JP2003087415A - 移動体管理システムおよび移動体管理サーバならびに移動体管理方法および移動体管理プログラム - Google Patents

移動体管理システムおよび移動体管理サーバならびに移動体管理方法および移動体管理プログラム

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JP2003087415A
JP2003087415A JP2001272609A JP2001272609A JP2003087415A JP 2003087415 A JP2003087415 A JP 2003087415A JP 2001272609 A JP2001272609 A JP 2001272609A JP 2001272609 A JP2001272609 A JP 2001272609A JP 2003087415 A JP2003087415 A JP 2003087415A
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Kazuki Yamanouchi
和樹 山野内
Hiroshi Maeno
博司 前野
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体が保護エリアから外れた情報に加えて
移動体の外観情報や現在位置情報を、簡単な構成で迅速
に保護者に伝えることができる移動体管理システムおよ
びそのサーバならびにその方法およびそのプログラムを
提供することを課題とする。 【解決手段】 移動体(被介護者)Wが所定の移動範囲
(在宅介護住居)Hから外れたときの情報を保護者(介
護者)Cに伝える移動体管理システム(徘徊者管理シス
テム)1であって、移動体Wが所定の移動範囲Hから外
れたか否かを検出する移動体検出手段(徘徊センサ)6
と、保護者Cが保持する移動体情報端末(携帯電話)8
と、検出情報PCを第1通信媒体(公衆回線網)PLを
介して受信し、検出情報PCに基づいて移動体情報端末
8に移動体Wが所定の移動範囲Hから外れた情報を第2
通信媒体(インターネット)INを介して送信する移動
体管理サーバ(徘徊者管理サーバ)3とを備えることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、痴呆性や徘徊性の
病気を有する者等の移動体が在宅介護している住居や老
人ホーム等の所定の移動範囲から外れた場合の移動体に
関する情報を介護者等の保護者に伝えるための移動体管
理システムおよび移動体管理サーバならびに移動体管理
方法および移動体管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】痴呆性や徘徊性の病気を有する者は、通
常、在宅介護している住居内や老人ホーム内等の介護者
等の保護者が目の届く保護エリア内で生活している。し
かし、保護者が住居から外出したり、あるいは他の者を
介護していて、保護者の目が届かないときもある。この
ようなときに、痴呆性や徘徊性の病気を有する者は、保
護者に知らせることなく、保護エリアから出て徘徊して
しまうことがある。そのため、保護者は、安心して外出
することができないし、外出しなければならない場合で
も短時間の外出に努めている。また、保護者は、痴呆性
や徘徊性の病気を有する者が徘徊してしまった場合には
早期に捜し出すために、保護エリアから出た情報や徘徊
している場所に関する情報をできるだけ早く必要とす
る。そこで、このような徘徊する者の現在位置等の情報
を提供する技術が開発されている。
【0003】例えば、特開2000−20629号公報
には、介護サービスの利用者の現在位置を監視し、異常
な場合には早急に訪問者を派遣するための福祉支援シス
テムについて開示されている。この福祉支援システムで
は、GPS[Global Positioning System]衛星からの信
号を利用して現在位置を算出し、利用者IDを付した現
在位置情報を電波出力する利用者端末が各利用者に装着
されている。そして、この福祉支援システムでは、利用
者端末からの情報に基づいて表示装置に利用者の現在位
置に表示するとともに、利用者に対する訪問介護する訪
問者を選択指定してその訪問者の訪問者端末に選択指定
情報等を送信する福祉施設装置を備えている。また、こ
の福祉支援システムでは、利用者端末で算出した現在位
置に基づいて、利用者端末かあるいは福祉施設装置で利
用者が予め決められた活動範囲から外れたか否かを判定
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記福
祉支援システムでは利用者の現在位置をGPS衛星から
の信号を利用して算出しているため、利用者端末にはG
PS信号の受信装置が必要となる。また、GPS信号で
現在位置を算出するためには3個以上のGPS衛星から
の受信が必要となり、利用者が徘徊している場所(地下
等)によっては現在位置を算出できない場合もある。さ
らに、前記福祉支援システムでは、算出した現在位置と
利用者の活動範囲とを比較し、利用者が活動範囲から外
れたか否かを判定しなければならない。
【0005】また、徘徊者をできるだけ早期に発見する
ために徘徊したときの服装等の外観に関する情報を得る
ことができれば、保護者にとっては捜す手掛かりが豊富
となり、早期発見につながる。しかし、前記福祉支援シ
ステムでは、そのような外観に関する情報を得ることは
できない。
【0006】そこで、本発明の課題は、移動体が保護エ
リアから外れた情報に加えて移動体の外観情報や現在位
置情報を、簡単な構成で迅速に保護者に伝えることがで
きる移動体管理システムおよび移動体管理サーバならび
に移動体管理方法および移動体管理プログラムを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明の請求項1に係る移動体管理システムは、移動体に関
する情報を取得し、前記移動体を保護している保護者側
に前記取得した情報に基づいて移動体の情報を伝える移
動体管理システムであって、前記移動体が所定の移動範
囲から外れたか否かを検出する移動体検出手段と、前記
保護者に保持され、前記移動体の情報を受信する移動体
情報端末と、前記移動体検出手段からの検出情報を第1
通信媒体を介して受信し、この受信した検出情報に基づ
いて前記移動体情報端末に前記移動体が前記所定の移動
範囲から外れた情報を第2通信媒体を介して送信する移
動体管理サーバとを備えることを特徴とする。この移動
体管理システムによれば、保護者が所定の移動範囲から
離れた場所に居るときでも、移動体検出手段によって移
動体が所定の移動範囲から外れた否かを検出し、外れた
場合にはその検出情報を受信した移動体管理サーバによ
って保護者が保持する移動体情報端末に移動体が所定の
移動範囲から外れた情報を送信する。そのため、この移
動体管理システムでは、移動体が保護者が居なくても安
全に過ごせる場所から外れた場合でも、保護者がその情
報を迅速に知ることができる。
【0008】また、本発明の請求項2に係る移動体管理
システムは、前記請求項1に係る移動体管理システムに
おいて、前記所定の移動範囲から外れたときの前記移動
体の外観を撮影する撮影手段を備え、前記移動体管理サ
ーバは、前記撮影手段からの撮影データを第3通信媒体
を介して受信し、この受信した撮影データに基づいて前
記移動体情報端末に前記移動体が前記所定の移動範囲か
ら外れたときの外観情報を前記第2通信媒体を介して送
信することを特徴とする。この移動体管理システムによ
れば、移動体が所定の移動範囲から外れた場合、撮影手
段によって移動体の外観を撮影し、その撮影データを受
信した移動体管理サーバによって保護者が保持する移動
体情報端末に移動体の外観の画像あるいは外観の特徴を
文字化した情報等を送信する。そのため、この移動体管
理システムでは、保護者が移動体を捜す場合に、その外
観情報により移動体を捜し易くなる。
【0009】さらに、本発明の請求項3に係る移動体管
理システムは、前記請求項1または請求項2に係る移動
体管理システムにおいて、前記移動体に保持され、前記
移動体の現在位置に関する情報を送信する移動体端末を
備え、前記移動体管理サーバは、前記移動体端末が送信
した移動体の現在位置に関する情報を第4通信媒体を介
して受信し、この受信した情報に基づいて前記移動体情
報端末に前記移動体の現在位置情報を前記第2通信媒体
を介して送信することを特徴とする。この移動体管理シ
ステムによれば、移動体端末によって移動体の現在位置
に関する情報を送信し、その現在位置に関する情報を受
信した移動体管理サーバによって保護者が保持する移動
体情報端末に移動体の現在位置を示す地図あるいは現在
位置の住所等を送信する。そのため、この移動体管理シ
ステムでは、保護者が移動体を捜す場合に、その現在位
置の情報により移動体の場所を特定できる。
【0010】また、本発明の請求項4に係る移動体管理
システムは、前記請求項3に係る移動体管理システムに
おいて、前記移動体情報端末が、前記移動体管理サーバ
に前記移動体の現在位置情報の取得要求を前記第2通信
媒体を介して送信し、前記移動体管理サーバは、前記移
動体情報端末からの取得要求に応じて、前記移動体の現
在位置に関する情報の要求を前記移動体端末に第4通信
媒体を介して送信し、前記移動体端末は、前記移動体管
理サーバから要求に応じて、前記移動体の現在位置に関
する情報を送信することを特徴とする。この移動体管理
システムによれば、保護者側で移動体の現在位置情報を
必要とする場合、移動体情報端末から移動体の現在位置
情報の取得要求を移動体管理サーバに送信し、その取得
要求に応じて移動体管理サーバによって移動体端末に現
在位置に関する情報を要求するとともにその情報を取得
する。そのため、この移動体管理システムでは、保護者
が必要なときにはいつでも移動体の現在位置情報を取得
することができる。
【0011】前記課題を解決した本発明の請求項5に係
る移動体管理サーバは、移動体に関する情報を取得し、
前記移動体を保護している保護者が保持する移動体情報
端末に前記取得した情報に基づいて移動体の情報を伝え
るための移動体管理サーバであって、前記移動体が所定
の移動範囲から外れたか否かを検出する移動体検出手段
からの検出情報および前記移動体情報端末を特定可能な
情報を第1通信媒体を介して受信する移動体情報受信部
と、前記移動体情報受信部で受信した移動体情報端末を
特定可能な情報に基づいて、第2通信媒体を介して前記
移動体情報端末と接続するための情報を取得する移動体
情報端末情報取得部と、前記移動体情報受信部で受信し
た検出情報に基づいて、前記移動体情報端末に前記移動
体が前記所定の移動範囲から外れた情報を前記第2通信
媒体を介して送信する移動体情報送信部とを備えること
を特徴とする。この移動体管理サーバによれば、保護者
が所定の移動範囲から離れた場所に居るときでも、移動
体情報受信部で移動体が所定の移動範囲から外れたか否
かの情報と移動体の情報の送信先(すなわち、移動体情
報端末)に関する情報を受信し、移動体情報送信部で移
動体情報端末に移動体が所定の移動範囲から外れた情報
を送信する。そのため、この移動体管理サーバでは、移
動体は保護者が居なくても安全に過ごせる場所から外れ
た場合でも、保護者にその情報を迅速に伝えることがで
きる。
【0012】また、本発明の請求項6に係る移動体管理
サーバは、前記請求項5に係る移動体管理サーバにおい
