JP2005200054A - 被包装物の支持装置 - Google Patents

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原 義 勝 藤
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Abstract

【課題】 紙製の包装容器内の被包装物をクッション材や詰め物チップを使用することなく確実に支持できる被包装物の支持装置の提供。
【解決手段】 包装容器(2)内で被包装物(32)を覆う帯状のフィルム(10)と、
そのフィルム(10)の長さ方向の両端に取り付けられたフィルム支持部(12)とで形成された止着体(8)と、その止着体(8)を両端で支持する箱状の止着体支持部材(20)とが前記包装容器(2)内に着脱可能に構成され、前記フィルム(10)の幅方向端部(10d)が被包装物(32)の端部(32d)より外方に飛び出ている。
【選択図】図1

Description

紙製の包装容器内に被包装物を支持するための被包装物の支持装置に関する。
近年、廃棄や焼却する場合に便利であり、また軽量であることから、段ボールやクラフト紙のような紙製の包装容器が多く用いられている。
しかしながら、被包装物の形状は種々雑多であるために、被包装物を包装容器内に固定しなければならず、箱状の包装容器の内側の空間に粒状の充填材を充填したり、或は、例えば気泡を有するクッション性のシートで被包装物を被覆したりする技術が知られてい
る。
このように充填材を充填したり或はシートで被覆することは作業が面倒であり、また使用後の廃棄処分も必要となる。
また、被包装物と包装容器である紙製箱の内側の空間に被包装物の形状と適合した発泡スチロール等のクッション材を用いて固定することも行われているが、固状の発泡スチロールではその製造に際し型が必要であり、使用後に不要となったクッション材の廃棄処分に手間や経費がかかる等の不具合があった。
さらに、例えば図11に示すような6面体の被包装物30を段ボール箱25に収納する場合に、図12に示すようにその被包装物30の支持部30aの断面形状に適合する孔42を設けた移動防止部材40(図12参照)を用いて支持する技術も知られている。しかしながらしかし、この場合、被包装物に応じて孔の形状を変えねばならない。
また、梱包用のクッション材として、外箱の段ボールの隅部に段ボールでL字状をした筒状体を形成してその内部にエアが密封されたクッション体を配置する例がある(例えば特許文献1参照)。しかし、このクッション材によれば形状が複雑となり、かつ、使用前にクッション材としての在庫占有容積が必要となる共に、使用後に廃棄処分が必要という欠点がある。
その他、収納物が形や大きさが異なる同種や異種であっても安定的に同時収納して携行できる物品収納ケース(例えば特許文献2参照)が提案されている。
しかし、これは開閉可能なケースの一側にクッション材を内蔵させて携行の安全性をはかったもので、紙製の一般の段ボール内の大〜小の被包装物の収納とは異なっている。
本出願人は小物商品の展示装置として、対向する2枚のフィルムで物品を挟んで位置を固定して外方から観察できる装置を提案した(特許文献3参照)。そしてその後の研究によって、この技術が包装容器の中にある被包装物を確実に支持することに適用できることがわかった。
特開2003−292051号公報 特開2003−325221号公報 特許第3349126号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、紙製の包装容器に被包装物をがたつきなく支持するための被包装物の支持装置の提供を目的としている。
本発明の被包装物の支持装置は、紙製の包装容器内に被包装物を支持するための被包装物の支持装置において、被包装物(32)を覆う帯状のフィルム(10)と、そのフィルム(10)の長さ方向の両端に取り付けられたフィルム支持部(12)とで形成された止着体(8)と、その止着体(8)を両端で支持する箱状の止着体支持部材(20)とが前記包装容器(2)内に着脱可能に構成され、前記フィルム(10)の幅方向端部(10d)が被包装物(32)の端部(32d)より外方に飛び出ている(請求項1)。
