JP2012014654A - 患者誘導システム、患者誘導方法、及び患者誘導プログラム - Google Patents

患者誘導システム、患者誘導方法、及び患者誘導プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】運営コストを低減することができ、非接触通信も不要となる、患者誘導システム、患者誘導方法、及び患者誘導プログラムを提供すること。
【解決手段】患者誘導システム1は、医療施設に設定された複数の誘導基準位置の各々に設置されたモニタ2と、二次元コードを二次元コードリーダ3と、この二次元コードリーダ3が二次元コードを読み取った場合に、患者の現在の誘導基準位置を特定し、患者が次に向かうべき誘導基準位置を特定し、この特定した患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報を、モニタ2に出力する。
【選択図】図1

Description

この発明は、医療施設において患者を誘導するための患者誘導システム、患者誘導方法、及び患者誘導プログラムに関する。
従来、医療施設において患者を案内するためのシステムが提案されている。このシステムでは、非接触通信を行うことができるタグ装置を診察券として患者に付与し、このタグ装置の現在地を無線にて検知し、この現在地から患者の目的地に至るルートを特定し、この特定したルートをタグ装置に設けた表示部に表示することにより、患者を案内する(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−253888号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のシステムは、全ての患者にタグ装置を付与する必要があり、タグ装置の準備に膨大なコストを要し、システムの導入コストや運営コストが増大するという問題があった。また、非接触通信は、心臓ペースメーカ等の埋め込み機器に悪影響を与えることが指摘されており、このような非接触通信を行うことを前提としたシステムを医療施設に実際に導入することは困難であった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、導入コストや運営コストを低減することができ、非接触通信も不要となる、患者誘導システム、患者誘導方法、及び患者誘導プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る患者誘導システムは、医療施設に設定された複数の誘導基準位置の各々に設置された表示手段と、前記表示手段の近傍位置に配置され、患者を特定するための患者特定情報を含む二次元コードを読み取る読み取り手段と、前記患者特定情報と、前記複数の誘導基準位置に基づいて特定される患者毎の移動経路を特定するための移動経路情報とを、相互に対応付けて格納する移動情報格納手段と、前記表示手段を特定するための表示手段特定情報と、当該表示手段の近傍位置に配置された前記読み取り手段を特定するための読み取り手段特定情報とを、相互に対応付けて格納する手段特定情報格納手段と、前記読み取り手段が前記二次元コードを読み取った場合に、当該読み取り手段の近傍位置の前記表示手段に誘導情報を出力する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段に基づいて、患者の現在の誘導基準位置を特定し、前記読み取り手段により読み取られた二次元コードに含まれる前記患者特定情報に対応する移動経路情報を前記移動情報格納手段から取得し、前記特定した患者の現在の誘導基準位置と前記取得した患者の移動経路情報とに基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置を特定し、前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段の読み取り手段特定情報に対応する表示手段特定情報を前記手段特定情報格納手段から取得し、前記特定した患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報を、前記取得した表示手段特定情報にて特定される前記表示手段に出力する。
また、請求項2に係る患者誘導システムは、請求項1に係る患者誘導システムにおいて、前記患者特定情報と、患者の診療計画を特定する診療計画情報とを格納する患者診療計画情報格納手段を備え、前記制御手段は、前記読み取り手段により読み取られた二次元コードに含まれる前記患者特定情報に対応する診療計画情報を前記患者診療計画情報格納手段から取得し、当該取得した診療計画情報に基づいて、患者の診療計画に関する案内を前記誘導情報に含めて、前記表示手段に出力する。
また、請求項3に係る患者誘導システムは、請求項1又は2に係る患者誘導システムにおいて、前記移動情報格納手段は、前記患者特定情報と、前記移動経路情報と、患者が誘導基準位置に存在すべき時刻を特定する時刻情報とを、相互に対応付けて格納し、前記制御手段は、前記読み取り手段により読み取られた二次元コードに含まれる前記患者特定情報に対応する時刻情報を前記移動情報格納手段から取得し、当該取得した時刻情報に基づいて、患者が誘導基準位置に存在すべき時刻に関する案内を前記誘導情報に含めて、前記表示手段に出力する。
また、請求項4に係る患者誘導システムは、請求項3に係る患者誘導システムにおいて、前記制御手段は、前記移動情報格納手段から取得した時刻情報に基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置に存在すべき時刻を特定し、当該特定した時刻に関する案内を前記誘導情報に含めて、前記表示手段に出力する。
また、請求項5に係る患者誘導システムは、請求項1から4のいずれか一項に係る患者誘導システムにおいて、前記制御手段は、前記特定した患者の現在の誘導基準位置と、前記移動情報格納手段にて格納された移動経路情報とに基づいて、患者の移動経路の逸脱の有無に関する判定を行い、当該判定結果に基づく所定の制御を行う。
