JP2005197868A - パネル型スピーカ、ディスプレイ装置及び折り畳み式情報処理装置 - Google Patents

パネル型スピーカ、ディスプレイ装置及び折り畳み式情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 透明パネルの裏面だけを支持するものでありながら、透明パネルやエキサイタを保護できるだけでなく、メンテナンス性及び汎用性の低下を回避する。
【解決手段】 表示画面の前方に設けられるパネル型スピーカ10であって、表示画面の前方を覆う透明パネル11と、透明パネル11の裏面に取り付けられ、透明パネル11を振動させるエキサイタ12と、透明パネル11の裏側で、透明パネル11及びエキサイタ12を弾性的に支持する支持パネル15と、透明パネル11を支持することなく、透明パネル11の外周を囲み、少なくとも一部が透明パネル11よりも前方に突出する外装部材16とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、表示画面の前方に設けられるパネル型スピーカ、又は、表示画面の前方にパネル型スピーカを備えるディスプレイ装置及び折り畳み式情報処理装置に関する。
近年、表示画面の前方に設けられるパネル型スピーカが実用化されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。この種のパネル型スピーカをディスプレイ装置などに適用すると、表示画面とスピーカが一体化され、装置の小型化が可能になるだけでなく、画像と音を空間的に一致させて、高い臨場感を実現することができる。
通常、パネル型スピーカは、表示画面の前方を覆う透明パネルと、透明パネルを振動させるエキサイタとを備えており、透明パネルは、その振動を許容するために、スポンジなどの弾性部材を介して支持される。透明パネルの支持方法としては、透明パネルの裏面だけを支持する方法と、透明パネルの表裏両面を挟持状に支持する方法が知られている。
透明パネルの裏面だけを支持したものでは、透明パネルの表面全域を開放でき、音響特性が向上するなどの利点がある。
しかしながら、透明パネルの裏面だけを支持すると、透明パネルの表面全域が露出状態となるため、透明パネルが損傷しやすくなるだけでなく、透明パネルが外圧を受け、その圧力でエキサイタが破損する可能性がある。
そこで、図9及び図10に示すように、透明パネルの裏面だけを支持するものであっても、透明パネルやエキサイタを保護可能なパネル型スピーカが提案される。このパネル型スピーカは、液晶モジュール100の前方を覆う透明パネル101と、透明パネル101の裏面に取り付けられ、透明パネル101を振動させるエキサイタ102と、スポンジなどの弾性部材103、104を介して、透明パネル101及びエキサイタ102を弾性的に支持する支持パネル105とを備えて構成されている。
図10に示すように、支持パネル105の外周部には、前方に突出する突出部105aが一体形成されている。この突出部105aは、透明パネル101の外周を囲むとともに、少なくとも一部が透明パネル101よりも前方に突出することによって、透明パネル101及びエキサイタ102を保護している。
特表2002−510182号公報 特表2002−511681号公報 特表2002−533957号公報
しかしながら、図9及び図10に示すパネル型スピーカでは、支持パネル105の突出部105aが、ディスプレイ装置などの外観を構成することになるため、以下のような問題点がある。
第一の問題点は、メンテナンス性の低下である。
例えば、突出部105aが損傷し、支持パネル105の交換が必要となった場合、支持パネル105から透明パネル101、エキサイタ102、弾性部材103、104などを取り外さなければならない。
特に、透明パネル101は、高価な部品であるため、再利用が望ましく、その際には、透明パネル101から埃やゴミを丁寧に取り除く必要があり、非常に手間がかかる作業となる。
また、エキサイタ102は、外圧に対して非常にシビアな部品であり、取り外しの際に力加減を誤ると、エキサイタ内部が破損し、再利用が困難になる。
また、弾性部材103、104も、一度取り外すと千切れてしまい、再利用は不可能である。
したがって、支持パネル105を交換するだけでも、大掛かりな作業や部品交換が必要であり、メンテナンス性が問題となる。
第二の問題点は、汎用性の低下である。
パネル型スピーカは、表示画面を持つ装置であれば適用可能であるため、様々な装置への流用や、OEM供給が想定される。
