JP2005199708A - カラー画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 半導体レーザ10A〜Dから出射された光束は、ポリゴンミラー24により反射されて走査レンズ5A〜Dを通り、ハーフミラー16A〜Dにて反射光及び透過光となる。透過光は感光体5A〜Dに入射し、反射光はセンサ(第1センサ15A1〜A4、第2センサ15C1〜C4、第3センサ15B1〜B4)に入射する。ポリゴンミラー24により反射された光束を同期検知板20A〜Dにて検知するタイミングから、各センサにて光束を検知するタイミングまでの時間をdotに換算することによって、位置ずれ量を算出する。
【選択図】 図3
Description
それぞれの走査光学装置は、複数の異なった色の画像に対応する走査線で、それぞれの感光体に対して書き込みを行い、感光体に静電潜像を形成する書き込み手段を有する。これらの静電潜像を、複数の顕像化手段により対応する色(ブラック、イエロー、マゼンダ、シアン)のトナーで顕像化して、その顕像化したトナー画像を記録媒体(転写紙)上に重ね合わせて転写することによりカラー画像を得る。このようなカラー画像形成装置は、いわゆるタンデム型と称されている。
このようなカラー画像形成装置で用いる書き込み手段は、例えば半導体レーザ等の光源から書き込み用のビーム(光束)を出射し、そのビームを書き込みレンズ等からなる光学部品を介して走査線とし、その走査線により被走査体である感光体を走査することにより、その感光体上に画像情報に対応した静電潜像を形成している。
複数の画像形成ステーションを備えたタンデム型のカラー画像形成装置においては、例えば、複数の画像形成ステーションが、順次転写ベルトの幅方向両端部に、各色の画像の位置ずれを検知するためのトナーマーク(位置検出パターン)を形成する。
当該両端部のトナーマークを、転写ベルトの最下流側に設けられた検出手段により検出して、当該検出結果に基づいて位置ずれを検出し、その検出結果によって、各画像形成ステーションによる画像の位置ずれを補正している。
上記トナーマークは、一般的に、転写ベルト上に、光書き込みの走査方向(主走査方向)に平行なラインと、主走査方向に対して特定の角度(例えば、45度)を有したラインと、で形成されている。また検出手段は、受光素子と受光素子とを含み、発光素子からの光が透明な転写ベルトを透過し、その透過光が受光素子によって受光される。したがってトナーマークによって発光素子からの光が遮光されるので、これによりトナーマークが通過したタイミングを検知する。主走査方向に平行に形成されたトナーマークのラインのピーク時間の差分によって副走査方向の位置ずれを、主走査方向に対して特定の角度を有したラインのピーク時間の差分によって主走査方向の位置ずれを、それぞれ検出する。
カラー画像形成装置は、この検出手段の検出結果に基づいて、位置ずれを算出して、位置ずれ補正(スキュー補正、主走査倍率補正、主走査レジスト補正)を行う。
また、特許文献2に記載の位置ずれ補正方法では、各色の画像の位置ずれを検知するためのトナーマークとして、副走査方向の位置ずれ測定用のライン4本(ブラック、イエロー、マゼンダ、シアン)と主走査方向の位置ずれ測定用のライン4本(ブラック、イエロー、マゼンダ、シアン)を複数組、転写ベルト上に形成して各色のトナー画像の位置ずれ量を測定し、その測定結果をもとに位置ずれ補正を行っているが、このような方法では、上記の書き込み手段がトナーマークを形成する時間、上記の検出手段がトナーマークを読み取って位置ずれ量を演算する時間、及び演算した位置ずれ量の位置ずれを補正する時間まで、通常の画像形成動作を休止する必要があり、カラー画像形成装置の生産性が低下してしまう。
