JP2005202836A - 捜索プログラム、捜索方法および捜索装置 - Google Patents

捜索プログラム、捜索方法および捜索装置 Download PDF

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Abstract

【課題】捜索対象の捜索効率を高め、ひいては発見率を高めること。
【解決手段】猫等のペット30に首輪等を介して取り付けられたICタグ40と、区画101〜109にそれぞれ設けられICタグ40を介して該ペット30を検知する検知装置501〜509のうちいずれか一つの検知装置から、検知情報としてのIDおよび捜索情報が通知されたか否かを監視するステップと、IDおよび捜索情報が通知された場合、その旨をペット30の飼い主へ携帯端末130を経由して報知するステップとを含む。
【選択図】 図1


Description

本発明は、ペット、幼児、老人等の捜索に用いて好適な捜索プログラム、捜索方法および捜索装置に関するものであり、特に、捜索対象の捜索効率を高め、ひいては発見率を高めることができる捜索プログラム、捜索方法および捜索装置に関するものである。
従来より、猫や犬等は、ペットとして飼われており、飼い主に癒しのひとときを提供したり、精神的な支えとなったりという具合に家族同然の存在とされている。また、近時では、空前のペットブームを背景として、ペットを飼う家庭が急増している。
特開2001−333419号公報
ところで、従来においては、ペットが家屋や敷地の外に脱走するという状況がよく発生する。たいていの場合、ペットの帰巣本能により、数時間後(または数日後)に、飼い主の元に戻ってくるのでさほど心配はいらない。
しかしながら、ペットは、帰巣本能があるといえども、不測の事態の発生や帰巣ルートの忘却により、飼い主の元に戻ることができなくなり、迷いペットとなってしまう。かかる状況は、迷いペットを捜索するためにあちらこちらの電柱に貼られた捜索チラシを見るまでもない。
ここで、飼い主は、自身の足を使って、家屋の周辺を捜索したり、上記捜索チラシを張り出し他人からの情報提供による公開捜索をすることになる。
しかしながら、従来では、飼い主がペットの脱走に気づいた時点で、実際に脱走してからかなりの時間が経過している場合が多く、ペットの発見率を低下させる要因の一つとされている。
ペットの発見率は、ペットが脱走してから捜索を開始するまでの時間(以下、捜索開始時間という)に反比例する。すなわち、捜索開始時間が短くペットが家屋の近辺をうろうろしている間に捜索を開始すれば、発見率が高まる。捜索開始時間が長くなると、ペットが家屋からどんどん離れていくことになり、発見率が著しく低下する。
また、車社会の現代においては、迷いペットは、車にはねられる危険にさらされることになる。
さらに、飼い主は、人海戦術により、家屋の周囲で名前を叫びながら、目視でペットを捜索するが、ペットが弱って呼びかけに反応できない場合や、物陰に隠れている場合には、ペットを発見することができない。すなわち、従来では、ペットの捜索効率が悪いのである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、捜索対象の捜索効率を高め、ひいては発見率を高めることができる捜索プログラム、捜索方法および捜索装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コンピュータに、捜索対象に取り付けられた電子タグを介して該捜索対象を検知する検知装置から検知情報が通知されたか否かを監視する検知監視工程と、前記検知情報が通知された場合、その旨を前記捜索対象を捜索する者へ報知する報知工程と、を実行させるための捜索プログラムである。
本発明によれば、捜索対象に取り付けられた電子タグを介して該捜索対象を検知する検知装置から検知情報が通知されたか否かを監視し、検知情報が通知された場合、その旨を捜索対象を捜索する者へ報知することとしたので、捜索対象がいなくなってから極めて早い段階で捜索を開始することができるため、捜索対象の捜索効率を高め、ひいては発見率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記報知工程では、前記その旨を前記捜索対象を捜索する者が携帯する携帯端末を介して捜索する者へ報知することを特徴とする。
本発明によれば、検知情報が通知された旨を捜索対象を捜索する者が携帯する携帯端末を介して捜索する者へ報知することとしたので、時間や場所に関わらす迅速に捜索を開始することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記報知工程では、前記検知情報に基づいて、前記捜索対象が検知された場所、日時を報知することを特徴とする。
本発明によれば、検知情報に基づいて、捜索対象が検知された場所、日時を報知することとしたので、捜索に必要な情報が捜索する者に伝わり、捜索の初期動作を的確に行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納する格納工程と、前記検知情報が通知された場合、前記捜索情報に基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシを印刷する捜索チラシ印刷工程と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納し、検知情報が通知された場合、捜索情報に基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシを印刷することとしたので、捜索対象がいなくなってから迅速に捜索チラシによる公開捜索を行え、早期の発見に資することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記コンピュータに、前記捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納する格納工程と、前記検知情報が通知された場合、公衆に閲覧されるWebサイトを介して、前記捜索情報を公開するWebサイト公開工程と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納し、検知情報が通知された場合、公衆に閲覧されるWebサイトを介して、捜索情報を公開することとしたので、捜索対象がいなくなってから迅速にWebサイトによる公開捜索を行え、早期の発見に資することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記検知装置には、前記捜索対象を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する検知装置報知部が備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する検知装置報知部を検知装置に備えたこととしたので、捜索をする者を迅速に検知場所に誘導することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子タグには、前記捜索対象に関する捜索対象情報が記憶されており、該捜索対象情報は、該電子タグから、近傍の前記携帯端末にリードされることを特徴とする。
本発明によれば、電子タグに、捜索対象に関する捜索対象情報を記憶させ、該捜索対象情報が、該電子タグから、近傍の携帯端末にリードされることとしたので、携帯端末を使って、捜索対象を捜索することができ、さらに捜索対象の発見率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記捜索対象には、前記電子タグの他に、前記検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する捜索対象報知部が取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、電子タグの他に、検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する捜索対象報知部を捜索対象に取り付けることとしたので、捜索をする者を迅速に捜索対象に誘導することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記検知装置は、捜索領域が分割された複数の区画にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、検知装置を、捜索領域が分割された複数の区画にそれぞれ設けることとしたので、区画単位で絞り込み捜索が可能となり、捜索効率や捜索対象の発見率をさらに高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記報知工程では、前記複数の区画のうち前記捜索対象が常駐している常住区画に設けられた検知装置から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、前記捜索対象を捜索する者へ報知し、捜索開始後に、前記常住区画に設けられた前記検知装置から検知情報が再び通知された場合、前記捜索対象が常住区画に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、前記捜索対象を捜索する者へ報知することを特徴とする。
