は、プロセッサ501、メインメモリ502、補助記憶デバイス503、通信インターフェース504およびシステム伝送路505等を備える。プロセッサ501と、メインメモリ502、補助記憶デバイス503および通信インターフェース504とは、システム伝送路505によって接続される。システム伝送路505は、アドレスバス、データバスおよび制御信号線等を含む。
栄養データサーバ50では、プロセッサ501、メインメモリ502および補助記憶デバイス503と、これらを接続するシステム伝送路505とによってコンピュータを構成する。
プロセッサ501は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ501は、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムに従って、栄養データサーバ50としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ502は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ502は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ502は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを記憶する。またメインメモリ502は、プロセッサ501が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性または揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ502は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ501によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。
補助記憶デバイス503は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス503は、例えばEEPROM、HDD、SSDなどである。補助記憶デバイス503は、プロセッサ501が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ501での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス503は、アプリケーションプログラムを記憶する。補助記憶デバイス503が記憶するアプリケーションプログラムの1つは、栄養データサーバ50としての動作のための制御プログラム(以下、栄養データサーバアプリと称する)P51を含む。補助記憶デバイス503の記憶領域の一部は、栄養データ領域W51として使用される。栄養データ領域W51は、会計装置10が設置される店舗で提供される飲食物のそれぞれについての栄養データを格納する。
図8は栄養データのデータ構造を示す図である。
栄養データは、店舗コード511、商品コード512、カロリーデータ513および栄養バランスデータ514を含む。
店舗コード511は、会計装置10が設置される店舗を識別するコードであり、レシートデータに含まれる店舗コードと同系列のものである。
商品コード512は、飲食物を識別するコードである。商品コード512は、店舗コード511で識別される店舗で提供される飲食物の個々に関して一意であれば良い。つまり、それぞれ異なる店舗コード511を含んだ別々の栄養データにそれぞれ含まれる商品コード512は、同一の飲食物に対してそれぞれ異なっていても良い。ただし商品コード512は、店舗コード511で識別される店舗に設置された会計装置10が生成するレシートデータに含まれる商品コードに一致する。
カロリーデータ513は、店舗コード511で識別される店舗で提供される飲食物のうちの商品コード512で識別される飲食物についてのカロリーを表す。
栄養バランスデータ514は、店舗コード511で識別される店舗で提供される飲食物のうちの商品コード512で識別される飲食物についての栄養バランスを表す。栄養バランスデータは、例えば四群点数法などにより定められた複数の栄養素毎のエネルギ量を表す。栄養バランスデータ514は、塩分、炭水化物、脂質、たんぱく質、無機質、ビタミン等の栄養素の含有量を含んでいてもよい。
それぞれ異なる店舗Aおよび店舗Bに、会計装置10がそれぞれ設置されることを想定する。店舗A,Bが、それぞれレシピは異なるものの、いずれも「焼肉定食」という名称の商品を提供しているとする。この場合、店舗A,Bのそれぞれの会計装置10においては、同一の商品コードが使用されても良い。そしてこの場合は、その商品コードを商品コード512として含んだ栄養データが、2つ栄養データ領域W51に格納される。この2つの栄養データの一方は、店舗Aを識別する店舗コード511と、店舗Aで提供している「焼肉定食」のカロリーデータ513および栄養バランスデータ514とを含む。また2つの栄養データの他方は、店舗Bを識別する店舗コード511と、店舗Bで提供している「焼肉定食」のカロリーデータ513および栄養バランスデータ514とを含む。
通信インターフェース504は、ネットワーク200を介したデータ通信のインターフェースである。通信インターフェース504としては、例えばインターネットを介したデータ通信を行うための周知の通信デバイスを利用できる。
栄養データサーバ50は、例えば汎用のサーバ装置やコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることができる。栄養データサーバ50は、閲覧サーバアプリP41が補助記憶デバイス503に記憶されない状態のサーバ装置またはコンピュータ装置と、栄養データサーバアプリP51とが個別に利用者に譲渡されても良い。このとき、栄養データサーバアプリP51の譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介したダウンロードにより実現できる。そしてこの場合は、栄養データサーバ50の管理者または栄養データサーバ50の設置作業者などによる操作に応じて、栄養データサーバアプリP51が補助記憶デバイス303に書き込まれる。
[閲覧システム100の動作説明]
次に、閲覧システム100の動作について説明する。なお、以下に説明する各種の処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
閲覧システム100のユーザは、ユーザ端末装置20にレシートクライアントアプリP21および健康アプリP22をインストールする。ユーザは、予め定められた方法で、レシートサーバ30に対してユーザ登録を行う。このユーザ登録によりレシートサーバ30では、ユーザを識別する一意のユーザコードが定められるとともに、このユーザコードに対して、ユーザが指定したユーザ名とパスワードとが関連付けられる。本実施形態では、ユーザ名としてはメールアドレスを使用することとする。ユーザ名およびパスワードは、レシートサーバ30がランダムに決定しても良い。
ユーザは、閲覧システム100に属する会計装置10が設置された店舗で飲食した場合、会計装置10を利用して会計する。
図9は会計装置10での決済プログラムP11に基づくプロセッサ101の処理の流れ図である。
Act101においてプロセッサ101は、メインメモリ102内に設定する商品リストエリアをクリアする。商品リストエリアは、買上登録が済んだ商品に関する情報のリスト(以下、商品リストと称する)を記述するための記憶エリアである。
Act102においてプロセッサ101は、買上登録すべき商品の指定がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ101は、商品の指定がなされていないためにNoと判定したならば、Act103へと進む。
Act103においてプロセッサ101は、ユーザコードが入力されたか否かを確認する。そしてプロセッサ101、ユーザコードが入力されていないためにNoと判定したならば、Act104へと進む。
Act104においてプロセッサ101は、買上登録を締めるべきであるか否かを確認する。そしてプロセッサ101は、買上登録の締めを指定する操作が行われていないためにNoと判定したならば、Act102へと戻る。
かくしてプロセッサ101は、Act102〜Act104においては、商品の指定、ユーザコードの入力、あるいは締めを指定する操作のいずれかが行われるのを待ち受ける。
会計装置10が設置された店舗での飲食を終えたユーザは、オーダー伝票を持参して会計コーナーに出向き、会計コーナーを担当する店員にオーダー伝票を渡す。店員は、オーダー伝票に記載された商品を指定するべく、I/Oインターフェース105に接続された入出力デバイスを操作する。例えば店員は、入出力デバイスの1つであるタッチパネルに表示された商品選択ボタンをタッチする。プロセッサ101は、このような操作がなされたためにAct102にてYesと判定したならば、Act105へと進む。