また、カラー画像形成装置の初期設定時に位置ずれ補正を行っても、装置内部の作像ユニット等の部品の交換、カラー画像形成装置のメンテナンス、カラー画像形成装置の運搬等によって、複数枚の画像形成後の機構の温度膨張によっても、経時的に誤差が変動して、さらなる位置ずれが発生する。そのため、位置ずれ補正は印刷動作直前に行うことが望ましいが、印刷命令後から印刷開始の間に上記位置ずれ補正を行うと、印刷命令後から印刷開始までの時間間隔を変更し、補正を行うこととなる。そして、生産性向上のために、この時間間隔を短く設定すると、十分な数のラインを形成することができず、位置ずれ補正の精度を損なってしまう。
また、十分な精度を得るため、ライン数を増やすと、印刷命令後から印刷開始までの時間が増えてしまい、生産性を損なってしまう。
また、前回位置ずれ補正を行った時からの経過時間や装置内部の機構の温度変化量に基づいて、ラインを形成しないで行う主走査方向のレジスト補正と、従来通りラインを形成する副走査方向のレジスト補正とが必要か否かを判断し、判断結果により必要な補正のみを行うことで、カラー画像形成装置の生産性を向上させつつ位置ずれ補正を行うことができるカラー画像形成装置を提供することを第2の目的とする。
また、連続印刷時にも、カラー画像形成装置の生産性を向上させつつ位置ずれ補正を行うことができるカラー画像形成装置を提供することを第3の目的とする。
図1は、本発明の実施の形態に係るカラー画像形成装置が備える走査光学装置の光学系を同一平面上に展開して示す説明図であり、図2は同じくその走査光学装置を備えたカラー画像形成装置の作像部を示す構成図である。本発明の実施の形態に係るカラー画像形成装置は、特許文献1記載の走査光学装置とそれを備えた画像形成装置と同様の構成を有している。
それら複数の走査線により、図2に示す被走査体である感光体ドラム9A,9B,9C,9D上をそれぞれ走査して形成した各画像を1枚の記録媒体(転写紙)に多重する。そして、本実施の形態では、各光学特性測定手段15A1〜15A4,15B1〜15B4,15C1〜15C4により、それぞれの光束の入射時期を検知する。
これら光学特性測定手段のうち、第1の光学特性測定手段としての光学特性測定手段15A1,15A3,15A2および15A4は、各走査線の走査領域内の書き込み開始側の端部周辺の所定位置へ向かう光束を検知する。第2の光学特性測定手段としての光学特性測定手段15B1,15B3,15B2および15B4は、各走査線の走査領域内の書き込み終了側となる端部周辺の所定位置へ向かう光束を検知する。
そして、第3の光学特性測定手段としての光学特性測定手段15C1,15C3,15C2および15C4は、上記第1の光学特性測定手段と第2の光学特性測定手段との間にそれぞれ配置されている。ここで第1の光学特性測定手段と第2の光学特性測定手段との間とは、それぞれの走査線の経路上であることは勿論であり、略中間の位置であるのがよい。
そして、この走査光学装置1は、各走査線毎に上記第1ないし第3の光学特性測定手段の検知信号を基にして、4つの半導体レーザ10A,10B,10C,10Dからそれぞれ出射するレーザ光を、後述する内容に変調するようにしている。なお、本実施の形態では、各走査線に対応する第3の光学特性測定手段をそれぞれ1個ずつ設けた場合の例について説明したが、その第3の光学特性測定手段は各走査線毎に2個以上設けるようにしてもよい。
また、図1では各走査レンズ(fθレンズ)5A,5B,5C,5Dから各光学特性測定手段15A1〜15A4,15B1〜15B4,15C1〜15C4までの間のミラー手段の図示を全て省略している(ミラー手段については図2を参照)。
この光束は、ポリゴンミラー24により反射されて走査レンズ5Aを通り、図2に示すように折り返しミラー6A,7A,8Aにより反射されて、防塵ガラスを兼ねる反射部材であるミラー16Aを通して感光体ドラム9Aに結像する。また、走査レンズ5Bを通った光束は、折り返しミラー6B,7B,8Bにより反射されて、同様に防塵ガラスを兼ねるミラー16Bを通して感光体ドラム9Bに結像する。
