JP2005201898A - 変位検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 出力特性の変化を抑制し、信頼性を向上した変位検出装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 ケーシング内で回動可能に設けられたマグネット20と、マグネット20の磁極と径方向で対向し、マグネット20と共に磁気回路を構成するヨーク21,22と、ヨーク21,22とマグネット20との対向面積に応じた磁束密度の変化を検出するホール素子23とを備え、非磁性導電体の導電パターン27,28を介してヨーク21,22とホール素子23とを電気的に接続して構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば回動軸の回転角を検出するのに好適に用いられる変位検出装置に関し、特に自動車用エンジンのスロットルバルブ開度、アクセルペダル開度等を検出するのに用いられる変位検出装置に関する。
従来、この種の技術としては、例えば以下に示す文献に記載されものが知られている(特許文献1参照)。このような文献に記載された回動角検出装置は、スロットルバルブの弁開度に応じて回動する回動軸に設けられたマグネットと、このマグネットの周囲をほぼ全周に亘って取り囲むヨークとで構成される磁気回路と、ヨーク間に配設された例えばホール素子からなる磁電変換素子を含む電気回路とを備えて構成されている。
このような構成において、電気回路を構成するホール素子によって、マグネットとヨークとで構成される磁気回路の、回動角に応じて変化する磁束密度を検出し、ホール素子で得られた信号を電気回路に含まれる信号処理回路で処理することにより、回動軸の回動角を検出するようにしている。
特開平7−260412号公報
このような、従来の回動角検出装置において、ヨークの磁気回路と磁電変換素子の電気回路とは、主に高分子樹脂等の非磁性体からなる構造保持部材により電気的に絶縁されており、磁気回路は電気回路に対して電位を等価に保つ構成はとられていなかった。
このため、磁気回路に蓄積される電荷によって磁気回路内に電位差が生じ、この電位差により電気回路を構成する磁電変換素子や信号処理回路に電子誘起、もしくは正孔濃度の変化が生じるおそれがあった。この結果、磁電変換素子や信号処理回路の動作が変化し、装置の特性が変化してしまうといった問題を招いていた。
例えばこの電位差によってN型の半導体領域の正孔濃度が減少する場合はN型の半導体領域の抵抗値が減少し、また、P型の半導体領域の正孔濃度が減少する場合はP型の半導体領域の抵抗値が増加したり、場合によっては反転層が形成されるおそれがあった。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、出力特性の変化を抑制し、信頼性を向上した変位検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数の導電体間に形成された絶縁空間に配置された半導体装置を備え、非磁性導電体を介して前記複数の導電体と前記半導体装置の電源の低電位側電極もしくは高電位側電極とを電気的に接続したことを特徴とする。
上記特徴の請求項1記載の発明によれば、複数の導電体と半導体装置との電位差をなくし、かつ両者を磁気的に分離することができる。これにより、半導体装置の特性変化を防止し、複数の導電体と半導体装置との磁気的な絶縁状態を確保することができる。
請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の発明において、前記非磁性導電体は、前記半導体装置が搭載された基板に印刷された導電パターンであることを特徴とする。
上記特徴の請求項2記載の発明によれば、複数の導電体と半導体装置とを容易に電気的に接続することが可能となる。
請求項3記載の発明は、複数の導電体間に配置されたマグネットと、前記マグネットの変位を検出する磁気検出部とを備え、非磁性導電体を介して前記複数の導電体と前記磁気検出部の電源の低電位側電極もしくは高電位側電極とを電気的に接続したことを特徴とする。