Act105においてプロセッサ101は、指定された商品を含むように商品リストを更新する。プロセッサ101はこののち、Act102〜Act104の待ち受け状態に戻る。なお、別のオーダー端末での商品指定に基づいて作成されたオーダーリストを商品リストとして取り込んでも良い。
一方で、上記の会計に関して電子レシートサービスを利用したい場合にユーザは、ユーザ端末装置20においてレシートクライアントアプリP21に基づく処理を起動する。
図10、図11および図12はユーザ端末装置20でのレシートクライアントアプリP21に基づくプロセッサ201の処理の流れ図である。
図10内のAct201においてプロセッサ201は、タッチパネル204の画面をログイン画面とする。
図13は一例としてのログイン画面Sc1を示す図である。
ログイン画面Sc1は、入力欄F11,F12およびボタンB11を表す。
入力欄F11は、ユーザ名として設定されたメールアドレスをユーザが入力するための欄である。入力欄F12は、メールアドレスとともにユーザコードに関連付けられたパスワードをユーザが入力するための欄である。ボタンB11は、ログインを指示するためにユーザがタッチするものである。
ユーザは、ユーザ登録の際に指定したメールアドレスおよびパスワードを入力欄F11,F12にそれぞれ入力した上で、ボタンB11にタッチする。
さて、Act202においてプロセッサ101は、ログインデータが入力されたか否かを確認する。そしてプロセッサ101は、入力欄F11,F12のいずれにもデータが入力されていないためにNoと判定したならば、Act203へと進む。
Act203においてプロセッサ201は、ログインが指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、ボタンB11がタッチされていないためにNoと判定したならば、Act202に戻る。
かくしてAct202およびAct203においてプロセッサ201は、メールアドレスまたはパスワードが入力されるか、あるいはログインが指示されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ201は、入力欄F11,F12のいずれかにデータが入力されたためにAct202にてYesと判定したならば、Act204へと進む。
Act204においてプロセッサ201は、入力されたログインデータを、メインメモリ202へと格納する。具体的にはプロセッサ201は、入力欄F11にデータが入力されたならば、そのデータをメールアドレスとしてメインメモリ202に格納する。またプロセッサ201は、入力欄F12にデータが入力されたならば、そのデータをパスワードとしてメインメモリ202に格納する。そしてプロセッサ201はこののち、Act202およびAct203の待ち受け状態に戻る。
プロセッサ201は、ボタンB11がタッチされたためにAct203にてYesと判定したならば、Act205へと進む。
Act205においてプロセッサ201は、メインメモリ202に格納されているログインデータ(メールアドレスおよびパスワード)を含んだログイン要求を、通信インターフェース205からレシートサーバ30に宛ててネットワーク200へと送信する。
ネットワーク200を介してログイン要求がレシートサーバ30へと伝送されると、このログイン要求を通信インターフェース304が受信する。通信インターフェース304は、受信したログイン要求をメインメモリ302または補助記憶デバイス303に格納する。
図14および図15はレシートサーバ30でのレシートサーバアプリP31に基づくプロセッサ301の処理の流れ図である。
図14内のAct301においてプロセッサ301は、ログイン要求が受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、ログイン要求が通信インターフェース304によって上記のように受信されていないためにNoと判定したならば、Act301を繰り返す。かくしてAct301においてプロセッサ301は、ログイン要求が受信されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ301は、ログイン要求が通信インターフェース304によって上記のように受信されたためにYesと判定したならば、Act302へと進む。
Act302においてプロセッサ301は、受信されたログイン要求に含まれたログインデータに基づいて認証処理を行う。具体的にはプロセッサ301は、ログイン要求に含まれたメールアドレスとパスワードとに関連付けられたユーザコードが設定されているか否かを確認する。
Act303においてプロセッサ301は、認証に成功したか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、メールアドレスとパスワードとに関連付けられたユーザコードが設定されていないためにNoと判定したならば、Act304へと進む。
Act304においてプロセッサ301は、エラー通知を通信インターフェース304からユーザ端末装置20に宛ててネットワーク200へと送信する。そしてプロセッサ301はこののち、Act301の待ち受け状態に戻る。
プロセッサ301は、メールアドレスとパスワードとに関連付けられたユーザコードが設定されているためにAct303でYesと判定したならば、図15内のAct305へと進む。なお、この場合にプロセッサ301は、メールアドレスとパスワードとに関連付けられたユーザコードを、ログイン中のユーザのユーザコードとしてメインメモリ102に格納しておく。かくしてレシートサーバアプリP31に基づく制御処理をプロセッサ301が実行することによって、プロセッサ301を中枢部分とするコンピュータは第2の取得手段として機能する。
Act305においてプロセッサ301は、トップ画面データを生成し、このトップ画面データを通信インターフェース304からユーザ端末装置20に宛ててネットワーク200へと送信する。
トップ画面データは、ユーザ端末装置20のタッチパネル204の画面をトップ画面とするための画像を表すとともに、上記のユーザコードを含む。
図16は一例としてのトップ画面Sc2を示す図である。
トップ画面Sc2は、バーコードC21と、ボタンB21,B22,B23,B24とを表す。
バーコードC21は、ログイン要求に含まれたメールアドレスとパスワードとに関連付けられたユーザコードを表す。ボタンB21は、トップ画面への移行を指示するためにユーザがタッチするものである。ボタンB22は、レシート閲覧画面への移行を指示するためにユーザがタッチするものである。ボタンB23は、栄養閲覧画面への移行を指示するためにユーザがタッチするものである。ボタンB23は、トップ画面、レシート閲覧画面および栄養閲覧画面とは別の画面への移行を指示するためにユーザがタッチするものである。当該画面は、例えば各種の設定のためのユーザ操作を受け付けるための画面である。
ボタンB21,B22,B23,B24は、現在の画面がどの画面であるかを表すインジケータの機能も有する。図16はトップ画面Sc2であるから、ボタンB21の枠を他のボタンB22〜B24に比べて太くしている。
さて、プロセッサ201は、図10に示すAct205においてログイン要求を送信した後には、Act206へと進む。
Act206においてプロセッサ201は、エラーが通知されたか否かを確認する。ネットワーク200を介してエラー通知がユーザ端末装置20へと伝送されると、このエラー通知を通信インターフェース205が受信する。通信インターフェース205は、エラー通知を受信した旨をプロセッサ201へと通知する。プロセッサ201はこの通知がなされたためにAct206にてYesと判定したならば、Act201に戻ってそれ以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
ネットワーク200を介してトップ画面データがユーザ端末装置20へと伝送されると、このトップ画面データを通信インターフェース205が受信する。通信インターフェース205は、トップ画面データをメインメモリ202または補助記憶デバイス203へと格納する。プロセッサ201はこれに応じて、Act206にてNoと判定する。そしてプロセッサ201はこの場合、図11内のAct207へと進む。
Act207においてプロセッサ201は、受信されたトップ画面データに基づき、タッチパネル204の画面をトップ画面とする。これにより、タッチパネル204の画面には、ユーザコードを表したバーコードが表示される。
ユーザは、バーコードが表示されたユーザ端末装置20を、店員に提示する。定員は、会計装置10のI/Oインターフェース105に接続された入出力デバイスの1つであるハンディスキャナにバーコードを読み取らせる。
会計装置10においてプロセッサ101は、上記のようにしてハンディスキャナによりバーコードが読み取られたために図9内のAct103にてYesと判定したならば、Act106へと進む。