て、前記所定の移動範囲から外れたときの前記移動体の
外観を撮影する撮影手段からの撮影データを第3通信媒
体を介して受信する撮影データ受信部と、前記撮影デー
タ受信部で受信した撮影データに基づいて前記移動体情
報端末に前記移動体が前記所定の移動範囲から外れたと
きの外観情報を前記第2通信媒体を介して送信する外観
情報送信部とを備えることを特徴とする。この移動体管
理サーバによれば、移動体が所定の移動範囲から外れた
場合、撮影データ受信部で撮影手段によって撮影した移
動体の外観の撮影データを受信し、外観情報送信部で移
動体情報端末に移動体の外観の画像あるいは外観の特徴
を文字化した情報等を送信する。そのため、この移動体
管理サーバでは、保護者が移動体を捜し易くするため
に、保護者に移動体の外観情報を迅速に伝えることがで
きる。
【0013】さらに、本発明の請求項7に係る移動体管
理サーバは、前記請求項5または請求項6に係る移動体
管理サーバにおいて、前記移動体が保持する移動体端末
からの移動体の現在位置に関する情報を第4通信媒体を
介して受信する現在位置情報受信部と、前記現在位置情
報受信部で受信した情報に基づいて、前記移動体情報端
末に前記移動体の現在位置情報を前記第2通信媒体を介
して送信する現在位置送信部とを備えることを特徴とす
る。この移動体管理サーバによれば、現在位置情報受信
部で移動体端末からの移動体の現在位置に関する情報を
受信し、現在位置情報送信部で移動体情報端末に移動体
の現在位置を示す地図あるいは現在位置の住所等を送信
する。そのため、この移動体管理サーバでは、保護者が
移動体の現在位置を特定するために、保護者に移動体の
現在位置情報を迅速に伝えることができる。
【0014】また、本発明の請求項8に係る移動体管理
サーバは、前記請求項7に係る移動体管理サーバにおい
て、前記移動体情報端末からの前記移動体の現在位置情
報の取得要求を前記第2通信媒体を介して受信する現在
位置要求受信部と、前記現在位置要求受信部で受信した
取得要求に応じて、前記移動体の現在位置に関する情報
の要求を前記移動体端末に第4通信媒体を介して送信す
る現在位置情報要求送信部とを備えることを特徴とす
る。この移動体管理サーバによれば、現在位置要求受信
部で移動体情報端末から移動体の現在位置情報の取得要
求を受信し、その取得要求に応じて現在位置情報要求送
信部で移動体端末に現在位置に関する情報の要求を送信
する。そのため、この移動体管理サーバでは、保護者が
必要なときにはいつでも移動体の現在位置情報を取得す
ることができる。
【0015】前記課題を解決した本発明の請求項9に係
る移動体管理方法は、移動体に関する情報を取得し、前
記移動体を保護している保護者側に前記取得した情報に
基づいて移動体の情報を伝える移動体管理方法であっ
て、前記移動体が所定の移動範囲から外れたか否かを検
出する移動体検出ステップと、前記移動体検出ステップ
で検出した検出情報を移動体管理側に送信する検出情報
送信ステップと、前記移動体管理側において、前記検出
情報を受信する検出情報受信ステップと、前記移動体管
理側において、前記受信した検出情報に基づいて、前記
保護者側に前記移動体が前記所定の移動範囲から外れた
情報を送信する移動体情報送信ステップと、前記保護者
側において、前記移動体が前記所定の移動範囲から外れ
た情報を受信する移動体情報受信ステップとを含むこと
を特徴とする。この移動体管理方法によれば、保護者が
所定の移動範囲から離れた場所に居るときでも、移動体
検出ステップによって移動体が所定の移動範囲から外れ
た否かを検出し、外れた場合、移動体管理側その検出情
報に基づいて移動体は所定の移動範囲から外れた情報を
送信するとともに保護者側でその移動体が所定の移動範
囲から外れた情報を受信する。そのため、この移動体管
理方法では、移動体が保護者が居なくても安全に過ごせ
る場所から外れた場合でも、保護者がその情報を迅速に
知ることができる。
【0016】また、本発明の請求項10に係る移動体管
理方法は、前記請求項9に係る移動体管理方法におい
て、前記所定の移動範囲から外れたときの前記移動体の
外観を撮影する撮影ステップと、前記撮影ステップで撮
影した撮影データを前記移動体管理側に送信する撮影デ
ータ送信ステップと、前記移動体管理側において、前記
撮影データを受信する撮影データ受信ステップと、前記
移動体管理側において、前記受信した撮影データに基づ
いて前記保護者側に前記移動体が前記所定の移動範囲か
ら外れたときの外観情報を送信する外観情報送信ステッ
プと、前記保護者側において、前記外観情報を受信する
外観情報受信ステップとを含むことを特徴とする。この
移動体管理方法によれば、移動体が所定の移動範囲から
外れた場合、撮影ステップによって移動体の外観を撮影
し、移動体管理側ではその撮影データを受信して保護者
側に移動体の外観の画像あるいは外観の特徴を文字化し
た情報等を送信し、保護者側ではその外観情報を受信す
る。そのため、この移動体管理方法では、保護者が移動
体を捜す場合に、その外観情報により移動体を捜し易く
なる。
【0017】さらに、本発明の請求項11に係る移動体
管理方法は、前記請求項9または請求項10に係る移動
体管理方法において、前記移動体側において、前記移動
体の現在位置に関する情報を送信する現在位置情報送信
ステップと、前記移動体管理側において、前記現在位置
情報送信ステップで送信した移動体の現在位置に関する
情報を受信する現在位置情報受信ステップと、前記移動
体管理側において、前記受信した移動体の現在位置に関
する情報に基づいて前記保護者側に前記移動体の現在位
置情報を送信する現在位置送信ステップと、前記保護者
側において、前記移動体管理側からの前記移動体の現在
位置情報を受信する現在位置受信ステップとを含むこと
を特徴とする。この移動体管理方法によれば、移動体側
で移動体の現在位置に関する情報を送信すると、移動体
管理側ではその現在位置に関する情報を受信して保護者
側に移動体の現在位置を示した地図あるいは現在位置の
住所等を送信し、保護者側ではその現在位置情報を受信
する。そのため、この移動体管理方法では、保護者が移
動体を捜す場合に、その現在位置の情報により移動体の
場所を特定できる。
【0018】また、本発明の請求項12に係る移動体管
理方法は、前記請求項11に係る移動体管理方法におい
て、前記保護者側において、前記移動体管理側に前記移
動体の現在位置情報の取得要求を送信する現在位置取得
要求送信ステップと、前記移動体管理側において、前記
保護者側からの取得要求を受信する現在位置取得要求受
信ステップと、前記移動体管理側において、前記取得要
求に応じて、前記移動体の現在位置に関する情報の要求
を前記移動体側に送信する現在位置情報要求送信ステッ
プと、前記現在位置情報送信ステップでは、前記移動体
管理側からの要求に応じて、前記移動体の現在位置に関
する情報を送信することを特徴とする。この移動体管理
方法によれば、保護者側で移動体の現在位置情報を取得
する要求を送信すると、移動体管理側では現在位置情報
の取得要求を送信してその取得要求に応じて移動体端末
に現在位置に関する情報を要求し、移動体側では移動体
の現在位置に関する情報を送信する。そのため、この移
動体管理方法では、保護者が必要なときにはいつでも移
動体の現在位置情報を取得することができる。
【0019】前記課題を解決した本発明の請求項13に
係る移動体管理プログラムは、移動体に関する情報を取
得し、前記移動体を保護している保護者が保持する移動
体情報端末に前記取得した情報に基づいて移動体の情報
を伝えるためのコンピュータに、前記移動体が所定の移
動範囲から外れたか否かを検出する移動体検出手段から
の検出情報および前記移動体情報端末を特定可能な情報
を第1通信媒体を介して受信する移動体情報受信機能
と、前記移動体情報受信機能で受信した移動体情報端末
を特定可能な情報に基づいて、第2通信媒体を介して前
記移動体情報端末と接続するための情報を取得する移動
体情報端末情報取得機能と、前記移動体情報受信機能で
受信した検出情報に基づいて、前記移動体情報端末に前
記移動体が前記所定の移動範囲から外れた情報を前記第
2通信媒体を介して送信する移動体情報送信機能とを実
現させることを特徴とする。この移動体管理プログラム
によれば、保護者が所定の移動範囲から離れた場所に居
るときでも、移動体が所定の移動範囲から外れたか否か
の情報と移動体の情報の送信先(すなわち、移動体情報
端末)に関する情報を受信し、移動体情報端末に移動体
が所定の移動範囲から外れた情報を送信する機能をコン
ピュータに実現させることができる。そのため、この移
動体管理プログラムをコンピュータで動作させることに
よって、移動体が保護者が居なくても安全に過ごせる場
所から外れた場合でも、保護者にその情報を迅速に伝え
ることができる。
【0020】また、本発明の請求項14に係る移動体管
理プログラムは、前記請求項13に係る移動体管理プロ
グラムにおいて、前記所定の移動範囲から外れたときの
前記移動体の外観を撮影する撮影手段からの撮影データ
を第3通信媒体を介して受信する撮影データ受信機能
と、前記撮影データ受信機能で受信した撮影データに基
づいて前記移動体情報端末に前記移動体が前記所定の移
動範囲から外れたときの外観情報を前記第2通信媒体を
介して送信する外観情報送信機能とを実現させることを
特徴とする。この移動体管理プログラムによれば、移動
体が所定の移動範囲から外れた場合、撮影手段によって
撮影した移動体の外観の撮影データを受信し、移動体情
報端末に移動体の外観の画像あるいは外観の特徴を文字
化した情報等を送信する機能をコンピュータに実現させ
ることができる。そのため、この移動体管理プログラム
をコンピュータで動作させることによって、保護者が移
動体を捜し易くするために、保護者に移動体の外観情報
を迅速に伝えることができる。
【0021】さらに、本発明の請求項15に係る移動体
管理プログラムは、前記請求項13または請求項14に
係る移動体管理プログラムにおいて、前記移動体が保持
する移動体端末からの移動体の現在位置に関する情報を
第4通信媒体を介して受信する現在位置情報受信機能
と、前記現在位置情報受信機能で受信した情報に基づい
て、前記移動体情報端末に前記移動体の現在位置情報を
前記第2通信媒体を介して送信する現在位置送信機能と
を実現させることを特徴とする。この移動体管理プログ
ラムによれば、移動体端末からの移動体の現在位置に関
する情報を受信し、移動体情報端末に移動体の現在位置
を示した地図あるいは現在位置の住所等を送信する機能
をコンピュータに実現させることができる。そのため、
この移動体管理プログラムをコンピュータで動作させる
ことによって、保護者が移動体の現在位置を特定するた
めに、保護者に移動体の現在位置情報を迅速に伝えるこ
とができる。
【0022】また、本発明の請求項16に係る移動体管
理プログラムは、前記請求項15に係る移動体管理プロ
グラムにおいて、前記移動体情報端末からの前記移動体
の現在位置情報の取得要求を前記第2通信媒体を介して
受信する現在位置要求受信機能と、前記現在位置要求受
信機能で受信した取得要求に応じて、前記移動体の現在
位置に関する情報の要求を前記移動体端末に第4通信媒
体を介して送信する現在位置情報要求送信機能とを実現
させることを特徴とする。この移動体管理プログラムに
よれば、移動体情報端末から移動体の現在位置情報の取
得要求を受信し、その取得要求に応じて移動体端末に現
