JP2013200752A - 医療機器の情報開示システム及び情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 医療機関に設置されている各種医療機器に係る解説並びに安全確認情報を開示する技術を提供する。
【解決手段】 携帯端末が医療機器に張り付けられた2次元バーコードを撮影することで、その医療機器を特定するデバイス識別情報、並びに、要求先のサーバのアドレスが取得すると、サーバに向けて、デバイス識別情報を送信する。サーバは、この要求を受け、該当するデータベースを検索し、デバイス識別情報で特定された医療機器の、名称及び説明文並びにメンテナンスに関する機器情報を携帯端末に送信する。携帯端末は、受信した機器情報を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は病院等における医療機器に関する情報開示技術に関するものである。
ネットワークの発展に伴い情報の共有が可能になってきている。係るネットワークを介して医療機器を管理するシステムも幾つか提案されている。
例えば、特許文献1では、医療機器の生体情報、稼動情報およびアラームを含むモニタ信号を、離れた場所にいる医師や看護師等の医療関係者にリアルタイムで送信する医療機器管理システムを提供している。
しかしながら、これまでのネットワークを介した医療機器に係る技術は、専ら医師等の医療関係者に有益な情報を提供するのみでしかない。
周知の通り、医療分野の技術の発展はめざましく、様々な医療機器が登場してきている。医療関係者にとっては、個々の機器の名称は勿論のこと、その機能/目的は周知の事項であっても、一般人がその知識を有していることはむしろ希である。
特開2006−167400号公報
しかし、その一方で、親族が入院して治療を受けている場合においては、付き添いの親族等は、患者の周りに設置された医療機器がどのようなものであるのかは勿論のこと、正規の点検を経た安心出来る状態であるのかを確認したいという要望があることもまた事実である。
本発明は係る問題に鑑みなされたものであり、医療機関に設置されている各種医療機器に係る解説並びに安全確認情報を開示する技術を提供しようとするものである。
かかる課題を解決するため、本発明の医療機器の情報開示システムは以下の構成を備える。すなわち、
医療機関内に置かれた医療機器に関する情報の要求を発信する携帯端末と、当該携帯端末からの前記要求を受信し、対象となる前記医療機器に関する情報を前記端末に向けて送信するサーバ装置とで構成される、医療機器の情報開示システムであって、
前記サーバ装置は、
個々の前記医療機器を特定して識別するデバイス識別情報に対応して、当該デバイス識別情報で特定される前記医療機器の名称及び説明文並びにメンテナンスに関する機器情報を格納する領域を有する機器情報記憶手段と、
前記携帯端末から、デバイス識別情報を含む、前記医療機器に関する情報要求を受信した場合、受信した情報要求に含まれる前記デバイス識別情報をキーにして前記機器情報記憶手段を検索し、対応する前記機器情報を取得する検索手段と、
該検索手段で検索した前記機器情報を、要求元の前記携帯端末に送信する送信手段とを有し、
前記携帯端末は、
前記医療機器から当該医療機器のデバイス識別情報並びに前記サーバ装置のアドレスを取得する取得手段と、
該取得手段で取得した前記バイス識別情報を含む情報要求を、前記取得手段で取得したアドレスで示される前記サーバ装置に向けて送信することで得た、前記機器情報を表示する表示手段とを有する。
本発明によれば、携帯端末からの要求に応じて、医療機関に設置されている各種医療機器に係る解説並びに安全確認情報を、提供できる。
実施形態における医療機器管理システムの構成概念図である。 実施形態におけるサーバのブロック構成図である。 サーバが管理するデバイス管理DBのデータ構造を示す図である。 サーバが管理するカルテDBのデータ構造を示す図である。 実施形態におけるサーバの処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面に従って本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、本発明の好適な実施形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