Act106においてプロセッサ101は、読み取られたバーコードが表すユーザコードを、メインメモリ102または補助記憶デバイス103に格納する。そしてプロセッサ101はこののち、Act102〜Act104の待ち受け状態に戻る。このため、バーコードの読み取りが複数回行われることがあるが、この場合には最後に読み取られたバーコードが表すユーザコードで、メインメモリ102または補助記憶デバイス103に既に格納されているユーザコードを上書きする。ユーザコードは、ユーザの識別コードに相当する。かくして決済プログラムP11に基づく制御処理をプロセッサ101が実行することによって、プロセッサ101を中枢部分とするコンピュータは第1の取得手段として機能する。
店員は、伝票に記載された商品の全てを指定し終えたならば、例えば入出力デバイスの1つであるタッチパネルに表示された小計ボタンをタッチする。プロセッサ101は、このような操作がなされたためにAct104にてYesと判定したならば、Act107へと進む。
Act107においてプロセッサ101は、商品リストに示された商品の提供に関わる代金の決済のための決済処理を行う。この決済処理は、既存のPOS装置などで実施している処理をそのまま利用できる。かくして決済プログラムP11に基づく制御処理をプロセッサ101が実行することによって、プロセッサ101を中枢部分とするコンピュータは決済手段として機能する。
Act108においてプロセッサ101は、ユーザコードがメインメモリ102または補助記憶デバイス103に格納されているか否かを確認する。そしてプロセッサ101は、ユーザコードが格納されているためにYesと判定したならば、Act109へと進む。
Act109においてプロセッサ101は、図5に示すような構成のレシートデータを作成する。かくして決済プログラムP11に基づく制御処理をプロセッサ101が実行することによって、プロセッサ101を中枢部分とするコンピュータは第1の生成手段として機能する。
Act110においてプロセッサ101は、紙レシートを発行するか否かを確認する。具体的にはプロセッサ101は、紙レシートの発行をユーザが希望するか否かを問い合わせる画面をタッチパネルに表示する。そしてプロセッサ101は、タッチパネルでの操作により紙レシートを発行しない旨の入力がなされたためにNoと判定したならば、Act111へと進む。なお、Act110を省略して、プロセッサ101はAct109からAct111へと進むようにしても良い。
Act111においてプロセッサ101は、Act109で作成したレシートデータをレシートサーバ30へと送信する。具体的にはプロセッサ101は、Act109で作成したレシートデータと、メインメモリ102または補助記憶デバイス103に格納されたユーザコードとを含んだ伝送ファイルを生成する。そしてプロセッサ101は、上記の伝送ファイルを、通信インターフェース104からレシートサーバ30へと宛ててネットワーク200へと送信する。そしてプロセッサ101はこののち、Act101に戻り、それ以降の処理を前述と同様にしてやり直す。
プロセッサ101は、ユーザコードが格納されていないためにAct108にてNoと判定したならば、Act112へと進む。プロセッサ101は、タッチパネルでの操作により紙レシートを発行する旨の入力がなされたためにAct110にてYesと判定した場合にも、Act112へと進む。
Act112においてプロセッサ101は、I/Oインターフェース105に接続された入出力デバイスの1つであるプリンタを制御して、紙レシートを発行する。そしてプロセッサ101はこののち、Act101に戻り、それ以降の処理を前述と同様にしてやり直す。
ネットワーク200を介して、レシートデータを含んだ伝送ファイルがレシートサーバ30へと伝送されると、この伝送ファイルを通信インターフェース304が受信する。通信インターフェース304は、受信した伝送ファイルをメインメモリ302または補助記憶デバイス303に格納する。
レシートサーバ30においてプロセッサ301は、図14および図15に示す処理とは別の処理を、図14および図15に示す処理とは別タスクにより並列的に実行する。
図17はここでの処理の流れ図である。
Act401においてプロセッサ301は、レシートデータが受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、上記のように伝送ファイルが受信されていないためにNoと判定したならば、Act401を繰り返す。かくしてAct401においてプロセッサ301は、レシートデータを含む伝送ファイルが受信されるのを待ち受ける。そして上記のように伝送ファイルが受信されたためにYesと判定したならば、Act402へと進む。
Act402においてプロセッサ301は、受信された伝送ファイルに含まれるレシートデータを、同伝送ファイルに含まれたユーザコードに関連付けて、補助記憶デバイス303の電子レシート領域W31に格納する。そしてプロセッサ301はこののち、Act401の待ち受け状態に戻り、新たな伝送ファイルが受信されるのに備える。
以上のようにして、ユーザの飲食に関わるレシートデータはレシートサーバ30の補助記憶デバイス303に蓄積される。かくして、補助記憶デバイス303は、記憶デバイスに相当する。
さて、ユーザ端末装置20のタッチパネル204の画面を図11内のAct207にてトップ画面としたのちにプロセッサ201は、Act208へと進む。
Act208においてプロセッサ201は、レシート表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、ボタンB22がタッチされていないためにNoと判定したならばAct209へと進む。
Act209においてプロセッサ201は、栄養データ表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、B23がタッチされていないためにNoと判定したならばAct210へと進む。
Act210においてプロセッサ201は、レシート表示または栄養データ表示を指示するのとは他の操作が行われたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、該当する操作が行われていないためにNoと判定したならばAct208へと戻る。
かくしてプロセッサ201は、Act208〜Act210においては、レシート表示または栄養データ表示を指示するための操作か、あるいはその他の何らかの操作が行われるのを待ち受ける。ここでプロセッサ201は、その他の操作がユーザにより行われたためにAct210にてYesと判定したならば、その操作に応じた処理に移行する。この場合の処理についての説明は省略する。
ユーザは、レシートを閲覧したい場合、トップ画面内のボタンB22にタッチする。プロセッサ201は、ボタンB22へのタッチがタッチパネル204で検出されたために図11内のAct208にてYesと判定したならば、Act211へと進む。
Act211においてプロセッサ201は、タッチパネル204の画面を選択画面とする。具体的にはプロセッサ201は、レシート表示要求を、通信インターフェース205からレシートサーバ30に宛ててネットワーク200へと送信する。そしてプロセッサ201は、このレシート表示要求に応答してレシートサーバ30から送信された選択画面データが通信インターフェース205により受信されたならば、この選択画面データに基づき、タッチパネル204の画面を選択画面とする。
ネットワーク200を介してレシート表示要求がレシートサーバ30へと伝送されると、このレシート表示要求を通信インターフェース304が受信する。通信インターフェース304は、受信したレシート表示要求をメインメモリ302または補助記憶デバイス303に格納する。
プロセッサ301は、図15内のAct305にてトップ画面データを送信した後には、Act306へ進む。
Act306においてプロセッサ301は、レシート表示要求が受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、レシート表示要求が受信されていないためにNoと判定したならば、Act307へと進む。
Act307においてプロセッサ301は、ユーザによる何らかの操作がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、何らの操作も行われていないためにNoと判定したならば、Act306へと戻る。
かくしてAct306およびAct307においてプロセッサ301は、レシート表示要求が受信されるか、ユーザによる何らかの操作がなされるのを待ち受ける。ここでプロセッサ301は、ユーザによる何らかの操作が行われたためにAct307にてYesと判定したならば、その操作に応じた処理に移行する。この場合の処理についての説明は省略する。
プロセッサ301は、上述のように通信インターフェース304によってレシート表示要求が受信されたためにAct306にてYesと判定したならば、Act308へと進む。
