JP5326955B2 - 緩衝梱包材及び梱包体 - Google Patents
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Description
請求項2に係る発明は、前記突起部が複数個設けられることを特徴とする請求項1記載の緩衝梱包材である。
請求項3に係る発明は、前記位置合わせ部が前記突起部に対応する位置に設けられることを特徴とする請求項2記載の緩衝梱包材である。
請求項4に係る梱包体は、被梱包物と、少なくとも前記被梱包物の底面部に配置される緩衝材と、前記緩衝材と前記被梱包物との間に介在される梱包覆いと、前記緩衝材に設けられ、前記緩衝材の被梱包物と接触する面に突出され、前記緩衝材と被梱包物との間にかかる圧力でつぶれて変形した突起部と、前記梱包覆いに設けられ、前記緩衝材の突起部と係わり合って緩衝材と梱包覆いとを位置決め可能な切り口を有し、前記緩衝材と被梱包物との間にかかる圧力でつぶれて変形した前記突起部によって前記切り口が塞がれ、前記突起部に位置合わせされた位置合わせ部と、前記被梱包物、緩衝材及び梱包覆いを梱包する容器とを備えたものである。
請求項2に係る発明によれば、複数個の突起部を目印として位置合わせ部を位置合わせし、緩衝材に対して梱包覆いを位置決めして載せることができる。
請求項3に係る発明によれば、複数個の突起部に対応する位置の位置合わせ部をそれぞれの突起部に位置合わせし、緩衝材に対して梱包覆いを位置決めして載せることができる。
請求項4に係る発明によれば、作業者が緩衝材に梱包覆いを載せる際に、緩衝材に対して梱包覆いを位置決めするための切り口を梱包覆いに設けた場合であっても、被梱包物を梱包した状態では防塵の品質が安定した被梱包物の梱包状態を提供させることができる。
図1は本発明による緩衝梱包材及び梱包体の実施の形態の概要を示す説明図であり、(a)は容器の内面と被梱包物との隙間に配置された緩衝材を示す側面図であり、(b)及び(c)は緩衝材に設けられた突起部と梱包覆いに設けられた位置合わせ部の切り口との関係を示す平面図であり、(d)は容器内に被梱包物、緩衝材及び梱包覆いを梱包した状態を示す側面図である。
この実施形態による梱包体は、画像形成装置などの比較的重量の重い被梱包物を梱包するもので、被梱包物1と、少なくとも前記被梱包物1の底面部に配置される緩衝材3と、前記緩衝材3と前記被梱包物1との間に介在される梱包覆い4と、前記緩衝材3に設けられ、前記緩衝材3の被梱包物1と接触する面に突出され、前記緩衝材3と被梱包物1との間にかかる圧力でつぶれて変形した突起部5と、前記梱包覆い4に設けられ、前記緩衝材3の突起部5と係わり合って緩衝材3と梱包覆い4とを位置決め可能な切り口7を有し、前記緩衝材3と被梱包物1との間にかかる圧力でつぶれて変形した前記突起部5によって前記切り口7が塞がれ、前記突起部5に位置合わせされた位置合わせ部6と、前記被梱包物、緩衝材及び梱包覆いを梱包する容器2とを備えたものである。
まず、突起部5は、複数個設けられる。これは、複数個の突起部5を目印として位置合わせ部6を位置合わせし、緩衝材3に対して梱包覆い4を位置決めして載せるためである。
また、位置合わせ部6は、前記複数個の突起部5に対応する位置に設けられる。これは、複数個の突起部5に対応する位置の位置合わせ部6をそれぞれの突起部5に位置合わせし、緩衝材3に対して梱包覆い4を位置決めして載せるためである。
〔実施形態の説明〕
図2は本実施形態による緩衝梱包材における緩衝材3の実施形態を示す斜視図である。この緩衝材3は、図1において被梱包物1を梱包するための容器2の内部に入れられた被梱包物1への衝撃を吸収するもので、少なくとも被梱包物1の底面部を入れる容器2の内面と前記被梱包物1との隙間に配置されるようになっている。この場合、段ボール等から成る容器2は、最低限被梱包物1の底面部を入れるものであるが、被梱包物1の全体を入れるものであってもよいし、被梱包物1の底面部及び上面部を入れるものであってもよい。したがって、容器2の形状によっては、緩衝材3は、容器2内にて被梱包物1の底面部及び上面部に形成される隙間に配置され、或いは側面部に形成される隙間に配置されることもある。
これにより、図9に示すように、作業者が容器2の内面と被梱包物1との隙間に配置される緩衝材3に梱包覆い4を載せる際に、該梱包覆い4を緩衝材3に対して位置決めして載せることができ、被梱包物1の梱包における防塵の品質を安定させることができる。
Claims (4)
- 少なくとも被梱包物の底面部に配置される緩衝材と、
前記緩衝材と前記被梱包物との間に介在される梱包覆いと、
前記緩衝材に設けられ、前記緩衝材に前記梱包覆いを位置決めするために前記緩衝材の被梱包物と接触する面に突出され、前記緩衝材と被梱包物との間にかかる圧力で変形可能に形成された突起部と、
前記梱包覆いに設けられ、前記緩衝材の突起部と係わり合って緩衝材と梱包覆いとを位置決め可能な切り口を有し、前記緩衝材と被梱包物との間にかかる圧力で前記突起部がつぶれて変形したときに、前記切り口が塞がれるように形成され、前記突起部に位置合わせする位置合わせ部とを備えたことを特徴とする緩衝梱包材。 - 前記突起部は、複数個設けられることを特徴とする請求項1記載の緩衝梱包材。
- 前記位置合わせ部は、前記突起部に対応する位置に設けられることを特徴とする請求項2記載の緩衝梱包材。
- 被梱包物と、
少なくとも前記被梱包物の底面部に配置される緩衝材と、
前記緩衝材と前記被梱包物との間に介在される梱包覆いと、
前記緩衝材に設けられ、前記緩衝材の被梱包物と接触する面に突出され、前記緩衝材と被梱包物との間にかかる圧力でつぶれて変形した突起部と、
前記梱包覆いに設けられ、前記緩衝材の突起部と係わり合って緩衝材と梱包覆いとを位置決め可能な切り口を有し、前記緩衝材と被梱包物との間にかかる圧力でつぶれて変形した前記突起部によって前記切り口が塞がれ、前記突起部に位置合わせされた位置合わせ部と、
前記被梱包物、緩衝材及び梱包覆いを梱包する容器とを備えたことを特徴とする梱包体。
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