しかしながら、図9及び図10に示すパネル型スピーカでは、支持パネル105の突出部105aが装置の外観を構成するため、適用する装置ごとに専用の支持パネル105を設計して製造しなければならず、大幅なコストアップとなる。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、透明パネルの裏面だけを支持するものでありながら、透明パネルやエキサイタを保護できるだけでなく、メンテナンス性及び汎用性の低下を回避することができるパネル型スピーカ、ディスプレイ装置及び折り畳み式情報処理装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため本発明のパネル型スピーカは、表示画面の前方に設けられるパネル型スピーカであって、前記表示画面の前方を覆う透明パネルと、前記透明パネルの裏面に取り付けられ、前記透明パネルを振動させるエキサイタと、前記透明パネルの裏側で、前記透明パネル及び前記エキサイタを弾性的に支持する支持パネルと、前記透明パネルを支持することなく、前記透明パネルの外周を囲み、少なくとも一部が前記透明パネルよりも前方に突出する外装部材とを備える構成としてある。
このようにすると、透明パネルの裏面だけを支持するものでありながら、透明パネルの外周を囲む外装部材によって、透明パネルやエキサイタを保護することができる。
また、外装部材は、支持パネルと別体であり、単体で交換が可能であるため、外装部材の交換に際し、透明パネル、エキサイタ、弾性部材などの取り外しを不要にして、メンテナンス性を向上させることができる。
また、デザインが異なる装置への流用やOEM供給に際し、支持パネルを設計変更することなく、外装部材の設計変更で対応することが可能になるため、パネル型スピーカの汎用性を高めることができる。
また、上記目的を達成するため本発明のディスプレイ装置は、表示画面の前方にパネル型スピーカを備えるディスプレイ装置であって、前記パネル型スピーカが、前記表示画面の前方を覆う透明パネルと、前記透明パネルの裏面に取り付けられ、前記透明パネルを振動させるエキサイタと、前記透明パネルの裏側で、前記透明パネル及び前記エキサイタを弾性的に支持する支持パネルとを備え、前記ディスプレイ装置の外観を構成する外装部材が、前記透明パネルを支持することなく、前記透明パネルの外周を囲み、少なくとも一部が前記透明パネルよりも前方に突出する構成としてある。
このようにすると、透明パネルの裏面だけが支持されるパネル型スピーカを適用するものでありながら、透明パネルの外周を囲む外装部材によって、パネル型スピーカの透明パネルやエキサイタを保護することが可能になる。
また、外装部材は、支持パネルと別体であるため、透明パネル、エキサイタ、弾性部材などを取り外すことなく、単体で交換することができる。これにより、外装部材の交換を容易にし、メンテナンス性を向上させることができる。
また、ディスプレイ装置のデザイン変更に際し、パネル型スピーカを変更することなく、外装部材の設計変更で対応できるため、デザイン変更が容易になるとともに、大幅なコストダウンが可能になる。
また、本発明のディスプレイ装置は、前記外装部材が、前記支持パネル及び/又は前記ディスプレイ装置の背面外装部材に着脱自在に取り付けられる構成としてある。
このようにすると、外装部材の着脱が容易になり、メンテナンス性を更に向上させることができる。
また、上記目的を達成するため本発明の折り畳み式情報処理装置は、ヒンジ部を介して折り畳み自在に連結される複数の筐体と、少なくとも一つの前記筐体に設けられる表示画面と、その前方に設けられるパネル型スピーカとを備える折り畳み式情報処理装置であって、前記パネル型スピーカが、前記表示画面の前方を覆う透明パネルと、前記透明パネルの裏面に取り付けられ、前記透明パネルを振動させるエキサイタと、前記透明パネルの裏側で、前記透明パネル及び前記エキサイタを弾性的に支持する支持パネルとを備え、前記折り畳み式情報処理装置の外観を構成する外装部材が、前記透明パネルを支持することなく、前記透明パネルの外周を囲み、少なくとも一部が前記透明パネルよりも前方に突出する構成としてある。
このようにすると、透明パネルの裏面だけが支持されるパネル型スピーカを適用するにあたり、透明パネルの外周を囲む外装部材によって、パネル型スピーカの透明パネルやエキサイタを保護することができる。
また、外装部材は、支持パネルと別体であり、単体で交換することが可能であるため、外装部材の交換に際し、透明パネル、エキサイタ、弾性部材などの取り外しが不要となり、メンテナンス性を向上させることができる。
また、折り畳み式情報処理装置のデザインを変更する際には、パネル型スピーカを変更せずに、外装部材のデザインを変更すればよいため、デザイン変更が容易になるだけでなく、大幅なコストダウンを図ることができる。
また、本発明の折り畳み式情報処理装置は、前記外装部材が、前記支持パネル及び/又は前記折り畳み式情報処理装置の背面外装部材に着脱自在に取り付けられる構成としてある。