Act308においてプロセッサ301は、選択画面データを生成し、この選択画面データを通信インターフェース304からユーザ端末装置20に宛ててネットワーク200へと送信する。
選択画面データは、ユーザ端末装置20のタッチパネル204の画面を選択画面とするための画像を表す。選択画面は、ログイン中のユーザのユーザコードに関連付けて電子レシート領域W31に格納されたレシートデータのうちの1つをユーザに選択させるための画面である。
ネットワーク200を介して選択画面データがユーザ端末装置20へと伝送されると、この選択画面データを通信インターフェース205が受信する。通信インターフェース205は、受信した選択画面データをメインメモリ202または補助記憶デバイス203に格納する。そしてプロセッサ201は、このように通信インターフェース205により受信された選択画面データに基づいて、前述のように図11内のAct211において、タッチパネル204の画面を選択画面とする。そしてプロセッサ201は、タッチパネル204の画面を選択画面としたら、Act212へと進む。
Act212においてプロセッサ201は、レシートが指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指定がなされていないためにNoと判定したならば、Act213へと進む。
Act213においてプロセッサ201は、トップ画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指示がなされていないためにNoと判定したならば、Act214へと進む。
Act214においてプロセッサ201は、栄養データの表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指示がなされていないためにNoと判定したならば、Act215へと進む。
Act215においてプロセッサ201は、Act212〜Act214で確認しているのとは別の操作がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該操作がなされていないためにNoと判定したならば、Act212へと戻る。
かくしてプロセッサ201はAct212〜Act215においては、レシートの指定、トップ画面の表示指示、栄養データの表示指示およびその他の操作のいずれかがなされるのを待ち受ける。ここでプロセッサ201は、その他の操作がユーザにより行われたためにAct215にてYesと判定したならば、その操作に応じた処理に移行する。この場合の処理についての説明は省略する。
ユーザは、表示したいレシートを指定するべく選択画面内で操作を行う。プロセッサ201は、このような操作がタッチパネル204で検出されたために図11内のAct212にてYesと判定したならば、図12内のAct216へと進む。
Act216においてプロセッサ201は、タッチパネル204の画面をレシート画面とする。具体的にはプロセッサ201は、指定されたレシートの電子レシートコードを含んだレシート指定通知を、通信インターフェース205からレシートサーバ30に宛ててネットワーク200へと送信する。そしてプロセッサ201は、このレシート指定通知に応答してレシートサーバ30から送信されたレシート画面データが通信インターフェース205により受信されたならば、このレシート画面データに基づき、タッチパネル204の画面をレシート画面とする。
ネットワーク200を介してレシート指定通知がレシートサーバ30へと伝送されると、このレシート指定通知を通信インターフェース304が受信する。通信インターフェース304は、受信したレシート指定通知をメインメモリ302または補助記憶デバイス303に格納する。
プロセッサ301は、図15内のAct308にて選択画面データを送信した後には、Act309へ進む。
Act309においてプロセッサ301は、レシート指定通知が受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、レシート指定通知が受信されていないためにNoと判定したならば、Act310へと進む。
Act310においてプロセッサ301は、ユーザによる何らかの操作がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、何らの操作も行われていないためにNoと判定したならば、Act309へと戻る。
かくしてAct309およびAct310においてプロセッサ301は、レシート指定通知が受信されるか、ユーザによる何らかの操作がなされるのを待ち受ける。ここでプロセッサ201は、ユーザによる何らかの操作が行われたためにAct310にてYesと判定したならば、その操作に応じた処理に移行する。この場合の処理についての説明は省略する。
プロセッサ301は、上述のように通信インターフェース304によってレシート指定通知が受信されたためにAct309にてYesと判定したならば、Act311へと進む。
Act311においてプロセッサ301は、レシート指定通知に含まれた電子レシートコードによって特定されるレシートデータに基づいてレシート画面データを生成する。そしてプロセッサ301は、この生成したレシート画面データを通信インターフェース304からユーザ端末装置20に宛ててネットワーク200へと送信する。レシート画面データは、ユーザ端末装置20のタッチパネル204の画面をレシート画面とするための画像を表す。
図18は一例としてのレシート画面Sc3を示す図である。なお、図16に示すトップ画面Sc2に含まれるのと同一の表示オブジェクトについては、図16と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
レシート画面Sc3は、レシート領域A31と、ボタンB21〜B24とを表す。
レシート領域A31は、決済データ313および明細データ314が示す情報を文字列などにより表す。
レシート画面Sc3では、ボタンB22の枠を他のボタンB21,B23,B24に比べて太くしている。
本実施形態においては、プロセッサ301は、レシート画面Sc3に例示されるように、レシート領域A31に各商品のカロリーおよび塩分量を表している。これらのデータはレシートデータには含まれていない。プロセッサ301は、栄養データサーバ50からこれらのデータを取得する。レシート領域A31には、カロリーおよび塩分量のいずれか一方のみを表しても良いし、栄養データに含まれる別のデータを表しても良い。ただし、レシート領域A31に栄養データを表すことは、必須ではない。
ネットワーク200を介してレシート画面データがユーザ端末装置20へと伝送されると、このレシート画面データを通信インターフェース205が受信する。通信インターフェース205は、受信したレシート画面データをメインメモリ202または補助記憶デバイス203に格納する。そしてプロセッサ201は、このように通信インターフェース205により受信された選択画面データに基づいて、前述のように図12内のAct216において、タッチパネル204の画面をレシート画面とする。そして、タッチパネル204の画面をレシート画面としたら、プロセッサ201はAct217へと進む。
Act217においてプロセッサ201は、選択画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指示がなされていないためにNoと判定したならば、Act218へと進む。
Act218においてプロセッサ201は、トップ画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指示がなされていないためにNoと判定したならば、Act219へと進む。
Act219においてプロセッサ201は、栄養データの表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指示がなされていないためにNoと判定したならば、Act220へと進む。
Act220においてプロセッサ201は、Act217〜Act219で確認しているのとは別の操作がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該操作がなされていないためにNoと判定したならば、Act217へと戻る。
かくしてプロセッサ201はAct217〜Act220においては、選択画面の表示指示、トップ画面の表示指示、栄養データの表示指示およびその他の操作のいずれかがなされるのを待ち受ける。ここで、プロセッサ201は、その他の操作がユーザにより行われたためにAct220にてYesと判定したならば、その操作に応じた処理に移行する。この場合の処理についての説明は省略する。
一方、プロセッサ301は、図15内のAct311にてレシート画面データを送信したのち、Act312へと進む。従って、プロセッサ201が図12内のAct217〜Act219の待ち受け状態にあるとき、プロセッサ401は図15内のAct312〜Act314の待ち受け状態にある。