<医療機器管理システムの概要の説明>
図1は、病院等の医療機関に設置される、実施形態に係る医療機器管理システムの構成概念図を示している。図示において、100はサーバであり、詳細は後述するが、医療機器並びに患者の治療等に関わる情報を管理する装置である。121は、医師等が患者の診察の際に使用する端末、122は医療機器の点検に関わる技師等が利用する端末であり、いずれもサーバ100に管理されているデータを参照、或いは、更新するものである。200はサーバ100、端末121、122を接続するローカルエリアネットワーク(以下、単にネットワーク)である。131はアクセスポイントであって、ネットワーク200に無線接続するための中継装置として機能する。150は病院側が受付にて付き添いの親族等が希望した場合に配布する携帯端末または付き添いの親族等自身が持ち込んだ携帯端末であり、実施形態ではカメラ内蔵であって、QRコード(株式会社デンソーウェーブの登録商標)等の2次元バーコードを認識する機能を持つものとする。
なお、携帯端末150は、無線通信機能、並びに、撮影機能を有し、2次元バーコードを解釈するできる装置であれば良いので、携帯電話やスマートホンでも構わない。また、或る程度の情報を保持できれば良いので、2次元バーコード以外であっても構わない。更に、図1では、ネットワーク200に接続されている端末は2台であり、アクセスポイント131は1台のみを示しているが、この数はあくまで例であって、必要に応じて多数設置しても構わない。
171乃至173は、患者の治療のため、或いは、患者の生体情報を計測するための医療機器、例えば、医療用ポンプ(輸液ポンプ,シリンジポンプ)、心電計,血圧計,血糖計,人工呼吸器等である。各医療機器には、本システムを導入している医療機関が機器管理するための、2次元バーコードのシール181乃至183が張り付けられている。個々のシールにプリントされたバーコードには、該当する医療機器を特定して識別するためのデバイス識別情報、並びに、サーバ100のアドレスを含む情報要求するための記述(例えばURL)に係る情報が格納されている。
さて、本実施形態では、患者の見舞いに来た親族等が、携帯端末150を操作し、2次元バーコードの認識アプリケーションを起動させ、内蔵のカメラで例えば医療機器171に張り付けられたバーコードのシール181を撮影する。この結果、携帯端末150は、バーコード画像の認識処理を行ない、その認識結果で示されるデバイス識別情報を含むURLに従い、サーバ100に対して情報要求する。サーバ100は、この要求を受信し、その要求に記述されたデバイス識別情報から、いずれの医療機器に対する要求であるかを判定し、表示すべき情報を構築し、その結果を携帯端末150に送信する。携帯端末150は、サーバ100から受信した情報を図示の符号150aに示すように、画面に表示する。このとき、表示画面に詳細ボタン150bが表示される場合がある(詳細ボタン150bが表示されるか否かについての詳細は後述する)。このボタン150bを操作すると、所定の認証を行ないその認証が成功すると、更なる詳細情報、例えば、図1の符号160に示すように、該当する医療機器の治療に係る情報が表示される。
実施形態では、医療機器のバーコードを認識させた直後の第1段階の表示では、撮影したバーコードのシールが張り付けられた医療機器の基本的な情報、すなわち、医療機器の名称、機能、更には、導入(購入)年月日、最近の点検実施日、並びに、次回の点検予定日の情報を表示する(図示の符号150a)。そして、詳細ボタンが操作された後の認識が成功した場合の第2段階では、該当する医療機器に係る、患者の現在の治療内容の情報の表示を行う(図示の符号160)。
上記を実現する実施形態におけるサーバ100の構成を説明し、その上でサーバ100の処理内容について説明する。
図2は実施形態におけるサーバ100のブロック構成である。サーバ100は、例えば、パーソナルコンピュータ等の汎用の情報処理装置で良い。図示において、101は装置全体の制御を司るCPUであり、102はBIOSやブートプログラムを格納しているROM、103はCPU101のワークエリアとして使用したり、OS、各種アプリケーションプログラムをロードするRAMである。104は、外部記憶装置として機能するハードディスク装置(以下、HDD)であり、これにはOS、後述する図5に係るアプリケーションプログラムを始め、図示の如くデバイス管理データベース(以下、デバイス管理DB)104a、各患者のカルテDB104bが予め格納されている。105はネットワーク200に接続するためのネットワークインタフェースである。
