JP2015146168A - 食生活管理プログラム、食生活管理方法、および食生活管理装置 - Google Patents

食生活管理プログラム、食生活管理方法、および食生活管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが自らの食生活を容易に確認でき、食生活の改善に繋げることができる食生活管理プログラム、食生活管理方法、および食生活管理装置を提供する。【解決手段】食生活管理プログラムは、カメラ部に画像データを取得させる手順A(ステップS2)と、取得された画像データから、飲食用具の画像を画像認識処理によって認識する手順B(ステップS3)と、認識された飲食用具の画像から、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報を検知する手順C(ステップS4)と、検知された食生活情報を収集して処理する手順D(ステップS7,S8,S10,S11)と、を有する食生活管理処理を、カメラ部を備えるコンピュータである情報通信端末に実行させる。【選択図】図6

Description

本発明は、食生活管理プログラム、食生活管理方法、および食生活管理装置に関する。
食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を身に付けるための取組みとして、食育の必要性が広く取り上げられている。近年、食生活の乱れや偏りによって肥満、糖尿病、高血圧等の生活習慣病を引き起こすケースが増えており、健康のまま寿命を延ばすとともに医療費を抑制するためにも、食生活の改善が重要となっている。
従来、食生活に関する指導は、医師等からの口頭での指導がほとんどである。また、ユーザ(食事者)が自らの食生活に関して測定できるものとしては、食事の際の咀嚼回数を計測する咀嚼回数計測装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3102647号公報
しかしながら、医師等から口頭で指導を受けたとしても、ユーザは自らの食生活を確認して食生活がどのように改善しているのか把握することが困難であるため、指導内容の実行が長続きせず、指導の効果がなかなか得られないことが多い。また、咀嚼回数計測装置は、継続的な使用を確保して食生活の改善に繋げることは必ずしも容易ではない。
本発明は、前記した事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが自らの食生活を容易に確認でき、食生活の改善に繋げることができる食生活管理プログラム、食生活管理方法、および食生活管理装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る食生活管理プログラムは、カメラ部に画像データを取得させる手順Aと、前記手順Aにおいて取得された前記画像データから、飲食用具の画像を画像認識処理によって認識する手順Bと、前記手順Bにおいて認識された前記飲食用具の画像から、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報を検知する手順Cと、前記手順Cにおいて検知された前記食生活情報を収集して処理する手順Dと、を有する食生活管理処理を、前記カメラ部を備えるコンピュータに実行させるものである。
この発明によれば、食事の際に必要となる飲食用具が画像認識処理によって認識されて、ユーザの食生活情報が検知されるとともに、ユーザの食生活情報が収集されて処理される。したがって、ユーザは、自らの食生活に関して収集されて処理された情報を容易に取得することが可能となり、食生活改善のモチベーションを高めることができる。
すなわち、ユーザが自らの食生活を容易に確認でき、食生活の改善に繋げることができる食生活管理装置を提供できる。
また、本発明は、カメラ部を備えるスマートフォンやタブレット型コンピュータに食生活管理プログラム(アプリケーション)をインストールするだけで簡単かつ安価に実施できる。
また、本発明は、前記手順Dにおいて、前記食生活情報に基づく情報が、前記ユーザが認識可能な態様で出力部を通して出力されることを特徴とする。
このような構成によれば、出力部を通して、食生活情報に基づく情報を例えば表示出力したり音声出力したりすることができる。したがって、ユーザは、自らの食生活を迅速かつ容易に確認することが可能となる。
また、本発明は、前記手順Dにおいて、過去所定期間内に処理された前記食生活情報に基づく情報が、履歴情報として記憶手段に記憶されることを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザは、記憶手段に記憶されている食生活情報に基づく情報についての履歴情報に接することが可能となる。したがって、ユーザは、自らの食生活を過去所定期間に亘って確認でき、食生活をより改善することが可能となる。
また、本発明は、前記食生活情報に基づく情報に応じて、食生活に関するアドバイスを含むナビゲーション情報が、前記ユーザに提供されることを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザは、ナビゲーション情報を得ることにより、例えば食事中に迅速に食生活を矯正することが可能となり、食生活をより改善することができる。
また、本発明は、前記手順Bにおいて、飲食物を口に運ぶ飲食物運搬用部材の画像が認識され、前記手順Cにおいて、食卓上に前記飲食物運搬用部材が置かれているか否かによって、前記飲食物運搬用部材が前記食卓上に載置されている時間、および載置されていない時間の少なくとも一方に基づく情報が検知されることを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザは、箸等の飲食物運搬用部材が食卓上に載置されている時間(箸置き時間)と載置されていない時間(箸持ち時間)とを容易に取得することが可能となる。したがって、箸持ち時間が、飲食物を口に運ぶことが多く飲食物をあまり噛んでいない時間に相当し、一方、箸置き時間が、飲食物を口に運ぶことを停止して飲食物を噛んでいることが多い時間に相当すると判断することができ、ユーザは、食事中において、自らの食生活を容易に確認することが可能となる。
また、本発明は、前記手順Cにおいて、前記コンピュータの外部に設けられ食事の際の咀嚼回数を測定するための咀嚼回数計測装置から受信した咀嚼情報が検知されることを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザの咀嚼回数に応じた咀嚼情報がさらに検知されるとともに、ユーザの咀嚼回数が収集されて処理される。したがって、ユーザは、自らの食事の際の咀嚼回数が収集されて処理された情報を容易に取得することが可能となる。
また、本発明は、前記手順Bにおいて、前記画像データから飲食物を支持する飲食物支持具の画像が認識され、前記手順Cにおいて、前記飲食物支持具に支持されている飲食物に関する情報である飲食物情報が検知されることを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザは、食事の際に飲食する飲食物に関する情報として、例えば飲食物の消費量等の飲食物情報が収集されて処理された情報を容易に取得することが可能となる。したがって、ユーザの飲食情報を確認でき、ユーザの食生活をより改善することが可能となる。
また、本発明は、前記食生活管理処理が、前記食生活情報を含むユーザに関する情報の入力を、入力手段を通して受け付ける手順Eを有することを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザは、入力手段を通じて、飲食物の献立(原材料)情報、エネルギー(カロリー、熱量)情報、成分情報等の食生活情報や、ユーザの性別、年齢、病気歴などのユーザ登録情報を入力することができる。したがって、ユーザの食生活がより詳細に確認可能となるとともに、ユーザの食生活の改善に、より資することが可能となる。