各感光体ドラム9A〜9Dの表面は、図示しない帯電装置によりそれぞれ所定の電位に帯電されている。従って、その各感光体ドラム9A〜9Dの帯電面が露光されて、そこに各色(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)に対応する潜像が形成され、その各潜像が各色に対応する図示しない現像装置により現像されて各色のトナー画像となる。その感光体ドラム9A〜9D上に形成された各トナー画像は、転写ベルト11上に吸着されて、図2で左方に搬送される記録媒体(転写紙)に順次重ね合わされて転写される。
なお、各光束毎に設ける上述した走査レンズ(fθレンズ)は、その各光束毎に複数設けるようにしてもよい。また、図2に示したように上下方向に近接する走査レンズ5A,5C及び走査レンズ5B,5Dを上下方向に重ねてそれぞれ一体化し、それらを1つのレンズとしてもよい。また、本実施の形態では、上下2段に配置したポリゴンミラー24により、走査線(光束)を図1に示すように左右に2本ずつ振り分けるようにしているが、その走査線の総数を更に増やしたり、振り分ける走査線の数を変えるようにしたりすることもできる。
この結果、ミラー16Aにより生成されたモニタ光を光学特性測定手段15A1、15B1および15C1が検知する。同様に、ミラー16Bにより生成されたモニタ光を、光学特性測定手段15A2、15B2および15C1が、ミラー16Cにより生成されたモニタ光を光学特性測定手段15A3、15B3および15C3が、ミラー16Dにより生成されたモニタ光を光学特性測定手段15A4、15B4および15C4が、それぞれ検知するようにしている。
ここで、各トナー画像が重ね合わされて転写される記録媒体は、図示していないが、それぞれのミラー16Aないし16Dと略同一の幅を有する。すなわち、書き込み領域がそれぞれのそれぞれのミラー16Aないし16Dと略同一の幅を有する。この場合、ミラー16Aないし16Dは、その長手方向の全部に渡ってハーフミラーで構成する必要がある。
このような配置、すなわち第1の光学特性測定手段と、第2の光学特性測定手段とが書き込み領域外に位置するような配置であれば、これらの手段に入射する走査線は、感光体に与える必要はない。したがって、これらの手段に入射する走査線を、ハーフミラーを用いて分離する必要はない。したがってミラー16は、中央部(書き込み領域)161をハーフミラーにて構成し、その両端部162を全面反射ミラーにて構成することもできる(もちろん、両端部162を、中央部161と同様にハーフミラーで構成しても差し支えない)。この場合、中央部161のハーフミラー部分で反射された光、および、両端部162の全面反射部分(あるいは、ハーフミラー部分)で反射された光の双方がモニタ光として利用されることになる。
なお、ハーフミラーを用いる場合、ミラー16A〜16Dの透過光が感光体ドラム9A〜9Dに、反射光が光学特性測定手段に入射する構成を例に説明したが、逆に反射光が感光体ドラムに、透過光が光学特性手段に入射するように構成してもよい。
このように、各光学特性測定手段15A1,15B1,15C1,15A2,15B2,15C2,15A3,15B3,15C3,15A4,15B4,15C4は、光検知手段,ビーム径測定装置,光量測定装置のいずれを使用するようにしても補正ができるので、形成する画像がフルカラーであっても色ずれが生じにくく、色調(色味)も良好な高画質のカラー画像が得られる。
図3を参照すると、ポリゴンミラー24により反射された光束が、折り返しミラー19A,19B,19C,19Dにより反射されて同期検知板20A,20B,20C,20Dにて検知されることが理解され得る。なお、折り返しミラー19A,19B,19C,19Dを設けずに、ポリゴンミラー24により反射された光束が、直接同期検知板20A,20B,20C,20Dに入射するようにしてもよい。
