JP2005149085A - 看護支援情報システム - Google Patents
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Abstract
【課題】入院患者が検査室、診察室などの各種の部屋に行ったか否か及び患者の病院内の現在の居場所を患者や看護師に負担をかけずに把握可能にする。
【解決手段】入院患者のスリッパの底に患者IDの送信が可能な極小非接触タグ装置101、102を埋設し、院内の検査室、診察室などの各種の部屋の出入口に非接触タグ読取装置103、104を配設する。非接触タグ読取装置103、104は、患者が部屋に出入りするごとに極小非接触タグ装置101、102から患者IDを読み取り、この患者IDを非接触タグ読取装置103、104の装置IDとともに看護支援情報システムサーバ108に送信する。看護支援情報システムサーバ108は、非接触タグ読取装置103、104から患者ID及び装置IDを受信するごとに、その患者IDによって特定される患者の装置IDに対応する部屋への出入りをチェックし、患者の行動、居場所等の管理を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】入院患者のスリッパの底に患者IDの送信が可能な極小非接触タグ装置101、102を埋設し、院内の検査室、診察室などの各種の部屋の出入口に非接触タグ読取装置103、104を配設する。非接触タグ読取装置103、104は、患者が部屋に出入りするごとに極小非接触タグ装置101、102から患者IDを読み取り、この患者IDを非接触タグ読取装置103、104の装置IDとともに看護支援情報システムサーバ108に送信する。看護支援情報システムサーバ108は、非接触タグ読取装置103、104から患者ID及び装置IDを受信するごとに、その患者IDによって特定される患者の装置IDに対応する部屋への出入りをチェックし、患者の行動、居場所等の管理を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は看護支援情報システムに係り、特に病院における看護業務を支援することが可能なシステムに関する。
1999年の厚生省(当時)通達以来、医療情報の電子化が進んでいる。医師の診療行為を記述する診療録(カルテ)や、画像診断医(読影医)が画像所見をまとめた読影レポートや、看護記録などの電子化である。医療情報の電子化により、看護従事者が本来なすべき看護行為にかけられる時間が長くなり、医療の質の向上を図ることが可能になる。
看護師は、毎日、担当の入院患者の排泄の回数を聞き、自立歩行できる患者の場合は、検査室、診察室、リハビリ室への移動の指示、それぞれを実施したかどうかを口頭で確認して看護実施状態を記録する。
従来の看護情報支援システムは、特許文献1に述べられているように、看護師が紙を使用して行っていた看護記録などの一連の記録業務を、無線送受信機能を備えた主端末装置と看護用携帯端末とを用いて行い、看護用携帯端末で送受信した情報を主端末装置において共有できるように構成されている。
また、従来の患者の移動状況を監視する患者監視システムは、特許文献2に述べられているように、患者が保持する無線カードが発信する電波にID信号を乗せ、複数の無線基地局で受信し、それぞれの無線基地局における受信電界強度、指向性から患者の位置を検出している。
特開平9−34908号公報
特開平9−172505号公報
しかしながら、特許文献1のような看護用携帯端末を看護師が持ち歩き、必要に応じて看護記録を看護携帯端末から入力参照する場合、看護師は、携帯端末自身を常に持ち歩かなければならず、携帯端末といえども負担であり、紛失の可能性もあり、さらに、必要な看護記録を携帯端末から必ず入力しなければならないという煩わしさがある。