上記構成における実施形態のデバイス管理DB104aのデータ構造の例を図3に示す。
実施形態におけるデバイス管理DB104aは、同図の如く、個々の医療機器毎に管理されており、医療機器を特定して識別するためのデバイス識別情報を格納する領域301(図示の場合にはデバイス識別情報として「ME0011」)が格納されている)を始め、以下に説明する領域302乃至307を有する。
領域302は、該当する医療機器の名称を格納する領域である。領域303は、該当する医療機器の基本的な動作や目的等を文章にして格納する領域である。領域304は、該当する医療機器を、医療機関に導入(購入)した年月日を格納する領域である。領域305は、過去のQC(Quality control)点検履歴を時系列に格納する領域であり、領域306は次回の点検予定日を格納する領域である。なお、医療機器の種類に応じて、点検周期が異なる点に注意されたい。そして、最後の領域307は、該当する医療機器と、治療対象の患者のカルテとを紐付ける(1体1に対応させるた)めの、カルテ番号を格納する領域である。
なお領域307は、適当な期間に渡って一人の患者が独占して使用し続ける場合に意味のある領域である。逆に言えば、不特定多数の患者に対して使用されるような小型の医療機器(例えば携帯タイプの血糖計等)の場合に、図示の領域307は空白になっているものもあり得る。上記において、領域305、306に係るデータの更新は、点検用端末122からの指示で行うことになる。
次の実施形態におけるカルテDB104bのデータ構造を図4を用いて説明する。カルテDB104bは、主として、医師が患者の診察と治療のために、診察用端末121から参照するためのものである。説明を簡単なものとするため、医師が診察用端末121を操作し、患者のカルテ情報を診察用端末121に表示した状態と、図4の最初のデータの構造は同じであるものとして説明する。
図示の如く、カルテDB104bは、個々の患者毎のデータとして管理するものである。1つの患者に対しては、カルテを特定して識別するためのカルテNoを格納する領域401をはじめ、患者の氏名、性別、生年月日、年齢、住所の基礎情報を格納する領域402、この患者が現在使用している医療機器に関する情報を格納する領域403、並びに、実際に治療経過に関わる情報を格納する領域404が設けられている。ここで、治療経過に関する領域404には、医師が患者の診察と治療した際に、診察用端末121を操作して生成された情報を格納するものであって、本願とは直接には関係がないので、その説明は省略する。
領域403は、該当する患者に対して使用することになった医療機器を特定する情報、並びに、設置した目的等を格納するためのものであり、一人の患者に対して複数種類の医療機器が利用される可能性があるので、図示の如く、複数の医療機器を設定する領域が確保されている。
医師は、診察用端末121を操作して、カルテDB104bをアクセスし、診察対象の患者のカルテ情報をサーバ100に要求し、診察用端末121の表示画面にそれを表示し、必要に応じて情報の入力を行い、カルテDB104b内の該当する患者のデータを更新することになる。
実際に、医療機器を設定する手順は、診察用端末121を操作して、目的と種類で、空いている医療機器を探し出し選択する、という作業を行う。この結果、該当する医療機器のデバイス識別情報が図示の領域403aに格納されると共に、該当するデバイス識別情報に対するデバイス管理104a内の領域307には、医師が指定した患者カルテNoが格納される。この結果、デバイス管理DB104aとカルテDB104bとに相関を持たせることが可能になる。また、医師は、診察用端末121を操作して、利用することになった医療機器に対し、その設置目的を必要に応じて記入することもできる。図示の場合、デバイス識別情報「ME0011」は、図3から「輸液ポンプ」であるので、例えば投与する薬液名を欄403cに記述できる。更に、医師は、領域403cに記述した設置目的に係る記述を、外部に対して開示するか否かを、チェックボックス403bをチェックするか否かで設定できる。実施形態の場合、一人の患者が利用できる医療機器は複数あっても構わないので、それぞれについて開示を許可するか否かを設定できることになる。なお、開示を許可するか否かは、医師の判断に依存する。