在位置に関する情報の要求を送信する機能をコンピュー
タに実現させることができる。そのため、この移動体管
理プログラムをコンピュータで動作させることによっ
て、保護者が必要なときにはいつでも移動体の現在位置
情報を取得することができる。
【0023】なお、移動体は、保護者によって保護され
ておりかつ移動できる人や動物であり、例えば、痴呆性
や徘徊性の病気を有する者、幼児、子供、飼い猫や犬等
である。また、保護者は、移動体を保護している人であ
り、例えば、介護者、ホームヘルパ、親、飼い主等であ
る。また、所定の移動範囲は、移動体の移動が許容され
ている範囲でありかつ移動体が安全に過ごせる場所であ
り、例えば、在宅介護している住居内、老人ホーム内、
病院内、住居の周辺等である。また、移動体に関する情
報は、移動体に関して取得した情報であり、例えば、移
動体が所定の移動範囲から外れたか否かの検出情報、移
動体の外観を撮影したデータ、移動体の現在位置に関す
る情報等である。また、移動体の情報は、移動体に関す
る情報に基づく情報でありかつ移動体が所定の移動範囲
から外れた場合に保護者にとって必要となる情報であ
り、例えば、移動体が所定の移動範囲から外れた情報、
移動体の外観情報、移動体の現在位置情報等である。ま
た、外観情報は、移動体が所定の移動範囲から外れたと
きの外観を撮影した撮影データに基づく情報であり、例
えば、撮影した画像、撮影した画像から移動体の服装等
を音声化した情報または文字化した情報等である。ま
た、移動体の現在位置に関する情報は、移動体の現在位
置自体、移動体の現在位置を特定できたり、現在位置を
算出できたりする情報であり、例えば、緯度と経度や住
所等の現在位置自体、PHS[Personal Handyphone Sys
tem]等を利用した位置情報サービスが提供する情報、P
HS端末が通信しているPHS基地局の位置の情報、G
PS衛星からのGPS信号等である。なお、移動体の現
在位置に関する情報は、移動体側から送信した情報と移
動体管理側で受信した情報とで異なる場合もある。とい
うのは、送信した情報が、位置情報サービス等で処理さ
れた後、移動体管理側で受信する場合もあるからであ
る。また、移動体の現在位置情報は、移動体の現在位置
に関する情報に基づく移動体の現在位置の情報であり、
例えば、移動体の現在位置を示した地図画像、現在位置
の住所あるいは緯度と経度等を音声化した情報または文
字化した情報等である。また、移動体情報端末を特定可
能な情報は、移動体検出手段の検出対象である移動体の
保護者が保持している移動体情報端末を特定できる情報
であり、例えば、移動体情報端末が電話の場合にはその
電話番号、移動体情報端末がインターネット接続できる
場合にはEメールアドレス、保護者の名前、移動体と保
護者等の情報がデータベース化されている場合にはその
管理コード(顧客コード)等である。また、移動体情報
端末と接続するための情報は、移動体情報端末を特定可
能な情報に基づく移動体情報端末と接続するために必要
な情報であり、例えば、移動体情報端末が電話の場合に
はその電話番号、移動体情報端末がインターネット接続
できる場合にはEメールアドレス等である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る移動体管理システムおよび移動体管理サーバならび
に移動体管理方法および移動体管理プログラムの実施の
形態を説明する。
【0025】本発明では、保護者が居なくても安全に過
ごすことができる所定の移動範囲から移動体が外れた場
合でも、移動体をできるだけ早期に発見するために、そ
の移動体の情報を保護者に迅速に伝えるためのものであ
る。そのために、本発明では、移動体が所定の移動範囲
から外れたか否かを検出し、さらに所定の移動範囲から
外れたときの移動体の外観を撮影する。そして、本発明
では、移動体管理側でその検出情報や撮影データを収集
し、その検出情報に基づく移動体が所定の移動範囲から
外れた情報や撮影データに基づく移動体の外観情報を保
護者側に送信する。さらに、本発明では、移動体側から
現在位置に関する情報を送信すると、移動体管理側でそ
の情報を受信し、その情報に基づく移動体の現在位置情
報を保護者側に送信する。特に、本発明では、保護者側
からの現在位置情報の取得要求に応じて、移動体管理側
から移動体側に現在位置に関する情報を要求することも
できる。
【0026】本実施の形態では、介護者によって在宅介
護されている被介護者が在宅介護住居から徘徊した場合
に対応する徘徊者管理システムに本発明を適用する。こ
の徘徊者管理システムは、多数の被介護者の徘徊に関す
る情報をその被介護者の各介護者に各々伝えるシステム
であり、徘徊者通報センタに備えられる徘徊者管理サー
バがシステム全体を統括している。また、この徘徊者管
理システムでは、各在宅介護住居には徘徊センサと監視
カメラが各々設置されており、各介護者は携帯電話を各
々所持している。さらに、この徘徊者管理システムで
は、各被介護者はPHS端末を各々所持しており、通信
事業者が運営するPHSによる位置情報サービスを利用
して被介護者の現在位置を取得している。
【0027】まず、図1を参照して、徘徊者管理システ
ム1の全体構成について説明する。図1は、徘徊者管理
システムの全体構成図である。なお、図1には、在宅介
護住居H(徘徊センサ6、監視カメラ7)、介護者C
(携帯電話8)、被介護者W(ICカード6a、PHS
端末9)はその数を省略して描いているが、実際には、
在宅介護住居(徘徊センサ、監視カメラ)、介護者(携
帯電話)、被介護者(ICカード、PHS端末)は多数
存在する。
【0028】徘徊者管理システム1では、被介護者Wが
在宅介護住居Hから外出(徘徊)するときの情報を取得
するために、在宅介護住居Hの玄関に徘徊センサ6およ
び監視カメラ7を設置している。そして、徘徊センサ6
が、被介護者W(ICカード6a)が在宅介護住居Hを
外出したか否かを検出し、外出を検出した場合には外出
信号OSとして顧客コードPCを徘徊者通報センタ2に
送信している。また、監視カメラ7が、被介護者Wが在
宅介護住居Hを外出するときの外観を撮影し、画像デー
タPDを徘徊者通報センタ2に送信している。徘徊セン
サ6および監視カメラ7は、ISDN[Integrated Serv
ices Digital Network]回線網等の公衆回線網PLで徘
徊者通報センタ2と接続している。なお、本実施の形態
では、徘徊者管理システム1が特許請求の範囲に記載す
る移動体管理システムに相当し、在宅介護住居Hが特許
請求の範囲に記載する所定の移動範囲に相当し、徘徊セ
ンサ6およびICカード6aが特許請求の範囲に記載す
る移動体検出手段に相当し、被介護者Wが特許請求の範
囲に記載する移動体に相当し、監視カメラ7が特許請求
の範囲に記載する撮影手段に相当し、画像データPDが
特許請求の範囲に記載する映像データに相当し、公衆回
線網PLが特許請求の範囲に記載する第1通信媒体およ
び第3通信媒体に相当する。
【0029】また、徘徊者管理システム1では、被介護
者Wが徘徊したときの情報を収集するとともに介護者C
に被介護者Wの徘徊に関する情報を伝えるために、徘徊
者通報センタ2を設けている。徘徊者通報センタ2は、
徘徊者管理サーバ3、ディスプレイ4およびパーソナル
コンピュータ5等がLAN[Local Area Network]2aで
接続することにより構成されている。徘徊者通報センタ
2では、被介護者Wが徘徊した場合、被介護者Wが外出
した(徘徊を始めた)ことを文字で知らせる第1次アラ
ームメール1Mに加えて被介護者Wが外出したときの外
観を画像で知らせる第2次アラームメール2Mを、介護
者Cが携帯する携帯電話8に送信する。また、徘徊者通
報センタ2では、被介護者Wが徘徊しているときに一定
時間毎あるいは介護者Cからの取得要求があった場合、
被介護者Wの現在位置を示した地図とその住所を知らせ
る第N次アラームメールNMを携帯電話8に送信する。
さらに、徘徊者通報センタ2では、携帯電話8から現在
位置要求メールRMを受信したときには、位置情報サー
ビスセンタSに被介護者Wに対する位置情報要求PRを
送信するとともに、位置情報サービスセンタSから被介
護者Wの位置情報PIを受信する。徘徊者通報センタ2
は、携帯電話網MNを利用してインターネットINで携
帯電話8と接続するとともに、ISDN回線網等の公衆
回線網PLで位置情報サービスセンタSと接続してい
る。なお、本実施の形態では、徘徊者管理サーバ3が特
許請求の範囲に記載する移動体管理サーバに相当し、第
1次アラームメール1Mで送信する情報が特許請求の範
囲に記載する移動体が所定の移動範囲から外れた情報に
相当し、第2次アラームメール2Mで送信する情報が特
許請求の範囲に記載する移動体の外観情報に相当し、第
N次アラームメールNMで送信する情報が特許請求の範
囲に記載する移動体の現在位置情報に相当し、現在位置
要求メールRMが特許請求の範囲に記載する移動体の現
在位置情報の取得要求に相当し、位置情報要求PRが特
許請求の範囲に記載する移動体の現在位置に関する情報
の要求に相当し、位置情報PIが特許請求の範囲に記載
する移動体管理側が受信した移動体の現在位置に関する
情報であり、インターネットINが特許請求の範囲に記
載する第2通信媒体に相当し、公衆回線網PLが特許請
求の範囲に記載する第4通信媒体に相当する。
【0030】また、徘徊者管理システム1では、介護者
Cが徘徊者管理センタ2と被介護者Wの情報を遣り取り
するために、介護者Cが携帯電話8を携帯している。携
帯電話8では、被介護者Wの徘徊に関する情報として第
1次アラームメール1M,第2次アラームメール2Mお
よび第N次アラームメールNMを徘徊者管理センタ2か
ら受信する。また、携帯電話8では、介護者Cが被介護
者Wの現在位置を知りたい場合、現在位置要求メールR
Mを徘徊者管理センタ2に送信する。なお、本実施の形
態では、携帯電話8が特許請求の範囲に記載する移動体
情報端末に相当する。
【0031】また、徘徊者管理システム1では、被介護
者Wの徘徊に関する情報を得るために、被介護者WにI
Cカード6aとPHS端末9を携帯させている。ICカ
ード6aは、徘徊センサ6による通過検出に利用され
る。PHS端末9は、位置情報サービスセンタSからの
位置情報通知要求NRを受信すると、位置情報サービス
センタSにPHS位置情報NIを送信する。PHS端末
9は、PHS電話網PNで位置情報サービスセンタSと
接続している。なお、本実施の形態では、PHS端末9
が特許請求の範囲に記載する移動体端末に相当し、PH
S位置情報NIが特許請求の範囲に記載する移動体側が
送信する移動体の現在位置に関する情報に相当する。
【0032】次に、徘徊者管理システム1の各構成につ
いて説明する。それでは、図1を参照して、徘徊者通報
センタ2について説明する。
【0033】徘徊者通報センタ2は、通常の生活を営む
上で介護が必要な痴呆性の病気や徘徊性の病気を有する
被介護者Wを介護している介護者Cに、被介護者Wが安
全に生活を営むことができる介護場所(本実施の形態で
は、在宅介護住居H)から勝手に外出して徘徊したとき
の情報を提供する事業の中心施設である。そのために、
徘徊者通報センタ2では、被介護者Wの徘徊に関する情
報が公衆回線網PLを介して集められ、これらの情報を
一括管理している。そして、徘徊者通報センタ2では、
集められた情報に介護者Cにとって最適な情報となるよ