上記特徴の請求項3記載の発明によれば、複数の導電体と磁気検出部との電位差をなくし、かつ両者を磁気的に分離することができる。これにより、磁気検出部の特性変化を防止し、複数の導電体と磁気検出部との磁気的な絶縁状態を確保することができる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1に係る変位検出装置の概略構成を示す図である。図1に示す実施例1の変位検出装置の特徴とするところは、マグネット(図示せず)で発生する磁束を磁電変換素子のホール素子11に導く一対のヨーク12,13と、このヨーク12,13間に配設されたホール素子11に接続された電源の低電位側電極(同図(a)参照)又は電源の高電位側電極(同図(b)参照)とを、銅やアルミ等の非磁性導電体14で接続するようにしたことにある。このような構成を採用することで、ホール素子11とそれぞれのヨーク12,13とを電気的に短絡して両者の電位差をなくし、かつ両者を磁気的に絶縁状態にするようにしている。
ホール素子11は、リードフレーム15に載置されてワイヤボンディング16によりリードフレーム15に電気的に接続され、樹脂パッケージ17に収納されている。
次に、図2〜図4を参照して、非磁性導電体によりホール素子の電源の低電位側電極又は電源の高電位側電極とヨークとの具体的な接続構成を説明する。
図2〜図4は本発明の実施例1に係る変位検出装置の要部構成を示す図であり、図2は同装置の斜視図、図3は図2の平面図、図4は図2のA−A線に沿った断面図である。
図2〜図4において、変位検出装置は、マグネット20、一対のヨーク21,22、ホール素子23ならびにプリント基板25を備えて構成されている。
マグネット20は、長さ方向の両側が磁極となった矩形状または小判状に形成され、ホール素子23で検出する磁束を発生する。
ヨーク21は、例えば電磁純鉄(SUYB,SUYP)、Fe−Ni合金等の磁性材料によって形成され、マグネット20による磁束を後述するホール素子23へと導くものである。ヨーク21は、マグネット20と一定間隔の径方向隙間を保って対向する湾曲板状の第1の磁極片部21Aと、第1の磁極片部21Aから径方向内向きに折曲げて形成され、マグネット20を上側から跨ぐように平板状に延びた第1のオーバハング部21Bとから構成されている。ヨーク21の第1のオーバハング部21Bは、マグネット20と軸方向に一定間隔の軸方向隙間をもって対面し、マグネット20を上側から部分的に覆っている。
ヨーク22は、ヨーク21と同様の磁性材料によって形成され、ヨーク21と径方向に対向するように配置されて磁気回路を形成し、マグネット20による磁束を後述するホール素子23へと導くものである。ヨーク22は、ヨーク21と同様にマグネット20と一定間隔の径方向隙間を保って対向する第2の磁極片部22Aと、第2の磁極片部22Aから径方向内向きに折曲げて形成され、マグネット20を上側から跨ぐように平板状に延びた第2のオーバハング部22Bとから構成されている。
第2の磁極片部22Aは、マグネット20を挟んで第1の磁極片部21Aと径方向に対向し、マグネット20の回動中心に対して一定の曲率半径をもって円弧状に湾曲して形成されている。また、第2の磁極片部22Aは、マグネット20の回動中心に対して第1の磁極片部21Aとほぼ同一の角度をもって延びている。
一方、第2のオーバハング部22Bは、その内周端側がマグネット20の回動中心を越える位置まで延び、一定の隙間26をもって第1のオーバハング部21Bと部分的に重なり合っている。そして、第1,第2のオーバハング部21B,22Bとの間には、後述のホール素子23が設けられている。これにより、第1,第2のオーバハング部21B,22Bは、ホール素子23を上,下から挟む構成となっている。
ホール素子23は、内部電気回路としてのホール素子で、ホール素子23は、プリント基板25に取付けられ、第1,第2のオーバハング部21B,22B間の隙間26内に配置されている。また、ホール素子23の磁気検出方向は、回動軸の軸方向に平行で、かつマグネット20の着磁方向と直交する方向となっている。ホール素子23は、マグネット20、ヨーク21,22からなる磁気回路内を通る磁束密度に比例した検出信号を出力する。また、ホール素子23は、出力する検出信号を受けて、ヨーク21,22に導かれた磁束密度から回動角を得るために必要となる信号処理を行う信号処理回路(図示せず)に接続されている。