まず、T0区間の半導体レーザ10A,10B,10C,10Dの点灯タイミングは、同期検知信号を基準に、第1、第2および第3の光学特性測定手段の検知位置の前で半導体レーザ10A,10B,10C,10Dが点灯するように、それぞれ決められたW1、W2、W3dot後に半導体レーザ10A,10B,10C,10Dを点灯させる。この最初の同期検知信号間T0の半導体レーザ10A,10B,10C,10D点灯タイミングを基準に、一定のピッチ(kdot)でずらして、m回繰り返し点灯させる。
図6に示した例では、半導体レーザ10A,10B,10C,10Dの点灯時間を10dot、点灯開始時間の変更ピッチをkdot=1dot、測定回数をm回とした。なお、半導体レーザ10A,10B,10C,10Dの点灯時間、点灯開始の基準位置、点灯開始タイミングの変更ピッチ(kdot、ただしkは整数とは限らない)、測定回数は自由に変更できるものとする。
次に、第1の光学特性測定手段(光学特性測定手段15A1〜15A4)について位置ずれ量を算出する。第1の光学特性測定手段が光束を最初に検知した区間をTn1、最後に検知した区間をTn2とする。このとき、
n3 = (n1+n2)/2
とすると、第1の光学特性測定手段上の位置には、同期検知板からZ1dot目のdotが書かれている。ここで、Z1を求める式は、
Z1 = n3×k + W1 (dot)
となる。
n3’ = (n1’+n2’)/2
n3’’ = (n1’’+n2’’)/2
となり、第2の光学特性測定手段上の位置に書かれるdotの同期検知板からの距離Z2と、第3の光学特性測定手段の位置上に書かれるdotの同期検知板からの距離Z3とを求める式は、
Z2 = n3’×k + W2 (dot)
Z3 = n3’’×k + W3 (dot)
となる。
そして、同期検知板から第1の光学特性測定手段、第2の光学特性測定手段、そして第3の光学特性測定手段それぞれの位置までの理想のdot数をそれぞれY1、Y2、Y3とすると、それぞれの光学特性測定手段についての位置ずれ量ΔZ1、ΔZ2、ΔZ3は、以下のように求められる。
ΔZ1 = Z1 − Y1 (dot)
ΔZ2 = Z2 − Y2 (dot)
ΔZ3 = Z3 − Y3 (dot)
ΔZ = {max(ΔZ1、ΔZ2、ΔZ3)+min(ΔZ1、ΔZ2、ΔZ3)}/2
となる。
以上の計算は、各色(ブラック、イエロー、マゼンダ、シアン)について成立しているので、各色のΔZをそれぞれ、ブラックの位置ずれ量:ΔZbk、イエローの位置ずれ量:ΔZy、マゼンダの位置ずれ量:ΔZm、シアンの位置ずれ量:ΔZcとすると、各色補正量Sbk、Sy、Sm、Scは、以下のように求められる。
Sbk = −ΔZbk
Sy = −ΔZy
Sm = −ΔZm
Sc = −ΔZc
そして、ここで求めた補正量Sbk、Sy、Sm、Scをもとに、画像の書き出し位置を決定し、主走査レジスト補正を行う。なお、上述した方法以外にも、主走査レジスト量の補正を行うものであればよい。
このように、主走査方向の位置ずれ測定用のライン4本(ブラック、イエロー、マゼンダ、シアン)を転写ベルト11上に形成せずに、主走査方向の位置ずれ量を算出することができる。そして、ラインを形成せずに算出した位置ずれ量をもとに、主走査レジスト補正を行うことができるので、従来方式にくらべ、主走査方向の位置ずれ測定用のライン形成、および、それを読み取って位置ずれ量を算出する時間を省くことができる。したがって位置ずれ補正時間を短縮することができる。つまり、カラー画像形成装置の生産性を落とさずに位置ずれ補正を行うことができる。
作像ユニットの交換、カラー画像形成装置のメンテナンス時や、複数枚の画像形成後の機構の温度の変化量が大きい場合には、主走査レジスト補正と副走査レジスト補正とを同時に行う。一方、複数枚の画像形成後でも機構の温度変化量が小さい場合や、前回調整時(前回の主走査レジスト補正)からの経過時間が少ない場合等、副走査方向の誤差(位置ずれ)が小さいと見込まれる場合には、主走査レジスト補正のみを行う。