また、本発明は、前記手順Cにおいて、食事中の前記ユーザの音声がマイク部を通して取得され、前記食事中の前記ユーザの音声の中での予め決められたキーワードの有無を示す音声情報が検知されることを特徴とする。
このような構成によれば、食事中の音声の中で予め決められたキーワードの有無が検知される。したがって、例えば「いただきます」や「ごちそうさま」等のキーワードの有無を確認することにより、例えば子供の食事マナーの向上や食事の際の家族の団らんを促進することができる。
また、本発明は、前記手順Bにおいて、前記画像データから食事する前記ユーザの画像がさらに認識され、前記手順Cにおいて、食事中に前記ユーザが着座しているか否かを示す着座情報が検知されることを特徴とする。
このような構成によれば、食事中にユーザが着座しているか否かが検知される。したがって、例えば子供がしっかり座って食事をしているか否かを確認することができ、食事中に子供が動きまわることがないようにチェックすることが可能となる。
また、本発明は、前記食生活管理処理が、前記コンピュータの外部に設置される少なくとも一つの外部装置と通信する手順Fを有することを特徴とする。
このような構成によれば、コンピュータの外部に設置される外部装置と通信して、各種の情報を授受することが可能となる。
また、本発明は、前記外部装置には、前記ユーザの健康状態に関する情報である健康情報を計測する健康情報計測装置が含まれ、前記食生活管理処理は、前記健康情報計測装置から受信した前記健康情報を検知する手順Gを有することを特徴とする。
このような構成によれば、例えば体重計、体組成計、歩数計等の各種の健康情報計測装置から受信した健康情報を収集して処理することができる。したがって、例えば飲食物の摂取量、歩数計測値等のエネルギー消費量、体重、BMI、体脂肪率等を比較することが可能となり、ユーザの食生活の改善に、より資することが可能となる。
また、本発明は、前記手順Dにおいて、前記食生活情報に基づく情報と前記健康情報に基づく情報とが表示出力部に同時に表示出力されることを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザは、食生活情報に基づく情報と健康情報に基づく情報とを同時に容易に確認でき、ユーザの食生活の改善に、より資することが可能となる。
また、本発明は、前記外部装置には、前記手順Dにおいて収集されて処理された情報を保存するデータベースを有するサーバコンピュータが含まれ、前記データベースに保存される情報は、予め登録された会員のみアクセス可能であることを特徴とする。
このような構成によれば、会員がアクセス可能なサーバコンピュータに食生活情報に基づく情報や健康情報に基づく情報等の各種情報を保存することができるため、ユーザは、会員となることによりサーバコンピュータにアクセスして、例えば過去の食生活情報に基づく情報等についての履歴情報に接することが可能となる。したがって、ユーザは、サーバコンピュータにアクセス可能であれば何時でも何処でも自らの食生活を過去に遡って容易に確認でき、食生活をより改善することが可能となる。
また、本発明は、前記予め登録された会員には、予め許可された医療機関または公共機関が含まれることを特徴とする。
このような構成によれば、ユーザは、予め許可された医療機関または公共機関に出向くことにより、医師や栄養士等の専門家から適確な指導を受けることができ、食生活をより確実に改善することが可能となる。
本発明によれば、ユーザが自らの食生活を容易に確認でき、食生活の改善に繋げることができる食生活管理プログラム、食生活管理方法、および食生活管理装置を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る食生活管理システムの全体構成を示す斜視図である。 図1に示される情報通信端末の構成を示すブロック図である。 図2に示される制御手段における食生活管理部の機能を示すブロック図である。 図1に示される咀嚼回数計測装置の構成を示すブロック図である。 食生活に関する目標値の設定方法を説明するための情報通信端末の操作パネルの拡大図である。 情報通信端末における食生活管理部の動作の手順を示すフローチャートである。 食事途中における操作パネルの表示内容の一例を示す図である。 食事終了時における操作パネルの表示内容の一例を示す図である。 食事終了時における操作パネルの表示内容の他の例を示す図である。 食事終了時における操作パネルの表示内容のさらに他の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る食生活管理システムの概略構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の変形例に係る食生活管理システムの概略構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る食生活管理システムの全体構成を示す図である。 図13に示される健康情報計測装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る情報通信端末における食生活管理部の動作の手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下に示す図面において、同一の部材または相当する部材間には同一の参照符号を付するものとする。また、部材のサイズおよび形状は、説明の便宜のため、変形または誇張して模式的に表す場合がある。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る食生活管理システム100の全体構成を示す斜視図である。図2は、図1に示される情報通信端末1の構成を示すブロック図である。図3は、図2に示される制御手段2における食生活管理部20の機能を示すブロック図である。図4は、図1に示される咀嚼回数計測装置103の構成を示すブロック図である。図5は、食生活に関する目標値の設定方法を説明するための情報通信端末1の操作パネル4の拡大図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る食生活管理システム100は、食生活管理装置として機能する情報通信端末1を備えている。また、食生活管理システム100は、ここでは、食事の際にユーザ(食事者)が食物を噛む回数(咀嚼回数)を測定するための咀嚼回数計測装置103を備えている。
情報通信端末1は、スマートフォン(多機能携帯電話)、タブレット型コンピュータ等のカメラ部7(図2参照)を備えるコンピュータである。この情報通信端末1は、食卓108上に、例えばクレードル107に装着された状態で載置されており、クレードル107を介して充電可能となっている。ただし、クレードル107は必ずしも必要ではなく、情報通信端末1は、任意の指示部材によって支持されて食卓108上に載置され得る。
食卓108上には、ランチョンマット(プレースマット)109が敷かれており、ランチョンマット109上に、飲食物を口に運ぶ箸(飲食用具、飲食物運搬用部材)101が置かれている。箸101は、ここでは箸置き102上に置かれている。ランチョンマット109上には、例えばご飯等の主食を受容する主食用容器104a、例えば肉、魚等の主菜を受容する主菜用容器(皿)104b、例えば野菜等の副菜を受容する副菜用容器(皿)104c、例えばアルコール類、水等の飲料を収容する飲料用容器105などの飲食物支持具(飲食用具)がさらに置かれている。飲料用容器105は、ここではコースター106上に置かれている。情報通信端末1は、食卓108上において、飲食用具を後記するカメラ部7によって撮像可能な位置に載置される。なお、カメラ部7として、操作パネル4が向く側を写す自分撮り用のカメラが使用される。