うに処理を施して、被介護者Wが徘徊したときの情報を
介護者Cの携帯電話8にインターネットINを介して伝
えている。徘徊者通報センタ2では、通常、介護者Cか
ら情報の提供の依頼を受けているときのみ介護者Cに情
報を提供するようにしているが、常時、介護者Cに情報
を提供するようにしてもよい。ちなみに、徘徊者通報セ
ンタ2では、顧客である介護者Cからの情報提供料によ
って事業を運営している。
【0034】それでは、図1および図2を参照して、徘
徊者通報センタ2に備えられる徘徊者管理サーバ3につ
いて説明する。図2は、徘徊者管理サーバの機能構成図
である。
【0035】徘徊者管理サーバ3は、徘徊者通報センタ
2を統括するとともに情報の送受信を行うサーバであ
る。徘徊者管理サーバ3は、主なものとして主制御装置
(図示せず)、記憶装置(図示せず)、通信制御装置
(図示せず)等を備えており、これらの装置をバス(図
示せず)で接続しているコンピュータである。主制御装
置は、MPU[Micro Processing Unit]、RAM[Random
Access Memory]等から構成され、徘徊者管理サーバ3
を統括制御する。主制御装置は、RAM上にロードした
各種プログラムをMPUで実行して後記する各処理部が
動作するとともに、RAM上にロードしたWWW[World
Wide Web]サーバプログラムをMPUで実行してインタ
ーネットINと接続する。記憶装置は、ハードディスク
装置や光磁気ディスク装置等から構成され、後記する各
種データベースや各種プログラム等を格納する。通信制
御装置は、モデム、DSU[Digital Service Unit]等か
ら構成され、インターネットINによる情報の送受信を
実現するとともに、公衆回線網PLと接続する。
【0036】前記したように、徘徊者管理サーバ3は、
各種プログラムを実行することによって各処理部を構成
しており、外出アラーム受信部30、画像データ受信部
31、第1次アラームメール送信部(文字)32、外出
時画像要求部33、外出時画像受信部34、第2次アラ
ームメール送信部(外出時画像)35、現在位置要求メ
ール受信部36、位置情報要求部37、位置情報受信部
38、第N次アラームメール送信部(現在位置)39お
よび登録/検索部40からなる。また、徘徊者管理サー
バ3は、収集した情報や処理した情報を整理するととも
に情報に関連性を持たせるために各種データベースを備
えており、顧客情報データベース41、画像データデー
タベース42、地図データベース43および履歴データ
ベース44を備えている。なお、本実施の形態では、外
出アラーム受信部30が特許請求の範囲に記載する移動
体情報受信部に相当し、外出アラーム受信部30および
顧客情報データベース41が移動体情報端末情報取得部
に相当し、第1次アラームメール送信部32が特許請求
の範囲に記載する移動体情報送信部に相当し、画像デー
タ受信部31が特許請求の範囲に記載する撮影データ受
信部に相当し、外出時画像要求部33、外出時画像受信
部34、第2次アラームメール送信部35および画像デ
ータデータベース42が特許請求の範囲に記載する外観
情報送信部に相当し、位置情報受信部38が特許請求の
範囲に記載する現在位置情報受信部に相当し、第N次ア
ラームメール送信部39が特許請求の範囲に記載する現
在位置送信部に相当し、現在位置要求メール受信部36
が特許請求の範囲に記載する現在位置要求受信部に相当
し、位置情報要求部37が特許請求の範囲に記載する現
在位置情報要求送信部に相当する。
【0037】各処理部の説明を理解し易くするために、
各処理部を説明する前に、各データベースについて説明
する。
【0038】図2および図3を参照して、顧客情報デー
タベース41について説明する。図3は、顧客情報デー
タベースの構成図である。顧客情報データベース41
は、介護者C、被介護者Wと在宅介護住居Hとを関連付
けるためのデータベースである。顧客情報データベース
41は、顧客コードPCをキーインデックスとして、介
護者Cの情報として氏名、携帯電話8の電話番号および
Eメールアドレス、被介護者Wの情報として氏名および
PHS端末9の電話番号、在宅介護住居Hの情報として
住所および固定電話の電話番号を格納している。顧客コ
ードPCは、顧客(介護者C)毎に付与されるユニーク
なコードである。
【0039】図2および図4を参照して、画像データデ
ータベース42について説明する。図4は、画像データ
データベースの構成図である。画像データデータベース
42は、監視カメラ7で撮影されて送信されてくる画像
データPDを格納しておくためのデータベースである。
画像データデータベース42は、顧客コードPCをキー
インデックスとして、その顧客に該当する監視カメラ7
からの画像データの受信日、受信時刻および画像データ
を格納している。
【0040】図2を参照して、地図データベース43に
ついて説明する。地図データベース43は、第N次アラ
ームメールNMで送信する地図のデータを格納しておく
ためのデータベースである。地図データベース43は、
緯度と経度で区画された領域をキーインデックスとし
て、その領域の地図のディジタルデータを格納してい
る。
【0041】図2を参照して、履歴データベース44に
ついて説明する。履歴データベース44は、徘徊者管理
サーバ3で送受信したデータ、情報またはメールを格納
しておくためのデータベースである。履歴データベース
44は、顧客コードPCをキーインデックスとして、受
信情報として受信日、受信時刻、データ、情報またはメ
ールの種類(徘徊センサ6からの情報、監視カメラ7か
らのデータ、携帯電話8からのメール、位置情報サービ
スセンタSからの情報)およびデータ、情報またはメー
ルの内容、送信情報として送信日、送信時刻、情報また
はメールの種類(携帯電話8へのメール、位置情報サー
ビスセンタSへの情報)および情報またはメールの内容
を格納している。
【0042】それでは、図1乃至図4を参照して、徘徊
者管理サーバ3の各処理部について説明する。
【0043】外出アラーム受信部30について説明す
る。外出アラーム受信部30は、外出アラーム受信プロ
グラム(図示せず)がRAM上にロードされて、MPU
で実行されることによって構成される。外出アラーム受
信部30は、前記した通信制御装置を介して徘徊センサ
6からの外出信号OSとして顧客コードPCを受信す
る。続いて、外出アラーム受信部30は、顧客情報デー
タベース41から、顧客コードPCを検索キーとして被
介護者Wの氏名と介護者Cの携帯電話8のEメールアド
レスを検索する。ちなみに、検索された被介護者Wの氏
名と介護者Cの携帯電話8のEメールアドレスは、第1
次アラームメール送信部32と第2次アラームメール送
信部35で利用される。さらに、外出アラーム受信部3
0は、第1次アラームメール送信部32に第1次アラー
ムメール送信指令を行う。なお、本実施の形態では、外
出アラーム受信プログラムが特許請求の範囲に記載する
移動体情報受信機能および移動体情報端末情報取得機能
を実現するためのプログラムに相当し、被介護者Wが外
出したときにのみ徘徊センサ6が顧客コードPCを送信
するので、顧客コードPCが特許請求の範囲に記載する
検出情報に相当し、顧客コードPCによって介護者Cの
携帯電話8のEメールアドレスを特定するので、顧客コ
ードPCが特許請求の範囲に記載する移動体情報端末を
特定可能な情報に相当し、Eメールアドレスが特許請求
の範囲に記載する移動体情報端末と接続するための情報
に相当する。
【0044】画像データ受信部31について説明する。
画像データ受信部31は、画像データ受信プログラム
(図示せず)がRAM上にロードされて、MPUで実行
されることによって構成される。画像データ受信部31
は、前記した通信制御装置を介して監視カメラ7からの
画像データPDを受信する。このとき、画像データPD
には、顧客コードPCが付加されている。続いて、画像
データ受信部31は、画像データデータベース42を顧
客コードPCを検索キーとして検索し、該当する格納エ
リアに受信日、受信時刻および画像データPDを格納す
る。なお、本実施の形態では、画像データ受信プログラ
ムが特許請求の範囲に記載する撮影データ受信機能を実
現するためのプログラムに相当する。
【0045】第1次アラームメール送信部32について
説明する。第1次アラームメール送信部32は、第1次
アラームメール送信プログラム(図示せず)がRAM上
にロードされて、MPUで実行されることによって構成
される。第1次アラームメール送信部32は、外出アラ
ーム受信部30からの第1次アラームメール送信指令に
応じて、検索された介護者Cの携帯電話8のEメールア
ドレスを利用して携帯電話8に文字情報として第1次ア
ラームメール1Mを送信する。ちなみに、第1次アラー
ムメール1Mの内容としては、例えば、「××××(被
介護者Wの氏名)さんが、外出されました。」等であ
る。続いて、第1次アラームメール送信部32は、外出
時画像要求部33に現在の時刻と顧客コードPCを送
る。さらに、第1次アラームメール送信部32は、第2
次アラームメール送信部35に第2次アラームメール送
信指令を行う。ちなみに、徘徊センサ6で被介護者Wの
外出を検出してから第1次アラームメール送信部32で
第1次アラームメール1Mを送信するまで、極短時間
(例えば、1分以内)で行われる。なお、本実施の形態
では、第1次アラームメール送信部32が特許請求の範
囲に記載する移動体情報送信機能を実現するためのプロ
グラムに相当する。
【0046】外出時画像要求部33について説明する。
外出時画像要求部33は、外出時画像要求プログラム
(図示せず)がRAM上にロードされて、MPUで実行
されることによって構成される。外出時画像要求部33
は、画像データデータベース42から、第1次アラーム
メール送信部32からの時刻と顧客コードPCを検索キ
ーとして該当する画像データPDを検索する。第1次ア
ラームメール送信部32からの時刻は徘徊センサ6で被
介護者Wの外出を検出したときの時刻から極短時間経過
した時刻なので、この時刻の短時間内に受信した画像デ
ータPDを検索する。
【0047】外出時画像受信部34について説明する。
外出時画像受信部34は、外出時画像受信プログラム
(図示せず)がRAM上にロードされて、MPUで実行
されることによって構成される。外出時画像受信部34
は、画像データデータベース42から検索された画像デ
ータPDを受け取り、第2次アラームメール送信部35
に送る。
【0048】第2次アラームメール送信部35について
説明する。第2次アラームメール送信部35は、第2次
アラームメール送信プログラム(図示せず)がRAM上
にロードされて、MPUで実行されることによって構成
される。第2次アラームメール送信部35は、第1次ア
ラームメール送信部32からの第2次アラームメール送
信指令に応じて、検索された介護者Cの携帯電話8のE
メールアドレスを利用して携帯電話8に外出時画像とし
て第2次アラームメール2Mを送信する。外出時画像
は、外出時画像受信部34からの画像データPDに基づ
く被介護者Wの外出したときの外観を撮影した画像であ
り、被介護者Wの服装等を知らせるための画像である。
なお、本実施の形態では、外出時画像要求プログラム、
外出時画像受信プログラムおよび第2次アラームメール
送信プログラムが特許請求の範囲に記載する外観情報送
信機能を実現するためのプログラムに相当する。
【0049】現在位置要求メール受信部36について説