Act312においてプロセッサ301は、レシート画面の表示が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該要求がなされていないためにNoと判定したならば、Act313へと進む。
Act313においてプロセッサ301は、トップ画面の表示が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、当該要求がなされていないためにNoと判定したならば、Act314へと進む。
Act314においてプロセッサ301は、Act313,Act314で確認しているのとは別の操作がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、当該操作がなされていないためにNoと判定したならば、Act312へと戻る。
かくしてプロセッサ301はAct313〜Act314の待ち受け状態においては、レシート画面の表示要求、トップ画面の表示要求およびその他の操作のいずれかがなされるのを待ち受ける。ここで、プロセッサ301は、その他の操作がユーザにより行われたためにAct314にてYesと判定したならば、その操作に応じた処理に移行する。この場合の処理についての説明は省略する。
ユーザは、表示するレシートを変更したい場合には、レシート画面内のボタンB22にタッチする。プロセッサ201は、ボタンB22へのタッチがタッチパネル204で検出されたためにAct217にてYesと判定したならば、図11内のAct211に戻り、それ以降の処理を前述と同様に繰り返す。このため、ユーザ端末装置20からは、レシート表示要求がレシートサーバ30に宛ててネットワーク200へと送信される。
ネットワーク200を介してレシート表示要求がレシートサーバ30へと伝送されると、このレシート表示要求を通信インターフェース304が受信する。通信インターフェース304は、受信したレシート表示要求をメインメモリ302または補助記憶デバイス303に格納する。そしてプロセッサ301は、このようにレシート表示要求が受信されたためにAct312にてYesと判定したならば、Act308に戻り、それ以降の処理を前述と同様に繰り返す。
これにより、前述と同様にして、タッチパネル204の画面が選択画面とされる。
ユーザは、画面をトップ画面に戻したい場合には、レシート画面内のボタンB21にタッチする。プロセッサ201は、ボタンB21へのタッチがタッチパネル204で検出されたためにAct218にてYesと判定したならば、図11内のAct207に戻り、それ以降の処理を前述と同様に繰り返す。このため、ユーザ端末装置20からは、トップ表示要求がレシートサーバ30に宛ててネットワーク200へと送信される。
ネットワーク200を介してトップ表示要求がレシートサーバ30へと伝送されると、このレシート表示要求を通信インターフェース304が受信する。通信インターフェース304は、受信したトップ表示要求をメインメモリ302または補助記憶デバイス303に格納する。そしてプロセッサ301は、このようにトップ表示要求が受信されたためにAct313にてYesと判定したならば、Act305に戻り、それ以降の処理を前述と同様に繰り返す。
これにより、前述と同様にして、タッチパネル204の画面がトップ画面とされる。
ユーザは、摂取した栄養の分布およびカロリーを確認したい場合には、レシート画面内のボタンB23にタッチする。プロセッサ201は、ボタンB23へのタッチがタッチパネル204で検出されたためにAct219にてYesと判定したならば、Act221へと進む。
Act221においてプロセッサ201は、健康アプリP22に基づく処理を別タスクの処理として起動する。
図19および図20はユーザ端末装置20での栄養アプリP22に基づくプロセッサ201の処理の流れ図である。
図19内のAct501においてプロセッサ201は、栄養閲覧要求を通信インターフェース205から閲覧サーバ40に宛ててネットワーク200へと送信する。プロセッサ201は、メインメモリ202または補助記憶デバイス203に格納されたトップ画面データに含まれたユーザコードを、栄養閲覧要求に含める。
ネットワーク200を介して栄養閲覧要求が閲覧サーバ40へと伝送されると、この栄養閲覧要求を通信インターフェース404が受信する。通信インターフェース404は、受信したログイン要求をメインメモリ402または補助記憶デバイス403に格納する。
図21および図22は閲覧サーバ40での閲覧サーバアプリP41に基づくプロセッサ401の処理の流れ図である。
Act601においてプロセッサ401は、栄養閲覧要求が受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、栄養閲覧要求が受信されていないためにNoと判定したならば、Act601を繰り返す。かくしてプロセッサ401はAct601においては、栄養閲覧要求が受信されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ401は、栄養閲覧要求が通信インターフェース404によって上記のように受信されたためにYesと判定したならば、Act602へと進む。
Act602においてプロセッサ401は、対象期間を当日の一日に設定する。
Act603においてプロセッサ401は、レシートサーバ30にアクセスし、栄養閲覧要求に含まれたユーザコードに関連付けて電子レシート領域W31に格納されたレシートデータのうちで、決済日時が対象期間内であるレシートデータを取得する。プロセッサ401は、取得したレシートデータを、メインメモリ402または補助記憶デバイス403に格納する。かくして閲覧サーバアプリP41に基づく制御処理をプロセッサ401が実行することによって、プロセッサ401を中枢部分とするコンピュータ選出手段として機能する。
Act604においてプロセッサ401は、栄養データ要求を、通信インターフェース404から栄養データサーバ50に宛ててネットワーク200へと送信する。プロセッサ401は、対象期間と、上記の取得したレシートデータ内の店舗コードと同レシートデータ内の商品コードのそれぞれとの組み合わせからなるキーデータとを栄養データ要求に含める。
ネットワーク200を介して栄養データ要求が栄養データサーバ50へと伝送されると、この栄養データ要求を通信インターフェース504が受信する。通信インターフェース504は、受信した栄養データ要求をメインメモリ502または補助記憶デバイス503に格納する。
図23は栄養データサーバ50での栄養データサーバアプリP51に基づくプロセッサ501の処理の流れ図である。
Act701においてプロセッサ501は、栄養データ要求が受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ501は、栄養データ要求が通信インターフェース504によって上記のように受信されていないためにNoと判定したならば、Act701を繰り返す。かくしてAct701においてプロセッサ501は、栄養データ要求が受信されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ501は、栄養データ要求が通信インターフェース504によって上記のように受信されたためにYesと判定したならば、Act702へと進む。
Act702においてプロセッサ501は、補助記憶デバイス503の栄養データ領域W51に格納された栄養データの中から必要な栄養データを抽出する。ここでの抽出対象は、栄養データ要求に含まれたキーデータのそれぞれに関して、そのキーデータに店舗コード511および商品コード512の組み合わせが一致する栄養データである。
Act703においてプロセッサ501は、上記の抽出した栄養データを閲覧サーバ40へと送信する。具体的にはプロセッサ501は、Act702で抽出した全ての栄養データを含んだ伝送ファイルを生成する。そしてプロセッサ501は、上記の伝送ファイルと、通信インターフェース504から閲覧サーバ40に宛ててネットワーク200へと送信する。そしてプロセッサ501はこののち、Act701の待ち受け状態に戻る。
ネットワーク200を介して、栄養データを含んだ伝送ファイルが閲覧サーバ40へと伝送されると、この伝送ファイルを通信インターフェース404が受信する。通信インターフェース404は、受信した伝送ファイルをメインメモリ402または補助記憶デバイス403に格納する。
プロセッサ401は、図21内のAct604にて栄養データ要求を送信した後には、Act605へ進む。
Act605においてプロセッサ401は、栄養データが受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、栄養データを含んだ伝送ファイルが受信されていないためにNoと判定したならば、Act605を繰り返す。