本発明によれば、複数の区画のうち捜索対象が常駐している常住区画に設けられた検知装置から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、捜索対象を捜索する者へ報知し、捜索開始後に、常住区画に設けられた検知装置から検知情報が再び通知された場合、捜索対象が常住区画に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、捜索対象を捜索する者へ報知することとしたので、捜索対象が戻ってきたにもかかわらず、捜索を継続するという無駄を回避することができる。
また、本発明は、捜索対象に取り付けられた電子タグを介して該捜索対象を検知する検知装置から検知情報が通知されたか否かを監視する検知監視工程と、前記検知情報が通知された場合、その旨を前記捜索対象を捜索する者へ報知する報知工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象に取り付けられた電子タグを介して該捜索対象を検知する検知装置から検知情報が通知されたか否かを監視し、検知情報が通知された場合、その旨を捜索対象を捜索する者へ報知することとしたので、捜索対象がいなくなってから極めて早い段階で捜索を開始することができるため、捜索対象の捜索効率を高め、ひいては発見率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記報知工程では、前記その旨を前記捜索対象を捜索する者が携帯する携帯端末を介して捜索する者へ報知することを特徴とする。
本発明によれば、検知情報が通知された旨を捜索対象を捜索する者が携帯する携帯端末を介して捜索する者へ報知することとしたので、時間や場所に関わらす迅速に捜索を開始することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記報知工程では、前記検知情報に基づいて、前記捜索対象が検知された場所、日時を報知することを特徴とする。
本発明によれば、検知情報に基づいて、捜索対象が検知された場所、日時を報知することとしたので、捜索に必要な情報が捜索する者に伝わり、捜索の初期動作を的確に行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納する格納工程と、前記検知情報が通知された場合、前記捜索情報に基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシを印刷する捜索チラシ印刷工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納し、検知情報が通知された場合、捜索情報に基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシを印刷することとしたので、捜索対象がいなくなってから迅速に捜索チラシによる公開捜索を行え、早期の発見に資することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納する格納工程と、前記検知情報が通知された場合、公衆に閲覧されるWebサイトを介して、前記捜索情報を公開するWebサイト公開工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納し、検知情報が通知された場合、公衆に閲覧されるWebサイトを介して、捜索情報を公開することとしたので、捜索対象がいなくなってから迅速にWebサイトによる公開捜索を行え、早期の発見に資することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記検知装置には、前記捜索対象を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する検知装置報知部が備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する検知装置報知部を検知装置に備えたこととしたので、捜索をする者を迅速に検知場所に誘導することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子タグには、前記捜索対象に関する捜索対象情報が記憶されており、該捜索対象情報は、該電子タグから、近傍の前記携帯端末にリードされることを特徴とする。
本発明によれば、電子タグに、捜索対象に関する捜索対象情報を記憶させ、該捜索対象情報が、該電子タグから、近傍の携帯端末にリードされることとしたので、携帯端末を使って、捜索対象を捜索することができ、さらに捜索対象の発見率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記捜索対象には、前記電子タグの他に、前記検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する捜索対象報知部が取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、電子タグの他に、検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する捜索対象報知部を捜索対象に取り付けることとしたので、捜索をする者を迅速に捜索対象に誘導することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記検知装置は、捜索領域が分割された複数の区画にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、検知装置を、捜索領域が分割された複数の区画にそれぞれ設けることとしたので、区画単位で絞り込み捜索が可能となり、捜索効率や捜索対象の発見率をさらに高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記報知工程では、前記複数の区画のうち前記捜索対象が常駐している常住区画に設けられた検知装置から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、前記捜索対象を捜索する者へ報知し、捜索開始後に、前記常住区画に設けられた前記検知装置から検知情報が再び通知された場合、前記捜索対象が常住区画に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、前記捜索対象を捜索する者へ報知することを特徴とする。
本発明によれば、複数の区画のうち捜索対象が常駐している常住区画に設けられた検知装置から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、捜索対象を捜索する者へ報知し、捜索開始後に、常住区画に設けられた検知装置から検知情報が再び通知された場合、捜索対象が常住区画に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、捜索対象を捜索する者へ報知することとしたので、捜索対象が戻ってきたにもかかわらず、捜索を継続するという無駄を回避することができる。
また、本発明は、捜索対象に取り付けられた電子タグを介して該捜索対象を検知する検知装置から検知情報が通知されたか否かを監視する検知監視手段と、前記検知情報が通知された場合、その旨を前記捜索対象を捜索する者へ報知する報知手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象に取り付けられた電子タグを介して該捜索対象を検知する検知装置から検知情報が通知されたか否かを監視し、検知情報が通知された場合、その旨を捜索対象を捜索する者へ報知することとしたので、捜索対象がいなくなってから極めて早い段階で捜索を開始することができるため、捜索対象の捜索効率を高め、ひいては発見率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記報知手段は、前記その旨を前記捜索対象を捜索する者が携帯する携帯端末を介して捜索する者へ報知することを特徴とする。
本発明によれば、検知情報が通知された旨を捜索対象を捜索する者が携帯する携帯端末を介して捜索する者へ報知することとしたので、時間や場所に関わらす迅速に捜索を開始することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記報知手段は、前記検知情報に基づいて、前記捜索対象が検知された場所、日時を報知することを特徴とする。