このようにすると、外装部材の着脱が容易になり、メンテナンス性を更に向上させることができる。
また、本発明の折り畳み式情報処理装置は、前記外装部材に、前記ヒンジ部を覆うヒンジカバーが一体的に形成される構成としてある。
このようにすると、外装部材が、透明パネルやエキサイタの保護部材として機能するだけでなく、ヒンジカバーとしても機能することになるため、ヒンジカバーを別部材で構成する場合に比べ、部品点数の削減やコストダウンが可能になる。
以上のように、本発明によれば、透明パネルの裏面だけを支持するものでありながら、支持パネルと別体に構成される外装部材で透明パネルの外周を囲み、透明パネルやエキサイタを保護するようにしたので、外装部材の交換に際し、透明パネル、エキサイタ、弾性部材などの取り外しを不要にして、メンテナンス性を向上させることができる。
また、デザインが異なる装置への流用やOEM供給に際し、支持パネルの設計変更が不要であるため、パネル型スピーカの汎用性も向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
[パネル型スピーカ]
まず、本発明に係るパネル型スピーカの実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、パネル型スピーカの分解斜視図、図2は、パネル型スピーカの要部断面図である。
これらの図に示すように、パネル型スピーカ10は、透明パネル11、エキサイタ12、弾性部材13、14、支持パネル15及び外装部材16を備えて構成され、液晶モジュール20(表示画面)の前方に設けられる。
本実施形態では、透明パネル11、エキサイタ12、弾性部材13、14、支持パネル15及び液晶モジュール20で予め内蔵型モジュール30を構成し、この状態でディスプレイ装置や折り畳み式情報処理装置に組み込むが、パネル型スピーカ10の組み込み方法は、これに限定されない。
透明パネル11は、液晶モジュール20の前方を覆うものであり、透明パネル11を介して、液晶モジュール20の表示画面が目視される。
透明パネル11のサイズは、液晶モジュール20の表示画面よりも大きく、かつ、表示画面対向領域の外側にエキサイタ12が取り付け可能であれば、特に制限はない。
また、透明パネル11は、全域が透明である必要はなく、少なくとも表示画面対向領域が透明であればよい。
エキサイタ12は、マグネットとボイスコイルを備える励振部材であり、透明パネル11を励振することにより、透明パネル11から音を発生させる。
本実施形態のパネル型スピーカ10は、二個のエキサイタ12を有しており、これらのエキサイタ12が、接着剤などを用いて、透明パネル11の裏面に左右振り分け状に固着されている。
弾性部材13、14は、いずれも弾性変形可能なスポンジなどを用いて形成されている。
弾性部材13は、透明パネル11よりも僅かに小さい枠形状を有し、接着剤などを用いて、透明パネル11の裏面と支持パネル15の前面との間に固着される。
弾性部材14は、エキサイタ12の形状に合せて環状に形成されており、接着剤などを用いて、エキサイタ12の背面と支持パネル15の前面との間に固着される。
支持パネル15は、液晶モジュール20の表示画面対向領域に角孔15aを有する枠状の部材であり、角孔15aの左右両側には、エキサイタ12を取り付けるための凹部15bが形成されている。なお、エキサイタ12が薄型の場合には、凹部15bを省略してもよい。
そして、支持パネル15は、弾性部材13を介して、透明パネル11の裏面を弾性的に支持するとともに、弾性部材14を介して、エキサイタ12の背面を弾性的に支持することにより、パネル型スピーカ10を構成しており、更に、支持パネル15の背面に液晶モジュール20を取り付けることにより、内蔵型モジュール30が構成される。
外装部材16は、透明パネル11を支持することなく、透明パネル11の外周を囲む枠形状のものであり、パネル型スピーカ10が組み込まれる装置の外観を構成する部材である。
図2に示すように、外装部材16は、支持パネル15や背面外装部材に取り付けられたとき、少なくとも一部が透明パネル11よりも前方に突出するように形成されている。これにより、透明パネル11の裏面だけを支持するものであっても、透明パネル11の外周を囲む外装部材16によって、透明パネル11やエキサイタ12を保護することが可能になる。
しかも、外装部材16は、支持パネル15と別体であり、単体で交換が可能である。これにより、外装部材16の交換に際し、透明パネル11、エキサイタ12、弾性部材13、14などの取り外しが不要になる。
また、支持パネル15は、装置の外観を構成しないので、デザインが異なる装置への流用やOEM供給に際し、外装部材16の変更だけで対応することが可能になる。
なお、外装部材16は、支持パネル15や背面外装部材に対して着脱容易に固定されることが好ましい。外装部材16の固定手段としては、例えば、ネジやスナップフィットを用いることができる。