図7に、時間経過及び温度変化量に基づいて主走査レジスト補正と副走査レジスト補正の実行を決定するカラー画像形成装置の動作の一例のフローチャートを示す。
図7では、前回調整時からの経過時間がn秒以上であり、かつ、温度変化量がΔT以下である場合に、主走査レジスト補正のみを行うこととしている。このn秒及びΔTの具体的数値については、カラー画像形成装置の機械構成等に応じて、適宜実験値に基づいて設定されるものである。
一方、前回調整時からn秒以上経過していた場合(ステップ101;Y)、前回調整時からの温度変化量がΔT以下であるか否かを判断する(ステップ103)。つまり、前回主走査レジスト補正を行った時の書き込みユニットの温度をカラー画像形成装置内に記憶しておき、その記憶された温度と現在の書き込みユニットの温度との差がΔT以下であるか否かを判断する。ここで、書き込みユニットとは、図2の感光体9A〜9Dと転写ベルト11とローラ12a〜12cを除いた部分に、半導体レーザ10A,10B,10C,10Dを加えたものであり、この書き込みユニット外部には熱伝導対が取り付けられているため、温度を計測することができる。
ここで、図8に、連続通紙時に主走査レジスト補正と副走査レジスト補正を分割して実行するカラー画像形成装置の動作の一例のフローチャートを示す。
図8を参照すると、カラー画像形成装置にユーザーから印刷命令が開始されると、まず1枚分の印刷動作を行う(ステップ201)。そして、調整条件を満たしているか否かを判断する(ステップ202)。
ここで、調整条件には、例えば、図7のフローチャートで説明した、主走査レジスト補正と副走査レジスト補正を行う条件である「前回調整時からの経過時間がn秒以上であり、かつ、温度変化量がΔTより大きい」を適用すればよい。調整条件を満たしていない場合(ステップ202;N)、残り印刷枚数があるか否かを判断する(ステップ211)。残り印刷枚数がある場合(ステップ211;Y)、ステップ201以降の処理を繰り返し、残り印刷枚数がない場合(ステップ211;N)、処理を終了する。
一方、残り印刷枚数が3枚以上の場合(ステップ203;Y)、主走査レジスト補正を行う(ステップ204)。そして、1枚分の印刷動作を行い(ステップ205)、イエローの副走査レジスト補正を行う(ステップ206)。そして、1枚分の印刷動作を行い(ステップ207)、マゼンダの副走査レジスト補正を行う(ステップ208)。更に、1枚分の印刷動作を行い(ステップ209)、シアンの副走査レジスト補正を行い(ステップ210)、残り印刷枚数があるか否かを判断する(ステップ211)。残り印刷枚数がある場合(ステップ211;Y)、ステップ201以降の処理を繰り返し、残り印刷枚数がない場合(ステップ211;N)、処理を終了する。
なお、ステップ204にて行う主走査レジスト補正は、ラインを形成せずに補正を行う方法とし、ステップ206、208、210にて行う各色トナーの副走査レジスト補正は、従来方式の、ラインを形成することによって補正を行う方法とする。
また、副走査方向の位置ずれ補正についても、画像を形成する転写紙を搬送する間隔毎に分けて、各色トナーの副走査レジスト補正を行っている。よって副走査方向の位置ずれ測定用のラインを分けて形成することにより、前述の間隔の変更量が比較的小さくなり、位置ずれ補正時間を短縮することができる。これによっても、カラー画像形成装置の生産性を落とさずに位置ずれ補正を行うことができる。
そこで、調整条件に達した時点で、残り印刷枚数がある一定枚数N枚以下の場合には、その時点で位置ずれ補正(主走査レジスト補正及び副走査レジスト補正)を行わず、残り印刷枚数分の印刷動作が全て終わった時点で位置ずれ補正(主走査レジスト補正及び副走査レジスト補正)を行うようにすればよい。このN枚の具体的数値については、カラー画像形成装置の機械構成等に応じて、適宜実験値に基づいて設定されるものである。