プリント基板25には、ホール素子23が上述したように一対のヨーク21,22の間に配置されるように搭載され、かつ上記信号処理回路(図示せず)が搭載されている。また、プリント基板25には、ヨーク22の湾曲した第2の磁極片部22Aが貫通する貫通部が形成され、この貫通部にヨーク22の湾曲した第2の磁極片部22Aが貫通して配設されている。
貫通部周囲のプリント基板25の表面、ならびに貫通部のプリント基板25の側面には、導電パターン27が形成されている。また、プリント基板25の裏面には、ヨーク21の第1のオーバハング部21Bの表面に対向して、第1のオーバハング部21Bの表面形状と略同様の形状の導電パターン28が、導電パターン27と同様に形成されている。
導電パターン27,28は、銅やアルミ等の非磁性導電材で構成されている。導電パターン27は、プリント基板25の貫通部を貫通して配設されたヨーク22の第2の磁極片部22Aと、例えば溶接、圧接、ハンダ付け、ワイヤボンディングもしくは非磁性の導電性接着剤で電気的に接続されている。導電パターン27は、プリント基板25の表面に形成された配線パターン(図示せず)を介してホール素子23の電源の低電位側電極又は電源の高電位側電極に接続されている。したがって、ヨーク22は、非磁性導電体の導電パターン27ならびにプリント基板25上に形成された配線パターンを介してホール素子23の電源の低電位側電極又は電源の高電位側電極に電気的に接続されることになる。
導電パターン28は、プリント基板25を貫通するようにプリント基板25に形成されたスルーホール29を介してプリント基板25の表面に形成された配線パターン(図示せず)に例えば溶接、圧接、ハンダ付け、ワイヤボンディングもしくは導電性接着剤で電気的に接続され、この配線パターンはホール素子23の電源の低電位側電極又は電源の高電位側電極に接続されている。したがって、ヨーク21は、非磁性導電体の導電パターン28ならびにプリント基板25上に形成された配線パターンを介してホール素子23の電源の低電位側電極又は電源の高電位側電極に電気的に接続されることになる。
なお、両ヨーク21,22は、ホール素子23に接続された同位の電源に接続される。すなわち、ヨーク21がホール素子23の電源の低電位側電極に接続される場合には、ヨーク22もホール素子23の電源の低電位側電極に接続される一方、ヨーク21がホール素子23の電源の高電位側電極に接続される場合には、ヨーク22もホール素子23の電源の高電位側電極に接続される。また、信号処理回路は、ホール素子23が接続された電源の低電位側電極と電源の高電位側電極に接続されている。
このような構成において、マグネット20で発生された磁束は、ヨーク21,22を介してホール素子23に導かれ、ホール素子23では導かれた磁束の密度に応じた検出信号が得られる。したがって、ホール素子23では、ほぼ回動角に比例した検出信号が得られ、この検出信号を処理することでマグネット20の回動に連動した回動軸の回動角を検出することができる。
以上説明したように、上記実施例1においては、ヨーク21,22の磁気回路は、ホール素子23からなる磁電変換素子を含む電気回路(信号処理回路を含む)の電源の低電位側電極又は電源の高電位側電極に非磁性導電体により接続されているので、磁気回路と電気回路との電位差を解消し、かつ両者の磁気的な絶縁状態を確保することができる。これにより、磁電変換素子の静電破壊を防止することができ、加えて電気回路における正孔濃度の変化に伴う半導体部品の抵抗変化を回避し、特性の変化を防止することができる。
また、非磁性導電体を用いて、溶接、圧接、ハンダ付け、ワイヤボンディングもしくは非磁性の導電性接着剤により磁気回路と電気回路とを接続することで、両者の間で磁気干渉を招くことなく、磁気回路の保持機能と電気的な接合機能を両立させることができる。
さらに、磁電変換素子を固定電位に接続した磁気回路によって電気的にシールドを施した構造とすることができるため、外乱電気雑音による測定精度の低下を防止することができる。