以上、実施形態におけるサーバ100の構成と、デバイス管理DB104a、カルテDB104bそれぞれのデータ構造について説明した。
上記を踏まえ、図1におけるシステムにおける動作を、図5のフローチャートに従って、サーバ100のCPU101側の視点で説明すると次の通りである。
既に説明したように、見舞いに訪れた者が携帯端末150を操作し、医療機器の2次元バーコード(医療機器の識別情報の一例)を撮影すると、その携帯端末150はその2次元バーコードをデコードし、サーバ100に対して、撮影した2次元バーコードのシールが張り付けられた医療機器を特定するデバイス識別情報を含む、医療機器の閲覧要求を送信してくる。この要求のための通信プロトコルは、httpプロトコルとするが、それ以外でも構わない。図5は、この閲覧要求に応えるサーバ100の処理手順を示すフローチャートである。
先ず、サーバ100のCPU101は、外部から医療機器の閲覧要求を待つ(ステップS501)。閲覧要求を受信したと判断した場合、処理はステップS502に進み、その受信した閲覧要求の中に記述されたデバイス識別情報を抽出し、デバイス管理DB104aを検索する。そして、ステップS503にて、検索されたデバイスに係る情報の中で、領域302、303、304、305、306を情報を組合わせ、要求元に返送するための表示メッセージを作成する。なお、領域305については、その中の最新の日付だけで十分であろう。
次で、ステップS504にて、CPU101は、領域307が空白であるか、カルテNoが格納されているかを判定する。領域307にカルテNoが格納されていると判断した場合、ステップS505に処理を進め、CPU101は、そのカルテNoをキーにして、カルテDB104bを検索する。図3の場合、領域307にはカルテNo.「K012345」が格納されているので、これをキーに、カルテDB104bを検索することになる。この結果、図4のカルテ情報が検索されることになる。この後、CPU101は、領域403内に、問い合わせ要求があったデバイス識別情報(図示の場合には「ME0011」)に対して開示が許可されいるいか否かを、チェックボックス403bを調べることで判断する。開示不許可であると判定された場合、又は、ステップS504にて、デバイス管理DBの領域307が空白であると判定された場合には、処理はステップS507に進める。このステップS507では、先に説明したステップS503で作成した表示メッセージを、要求元の携帯端末150に向けて返信し、ステップS501に処理を戻す。この結果、携帯端末150の表示画面には、詳細ボタン150bを除外した、図1の符号150aに示すメッセージが表示される。
一方、ステップS506にて、開示が許可されていると判断した場合、処理はステップS508に進む。このステップS508において、CPU101は、先に説明したステップS503で作成した表示メッセージに、詳細ボタン150bを表示する記述、並びに、そのボタンが押下された場合にサーバ100に認証を求める処理を実行する記述を追加して、要求元の携帯端末150に向けて返信する。この結果、図1に示す詳細ボタン150bを伴った符号150aのメッセージが携帯端末に表示される。
この後、CPU101は、ステップS510、S511にて、詳細ボタン150が操作されたことに起因する認証要求を受信したか否かを所定時間(例えば1分)待つ。所定時間が経過しても、認証要求を受信しない場合には、ステップS501に処理を戻す。
また、所定時間以内に、携帯端末から認証要求が受信した場合には、ステップS512に進み、認証手続を行う。この認証手続のために入力する情報は、全くの他人では入力できない情報が望ましい。例えば、CPU101はカルテDB104bから、患者の生年月日を取得できるので、患者の生年月日を携帯端末150から入力するメッセージを送信し、その結果入力されたデータが、一致するか否かで判定することで、認証手続を行う。正常に認証が行われると、ステップS513に進み、CPU101は、該当する医療機器の設置(使用)目的が記述している領域403c内の情報を、詳細情報の返信メッセージとして、要求元に送信する。この結果、図1の符号160に示すメッセージが表示されることになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、患者に利用されている医療機器の名称や役割を確認でき、しかも、正規の手順に従ってメンテナンスが行われているかについての情報も得られるので、患者本人、或いは、見舞いの者に対して安心感を与えることができる。また、患者に対するその医療機器の治療に関わる詳細を開示するか否かは医師の指示で設定でき、且つ、開示するとした場合であっても、患者とは全く無関係な者には容易には報知しないようにすることもできる。