また、請求項6に係る患者誘導方法は、患者特定情報と、複数の誘導基準位置に基づいて特定される患者毎の移動経路を特定するための移動経路情報とを、相互に対応付けて格納する移動情報格納手段と、表示手段を特定するための表示手段特定情報と、当該表示手段の近傍位置に配置された読み取り手段を特定するための読み取り手段特定情報とを、相互に対応付けて格納する手段特定情報格納手段とを備える患者誘導システムを用いて患者を誘導するための方法であって、医療施設に設定された複数の誘導基準位置の各々に設置された表示手段の近傍位置に配置された読み取り手段を用いて、患者を特定するための患者特定情報を含む二次元コードを読み取る二次元コード読み取りステップと、前記二次元コード読み取りステップにて前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段に基づいて、患者の現在の誘導基準位置を特定する現在誘導基準位置特定ステップと、前記二次元コード読み取りステップにて読み取られた二次元コードに含まれる前記患者特定情報に対応する移動経路情報を、前記移動情報格納手段から取得する移動経路情報取得ステップと、前記現在誘導基準位置特定ステップにて特定した患者の現在の誘導基準位置と、前記移動経路情報取得ステップにて取得した患者の移動経路情報とに基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置を特定する次順誘導基準位置特定ステップと、前記二次元コード読み取りステップにて前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段の読み取り手段特定情報に対応する表示手段特定情報を、前記手段特定情報格納手段から取得する表示手段特定情報取得ステップと、前記特定した患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報を、前記表示手段特定情報取得ステップにて取得した表示手段特定情報にて特定される前記表示手段に出力する表示ステップとを含む。
また、請求項7に係る患者誘導プログラムは、医療施設に設定された複数の誘導基準位置の各々に設置された表示手段と、前記表示手段の近傍位置に配置され、患者を特定するための患者特定情報を含む二次元コードを読み取る読み取り手段と、前記患者特定情報と、前記複数の誘導基準位置に基づいて特定される患者毎の移動経路を特定するための移動経路情報とを、相互に対応付けて格納する移動情報格納手段と、前記表示手段を特定するための表示手段特定情報と、当該表示手段の近傍位置に配置された前記読み取り手段を特定するための読み取り手段特定情報とを、相互に対応付けて格納する手段特定情報格納手段とを備えたシステムを制御するためのコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段に基づいて、患者の現在の誘導基準位置を特定させ、前記読み取り手段により読み取られた二次元コードに含まれる前記患者特定情報に対応する移動経路情報を前記移動情報格納手段から取得させ、前記特定した患者の現在の誘導基準位置と前記取得した患者の移動経路情報とに基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置を特定させ、前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段の読み取り手段特定情報に対応する表示手段特定情報を前記手段特定情報格納手段から取得させ、前記特定した患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報を、前記取得した表示手段特定情報にて特定される前記表示手段に出力させる。
請求項1に記載の患者誘導システム、請求項6に記載の患者誘導方法、又は請求項7に記載の患者誘導プログラムによれば、患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報が、表示手段に出力されるので、医療施設における患者の誘導を行うことが可能となり、患者に安心感を与えたり、医療行為を円滑に行ったり、患者の案内を行うための人員を削減することで医療施設の運営コストを低減することが可能となる。特に、従来のタグ装置に比べて安価で迅速に発行することが可能な二次元コードを用いて誘導を行うことが可能となるので、患者誘導システムの導入コストや運用コストを低減することが可能となる。さらに、特許文献1に記載の従来のシステムのように非接触通信を行う必要がないので、心臓ペースメーカ等の埋め込み機器に悪影響を与える懸念を解消でき、患者誘導システムを医療施設に容易に導入することが可能となる。
また、請求項2に記載の患者誘導システムによれば、患者の診療計画に関する案内が誘導情報に含めて表示手段に出力されるので、患者が容易に診療計画を確認することが可能となり、患者に一層の安心感を与えたり、医療行為を一層円滑に行うことが可能となる。
また、請求項3に記載の患者誘導システムによれば、患者が誘導基準位置に存在すべき時刻に関する案内が誘導情報に含めて表示手段に出力されるので、患者が容易に現在の移動タイミングの適否を確認することが可能となり、患者に一層の安心感を与えたり、医療行為を一層円滑に行うことが可能となる。
また、請求項4に記載の患者誘導システムによれば、患者が次に向かうべき誘導基準位置に存在すべき時刻に関する案内が誘導情報に含めて表示手段に出力されるので、患者が容易に次の誘導基準位置に向かうべきタイミングを確認することが可能となり、患者に一層の安心感を与えたり、医療行為を一層円滑に行うことが可能となる。
また、請求項5に記載の患者誘導システムによれば、患者の移動経路の逸脱の有無に関する判定の判定結果に基づく所定の制御を行われるので、例えば、患者が移動経路から逸脱している場合には、患者に対してその事実を報知したり、医療関係者に対してその事実を報知することで、患者を正しい移動経路に誘導することが可能となり、患者に一層の安心感を与えたり、医療行為を一層円滑に行うことが可能となる。
本発明の実施の形態に係る患者誘導システムを適用した病院の一つのフロアの平面図である。 患者誘導システムの患者誘導サーバのブロック図である。 移動情報の構成例を示す図である。 手段特定情報の構成例を示す図である。 患者診療計画情報の構成例を示す図である。 患者位置履歴情報の構成例を示す図である。 患者誘導処理のフローチャートである。 誘導情報の表示例を示す図である。 所在情報の表示例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明の本実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕本実施の形態に共通の基本的概念を説明した後、〔II〕本実施の形態の具体的内容について説明し、〔III〕最後に、本実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、これら本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕本実施の形態に共通の基本的概念
まず、本実施の形態に共通の基本的概念について説明する。本実施の形態に係る患者誘導システム、患者誘導方法、及び患者誘導プログラムは、医療施設において患者を誘導するためのものである。
医療施設とは、診断、診察、又は手術に関する施設であり、病院、診療所、及び療養所を含む。患者とは、診断、診察、又は手術の対象となる人であるが、その付き添い人や見舞い客を含めてもよい。以下では、病院において患者が健康診断を受ける場合を例に挙げて説明する。