本発明によれば、検知情報に基づいて、捜索対象が検知された場所、日時を報知することとしたので、捜索に必要な情報が捜索する者に伝わり、捜索の初期動作を的確に行うことができる。
また、本発明は、上記発明において、前記捜索対象の特徴を備えた捜索情報を予め格納する格納手段と、前記検知情報が通知された場合、前記捜索情報に基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシを印刷する捜索チラシ印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納し、検知情報が通知された場合、捜索情報に基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシを印刷することとしたので、捜索対象がいなくなってから迅速に捜索チラシによる公開捜索を行え、早期の発見に資することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記捜索対象の特徴を備えた捜索情報を予め格納する格納手段と、前記検知情報が通知された場合、公衆に閲覧されるWebサイトを介して、前記捜索情報を公開するWebサイト公開手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納し、検知情報が通知された場合、公衆に閲覧されるWebサイトを介して、捜索情報を公開することとしたので、捜索対象がいなくなってから迅速にWebサイトによる公開捜索を行え、早期の発見に資することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記検知装置には、前記捜索対象を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する検知装置報知部が備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、捜索対象を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する検知装置報知部を検知装置に備えたこととしたので、捜索をする者を迅速に検知場所に誘導することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記電子タグには、前記捜索対象に関する捜索対象情報が記憶されており、該捜索対象情報は、該電子タグから、近傍の前記携帯端末にリードされることを特徴とする。
本発明によれば、電子タグに、捜索対象に関する捜索対象情報を記憶させ、該捜索対象情報が、該電子タグから、近傍の携帯端末にリードされることとしたので、携帯端末を使って、捜索対象を捜索することができ、さらに捜索対象の発見率を高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記捜索対象には、前記電子タグの他に、前記検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する捜索対象報知部が取り付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、電子タグの他に、検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する捜索対象報知部を捜索対象に取り付けることとしたので、捜索をする者を迅速に捜索対象に誘導することができる。
また、本発明は、上記発明において、前記検知装置は、捜索領域が分割された複数の区画にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、検知装置を、捜索領域が分割された複数の区画にそれぞれ設けることとしたので、区画単位で絞り込み捜索が可能となり、捜索効率や捜索対象の発見率をさらに高めることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記報知手段は、前記複数の区画のうち前記捜索対象が常駐している常住区画に設けられた検知装置から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、前記捜索対象を捜索する者へ報知し、捜索開始後に、前記常住区画に設けられた前記検知装置から検知情報が再び通知された場合、前記捜索対象が常住区画に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、前記捜索対象を捜索する者へ報知することを特徴とする。
本発明によれば、複数の区画のうち捜索対象が常駐している常住区画に設けられた検知装置から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、捜索対象を捜索する者へ報知し、捜索開始後に、常住区画に設けられた検知装置から検知情報が再び通知された場合、捜索対象が常住区画に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、捜索対象を捜索する者へ報知することとしたので、捜索対象が戻ってきたにもかかわらず、捜索を継続するという無駄を回避することができる。
本発明によれば、捜索対象に取り付けられた電子タグを介して該捜索対象を検知する検知装置から検知情報が通知されたか否かを監視し、検知情報が通知された場合、その旨を捜索対象を捜索する者へ報知することとしたので、捜索対象がいなくなってから極めて早い段階で捜索を開始することができるため、捜索対象の捜索効率を高め、ひいては発見率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、検知情報が通知された旨を捜索対象を捜索する者が携帯する携帯端末を介して捜索する者へ報知することとしたので、時間や場所に関わらす迅速に捜索を開始することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、検知情報に基づいて、捜索対象が検知された場所、日時を報知することとしたので、捜索に必要な情報が捜索する者に伝わり、捜索の初期動作を的確に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納し、検知情報が通知された場合、捜索情報に基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシを印刷することとしたので、捜索対象がいなくなってから迅速に捜索チラシによる公開捜索を行え、早期の発見に資することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納し、検知情報が通知された場合、公衆に閲覧されるWebサイトを介して、捜索情報を公開することとしたので、捜索対象がいなくなってから迅速にWebサイトによる公開捜索を行え、早期の発見に資することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、捜索対象を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する検知装置報知部を検知装置に備えたこととしたので、捜索をする者を迅速に検知場所に誘導することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、電子タグに、捜索対象に関する捜索対象情報を記憶させ、該捜索対象情報が、該電子タグから、近傍の携帯端末にリードされることとしたので、携帯端末を使って、捜索対象を捜索することができ、さらに捜索対象の発見率を高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、電子タグの他に、検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する捜索対象報知部を捜索対象に取り付けることとしたので、捜索をする者を迅速に捜索対象に誘導することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、検知装置を、捜索領域が分割された複数の区画にそれぞれ設けることとしたので、区画単位で絞り込み捜索が可能となり、捜索効率や捜索対象の発見率をさらに高めることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、複数の区画のうち捜索対象が常駐している常住区画に設けられた検知装置から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、捜索対象を捜索する者へ報知し、捜索開始後に、常住区画に設けられた検知装置から検知情報が再び通知された場合、捜索対象が常住区画に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、捜索対象を捜索する者へ報知することとしたので、捜索対象が戻ってきたにもかかわらず、捜索を継続するという無駄を回避することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる捜索プログラム、捜索方法および捜索装置の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この一実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる一実施例の概略構成を示すブロック図である。図2は、同一実施例の電気的構成を示すブロック図である。図1および図2においては、対応する部分には同一の符号が付けられている。