明する。現在位置要求メール受信部36は、現在位置要
求メール受信プログラム(図示せず)がRAM上にロー
ドされて、MPUで実行されることによって構成され
る。現在位置要求メール受信部36は、携帯電話8から
の現在位置要求メールRMを受信する。ちなみに、現在
位置要求メールRMは、携帯電話8のEメールアドレス
のみの情報である。続いて、現在位置要求メール受信部
36は、顧客情報データベース41から、Eメールアド
レスを検索キーとして被介護者Wの氏名とPHS端末9
のPHS番号を検索する。ちなみに、検索された被介護
者Wの氏名とPHS端末9のPHS番号は、位置情報要
求部37と第N次アラームメール送信部39で利用され
る。さらに、現在位置要求メール受信部36は、位置情
報要求部37に位置情報要求指令を行う。なお、本実施
の形態では、現在位置要求メール受信プログラムが特許
請求の範囲に記載する現在位置要求受信機能を実現する
ためのプログラムに相当する。
【0050】位置情報要求部37について説明する。位
置情報要求部37は、位置情報要求プログラム(図示せ
ず)がRAM上にロードされて、MPUで実行されるこ
とによって構成される。位置情報要求部37は、現在位
置要求メール受信部36からの位置情報要求指令に応じ
て、位置情報サービスセンタSに位置情報要求PRを送
信する。また、位置情報要求部37は、第1次アラーム
メール1Mおよび第2次アラームメール2Mを送信した
場合、一定時間毎(例えば、3分毎)に位置情報サービ
スセンタSに位置情報要求PRを送信する。この場合、
位置情報要求部37は、顧客情報データベース41か
ら、顧客コードPC(あるいは、介護者CのEメールア
ドレス)を検索キーとして被介護者Wの氏名とPHS端
末9のPHS番号を検索する。ちなみに、位置情報要求
PRは検索された被介護者WのPHS端末9のPHS番
号を情報としており、位置情報サービスセンタSではこ
のPHS番号に該当するPHS端末9の位置情報PIを
送り返してくる。なお、本実施の形態では、位置情報要
求プログラムが特許請求の範囲に記載する現在位置情報
要求送信機能を実現するためのプログラムに相当する。
【0051】位置情報受信部38について説明する。位
置情報受信部38は、位置情報受信プログラム(図示せ
ず)がRAM上にロードされて、MPUで実行されるこ
とによって構成される。位置情報受信部38は、位置情
報サービスセンタSからの位置情報PIを受信する。ち
なみに、位置情報PIは、位置情報要求部37から送っ
たPHS番号に該当するPHS端末9が現在位置する住
所(あるいは、緯度と経度)およびその現在位置の誤差
範囲(PHS基地局の受信エリアやPHS基地局間距離
等による)を含む情報である。続いて、位置情報受信部
38は、地図データベース43から、緯度と経度(位置
情報PIが住所の場合には緯度と経度に変換している)
を検索キーとして地図データを検索する。ちなみに、検
索された地図データは、第N次アラームメール送信部3
9で利用される。さらに、位置情報受信部38は、第N
次アラームメール送信部39にPHS番号と位置情報
(PHS番号に該当するPHS端末9が現在位置する住
所および緯度と経度)を送る。なお、本実施の形態で
は、位置情報受信プログラムが特許請求の範囲に記載す
る現在位置情報受信機能を実現するためのプログラムに
相当する。
【0052】第N次アラームメール送信部39について
説明する。第N次アラームメール送信部39は、第N次
アラームメール送信プログラム(図示せず)がRAM上
にロードされて、MPUで実行されることによって構成
される。第N次アラームメール送信部39は、位置情報
受信部38からPHS番号と位置情報が送られてくるの
に応じて、介護者Cの携帯電話8のEメールアドレスを
利用して第N次アラームメールNMを送信する。なお、
Eメールアドレスは、現在位置要求メール受信部36が
顧客情報データベース41を検索した場合にはその検索
したときのEメールアドレスを用い、他の場合には第1
次アラームメール送信部32(または、第2次アラーム
メール送信部35)が用いたEメールアドレスを用い
る。また、第N次アラームメールNMは、地図データベ
ース43からの地図データと位置情報受信部38からの
PHS番号と位置情報(PHS番号に該当するPHS端
末9が現在位置する住所および緯度と経度)を利用し、
PHS端末9(被介護者W)の現在位置をマークした地
図(画像)とその現在位置の住所(文字)を含んだ情報
である。なお、本実施の形態では、第N次アラームメー
ル送信プログラムが特許請求の範囲に記載する現在位置
送信機能を実現するためのプログラムである。
【0053】登録/検索部40について説明する。登録
/検索部40は、登録/検索プログラム(図示せず)が
RAM上にロードされて、MPUで実行されることによ
って構成される。登録/検索部40は、顧客情報データ
ベース41および履歴データベース44に情報を登録し
たり、顧客情報データベース41および履歴データベー
ス44の情報を検索したりする。登録/検索部40は、
パーソナルコンピュータ5からの操作に応じて、顧客の
情報の登録や検索、履歴の検索等を行う。
【0054】次に、図1を参照して、徘徊者通報センタ
2に備えられるディスプレイ4について説明する。ディ
スプレイ4は、LAN2aを介して徘徊者管理サーバ3
に接続されており、徘徊している被介護者Wの現在位置
とともにその周辺地図を表示したり、被介護者Wが外出
したときに撮影した外観の画像を表示したりする大型の
プラズマディスプレイである。
【0055】次に、図1および図2を参照して、徘徊者
通報センタ2に備えられるパーソナルコンピュータ5に
ついて説明する。パーソナルコンピュータ5は、LAN
2aを介して徘徊者管理サーバ3に接続されており、主
に、オペレータが徘徊者管理サーバ3の各種データベー
スにアクセスするためのものである。
【0056】次に、図1を参照して、在宅介護住居Hに
ついて説明する。在宅介護住居Hは、被介護者Wおよび
介護者Cが生活している住居であり、介護者Cが居ない
場合でも被介護者Wが安全に過ごせる場所である。な
お、在宅介護住居Hでは、介護者Cが外出時には、玄関
からのみ外出できるものとする。
【0057】次に、図1を参照して、徘徊センサ6につ
いて説明する。徘徊センサ6は、被介護者Wが在宅介護
住居Hの玄関から出たことを検出するためのセンサであ
り、在宅介護住居H内の玄関脇に設置されており、玄関
を通過するものを確実に検出できる方向に調整されてい
る。徘徊センサ6は、被介護者Wが携帯しているICカ
ード6aが出力する微弱電波を受信する機能を備えてお
り、受信した微弱電波の強弱の変化によりICカード6
aの通過を検出する。また、徘徊センサ6は、公衆回線
網PLと接続して徘徊者通報センタ2と通信する機能を
備えており、ICカード6a(被介護者W)の通過を検
出したときには外出信号OSとして顧客コードPCを直
ちに送信する。
【0058】次に、図1を参照して、監視カメラ7につ
いて説明する。監視カメラ7は、被介護者Wが在宅介護
住居Hの玄関から出るときの外観を撮影するためのカメ
ラであり、在宅介護住居H内の玄関の上方に設置されて
おり、玄関を通過するものを確実に撮影できる方向に調
整されている。監視カメラ7は、カラーのディジタルカ
メラであり、撮影した画像を録画するためのハードディ
スクも備えている。そして、監視カメラ7は、撮影した
画像に対して動き検出処理を施し、物体の動きを検知し
たときにはその画像データをハードディスクに録画す
る。さらに、監視カメラ7は、公衆回線網PLと接続し
て徘徊者通報センタ2と通信する機能を備えており、物
体の動きを検知したときにはその動いた物体が映ってい
る画像データPDに顧客コードPCを付加して直ちに送
信する。
【0059】次に、図1を参照して、介護者Cについて
説明する。介護者Cは、被介護者Wを在宅介護住居Hで
介護しており、通常、在宅介護住居Hに居るが、必要に
応じて外出する場合もある。そこで、介護者Cは、外出
時に被介護者Wが徘徊した場合に備えるために、徘徊者
通報センタ2と顧客契約を結んでいる。そのため、介護
者Cは、外出時には、徘徊者通報センタ2から被介護者
Wの情報を得るために携帯電話8を携帯している。ま
た、介護者Cは、外出する場合、徘徊者通報センタ2に
これから外出することを連絡し、被介護者Wの徘徊に関
する情報の提供を依頼しておく。
【0060】次に、図1を参照して、携帯電話8につい
て説明する。携帯電話8は、介護者Cが徘徊者通報セン
タ2から被介護者Wの情報を得るための携帯電話であ
り、介護者Cに携帯される。また、携帯電話8は、イン
ターネットINへの接続機能を有している携帯電話であ
り、携帯番号とともにEメールアドレスも有している。
さらに、携帯電話8は、地図や被介護者Wの外観の画像
を表示するために、解像度の高いカラーの大型ディスプ
レイを備えている。そして、携帯電話8では、第1次ア
ラームメール1M、第2次アラームメール2Mおよび第
N次アラームメールNMを受信するとともに、現在位置
要求メールRMを送信する。
【0061】次に、図1を参照して、被介護者Wについ
て説明する。被介護者Wは、痴呆性の病気または徘徊性
の病気を有する者であり、通常、介護者Cに介護されな
がら在宅介護住居Hで生活している。被介護者Wは、前
記した病気のために、介護者Cが外出しているときに、
在宅介護住居Hから勝手に出て徘徊してしまう場合があ
る。そこで、被介護者Wは、ICカード6aとPHS端
末9を携帯させられている。
【0062】次に、図1を参照して、ICカード6aに
ついて説明する。ICカード6aは、徘徊センサ6と所
定の距離以内(例えば、2m以内)の場合、徘徊センサ
6で受信可能な微弱電波を出力しているカードである。
【0063】次に、図1を参照して、PHS端末9につ
いて説明する。PHS端末9は、被介護者Wの現在位置
に関する情報を位置情報サービスセンタSに提供するた
めのPHS端末であり、被介護者Wに携帯される。PH
S端末9は、位置情報サービスセンタSから送信される
位置情報通知要求NRを受信すると、自動的にPHS位
置情報NIを位置情報サービスセンタSに送信する機能
を有している。PHS位置情報NIは、通信しているP
HS基地局等の情報を含んでいる。
【0064】次に、図1を参照して、位置情報サービス
センタSについて説明する。位置情報サービスセンタS
は、通信事業者が運営するPHSを利用した位置情報サ
ービスを行う施設であり、センタを統括するサーバ(図
示せず)を備えている。位置情報サービスセンタSで
は、徘徊者通報センタ2からのPHS番号を情報として
含む位置情報要求PRを受信すると、そのPHS番号に
該当するPHS端末9に位置情報通知要求NRを送信す
る。そして、その位置情報通知要求NRに応じて、位置
情報サービスセンタSでは、PHS端末9からのPHS
位置情報NIを受信すると、徘徊者通報センタ2に位置
情報PIを送信する。このとき、位置情報サービスセン
タSでは、PHS位置情報NIに含まれるPHS基地局
の情報等からPHS端末9が現在位置する住所(あるい
は、緯度と経度)およびその誤差範囲を含む情報として
位置情報PIを生成している。ちなみに、徘徊者通報セ
ンタ2では、位置情報サービスセンタSと顧客契約を結
んでおり、情報提供料を支払っている。なお、位置情報
サービスセンタSと徘徊者通報センタ2とは、公衆回線
網PLで接続しているとしたが、インターネットINで
接続してもよい。