また、特許文献2のような電波を発信する無線カードを患者が常に持ち歩くのは、やはり負担であり、無線カード紛失の可能性もあり、電波の医療機器への悪影響など懸案事項が多々ある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、入院患者が検査室、診察室、リハビリ室などの各種の部屋に行ったか否か、及び患者の病院内の現在の居場所を患者や看護師に負担をかけずに把握することができ、更に各部屋への移動指示に関する看護計画実施情報に対して看護記録の入力を自動的に行うことができる看護支援情報システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る看護支援情報システムは、病院に入院している患者が院内を移動する際に当該患者とともに移動する患者専用の物に装着され、少なくとも患者識別情報の送信が可能な極小非接触タグ装置と、院内ネットワークに接続された複数の非接触タグ読取装置であって、院内の患者が移動する可能性のある部屋の出入口に配設され、前記極小非接触タグ装置から患者識別情報を非接触で読み取り、該患者識別情報とともに非接触タグ読取装置の装置識別情報を送信する非接触タグ読取装置と、前記院内ネットワークに接続された看護支援情報システムサーバであって、前記非接触タグ読取装置から患者識別情報及び前記装置識別情報を受信するごとに、該患者識別情報によって特定される患者の前記装置識別情報に対応する部屋への出入りを管理する看護支援情報システムサーバと、を備えたことを特徴としている。
即ち、このシステムは、入院患者とともに移動する患者専用の物に患者識別情報の送信が可能な極小非接触タグ装置を装着し、院内の各種の部屋の出入口に配設された非接触タグ読取装置により患者が部屋に出入りするごとに前記極小非接触タグ装置から患者識別情報を読み取り、この患者識別情報を非接触タグ読取装置の装置識別情報とともに院内ネットワークを介して看護支援情報システムサーバに送信する。看護支援情報システムサーバは、前記非接触タグ読取装置から患者識別情報及び前記装置識別情報を受信するごとに、その患者識別情報によって特定される患者の装置識別情報に対応する部屋への出入りをチェックし、患者の行動、居場所等の管理を行うようにしている。
これにより、患者に無線カード等を所持させる必要がなく、看護支援情報システムサーバは、患者が検査室、診察室、リハビリ室などの各種の部屋に行ったか否か、あるいは患者の病院内の現在の居場所等を把握することが可能になる。
請求項2に示すように請求項1に記載の看護支援情報システムにおいて、前記極小非接触タグ装置は患者専用の履物に装着され、前記非接触タグ読取装置は、前記部屋の出入口の床面に前記極小非接触タグ装置への電力供給及び通信用のアンテナコイルが埋設されていることを特徴としている。
これにより、入院患者が自分専用の履物(例えば、極小非接触タグ装置が履物底に埋設された病院が提供するスリッパ)を履いて院内を移動し、非接触タグ読取装置のアンテナコイルが床面に埋設された各部屋の出入口を通過すると、患者識別情報が読み取られて看護支援情報システムサーバに送信される。
請求項3に示すように請求項1又は2に記載の看護支援情報システムにおいて、前記非接触タグ読取装置が配設される部屋は、病室、トイレ、診察室、検査室、及びリハビリ室のうちの2種類以上の部屋を含み、前記看護支援情報システムサーバは、各患者の看護計画実施情報を管理するデータ管理手段を有し、前記非接触タグ読取装置から受信した患者識別情報及び装置識別情報に基づいて前記データ管理手段で管理されている看護計画実施情報を更新する機能を持つことを特徴としている。
即ち、看護支援情報システムサーバは、入院患者の各種の部屋への出入りをチェックすることができるため、入院患者の検査室、診察室、リハビリ室などへの移動指示を含む看護計画実施情報に対して看護記録を自動的に入力することができ、また、トイレに行った回数(排泄回数)などの看護記録も自動的に入力することができ、看護師の業務負担を軽減することができる。
上記構成の本発明によれば、検査室、診察室、リハビリ室などの各種の部屋の出入口に設けた非接触タグ読取装置によって入院患者とともに移動する物に装着された極小非接触タグ装置から患者識別を読み取り、これを看護支援情報システムサーバに送信して管理するようにしたため、入院患者が検査室、診察室、リハビリ室などの部屋に行ったか否か、及び患者の病院内の現在の居場所を患者や看護師に負担をかけずに把握することができる。また、入院患者への検査室、診察室、リハビリ室などへの移動指示に関する看護計画実施情報に対して看護記録の入力を自動的に行うことができ、患者自身が覚えておかなければならない排泄回数など、患者に負担かけることなく正確に看護記録を作成することができる。
以下添付図面に従って本発明に係る看護支援情報システムの好ましい実施の形態について詳説する。
[看護支援情報システムの構成]
図1に本発明に係る看護支援情報システムの構成を示す。
図1に本発明に係る看護支援情報システムの構成を示す。