図1において、区画101〜109は、「東京都品川区1丁目1番1号」〜「東京都品川区1丁目1番9号」に対応しており、ある地域が9つに分割された各領域である。区画101において、家屋20では、ペット30(猫)が飼われている。このペット30の首には、首輪(図示略)が取り付けられている。
IC(Integrated Circuit)タグ40は、非接触で情報のリードが可能な電子タグの一種であり、特殊印刷、埋め込み、接着等により、ペット30の首輪(図示略)に取り付けられている。このICタグ40は、ペット30が家屋20(区画101)から区画102〜109へ脱走した場合に、ペット30の捜索に用いられる。すなわち、区画102〜109は、ペット30が脱走した場合の捜索領域である。
ここで、ICタグ40は、図3に示したように、アンテナ41、メモリ42およびIC43から構成されている。アンテナ41は、後述する検知装置501〜509(図1および図2参照)の各ICタグリーダからの誘導電磁界中に置かれることにより発生する起電力をメモリ42およびIC43へ供給する。メモリ42には、捜索情報42aが記憶されて
いる。
捜索情報42aは、ペット30(図1および図2参照)を捜索する場合に用いられる情報であり、タイトル(迷いネコ)、ペット名前(タマ)、飼い主(日本太郎)、電話番号(03-1111-2222)の情報から構成されている。この捜索情報42aは、検知装置501〜509(図1および図2参照)の各ICタグリーダや、後述する携帯端末130のICタグリーダ138によりリードされる。
図1に戻り、出入口21は、家屋20の玄関や窓等であり、ペット30の通り道となりうる部分である。検知装置501は、出入口21の近傍に設けられており、ペット30が近傍に位置した場合にICタグ40を介してペット30を検知し、検知したことを、後述する捜索装置60へ無線を介して通知する機能を備えている。
ここで、検知装置501は、図4に示したように、制御部511、記憶部521、ICタグリーダ531、電子ブザー541および無線通信部551から構成されており、IDとして「1」(図1参照)が付与されている。このIDは、検知装置501を識別するための識別子である。制御部511は、ICタグ40からの捜索情報42a(図3参照)をリードする制御や、ペット30を検知した旨を通知するための制御、電子ブザー541を駆動するための制御等を行う。
記憶部521には、検知装置501を識別するためのID521a(=1)が記憶されている。ICタグリーダ531は、非接触でICタグ40から捜索情報42aをリードする機能を備えている。電子ブザー541は、ICタグ40を介してペット30を検知した場合に、捜索中の飼い主に検知場所を音により報知する機能を備えている。無線通信部551は、無線を介して捜索装置60(図1参照)との間で通信を制御する機能を備えている。
図1に戻り、検知装置502〜509は、区画102〜109に設けられており、検知装置501と同様にして、家屋20(区画101)から脱走したペット30が近傍に位置した場合にICタグ40を介してペット30を検知し、当該区画で検知したことを、後述する捜索装置60へ無線を介して通知する機能を備えている。
これらの検知装置502〜509には、IDとして「2」〜「9」がそれぞれ付与されている。また、これらの検知装置502〜509は、図4に示した検知装置501と同一の構成とされており、制御部、記憶部、ICタグリーダ、電子ブザーおよび無線通信部から構成されている。
捜索装置60は、区画101における家屋20に設けられており、検知装置501〜509からの通知に基づいて、家屋20(区画101)から脱走したペット30の捜索を支援するための装置である。
ここで、捜索装置60は、図2に示したように、制御部61、記憶部62、入力部63、表示部64、無線通信部65、タイマ66、印刷部67および通信部68から構成されている。制御部61は、ペット30の捜索状況を管理したり、ペット30の脱走を飼い主へ報知する機能等を備えている。記憶部62には、検知場所テーブル62a、捜索情報62bおよび捜索ログ情報62cが記憶されている。
図5に示した検知場所テーブル62aは、「ID」および「検知場所」からなるフィールドを備えており、検知装置501〜509に対応する検知場所を表すテーブルである。「ID」は、検知装置501〜509のそれぞれに付与された識別子であり、「1」〜「9」である。「検知場所」は、検知装置501〜509が設けられた場所であって、ペット30を検知した場所であり、図1に示した「東京都品川区品川1丁目1番1号」〜「東京都品川区品川1丁目1番9号」である。
図6に示した捜索情報62bは、ペット30が脱走する前に予め記憶された情報であり、後述する捜索チラシ67aや捜索情報Webサイト110による公開捜索に用いられる情報である。具体的には、捜索情報62bは、「画像ファイル」、「タイトル」、「特徴」、「体長」、「体重」、「ペット名前」、「性別」、「飼い主連絡先」等のフィールドを備えている。
「画像ファイル」は、ペット30を撮影した画像のファイルである。「タイトル」は、捜索チラシ67aや捜索情報Webサイト110に掲載する場合のタイトル(迷いネコを捜しています。等)に関する情報である。「特徴」は、ペット30の特徴(毛並み、色等)に関する情報である。
「体長」は、ペット30の体長に関する情報である。「体重」は、ペット30の体重に関する情報である。「ペット名前」は、ペット30の名前に関する情報である。「性別」は、ペット30の性別に関する情報である。「飼い主連絡先」は、ペット30の飼い主の連絡先(住所、氏名、固定電話番号、携帯電話番号、電子メールアドレス)に関する情報である。
図7に示した捜索ログ情報62cは、ペット30を捜索した場合の検知履歴を表すログ情報であり、「検知日時」、「ID」、「検知場所」、「ペット名前」からなるフィールドを備えている。「検知日時」は、ペット30が検知された日時を表す情報である。
「ID」は、ペット30を検知した検知装置(検知装置501〜509のいずれか一つ)を識別するための識別子であり、検知場所テーブル62a(図5参照)の「ID」に対応している。「検知場所」は、ペット30が検知された場所であり、検知場所テーブル62a(図5参照)の「検知場所」に対応している。「ペット名前」は、ペット30の名前であり、捜索情報42a(図3参照)のペット名前に対応している。
図2に戻り、入力部63は、キーボードやマウス等である。表示部64は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等である。無線通信部65は、無線を介して、検知装置501〜509との間の通信を制御する。タイマ66は、制御部61へ時刻情報を提供する。
印刷部67は、ペット30が脱走してから所定時間経過しても家屋20に戻らない場合、公開捜索に用いられる捜索チラシ67a(図8参照)を印刷する機能を備えている。図8に示した捜索チラシ67aには、ペット30の画像、特徴等に関する捜索情報62b(図6参照)と、脱走日時および脱走場所の情報とが掲載されている。
図2に戻り、通信部68は、ネットワーク70に接続されており、所定の通信プロトコルに従って通信を制御する。捜索装置801〜80nは、その他の探索装置であり、ネットワーク70に接続されている。クライアント901〜90mは、一般ユーザにより操作され、ネットワーク70に接続されている。これらのクライアント901〜90mは、後述する捜索情報Webサイト110を閲覧可能なコンピュータ装置である。
捜索情報Webサーバ100は、図9に示した捜索情報Webサイト110をネットワーク70を介して、クライアント901〜90mへ公開し、飼い主以外の者の協力を得て、ペットの捜索を支援するためのサーバである。
図9に示した捜索情報Webサイト110には、複数の飼い主により登録された捜索情報1111、捜索情報1112、・・・が掲載されている。捜索情報1111は、捜索チラシ67a(図8参照)に掲載された情報と同様の情報であり、ペット30の画像、特徴等に関する捜索情報62b(図6参照)と、脱走日時および脱走場所の情報とから構成されている。