かくしてAct605においてプロセッサ401は、栄養データが受信されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ401は、上述のように通信インターフェース404によって栄養データを含んだ伝送ファイルが受信されたためにAct605にてYesと判定したならば、Act606へと進む。
Act606においてプロセッサ401は、栄養画面データを補助記憶デバイス403の閲覧画像領域W41内に生成する。
栄養画面データは、ユーザ端末装置20のタッチパネル204の画面を栄養閲覧画面とするための閲覧画像を表す。かくして閲覧サーバアプリP41に基づく制御処理をプロセッサ401が実行することによって、プロセッサ401を中枢部分とするコンピュータは第2の生成手段として機能する。
図24は一例としての栄養閲覧画面Sc4を示す図である。なお、図16に示すトップ画面Sc2に含まれるのと同一の表示オブジェクトについては、図16と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
栄養閲覧画面Sc4は、ボタン群BG41、画像IM41,IM42,IM43およびボタンB21,B23,B24,B41を表す。
ボタン群BG41は、対象期間を変更するためにユーザがタッチする複数のボタンを含む。ボタン群BG41は、現在の対象期間の設定状況を表すインジケータの機能も有する。ボタン群B41では、「今日」という文字が表されたボタンと、「1日」という文字が表されたボタンとを太枠としていることにより、対象期間が当日の1日に設定されていることを表す。
画像IM41は、対象期間において摂取された栄養素のバランスを表す。
画像IM42は、対象期間において摂取されたカロリーを表す。
画像IM43は、予め定められた条件に合致する補足情報を表す。ただし図24においては、画像IM43に表されるべき補足情報の図示を省略している。
ボタンB41は、グラフ画面への移行を指示するためにユーザがタッチするものである。
プロセッサ401は例えば、いずれボタンの枠線も破線とした画像として予め補助記憶デバイス403に格納されたボタン群画像を、閲覧画像領域W41内の予め定められた領域に展開する。またプロセッサ401は、栄養閲覧要求に示された対象期間を表すように一部のボタンの枠線を太線とする。
プロセッサ401は例えば、伝送ファイルに含まれた栄養データのそれぞれに含まれた栄養バランスデータ514に示された点数を栄養素毎に積算し、栄養素毎の総点数を算出する。そしてプロセッサ401は、栄養素毎の総点数のバランスを表す図24に示す様な画像IM41を生成し、閲覧画像領域W41内の予め定められた領域に展開する。
プロセッサ401は例えば、伝送ファイルに含まれた栄養データのそれぞれに含まれたカロリーデータ513に示されたカロリーを積算し、総カロリーを算出する。そしてプロセッサ401は、総カロリーを表す図24に示す様な画像IM42を生成し、閲覧画像領域W41内の予め定められた領域に展開する。
プロセッサ401は例えば、予め定められた条件に従って画像IM43を生成し、閲覧画像領域W41内の予め定められた領域に展開する。
Act607においてプロセッサ401は、閲覧画像領域W41に格納された栄養画面データを、通信インターフェース404からユーザ端末装置20に宛ててネットワーク200へと送信する。
ネットワーク200を介して、栄養画面データがユーザ端末装置20へと伝送されると、この栄養画面データを通信インターフェース205が受信する。通信インターフェース205は、受信した伝送ファイルをメインメモリ202または補助記憶デバイス203に格納する。
プロセッサ201は、図21内のAct501にて栄養閲覧要求を送信した後には、Act502へ進む。
Act502においてプロセッサ201は、栄養画面データが受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、栄養画面データが受信されていないためにNoと判定したならば、Act502を繰り返す。
かくしてAct502においてプロセッサ201は、栄養画面データが受信されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ201は、上述のように通信インターフェース205によって栄養画面データが受信されたためにAct502にてYesと判定したならば、Act503へと進む。
Act503においてプロセッサ201は、タッチパネル204の画面を営業画面データが表す栄養閲覧画面とする。かくして健康アプリP22に基づく制御処理をプロセッサ201が実行することによって、プロセッサ201を中枢部分とするコンピュータは提示手段として機能する。
Act504においてプロセッサ201は、対象期間の変更が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指示がなされていないためにNoと判定したならば、Act505へと進む。
Act505においてプロセッサ201は、トップ画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指示がなされていないためにNoと判定したならば、Act506へと進む。
Act506においてプロセッサ201は、グラフの表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指示がなされていないためにNoと判定したならば、Act507へと進む。
Act507においてプロセッサ201は、Act504〜Act506で確認しているのとは別の操作がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該操作がなされていないためにNoと判定したならば、Act504へと戻る。
かくしてプロセッサ201はAct504〜Act507においては、対象期間の変更指示、トップ画面の表示指示、グラフの表示指示、レシートの表示指示およびその他の操作のいずれかがなされるのを待ち受ける。ここでプロセッサ201は、その他の操作がユーザにより行われたためにAct507にてYesと判定したならば、その操作に応じた処理に移行する。この場合の処理についての説明は省略する。
ユーザは、対象期間を変更したい場合、栄養閲覧画面上で操作を行う。そしてプロセッサ201は、対象期間の変更を指示する操作がなされたためにAct504にてYesと判定したならば、Act508へと進む。
なおプロセッサ201は、栄養閲覧画面におけるボタン群のうちの枠線が破線であるボタンへのタッチを、対象期間の変更の指示として入力する。プロセッサ201は例えば、栄養閲覧画面Sc4における「夕食」という文字が表されたボタンがタッチされたならば、対象期間を当日の夕食期間に変更する指示として入力する。プロセッサ201は例えば、栄養閲覧画面Sc4における「週別」または「月別」という文字が表されたボタンがタッチされたならば、対象期間を、当日を含む過去の一週間または一月間に変更する指示として入力する。
あるいはプロセッサ201は、タッチパネル204の画面内を左方向または右方向にフリックする操作を日付の変更の指示として入力する。例えば栄養閲覧画面Sc4は、2014年12月22日における栄養閲覧画面の一例である。プロセッサ201は、栄養閲覧画面Sc4内を左方向にフリックする操作がタッチパネル204にて検出されたならば、対象期間を2014年12月21日の1日に変更する指示として入力する。またプロセッサ201は、過去を対象期間としている栄養閲覧画面内を右方向にフリックする操作がタッチパネル204にて検出されたならば、対象期間を翌日に変更する指示として入力する。
ところでプロセッサ201は、ボタン群BG41に含まれた各ボタンがタッチされた場合にどのような対象期間を設定するかは、各ボタンに関連付けて期間を記述した設定データを参照して決定すれば良い。設定データは、例えば補助記憶デバイス203に格納される。設定データは、ユーザに拘わらずに、例えばレシートクライアントアプリP21の作成者などにより作成されたものを共通に使用しても良い。しかしながら、食事を摂取する時間帯は、ユーザそれぞれのライフスタイルに応じて異なる。そこで、プロセッサ201が、設定データの記述をユーザによる指示に応じて変更しても良い。
Act508においてプロセッサ201は、対象期間の変更の指示内容を示した期間変更要求を、通信インターフェース205から閲覧サーバ40に宛ててネットワーク200へと送信する。かくして健康アプリP22に基づく制御処理をプロセッサ201が実行することによって、プロセッサ201を中枢部分とするコンピュータは設定手段として機能する。
ネットワーク200を介して期間変更要求が閲覧サーバ40へと伝送されると、この期間変更要求を通信インターフェース404が受信する。通信インターフェース404は、受信したログイン要求をメインメモリ402または補助記憶デバイス403に格納する。
プロセッサ401は、図21内のAct607にて栄養画面データを送信したのち、図22内のAct608へと進む。