図2に示すように、情報通信端末1は、制御手段2、記憶手段3、操作パネル(出力部)4、マイク部5、スピーカ部(出力部)6、カメラ部7、移動通信インタフェース8、および近距離通信インタフェース9を備えている。
制御手段2は、CPU(Central Processing Unit)とメモリとを備えており、メモリに展開された所定のプログラムを実行する。すなわち、制御手段2は、記憶手段3にインストールされている食生活管理プログラム(アプリケーション)をメモリに展開して実行することによって食生活管理部20(図3参照)の機能を発揮するとともに、情報通信端末1全体を統括制御する。
記憶手段3は、過去所定期間(例えば2週間)内に処理された食生活情報に基づく情報を履歴情報として記憶する。この記憶保持される所定期間は、変更できるように構成されてもよい。ここで、記憶期間が所定期間を超えた食生活情報に基づく情報は、制御手段2により自動的に消去されるようになっている。また、記憶手段3は、前記したように食生活管理プログラムを保存している。この食生活管理プログラムは、ユーザによって例えばインターネットや記憶媒体を経由して記憶手段3にインストールされてもよいし、情報通信端末1の出荷前に予め記憶手段3にインストールされてもよい。
操作パネル4は、各種情報を表示し、または各種入力を行うためのタッチパネルであり、各種情報に基づく画像の表示出力を行う出力部としての機能を有する。また、操作パネル4は、食生活情報を含むユーザに関する情報の入力を受け付ける入力手段として使用され得る。ユーザは、情報通信端末1の操作パネル4を操作することによって、情報通信端末1を通じて、飲食物の献立(原材料)情報、エネルギー(カロリー、熱量)情報、成分情報等の食生活情報や、ユーザの性別、年齢、病気歴などのユーザ登録情報を入力することができる。
マイク部5は、音声を入力するために使用されるものである。スピーカ部6は、音声を出力するものであり、各種情報に基づく音声の出力を行う出力部としての機能を有する。カメラ部7は、CCDイメージセンサ等の撮像素子により画像を読み取って画像データを取得する。
移動通信インタフェース8は、所定の周波数帯の電波を用いて移動通信網に接続して移動通信を行うためのインタフェースである。近距離通信インタフェース9は、近距離通信を行うためのインタフェースである。近距離通信として、ここでは赤外線通信が使用される。但し、近距離通信は、ケーブル類を利用した有線通信、あるいは電波や赤外線を利用した無線通信のいずれであってもよい。
図3に示すように、制御手段2は、記憶手段3に保存されている食生活管理プログラムをメモリに展開することによって食生活管理部20の機能を有することになる。食生活管理部20は、画像処理部21、食生活情報検知部22、食生活情報処理部23、表示出力制御部24、および音声出力制御部25を備えている。
画像処理部21は、カメラ部7によって取得された画像データから、飲食用具等の画像を画像認識処理によって認識する。画像認識処理は、例えば予め与えられた特定のパターン(形)との合致の度合を測るパターンマッチングを行うことによって行われる。なお、飲食用具等の画像の認識は、予め食卓108上に飲食用具等が置かれる場所を予め決めておいて、該場所の情報が使用されて行われてもよい。例えば箸101は、ユーザ(食事者)の最も手前正面に置かれる一対の棒状部材であり、画像認識が容易である。主食用容器104a、主菜用容器104b、副菜用容器104c、および飲料用容器105は、食卓108上の配置場所を予め決めておいて、さらにパターンマッチング等で画像認識することが好ましい。また、飲食用具の画像認識を確実に行うために、予め形状が決められた専用の飲食用具が用意されてもよく、例えば病院等の施設で食生活管理プログラムを実行する場合に好ましい。
食生活情報検知部22は、認識された飲食用具等の画像から、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報を検知する。食卓108上に箸101が置かれているか否かによって、箸101が食卓108上に載置されている時間(箸置き時間)、および載置されていない時間(箸持ち時間)の少なくとも一方に基づく情報が検知される。この検知情報は、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報の一つに相当する。
また、食卓108上に置かれた主食用容器104a、主菜用容器(皿)104b、副菜用容器(皿)104c、飲料用容器105等の飲食物支持具に支持されている飲食物に関する情報である飲食物情報の検知情報は、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報の一つに相当する。そして、例えば、認識された飲食物支持具の画像の変化から、飲食物支持具に支持されている飲食物の消費量等の飲食物情報が検知され得る。
また、飲食物情報の検知情報によって、ユーザによるグラス等の飲料用容器105のコースター106上からの持上げ、あるいはコースター106への載置の回数を検知でき、後記ステップS7において当該回数を操作パネル4に表示させたり、後記ステップS8において当該回数が所定回数よりも多い場合にその旨のメッセージをスピーカ部6を通して音声出力させたりすることにより、アルコールの飲み過ぎを防止することができる。この場合に、飲むピッチが速くならないように、ユーザは事前に情報通信端末1においてグラスの持上げ回数や持上げ動作の時間間隔の目標値を設定することができ、それに合わせて飲むようなナビゲーションが可能となる。また、コースター106に湯のみ茶碗等の飲料用容器105を置いて食事をする場合には、例えば1食でお茶を例えば10回に分けて飲むように、湯のみ茶碗の持上げ回数や持上げ動作の時間間隔の目標値を設定することができ、お茶を飲みながらゆっくりよく噛んで食べる習慣づけが可能となる。
食生活情報処理部23は、検知された食生活情報を収集して処理する。表示出力制御部24は、操作パネル4に画像の表示出力を行わせる制御を行う。音声出力制御部25は、スピーカ部6に音声出力を行わせる制御を行う。
本実施形態では、画像処理部21が、カメラ部7によって取得された画像データから、食事するユーザ(人物)の特に顔の画像をさらに認識し、食生活情報検知部22が、食事中にユーザが着座しているか否かを示す着座情報を検知する。ここで、食事中の着座情報は、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報の一つに相当する。
また、食生活情報検知部22は、食事中の音声をマイク部5を通して取得させて、食事中の音声の中での予め決められたキーワード、例えば「いただきます」や「ごちそうさま」等の有無を示す音声情報を検知する。ここで、食事中の音声情報は、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報の一つに相当する。
図4に示すように、咀嚼回数計測装置103は、咀嚼情報取得部103aと、近距離通信インタフェース103bと、を有している。咀嚼情報取得部103aは、ユーザの咀嚼回数に応じた咀嚼情報を検知して取得する。ここで、咀嚼情報は、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報の一つに相当する。