実施に際しては、前記フィルムは被包装物の形状と大きさに応じて単数でも複数でもよく、フィルム材は適度の弾性と適度の強度を有することが必要である。
この構成によって被包装物は止着体のフィルムに覆われて抑えられ、止着体支持部材によって包装容器内に支持されてがたつくことなく支持される。
前記フィルムは、透明であることが好ましい(請求項2)。
これによって、フィルムに覆われた被包装物の形状が明確に確認できる。
以上の構成による本発明によれば、
(a) 支持装置によって、被包装物をフィルムで覆って止着体支持部材を包装容器内に挿入して支持するので、被包作業が簡単となり、また取り外しも簡単で、かつ従来のようなクッション材を必要としない利点がある。
(b) 被包装物のサイズにあわせて止着体支持部材のサイズ形状を容易に変えられるので、包装容器のサイズを互換性のある限定サイズにできる利点がある。
(c) 支持装置は破損しないかぎり再利用が可能なので、使用後の廃棄処理が不要である利点がある。
(d) フィルムで被包装物を覆って支持するので、被包装物の上面形状が滑らかでなくてもフィルムの弾性で支持できる利点がある。
(e) フィルムの幅方向端部を被包装物の端部より飛び出して覆うので、張力の差による変形差でフィルム端部の高さ方向位置が低くなって前後方向の位置を固定できる利点がある。
(f) フィルムを透明材にすれば、覆われて支持された状態の被包装物の全部が確認できる利点がある。
図1〜図6は本発明の被包装物の支持装置の実施形態を示す図であり、図を参照して説明する。
上面を示す図1において、上蓋2a、2bが開放された包装容器2は段ボール製の箱状の公知の6面体で構成されている。
この包装容器2の内、底部に被包装物32が配置され、その被包装物32は図2、3にも示されているように、その両側面が支持装置1の1部を構成する止着体支持部材20で支持され、被包装物32の外上面が支持装置1の他部を構成する止着体のフィルム10で覆われている。
図2は、上記図1のY矢視を示していて、包装容器2内の支持装置1が構成を後記する止着体8のフィルム10で被包装物32を包装容器2の底部4に抑圧し、フィルム10の両端部がフィルム支持部12と共に止着部材20の蓋部23の外面に貼着されている。符号23aは蓋部23のaの折り曲げ線である。
図3は、図2の箱部24の近傍Z部の拡大詳細を示していて、包装容器2内の被包装物32の上面を覆ったフィルム10の端部がフィルム支持部12と共に箱部24の側面24aと蓋部23の間を通って蓋部23に設けられたスリット孔23dを挿通し、蓋部23の外面に達している。そして、フィルム10の端部がフィルム支持部12と共に接着部材14で蓋部23の外面に貼着されている。
支持装置1の構成を示す図4〜図7において、図4は上面構成を示し、図5はその側面を示し、図6は図4のX2―X2断面を示し、図7は図4のY1矢視を示している。
図4〜7において、支持装置1は止着体支持部材20、20と、止着体8とで構成されていて、止着体支持部材20、20で被包装物32の図における左右側面の動きを抑制し、止着体8のフィルム10で被包装物32を下方に抑圧し、フィルム10の端部10d、10dで被包装物32の端部32d、32dをフィルム10の弾性変形で包み込んで、図4〜6における前後方向の動きを抑制するよう構成されている。
図5、6において、構成を後記する止着体8と止着体支持部材20の関係をさらに詳細に説明する。
被包装物32の上面を張力をかけて覆ったフィルム10は、端部のフィルム支持部12によって蓋部23のスリット孔23dを貫通して、蓋部23の外面に接着部材の例えばガムテープ14によってフィルム支持部12と共に貼着される。
図5のA部はフィルム支持部12を貼着する前の蓋部23の外面、とスリット孔23dと、スリット孔23dの上端に位置するフィルム10とを示している。
図6は、図5のA部の図4におけるX1−X1断面を示していて、被包装物32を覆うフィルム10の端部10dが被包装物の端部32dより外部に飛び出してかぶさり、被包装物32の図5における左方向即ち前後方向への移動を妨げるようにしている。
図8、9は止着体8を示している。
平面図8において、止着体8は帯状のフィルム10と、フィルム10の両端10a、10aに取り付けられたフィルム支持部12、12とで形成されている。
