JP2005198357A - 突入電流防止回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】より確実に突入電流の発生を防止することができる突入電流防止回路を提供する。
【解決手段】直流電源11と負荷16との間に接続された電流制限抵抗3を有するとともに、この電流制限抵抗にトランジスタ5が並列に接続される。コンパレータ10は、負荷16に掛かる電圧を分圧した測定電圧Vaと基準電源11の電圧を分圧した基準電圧Vbとを比較し、Va>Vbとなったとき出力を発生する。この出力は、抵抗およびコンデンサ18により構成した遅延回路によって、出力の急峻な変化を緩慢にした電圧Vcとなる。この電圧Vcによりトランジスタ8を介してトランジスタ5を導通させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気回路において急激で過大な電流、いわゆる突入電流の発生を防止する突入電流防止回路に関する。
図3に、従来使用されている突入電流防止回路の例を示す。この回路は、例えば複写機等の画像形成装置において、モータ、クラッチ、ソレノイド等のいわゆる駆動系の直流負荷を駆動するための電源での突入電流発生を防止するための回路である。例えば24Vの直流電源1(交流電圧を整流したもの)により、上記のような負荷16を駆動する。スイッチ2は、例えば複写機の前面カバー開放等の動作に連動して動作する機械的スイッチである。このスイッチ2のオン時に回路に瞬間的に過大な電流が流れるのを防止するために、電流制限抵抗3をスイッチ2と負荷16との間に介挿してある。さらに、この電流制限抵抗3に並列にトランジスタ5(電子スイッチ)の主電流路(エミッタ−コレクタ)を接続し、スイッチ2のオンから若干遅れてこのトランジスタ5をオンさせることにより、負荷16へ供給する電流の電流路を電流制限抵抗3からトランジスタ5に切り替える。そのために、コンパレータ10およびもう一つのトランジスタ8を設けて、トランジスタ5を制御している。コンパレータ10は、負荷16にかかる電圧に応じた電圧Vaと基準電圧Vbを比較し、Va>Vbとなったときトランジスタ8をオンさせ、これによりトランジスタ5をオンさせる。
しかしながら、図4に図3の回路の主要部の電圧および電流波形を示すように、Va>Vbとなったときコンパレータ10の出力電圧Vcが急激に立ち上がるため、この影響によりトランジスタ8およびトランジスタ5が急激にオンとなり、依然無視できない過大な電流が流れるという問題があった。このような突入電流に合わせた規格の部品を選択すると、装置のコストアップを招来した。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、より確実に突入電流の発生を防止することができる突入電流防止回路を提供することにある。
本発明による突入電流防止回路は、直流電源に接続され負荷への電源供給をオンオフするスイッチと、このスイッチと前記負荷との間に接続された電流制限抵抗と、この電流制限抵抗に並列に接続された第1のスイッチング素子と、前記負荷に掛かる電圧に比例する電圧と基準電圧とを比較する比較手段と、この比較手段の出力の急峻な変化を緩慢にする遅延手段と、この遅延手段の出力によりオンされ、前記第1のスイッチング素子を導通させる第2のスイッチング素子とを備えたことを特徴とする。
電流制限抵抗は第1のスイッチング素子のオン時に、回路に流れる電流を所定の大きさに制限し、ついで比較手段の出力の急峻な変化を遅延手段により緩慢にさせた信号により第2のスイッチング素子をオンさせて、第1のスイッチング素子を導通させるようにしたので、第1のスイッチング素子に突入電流が流れるのが防止される。
前記遅延手段は抵抗およびコンデンサからなる積分回路により構成することができる。また、前記比較手段は、前記負荷に掛かる電圧を分圧した測定電圧と、前記直流電源の電圧を分圧した基準電圧とを比較し、前記測定電圧が前記基準電圧を超えたとき出力を発生するコンパレータにより構成することができる。
本発明によれば、少数の部品の追加で安価に、より効果的な突入電流防止が図れる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に本実施の形態における突入電流防止回路の構成例を示す。図3に示した構成要素と同じ構成要素には同じ参照番号を付してある。
図3の従来の回路について説明したと同様、この回路は、例えば複写機等の画像形成装置において、モータやソレノイド等のいわゆる駆動系の負荷を駆動するための電源での突入電流発生を防止するための回路である。