咀嚼情報取得部103aとしては、咀嚼運動に伴う下顎の動きを検知して咀嚼情報を取得するもの、顎運動のための筋活動を検知して咀嚼情報を取得するもの、咀嚼時の外耳道の変形や咀嚼音を検知して咀嚼情報を取得するもの、ヘアバンドで側頭筋に装着された圧電素子の出力信号から特定の周波数成分を取り出して咀嚼信号を検知して咀嚼情報を取得するもの等、種々のものが使用され得る。
近距離通信インタフェース103bは、近距離通信インタフェース9と同様のものである。咀嚼回数計測装置103と情報通信端末1とは、近距離通信インタフェース103bおよび近距離通信インタフェース9を介して、情報伝達可能に構成されている。
図5に示すように、ユーザは、情報通信端末1において、操作パネル4を使用して、食生活に関する目標値の設定が可能となっている。ユーザは、操作パネル4を操作することによって、動作モードを設定モードに移行させ、目標値を入力する。目標値としては、例えば、目標咀嚼回数(例えば一食当たり)、目標箸置き時間(例えば一食当たり)、許容される最大の連続箸持ち時間等が挙げられる。また、ユーザは、操作パネル4を操作することによって、動作モードを、食生活情報の収集・処理を実行する実行モード、目標値等の各種情報を設定する設定モード、食生活情報に基づく情報等の各種情報を表示させる表示モード、に順次移行させることができる。
本実施形態に係る食生活管理プログラムがインストールされた情報通信端末1は、箸置き時間や箸持ち時間等の検知情報、咀嚼情報などの食生活情報を収集して処理する食生活情報処理機能、食生活情報に基づく情報に応じて、食生活に関するアドバイスを含むナビゲーション情報をユーザに提供するナビゲーション機能、および過去所定期間内に処理された食生活情報に基づく情報を履歴情報として記憶するデータ蓄積機能を有している。なお、ユーザは、操作パネル4を操作することによって、例えばナビゲーション機能等の特定の機能を実行させないように設定することが可能となっている。
以上のように構成された情報通信端末1における食生活管理部20の動作について、図6〜図9を参照しながら説明する。図6は、情報通信端末1における食生活管理部20の動作の手順を示すフローチャートである。図7は、食事途中における操作パネル4の表示内容の一例を示す図である。図8は、食事終了時における操作パネル4の表示内容の一例を示す図である。図9は、食事終了時における操作パネル4の表示内容の他の例を示す図である。図10は、食事終了時における操作パネル4の表示内容のさらに他の例を示す図である。
図6に示すように、情報通信端末1の制御手段2は、まず、ユーザの食事が開始されたか否かを判断する(ステップS1)。食事の開始は、例えば、ユーザが操作パネル4を通して食生活情報の収集・処理の実行を開始させるための操作を行ったか否かによって判断される。食事がまだ開始されていないと判断された場合(ステップS1:No)、制御手段2はそのまま待機する。
なお、例えば食事の開始前に、操作パネル4を通して、食生活情報を含むユーザに関する情報の入力が受け付けられる(手順E)。
食事が開始されたと判断された場合(ステップS1:Yes)、制御手段2は、カメラ部7に画像データを取得させる(ステップS2;手順A)。また、制御手段2は、内蔵のタイマー(図示せず)を用いて、食事開始からの経過時間を計測することによって食事時間の計測を行う。
ステップS3(手順B)では、制御手段2は、カメラ部7によって取得された画像データから、箸101の画像を画像認識処理によって認識する。
ステップS4(手順C)では、制御手段2は、認識された箸101の画像から、食卓108上に箸101が置かれているか否かによって、箸置き時間および箸持ち時間の少なくとも一方を計測し、食生活情報として検知する。
ステップS4では、箸持ち時間の取得が行われる。すなわち、制御手段2は、ステップS2において計測された食事時間からステップS3において計測された箸置き時間を減算することにより箸持ち時間を算出して取得する。
ステップS5(手順C)では、咀嚼情報の検知が行われる。すなわち、制御手段2は、咀嚼回数計測装置103から、ユーザの食生活情報として、ユーザの咀嚼回数に応じた咀嚼情報を受信して検知する。
ステップS6では、他の食生活情報の検知が行われる。すなわち、制御手段2は、カメラ部7によって取得された画像データから、主食用容器104a、主菜用容器104b、副菜用容器104c、飲料用容器105等の飲食物支持具の画像を画像認識処理によって認識し、前記飲食物支持具に受容され支持されている飲食物に関する情報である飲食物情報を検知する(手順C)。また、制御手段2は、他の食生活情報として、飲食物情報に加えて、食事中の着座情報、および食事中の音声情報を検知する(手順C)。
そして、制御手段2は、食事中における食生活情報に基づく情報を操作パネル4に表示させる(ステップS7;手順D)。本実施形態では、食生活情報には、箸置き時間や箸持ち時間等の検知情報、咀嚼情報、および飲食物情報が含まれる。ここで、食生活情報に基づく情報とは、食生活情報、または食生活情報から導かれた情報をいう。
図7に示すように、本実施形態では、操作パネル4には、咀嚼回数、箸持ち時間、および箸置き時間が表示され、刻一刻と変化する。ここで、ユーザに食生活管理プログラムの使用方法を予め提示しておくことにより、箸持ち時間が、飲食物を口に運ぶことが多く飲食物をあまり噛んでいない時間に相当し、一方、箸置き時間が、飲食物を口に運ぶことを停止して飲食物を噛んでいることが多い時間に相当すると判断され得る。また、例えば、食べた食物や飲んだ飲物の消費量、摂取したエネルギーの量等が操作パネル4に表示され得る。
ステップS8(手順D)では、ナビゲーション情報の出力が行われる。すなわち、制御手段2は、得られた食生活情報に基づく情報に応じて、食生活に関するアドバイスを含むナビゲーション情報をユーザに提供する。具体的には、制御手段2は、操作パネル4およびスピーカ部6の少なくとも一方にナビゲーション情報を出力させる。このようにすれば、ユーザは、ナビゲーション情報を得ることにより、例えば食事中に迅速に食生活を矯正することが可能となる。
ナビゲーション情報としては、例えば、連続箸持ち時間が、予め設定されている許容される最大の連続箸持ち時間を超えた場合の、「箸を置いてください」とのメッセージが挙げられる。これは、箸101を食卓108上に置いて飲食物をよく噛んでくださいとの意味であり、例えば「箸を置いてよく噛んでください」とのメッセージが出力されてもよい。また、箸置き時間、箸持ち時間、食事時間、咀嚼回数、飲食物情報に応じて他のメッセージが出力されてもよい。また、咀嚼回数を増やすために、咀嚼するタイミングをナビゲーションするためのナビゲーション情報が出力されてもよい。この場合のナビゲーション情報の出力には、リズム、音楽、映像等の各種情報の音声や表示の出力が含まれる。
食べる順序をユーザに示すために、食べるように指示する飲食物が受容される飲食物支持具が画像や文字等によって操作パネル4を通してユーザに示されるように構成されてもよい。例えば、野菜から重点的に食べるダイエットプラグラムに従って、野菜が受容される副菜用容器104cが指示されてもよい。あるいは、主食用容器104a、主菜用容器104b、副菜用容器104c、飲料用容器105に受容されている飲食物をユーザが少しずつ順番に食べるように、これらが順番に繰り返し指示されてもよい。