本実施の形態に係る患者誘導システムの特徴の一つは、概略的に、医療施設に設定された複数の誘導基準位置に表示手段を設置すると共に、この表示手段の近傍位置に、患者が保持する二次元コードを読み取る読み取り手段を設置する。そして、患者が表示手段の近傍位置に来た場合に、この患者が保持する二次元コードを読み取り手段で読み取ることで、患者を特定すると共に、当該患者の現在位置を特定し、これらの情報に基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報を表示手段に表示する。従って、この誘導情報を見ることで、患者は、次の誘導基準位置に向かうことが可能となる。
〔II〕本実施の形態の具体的内容
次に、本実施の形態の具体的内容について説明する。以下では、本実施の形態に係る患者誘導システムの構成と、患者誘導システムによる患者誘導処理を、順次説明する。
(構成)
図1は、本実施の形態に係る患者誘導システムを適用した病院の一つのフロアの平面図である。この図1に示すように、病院には、受付、複数の診察室、複数の待合室、及び管理室が設けられており、これら各部屋は通路で接続されている。この通路における複数の位置には、誘導基準位置(図1においてP1〜P7)が設定されており、これらの各誘導基準位置には、モニタ2と二次元コードリーダ3が設けられている。また、管理室には、患者誘導サーバ10と端末装置20が設置されている。これらモニタ2、二次元コードリーダ3、患者誘導サーバ10、及び端末装置20によって、患者誘導システム1が構成されている。なお、誘導基準位置の設定方法は任意であるが、患者が誘導を必要とする可能性の高いことが予想される位置や間隔で設定されることが好ましく、例えば、受付、各診察室の出入口、待合室の出入口、及び通路の分岐位置や、これら各位置の近傍に設定することが好ましい。
(構成−モニタ)
モニタ2は、病院に設定された複数の誘導基準位置の各々に設置された表示手段であり、患者に情報を提示するための表示手段である。このモニタ2の構成や設置方法は、誘導情報を患者に向けて表示できる限りにおいて任意であり、例えば、公知の液晶ディスプレイとして構成され、通路の側壁に固定されている。このモニタ2には、当該モニタ2を特定するための後述するモニタIDが設定されており、このモニタIDが含まれる情報のみを表示する。
(構成−二次元コードリーダ)
二次元コードリーダ3は、モニタ2の近傍位置に配置され、患者を特定するための患者ID(患者特定情報)を含む二次元コードを読み取る読み取り手段である。ここで、二次元コードの種類は任意であり、例えば、QRコードやバーコードを使用することができる。二次元コードリーダ3の構成や設置方法は、二次元コードを読み取ることができる限りにおいて任意である。例えば、患者が自己の保持する二次元コードを二次元コードリーダ3に能動的にかざすことで、二次元コードを光学的に読み取る、光学スキャナー式の二次元コードリーダ3であってもよい。あるいは、患者が能動的な行為を行うことなく、二次元コードリーダ3に近づいただけで自動的に二次元コードを読み取ることができるものが好ましく、例えば、二次元コードを含む領域を撮像するカメラと、このカメラにて撮像された画像の中から公知の方法により二次元コードを抽出して復号することにより、二次元コードによりコード化された情報(ここでは、後述する患者ID)を取得する抽出復号部とを備える画像解析装置として構成してもよい。以下では、このようにカメラと画像解析装置により二次元コードリーダ3が構成されている場合について説明することとし、カメラは、モニタ2の上方において、モニタ2の正面に立った患者を撮像できるように固定されているものとする。この二次元コードリーダ3には、当該二次元コードリーダ3を特定するための後述する二次元コードリーダIDが設定されており、この二次元コードリーダIDを、読み取った患者IDと共に患者誘導サーバ10に送信する。
(構成−患者誘導サーバ)
患者誘導サーバ10は、患者の誘導を行うための患者誘導手段である。図2には、患者誘導サーバ10のブロック図を示す。この患者誘導サーバ10は、機能概念的に、入出力インターフェース(以下、入出力IF)11、制御部12、及び記憶部13を備えて構成されている。
入出力IF11は、外部機器(ここでは、上述のモニタ2、二次元コードリーダ3、及び端末装置20)との間で有線により通信する通信手段である。
制御部12は、患者誘導サーバ10の各部を制御する制御手段であり、二次元コードリーダ3が二次元コードを読み取った場合に、当該二次元コードリーダ3の近傍位置のモニタ2に誘導情報を出力する制御手段であって、現在位置特定部12a、履歴処理部12b、誘導経路取得部12c、次順位置特定部12d、診療計画取得部12e、時刻情報特定部12f、移動状態制御部12g、及び案内制御部12hを備える。現在位置特定部12aは、二次元コードを読み取った二次元コードリーダ3に基づいて、患者の現在の誘導基準位置を特定する現在位置特定手段である。履歴処理部12bは、二次元コードを読み取った二次元コードリーダ3に基づいて特定された患者の現在の誘導基準位置を、二次元コードリーダ3により読み取られた二次元コードに含まれる患者IDに対応付けて、患者位置履歴情報DB13d(後述する)に格納する履歴処理手段である。誘導経路取得部12cは、二次元コードリーダ3により読み取られた二次元コードに含まれる患者ID(後述する)に対応する移動経路情報を移動情報データベース(以下、データベースを「DB」と称する)(後述する)から取得する移動経路取得手段である。次順位置特定部12dは、特定した患者の現在の誘導基準位置と、取得した患者の移動経路情報とに基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置を特定する次順位置特定手段である。診療計画取得部12eは、二次元コードリーダ3により読み取られた二次元コードに含まれる患者IDに対応する診療計画情報(後述する)を患者診療計画情報DB13c(後述する)から取得する診療計画取得手段である。時刻情報特定部12fは、二次元コードリーダ3により読み取られた二次元コードに含まれる患者IDに対応する時刻情報を移動情報DB13aから取得する時刻情報特定手段である。移動状態制御部12gは、特定した患者の現在の誘導基準位置と、移動情報DB13aにて格納された移動経路情報とに基づいて、患者の移動経路の逸脱の有無に関する判定を行い、当該判定結果に基づく所定の制御を行う移動状態制御手段である。案内制御部12hは、特定した患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報を、取得した表示手段特定情報(後述する)にて特定されるモニタ2に出力する案内制御手段である。これら各部の具体的な機能については後述する。