フィルム10は、透明な、適度の弾性と適度な強度を備えた熱可塑性ポリウレタンエラストマーが好ましく、市販品としては例えば東洋紡ウレタンDD3080あるいはDD3090がよい。フィルム10の厚さは、40、70、100μ等の市販性のあるもののいずれでもよい。
フィルム支持部12は、長さがフィルム10の幅と同長の矩形で、適度な剛性を有する薄板で形成されていて、包装用の紙器用板紙で熱融着性のある例えばチップボール等が好ましい。厚さは1〜3mm程度がよい。
止着体支持部材20は、図2〜7を参照して、細長い4角箱状の箱部24と、箱部24の側面に平行に立ち上がる蓋部23とを、1枚の板紙を折り曲げて形成されていて、蓋部23の上部に包装容器2の深さに応じる高さに折り曲げ線23aが形成されている。
止着体支持部材20の幅寸は包装容器2の幅方向内寸と被包装物32の幅方向外寸を配慮した寸法に形成されている。
蓋部23の下部にフィルム10と止着体12を挿通させるためのスリット孔23dが、被包装物32の高さ、長さに応じる位置に水平に設けられている。
上記構成の支持装置1の使用例を以下に記す。
図8、9を参照して、被包装物32を覆って緊締できる幅と長さを有するフィルム10の両端部10a、10aにフィルム支持部12、12を熱融着で接着させ、止着体8を形成する。接着は熱融着でなく、接着剤接着でもクリップ止めでもよい。
ついで、図3、4、7を参照して、包装容器2の内部に挿入される幅をとった止着体支持部材20を準備する。
ついで箱部24の上面に止着体8のフィルム10を図においては2つを配置し、フィルム支持部12を箱部24と蓋部23との間に挿入し、図5に示すように、スリット孔23dを挿通して蓋部23の外方に引き出す。
ついで、フィルム支持部12を蓋部23の側面にガムテープ等の接着材で貼着する。
このようにして、止着体8と止着体支持部材20とが一体に形成されて支持装置1が構成される。
ついで、包装容器2内に被包装物32を配置し、被包装物32の上方からフィルム10で覆って、被包装物32と包装容器2の間に止着体支持部材20を挿入する。
この状態で、フィルム10には張力がかかり被包装物32を包装容器2の底面に押し付け固定する。
また、前記のように、フィルム10の幅方向端部10dが被包装物の端部32dと接する部分を境にして張力の差による変形をして被包装物32の前後動を抑制する。
このような支持装置1の被包装物32の包装容器2内への支持によって、被包装物32の上部空間の大きさに関係なく被包装物32が支持固定される。
本支持装置1に対して通常の2m落下試験で評価した結果は、止着体支持部材20の強度によって包装容器2の破損強度が格段に向上したことが確認された。
上記支持は、長方形の被包装物32を幅方向で2枚のフィルム10によって覆う例であるが、被包装物32の形状に応じて、複数組の止着体支持部材20とそれに応じたスリット孔32dを有する支持装置を使用してもよい。
本発明の被包装物の支持装置の実施形態を示す上面構成図である。 図1のY矢視正面図である。 図2のZ部拡大詳細を示す正面図である。 支持装置の上面構成図である。 図4の側面図(1部断面を含む)である。 図4のX2−X2断面図である。 図4のY1矢視正面図である。 止着体を示す平面図である。 図8の側面図である。 従来の被包装物の支持例を示す側断面図である。 図10中の被包装物を示す斜視図である。 図10の上面図である。
符号の説明
1・・・支持装置
2・・・包装容器
4・・・底部
8・・・止着体
10・・・フィルム
10a・・・端部
12・・・フィルム支持部
14・・・接着部材
20・・・止着体支持部材
23・・・蓋部
23d・・・スリット孔
24・・・箱部
32・・・被包装物
32d・・・端部

Claims (2)

  1. 紙製の包装容器内に被包装物を支持するための被包装物の支持装置において、被包装物を覆う帯状のフィルムと、そのフィルムの長さ方向の両端に取り付けられたフィルム支持部とで形成された止着体と、その止着体を両端で支持する箱状の止着体支持部材とが前記包装容器内に着脱可能に構成され、前記フィルムの幅方向端部が被包装物の端部より外方に飛び出ていることを特徴とする被包装物の支持装置。
  2. 前記フィルムは、透明である請求項1の被包装物の支持装置。
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