【0065】それでは、徘徊者管理システム1における
動作について説明する。まず、図1を参照して、徘徊セ
ンサ6での動作を図5のフローチャートに沿って説明す
る。図5は、徘徊センサでの動作を示すフローチャート
である。
【0066】徘徊センサ6では、常時、ICカード6a
が出力している微弱電波を受信可能な状態にあり、被介
護者Wが外出したか否かを検出している(S10)。
【0067】徘徊センサ6では、ICカード6aからの
微弱電波を受信すると、その電波の強さの測定を始め
る。そして、徘徊センサ6では、その電波の強さが弱い
状態から強い状態に移りさらに弱い状態になると、IC
カード6aが通過したと検出する(すなわち、被介護者
Wが在宅介護住居Hの玄関を出たことを検出する)(S
11)。なお、本実施の形態では、S10およびS11
での動作が特許請求の範囲に記載する移動体検出ステッ
プに相当する。
【0068】被介護者Wの外出を検出すると、徘徊セン
サ6では、外出信号OSとして顧客コードPCを徘徊者
通報センタ2に送信する(S12)。なお、本実施の形
態では、S12での動作が特許請求の範囲に記載する検
出情報送信ステップに相当する。
【0069】次に、図1を参照して、監視カメラ7での
動作を図6のフローチャートに沿って説明する。図6
は、監視カメラでの動作を示すフローチャートである。
【0070】監視カメラ7では、常時、在宅介護住居H
の玄関を上方から撮影している(S20)。
【0071】そして、監視カメラ7では、撮影した画像
に動き検出処理を施し、物体の動きを検知している(S
21)。なお、本実施の形態では、S20およびS21
での動作が特許請求の範囲に記載する撮影ステップに相
当する。
【0072】物体の動きを検知した場合、監視カメラ7
では、撮影した画像のデータをハードディスクに録画す
る(S22)。さらに、監視カメラ7では、顧客コード
PCを付加してその録画した画像データPDを徘徊者通
報センタ2に送信する(S23)。なお、本実施の形態
では、S23での動作が特許請求の範囲に記載する撮影
データ送信ステップに相当する。
【0073】次に、図1乃至図4を参照して、徘徊者管
理サーバ3での徘徊センサ6で被介護者Wの徘徊を検出
した場合の動作を図7のフローチャートに沿って説明す
る。図7は、徘徊者管理サーバでの徘徊センサで被介護
者の徘徊を検出した場合の動作を示すフローチャートで
ある。
【0074】徘徊者管理サーバ3では、常時、徘徊セン
サ6からの外出信号OSを受信待ちしている(S3
0)。また、徘徊者管理サーバ3では、外出信号OSの
受信の有無にかかわらず、監視カメラ7から画像データ
PDが送信されている場合には、顧客コードPCととも
に画像データPDを受信する(S31)。そして、徘徊
者管理サーバ3では、顧客コードPCに基づいて、画像
データデータベース42の該当する格納エリアに受信
日、受信時刻、画像データPDを格納する。なお、本実
施の形態では、S30での動作が特許請求の範囲に記載
する検出情報受信ステップに相当し、S31での動作が
特許請求の範囲に記載する撮影データ受信ステップに相
当する。
【0075】徘徊センサ6からの外出信号OS(顧客コ
ードPC)を受信すると、徘徊者管理サーバ3では、顧
客コードPCを検索キーとして顧客情報データベース4
1を検索し、該当する介護者CのEメールアドレスを取
得する(S32)。
【0076】続いて、徘徊者管理サーバ3では、取得し
たEメールアドレスにより、被介護者Wが外出したこと
を文字情報とした第1次アラームメール1Mを介護者C
の携帯電話8に送信する(S33)。さらに、徘徊者管
理サーバ3では、時刻と顧客コードPCを検索キーとし
て画像データデータベース42を検索し、該当する被介
護者Wが外出したときの画像データPDを取得する(S
34)。なお、本実施の形態では、S33での動作が特
許請求の範囲に記載する移動体情報送信ステップに相当
する。
【0077】続いて、徘徊者管理サーバ3では、取得し
たEメールアドレスと画像データPDにより、被介護者
Wが外出したときの外観画像を情報とした第2次アラー
ムメール2Mを介護者Cの携帯電話8に送信する(S3
5)。なお、本実施の形態では、S35での動作が特許
請求の範囲に記載する外観情報送信ステップに相当す
る。
【0078】そして、徘徊者管理サーバ3では、顧客コ
ードPCを検索キーとして顧客情報データベース41を
検索し、該当する被介護者WのPHS番号と氏名を取得
する(S36)。
【0079】続いて、徘徊者管理サーバ3では、取得し
たPHS番号を情報とした位置情報要求PRを位置情報
サービスセンタSに送信する(S37)。
【0080】位置情報要求PRに応じて位置情報サービ
スセンタSから位置情報PIが送信されてくると、徘徊
者管理サーバ3では、その位置情報PIを受信する(S
38)。なお、本実施の形態では、S38での動作が特
許請求の範囲に記載する現在位置情報受信ステップに相
当する。
【0081】位置情報PIを受信すると、徘徊者管理サ
ーバ3では、位置情報PIに含まれる位置(緯度と経度
または住所)を検索キーとして地図データベース43を
検索し、該当する地図データを取得する。さらに、徘徊
者管理サーバ3では、取得したEメールアドレスと地図
データおよび位置情報PIにより、被介護者Wの現在位
置をマークした地図とその住所を情報とした第N次アラ
ームメールNMを介護者Cの携帯電話8に送信する(S
39)。なお、本実施の形態では、S39での動作が特
許請求の範囲に記載する現在位置送信ステップに相当す
る。
【0082】そして、徘徊者管理サーバ3では、介護者
Cの携帯電話8に第N次アラームメールNMを送信する
こと(すなわち、被介護者Wの現在位置情報の提供)を
終了してよいか否かを判定する(S40)。そして、徘
徊者管理サーバ3では、第N次アラームメールNMの送
信終了と判定した場合には処理を終了する。ちなみに、
介護者Cが徘徊している被介護者Wを発見した場合、介
護者Cが徘徊者通報センタ2にその発見情報を連絡す
る。すると、徘徊者通報センタ2では、オペレータがパ
ーソナルコンピュータ5からその発見情報を入力するこ
とによって、徘徊者管理サーバ3が第N次アラームメー
ルNMの送信終了を判定する。また、介護者Cが、発見
情報のメールを徘徊者管理サーバ3に直接送信するよう
にしてもよい。
【0083】S40の判定で第N次アラームメールNM
の送信継続と判定した場合、徘徊者管理サーバ3では、
3分間の時間が経過したか否かを判定し(S41)、3
分間経過した場合にはS37〜S40の動作を繰り返し
実行する。つまり、徘徊者管理サーバ3では、3分毎
に、介護者Cの携帯電話8に第N次アラームメールNM
(つまり、被介護者Wの現在位置の情報)を送信し続け
る。ちなみに、3分毎に第N次アラームメールNMを送
信するのでなく、被介護者Wの現在位置が変った場合に
第N次アラームメールNMを送信するようにしてもよい
し、被介護者Wの現在位置が一定時間変らなかった場合
(つまり、被介護者Wが倒れて動けなくなった場合や被
介護者WがPHS端末9を落とした場合等が考えられる
ので)に第N次アラームメールNMを送信するようにし
てもよい。
【0084】次に、図1乃至図4を参照して、徘徊者管
理サーバ3での介護者Cからの被介護者Wの現在位置の
取得要求があった場合の動作を図8のフローチャートに
沿って説明する。図8は、徘徊者管理サーバでの介護者
からの被介護者の現在位置の取得要求があった場合の動
作を示すフローチャートである。ちなみに、前記した図
7のフローチャートによる動作では被介護者Wが徘徊し
ているときには一定時間毎に第N次アラームメールNM
を送信するようにしているが、その動作に置き換えて、
ここでの動作は、介護者Cの取得要求があった場合に第
N次アラームメールNMを送信するようにしたものであ
る。
【0085】徘徊者管理サーバ3では、常時、介護者C
の携帯電話8からの現在位置要求メールRMの受信待ち
をしている(S50)。なお、本実施の形態では、S5
0での動作が特許請求の範囲に記載する現在位置取得要
求受信ステップに相当する。
【0086】現在位置要求メールRM(Eメールアドレ
ス)を受信すると、徘徊者管理サーバ3では、Eメール
アドレスを検索キーとして顧客情報データベース41を
検索し、該当する被介護者WのPHS番号と氏名を取得
する(S51)。
【0087】続いて、徘徊者管理サーバ3では、取得し
たPHS番号を情報とした位置情報要求PRを位置情報
サービスセンタSに送信する(S52)。なお、本実施
の形態では、S52での動作が特許請求の範囲に記載す
る現在位置情報要求送信ステップに相当する。
【0088】位置情報要求PRに応じて位置情報サービ
スセンタSから位置情報PIが送信されてくると、徘徊
者管理サーバ3では、その位置情報PIを受信する(S
53)。なお、本実施の形態では、S53での動作も特
許請求の範囲に記載する現在位置情報受信ステップに相
当する。
【0089】位置情報PIを受信すると、前記と同様
に、徘徊者管理サーバ3では、第N次アラームメールN
Mを介護者Cの携帯電話8に送信する(S54)。な
お、本実施の形態では、S54での動作も特許請求の範
囲に記載する現在位置送信ステップに相当する。
【0090】次に、図1を参照して、介護者Cでの動作
を図9のフローチャートに沿って説明する。図9は、介
護者での動作を示すフローチャートである。
【0091】介護者Cは、在宅介護住居Hから外出する
場合、徘徊者通報センタ2に外出することを連絡し、被
介護者Wが徘徊したときの情報の提供を依頼しておく。
この連絡は、電話連絡でもよいし、Eメールでもよい。
【0092】介護者Cは、外出中、携帯電話8で徘徊者
通報センタ2からの第1次アラームメール1Mを受信し
(S60)、被介護者Wが在宅介護住居Hから外出した
情報を第1報として得る。なお、本実施の形態では、S
60での動作が特許請求の範囲に記載する移動体情報受
信ステップに相当する。
【0093】続いて、介護者Cは、携帯電話8で徘徊者
通報センタ2からの第2次アラームメール2Mを受信し
(S61)、被介護者Wが在宅介護住居Hから外出した
ときの服装等の外観情報を第2報として得る。なお、本
実施の形態では、S61での動作が特許請求の範囲に記
載する外観情報受信ステップに相当する。
【0094】ここで、介護者Cは、被介護者Wを捜し出
すために、携帯電話8からEメールアドレスを情報とし
た現在位置要求メールRMを徘徊者通報センタ2に送信
する(S62)なお、本実施の形態では、S62での動
作が特許請求の範囲に記載する現在位置取得要求送信ス
テップに相当する。
【0095】現在位置要求メールRMに応じて徘徊者通
報センタ2が第N次アラームメールNMを送信すると、
携帯電話8でその第N次アラームメールNMを受信する
(S63)。介護者Cは、この第N次アラームメールN
Mによる地図と住所により、被介護者Wを捜す。なお、
本実施の形態では、S63での動作が特許請求の範囲に
記載する現在位置受信ステップに相当する。
【0096】そして、介護者Cは、被介護者Wを発見す
るまで、S62とS63の動作を繰り返し行う(S6
4)。
【0097】次に、図1を参照して、PHS端末9での
動作を図10のフローチャートに沿って説明する。図1
0は、PHS端末での動作を示すフローチャートであ
る。
【0098】PHS端末9では、常時、位置情報サービ
スセンタSからの位置情報通知要求NRを受信待ちして
いる(S70)。