この制御部12の具体的な構成は任意であり、例えば、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定した組み込みプログラム、所要データを格納するための内部メモリ、及び、これらのプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えて構成される(後述する端末装置20の制御部も同様)。特に、本実施の形態に係る患者誘導プログラムは、磁気や光により読み取り可能な任意の形式の記録媒体に記録され、図示しない読み取り装置を介して患者誘導サーバ10にインストールされることで、制御部12の各部を実質的に構成する。
記憶部13は、制御部12によって実行される各種処理に必要なデータを記録する記録手段である。具体的には、記憶部13は、移動情報DB13a、手段特定情報DB13b、患者診療計画情報DB13c、患者位置履歴情報DB13d、及び地図情報DB13eを備える。
図2の移動情報DB13aは、患者を一意に特定するための情報(患者特定情報)と、複数の誘導基準位置に基づいて特定される患者毎の移動経路を特定するための情報(移動経路情報)とを、相互に対応付けて構成された情報(移動情報)を格納する移動情報格納手段である。図3は、移動情報の構成例を示す図である。この移動情報は、項目「患者ID」、項目「移動経路」、及び項目「移動予定時刻」を含み、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「患者ID」に対応する情報は、患者IDである。項目「移動経路」に対応する情報は、移動経路情報であり、ここでは、誘導基準位置を一意に識別するための誘導基準位置IDを、患者の移動経路に沿った順に記述することで、移動経路が特定される。項目「移動予定時刻」に対応する情報は、患者が誘導基準位置に存在すべき時刻を特定する情報(時刻情報)であり、ここでは、移動経路情報を構成する各誘導基準位置IDに対応する時刻を記述することで、患者が各誘導基準位置に存在すべき時刻が特定される。例えば、図3の一番上のレコードでは、患者ID=KID0001の患者は、誘導基準位置ID=PID0001の誘導基準位置に、時刻=13:45分に存在すべきであり(移動すべきであり)、次に、誘導基準位置ID=PID0005の誘導基準位置に、時刻=14:20分に存在すべきであり、次に、誘導基準位置ID=PID0012の誘導基準位置に、時刻=14:50分に存在すべきであることを示している。
図2の手段特定情報DB13bは、モニタ2を特定するための情報(表示手段特定情報)と、モニタ2の近傍位置に配置された二次元コードリーダ3を特定するための情報(読み取り手段特定情報)とを、相互に対応付けて構成された情報(手段特定情報)を格納する手段特定情報格納手段である。図4は、手段特定情報の構成例を示す図である。この手段特定情報は、項目「誘導基準位置ID」、項目「モニタID」、及び項目「二次元コードリーダID」を含み、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「誘導基準位置ID」に対応する情報は、誘導基準位置を一意に識別するための誘導基準位置IDである。項目「モニタID」に対応する情報は、表示手段特定情報である。項目「二次元コードリーダID」に対応する情報は、読み取り手段特定情報である。例えば、図4の一番上のレコードでは、誘導基準位置ID=PID0001の誘導基準位置に、モニタID=MID0025のモニタ2と、二次元コードリーダID=RID0139の二次元コードリーダ3が配置されていることを示している。
図2の患者診療計画情報DB13cは、患者IDと、患者の診療計画を特定する情報(診療計画情報)とを、相互に対応付けて構成された情報(患者診療計画情報)を格納する患者診療計画情報格納手段である。図5は、患者診療計画情報の構成例を示す図である。この患者診療計画情報は、項目「患者ID」及び項目「診療計画」を含み、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「患者ID」に対応する情報は、患者IDである。項目「診療計画」に対応する情報は、診療計画情報であって、ここでは、項目「診療計画」は、サブ項目として、項目「診療年月日」、項目「診療項目」、及び項目「診療予定時刻」を含む。項目「診療年月日」に対応する情報は、患者が診療を受ける年月日であり、項目「診療項目」に対応する情報は、患者が診療を受ける項目の項目名であり、項目「診療予定時刻」に対応する情報は、患者が診療を受ける予定時刻である。例えば、図5の一番上のレコードでは、患者ID=KID0001の患者は、診療年月日=2010年7月1日に、診療項目=採血を診療予定時刻=13:45に行い、診療項目=体重測定を診療予定時刻=14:20に行い、診療項目=身長測定を診療予定時刻=14:50に行うことを示している。なお、ここでは、図3の移動情報における移動予定時刻と、この診療計画情報における診療予定時刻が同じである場合を例示しているが、これらを異なる時刻としてもよい。
図2の患者位置履歴情報DB13dは、患者特定情報と、二次元コードを読み取った二次元コードリーダ3に基づいて特定された患者の現在の誘導基準位置とを、相互に対応付けて構成された情報(患者位置履歴情報)を格納する患者位置履歴情報格納手段である。図6は、患者位置履歴情報の構成例を示す図である。この患者位置履歴情報は、項目「患者ID」及び項目「患者位置履歴」を含み、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「患者ID」に対応する情報は、患者IDである。項目「患者位置履歴」は、サブ項目として、項目「誘導基準位置ID」及び項目「読み取り時刻」を含む。項目「誘導基準位置ID」に対応する情報は、二次元コードを読み取った二次元コードリーダ3に基づいて特定された患者の現在の誘導基準位置を特定する情報であり、誘導基準位置を一意に識別するための誘導基準位置IDである。項目「読み取り時刻」に対応する情報は、二次元コードリーダ3が二次元コードを読み取った時刻である。例えば、図6の一番上のレコードでは、患者ID=KID0001の患者の二次元コードは、誘導基準位置ID=PID0001の誘導基準位置で時刻=13:43分に読み取られ、次に、導基準位置ID=PID0005の誘導基準位置で時刻=14:22分に読み取られ、次に、誘導基準位置ID=PID0015の誘導基準位置で時刻=14:50分に読み取られたことを示している。
図2の地図情報DB13eは、病院において誘導基準位置から次順の誘導基準位置に移動するために患者に表示すべき地図に関する情報(地図情報)を格納する地図情報格納手段である。この地図情報は、例えば、図1と同様に、病院の各フロアの平面図と、この平面図に関連付けられた座標であって、各誘導基準位置、受付、各診察室、各待合室、及び管理室の座標とを含んで構成されている。