さらに、主食用容器104a、主菜用容器104b、副菜用容器104cに受容され支持されている飲食物の減少速度が速いと判断される場合、「早く食べ過ぎだよ」等のメッセージが出力されてもよい。また、飲料用容器105に受容されている飲料の減少速度に基づいて、飲料用容器105でアルコール飲料を何杯も飲んでいると判断される場合、「飲み過ぎだよ」等のメッセージが出力されてもよい。例えば、飲食物支持具の認識画像の変化から、飲食物の消費量が検知され得る。さらに、ユーザの年齢に基づいてメッセージの内容を変えることも可能である。例えば、子供に対しては、遊びながらの食事を戒めて食事に集中させるために、食事を速くするためのメッセージが出力され、大人に対しては、ダイエットの観点から食事をゆっくりするためのメッセージが出力されてもよい。
さらに、箸置き時間、箸持ち時間、食事時間、咀嚼回数に応じたメッセージ、飲食物情報に応じたメッセージに加え、食事中の着座情報、食事中の音声情報に応じたメッセージが出力され得る。例えば、食事中の着座情報からユーザが所定時間以上食卓108から離れて着座していないと判断される場合に、「席につきましょう」等のメッセージが出力され得る。
なお、ステップS2〜S4とステップS5とステップS6、およびステップS7とステップS8は、それぞれ処理順番が変更されてもよいし、同時に実行されてもよい。
ステップS9では、制御手段2は、ユーザの食事が終了したか否かを判断する。食事の終了は、例えば、ユーザが操作パネル4を通して食生活情報の収集・処理の実行を終了させるための操作を行ったか否かによって判断される。食事が終了していないと判断された場合(ステップS9:No)、制御手段2は、ステップS2に処理を戻し、ステップS2〜S9が繰り返される。
食事が終了したと判断された場合(ステップS9:Yes)、食生活情報に基づく情報の保存が行われる(ステップS10;手順D)。すなわち、制御手段2は、食生活情報に基づく情報を記憶手段3に記憶させる。本実施形態では、食事中の咀嚼回数合計、一食の食事時間合計、食事中の箸置き時間合計、食事中の箸持ち時間合計、および飲食物情報に基づく情報が記憶手段3に記憶される。また、ユーザ登録情報も記憶手段3に記憶される。なお、食事時刻等の他の情報が記憶されてもよい。記憶手段3内の食生活情報に基づく情報は、履歴情報として、所定期間(例えば2週間)保存される。さらに、履歴情報として、例えば、夕食時刻が不規則である、夕食にあまり野菜を食べない、等の情報が導かれて保存されてもよい。
このようにすれば、ユーザは、記憶手段3に記憶されている食生活情報に基づく情報についての履歴情報に接することが可能となる。
ステップS11(手順D)では、制御手段2は、食事終了後における食生活情報に基づく情報を操作パネル4に表示させる。表示される食生活情報に基づく情報は、食事中の咀嚼回数合計、一食の食事時間合計、食事中の箸置き時間合計、食事中の箸持ち時間合計、飲食物情報に基づく情報等である。例えば、図8に示すように、操作パネル4に、一食の食事時間合計、および食事中の咀嚼回数合計が表示される。したがって、ユーザは、食事終了後において、自らの食生活を迅速かつ容易に確認することが可能となる。
ステップS12では、制御手段2は、図6に示す処理が終了したか否かを判断する。処理の終了は、例えば、ユーザが操作パネル4を通して所定の終了操作を行ったか否かによって判断される。処理が終了していないと判断された場合(ステップS12:No)、制御手段2は、ステップS11に処理を戻し、表示モードに移行して、ステップS11、S12が繰り返される。
このとき、ユーザは、操作パネル4を操作することにより、操作パネル4に表示される表示内容を変更させることができる。例えば図9に示すように、操作パネル4に、目標咀嚼回数達成度(%)、および目標箸置き時間達成度(%)が表示されてもよく、例えば図10に示すように、食生活情報に基づく情報、例えば食事中の咀嚼回数合計がグラフで表示されてもよい。なお、図10では、朝食、昼食、夕食における咀嚼回数合計が最近の複数日に亘って時系列的に表示されている。このように操作パネル4に表示される表示内容を複数種類の中から選択可能とされており、ユーザは、自らの食生活をより容易に確認できる。
一方、ステップS12において処理が終了したと判断された場合(ステップS12:Yes)、制御手段2は、図6に示す処理を終了する。
前記したように、本実施形態に係る食生活管理プログラムは、カメラ部7に画像データを取得させる手順A(ステップS2)と、取得された画像データから、飲食用具の画像を画像認識処理によって認識する手順B(ステップS3)と、認識された飲食用具の画像から、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報を検知する手順C(ステップS4)と、検知された食生活情報を収集して処理する手順D(ステップS7,S8,S10,S11)と、を有する食生活管理処理を、カメラ部7を備えるコンピュータである情報通信端末1に実行させるものである。
したがって本実施形態によれば、食事の際に必要となる飲食用具である箸置き102等が画像認識処理によって認識されて、ユーザの食生活情報が検知されるとともに、ユーザの食生活情報が収集されて処理される。したがって、ユーザは、自らの食生活に関して収集されて処理された情報を容易に取得することが可能となり、食生活改善のモチベーションを高めることができる。すなわち、ユーザが自らの食生活を容易に確認でき、食生活の改善に繋げることができる。
また、本実施形態は、カメラ部7を備えるスマートフォンやタブレット型コンピュータに食生活管理プログラム(アプリケーション)をインストールするだけで簡単かつ安価に実施できる。
また、本実施形態では、食生活情報に基づく情報が、ユーザが認識可能な態様で操作パネル4およびスピーカ部6の少なくとも一方を通して出力される。これにより、食生活情報に基づく情報を例えば表示出力したり音声出力したりすることができる。したがって、ユーザは、自らの食生活を迅速かつ容易に確認することが可能となる。
また、本実施形態では、過去所定期間内に処理された食生活情報に基づく情報が、履歴情報として記憶手段3に記憶される。これにより、ユーザは、記憶手段3に記憶されている食生活情報に基づく情報についての履歴情報に接することが可能となる。したがって、ユーザは、自らの食生活を過去所定期間に亘って確認でき、食生活をより改善することが可能となる。
また、本実施形態では、食生活情報に基づく情報に応じて、食生活に関するアドバイスを含むナビゲーション情報がユーザに提供される。このようにすれば、ユーザは、ナビゲーション情報を得ることにより、例えば食事中に迅速に食生活を矯正することが可能となり、食生活をより改善することができる。
また、本実施形態では、飲食物を口に運ぶ箸101の画像が認識され、食卓108上に箸101が置かれているか否かによって、箸101が食卓108上に載置されている時間、および載置されていない時間の少なくとも一方に基づく情報が検知される。このようにすれば、ユーザは、箸101が食卓上に載置されている時間(箸置き時間)と載置されていない時間(箸持ち時間)とを容易に取得することが可能となる。したがって、箸持ち時間が、飲食物を口に運ぶことが多く飲食物をあまり噛んでいない時間に相当し、一方、箸置き時間が、飲食物を口に運ぶことを停止して飲食物を噛んでいることが多い時間に相当すると判断することができ、ユーザは、食事中において、自らの食生活を容易に確認することが可能となる。
また、本実施形態では、情報通信端末1の外部に設けられ食事の際の咀嚼回数を測定するための咀嚼回数計測装置103から受信した咀嚼情報が検知される。このようにすれば、ユーザの咀嚼回数に応じた咀嚼情報が検知されるとともに、ユーザの咀嚼回数が収集されて処理される。したがって、ユーザは、自らの食事の際の咀嚼回数が収集されて処理された情報を容易に取得することが可能となる。