図5〜図7は本発明の実施例2に係る変位検出装置の要部構成を示す図であり、図5は同装置の斜視図、図6は図5の平面図、図7は図5のB−B線に沿った断面図である。
図5〜図7において、実施例1では、プリント基板25に形成された貫通部の導電パターン27,28により、ヨーク22とプリント基板25とを電気的に接続しているのに対して、この実施例2の特徴とするところは、先の実施例1に比べて、PC基板51の一方の端部を、ヨーク22の第2の磁極片部22Aと接合するように第2の磁極片部22Aの湾曲と同様に湾曲して形成し、その湾曲したPC基板51の端部の側面に実施例1の導電パターン27,28と同様の導電パターン52を形成し、この導電パターン52とヨーク22の第2の磁極片部22Aとを、溶接、圧接、ハンダ付け、ワイヤボンディングもしくは非磁性の導電性接着剤により電気的に接続したことにあり、他は先の実施例1と同様である。なお、導電パターン52は、先の実施例1の導電パターン27,28と同様に、PC基板51に形成されてホール素子23に接続された電源の低電位側電極又は電源の高電位側電極に接続された配線パターン(図示せず)に電気的に接続されている。
このような構成を採用した実施例2においても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、磁気回路や電気回路の構造部材に直接印刷された非磁性の導電性パターンにより、ヨーク21,22と磁電変換素子のホール素子23とを電気的に接続するようにしてもよい。また、磁電変換素子を含む電気回路は、ヨーク21,22に接続された発動機(図示せず)もしくは蓄電池(図示せず)から電源をとる信号処理回路(図示せず)から電源の低電位側電極ならびに電源の高電位側電極をとることで、ヨーク21,22と電気回路との電位差を等価にするようにしてもよい。また、ホール素子は、1つに限らず、2つ又は3以上の複数個であってもよい。
図8は本発明の実施例3に係る変位検出装置の要部構成を示す斜視図である。
先の実施例1ならびに実施例2では、マグネット20の回動に連動した回動軸の回動角を検出する装置に本発明を適用しているが、この実施例3の特徴とするところは、マグネットのリニア変位を検出する装置に本発明を適用したことにある。
図8において、この実施例3の変位検出装置は、ヨーク81a,81b、マグネット82、ホール素子83、コモンヨーク84を備えて構成されている。なお、マグネット82、ヨーク81a,81bならびにホール素子83は、図2に示すマグネット20、ヨーク21,22ならびにホール素子23と同様に機能するものである。マグネット82は、対向して配置されたヨーク81a,81bに挟まれて対向するヨーク81a,81b間に形成された絶縁空間に配置され、かつコの字状のコモンヨーク84の対向面に挟まれて対向面間に形成された絶縁空間に配置されている。ホール素子83は、マグネット82に隣接して配置され、対向して配置されたヨーク81a,81bに挟まれて対向するヨーク81a,81b間に形成された絶縁空間に配置されている。マグネット82は、その磁束が対向するヨーク81a,81b間ならびにコモンヨーク84の対向面間に発生する。
マグネット82ならびにホール素子83を挟む双方のヨーク81a,81bと、ホール素子83の電源の低電位側電極もしくは高電位側電極とは、図示していないが、先の実施例1又は実施例2と同様に非磁性導電体で電気的に接続されている。
上記構成において、マグネット82が図8の矢印Aで示す方向に変位した場合には、マグネット82とヨーク81a,81bとが対向する面積が変化し、これに応じてホール素子83に印加される磁束密度が変化する。この磁束密度の変化をホール素子83で検出することで、マグネット82のリニア変位が検出される。同様に、マグネット82が図8の矢印Bで示す方向に変位した場合には、マグネット82とヨーク81a,81bとが対向する面積が変化し、これに応じてホール素子83に印加される磁束密度が変化する。この磁束密度の変化をホール素子83で検出することで、マグネット82のリニア変位が検出される。なお、この実施例3ではコモンヨーク84を設けているが、コモンヨーク84を設けない場合でも同様に機能する。