このように記憶部13に記憶される情報のうち、移動情報DB13aの移動情報、手段特定情報DB13bの手段特定情報、患者診療計画情報DB13cの患者診療計画情報、及び地図情報DB13eの地図情報は、後述する患者誘導処理に先立って、医療関係者により任意の方法で決定されて端末装置20の後述する入力部を介して患者誘導サーバ10の記憶部13に格納される。また、患者位置履歴情報DB13dの患者位置履歴情報は、後述する患者誘導処理において記憶部13に格納される。なお、記憶部13の具体的な構成は任意であり、例えばHD(Hard Disk)の如き書き換え可能な記録手段を用いて構成することができる(後述する端末装置20の記憶部も同様)。
(構成−端末装置)
図1において端末装置20は、患者誘導サーバ10との間における情報の入力や出力を医療関係者が行うための端末手段である。この端末装置20は、入出力IF、入力部、出力部、制御部、及び記憶部を備えて構成されている(これら端末装置20の各部の図示は省略する)。入出力IFは、外部機器(ここでは、患者誘導サーバ10)との間で通信する通信手段である。入力部は、任意の情報を患者誘導サーバ10に対して入力するための入力手段であり、例えば、マウス、キーボード、あるいはネットワーク端子を含んで構成されている。出力部は、任意の情報を外部に向けて出力するための出力手段であり、例えば、モニタやネットワーク端子を含んで構成されている。また、端末装置20には、当該端末装置20を特定するための端末装置IDが設定されており、この端末装置IDが含まれる情報のみを出力部に表示する。なお、ここでは、端末装置IDを用いた情報の送信を行うことを意図しているため、端末装置20に端末装置IDを設定しているが、他の形態で情報の送信を行う場合には、端末装置IDの設定は不要である。制御部は、端末装置20の各部を制御する制御手段である。記憶部は、制御部によって実行される各種処理に必要なデータを記録する記録手段である。ただし、端末装置20は、公知のパーソナルコンピュータと同様に構成することができるので、その詳細な説明は省略する。
(処理)
次に、患者誘導システム1において実行される患者誘導処理について説明する。図7は、患者誘導処理のフローチャートである。なお、特記しない制御に関しては、患者誘導サーバ10の制御部12が行うこととする。また、ステップを「S」と略記する。
まず、受付において、各患者は、自己に割り当てられた患者IDをコード化した二次元コードが付与される。この二次元コードの付与の具体的な方法は、二次元コードが二次元コードリーダ3で読み取り可能である限りにおいて任意であるが、極力低コストで迅速に付与できる構成とすることが好ましく、例えば、二次元コードをプリンタで紙に印刷し、この紙を透明なカードフォルダに収めて二次元コードプレートを作成し、この二次元コードプレートが患者に付与される。患者は、このように付与された二次元コードプレートを、二次元コードが二次元コードリーダ3で読み取り可能となるような態様で常に保持する。例えば、二次元コードプレートを首紐によって首からぶら下げることで、二次元コードを自己の胸元近辺に保持する。
次いで、患者は、自己の近傍にあるモニタ2に向かう。ここで、二次元コードリーダ3は、所定間隔(例えば、1秒間に10〜20回)で二次元コードの抽出を自動的に行っており、モニタ2の周辺位置に立った患者によって保持されている二次元コードを含む領域をカメラによって撮像し、当該撮像された領域の中から公知の方法により二次元コードを抽出して復号し、当該二次元コードによってコード化された患者IDを取得して、当該患者IDを患者誘導サーバ10に送信する。このため、患者に二次元コードリーダ3の存在を意識させることなく、患者がモニタ2の周辺位置に立つだけで二次元コードを抽出することが可能となる。特に、カメラが撮像する領域をある程度広域(例えば、カメラの周囲2〜3m)に設定しておくことで、患者が二次元コードリーダ3から若干離れた位置に居る場合においても、二次元コードを抽出することが可能となる。また、このように患者IDを送信する際、二次元コードリーダ3は、予め自己に設定された二次元コードリーダIDを、患者IDと共に患者誘導サーバ10に送信する。また、ネットワークの輻輳状態により送信自体に時間が掛かる可能性があるため、二次元コードリーダ3は、読み取り時刻も合わせて送信する。
このように患者ID及び二次元コードリーダIDが送信された場合(SA1、Yes)、患者誘導サーバ10の現在位置特定部12aは、この二次元コードを読み取った二次元コードリーダ3に基づいて、患者の現在の誘導基準位置を特定する(SA2)。具体的には、現在位置特定部12aは、二次元コードリーダ3から送信された二次元コードリーダIDに対応する誘導基準位置IDを手段特定情報DB13bから取得することで、患者の現在の誘導基準位置を特定する。
次いで、患者誘導サーバ10の履歴処理部12bは、現在位置特定部12aにて特定された患者の現在の誘導基準位置と、二次元コードリーダ3から送信された読み取り時刻を、二次元コードリーダ3により読み取られた二次元コードに含まれる患者IDに対応付けて、患者位置履歴情報DB13dに格納する(SA3)。具体的には、履歴処理部12bは、SA1で特定された誘導基準位置IDと、二次元コードリーダ3から送信された患者IDと、二次元コードリーダ3から送信された読み取り時刻とを、相互に関連付けて患者位置履歴情報DB13dに格納する。
その後、患者誘導サーバ10の誘導経路取得部12cは、二次元コードリーダ3により読み取られた二次元コードに含まれる患者IDに対応する移動経路情報を移動情報DB13aから取得する(SA4)。具体的には、誘導経路取得部12cは、二次元コードリーダ3から送信された患者IDに対応する移動経路を構成する全ての誘導基準位置IDを移動情報DB13aから取得する。
そして、患者誘導サーバ10の次順位置特定部12dは、SA2で特定した患者の現在の誘導基準位置と、SA4で取得した患者の移動経路情報とに基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置を特定する(SA5)。具体的には、次順位置特定部12dは、SA4で取得した移動経路を構成する全ての誘導基準位置IDの中から、SA2で取得した誘導基準位置IDの次順の誘導基準位置IDを、患者が次に向かうべき誘導基準位置の誘導基準位置IDとして特定する。例えば、図3の例において、患者ID=KID0001の患者の移動経路を構成する誘導基準位置IDは、PID0001、PID0005、PID0012等であり、SA2で取得した誘導基準位置IDがPID0001である場合には、患者が次に向かうべき誘導基準位置の誘導基準位置IDとしてPID0005が特定される。
次いで、患者誘導サーバ10の診療計画取得部12eは、二次元コードリーダ3により読み取られた二次元コードに含まれる患者IDに対応する診療計画情報を患者診療計画情報DB13cから取得する(SA6)。具体的には、診療計画取得部12eは、二次元コードリーダ3から送信された患者IDに対応する全ての診療年月日、診療項目、及び診療予定時刻を患者診療計画情報DB13cから取得する。