Act608においてプロセッサ401は、対象期間の変更が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、当該要求がなされていないためにNoと判定したならば、Act609へと進む。
Act609においてプロセッサ401は、終了通知がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、当該通知がなされていないためにNoと判定したならば、Act610へと進む。
Act610においてプロセッサ401は、グラフの表示が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、当該要求がなされていないためにNoと判定したならば、Act611へと進む。
Act611においてプロセッサ401は、Act608〜Act610で確認しているのとは別の操作がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、当該操作がなされていないためにNoと判定したならば、Act608へと戻る。
かくしてプロセッサ401はAct608〜Act611においては、対象期間の変更要求、終了通知、グラフの表示要求およびその他の操作のいずれかがなされるのを待ち受ける。ここでプロセッサ401は、その他の操作がユーザにより行われたためにAct611にてYesと判定したならば、その操作に応じた処理に移行する。この場合の処理についての説明は省略する。
プロセッサ401は、上記のように期間変更要求が受信されたためにAct608にてYesと判定したならば、Act612へと進む。
Act612においてプロセッサ401は、受信された期間変更要求に示された指示内容に応じて対象期間を変更する。そしてプロセッサ401はこののち、図21内のAct603へと戻り、それ以降の処理を前述と同様に繰り返す。かくして、決済日時が変更後の対象期間内であるレシートデータが再取得され、このレシートデータに基づく栄養画面データが再作成される。
図25は一例としての栄養閲覧画面Sc5を示す図である。なお、図16および図24に示すトップ画面Sc2および栄養閲覧画面Sc4に含まれるのと同一の表示オブジェクトについては、図16および図24と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
栄養閲覧画面Sc5は、図24に示す栄養閲覧画面Sc4におけるボタン群BG41の内の「夕食」という文字が表されたボタンがタッチされた場合に再作成される栄養閲覧画面の一例である。
栄養閲覧画面Sc5は、ボタン群BG51、画像IM51,IM52,IM53およびボタンB21,B23,B24,B41を表す。
ボタン群BG51は、「1日」という文字が表されたボタンの枠線を破線とするとともに、「夕食」という文字が表されたボタンを太枠とした点が、図24に示すボタン群BG41に対する変更である。
画像IM51は、当日の夕食において摂取された栄養素のバランスを表す。
画像IM52は、当日の夕食において摂取されたカロリーを表す。
画像IM53は、再取得したレシートデータに示された店舗名や商品名を表す。
ユーザは、画面を栄養閲覧画面からトップ画面に戻したい場合、栄養閲覧画面内のボタンB21にタッチする。プロセッサ201は、ボタンB21へのタッチがタッチパネル204で検出されたために図20内のAct505にてYesと判定したならば、Act509へと進む。
Act509においてプロセッサ201は、レシートクライアントアプリP21に基づく処理に対してトップ表示を要求する。またプロセッサ201は、終了通知を、通信インターフェース205から閲覧サーバ40に宛ててネットワーク200へと送信する。そしてプロセッサ201はこののち、健康アプリP22に基づく処理を終了する。
プロセッサ201は、レシートクライアントアプリP21に基づく処理においては、図12内のAct221にて健康アプリに基づく処理を起動したのちには、Act222へと進む。
Act222においてプロセッサ201は、トップ表示が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該要求がなされていないためにNoと判定したならば、Act222を繰り返す。
かくしてプロセッサ201は、Act222においては、トップ表示が要求されるのを待ち受けている。そしてプロセッサ201は、前述のようにAct509の処理によりトップ表示が要求されたためにAct222でYesと判定したならば、図11内のAct207に戻り、それ以降の処理を前述と同様に繰り返す。これにより、タッチパネル204の画面は、トップ画面に戻される。
一方、Act509でユーザ端末装置20から送信された終了通知がネットワーク200を介して閲覧サーバ40へと伝送されると、この終了通知を通信インターフェース404が受信する。通信インターフェース404は、終了通知を受信したことをプロセッサ401に通知する。この時にプロセッサ401は、図22内のAct608〜Act611の待ち受け状態にある。そこでプロセッサ401は、上記のように終了通知が受信されたためにAct609でYesと判定することになる。そしてこの場合にプロセッサ401は、Act601の待ち受け状態に戻る。
ユーザは、画面を栄養閲覧画面からグラフ画面に変更したい場合、栄養閲覧画面内のボタンB41にタッチする。プロセッサ201は、ボタンB41へのタッチがタッチパネル204で検出されたために図19内のAct506にてYesと判定したならば、図20内のAct510へと進む。
Act510においてプロセッサ201は、グラフ表示要求を通信インターフェース205から閲覧サーバ40に宛ててネットワーク200へと送信する。このときにプロセッサ201は、無線インターフェース206を介して活動量計300から予め定めたグラフ期間に関する活動量データを取得し、この活動量データをグラフ表示要求に含める。グラフ期間は任意であるが、例えば健康アプリP22の作成者またはユーザにより定められる。この期間は、例えば当日から1週間前までの期間とすることが想定される。
活動量計300は、ユーザの活動量に関わる数値を定期的に計測し、それを表した活動量データを時系列に蓄積している。活動量データにどのような項目の数値を含むかは任意であるが、本実施形態では消費カロリーおよび歩数を含むこととする。
ネットワーク200を介してグラフ表示要求が閲覧サーバ40へと伝送されると、このグラフ表示要求を通信インターフェース404が受信する。通信インターフェース404は、受信したログイン要求をメインメモリ402または補助記憶デバイス403に格納する。
このときにプロセッサ401は、図22内のAct608〜Act611の待ち受け状態にある。そしてプロセッサ401は、グラフ表示要求が通信インターフェース404によって上記のように受信されたためにAct610でYesと判定したならば、Act613へと進む。
Act613においてプロセッサ401は、摂取画面データを補助記憶デバイス403の閲覧画像領域W41内に生成する。
グラフ画面データは、タッチパネル204の画面を、日ごとの摂取カロリーおよび消費カロリーの変化の様子のグラフを含んだがグラフ閲覧画面とするためのデータである。
図26は一例としてのグラフ閲覧画面Sc6を示す図である。なお、図16および図24に示すトップ画面Sc2および栄養閲覧画面Sc4に含まれるのと同一の表示オブジェクトについては、図16および図24と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
グラフ閲覧画面Sc6は、画像IM61およびボタンB21,B23,B24,B41を表す。
画像IM61は、日毎の摂取カロリーの変化を表した第1の棒グラフと、日毎の消費カロリーの変化を表した第2の棒グラフと、日毎の摂取カロリーと消費カロリーとの差分を表した折れ線グラフと、日毎の歩数とを表す。
プロセッサ401は、レシートサーバ30にアクセスし、ユーザコードに関連付けて電子レシート領域W31に格納されたレシートデータのうちで、決済日時がグラフ期間内であるレシートデータを取得する。またプロセッサ401は、栄養データサーバ50にアクセスし、上記の取得したレシートデータに含まれた店舗コードと商品コードとによって特定される商品に関する栄養データを取得する。プロセッサ401は、取得したレシートデータおよび栄養データを、メインメモリ402または補助記憶デバイス403に格納する。
そしてプロセッサ401は、メインメモリ402または補助記憶デバイス403に格納されたレシートデータ、栄養データおよびグラフ表示要求に基づいて、各グラフおよび歩数をそれぞれ表す画像を、閲覧画像領域W41に展開する。プロセッサ401はこれにより、閲覧画像領域W41内にグラフ画面データを生成する。ただしプロセッサ401は、閲覧画像領域W41内で栄養画面データを既に格納している領域とは別の領域にグラフ画面データを生成し、栄養画面データはそのまま格納しておく。
