JP2005197645A - 電極埋め込みセラミックグリーンシートおよびその製造方法並びにそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法 - Google Patents

電極埋め込みセラミックグリーンシートおよびその製造方法並びにそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法 Download PDF

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幸博 島崎
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Abstract

【課題】本発明は、薄いセラミックグリーンシートを用いてもショート率の悪化・絶縁耐圧の低下を抑制できる電極埋め込みセラミックグリーンシートとその製造方法並びにそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法を提供することを目的とするものである。
【解決手段】下部セラミックグリーンシート11と上部セラミックグリーンシート13の間に電極パターン12を設ける構成とすることにより誘電体層あるいは絶縁体層の薄層化においてもショート率・絶縁耐圧の低下を招くことなく、高信頼性を実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は高容量・高信頼性の積層セラミック電子部品を得るために用いる電極埋め込みセラミックグリーンシートおよびその製造方法並びにそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法に関するものである。
従来、積層セラミックコンデンサは以下のように製造されている。
まず、水もしくは有機溶剤等の分散媒にBaTiO3などを主成分とする誘電体組成物と有機バインダ、可塑剤等を加えた後、混合して誘電体のスラリーを作製し、その後ドクターブレード法などによりシート成型して所定厚みの誘電体のセラミックグリーンシート(以下、単にセラミックグリーンシートと呼ぶ)を得る。次に、前記セラミックグリーンシートに電極ペーストを用いてスクリーン印刷法などにより内部電極のパターンを形成した後、この印刷形成された内部電極のパターンが個片化したときに交互に個片の両端に外部と接続できるように表出するように位置あわせを行いながら複数枚積層して積層体を得る。最後に得られた前記積層体を個片化した後1300℃前後の焼成温度で焼成し、その後個片化した焼成体の両端に表出した内部電極のパターンに接続するように一対の外部電極を形成することにより作製されている。
また、高容量の積層セラミックコンデンサを得るためにセラミックグリーンシートを薄くする場合には電極パターンをセラミックグリーンシートに直接印刷する手法の他に、たとえば特許文献1、特許文献2などに開示されているように、電極パターンをPETフィルムなどの支持体に形成した後セラミックグリーンシートに圧着して電極パターンを転写する方法などが提案されている。
特許第2067850号公報 特許第2067851号公報
しかしながら、上記従来方法のようにセラミックグリーンシートに直接印刷する場合、高容量を得るためにセラミックグリーンシートを薄くしていくと、内部電極の印刷時に起こる電極ペーストによるセラミックグリーンシートの侵食が無視できなくなり、ショート率の増大や絶縁耐圧の低下などを招くという問題点を有していた。
また、内部電極をPETフィルムなど他の支持体に形成した後セラミックグリーンシートに転写する方法では、内部電極ペーストによるセラミックグリーンシートの侵食がないことから比較的誘電体の厚みを薄くすることができる。しかしながら、例えばセラミックグリーンシートが2.5μmを切るような場合にはセラミックグリーンシート自体にピンホールなどの欠陥が発生しやすくなり、ショート率の増加や絶縁耐圧の低下などを招くという問題点を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するものであり、誘電体層を薄層化してもショート率の悪化・絶縁耐圧の低下を抑制できる電極埋め込みセラミックグリーンシートおよびその製造方法並びにそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明はセラミックグリーンシートの内部に電極パターンを設けた電極埋め込みセラミックグリーンシートとするものである。
本発明の電極埋め込みセラミックグリーンシートおよびその製造方法並びにそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法は、セラミックグリーンシートの内部に電極パターンを形成した構成を有する電極埋め込みセラミックグリーンシートを積層することによって、誘電体層あるいは絶縁体層の薄層化においてもショート率・絶縁耐圧の低下を招くことなく、高信頼性の電極埋め込みセラミックグリーンシートおよびその製造方法とそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法を実現することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における電極埋め込みセラミックグリーンシートおよびその製造方法並びにそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1における電極埋め込みセラミックグリーンシートの断面図であり、図2は本発明の電極埋め込みセラミックグリーンシートの製造方法を説明するための概念図である。