同図に示すように、この看護支援情報システムは、主として極小非接触タグ装置101、102と、非接触タグ読取装置103、104と、看護支援情報システムサーバ108とから構成されている。
院内ネットワーク106には、無線LANアクセスポイント105、看護支援情報システムサーバ108、及び看護支援情報システム端末109、110が接続されており、非接触タグ読取装置103、104は、無線LANアクセスポイント105及び院内ネットワーク106を介して看護支援情報システムサーバ108と通信できるようになっている。
極小非接触タグ装置101、102は、予め病院で準備された各入院患者用のスリッパの底に埋設されている。尚、極小非接触タグ装置101、102を装着する物は、スリッパに限らず、衣服、専用装具でもよく、要は患者が院内を移動する場合には、患者とともに移動する物であれば、いかなる物でもよい。
この極小非接触タグ装置は、患者識別情報(患者ID)を記憶する機能と、非接触タグ読取装置103、104と通信して患者IDを送信する通信機能とを有している。
非接触タグ読取装置103、104は、入院患者が移動する可能性のある部屋の出入口付近の床に極小非接触タグ装置101、102への電力供給及び通信用のアンテナコイルが埋設され、極小非接触タグ装置101、102と近接無線通信を行い、極小非接触タグ装置101、102から患者IDを読み取る機能と、無線LANアクセスポイント105と無線通信する機能とを有している。
尚、極小非接触タグ装置101、102と非接触タグ読取装置103、104とは、例えば10cm以下の通信距離の近接無線通信を行う。また、各非接触タグ読取装置103、104は、無線LANアクセスポイント105を介して院内ネットワーク106に接続されているが、有線で院内ネットワーク106に接続されていてもよい。
[院内における極小非接触タグ装置と非接触タグ読取装置の配置例、及びその関係]
図2に院内における極小非接触タグ装置と非接触タグ読取装置の配置例、及びその関係を示す。
図2に院内における極小非接触タグ装置と非接触タグ読取装置の配置例、及びその関係を示す。
極小非接触タグ装置101を入院患者201の履くスリッパに装着した場合、非接触タグ読取装置は、入院患者201が移動する可能性のある部屋の出入口付近の床にそのアンテナコイルを埋設する。入院患者201が移動する可能性のある部屋としては、例えば、病室202、203、トイレ204、診察室205、検査室206などが考えられる。尚、上記院内の部屋の他に、院内の廊下の適所、階段やエレベータの昇降口などに非接触タグ読取装置を設けてもよい。
極小非接触タグ装置101を装着したスリッパを履いた入院患者201が検査室206に移動した場合、検査室206の出入口に設置されている非接触タグ読取装置104が極小非接触タグ装置101と近接無線通信して患者IDを読み取る。
[極小非接触タグ装置と非接触タグ読取装置と無線LANアクセスポイントと院内ネットワークの構成]
図3に極小非接触タグ装置と非接触タグ読取装置と無線LANアクセスポイントと院内ネットワークの構成を示す。
図3に極小非接触タグ装置と非接触タグ読取装置と無線LANアクセスポイントと院内ネットワークの構成を示す。
極小非接触タグ装置101は、患者IDを記憶する患者識別情報記憶メモリ301と、非接触タグ読取装置104と近接無線通信による交信を行うとともに、電磁誘導による電力供給を受けるためのアンテナコイルを含む発信部302とから構成されている。
非接触タグ読取装置104は、極小非接触タグ装置101に電力を供給するとともに、極小非接触タグ装置101から患者IDを読み取るためのアンテナコイルを含む受信部303と、自身の装置識別情報(装置ID)を記憶する装置識別情報記憶メモリ304と、無線LANアクセスポイント105と通信する無線LAN通信部305とから構成されている。
無線LANアクセスポイント105は、無線LANと通信する無線LAN通信部306と、院内ネットワーク106と通信するためのLAN通信部308と、通信を制御する通信制御部307とから構成されている。
例えば、極小非接触タグ装置101が埋設された自分のスリッパを履いた入院患者が、非接触タグ読取装置104が設置された場所に移動した場合、非接触タグ読取装置104の受信部303が、極小非接触タグ装置101の発信部302にアクセスし、患者識別情報記憶メモリ301に格納されている患者IDを読み取る。