Act614においてプロセッサ401は、閲覧画像領域W41に格納されたグラフ画面データを、通信インターフェース404からユーザ端末装置20に宛ててネットワーク200へと送信する。
ネットワーク200を介して、グラフ画面データがユーザ端末装置20へと伝送されると、このグラフ画面データを通信インターフェース205が受信する。通信インターフェース205は、受信した伝送ファイルをメインメモリ202または補助記憶デバイス203に格納する。
プロセッサ201は、図20内のAct510にてグラフ表示要求を送信した後には、Act511へ進む。
Act511においてプロセッサ201は、グラフ画面データが受信されたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、グラフ画面データが受信されていないためにNoと判定したならば、Act502を繰り返す。
かくしてAct511においてプロセッサ201は、グラフ画面データが受信されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ201は、上述のように通信インターフェース205によってグラフ画面データが受信されたためにAct511にてYesと判定したならば、Act512へと進む。
Act512においてプロセッサ201は、タッチパネル204の画面をグラフ画面データが表すグラフ閲覧画面とする。
Act513においてプロセッサ201は、トップ画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指示がなされていないためにNoと判定したならば、Act514へと進む。
Act514においてプロセッサ201は、栄養データの表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該指示がなされていないためにNoと判定したならば、Act515へと進む。
Act515においてプロセッサ201は、Act513およびAct514で確認しているのとは別の操作がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ201は、当該操作がなされていないためにNoと判定したならば、Act513へと戻る。
かくしてプロセッサ201はAct513〜Act515においては、トップ画面の表示指示、栄養データの表示指示およびその他の操作のいずれかがなされるのを待ち受ける。ここでプロセッサ201は、その他の操作がユーザにより行われたためにAct515にてYesと判定したならば、その操作に応じた処理に移行する。この場合の処理についての説明は省略する。
なおプロセッサ201は、Act513〜Act515の待ち受け状態において、Act512でタッチパネル204の画面をグラフ閲覧画面としてからの経過時間が予め定めた時間(例えば1分)となったことに応じて、Act510へと戻るようにしても良い。このようにすれば、常に、最新の活動量データに基づいたグラフ閲覧画面とすることができる。
一方、プロセッサ401は、図22内のAct614にてグラフ画面データを送信したのち、Act615へと進む。従って、プロセッサ201がAct513〜Act515の待ち受け状態にあるとき、プロセッサ401は図22内のAct615〜Act617の待ち受け状態にある。
Act615においてプロセッサ401は、栄養データの再表示が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、当該要求がなされていないためにNoと判定したならば、Act616へと進む。
Act616においてプロセッサ401は、終了通知がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、当該通知がなされていないためにNoと判定したならば、Act617へと進む。
Act617においてプロセッサ401は、Act615,Act616で確認しているのとは別の操作がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ401は、当該操作がなされていないためにNoと判定したならば、Act615へと戻る。
かくしてプロセッサ401はAct615〜Act617の待ち受け状態においては、終了通知、栄養データの表示要求およびその他の操作のいずれかがなされるのを待ち受ける。ここでプロセッサ401は、その他の操作がユーザにより行われたためにAct617にてYesと判定したならば、その操作に応じた処理に移行する。この場合の処理についての説明は省略する。
ユーザは、画面をグラフ閲覧画面からトップ画面に戻したい場合、グラフ閲覧画面内のボタンB21にタッチする。プロセッサ201は、ボタンB21へのタッチがタッチパネル204で検出されたために図20内のAct513にてYesと判定したならば、Act516へと進む。
Act516においてプロセッサ201は、レシートクライアントアプリP21に基づく処理に対してトップ表示を要求する。またプロセッサ201は、終了通知を、通信インターフェース205から閲覧サーバ40に宛ててネットワーク200へと送信する。そしてプロセッサ201はこののち、健康アプリP22に基づく処理を終了する。このときにプロセッサ201は、レシートクライアントアプリP21に基づく処理においては、図12内のAct222の待ち受け状態にある。従ってプロセッサ201は、上記の終了通知を受けてAct222でYesと判定し、図11内のAct207に戻る。
ネットワーク200を介して終了通知が閲覧サーバ40へと伝送されると、この終了通知を通信インターフェース404が受信し、その旨をプロセッサ401へと通知する。プロセッサ401は、この通知を受けたためにAct616でYesと判定したならば、図21内のAct601の待ち受け状態に戻る。
ユーザは、画面をグラフ閲覧画面から栄養閲覧画面に戻したい場合、グラフ閲覧画面内のボタンB23にタッチする。プロセッサ201は、ボタンB23へのタッチがタッチパネル204で検出されたために図20内のAct514にてYesと判定したならば、Act517へと進む。
Act517においてプロセッサ201は、再表示要求を通信インターフェース205から閲覧サーバ40に宛ててネットワーク200へと送信する。
ネットワーク200を介して再表示要求が閲覧サーバ40へと伝送されると、この再表示要求を通信インターフェース404が受信し、その旨をプロセッサ401へと通知する。プロセッサ401は、この通知を受けたために図22内のAct615でYesと判定したならば、Act607へと戻り、それ以降の処理を前述と同様に繰り返す。ただしこのときにプロセッサ401は、閲覧画像領域W41に格納されたままとなっている栄養画面データを再送信する。これにより、タッチパネル204の画面は、グラフ閲覧画面から、そのグラフ閲覧画面の前における栄養閲覧画面に戻される。
以上のように閲覧システム100によれば、ユーザはユーザ端末装置20において栄養閲覧画面として提示される情報から、摂取した飲食物に関する栄養バランスおよびカロリーなどの栄養データを容易に確認することができる。
そして閲覧システム100では、レシートデータに基づいて栄養データを得ている。従ってユーザは、飲食物に関する情報を入力するための操作を行う必要が無い。
また閲覧システム100では、決済が行われた日時が対象期間内であるレシートデータを選出して、該当するレシートデータに基づいて栄養データを得ている。飲食店での飲食に関する決済は、通常は飲食に前後して行われるため、決済が行われた日時と飲食した日時とは大きくは相違しない。このため実質的には、対象期間における飲食での栄養バランスおよびカロリーを提示していると考えて良い。従ってユーザは、どの期間に、どのような栄養バランスおよびカロリーを摂取したかを認識できる。
また閲覧システム100では、対象期間をユーザの指示に応じて変更する。従ってユーザは、任意の期間における栄養バランスおよびカロリーを確認することができる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
プロセッサ401は、「17:00〜21:00」のような形態でのユーザによる期間の指定を受け付け、この期間を対象期間として設定しても良い。
レシートサーバ30および閲覧サーバ40は、それらの機能を兼ね備えたサーバ装置に置き換えても良い。
閲覧サーバ40および栄養データサーバ50は、それらの機能を兼ね備えたサーバ装置に置き換えても良い。
レシートサーバ30、閲覧サーバ40および栄養データサーバ50は、それらの機能を兼ね備えたサーバ装置に置き換えても良い。
タッチパネル204の画面を各種の画面とするための画面データは、プロセッサ201によって生成されても良い。
閲覧画面の提示は、タッチパネル204以外の表示デバイスでの画像表示によって行ってもよい。あるいは、印刷などの別の方法によって閲覧画面を提示しても良い。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。