また、咀嚼回数計測装置103とともに、ユーザが食物を飲み込む動作を検知するマイクロフォンや歪みセンサ等の検知手段を喉の近傍に装着することも可能である。この場合、何回噛んだ後に食物を飲み込んだかという情報を検知することができ、食卓108上に箸101を置いている間の咀嚼回数をカウントする動作に代えて、食物を飲み込むまでの咀嚼回数のカウントが可能になる。したがって、当該回数を操作パネル4に表示させたり、当該回数が所定回数よりも少ない場合にその旨のメッセージをスピーカ部6を通して音声出力させたりすることができる。また、ユーザは事前に情報通信端末1において食物を飲み込むまでの咀嚼回数の目標値を設定することができ、食物をよく噛んで食べる習慣づけが可能となる。
また、本実施形態では、カメラ部7によって取得された画像データから飲食物を支持する主食用容器104a、主菜用容器104b、副菜用容器104c、飲料用容器105等の飲食物支持具の画像が認識され、飲食物支持具に受容されて支持されている飲食物に関する情報である飲食物情報が検知される。このようにすれば、ユーザは、食事の際に飲食する飲食物に関する情報として、例えば飲食物の消費量等の飲食物情報が収集されて処理された情報を容易に取得することが可能となる。したがって、ユーザの飲食情報を確認でき、ユーザの食生活をより改善することが可能となる。
また、本実施形態では、食生活情報を含むユーザに関する情報の入力が、入力手段としての操作パネル4を通して受け付けられる。このようにすれば、ユーザは、操作パネル4を通して、飲食物の献立(原材料)情報、エネルギー(カロリー、熱量)情報、成分情報等の食生活情報や、ユーザの性別、年齢、病気歴などのユーザ登録情報を入力することができる。したがって、ユーザの食生活がより詳細に確認可能となるとともに、ユーザの食生活の改善に、より資することが可能となる。
また、本実施形態では、食事中の音声がマイク部5を通して取得され、食事中の音声の中での予め決められたキーワードの有無を示す音声情報が検知される。したがって、例えば「いただきます」や「ごちそうさま」等のキーワードの有無を確認することにより、例えば子供の食事マナーの向上や食事の際の家族の団らんを促進することができる。なお、ステップS1の食事開始の判断が、例えば「いただきます」等の食事開始を示すキーワードの発声によって判断され、ステップS12の食事終了の判断が、例えば「ごちそうさま」等の食事終了を示すキーワードの発声によって判断されるように構成されてもよい。
また、本実施形態では、カメラ部7によって取得された画像データから食事するユーザの画像がさらに認識され、食事中にユーザが着座しているか否かを示す着座情報が検知される。したがって、例えば子供がしっかり座って食事をしているか否かを確認することができ、食事中に子供が動きまわることがないようにチェックすることが可能となる。
なお、情報通信端末1は、カメラ部を備えるコンピュータであればよく、通常の携帯電話や、タブレット型コンピュータ、ノート型PC(パーソナルコンピュータ)等のコンピュータ、通信端末、表示端末などであってもよい。例えば、ファミリーレストランなどの注文用タブレットがカメラ部を備えており、食事中の記録データ(食生活情報)を注文用タブレットの操作パネルに表示出力させることも可能である。また、その注文用タブレットからレジ端末へ通信し、レシートに食事中の記録データ(食生活情報)をプリントアウトさせることも可能である。
〔第2の実施形態〕
図11は、本発明の第2の実施形態に係る食生活管理システム100aの概略構成を示す図である。図12は、本発明の第2の実施形態の変形例に係る食生活管理システム100bの概略構成を示す図である。
次に、第2の実施形態に係る食生活管理システム100aについて、前記した第1の実施形態に係る食生活管理システム100と相違する点を説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図11に示すように、本発明の第2の実施形態に係る食生活管理システム100aは、情報通信端末1がカメラ部7を上に向けて食卓108上に載置されるとともに、支持部材としてのスタンド11が食卓108上に載置されており、凸面鏡12がカメラ部7の上方に位置するようにスタンド11に支持されている点で、第1の実施形態と相違している。カメラ部7として、操作パネル4が向く側を写す自分撮り用のカメラが使用され、情報通信端末1は、操作パネル4およびカメラ部7を上に向けて食卓108上に載置される。なお、図11において、図1に示す食卓108および食卓108上に載置されている飲食用具等、および咀嚼回数計測装置103は、図示が省略されている。
この第2の実施形態では、カメラ部7は、凸面鏡12に写った情報通信端末1の周囲の全方位の画像を読み取ることができる。したがって、第3の実施形態によれば、前記した第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができることに加えて、複数人のユーザU1,U2(図11ではユーザは2人だが3人以上であってもよい)の動きや食生活情報を検知できるとともに、収集して処理することができる。これにより、複数人のユーザU1,U2の食生活情報に基づく情報を例えば操作パネル4に表示出力することができる。
また、図12の第2の実施形態の変形例に係る食生活管理システム100bに示すように、前記支持部材として、食卓108上に載置され複数本の脚部を有する櫓13が使用され、凸面鏡12がカメラ部7の上方に位置するように櫓13の上部に支持されるように構成されてもよい。
〔第3の実施形態〕
図13は、本発明の第3の実施形態に係る食生活管理システム100cの全体構成を示す図である。図14は、図13に示される健康情報計測装置111の構成を示すブロック図である。
次に、第3の実施形態に係る食生活管理システム100cについて、前記した第1の実施形態に係る食生活管理システム100と相違する点を説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図13に示すように、本発明の第3の実施形態に係る食生活管理システム100cは、さらに、健康情報計測装置111、PC112、サーバコンピュータ113、および医療機関114を備えている点で、第1の実施形態と相違している。なお、図13において、図1に示す食卓108および食卓108上に載置されている飲食用具等は、図示が省略されている。
図14に示すように、健康情報計測装置111は、ユーザの健康状態に関する情報である健康情報を計測する装置である。健康情報計測装置111としては、例えば体重計、体組成計(体重、BMI、体脂肪率、筋肉量、内蔵脂肪、基礎代謝量、推定骨量等を計測)、歩数計、血圧計、体温計、尿糖計、アルコールセンサ、ブレスチェッカ、催眠計、生体センサ等が挙げられる。
健康情報計測装置111は、健康情報取得部111aと、近距離通信インタフェース111bと、を有している。健康情報取得部111aは、ユーザの健康状態を検知して健康情報をする。近距離通信インタフェース111bは、近距離通信インタフェース9と同様のものである。
図13に示すように、PC112は、情報通信端末1の制御手段2における食生活管理部20からの情報を保存する保存手段(図示せず)を有している。情報通信端末1とPC112とを、例えばケーブル118や近距離通信インタフェース9で接続することにより、情報通信端末1の記憶手段3に記憶されている食生活情報、健康情報、ユーザ登録情報等の情報をPC112の保存手段に保存することが可能である。また、食生活情報、健康情報、ユーザ登録情報等の情報は、PC112から、インターネット等のネットワーク115を介してサーバコンピュータ113にアップロードすることが可能となっている。
なお、食生活情報、健康情報、ユーザ登録情報等の情報は、情報通信端末1から、移動通信網等のネットワーク116を介してサーバコンピュータ113にアップロードできるように構成されてもよい。