なお、実施形態では、医療機関側が、見舞いに訪れた者に携帯端末150を貸し出すものとして説明したが、2次元バーコードを撮影し、デコードして、インターネットにアクセスする機能があれば良いので、携帯電話やスマートホン、PDA等でも構わない。
また、実施形態では、医療機器に2次元バーコードがプリントされたシールが張り付けられているものとして説明したが、上記実施形態によって本願発明が限定されるものではない。医療機器の識別情報の他の例として、RFIDチップ(RFIDタグ)でもよく、この場合は、2次元バーコードを撮影する手段に代えてRFIDリーダーが必要である。
また更に、図6のステップS512における認証をより強固なものとするため、且つ、操作を簡便なものとするため、以下のようにしても構わない。
先ず、訪問者に対し、いずれの患者を見舞いに来たのかを受付にて申請してもらう。受けの係の者は、患者のカルテに対して、貸し出す携帯端末の識別情報を設定する。携帯端末は、閲覧要求をサーバに送信するとき、自身の識別情報も含めてサーバに送信する。そして、サーバは、閲覧要求した医療機器の領域307に、カルテNoが記載記されていて、該当するカルテに、貸し出した携帯端末の識別情報に一致する情報があるときに、認証が成功した(ステップS512がYes)と判定する。かかるようにすると、認証の信頼性は高くできる。更に、これを発展させ、医療機関内の医師に対する情報開示を行うようにしても良い。すなわち、医師が所持する携帯端末の識別情報を伴った閲覧要求があった場合には、患者のカルテ情報までも閲覧できるようにする。このためには、薬剤と禁忌病名との関係を保持するデータベースを新たに設ければ良いであろう。
また、実施形態におけるサーバは、ネットワークインタフェースやデータベースを格納する大容量記憶装置としてハードウエアを必要とするものの、その多くは、情報処理装置上で実行されるアプリケーションで実現できる。従って、本願発明は、コンピュータに実行させるためのプログラム、並びに、そのプログラムを格納したコンピュータ可読記憶媒体をその範疇とすることは明らかである。
100:サーバ、121:診察用端末、122:点検用端末、131:アクセスポイント、150:携帯端末、200:ネットワーク、171乃至173:医療機器、181乃至183:2次元バーコードがプリントされたシール、104a:デバイス管理DB、104b:カルテDB

Claims (8)

  1. 医療機関内に置かれた医療機器に関する情報の要求を発信する携帯端末と、当該携帯端末からの前記要求を受信し、対象となる前記医療機器に関する情報を前記端末に向けて送信するサーバ装置とで構成される、医療機器の情報開示システムであって、
    前記サーバ装置は、
    個々の前記医療機器を特定して識別するデバイス識別情報に対応して、当該デバイス識別情報で特定される前記医療機器の名称及び説明文並びにメンテナンスに関する機器情報を格納する領域を有する機器情報記憶手段と、
    前記携帯端末から、デバイス識別情報を含む、前記医療機器に関する情報要求を受信した場合、受信した情報要求に含まれる前記デバイス識別情報をキーにして前記機器情報記憶手段を検索し、対応する前記機器情報を取得する検索手段と、
    該検索手段で検索した前記機器情報を、要求元の前記携帯端末に送信する送信手段とを有し、
    前記携帯端末は、
    前記医療機器から当該医療機器のデバイス識別情報並びに前記サーバ装置のアドレスを取得する取得手段と、
    該取得手段で取得した前記バイス識別情報を含む情報要求を、前記取得手段で取得したアドレスで示される前記サーバ装置に向けて送信することで得た、前記機器情報を表示する表示手段とを有する