例えば24Vの直流電源1(交流電圧を整流したもの)の正側端子は、スイッチ2とこれに直列接続された電流制限抵抗3を介して負荷16の一端に接続される。直流電源1の負側端子および負荷16の他端は接地される。スイッチ2は、例えばプロセスカートリッジ交換や記録紙ジャム処理時のカバー開放等の動作に連動して動作する機械的スイッチ(インターロック用のスイッチ)である。電流制限抵抗3は、スイッチ2のオン時に回路に瞬間的に過大な電流が流れるのを防止するために、スイッチ2と負荷16との間に介挿してある抵抗である。さらに、この電流制限抵抗3に並列にトランジスタ5(第1のスイッチング素子)の主電流路(エミッタ−コレクタ)を接続し、スイッチ2のオンから若干遅れてこのトランジスタ5をオンさせることにより、負荷へ電流を供給する電流路を電流制限抵抗3からトランジスタ5に切り替える。そのために、コンパレータ10(比較手段)およびもう一つのトランジスタ8(第2のスイッチング素子)を設けて、トランジスタ5を制御している。コンパレータ10には直流電源11(この例では5V)が接続される。この例ではコンパレータ10はその出力がハイインピーダンスのデバイス(例えばHA17339F)を用いている。
直列接続された抵抗14および15は直流電源1の両端の間に接続され、その接続点の分圧電圧を基準電圧bとして出力する。一方、直列接続された抵抗12および13は負荷16の両端に接続され、その接続点の分圧電圧を測定電圧Vaとして出力する。この測定電圧Vaは負荷16にかかる電圧に比例した電圧である。コンパレータ10は、測定電圧Vaを基準電圧Vbと比較し、Va>Vbとなったときその出力電圧VcをL(低)状態からH(高)状態に変化させ、トランジスタ8をオンさせる。トランジスタ8のエミッタは抵抗17を介して接地され、コレクタ抵抗6はトランジスタ5のベースに接続される。トランジスタ5のエミッタとベース間にはバイアス用抵抗4が接続されている。図1の回路と異なる点は、抵抗9が直接接地されるのではなく、コンデンサ18を介して接地されることである。これにより、トランジスタの電流制御特性を用いることで十分に時間をかけてコンデンサ18の充電を行い、トランジスタ8を介してトランジスタ5により直流電源側と負荷側との接続を行うようにしている。
以下、図2の波形図を参照しながら、図1の回路の動作を説明する。
図2に示すように、電源1側から直流電圧Vs(この例では24V)が印加された時点では、トランジスタ5,8はオフ状態にある。このとき、負荷16に向かって抵抗3経由で電流iが流れる。この電流iは抵抗3でその電流量が制限されて負荷16側に流れる。同時に、直流電圧Vsは、抵抗12および13で分圧され、電圧Vaとしてコンパレータ10の1入力端に印加される。コンパレータ10の非反転入力端には基準電圧Vbが印加される。電圧Vaが電圧Vbを超えたときにコンパレータ10の出力電圧Vcが低状態から高状態に変化する。このとき、抵抗7,9とコンデンサ18で遅延回路(積分回路)が形成され、図2に示すように、電圧Vcは緩慢に上昇する。この電圧Vcと抵抗17にかかる電圧の差がトランジスタ8のベース−エミッタ間電圧Vbeを超えると、トランジスタ8がオンになる。これによりトランジスタ5もオンになり、抵抗3の両端を短絡させる。電圧Vcが緩慢に上昇することにより、トランジスタ5のオフからオンへの変化も緩慢となり電流iの単位時間あたりの変化量が低減される。その結果、突入電流の発生が防止される。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
本発明の実施の形態における突入電流防止回路の構成例を示す回路図である。 図1に示した回路の動作を説明するための波形図である。 従来の突入電流防止回路の構成を示す回路図である。 図3に示した回路の動作を説明するための波形図である。
符号の説明
1,11…直流電源
2…スイッチ
3,4,6,7,9,12,13,14,15,17…抵抗
5,8…トランジスタ
10…コンパレータ
16…負荷
18…コンデンサ

Claims (3)

  1. 直流電源に接続され負荷への電源供給をオンオフするスイッチと、
    このスイッチと前記負荷との間に接続された電流制限抵抗と、
    この電流制限抵抗に並列に接続された第1のスイッチング素子と、
    前記負荷に掛かる電圧に比例する電圧と基準電圧とを比較する比較手段と、
    この比較手段の出力の急峻な変化を緩慢にする遅延手段と、
    この遅延手段の出力によりオンされ、前記第1のスイッチング素子を導通させる第2のスイッチング素子と、
    を備えたことを特徴とする突入電流防止回路。
  2. 前記遅延手段は抵抗およびコンデンサからなる積分回路により構成されることを特徴とする請求項1記載の突入電流防止回路。
  3. 前記比較手段は、前記負荷に掛かる電圧を分圧した測定電圧と、前記直流電源の電圧を分圧した基準電圧とを比較し、前記測定電圧が前記基準電圧を超えたとき出力を発生するコンパレータにより構成されることを特徴とする請求項1または2記載の突入電流防止回路。
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