図1において、本発明の電極埋め込みセラミックグリーンシート14は、焼成することによって電極となる電極パターン12が、下部セラミックグリーンシート11と上部セラミックグリーンシート13との間に形成されている。例えば、この電極埋め込みセラミックグリーンシート14を2枚積層した場合を考えると第一の電極埋め込みセラミックグリーンシート14の上部セラミックグリーンシート13と第二のセラミックグリーンシート14の下部セラミックグリーンシート11がそれぞれに埋め込まれた電極パターン12の間に介在することとなり、欠陥の確率が高い薄い誘電体セラミックグリーンシートでもショートに至る可能性が激減する。
この作用は積層数を増やした場合でも同様に得られることから、結果として誘電体の薄層化においてもショート率・絶縁耐圧の低下を抑制した高信頼性の積層セラミックコンデンサを製造することができる。
またこのような効果は非常に薄いセラミックグリーンシートを用いるようなセラミック電子部品を実現するときに発揮することができ、検討の結果その厚みは0.5〜3.0μmの範囲にあるセラミックグリーンシートにおいて効果的であることを確認した。ここで、下限を0.5μm以下としたのは、これ以上薄い電極埋め込みセラミックグリーンシート14を作製することが困難なためである。また3.0μmより厚い電極埋め込みセラミックグリーンシート14においては本発明の効果は確認できなかった。
次に、このような電極埋め込みセラミックグリーンシート14の製造方法について図2を用いて説明する。
まず、セラミック原料に有機バインダ、可塑剤等を加えて溶媒中で十分に分散することによって誘電体スラリーとし、この誘電体スラリーをドクターブレード法によって厚みが異なる(0.5〜1.5μm)セラミックグリーンシート11、13をPETフィルム23上にそれぞれ作製した。次に、前記セラミックグリーンシート11にスクリーン印刷によって電極パターン12を形成して厚みの異なる電極パターン形成済みセラミックグリーンシート21を作製した。
次に、図2に示すように前記電極パターン形成済みセラミックグリーンシート21の上面にPETフィルム23を支持体とした電極パターン12が形成されていない厚みが異なる(0.5〜1.5μm)セラミックグリーンシート22を圧着ロール24を用いて熱圧着してそれぞれの厚みを有する電極埋め込みセラミックグリーンシート25を複数枚作製した。
次に、このような電極埋め込みセラミックグリーンシート25を用いて積層セラミックコンデンサの作製方法について説明する。
まず、個片化したときに電極パターン12の端部が交互に個片化したチップの両端に表出するように厚みの異なる電極埋め込みセラミックグリーンシート25を300枚用いてそれぞれ積層圧着することにより誘電体層厚みの異なる積層体を作製した。
次に、切断機を用いて前記積層体を積層チップの形状に個片化し、この積層チップを所定の温度条件にて脱バインダ処理を行った後、還元雰囲気中、1350℃の焼成温度で2.5時間焼成し、その後焼成された積層チップの両端に一対の外部電極を形成して誘電体層厚みの異なる積層セラミックコンデンサ(本発明品1)を得た。
なお、比較のために、本発明品1と同じ誘電体材料を用いた厚み2〜4μmのセラミックグリーンシートに電極パターン12を印刷した従来方法による電極パターン形成済み誘電体セラミックグリーンシートをそれぞれ作製し、この従来の電極パターン形成済み誘電体セラミックグリーンシートを上記と同じように300枚積層することによって得られる誘電体層厚みの異なる積層セラミックコンデンサ(比較品1)と、電極パターン12をあらかじめPETフィルム23の上に形成した後、本発明品1と同じ誘電体材料を用いた厚み2〜4μmのセラミックグリーンシートに電極パターン12を転写した電極パターン形成済み誘電体セラミックグリーンシートをそれぞれ作製し、この電極パターン形成済み誘電体セラミックグリーンシートを300枚積層することによって得られる誘電体層厚みの異なる積層セラミックコンデンサ(比較品2)を作製した。ここで誘電体層厚みとは積層形成された電極パターン12の層間距離のことである。
図3は本発明の実施の形態1によって製造された積層セラミックコンデンサ(本発明品1)と比較品1および比較品2のそれぞれのロットについて、焼成後の誘電体層厚みと得られるそれぞれの積層セラミックコンデンサ500個中のショート率の関係を比較して示した図である。
図3の結果より、比較品1は誘電体層厚みが3.0μm程度でもショート率が比較的高く、2.5μmでは50%以上がショート品となっている。