[ディスプレイ装置]
つぎに、パネル型スピーカ10が適用されたディスプレイ装置について、図3〜図5を参照して説明する。
なお、本発明のディスプレイ装置は、パソコン用ディスプレイに限定されず、液晶テレビ、ディスプレイ一体型パソコンなどにも適用することができる。
図3は、ディスプレイ装置の斜視図、図4は、外装部材及び内蔵型モジュールを取り外したディスプレイ装置の分解斜視図、図5は、外装部材を取り外したディスプレイ装置の分解斜視図である。
これらの図に示すように、ディスプレイ装置40は、本体41とスタンド42を備えて構成されている。
図4に示すように、本体41は、背面外装部材43に、前記内蔵型モジュール30を組み込んだ後、外装部材16を取り付けて構成される。
このとき、外装部材16は、ネジ、スナップフィットなどの固定手段を用いて、支持パネル15及び/又は背面外装部材43に着脱自在に取り付けられる。
ディスプレイ装置40に取り付けられた外装部材16は、透明パネル11を支持することなく、透明パネル11の外周を囲み、ディスプレイ装置40の外観を構成するだけでなく、少なくとも一部が透明パネル11よりも前方に突出し、透明パネル11やエキサイタ12を保護している。
例えば、ディスプレイ装置40が前方に倒れたとき、透明パネル11よりも先に外装部材16が卓上面に当たることにより、透明パネル11の損傷が回避される。また、透明パネル11に大きな外圧が作用することも回避されるので、外圧によるエキサイタ12の破損も防止することが可能になる。
また、外装部材16は、支持パネル15と別体であるため、図5に示すように、単体での交換が可能となっている。これにより、外装部材16の交換に際し、透明パネル11、エキサイタ12、弾性部材13、14などの取り外しが不要になり、ディスプレイ装置40のメンテナンス性を向上させることができる。
また、ディスプレイ装置40のデザインを変更する場合には、内蔵型モジュール30(パネル型スピーカ10)を変更することなく、外装部材16の変更だけで対応することが可能である。これにより、内蔵型モジュール30(パネル型スピーカ10)の汎用性が高められるだけでなく、ディスプレイ装置40のコストダウンを図ることができる。
なお、内蔵型モジュール30(パネル型スピーカ10)をOEM供給する場合は、内蔵型モジュール30(パネル型スピーカ10)を固定情報や外装部材16の設計情報をOEM先に提供し、OEM先で外装部材16の設計・製造を行うようにしてもよい。
[折り畳み式情報処理装置]
つぎに、パネル型スピーカ10が適用された折り畳み式情報処理装置について、図6〜図8を参照して説明する。
なお、本実施形態では、折り畳み式情報処理装置の例としてノートパソコンを示すが、本発明の折り畳み式情報処理装置は、ノートパソコンに限らず、折り畳み式の携帯電話機、PDA、ビデオ再生装置、DVD再生装置などにも適用することができる。
図6は、折り畳み式情報処理装置の斜視図、図7は、外装部材及び内蔵型モジュールを取り外した折り畳み式情報処理装置の分解斜視図、図8は、外装部材を取り外した折り畳み式情報処理装置の分解斜視図である。
これらの図に示すように、折り畳み式情報処理装置50は、ヒンジ部51を介して折り畳み自在に連結される複数の筐体52、53を備えて構成されている。
一方の筐体52は、マザーボード、ハードディスク、キーボードなどを組み込んで構成され、他方の筐体52は、図7に示すように、背面外装部材54に、前記内蔵型モジュール30を組み込んだ後、外装部材16を取り付けて構成される。
このとき、外装部材16は、ネジ、スナップフィットなどの固定手段を用いて、支持パネル15及び/又は背面外装部材54に着脱自在に取り付けられる。
折り畳み式情報処理装置50に取り付けられた外装部材16は、透明パネル11を支持することなく、透明パネル11の外周を囲み、ディスプレイ装置40の外観を構成するだけでなく、少なくとも一部が透明パネル11よりも前方に突出し、透明パネル11やエキサイタ12を保護している。
例えば、一方の筐体53を折り畳んだとき、透明パネル11よりも先に外装部材16が他方の筐体52に当たることにより、透明パネル11の損傷が回避される。また、透明パネル11に大きな外圧が作用することも回避されるので、外圧によるエキサイタ12の破損も防止することが可能になる。
また、外装部材16は、支持パネル15と別体であるため、図8に示すように、単体での交換が可能となっている。これにより、外装部材16の交換に際し、透明パネル11、エキサイタ12、弾性部材13、14などの取り外しが不要になり、折り畳み式情報処理装置50のメンテナンス性を向上させることができる。