これにより、調整条件に達していても、残り印刷枚数に応じて位置ずれ補正を行うか
否かを決定し、残り印刷枚数が少ない場合には印刷動作を優先させ、残り印刷枚数分の
印刷動作終了後に位置ずれ補正を行うので、カラー画像形成装置の生産性を落とさずに
位置ずれ補正を行うことができる。
2A,2B,2C,2D カップリングレンズ
3A,3B,3C,3D シリンドリカルレンズ
4 偏向器
5A,5B,5C,5D 走査レンズ(fθレンズ)
6A,7A,8A,6B,7B,8B,6C,7C,8C,6D,7D,8D 折り返し
ミラー
9A,9B,9C,9D 感光体ドラム
10A,10B,10C,10D 半導体レーザ
11 転写ベルト
15A1,15A2,15A3,15A4,15B1,15B2,15B3,15B4,
15C1,15C2,15C3,15C4 光学特性測定手段
16A,16B,16C,16D ミラー(ハーフミラー)
19A,19B,19C,19D 折り返しミラー
20A,20B,20C,20D 同期検知板
23 ポリゴンモータ
24 ポリゴンミラー
Claims (5)
- 複数の光源から出射された光束を偏向する偏向器と、
前記偏向器により偏向された複数の光束を走査線とする複数の走査レンズと、
前記走査レンズにより走査線とされた複数の光束を結像して潜像を形成する複数の感光体と、
前記感光体に形成された潜像を現像してトナー画像とする複数の現像器とを備え、
前記現像器により現像されたトナー画像を、記録媒体に転写可能とするタンデム型のカラー画像形成装置において、
前記走査レンズにより走査線とされた複数の光束からモニタ光を生成する複数のミラー手段と、
前記ミラー手段からのモニタ光を検知する複数の光検知手段と、
前記複数の光検知手段にて光束を検知したタイミングをもとに主走査方向の位置ずれ量を算出する主走査位置ずれ算出手段と、
前記主走査位置ずれ算出手段にて算出した主走査方向の位置ずれ量をもとに主走査レジスト補正を行う主走査位置ずれ補正手段と、を備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。 - 転写ベルト上に副走査方向の位置ずれ測定用の複数のラインを形成して副走査方向の位置ずれ量を算出する副走査位置ずれ算出手段と、
前記副走査位置ずれ算出手段にて算出された副走査方向の位置ずれ量をもとに副走査
レジスト補正を行う副走査位置ずれ補正手段と、
前記主走査位置ずれ補正手段にて主走査レジスト補正を行うか否か、及び、前記副走査位置ずれ補正手段にて副走査レジスト補正を行うか否かを判断する判断手段と、を更に備えたことを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。 - 複数の前記記録媒体に対して画像形成を行う場合、ある1の記録媒体に対して画像形成が終了した後、次の記録媒体に対して画像形成が行われる前に、前記主走査位置ずれ補正手段にて主走査レジスト補正を行うことを特徴とする請求項2記載のカラー画像形成装置。
- 複数の前記記録媒体に対して画像形成を行う場合、ある1の記録媒体に対して画像形成が終了した後、次の記録媒体に対して画像形成が行われる前に、前記副走査位置ずれ補正手段にて副走査レジスト補正を行うことを特徴とする請求項2または請求項3記載のカラー画像形成装置。
- 複数の前記記録媒体に対して画像形成を行う場合、前記判断手段は、残り印刷枚数をもとに前記主走査位置ずれ補正手段にて主走査レジスト補正を行うか否か、及び、前記副走査位置ずれ補正手段にて副走査レジスト補正を行うか否かを判断することを特徴とする請求項2、請求項3または請求項4記載のカラー画像形成装置。
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