サーバコンピュータ113は、情報通信端末1からの食生活情報、健康情報、ユーザ登録情報等の情報を保存するデータベース113aを有している。このデータベース113aに保存される情報は、予め登録された会員のみアクセス可能とされている。この場合、例えば会員ごとにIDとパスワードが割り当てられる。また、予め登録された会員には、予め許可された医療機関114が含まれており、医療機関114は、インターネット等のネットワーク117を介してサーバコンピュータ113のデータベース113aに保存されている情報を閲覧することができる。なお、医療機関114の代わりに、あるいはこれに加えて保健所等の公共機関が、予め登録された会員に含まれていてもよい。
図15は、第3の実施形態に係る情報通信端末1における食生活管理部20の動作の手順を示すフローチャートである。
図15のステップS1〜S6、S9、S12は、図6(第1の実施形態)のステップS1〜S6、S9、S12とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
ステップS6a(手順G)では、健康情報の検知が行われる。すなわち、制御手段2は、健康情報計測装置111から受信したユーザの健康情報を検知する。
ステップS7a(手順D)では、食事中における食生活情報に基づく情報、および健康情報に基づく情報が操作パネル4に表示される。なお、食事中における食生活情報に基づく情報、および健康情報に基づく情報の少なくとも一方が表示されてもよい。
ステップS8a(手順D)では、ナビゲーション情報の出力が行われるが、本実施形態では、箸置き時間、箸持ち時間、食事時間、咀嚼回数に応じたメッセージ、飲食物情報に応じたメッセージ、食事中の着座情報、食事中の音声情報に応じたメッセージに加え、健康情報に応じたメッセージが出力され得る。例えば、「体脂肪に気をつけましょう」等のメッセージが出力され得る。
ステップS10a(手順D)では、制御手段2は、飲食物情報を含む食生活情報に基づく情報、およびユーザ登録情報に加えて、さらに他の食生活情報としての食事中の着座情報に基づく情報および食事中の音声情報に基づく情報(キーワードの有無や発生頻度の情報)、および健康情報に基づく情報を記憶手段3に記憶させる。
ステップS11a(手順D)では、制御手段2は、食事終了後における食生活情報に基づく情報、および健康情報に基づく情報を操作パネル4に表示させる。なお、食事終了後における食生活情報に基づく情報、および健康情報に基づく情報の一方が表示されてもよい。
このように第3の実施形態によれば、前記した第1の実施形態と同様の作用効果を奏することができることに加えて、以下の作用効果を奏する。
すなわち、第3の実施形態では、食生活管理装置として機能する情報通信端末1は、情報通信端末1の外部に設置される外部装置としてのPC112やサーバコンピュータ113と、ケーブル118、近距離通信インタフェース9、移動通信インタフェース8等の通信手段を介して通信する(手順F)。このようにすれば、情報通信端末1は、PC112やサーバコンピュータ113と通信して、各種の情報を授受することが可能となる。
また、第3の実施形態では、情報通信端末1は、ユーザの健康状態に関する情報である健康情報を計測する健康情報計測装置111から受信した健康情報が検知される。このようにすれば、例えば体重計、体組成計、歩数計等の各種の健康情報計測装置111から受信した健康情報を収集して処理することができる。したがって、例えば飲食物の摂取量、歩数計測値等のエネルギー消費量、体重、BMI、体脂肪率等を比較することが可能となり、ユーザの食生活の改善に、より資することが可能となる。
また、第3の実施形態では、食生活情報に基づく情報と健康情報に基づく情報とが操作パネル4に同時に表示出力される。したがって、ユーザは、食生活情報に基づく情報と健康情報に基づく情報とを同時に容易に確認でき、ユーザの食生活の改善に、より資することが可能となる。
また、PC112に情報通信端末1からの情報を保存することができるため、ユーザは、PC112を用いて、例えば過去の食生活情報に基づく情報等についての履歴情報に接することが可能となる。したがって、ユーザは、自らの食生活を過去に遡って容易に確認でき、食生活をより改善することが可能となる。
また、会員がアクセス可能なサーバコンピュータ113に情報通信端末1からの情報を保存することができるため、ユーザは、会員となることによりサーバコンピュータ113にアクセスして、例えば過去の食生活情報に基づく情報等についての履歴情報に接することが可能となる。したがって、ユーザは、サーバコンピュータ113にアクセス可能であれば何時でも何処でも自らの食生活を過去に遡って容易に確認でき、食生活をより改善することが可能となる。
また、予め登録された会員には、予め許可された医療機関114や公共機関が含まれる。したがって、ユーザは、予め許可された医療機関114や公共機関に出向くことにより、医師や栄養士等の専門家から適確な指導を受けることができ、食生活をより確実に改善することが可能となる。
また、第3の実施形態においても、第2の実施形態と同様にして、複数人のユーザの食生活情報や健康情報等が検知されるとともに、収集されて処理されるように構成されてもよいことは勿論である。
以上、本発明について実施形態に基づいて説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
例えば、箸101に代えて、カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)等の飲食物運搬用部材が使用されてもよく、箸置き102に代えて、カトラリーレスト(カトラリー置き)が使用されてもよい。
また、食生活管理装置として機能する情報通信端末1は、各家庭に設置されることを想定しているが、本発明はこのような形態での実施に限定されるものではない。例えば、食生活管理装置として機能する情報通信端末1を設置して使用するのに好適な食育レストランを開設し、ユーザが食事の記録データ(食生活情報)をレジ端末でプリントアウト(印刷出力)等してもらって取得するような形態で実施することも可能である。また、食育レストランのレジ端末でプリントアウトするレシート等の用紙に、該食育レストランでの食事の記録データ(食生活情報)に応じて、今後の食生活に関するアドバイス等が記載されるようにしてもよい。さらに、食育レストランにおいて、食事中の咀嚼回数や箸置き時間(食物を噛む時間に相当)に応じて、ポイント(商品やサービスの対価の支払いなどの際に付与される点数)がつくように処理されてもよい。したがって、ユーザは例えば他の商品等の対価の支払いのときに、たまったポイントを利用して値引きを受けることができ、食事中によく噛むことの習慣化につなげることができる。
また、前記実施形態では、食卓108上に各種の飲食用具等が載置されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばコンビニエンスストア等の店舗で購入した弁当が食卓108上に載置され、情報通信端末1が、食卓108上において、弁当をカメラ部7によって撮像可能な位置に載置されるようにしてもよい。この場合、弁当における主食、主菜、副菜等の配置が予め決められていて画像認識処理を実施するのに好適な例えばダイエット弁当として提供されてもよい。