図2に戻り、無線基地局120は、ネットワーク70に接続されており、無線を介して携帯端末130(図1参照)を収容している。この携帯端末130は、ペット30の飼い主に携帯され、携帯電話端末、PHS(Personal Handyphone System)端末、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
この携帯端末130は、通話機能、電子メール送受信機能、ICタグリード機能等を備えており、ペット30を捜索する場合等に用いられる。携帯端末130において、制御部131は、各部を制御する。この制御部131の動作の詳細については、後述する。記憶部132は、制御部131で用いられるコンピュータプログラムや各種情報を記憶する。表示部133は、LCDであり、各種情報を表示する。
入力部134は、テンキー、ファンクションキー等である。スピーカ135は、音声やアラーム音等を発する。マイク136は、通話時に用いられ、音声を電気信号に変換する。
無線通信部137は、無線を介して、無線基地局120およびネットワーク70に接続されており、所定の通信プロトコルに従って、通信を制御する。ICタグリーダ138は、ペット30に取り付けられたICタグ40から捜索情報42a(図3参照)を非接触でリードする。
つぎに、一実施例の動作について、図10〜図16に示したフローチャート、図17〜図19を参照しつつ説明する。図10は、図1および図2に示した捜索装置60の動作を説明するフローチャートである。図15は、図1および図2に示した検知装置501〜509の動作を説明するフローチャートである。図16は、図1および図2に示した携帯端末130の動作を説明するフローチャートである。
ここで、図1に示したペット30は、家屋20で寝ているものとする。この状態で、図10に示したステップSA1では、捜索装置60の制御部61(図2参照)は、検知装置501より、ペット30を検知した場合のID=1が通知されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
また、図15に示したステップSF1では、検知装置501の制御部511(図4参照)は、ペット30に取り付けられたICタグ40をリードしたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
また、図15に示したステップSF1では、他の検知装置502〜509の制御部も、ペット30に取り付けられたICタグ40をリードしたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
また、図16に示したステップSG1では、携帯端末130の制御部131は、ペット30に取り付けられたICタグ40をリードしたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」として、同判断を繰り返す。
そして、家屋20内で目を覚ましたペット30が、出入口21より外へ脱走し、検知装置501の近傍に位置すると、検知装置501のICタグリーダ531(図4参照)は、ペット30に取り付けられたICタグ40から捜索情報42a(図3参照)をリードする。
これにより、検知装置501の制御部511は、図15に示したステップSF1の判断結果を「Yes」とする。ステップSF2では、制御部511は、ID=1および捜索情報42a(図3参照)を無線を介して捜索装置60へ通知する。ステップSF3では、制御部511は、脱走したことを飼い主に報知するために、所定時間、電子ブザー541を鳴動させた後、ステップSF1の判断を繰り返す。
そして、検知装置501からID=1および捜索情報42aが通知されると、捜索装置60の制御部61(図2参照)は、図10に示したステップSA1の判断結果を「Yes」とする。ステップSA2では、制御部61は、ペット30の捜索を開始するための捜索開始処理を実行する。
具体的には、図11に示したステップSB1では、制御部61は、ペット30が脱走したと判定する。ステップSB2では、制御部61は、検知装置501から通知されたID=1に対応する捜索ログ情報を作成する。すなわち、制御部61は、ID=1をキーとして、検知場所テーブル62a(図5参照)から検知場所(東京都品川区品川1丁目1番1号)の情報を取得する。
つぎに、制御部61は、ID=1が通知された日時を検知日時とし、この検知日時、ID=1、検知場所テーブル62aから取得した検知場所(東京都品川区品川1丁目1番1号)、捜索情報42aに基づくペット名前(タマ)を捜索ログ情報として作成する。
ステップSB3では、制御部61は、ステップSB2で作成された捜索ログ情報(図7参照)を記憶部62に格納する。ステップSB4では、制御部61は、ステップSB2で作成された捜索ログ情報に基づいて、図17に示した捜索開始電子メール140を作成する。この捜索開始電子メール140は、飼い主に、ペット30が脱走し、捜索を開始する旨、検知日時、検知場所、ペット名前(捜索情報42a参照)を通知するための電子メールである。
ステップSB5では、制御部61は、ネットワーク70、無線基地局120を介して、飼い主に携帯された携帯端末130へ捜索開始電子メール140を送信する。捜索開始電子メール140は、携帯端末130に受信された後、表示部133に表示される。これにより、飼い主は、ペット30が脱走したことを知るとともに、携帯端末130を使ってペット30の捜索を開始する。すなわち、携帯端末130は、ペット30が隠れていそうな場所に携帯端末130のICタグリーダ138を近づけながら、ペット30を捜索する。
図10に示したステップSA3では、制御部61は、ペット30が脱走してから所定時間経過しかつ捜索が未公開であるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。ステップSA4では、制御部61は、検知装置501〜509のうちいずれか一つの検知装置からIDが通知されたか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。
ステップSA8では、制御部61は、飼い主が入力部63を操作することにより、ペット30の捜索を強制的に終了するための指示があるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。以後、ステップSA3、ステップSA4またはステップSA8の判断結果が「Yes」となるまで、上述した判断が行われる。
そして、ペット30が区画101から区画108へ移動し、検知装置508の近傍に位置すると、検知装置508は、ペット30に取り付けられたICタグ40から捜索情報42a(図3参照)をリードする。
これにより、検知装置508は、図15に示したステップSF1の判断結果を「Yes」とする。ステップSF2では、検知装置508は、ID=8および捜索情報42a(図3参照)を無線を介して捜索装置60へ通知する。ステップSF3では、検知装置508は、ペット30を検知したことを飼い主に報知するために、所定時間、電子ブザー(図示略)を鳴動させた後、ステップSF1の判断を繰り返す。ここで、上記電子ブザーの音を聞きつけた場合、飼い主は、区画108に出向き、ペット30を捜索する。
そして、検知装置508からID=8および捜索情報42aが通知されると、捜索装置60の制御部61(図2参照)は、図10に示したステップSA4の判断結果を「Yes」とする。ステップSA5では、制御部61は、通知されたIDが1であるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。ステップSA6では、制御部61は、ペット30を捜索するための捜索処理を実行する。
具体的には、図12に示したステップSC1では、制御部61は、検知装置508から通知されたID=8に対応する捜索ログ情報を作成する。すなわち、制御部61は、ID=8をキーとして、検知場所テーブル62a(図5参照)から検知場所(東京都品川区品川1丁目1番8号)の情報を取得する。
つぎに、制御部61は、ID=8が通知された日時を検知日時とし、この検知日時、ID=8、検知場所テーブル62aから取得した検知場所(東京都品川区品川1丁目1番8号)、捜索情報42aに基づくペット名前(タマ)を捜索ログ情報として作成する。
ステップSC2では、制御部61は、ステップSC1で作成された捜索ログ情報(図7参照)を記憶部62に格納する。ステップSC3では、制御部61は、ステップSC1で作成された捜索ログ情報に基づいて、図18に示した捜索電子メール150を作成する。この捜索電子メール150は、捜索中の飼い主に、ペット30が検知された検知日時、検知場所、ペット名前(捜索情報42a参照)を通知するための電子メールである。
ステップSC4では、制御部61は、ネットワーク70、無線基地局120を介して、飼い主に携帯された携帯端末130へ捜索電子メール150を送信する。捜索電子メール150は、携帯端末130に受信された後、表示部133に表示される。これにより、飼い主は、区画108へ移動し、携帯端末130を使ってペット30の捜索を継続する。以後、上述した動作が繰り返される。