また、折り畳み式情報処理装置50のデザインを変更する場合には、内蔵型モジュール30(パネル型スピーカ10)を変更することなく、外装部材16の変更だけで対応することが可能である。これにより、内蔵型モジュール30(パネル型スピーカ10)の汎用性が高められるだけでなく、折り畳み式情報処理装置50のコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態では、外装部材16の下端部に、ヒンジ部51を覆うヒンジカバー16aが一体的に形成してある。このようにすると、外装部材16が、透明パネル11やエキサイタ12の保護部材として機能するだけでなく、ヒンジカバー16aとしても機能することになる。これにより、ヒンジカバー16aを別部材で構成する場合に比べ、部品点数の削減やコストダウンが可能になる。
本発明は、表示画面の前方に設けられるパネル型スピーカに適用され、特に、表示画面の前方にパネル型スピーカを備えるディスプレイ装置や折り畳み式情報処理装置に好適である。
パネル型スピーカの分解斜視図である。 パネル型スピーカの要部断面図である。 ディスプレイ装置の斜視図である。 外装部材及び内蔵型モジュールを取り外したディスプレイ装置の分解斜視図である。 外装部材を取り外したディスプレイ装置の分解斜視図である。 折り畳み式情報処理装置の斜視図である。 外装部材及び内蔵型モジュールを取り外した折り畳み式情報処理装置の分解斜視図である。 外装部材を取り外した折り畳み式情報処理装置の分解斜視図である。 従来例を示すパネル型スピーカの分解斜視図である。 従来例を示すパネル型スピーカの要部断面図である。
符号の説明
10 パネル型スピーカ
11 透明パネル
12 エキサイタ
13 弾性部材
14 弾性部材
15 支持パネル
16 外装部材
16a ヒンジカバー
20 液晶モジュール
30 内蔵型モジュール
40 ディスプレイ装置
43 背面外装部材
50 折り畳み式情報処理装置
51 ヒンジ部
52 筐体
53 筐体
54 背面外装部材

Claims (6)

  1. 表示画面の前方に設けられるパネル型スピーカであって、
    前記表示画面の前方を覆う透明パネルと、
    前記透明パネルの裏面に取り付けられ、前記透明パネルを振動させるエキサイタと、
    前記透明パネルの裏側で、前記透明パネル及び前記エキサイタを弾性的に支持する支持パネルと、
    前記透明パネルを支持することなく、前記透明パネルの外周を囲み、少なくとも一部が前記透明パネルよりも前方に突出する外装部材と
    を備えることを特徴とするパネル型スピーカ。
  2. 表示画面の前方にパネル型スピーカを備えるディスプレイ装置であって、
    前記パネル型スピーカが、
    前記表示画面の前方を覆う透明パネルと、
    前記透明パネルの裏面に取り付けられ、前記透明パネルを振動させるエキサイタと、
    前記透明パネルの裏側で、前記透明パネル及び前記エキサイタを弾性的に支持する支持パネルとを備え、
    前記ディスプレイ装置の外観を構成する外装部材が、
    前記透明パネルを支持することなく、前記透明パネルの外周を囲み、少なくとも一部が前記透明パネルよりも前方に突出する
    ことを特徴とするディスプレイ装置。
  3. 前記外装部材が、前記支持パネル及び/又は前記ディスプレイ装置の背面外装部材に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項2記載のディスプレイ装置。
  4. ヒンジ部を介して折り畳み自在に連結される複数の筐体と、少なくとも一つの前記筐体に設けられる表示画面と、その前方に設けられるパネル型スピーカとを備える折り畳み式情報処理装置であって、
    前記パネル型スピーカが、
    前記表示画面の前方を覆う透明パネルと、
    前記透明パネルの裏面に取り付けられ、前記透明パネルを振動させるエキサイタと、
    前記透明パネルの裏側で、前記透明パネル及び前記エキサイタを弾性的に支持する支持パネルとを備え、
    前記折り畳み式情報処理装置の外観を構成する外装部材が、
    前記透明パネルを支持することなく、前記透明パネルの外周を囲み、少なくとも一部が前記透明パネルよりも前方に突出する
    ことを特徴とする折り畳み式情報処理装置。
  5. 前記外装部材が、前記支持パネル及び/又は前記折り畳み式情報処理装置の背面外装部材に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項4記載の折り畳み式情報処理装置。
  6. 前記外装部材に、前記ヒンジ部を覆うヒンジカバーが一体的に形成されることを特徴とする請求項4又は5記載の折り畳み式情報処理装置。
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