次いで、患者誘導サーバ10の時刻情報特定部12fは、二次元コードリーダ3により読み取られた二次元コードに含まれる患者IDに対応する時刻情報を移動情報DB13aから取得すると共に、移動情報DB13aから取得した時刻情報に基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置に存在すべき時刻を特定する(SA7)。具体的には、時刻情報特定部12fは、移動情報DB13aに格納された移動予定時刻の中から、二次元コードリーダ3から送信された患者IDに対応する移動予定時刻であって、SA2で取得した誘導基準位置IDに対応する移動予定時刻と、SA5で特定した次順の誘導基準位置に対応する誘導基準位置IDに対応する移動予定時刻とを取得する。例えば、図3の例において、患者ID=KID0001に対応する時刻情報として、現在の誘導基準位置に対応する誘導基準位置ID=PID0001に対応する移動予定時刻として、13:45を取得し、次順の誘導基準位置に対応する誘導基準位置ID=PID0005に対応する移動予定時刻として、14:20を取得する。
その後、患者誘導サーバ10の移動状態制御部12gは、SA2で特定した患者の現在の誘導基準位置と、移動情報DB13aにて格納された移動経路情報とに基づいて、患者の移動経路の逸脱の有無に関する判定を行い、当該判定結果に基づく所定の制御を行う(SA8)。具体的には、移動状態制御部12gは、移動経路逸脱の有無と、移動遅れの有無を判定する。
移動経路逸脱の有無の判定は、具体的には、SA2で特定した患者の現在の誘導基準位置に対応する誘導基準位置IDが、SA4で取得した患者の移動経路を構成する誘導基準位置IDに含まれるか否かを判定することにより行い、含まれる場合には、移動経路逸脱がない(患者が正しい経路を移動している)ものとして、記憶部13の所定領域に格納されている移動経路逸脱フラグをOFFとし、含まれない場合には、移動経路逸脱がある(患者が誤った経路を移動している)ものとして、移動経路逸脱フラグをONとする。
また、移動遅れの有無の判定は、具体的には、SA2で特定した患者の現在の誘導基準位置に対応する誘導基準位置IDに基づいて移動情報DB13aを参照し、この誘導基準位置IDに対応する移動予定時刻を取得して、当該取得した移動予定時刻に対して、SA3で取得された二次元コードの読み取り時刻が、所定時間以上(例えば5分以上)遅れているか否かを判定し、遅れていない場合には、移動遅れがない(患者が適切な速度で移動している)ものとして、記憶部13の所定領域に格納されている移動遅れフラグをOFFとし、遅れている場合には、移動遅れがある(患者が予定より遅い速度で移動している)ものとして、移動遅れフラグをONとする。ただし、移動遅れの有無の判定は他の方法で行うこともでき、例えば、SA1で送信された患者IDに対応する患者位置履歴情報を患者位置履歴情報DB13dから取得し、当該取得した患者位置履歴情報に含まれる誘導基準位置ID及び読み取り時刻に基づいて、各誘導基準位置IDの相互間の移動時間の平均値を算定し、当該算定した平均値が所定値以上である場合には、移動遅れがあると判定してもよい。また、この場合において、各誘導基準位置の相互間の距離を予め記憶部13に設定しておき、この距離を参照して、単位距離当たりの移動時間の平均値を算定し、当該算定した平均値が所定値以上である場合には、移動遅れがあると判定してもよい。
次いで、患者誘導サーバ10の案内制御部12hは、二次元コードを読み取った二次元コードリーダ3の読み取り手段特定情報に対応する表示手段特定情報を手段特定情報DB13bから取得し、特定した患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報を、当該取得した表示手段特定情報にて特定されるモニタ2に出力する(SA9)。具体的には、案内制御部12hは、SA1で送信された二次元コードリーダIDに対応するモニタIDを手段特定情報DB13bから取得し、送信すべき誘導情報を生成して、当該生成した誘導情報を、当該取得したモニタIDにて特定されるモニタ2に出力する。このモニタ2への誘導情報の出力は、モニタIDを送信先IDとしてヘッダ情報に含めた誘導情報を生成して入出力IF11を介して送信することで行われる。各モニタ2は、誘導情報を受信した場合に、当該誘導情報に含まれるヘッダ情報を解析し、自己に設定されたモニタIDが当該ヘッダ情報に送信先IDとして含まれている場合には、当該誘導情報を表示する。このように表示された誘導情報の表示例を図8に示す。
ここで、モニタ2に出力される誘導情報としては、患者の現在位置情報、患者の診療計画に関する情報、患者の移動経路逸脱に関する情報、患者の移動遅れに関する情報、及び患者が次順の誘導基準位置に向かうための情報を含めることができる。患者の診療計画に関する情報としては、SA6で取得した診療年月日、診療項目、及び診療予定時刻を含める(図8のM1)。患者の移動経路逸脱に関する情報は、SA8において記憶部13の移動経路逸脱フラグがONとされている場合にのみ含められるものであり、例えば、患者に対して移動経路が逸脱していることを報知するための所定のメッセージを表示する(図8のM2)。患者の移動遅れに関する情報に関する情報は、SA8において記憶部13の移動遅れフラグがONとされている場合にのみ含められるものであり、例えば、患者に対して移動が遅れていることを報知するための所定のメッセージを表示する(図8のM3)。患者が次順の誘導基準位置に向かうための情報としては、SA2で特定した患者の現在の誘導基準位置から、SA5で特定した次順の誘導基準位置に至る経路を、地図情報DB13eの地図を参照し、公知の経路探索ロジックを用いて探索し、当該探索した経路を、地図情報DB13eの地図に重畳して表示する(図8のM4)。また、この際、SA7で特定した次順の誘導基準位置に患者が存在すべき時刻を表意する(図8のM5)。
また、案内制御部12hは、患者の所在を医療関係者に知らせるため、患者の所在に関する所在情報を端末装置20の出力部に出力する(SA10)。具体的には、案内制御部12hは、端末装置20に設定した端末装置IDを送信先IDとしてヘッダ情報に含めた所在情報を生成し、当該所在情報を入出力IF11を介して送信することで行われる。端末装置20は、所在情報を受信した場合に、当該所在情報に含まれるヘッダ情報を解析し、自己に設定された端末装置IDが当該ヘッダ情報に送信先IDとして含まれている場合には、当該所在情報を表示する。このように表示された所在情報の表示例を図9に示す。ここで、端末装置20に出力される所在情報としては、図8の表示例と同様に、患者の移動経路逸脱に関する情報と(図9のM10)、患者の移動遅れに関する情報(図9のM11)、及びSA2で特定した患者の現在の誘導基準位置からSA5で特定した次順の誘導基準位置に至る経路(図9のM12)を含めることができる。以降、同様に、患者の保持する二次元コードが各誘導基準位置において二次元コードリーダ3によって読み取られる毎に、同様の表示が行われる。あるいは、患者の移動経路逸脱があったことや、患者の移動遅れがあった場合に、当該患者の患者ID等を端末装置20の出力部に表示し、医療関係者が状態を知りたい患者の患者IDを選択した場合に、当該選択された患者IDに基づいて、患者位置履歴情報DB13dから患者位置履歴を取得して端末装置20の出力部に表示するようにしてもよい。