次に、非接触タグ読取装置104は、装置識別情報記憶メモリ304から自身の装置IDを取得し、無線LAN通信部305から患者IDと装置IDを無線LANアクセスポイント105の無線LAN通信部306へ送信する。無線LANアクセスポイント105は、通信制御部307の制御に従って、無線LAN通信部306で受信した患者IDと装置IDをLAN通信部308から院内ネットワーク106に接続された看護支援情報システムサーバ108に送信する。
[看護支援情報システムサーバと看護支援情報システム端末と院内ネットワークの構成]
図4に看護支援情報システムサーバと看護支援情報システム端末と院内ネットワークの構成を示す。
図4に看護支援情報システムサーバと看護支援情報システム端末と院内ネットワークの構成を示す。
看護支援情報システムサーバ108は、院内ネットワーク106と通信するためのLAN通信部406と、看護支援処理を実行する看護支援情報サーバ処理部405と、図5に示す入院患者情報401(患者ID、患者名、生年月日、性別、病院マップリンク)、看護計画実施情報402(患者ID、検査予定日時、検査予定状態、診察予定日時、診察予定状態、リハビリ日時、リハビリ予定状態、排泄回数)、及び図6に示す病院マップ情報403(受信装置識別情報、部屋種別)を管理するデータ管理部404とから構成されている。
看護支援情報システム端末110は、院内ネットワーク106と通信するためのLAN通信部407と、看護支援情報システム端末で行う看護支援処理を実行する看護支援情報端末処理部408と、看護支援情報を表示する看護支援情報端末表示部409とから構成されている。
看護支援情報システムサーバ108は、無線LANアクセスポイント105から送信された患者IDと装置IDをLAN通信部406から受信し、看護支援情報サーバ処理部405で必要な処理を行い、必要に応じてデータ管理部404から入院患者情報401、看護計画実施情報402、病院マップ情報403にアクセスする。また、看護師は、看護情報を参照したい場合に看護支援情報システム端末110を操作する。看護師によって適宜操作された看護支援情報システム端末110は、院内ネットワーク106経由で看護支援情報システムサーバ108にアクセスし、看護支援情報端末処理部408で処理を行い、看護支援情報端末表示部409に必要な表示を行う。
[看護支援情報サーバ処理部における看護情報更新処理フロー]
図7に看護支援情報サーバ処理部405における看護情報更新処理フローを示す。
図7に看護支援情報サーバ処理部405における看護情報更新処理フローを示す。
看護支援情報サーバ処理部405は、常に非接触タグ読取装置から送信される患者識別情報と装置識別情報を受信待ちしている(ステップ501)。非接触タグ読取装置から患者識別情報と装置識別情報を受信すると、データ管理部404を用いて、入院患者情報401を患者識別情報で検索し(図5参照)、病院マップ情報403を装置識別情報で検索し(図6参照)、その結果から入院患者情報401の病院マップリンク情報を更新する(ステップ502)。
例えば、図5に示すように患者ID(00-123-4) を有する患者“日立 太郎”が検査室に移動した場合、図6に示すように検査室の出入口に配設された非接触タグ読取装置の装置ID(04-123-4)により病院マップリング情報“5 ”を検索し、この病院マップリング情報“5 ”によって患者情報401の病院マップリンク情報を更新する。
続いて、患者識別情報から看護計画実施情報を検索し、該当する看護計画実施情報を取得し、病院マップ情報403を装置識別情報で検索し、該当する部屋種別を取得する(ステップ503)。
これらの検索結果より、検査実施予定があり、かつ病院マップ情報が検査室を示していれば(ステップ504)、看護計画実施情報の検査予定状態を移動中に更新する(ステップ505)。また、診察予定があり、かつ、病院マップ情報が検査室を示していれば(ステップ506)、看護計画実施情報の診察予定状態を移動中に更新する(ステップ507)。
また、病院マップ情報がトイレを示していれば(ステップ508)、看護計画実施情報の排泄数を加算する(ステップ509)。これらの処理が終了すると、非接触タグ読取装置から送信される患者識別情報と装置識別情報の受信待ち状態に戻る(ステップ501)。
[看護支援情報端末表示部における表示画面の一例]
図8に看護支援情報端末109、110における看護支援情報端末表示部による特定の患者に関する看護計画実施情報の表示画面の一例を示す。