そして、さらに、ペット30が区画108から区画107へ移動し、検知装置507の近傍に位置すると、検知装置507は、ペット30に取り付けられたICタグ40から捜索情報42a(図3参照)をリードする。
これにより、検知装置507は、図15に示したステップSF1の判断結果を「Yes」とする。ステップSF2では、検知装置507は、ID=7および捜索情報42a(図3参照)を無線を介して捜索装置60へ通知する。ステップSF3では、検知装置507は、ペット30を検知したことを飼い主に報知するために、所定時間、電子ブザー(図示略)を鳴動させた後、ステップSF1の判断を繰り返す。ここで、上記電子ブザーの音を聞きつけた場合、飼い主は、区画107に出向き、ペット30を捜索する。
そして、検知装置507からID=7および捜索情報42aが通知されると、捜索装置60の制御部61(図2参照)は、図10に示したステップSA4の判断結果を「Yes」とする。ステップSA5では、制御部61は、通知されたIDが1であるか否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。ステップSA6では、制御部61は、ペット30を捜索するための捜索処理を実行する。
具体的には、図12に示したステップSC1では、制御部61は、検知装置507から通知されたID=7に対応する捜索ログ情報を作成する。すなわち、制御部61は、ID=7をキーとして、検知場所テーブル62a(図5参照)から検知場所(東京都品川区品川1丁目1番7号)の情報を取得する。
つぎに、制御部61は、ID=7が通知された日時を検知日時とし、この検知日時、ID=7、検知場所テーブル62aから取得した検知場所(東京都品川区品川1丁目1番7号)、捜索情報42aに基づくペット名前(タマ)を捜索ログ情報として作成する。
ステップSC2では、制御部61は、ステップSC1で作成された捜索ログ情報(図7参照)を記憶部62に格納する。ステップSC3では、制御部61は、ステップSC1で作成された捜索ログ情報に基づいて、図18に示した捜索電子メール150と同様の捜索電子メール(但し、検知日時は、2004/1/13 10:45、検知場所は、東京都品川区品川1丁目1番7号)を作成する。
ステップSC4では、制御部61は、ネットワーク70、無線基地局120を介して、飼い主に携帯された携帯端末130へ捜索電子メール(図示略)を送信する。捜索電子メール(図示略)は、携帯端末130に受信された後、表示部133に表示される。これにより、飼い主は、区画108から区画107へ移動し、携帯端末130を使ってペット30の捜索を継続する。
そして、区画107において、飼い主により、ペット30が隠れている物陰に携帯端末130のICタグリーダ138が近づけられると、ICタグリーダ138は、ペット30に取り付けられているICタグ40から捜索情報42a(図3参照)をリードする。これにより、携帯端末130の制御部131は、図16に示したステップSG1の判断結果を「Yes」とする。
ステップSG2では、制御部131は、ICタグ40からリードされた捜索情報42a(図3参照)を表示部133に表示する。ステップSG3では、制御部131は、スピーカ135に、ペット30を検知したことを報知するためのアラーム音を発生させた後、ステップSG1の判断を行う。これにより、飼い主は、物陰に隠れていたペット30を無事発見し、一連の捜索を終了する。
なお、ペット30の捜索が難航し、ペット30が脱走してから所定時間が経過した場合には、捜索チラシ67aや捜索情報Webサイト110による公開捜索が実施される。すなわち、図10に示したステップSA3の判断結果が「Yes」になると、ステップSA7では、捜索装置60の制御部61は、公開捜査処理を実行する。
具体的には、図13に示したステップSD1では、制御部61は、捜索情報62b(図6参照)、脱走日時、脱走場所の情報に基づいて、印刷部67に捜索チラシ67a(図8参照)を複数枚印刷させる。この捜索チラシ67aは、飼い主により、区画102から区画109にそれぞれ張り出される。この捜索チラシ67aを見て心あたりのある者は、当該飼い主にペット30の捜索に関する情報を提供する。
図13に示したステップSD2では、制御部61は、ネットワーク70を介して、捜索情報Webサーバ100にアクセスし、捜索情報62b(図6参照)、脱走日時、脱走場所の情報を捜索情報1111として、捜索情報Webサイト110(図9参照)に登録する。そして、捜索情報1111は、クライアント901〜90mの一般ユーザに閲覧される。この捜索情報1111を見て心あたりのある者は、当該飼い主にペット30の捜索に関する情報を提供する。
つぎに、脱走したペット30が自力で家屋20(区画101)に戻ってきた場合について説明する。この場合、ペット30が検知装置501の近傍に再び位置すると、検知装置501のICタグリーダ531(図4参照)は、ペット30に取り付けられたICタグ40から捜索情報42a(図3参照)をリードする。
これにより、検知装置501の制御部511は、図15に示したステップSF1の判断結果を「Yes」とする。ステップSF2では、制御部51は、ID=1および捜索情報42a(図3参照)を無線を介して捜索装置60へ通知する。ステップSF3では、制御部511は、ペット30が戻ってきたことを飼い主に報知するために、所定時間、電子ブザー541を鳴動させた後、ステップSF1の判断を繰り返す。
そして、検知装置501からID=1および捜索情報42aが通知されると、捜索装置60の制御部61(図2参照)は、図10に示したステップSA5の判断結果を「Yes」とする。ステップSA10では、制御部61は、ペット30の捜索を終了するための捜索終了処理を実行する。
具体的には、図14に示したステップSE1では、制御部61は、ペット30が戻ってきたと判定する。ステップSE2では、制御部61は、検知装置501から通知されたID=1に対応する捜索ログ情報を作成する。すなわち、制御部61は、ID=1をキーとして、検知場所テーブル62a(図5参照)から検知場所(東京都品川区品川1丁目1番1号)の情報を取得する。
つぎに、制御部61は、ID=1が通知された日時を検知日時とし、この検知日時、ID=1、検知場所テーブル62aから取得した検知場所(東京都品川区品川1丁目1番1号)、捜索情報42aに基づくペット名前(タマ)を捜索ログ情報として作成する。
ステップSE3では、制御部61は、ステップSE2で作成された捜索ログ情報(図7参照)を記憶部62に格納する。ステップSE4では、制御部61は、ステップSE2で作成された捜索ログ情報に基づいて、図19に示した捜索終了電子メール160を作成する。この捜索終了電子メール160は、飼い主に、脱走したペット30が自力で戻ってきたため捜索を終了する旨、検知日時、検知場所、ペット名前(捜索情報42a参照)を通知するための電子メールである。
ステップSE5では、制御部61は、ネットワーク70、無線基地局120を介して、飼い主に携帯された携帯端末130へ捜索終了電子メール160を送信する。捜索終了電子メール160は、携帯端末130に受信された後、表示部133に表示される。これにより、捜索中の飼い主は、ペット30が戻ってきたことを知るとともに、携帯端末130を使ったペット30の捜索を終了し、帰宅する。
また、図10に示したステップSA8の判断結果が「Yes」である場合、ステップSA9では、捜索装置60の制御部61は、一連の捜索を強制的に終了した後、ステップSA1の判断を行う。
また、一実施例においては、ペット30にICタグ40を取り付け捜索を行う構成例について説明したが、ICタグ40に代えて、GPS(Global Positioning System)発信装置をペット30に取り付け捜索を行う構成例としてもよい。
このGPS発信装置は、ペット30の位置を測定し、位置測定結果を飼い主の携帯端末130へ時々刻々通知する機能を備えている。携帯端末130は、表示部133に表示された地図に位置測定情報をマッピングする。これにより、飼い主は、ペット30を早期に発見することができる。
また、一実施例においては、ペット30にICタグ40を取り付け捜索を行う構成例について説明したが、ICタグ40に加えて電子ブザーもペット30に取り付ける構成例としてもよい。この構成例では、ICタグ40がICタグリーダにリードされた場合に、IC43等の制御により電子ブザーが鳴動される。これにより、捜索中の飼い主は、電子ブザーの音をたよりに、ペット30を早期に発見することが可能となる。
また、一実施例においては、図10に示したステップSA8で捜索終了指示があった場合に、強制的に捜索を終了させる構成例について説明したが、捜索を一時的に終了させる場合、所定時間毎に捜索装置60から携帯端末130へ捜索の再開を確認するための電子メールを送信する構成例としてもよい。