(効果)
このように本実施の形態によれば、患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報が、モニタ2に出力されるので、医療施設における患者の誘導を行うことが可能となり、患者に安心感を与えたり、医療行為を円滑に行ったり、患者の案内を行うための人員を削減することで医療施設の運営コストを低減することが可能となる。特に、従来のタグ装置に比べて安価で迅速に発行することが可能な二次元コードを用いて誘導を行うことが可能となるので、患者誘導システム1の導入コストや運用コストを低減することが可能となる。さらに、非接触通信を行う必要がないので、患者誘導システム1を医療施設に容易に導入することが可能となる。
また、患者の診療計画に関する案内が誘導情報に含めてモニタ2に出力されるので、患者が容易に診療計画を確認することが可能となり、患者に一層の安心感を与えたり、医療行為を一層円滑に行うことが可能となる。
また、患者が誘導基準位置に存在すべき時刻に関する案内が誘導情報に含めてモニタ2に出力されるので、患者が容易に現在の移動タイミングの適否を確認することが可能となり、患者に一層の安心感を与えたり、医療行為を一層円滑に行うことが可能となる。
また、患者が次に向かうべき誘導基準位置に存在すべき時刻に関する案内が誘導情報に含めてモニタ2に出力されるので、患者が容易に次の誘導基準位置に向かうべきタイミングを確認することが可能となり、患者に一層の安心感を与えたり、医療行為を一層円滑に行うことが可能となる。
また、患者の移動経路の逸脱の有無に関する判定の判定結果に基づく所定の制御を行われるので、例えば、患者が移動経路から逸脱している場合には、患者に対してその事実を報知したり、医療関係者に対してその事実を報知することで、患者を正しい移動経路に誘導することが可能となり、患者に一層の安心感を与えたり、医療行為を一層円滑に行うことが可能となる。
〔III〕本実施の形態に対する変形例
以上、本発明に係る本実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(分散や統合について)
また、上述した患者誘導システム1の構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成できる。例えば、患者誘導サーバ10の機能の全部又は一部を他のサーバや端末装置20に持たせたり、患者誘導サーバ10の機能の全部又は一部を任意のネットワークを介したクラウド形式で提供してもよい。
(誘導情報や所在情報について)
誘導情報や所在情報には、患者が次に向かうべき誘導基準位置に代えて、あるいは患者が次に向かうべき誘導基準位置に加えて、患者の氏名や、患者が次に向かうべき検査室や診察室の名称や場所を含めてもよい。例えば、患者IDと患者の氏名を対応付けて格納する患者情報DBを記憶部13に記憶させておき、二次元コードリーダ3で読み取られた二次元コードにて特定される患者IDに対応する氏名を患者情報DBから取得し、当該取得した氏名を誘導情報や所在情報に含めてもよい。また、手段特定情報DB13bには、誘導基準位置IDに対応付けて、誘導基準位置IDにて特定される誘導基準位置が設定されている検査室や診察室の名称(検査室A、第1診察室等)や場所(1階エレベータ横、中央棟2階等)を含めておき、次に向かうべき誘導基準位置の誘導基準位置IDに対応する名称や場所を手段特定情報DB13bから取得して、誘導情報や所在情報に含めてもよい。このように、その他にも各種の情報を誘導情報や所在情報に含めることができる。また、誘導情報や所在情報の出力形態も任意であり、例えば、移動経路逸脱や移動遅れがある場合には、モニタ2において点滅表示を行って患者の一層の注意喚起を図ったり、モニタ2による表示に加えて、誘導基準位置の近傍に設けたスピーカから音声出力を行うようにしてもよい。
(二次元コードの読み取りについて)
上記実施の形態では、患者が自己の二次元コードを二次元コードリーダ3に読み取らせることを前提として各種の情報の表示等を行っているため、この読み取りが確実に行われるようなシステム上の工夫や運用上の工夫を施すことが好ましい。システム上の工夫としては、例えば、各モニタ2の画面に、二次元コードの読取りを促すための警告を表示しておくことが考えられる。あるいは、運用上の工夫としては、各検査室や診療室等の主要ポイントでは、患者ではなく医療スタッフが、必ず患者の二次元コードを二次元コードリーダ3に読み取らせるようにしてもよい。
(情報の表示制御について)
上記実施の形態では、送信先IDをヘッダ情報に含めて各種の情報を送信し、端末装置20やモニタ2では当該ヘッダ情報に含まれる当該送信先IDを参照して、当該情報を表示するか否かの表示制御を行っているが、表示制御は、例えば、モニタ2に接続した図示しないコンピュータにて行うようにしてもよい。あるいは、送信先IDを使用することなく表示制御を行ってもよく、例えば、端末装置20やモニタ2のネットワークアドレスを使用してもよい。
1 患者誘導システム
2 モニタ
3 二次元コードリーダ
10 患者誘導サーバ
11 入出力IF
12 制御部
12a 現在位置特定部
12b 履歴処理部
12c 誘導経路取得部
12d 次順位置特定部
12e 診療計画取得部
12f 時刻情報特定部
12g 移動状態制御部
12h 案内制御部
13 記憶部
13a 移動情報DB
13b 手段特定情報DB
13c 患者診療計画情報DB
13d 患者位置履歴情報DB
13e 地図情報DB
20 端末装置
P1〜P7 誘導基準位置
M1〜M5、M10〜M12 表示情報

Claims (7)

  1. 医療施設に設定された複数の誘導基準位置の各々に設置された表示手段と、
    前記表示手段の近傍位置に配置され、患者を特定するための患者特定情報を含む二次元コードを読み取る読み取り手段と、
    前記患者特定情報と、前記複数の誘導基準位置に基づいて特定される患者毎の移動経路を特定するための移動経路情報とを、相互に対応付けて格納する移動情報格納手段と、
    前記表示手段を特定するための表示手段特定情報と、当該表示手段の近傍位置に配置された前記読み取り手段を特定するための読み取り手段特定情報とを、相互に対応付けて格納する手段特定情報格納手段と、