また、比較品2では比較品1に比べショート率を低く抑えることができているが、誘電体層厚みが2.0μm以下になると顕著にショート率が増加している。
一方、本発明品1においては誘電体層厚みが2.0μm以下の領域においてもショート率が低く抑えられているのが分かる。
また、図4は本発明品1と比較品1および2のそれぞれのロットにおいて、誘電体層厚みがほぼ2.0μmの試料の絶縁破壊電圧分布を比較して示した図である。
図4の結果より、比較品1は絶縁破壊電圧のばらつきが大きく、分布の最頻値が低くなっている。また、比較品2では絶縁破壊電圧のばらつきは比較的小さく抑えられているが、信頼性的に問題となる絶縁破壊電圧の低い試料が比較的多く存在する。一方、本発明品1は絶縁破壊電圧のばらつきが小さいとともに、比較品2に比べて絶縁破壊電圧の低い試料が少なく抑えられているのが分かる。
以上のように、本発明によれば、誘電体層の薄層化時においてもショート率・絶縁耐圧の低下を招くことなく、高信頼性の積層セラミックコンデンサが製造できるという効果が得られる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における電極埋め込みセラミックグリーンシートおよびその製造方法並びにそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法について、図面を参照しながら説明する。
まず、セラミック原料に有機バインダ、可塑剤等を加えて有機溶剤中で十分に分散することによって誘電体スラリーとし、この誘電体スラリーをドクターブレード法によって1.0μmの厚みのセラミックグリーンシートを作製した。
次に、前記セラミックグリーンシートにNi粉と水溶性樹脂、可塑剤等からなる水性塗料を用いてスクリーン印刷し、電極パターン12を形成した。
次に、実施の形態1の図2に示した方法により、前記電極パターン形成済みセラミックグリーンシート21の上面にセラミックグリーンシート22を圧着し、電極埋め込みセラミックグリーンシート25を作製した。
以下、この電極埋め込みセラミックグリーンシート25を用いて、積層セラミックコンデンサを作製する工程については、実施の形態1と略同等なので省略する。
図5は誘電体層厚みが1.6μmである実施の形態2で作製された積層セラミックコンデンサ(本発明品2)と実施の形態1で作製した比較品1のうち誘電体層厚みが1.6μmである試料の絶縁破壊電圧分布の比較である。
図5の結果より、本発明品2は比較品1(誘電体層厚み1.6μm)に対して絶縁破壊電圧のばらつきが小さく抑えられており、さらに絶縁破壊電圧の最大値や最頻値が良化していることが分かる。
以上のように、電極埋め込みセラミックグリーンシート25の製造において、特に非水系スラリーから形成された下部セラミックグリーンシート11の上面に水性塗料を用いて電極パターン12を形成する構成をとることによって、誘電体の薄層化時においても絶縁耐圧の優れた、高信頼性の積層セラミックコンデンサが製造できるという効果が得られる。また電極パターン形成済みセラミックグリーンシート21に用いる下部セラミックグリーンシート11は非水系スラリーから形成する必要があるが、セラミックグリーンシート22は非水系または水系のいずれを用いても構わない。
一方、電極埋め込みセラミックグリーンシート25の製造において、水系スラリーから形成された下部セラミックグリーンシート11の上面に非水性塗料を用いて電極パターン12を形成する構成をとることによっても同じように絶縁耐圧の優れた、高信頼性の積層セラミックコンデンサが製造できるという効果が得られることを確認している。このことは電極パターン12を印刷形成するときに電極ペーストのバインダーシステムにおける溶媒が下部セラミックグリーンシート11を溶解浸透することにより誘電体層の絶縁性が低下することに課題を有していることから、この課題を克服するためには下部セラミックグリーンシート11のバインダーシステムと浸食性の少ない反対の特性を有するバインダーシステムからなる電極ペーストを組み合わせることにより薄層化された誘電体層を有する積層セラミックコンデンサの絶縁性を高める製造方法を提供することができるものである。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3における電極埋め込みセラミックグリーンシートおよびその製造方法並びにそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法について、図面を参照しながら説明する。
まず、セラミック原料に有機バインダ、可塑剤等を加えて有機溶剤中で十分に分散することによって誘電体スラリーとし、この誘電体スラリーをドクターブレード法によって1.0μmの厚みのセラミックグリーンシートを作製した。
次に、前記セラミックグリーンシートにNi粉と水溶性樹脂、可塑剤等からなる水性塗料を用いてスクリーン印刷し、電極パターンを形成することにより電極パターン形成済みセラミックグリーンシート21を作製した。