【0099】位置情報通知要求NRを受信すると、PH
S端末9では、通信しているPHS基地局等を情報とし
たPHS位置情報NIを位置情報サービスセンタSに送
信する(S71)。なお、本実施の形態では、S71で
の動作が特許請求の範囲に記載する現在位置情報送信ス
テップに相当する。
【0100】この徘徊者管理システム1によれば、被介
護者Wが在宅介護住居Hから勝手に外出して徘徊を始め
ても、通信速度の速い文字情報による第1アラームメー
ル1Mを携帯電話8に送信するので、徘徊センサ6によ
る検出から極短時間内に外出した情報を第1報として介
護者Cに伝えることができる。そのため、介護者Cは、
被介護者Wが在宅介護住居Hからそれほど離れていない
うちに、被介護者Wを捜し出す行動に移ることができ
る。
【0101】さらに、この徘徊者管理システム1によれ
ば、外出したときの被介護者Wの外観の画像による第2
アラームメール2Mを携帯電話8に送信するので、被介
護者Wがどのような服装で徘徊しているかの情報を第2
報として介護者Cに伝えることができる。そのため、介
護者Cは、被介護者Wを捜し出す手掛かりが豊富とな
り、捜し出す時間を短縮できる。
【0102】また、この徘徊者管理システム1によれ
ば、PHSによる位置情報サービスを利用して被介護者
Wの現在位置の情報をいつでも取得することができ、P
HS端末を用いた簡単な構成により被介護者Wの現在位
置を介護者Cに伝えることができる。また、この徘徊者
管理システム1によれば、Eメールアドレスを情報とし
た現在位置要求メールを送信するだけで、介護者Cは被
介護者Wの現在位置の情報を簡単に取得することができ
る。
【0103】しかも、この徘徊者管理システム1によれ
ば、徘徊者管理サーバ3に備えられる各種データベース
41〜44で情報を管理しているので、徘徊者管理サー
バ3に送信する情報は顧客コードPCやEメールアドレ
ス等の簡単な情報でよいので、情報の通信速度が速くな
り、介護者Cの操作も単純なものとなる。
【0104】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は、前記の実施の形態に限定されることな
く、様々な形態で実施される。例えば、本実施の形態で
は、本発明を痴呆性や徘徊性の病気を有する被介護者に
対する徘徊者管理システムに適用したが、子供や幼児の
管理システムに適用してもよいし、ペットの管理システ
ム等に適用してもよい。また、本実施の形態では、移動
体検出手段をICカードを利用した徘徊センサとした
が、玄関の通過を赤外線等によって検出するセンサ、玄
関口に置かれたマットを踏むことによって検出するセン
サ、玄関ドアの開閉を検出するセンサ等としてもよい。
また、本実施の形態では、移動体情報端末を携帯電話と
したが、PHS端末でもよいし、インターネット接続可
能なモバイルコンピュータ等でもよい。また、本実施の
形態では、位置情報サービスを利用したが、PHS端末
から位置情報を直接受信するようにしてもよい。また、
本実施の形態では、第1通信媒体、第3通信媒体および
第4通信媒体を公衆回線網としたが、インターネットを
利用してもよいし、衛星による無線通信等でもよい。ま
た、本実施の形態では、第2通信媒体をインターネット
としたが、携帯電話網等の公衆回線網でもよいし、衛星
による無線通信等でもよい。また、本実施の形態では、
撮影手段を物体の動きを検知できる監視カメラとした
が、移動体検出手段と連動して移動体検出手段で検出し
たときに撮影するカメラ等でもよい。
【0105】また、本実施の形態では、第2次アラーム
メールで画像をメールで送信したが、画像が格納されて
いるアドレスを送信してもよい。また、本実施の形態で
は、第N次アラームメールで住所に加えて現在位置を示
した地図も送信したが、住所のみでもよいし、被介護者
の現在位置を示した地図のみでもよい。また、本実施の
形態では、被介護者を介護する場所を在宅介護住居とし
たが、老人ホームや病院等であってもよい。
【0106】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る移動体管理シス
テムは、移動体が保護者が居なくても安全に過ごせる場
所から外れた場合でも、移動体検出手段で検出した情報
を各通信媒体を介して移動体情報端末まで迅速に送信す
るので、保護者がその情報を極短時間で知ることができ
る。
【0107】本発明の請求項2に係る移動体管理システ
ムは、撮影手段で撮影した移動体の外観の画像を各通信
媒体を介して移動体情報端末まで迅速に送信するので、
保護者が移動体を捜す場合にその外観情報により移動体
を捜し易くなる。
【0108】本発明の請求項3に係る移動体管理システ
ムは、移動体端末からの移動体の現在位置に関する情報
を各通信媒体を介して移動体情報端末まで迅速に送信す
るので、保護者が移動体を捜す場合にその現在位置の情
報により移動体の場所を特定できる。また、移動体管理
システムは、移動体端末としてPHS端末を利用した場
合には簡単な構成によって移動体の現在位置を検出する
ことができる。
【0109】本発明の請求項4に係る移動体管理システ
ムは、移動体情報端末から移動体の現在位置情報の取得
要求を移動体管理サーバに送信するだけで、保護者が必
要なときにはいつでも移動体の現在位置情報を取得する
ことができる。
【0110】本発明の請求項5に係る移動体管理サーバ
は、移動体が保護者が居なくても安全に過ごせる場所か
ら外れた場合でも、保護者にその情報を迅速に伝えるこ
とができる。
【0111】本発明の請求項6に係る移動体管理サーバ
は、保護者が移動体を捜し易くするために、保護者に移
動体の外観情報を迅速に伝えることができる。
【0112】本発明の請求項7に係る移動体管理サーバ
は、保護者が移動体の現在位置を特定するために、保護
者に移動体の現在位置情報を迅速に伝えることができ
る。
【0113】本発明の請求項8に係る移動体管理サーバ
は、保護者が必要なときにはいつでも移動体の現在位置
情報を取得することができる。
【0114】本発明の請求項9に係る移動体管理方法
は、移動体が保護者が居なくても安全に過ごせる場所か
ら外れた場合でも、移動体がその場所から外れた情報を
各通信媒体を介して保護者側まで迅速に送信するので、
保護者がその情報を極短時間で知ることができる。
【0115】本発明の請求項10に係る移動体管理方法
は、移動体の外観情報を各通信媒体を介して保護者側ま
で迅速に送信するので、保護者が移動体を捜す場合に、
外観情報により移動体を捜し易くなる。
【0116】本発明の請求項11に係る移動体管理方法
は、移動体側からの移動体の現在位置に関する情報を各
通信媒体を介して保護者側まで迅速に送信するので、保
護者が移動体を捜す場合にその現在位置の情報により移
動体の場所を特定できる。
【0117】本発明の請求項12に係る移動体管理方法
は、保護者側から移動体の現在位置情報の取得要求を移
動体管理側に送信するだけで、保護者が必要なときには
いつでも移動体の現在位置情報を取得することができ
る。
【0118】本発明の請求項13に係る移動体管理プロ
グラムは、移動体が保護者が居なくても安全に過ごせる
場所から外れた場合でも、保護者にその情報を迅速に伝
えることができるようにコンピュータを機能させること
がきる。
【0119】本発明の請求項14に係る移動体管理プロ
グラムは、保護者が移動体を捜し易くするために、保護
者に移動体の外観情報を迅速に伝えることができるよう
にコンピュータを機能させることができる。
【0120】本発明の請求項15に係る移動体管理プロ
グラムは、保護者が移動体の現在位置を特定するため
に、保護者に移動体の現在位置情報を迅速に伝えること
ができるようにコンピュータを機能させることができ
る。
【0121】本発明の請求項16に係る移動体管理プロ
グラムは、保護者が必要なときにはいつでも移動体の現
在位置情報を取得することができるようにコンピュータ
を機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る徘徊者管理システムの全体
構成図である。
【図2】図1の徘徊者管理サーバの機能構成図である。
【図3】図2の顧客情報データベースの構成図である。
【図4】図2の画像データデータベースの構成図であ
る。
【図5】本実施の形態に係る徘徊センサでの動作を示す
フローチャートである。
【図6】本実施の形態に係る監視カメラでの動作を示す
フローチャートである。
【図7】本実施の形態に係る徘徊者管理サーバでの徘徊
センサで被介護者の徘徊を検出した場合の動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】本実施の形態に係る徘徊者管理サーバでの介護
者からの被介護者の現在位置の取得要求があった場合の
動作を示すフローチャートである。
【図9】本実施の形態に係る介護者での動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】本実施の形態に係るPHS端末での動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・徘徊者管理システム(移動体管理システム) 2・・・徘徊者通報センタ 3・・・徘徊者管理サーバ(移動体管理サーバ) 6・・・徘徊センサ(移動体検出手段) 6a・・・ICカード(移動体検出手段) 7・・・監視カメラ(撮影手段) 8・・・携帯電話(移動体情報端末) 9・・・PHS端末(移動体端末) 30・・・外出アラーム受信部(移動体情報受信部、移
動体情報端末情報取得部) 31・・・画像データ受信部(撮影データ受信部) 32・・・第1次アラームメール送信部(移動体情報送
信部) 33・・・外出時画像要求部(外観情報送信部) 34・・・外出時画像受信部(外観情報送信部) 35・・・第2次アラームメール送信部(外観情報送信
部) 36・・・現在位置要求メール受信部(現在位置要求受
信部) 37・・・位置情報要求部(現在位置情報要求送信部) 38・・・位置情報受信部(現在位置情報受信部) 39・・・第N次アラームメール送信部(現在位置送信
部) 40・・・登録/検索部 41・・・顧客情報データベース(移動体情報端末情報
取得部) 42・・・画像データデータベース(外観情報送信部) 43・・・地図データベース 44・・・履歴データベース C・・・介護者(保護者) H・・・在宅介護住居(所定の移動範囲) S・・・位置情報サービスセンタ W・・・被介護者(移動体) 1M・・・第1次アラームメール(移動体が所定の移動
範囲から外れた情報) 2M・・・第2次アラームメール(移動体の外観情報) IN・・・インターネット(第2通信媒体) MN・・・携帯電話網 NI・・・PHS位置情報(移動体側が送信した移動体
の現在位置に関する情報) NM・・・第N次アラームメール(移動体の現在位置情
報) NR・・・位置情報通知要求 OS・・・外出信号 PC・・・顧客コード(検出情報、移動体情報端末を特
定可能な情報) PD・・・画像データ(映像データ) PI・・・位置情報(移動体管理側が受信した移動体の
現在位置に関する情報) PL・・・公衆回線網(第1通信媒体、第3通信媒体、
第4通信媒体) PN・・・PHS電話網 PR・・・位置情報要求(移動体の現在位置に関する情
報の要求) RM・・・現在位置要求メール(移動体の現在位置情報