また、操作パネル4に、医師、栄養士、教授、先生等の専門家のWeb上のサイト(ホームページ)とリンクするためのボタンを表示させ、該ボタンを操作することによって、専門家の食生活に関する指導情報が得られるように構成されてもよい。指導情報には、ダイエット情報、箸の持ち方等の教育情報、食事のマナー情報等が含まれる。指導情報は操作パネル4に表示出力されてもよいし、スピーカ部6を通して音声出力されてもよい。また、例えば、ユーザが専門家の指導情報を得て、食生活管理プログラムが実行された場合、該専門家のWeb上のサイトに食生活情報に基づく情報や健康情報に基づく情報の各種情報が自動的にアップロードされ、収集および処理されて、統計データとして構築されるようにしてもよい。このような統計データは、ユーザの許可の下で、Web上で公開され得る。また、アップロードされた食生活情報に基づく情報や健康情報に基づく情報の各種情報に基づいて、採点やアドバイスの情報が、ユーザの情報通信端末1に返送される等して、ユーザに提供されてもよい。
1 情報通信端末(コンピュータ)
2 制御手段
3 記憶手段
4 操作パネル(出力部、入力手段)
5 マイク部
6 スピーカ部(出力部)
7 カメラ部
8 移動通信インタフェース
9 近距離通信インタフェース
20 食生活管理部
21 画像処理部
22 食生活情報検知部
23 食生活情報処理部
24 表示出力制御部
25 音声出力制御部
101 箸(飲食用具、飲食物運搬用部材)
103 咀嚼回数計測装置
104a 主食用容器(飲食用具、飲食物支持具)
104b 主菜用容器(飲食用具、飲食物支持具)
104c 副菜用容器(飲食用具、飲食物支持具)
105 飲料用容器(飲食用具、飲食物支持具
108 食卓
111 健康情報計測装置(外部装置)
112 PC(外部装置)
113 サーバコンピュータ(外部装置)
114 医療機関

Claims (17)

  1. カメラ部に画像データを取得させる手順Aと、
    前記手順Aにおいて取得された前記画像データから、飲食用具の画像を画像認識処理によって認識する手順Bと、
    前記手順Bにおいて認識された前記飲食用具の画像から、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報を検知する手順Cと、
    前記手順Cにおいて検知された前記食生活情報を収集して処理する手順Dと、
    を有する食生活管理処理を、前記カメラ部を備えるコンピュータに実行させるための食生活管理プログラム。
  2. 前記手順Dにおいて、前記食生活情報に基づく情報が、前記ユーザが認識可能な態様で出力部を通して出力されること
    を特徴とする請求項1に記載の食生活管理プログラム。
  3. 前記手順Dにおいて、過去所定期間内に処理された前記食生活情報に基づく情報が、履歴情報として記憶手段に記憶されること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の食生活管理プログラム。
  4. 前記手順Dにおいて、前記食生活情報に基づく情報に応じて、食生活に関するアドバイスを含むナビゲーション情報が、前記ユーザに提供されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の食生活管理プログラム。
  5. 前記手順Bにおいて、飲食物を口に運ぶ飲食物運搬用部材の画像が認識され、
    前記手順Cにおいて、食卓上に前記飲食物運搬用部材が置かれているか否かによって、前記飲食物運搬用部材が前記食卓上に載置されている時間、および載置されていない時間の少なくとも一方に基づく情報が検知されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の食生活管理プログラム。
  6. 前記手順Cにおいて、前記コンピュータの外部に設けられ食事の際の咀嚼回数を測定するための咀嚼回数計測装置から受信した咀嚼情報が検知されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の食生活管理プログラム。
  7. 前記手順Bにおいて、前記画像データから飲食物を支持する飲食物支持具の画像が認識され、
    前記手順Cにおいて、前記飲食物支持具に支持されている飲食物に関する情報である飲食物情報が検知されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の食生活管理プログラム。
  8. 前記食生活管理処理は、
    前記食生活情報を含むユーザに関する情報の入力を、入力手段を通して受け付ける手順Eを有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の食生活管理プログラム。
  9. 前記手順Cにおいて、食事中の前記ユーザの音声がマイク部を通して取得され、前記食事中の前記ユーザの音声の中での予め決められたキーワードの有無を示す音声情報が検知されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の食生活管理プログラム。
  10. 前記手順Bにおいて、前記画像データから食事する前記ユーザの画像がさらに認識され、
    前記手順Cにおいて、食事中に前記ユーザが着座しているか否かを示す着座情報が検知されること
    を特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の食生活管理プログラム。
  11. 前記食生活管理処理は、
    前記コンピュータの外部に設置される少なくとも一つの外部装置と通信する手順Fを有すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の食生活管理プログラム。
  12. 前記外部装置には、前記ユーザの健康状態に関する情報である健康情報を計測する健康情報計測装置が含まれ、
    前記食生活管理処理は、前記健康情報計測装置から受信した前記健康情報を検知する手順Gを有すること
    を特徴とする請求項11に記載の食生活管理プログラム。
  13. 前記手順Dにおいて、前記食生活情報に基づく情報と前記健康情報に基づく情報とが同時に出力部に表示出力されること
    を特徴とする請求項12に記載の食生活管理プログラム。
  14. 前記外部装置には、前記手順Dにおいて収集されて処理された情報を保存するデータベースを有するサーバコンピュータが含まれ、前記データベースに保存される情報は、予め登録された会員のみアクセス可能であること
    を特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれか一項に記載の食生活管理プログラム。
  15. 前記予め登録された会員には、予め許可された医療機関または公共機関が含まれること
    を特徴とする請求項14に記載の食生活管理プログラム。
  16. カメラ部に画像データを取得させるステップAと、
    前記ステップAにおいて取得された前記画像データから、飲食用具の画像を画像認識処理によって認識するステップBと、
    前記ステップBにおいて認識された前記飲食用具の画像から、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報を検知するステップCと、
    前記ステップCにおいて検知された前記食生活情報を収集して処理するステップDと、
    を有する食生活管理方法。
  17. 画像データを取得するカメラ部と、
    前記カメラ部によって取得された前記画像データから、飲食用具の画像を画像認識処理によって認識し、認識された前記飲食用具の画像から、ユーザの食生活に関する情報である食生活情報を検知し、検知された前記食生活情報を収集して処理する制御を行う制御手段と、
    を有する食生活管理装置。
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