    ことを特徴とする医療機器の情報開示システム。
  2. 前記機器情報記憶手段は、前記医療機器が患者と関連付けられているか否か、並びに、関連付けられている場合には前記患者のカルテ情報を特定するためのカルテ識別情報を格納するためのカルテ情報格納領域を更に記憶保持し、
    前記サーバ装置は、
    患者を特定して識別するための前記カルテ識別情報に対応して、前記患者の治療に関する情報、及び、当該患者に利用されている前記医療機器に関する治療内容について情報開示するか否かを示す開示許可/不許可情報とを含むカルテ情報を格納する領域を有するカルテ情報記憶手段と、
    前記携帯端末からの情報要求で特定された前記医療機器に対応する、前記機器情報記憶手段における前記カルテ情報格納領域にカルテ識別情報が格納され、且つ、当該カルテ識別情報で特定される前記患者の前記カルテ情報における前記開示許可/不許可情報が開示許可を示している場合、前記携帯端末からの更なる要求に応じて、前記情報要求で特定された前記医療機器による治療に関する情報を送信する第2の送信手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療機器の情報開示システム。
  3. 前記第2の送信手段は、前記携帯端末からの更なる要求に対して、認証処理を行い、当該認証処理が成功した場合に、前記情報要求で特定された前記医療機器による治療に関する情報を送信することを特徴とする請求項2に記載の医療機器の情報開示システム。
  4. 前記携帯端末の前記取得手段は、前記医療機器に張り付けられた、2次元バーコードを撮像し、認識する手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の医療機器の情報開示システム。
  5. 携帯端末から医療機関内に置かれた医療機器に関する情報の要求を受信し、対象となる前記医療機器に関する情報を前記端末に向けて送信する情報処理装置であって、
    個々の前記医療機器を特定して識別するデバイス識別情報に対応して、当該デバイス識別情報で特定される前記医療機器の名称及び説明文並びにメンテナンスに関する機器情報を格納する領域を有する機器情報記憶手段と、
    前記携帯端末から、デバイス識別情報を含む、前記医療機器に関する情報要求を受信した場合、受信した情報要求に含まれる前記デバイス識別情報をキーにして前記機器情報記憶手段を検索し、対応する前記機器情報を取得する検索手段と、
    該検索手段で検索した前記機器情報を、要求元の前記携帯端末に送信する送信手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記機器情報記憶手段は、前記医療機器が患者と関連付けられているか否か、並びに、関連付けられている場合には前記患者のカルテ情報を特定するためのカルテ識別情報を格納するためのカルテ情報格納領域を更に記憶保持し、
    前記情報処理装置は、
    前記患者を特定して識別するための前記カルテ識別情報に対応して、前記患者の治療に関する情報、及び、当該患者に利用されている前記医療機器に関する治療内容について情報開示するか否かを示す開示許可/不許可情報とを含むカルテ情報を格納する領域を有するカルテ情報記憶手段と、
    前記携帯端末からの情報要求で特定された前記医療機器に対応する、前記機器情報記憶手段における前記カルテ情報格納領域にカルテ識別情報が格納され、且つ、当該カルテ識別情報で特定される前記患者の前記カルテ情報における前記開示許可/不許可情報が開示許可を示している場合、前記携帯端末からの更なる要求に応じて、前記情報要求で特定された前記医療機器による治療に関する情報を送信する第2の送信手段を有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータが読み込み実行することで、前記コンピュータを、請求項5又は6に記載の情報処理装置が有する各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
  8. 請求項7に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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