の取得要求)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/34 H04B 7/26 106A Fターム(参考) 5C087 AA03 AA09 AA10 AA24 AA25 BB12 BB21 BB32 BB74 DD03 DD24 DD30 EE05 EE16 FF01 FF04 FF17 FF19 FF20 GG02 GG12 GG32 5K024 AA76 AA79 CC11 GG01 GG10 GG13 5K067 AA21 BB04 DD19 DD20 DD52 EE02 EE16 FF02 FF03 FF23 HH23 KK15 5K101 KK14 KK19 LL12 NN18

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に関する情報を取得し、前記移動
    体を保護している保護者側に前記取得した情報に基づい
    て移動体の情報を伝える移動体管理システムであって、 前記移動体が所定の移動範囲から外れたか否かを検出す
    る移動体検出手段と、 前記保護者に保持され、前記移動体の情報を受信する移
    動体情報端末と、 前記移動体検出手段からの検出情報を第1通信媒体を介
    して受信し、この受信した検出情報に基づいて前記移動
    体情報端末に前記移動体が前記所定の移動範囲から外れ
    た情報を第2通信媒体を介して送信する移動体管理サー
    バと、 を備えることを特徴とする移動体管理システム。
  2. 【請求項2】 前記所定の移動範囲から外れたときの前
    記移動体の外観を撮影する撮影手段を備え、 前記移動体管理サーバは、前記撮影手段からの撮影デー
    タを第3通信媒体を介して受信し、この受信した撮影デ
    ータに基づいて前記移動体情報端末に前記移動体が前記
    所定の移動範囲から外れたときの外観情報を前記第2通
    信媒体を介して送信することを特徴とする請求項1に記
    載の移動体管理システム。
  3. 【請求項3】 前記移動体に保持され、前記移動体の現
    在位置に関する情報を送信する移動体端末を備え、 前記移動体管理サーバは、前記移動体端末が送信した移
    動体の現在位置に関する情報を第4通信媒体を介して受
    信し、この受信した情報に基づいて前記移動体情報端末
    に前記移動体の現在位置情報を前記第2通信媒体を介し
    て送信することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の移動体管理システム。
  4. 【請求項4】 前記移動体情報端末が、前記移動体管理
    サーバに前記移動体の現在位置情報の取得要求を前記第
    2通信媒体を介して送信し、 前記移動体管理サーバは、前記移動体情報端末からの取
    得要求に応じて、前記移動体の現在位置に関する情報の
    要求を前記移動体端末に第4通信媒体を介して送信し、 前記移動体端末は、前記移動体管理サーバから要求に応
    じて、前記移動体の現在位置に関する情報を送信するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の移動体管理システム。
  5. 【請求項5】 移動体に関する情報を取得し、前記移動
    体を保護している保護者が保持する移動体情報端末に前
    記取得した情報に基づいて移動体の情報を伝えるための
    移動体管理サーバであって、 前記移動体が所定の移動範囲から外れたか否かを検出す
    る移動体検出手段からの検出情報および前記移動体情報
    端末を特定可能な情報を第1通信媒体を介して受信する
    移動体情報受信部と、 前記移動体情報受信部で受信した移動体情報端末を特定
    可能な情報に基づいて、第2通信媒体を介して前記移動
    体情報端末と接続するための情報を取得する移動体情報
    端末情報取得部と、 前記移動体情報受信部で受信した検出情報に基づいて、
    前記移動体情報端末に前記移動体が前記所定の移動範囲
    から外れた情報を前記第2通信媒体を介して送信する移
    動体情報送信部と、 を備えることを特徴とする移動体管理サーバ。
  6. 【請求項6】 前記所定の移動範囲から外れたときの前
    記移動体の外観を撮影する撮影手段からの撮影データを
    第3通信媒体を介して受信する撮影データ受信部と、 前記撮影データ受信部で受信した撮影データに基づいて
    前記移動体情報端末に前記移動体が前記所定の移動範囲
    から外れたときの外観情報を前記第2通信媒体を介して
    送信する外観情報送信部と、 を備えることを特徴とする請求項5に記載の移動体管理
    サーバ。
  7. 【請求項7】 前記移動体が保持する移動体端末からの
    移動体の現在位置に関する情報を第4通信媒体を介して
    受信する現在位置情報受信部と、 前記現在位置情報受信部で受信した情報に基づいて、前
    記移動体情報端末に前記移動体の現在位置情報を前記第
    2通信媒体を介して送信する現在位置送信部と、 を備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記
    載の移動体管理サーバ。
  8. 【請求項8】 前記移動体情報端末からの前記移動体の
    現在位置情報の取得要求を前記第2通信媒体を介して受
    信する現在位置要求受信部と、 前記現在位置要求受信部で受信した取得要求に応じて、
    前記移動体の現在位置に関する情報の要求を前記移動体
    端末に第4通信媒体を介して送信する現在位置情報要求
    送信部と、 を備えることを特徴とする請求項7に記載の移動体管理
    サーバ。
  9. 【請求項9】 移動体に関する情報を取得し、前記移動
    体を保護している保護者側に前記取得した情報に基づい
    て移動体の情報を伝える移動体管理方法であって、 前記移動体が所定の移動範囲から外れたか否かを検出す
    る移動体検出ステップと、 前記移動体検出ステップで検出した検出情報を移動体管
    理側に送信する検出情報送信ステップと、 前記移動体管理側において、前記検出情報を受信する検
    出情報受信ステップと、 前記移動体管理側において、前記受信した検出情報に基
    づいて、前記保護者側に前記移動体が前記所定の移動範
    囲から外れた情報を送信する移動体情報送信ステップ
    と、 前記保護者側において、前記移動体が前記所定の移動範
    囲から外れた情報を受信する移動体情報受信ステップ
    と、 を含むことを特徴とする移動体管理方法。
  10. 【請求項10】 前記所定の移動範囲から外れたときの
    前記移動体の外観を撮影する撮影ステップと、 前記撮影ステップで撮影した撮影データを前記移動体管
    理側に送信する撮影データ送信ステップと、 前記移動体管理側において、前記撮影データを受信する
    撮影データ受信ステップと、 前記移動体管理側において、前記受信した撮影データに
    基づいて前記保護者側に前記移動体が前記所定の移動範
    囲から外れたときの外観情報を送信する外観情報送信ス
    テップと、 前記保護者側において、前記外観情報を受信する外観情
    報受信ステップと、 を含むことを特徴とする請求項9に記載の移動体管理方
    法。
  11. 【請求項11】 前記移動体側において、前記移動体の
    現在位置に関する情報を送信する現在位置情報送信ステ
    ップと、 前記移動体管理側において、前記現在位置情報送信ステ
    ップで送信した移動体の現在位置に関する情報を受信す
    る現在位置情報受信ステップと、 前記移動体管理側において、前記受信した移動体の現在
    位置に関する情報に基づいて前記保護者側に前記移動体
    の現在位置情報を送信する現在位置送信ステップと、 前記保護者側において、前記移動体管理側からの前記移
    動体の現在位置情報を受信する現在位置受信ステップ
    と、 を含むことを特徴とする請求項9または請求項10に記
    載の移動体管理方法。
  12. 【請求項12】 前記保護者側において、前記移動体管
    理側に前記移動体の現在位置情報の取得要求を送信する
    現在位置取得要求送信ステップと、 前記移動体管理側において、前記保護者側からの取得要
    求を受信する現在位置取得要求受信ステップと、 前記移動体管理側において、前記取得要求に応じて、前
    記移動体の現在位置に関する情報の要求を前記移動体側
    に送信する現在位置情報要求送信ステップと、 前記現在位置情報送信ステップでは、前記移動体管理側
    からの要求に応じて、前記移動体の現在位置に関する情
    報を送信することを特徴とする請求項11に記載の移動
    体管理方法。
  13. 【請求項13】 移動体に関する情報を取得し、前記移
    動体を保護している保護者が保持する移動体情報端末に
    前記取得した情報に基づいて移動体の情報を伝えるため
    のコンピュータに、 前記移動体が所定の移動範囲から外れたか否かを検出す
    る移動体検出手段からの検出情報および前記移動体情報
    端末を特定可能な情報を第1通信媒体を介して受信する
    移動体情報受信機能と、 前記移動体情報受信機能で受信した移動体情報端末を特
    定可能な情報に基づいて、第2通信媒体を介して前記移
    動体情報端末と接続するための情報を取得する移動体情
    報端末情報取得機能と、 前記移動体情報受信機能で受信した検出情報に基づい
    て、前記移動体情報端末に前記移動体が前記所定の移動
    範囲から外れた情報を前記第2通信媒体を介して送信す
    る移動体情報送信機能と、 を実現させることを特徴とする移動体管理プログラム。
  14. 【請求項14】 前記所定の移動範囲から外れたときの
    前記移動体の外観を撮影する撮影手段からの撮影データ
    を第3通信媒体を介して受信する撮影データ受信機能
    と、 前記撮影データ受信機能で受信した撮影データに基づい
    て前記移動体情報端末に前記移動体が前記所定の移動範
    囲から外れたときの外観情報を前記第2通信媒体を介し
    て送信する外観情報送信機能と、 を実現させることを特徴とする請求項13に記載の移動
    体管理プログラム。
  15. 【請求項15】 前記移動体が保持する移動体端末から
    の移動体の現在位置に関する情報を第4通信媒体を介し
    て受信する現在位置情報受信機能と、 前記現在位置情報受信機能で受信した情報に基づいて、
    前記移動体情報端末に前記移動体の現在位置情報を前記
    第2通信媒体を介して送信する現在位置送信機能と、 を実現させることを特徴とする請求項13または請求項
    14に記載の移動体管理プログラム。
  16. 【請求項16】 前記移動体情報端末からの前記移動体
    の現在位置情報の取得要求を前記第2通信媒体を介して
    受信する現在位置要求受信機能と、 前記現在位置要求受信機能で受信した取得要求に応じ
    て、前記移動体の現在位置に関する情報の要求を前記移
    動体端末に第4通信媒体を介して送信する現在位置情報
    要求送信機能と、 を実現させることを特徴とする請求項15に記載の移動
    体管理プログラム。
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