図8に看護支援情報端末109、110における看護支援情報端末表示部による特定の患者に関する看護計画実施情報の表示画面の一例を示す。
この例は、患者“日立 太郎”が現在、胸部X線撮影のため、検査室206に移動していることを示している。場所ボタン601を押すと、現在の患者の居場所を示す院内患者居場所情報表示画面を表示する。
図9に看護支援情報端末109、110における院内患者居場所情報表示画面の一例を示す。この例は、患者“日立 太郎”が検査室206にいることを図示している。
尚、患者が出入口に非接触タグ読取装置が設けられた部屋に入る場合に、非接触タグ読取装置から患者識別情報と装置識別情報が看護支援情報システムサーバに送信されるが、その部屋から出る場合にも同じ患者識別情報と装置識別情報が看護支援情報システムサーバに送信される。
したがって、看護支援情報システムサーバは、患者識別情報と装置識別情報との組み合わせの新たな情報を受信した場合には、その装置識別情報に対応する部屋に当該患者識別情報の患者が居ると判断し、その後、同じ患者識別情報と装置識別情報とを受信した場合には、患者が部屋から出て行ったと判別して、出入りの情報を付加した病院マップリンク情報に更新することが好ましい。
また、入院患者の移動に伴って更新される病院マップリンク情報の履歴を保存しておくことにより、入院患者の1日の行動、あるいは入院期間中の全行動を把握することもできる。
尚、この実施の形態では、スリッパに極小非接触タグ装置を設けたため、この極小非接触タグ装置から患者IDを読み取るための非接触タグ読取装置のアンテナコイルを床面に埋設するようにしたが、衣服やリストバンドなどに極小非接触タグ装置を設ける場合には、非接触タグ読取装置のアンテナコイルを部屋の出入口の壁などに設ける。また、この場合、交信距離が70cm以下の近傍型の極小非接触タグ装置を使用することにより、患者が部屋の出入口を通過するだけで非接触タグ読取装置によって患者IDを読み取らせることができる。
101、102…極小非接触タグ装置、103、104…非接触タグ読取装置、105…無線LANアクセスポイント、106…院内ネットワーク、108…看護支援情報システムサーバ、109、110…看護支援情報システム端末、201…入院患者、202、203…病室、204…トイレ、205…診察室、206…検査室、301…患者識別情報記憶メモリ、302…発信部、303…受信部、304…装置識別情報記憶メモリ、305、306…無線LAN通信部、307…通信制御部、308、406、407…LAN通信部、401…入院患者情報、402…看護計画実施情報、403…病院マップ情報、404…データ管理部、405…看護支援情報サーバ処理部、408…看護支援情報端末処理部、409…看護支援情報端末表示部
Claims (3)
- 病院に入院している患者が院内を移動する際に当該患者とともに移動する患者専用の物に装着され、少なくとも患者識別情報の送信が可能な極小非接触タグ装置と、
院内ネットワークに接続された複数の非接触タグ読取装置であって、院内の患者が移動する可能性のある部屋の出入口に配設され、前記極小非接触タグ装置から患者識別情報を非接触で読み取り、該患者識別情報とともに非接触タグ読取装置の装置識別情報を送信する非接触タグ読取装置と、
前記院内ネットワークに接続された看護支援情報システムサーバであって、前記非接触タグ読取装置から患者識別情報及び前記装置識別情報を受信するごとに、該患者識別情報によって特定される患者の前記装置識別情報に対応する部屋への出入りを管理する看護支援情報システムサーバと、
を備えたことを特徴とする看護支援情報システム。 - 前記極小非接触タグ装置は患者専用の履物に装着され、前記非接触タグ読取装置は、前記部屋の出入口の床面に前記極小非接触タグ装置への電力供給及び通信用のアンテナコイルが埋設されていることを特徴とする請求項1に記載の看護支援情報システム。
- 前記非接触タグ読取装置が配設される部屋は、病室、トイレ、診察室、検査室、及びリハビリ室のうちの2種類以上の部屋を含み、前記看護支援情報システムサーバは、各患者の看護計画実施情報を管理するデータ管理手段を有し、前記非接触タグ読取装置から受信した患者識別情報及び装置識別情報に基づいて前記データ管理手段で管理されている看護計画実施情報を更新する機能を持つことを特徴とする請求項1又は2に記載の看護支援情報システム。
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