また、一実施例においては、捜索対象をペット30とする構成例について説明したが、幼児や老人等にICタグを持たせて、これらを捜索対象とする構成例としてもよい。
また、一実施例においては、ペット30が脱走した後に、飼い主の携帯端末130にその旨を報知するための捜索開始電子メール140や捜索電子メール150等の電子メールを送信する構成例について説明したが、捜索に協力してくれる隣人の携帯端末へ電子メールを送信し、ペット30の捜索を他人数で行う構成例としてもよい。
以上説明したように、一実施例によれば、ペット30に取り付けられたICタグ40を介して該ペット30を検知する検知装置(検知装置501〜509のうちいずれか一つの検知装置)から検知情報としてのIDおよび捜索情報42a(以下これらを検知情報という)が通知されたか否かを監視し、検知情報が通知された場合、その旨をペット30を飼い主(捜索する者)へ報知することとしたので、ペット30がいなくなってから極めて早い段階で捜索を開始することができるため、ペット30の捜索効率を高め、ひいては発見率を高めることができる。
また、一実施例によれば、検知情報が通知された旨を、飼い主が携帯する携帯端末130を介して飼い主へ報知することとしたので、時間や場所に関わらす迅速に捜索を開始することができる。
また、一実施例によれば、検知情報に基づいて、ペット30が検知された場所、日時を報知することとしたので、捜索に必要な情報が飼い主に伝わり、捜索の初期動作を的確に行うことができる。
また、一実施例によれば、ペット30の特徴を含む捜索情報62b(図6参照)を予め記憶部62に格納し、検知情報が通知された場合、捜索情報62bに基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシ67a(図8参照)を印刷することとしたので、ペット30がいなくなってから迅速に捜索チラシ67aによる公開捜索を行え、早期の発見に資することができる。
また、一実施例によれば、ペット30の特徴を含む捜索情報62b(図6参照)を予め記憶部62に格納し、検知情報が通知された場合、公衆に閲覧される捜索情報Webサイト110(図9参照)を介して、捜索情報62bに対応する捜索情報1111を公開することとしたので、ペット30がいなくなってから迅速にWebサイトによる公開捜索を行え、早期の発見に資することができる。
また、一実施例によれば、ペット30を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する電子ブザー(例えば、電子ブザー541)を検知装置(例えば、検知装置501)に備えたこととしたので、飼い主を迅速に検知場所に誘導することができる。
また、一実施例によれば、図3に示したICタグ40のメモリ42に、ペット30に関する捜索情報42aを記憶させ、該捜索情報42aが、該ICタグ40から、近傍の携帯端末130のICタグリーダ138にリードされることとしたので、携帯端末130を使って、ペット30を捜索することができ、さらにペット30の発見率を高めることができる。
また、一実施例によれば、ICタグ40の他に、検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する電子ブザーを首輪等を介してペット30に取り付けることとしたので、捜索をする者を迅速にペット30に誘導することができる。
また、一実施例によれば、検知装置501〜509を、捜索領域が分割された複数の区画101〜109にそれぞれ設けることとしたので、区画単位で絞り込み捜索が可能となり、捜索効率やペット30の発見率をさらに高めることができる。
また、一実施例によれば、複数の区画101〜109のうちペット30が常駐している区画101(常住区画)に設けられた検知装置501から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、ペット30を飼い主へ報知し、捜索開始後に、区画101(常住区画)に設けられた検知装置501から検知情報が再び通知された場合、ペット30が区画101に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、ペット30を飼い主へ報知することとしたので、ペット30が戻ってきたにもかかわらず、捜索を継続するという無駄を回避することができる。
以上本発明にかかる一実施例について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの一実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、前述した一実施例においては、捜索装置60や携帯端末130の各機能を実現するためのプログラムを図20に示したコンピュータ読み取り可能な記録媒体400に記録して、この記録媒体400に記録されたプログラムを同図に示したコンピュータ300に読み込ませ、実行することにより各機能を実現してもよい。
同図に示したコンピュータ300は、上記プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)310と、キーボード、マウス等の入力装置320と、各種データを記憶するROM(Read Only Memory)330と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)340と、記録媒体400からプログラムを読み取る読取装置350と、ディスプレイ、プリンタ等の出力装置360とから構成されている。
CPU310は、読取装置350を経由して記録媒体400に記録されているプログラムを読み込んだ後、プログラムを実行することにより、前述した機能を実現する。なお、記録媒体400としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げられる。
以上のように、本発明にかかる捜索プログラム、捜索方法および捜索装置は、ペット、幼児、老人等の捜索に対して有用である。
本発明にかかる一実施例の概略構成を示すブロック図である。 同一実施例の電気的構成を示すブロック図である。 図1および図2に示したICタグ40の構成を示すブロック図である。 図1および図2に示した検知装置501の構成を示すブロック図である。 図2に示した検知場所テーブル62aを示す図である。 図2に示した捜索情報62bを示す図である。 図2に示した捜索ログ情報62cを示す図である。 図2に示した捜索チラシ67aを示す図である。 図2に示した捜索情報Webサイト110を示す図である。 図1および図2に示した捜索装置60の動作を説明するフローチャートである。 図10に示した捜索開始処理を説明するフローチャートである。 図10に示した捜索処理を説明するフローチャートである。 図10に示した公開捜索処理を説明するフローチャートである。 図10に示した捜索終了処理を説明するフローチャートである。 図1および図2に示した検知装置501〜509の動作を説明するフローチャートである。 図1および図2に示した携帯端末130の動作を説明するフローチャートである。 同一実施例における捜索開始電子メール140を示す図である。 同一実施例における捜索電子メール150を示す図である。 同一実施例における捜索終了電子メール160を示す図である。 同一実施例の変形例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
30 ペット
40 ICタグ
501〜509 検知装置
60 捜索装置
67a 捜索チラシ
61 制御部
67 印刷部
130 携帯端末
138 ICタグリーダ
100 捜索情報Webサーバ
110 捜索情報Webサイト

Claims (30)

  1. コンピュータに、
    捜索対象に取り付けられた電子タグを介して該捜索対象を検知する検知装置から検知情報が通知されたか否かを監視する検知監視工程と、
    前記検知情報が通知された場合、その旨を前記捜索対象を捜索する者へ報知する報知工程と、
    を実行させるための捜索プログラム。
  2. 前記報知工程では、前記その旨を前記捜索対象を捜索する者が携帯する携帯端末を介して捜索する者へ報知することを特徴とする請求項1に記載の捜索プログラム。
  3. 前記報知工程では、前記検知情報に基づいて、前記捜索対象が検知された場所、日時を報知することを特徴とする請求項1または2に記載の捜索プログラム。
  4. 前記コンピュータに、前記捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納する格納工程と、前記検知情報が通知された場合、前記捜索情報に基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシを印刷する捜索チラシ印刷工程と、を実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の捜索プログラム。