    前記読み取り手段が前記二次元コードを読み取った場合に、当該読み取り手段の近傍位置の前記表示手段に誘導情報を出力する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段に基づいて、患者の現在の誘導基準位置を特定し、
    前記読み取り手段により読み取られた二次元コードに含まれる前記患者特定情報に対応する移動経路情報を前記移動情報格納手段から取得し、
    前記特定した患者の現在の誘導基準位置と前記取得した患者の移動経路情報とに基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置を特定し、
    前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段の読み取り手段特定情報に対応する表示手段特定情報を前記手段特定情報格納手段から取得し、
    前記特定した患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報を、前記取得した表示手段特定情報にて特定される前記表示手段に出力する、
    患者誘導システム。
  2. 前記患者特定情報と、患者の診療計画を特定する診療計画情報とを格納する患者診療計画情報格納手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記読み取り手段により読み取られた二次元コードに含まれる前記患者特定情報に対応する診療計画情報を前記患者診療計画情報格納手段から取得し、当該取得した診療計画情報に基づいて、患者の診療計画に関する案内を前記誘導情報に含めて、前記表示手段に出力する、
    請求項1に記載の患者誘導システム。
  3. 前記移動情報格納手段は、前記患者特定情報と、前記移動経路情報と、患者が誘導基準位置に存在すべき時刻を特定する時刻情報とを、相互に対応付けて格納し、
    前記制御手段は、
    前記読み取り手段により読み取られた二次元コードに含まれる前記患者特定情報に対応する時刻情報を前記移動情報格納手段から取得し、当該取得した時刻情報に基づいて、患者が誘導基準位置に存在すべき時刻に関する案内を前記誘導情報に含めて、前記表示手段に出力する、
    請求項1又は2に記載の患者誘導システム。
  4. 前記制御手段は、
    前記移動情報格納手段から取得した時刻情報に基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置に存在すべき時刻を特定し、当該特定した時刻に関する案内を前記誘導情報に含めて、前記表示手段に出力する、
    請求項3に記載の患者誘導システム。
  5. 前記制御手段は、
    前記特定した患者の現在の誘導基準位置と、前記移動情報格納手段にて格納された移動経路情報とに基づいて、患者の移動経路の逸脱の有無に関する判定を行い、当該判定結果に基づく所定の制御を行う、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の患者誘導システム。
  6. 患者特定情報と、複数の誘導基準位置に基づいて特定される患者毎の移動経路を特定するための移動経路情報とを、相互に対応付けて格納する移動情報格納手段と、
    表示手段を特定するための表示手段特定情報と、当該表示手段の近傍位置に配置された読み取り手段を特定するための読み取り手段特定情報とを、相互に対応付けて格納する手段特定情報格納手段とを備える患者誘導システムを用いて患者を誘導するための方法であって、
    医療施設に設定された複数の誘導基準位置の各々に設置された表示手段の近傍位置に配置された読み取り手段を用いて、患者を特定するための患者特定情報を含む二次元コードを読み取る二次元コード読み取りステップと、
    前記二次元コード読み取りステップにて前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段に基づいて、患者の現在の誘導基準位置を特定する現在誘導基準位置特定ステップと、
    前記二次元コード読み取りステップにて読み取られた二次元コードに含まれる前記患者特定情報に対応する移動経路情報を、前記移動情報格納手段から取得する移動経路情報取得ステップと、
    前記現在誘導基準位置特定ステップにて特定した患者の現在の誘導基準位置と、前記移動経路情報取得ステップにて取得した患者の移動経路情報とに基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置を特定する次順誘導基準位置特定ステップと、
    前記二次元コード読み取りステップにて前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段の読み取り手段特定情報に対応する表示手段特定情報を、前記手段特定情報格納手段から取得する表示手段特定情報取得ステップと、
    前記特定した患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報を、前記表示手段特定情報取得ステップにて取得した表示手段特定情報にて特定される前記表示手段に出力する表示ステップと、
    を含む患者誘導方法。
  7. 医療施設に設定された複数の誘導基準位置の各々に設置された表示手段と、
    前記表示手段の近傍位置に配置され、患者を特定するための患者特定情報を含む二次元コードを読み取る読み取り手段と、
    前記患者特定情報と、前記複数の誘導基準位置に基づいて特定される患者毎の移動経路を特定するための移動経路情報とを、相互に対応付けて格納する移動情報格納手段と、
    前記表示手段を特定するための表示手段特定情報と、当該表示手段の近傍位置に配置された前記読み取り手段を特定するための読み取り手段特定情報とを、相互に対応付けて格納する手段特定情報格納手段とを備えたシステムを制御するためのコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段に基づいて、患者の現在の誘導基準位置を特定させ、
    前記読み取り手段により読み取られた二次元コードに含まれる前記患者特定情報に対応する移動経路情報を前記移動情報格納手段から取得させ、
    前記特定した患者の現在の誘導基準位置と前記取得した患者の移動経路情報とに基づいて、患者が次に向かうべき誘導基準位置を特定させ、
    前記二次元コードを読み取った前記読み取り手段の読み取り手段特定情報に対応する表示手段特定情報を前記手段特定情報格納手段から取得させ、
    前記特定した患者が次に向かうべき誘導基準位置に患者を誘導するための誘導情報を、前記取得した表示手段特定情報にて特定される前記表示手段に出力させる、
    患者誘導プログラム。
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