このように、上記実施例3においても、ヨーク81a,81bとホール素子83の電源の低電位側電極もしくは高電位側電極とを非磁性導電体で電気的に接続することで、磁気干渉とヨーク81a,81b間の電位差の発生を防止することが可能になるとともに、静電気による特性変化を防止することができ、先の実施例1と同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施例から把握し得る請求項以外の技術的思想について、以下に効果と共に記載する。
(イ)前記非磁性導電体は、前記半導体装置が搭載された基板に印刷された導電パターンであり、
前記導電パターンは、前記導電体の周囲に対応して前記基板の表面に形成された第1の導電パターンと、前記導電体に対応して前記基板の側面に形成された第2の導電パターンとからなる
ことを特徴とする請求項3記載の変位検出装置。
上記特徴の変位検出装置によれば、導電体と半導体装置とを容易に電気的に接続することが可能となる。
(ロ)前記磁気検出部は、磁気抵抗素子で構成されている
ことを特徴とする請求項3記載の変位検出装置。
上記特徴の変位検出装置によれば、磁気検出部を容易かつ小型に構成することが可能となる。
(ハ)前記磁気検出部は、ホール素子もしくはホールICで構成されている
ことを特徴とする請求項3記載の変位検出装置。
上記特徴の変位検出装置によれば、磁気検出部を容易かつ小型に構成することが可能となる。
(ニ)前記非磁性導電体は、前記導電体、前記半導体装置又は前記磁気検出部に、溶接、圧接、ハンダ付け、ワイヤボンディングもしくは導電性接着剤により電気的に接合されていることを特徴とする請求項1,2及び3のいずれか1項に記載の変位検出装置。
上記特徴の変位検出装置によれば、前記非磁性導電体と前記導電体、前記半導体装置又は前記磁気検出部とを容易に接合することができる。
(ホ)前記非磁性導電体は、前記導電体、前記半導体装置又は前記磁気検出部に直接印刷されてなる
ことを特徴とする請求項1,2及び3のいずれか1項に記載の変位検出装置。
上記特徴の変位検出装置によれば、導電体と半導体装置又は磁気検出部とを容易に電気的に接続することが可能となる。
(ヘ)前記磁気検出部は、半導体装置からなることを特徴とする請求項3記載の変位検出装置。
上記特徴の変位検出装置によれば、装置を容易かつ小型に構成することが可能となる。
本発明の実施例1に係る変位検出装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施例1に係る変位検出装置の要部構成を示す斜視図である。 図2に示す装置の平面図である。 図2のA−A線に沿った断面図である。 本発明の実施例2に係る変位検出装置の要部構成を示す斜視図である。 図5に示す装置の平面図である。 図5のB−B線に沿った断面図である。 本発明の実施例3に係る変位検出装置の要部構成を示す斜視図である。
符号の説明
11,23,83…ホール素子
12,13,21,22,81a,81b…ヨーク
14…非磁性導電体
20,82…マグネット
21A…第1の磁極片部
21B…第1のオーバハング部
22A…第2の磁極片部
22B…第2のオーバハング部
25,51…プリント基板
26…隙間
27,28,52…導電パターン
29…スルーホール
84…コモンヨーク

Claims (3)

  1. 複数の導電体間に形成された絶縁空間に配置された半導体装置を備え、
    非磁性導電体を介して前記複数の導電体と前記半導体装置の電源の低電位側電極もしくは高電位側電極とを電気的に接続した
    ことを特徴とする変位検出装置。
  2. 前記非磁性導電体は、前記半導体装置が搭載された基板に印刷された導電パターンである
    ことを特徴とする請求項1記載の変位検出装置。
  3. 複数の導電体間に配置されたマグネットと、
    前記マグネットの変位を検出する磁気検出部とを備え、
    非磁性導電体を介して前記複数の導電体と前記磁気検出部の電源の低電位側電極もしくは高電位側電極とを電気的に接続した
    ことを特徴とする変位検出装置。
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