  5. 前記コンピュータに、前記捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納する格納工程と、前記検知情報が通知された場合、公衆に閲覧されるWebサイトを介して、前記捜索情報を公開するWebサイト公開工程と、を実行させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の捜索プログラム。
  6. 前記検知装置には、前記捜索対象を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する検知装置報知部が備えられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の捜索プログラム。
  7. 前記電子タグには、前記捜索対象に関する捜索対象情報が記憶されており、該捜索対象情報は、該電子タグから、近傍の前記携帯端末にリードされることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の捜索プログラム。
  8. 前記捜索対象には、前記電子タグの他に、前記検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する捜索対象報知部が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の捜索プログラム。
  9. 前記検知装置は、捜索領域が分割された複数の区画にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の捜索プログラム。
  10. 前記報知工程では、前記複数の区画のうち前記捜索対象が常駐している常住区画に設けられた検知装置から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、前記捜索対象を捜索する者へ報知し、捜索開始後に、前記常住区画に設けられた前記検知装置から検知情報が再び通知された場合、前記捜索対象が常住区画に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、前記捜索対象を捜索する者へ報知することを特徴とする請求項9に記載の捜索プログラム。
  11. 捜索対象に取り付けられた電子タグを介して該捜索対象を検知する検知装置から検知情報が通知されたか否かを監視する検知監視工程と、
    前記検知情報が通知された場合、その旨を前記捜索対象を捜索する者へ報知する報知工程と、
    を含むことを特徴とする捜索方法。
  12. 前記報知工程では、前記その旨を前記捜索対象を捜索する者が携帯する携帯端末を介して捜索する者へ報知することを特徴とする請求項11に記載の捜索方法。
  13. 前記報知工程では、前記検知情報に基づいて、前記捜索対象が検知された場所、日時を報知することを特徴とする請求項11または12に記載の捜索方法。
  14. 前記捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納する格納工程と、前記検知情報が通知された場合、前記捜索情報に基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシを印刷する捜索チラシ印刷工程と、を含むことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一つに記載の捜索方法。
  15. 前記捜索対象の特徴を含む捜索情報を予め格納する格納工程と、前記検知情報が通知された場合、公衆に閲覧されるWebサイトを介して、前記捜索情報を公開するWebサイト公開工程と、を含むことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一つに記載の捜索方法。
  16. 前記検知装置には、前記捜索対象を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する検知装置報知部が備えられていることを特徴とする請求項11〜15のいずれか一つに記載の捜索方法。
  17. 前記電子タグには、前記捜索対象に関する捜索対象情報が記憶されており、該捜索対象情報は、該電子タグから、近傍の前記携帯端末にリードされることを特徴とする請求項12〜16のいずれか一つに記載の捜索方法。
  18. 前記捜索対象には、前記電子タグの他に、前記検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する捜索対象報知部が取り付けられていることを特徴とする請求項11〜17のいずれか一つに記載の捜索方法。
  19. 前記検知装置は、捜索領域が分割された複数の区画にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項11〜18のいずれか一つに記載の捜索方法。
  20. 前記報知工程では、前記複数の区画のうち前記捜索対象が常駐している常住区画に設けられた検知装置から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、前記捜索対象を捜索する者へ報知し、捜索開始後に、前記常住区画に設けられた前記検知装置から検知情報が再び通知された場合、前記捜索対象が常住区画に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、前記捜索対象を捜索する者へ報知することを特徴とする請求項19に記載の捜索方法。
  21. 捜索対象に取り付けられた電子タグを介して該捜索対象を検知する検知装置から検知情報が通知されたか否かを監視する検知監視手段と、
    前記検知情報が通知された場合、その旨を前記捜索対象を捜索する者へ報知する報知手段と、
    を備えたことを特徴とする捜索装置。
  22. 前記報知手段は、前記その旨を前記捜索対象を捜索する者が携帯する携帯端末を介して捜索する者へ報知することを特徴とする請求項21に記載の捜索装置。
  23. 前記報知手段は、前記検知情報に基づいて、前記捜索対象が検知された場所、日時を報知することを特徴とする請求項21または22に記載の捜索装置。
  24. 前記捜索対象の特徴を備えた捜索情報を予め格納する格納手段と、前記検知情報が通知された場合、前記捜索情報に基づいて、公開捜索を行うための捜索チラシを印刷する捜索チラシ印刷手段と、を備えたことを特徴とする請求項21〜23のいずれか一つに記載の捜索装置。
  25. 前記捜索対象の特徴を備えた捜索情報を予め格納する格納手段と、前記検知情報が通知された場合、公衆に閲覧されるWebサイトを介して、前記捜索情報を公開するWebサイト公開手段と、を備えたことを特徴とする請求項21〜23のいずれか一つに記載の捜索装置。
  26. 前記検知装置には、前記捜索対象を検知した場合に、その旨を音により周囲に報知する検知装置報知部が備えられていることを特徴とする請求項21〜25のいずれか一つに記載の捜索装置。
  27. 前記電子タグには、前記捜索対象に関する捜索対象情報が記憶されており、該捜索対象情報は、該電子タグから、近傍の前記携帯端末にリードされることを特徴とする請求項22〜26のいずれか一つに記載の捜索装置。
  28. 前記捜索対象には、前記電子タグの他に、前記検知装置により検知された場合にその旨を音により周囲に報知する捜索対象報知部が取り付けられていることを特徴とする請求項21〜27のいずれか一つに記載の捜索装置。
  29. 前記検知装置は、捜索領域が分割された複数の区画にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項21〜28のいずれか一つに記載の捜索装置。
  30. 前記報知手段は、前記複数の区画のうち前記捜索対象が常駐している常住区画に設けられた検知装置から検知情報が通知された場合、その旨および捜索開始を、前記捜索対象を捜索する者へ報知し、捜索開始後に、前記常住区画に設けられた前記検知装置から検知情報が再び通知された場合、前記捜索対象が常住区画に戻ってきたものとし、その旨および捜索終了を、前記捜索対象を捜索する者へ報知することを特徴とする請求項29に記載の捜索装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012141995A (ja) * 2012-02-08 2012-07-26 Mitsubishi Electric Information Systems Corp 警告システム
JP2015184873A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 大日本印刷株式会社 探索システム及び探索装置

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