次に、セラミック原料に水溶性バインダ、可塑剤等を加えるとともに、さらにn−ドデカンのように乾燥時に揮発する油脂のエマルジョンの添加量を変えて加えた水性の誘電体スラリーを作製し、この水性の誘電体スラリーをそれぞれドクターブレード法によって0.5〜2.0μmの厚みでシート成形することにより、(表1)に示すような圧縮率を有するセラミックグリーンシート22を作製した。
次に、実施の形態1の図2に示した方法により、前記電極パターン形成済みセラミックグリーンシート21の上面に(表1)を示すセラミックグリーンシート22をそれぞれ圧着することによって電極埋め込みセラミックグリーンシート25を作製した。
次に、この電極埋め込みセラミックグリーンシート25を用いて積層数が300層の積層セラミックコンデンサを作製した。この積層セラミックコンデンサを作製する工程については実施の形態1と略同等なので省略する。このように圧縮率の異なるセラミックグリーンシート22を圧着した電極埋め込みセラミックグリーンシート25を積層して作製された積層セラミックコンデンサの焼成後のデラミネーション発生率(%)の比較結果を(表1)に示す。
Figure 2005197645
(表1)の結果より、誘電体層厚みが薄くなると焼成後のデラミネーションが発生する傾向にある。これに対して圧縮率が10%以上のセラミックグリーンシート22を圧着した電極埋め込みセラミックグリーンシート25を積層体に用いた積層セラミックコンデンサにはデラミネーションが抑制されていることが分かる。
以上のように、電極埋め込みセラミックグリーンシート25の製造方法において、特にセラミックグリーンシート22に10%以上の圧縮率を持たせることによって、誘電体層を薄層化した時においても焼成後のデラミネーションなどの構造欠陥を招くことなく絶縁耐圧の優れた高信頼性の積層セラミックコンデンサが製造できるという効果が得られた。なお、この圧縮率は10〜50%の範囲がより好ましい。圧縮率が50%を超えると、高積層化された積層体の電極間厚みが不均一となることがあるためである。
また、セラミックグリーンシート22に圧縮性を持たせる手法として水性の誘電体スラリーに油脂エマルジョンを添加する方法を用いたが、非水性の誘電体スラリーに水を添加する方法、または中空樹脂粉末を添加する方法などによってもセラミックグリーンシート22に圧縮性を持たせることができる。
本発明にかかる電極埋め込みセラミックグリーンシートおよびその製造方法並びにそれを用いた積層セラミックコンデンサの製造方法は誘電体層薄層化時においてもショート率の増加・絶縁耐圧の低下を抑制できるという効果を有し、薄いセラミックグリーンシートを用いて高容量・高信頼性の積層セラミックコンデンサを製造する方法等として有用である。
本発明の実施の形態1における電極埋め込みセラミックグリーンシートの断面図 本発明の実施の形態1、2、3における電極埋め込みセラミックグリーンシートの作製方法を説明するための概念図 本発明の実施の形態1における誘電体厚みとショート率の関係を示した特性図 同絶縁破壊電圧の分布の比較を示した特性図 本発明の実施の形態2における絶縁破壊電圧の分布の比較を示した図
符号の説明
11 下部セラミックグリーンシート
12 電極パターン
13 上部セラミックグリーンシート
14 電極埋め込みセラミックグリーンシート
21 電極パターン形成済みセラミックグリーンシート
22 セラミックグリーンシート
23 PETフィルム
24 圧着ロール
25 電極埋め込みセラミックグリーンシート

Claims (8)

  1. セラミックグリーンシートの内部に電極パターンを設けた電極埋め込みセラミックグリーンシート。
  2. 厚みを0.5〜3.0μmとした請求項1に記載の電極埋め込みセラミックグリーンシート。
  3. 下部セラミックグリーンシートの片面に電極パターンを形成する工程と、前記下部セラミックグリーンシートの電極パターンを形成した面に上部セラミックグリーンシートを圧着して電極パターンを埋め込む工程からなる電極埋め込みセラミックグリーンシートの製造方法。
  4. 非水系スラリーから形成された下部セラミックグリーンシートの一面に水性塗料を用いて電極パターンを形成する工程と、前記下部セラミックグリーンシートの電極パターンを形成した面に上部セラミックグリーンシートを圧着して電極パターンを埋め込む工程からなる電極埋め込みセラミックグリーンシートの製造方法。
  5. 水系スラリーから形成された下部セラミックグリーンシートの一面に非水性塗料を用いて電極パターンを形成する工程と、前記下部セラミックグリーンシートの電極パターンを形成した面に上部セラミックグリーンシートを圧着して電極パターンを埋め込む工程からなる電極埋め込みセラミックグリーンシートの製造方法。
  6. 上部セラミックグリーンシートの圧縮率を10%以上とする請求項3〜5のいずれか1つに記載の電極埋め込みセラミックグリーンシートの製造方法。
  7. 厚みを0.5〜3.0μmとした請求項3〜6のいずれか1つに記載の電極埋め込みセラミックグリーンシートの製造方法。
  8. 請求項1に記載の電極埋め込みセラミックグリーンシートを積層・圧着して積層体を形成する工程からなる積層セラミックコンデンサの製造方法。
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