JP2005193738A - 船外機の操舵装置 - Google Patents

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JP2005193738A JP2004000264A JP2004000264A JP2005193738A JP 2005193738 A JP2005193738 A JP 2005193738A JP 2004000264 A JP2004000264 A JP 2004000264A JP 2004000264 A JP2004000264 A JP 2004000264A JP 2005193738 A JP2005193738 A JP 2005193738A
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真 水谷
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Abstract

【課題】 簡単な構成でコンパクトで小型なレイアウトが実現できる船外機の操舵装置を提供する。
【解決手段】 クランプブラケットを介して船尾板2に取付けられた船外機本体3と、該船外機本体3を前記クランプブラケットに対しスイベル軸6廻りに回転可能に保持するスイベルブラケットと、前記船外機本体3のチルト動作の回転軸となるチルト軸と、前記スイベル軸6に固定されたステアリングブラケット5と、該ステアリングブラケット5を前記スイベル軸6廻りに回転させるための操舵駆動装置15と、該操舵駆動装置15と前記ステアリングブラケット5とを連結する連結手段39とを備えた船外機の操舵装置において、前記操舵駆動装置15は、DD型モータ17と、該DD型モータ17を挿通して軸方向に直線往復動作するネジ部材16と、該DD型モータ17を保持するハウジングユニット20とからなり、該操舵駆動装置15は、船尾板2に取付けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、船外機の操舵装置に関する。
船外機の操舵装置は、クランプブラケットを介して船体の船尾板に取付けられた船外機を鉛直なスイベル軸廻りに左右に回動させて推進方向を変更する。このような船外機の操舵装置の駆動装置として、従来、油圧シリンダが用いられていた。しかしながら、油圧シリンダは操舵装置周辺に油圧配管スペースが必要となり構造が複雑になる。
このような油圧シリンダに代えて、操舵駆動装置として電動モータを用いた操舵装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に記載の操舵装置は、ラックピニオン機構の直線動作をリンク機構を介して回転動作に変えてステアリングブラケットを回動させ、このステアリングブラケットの回動により船外機本体を操舵する。この操舵装置では、ラックピニオン機構のピニオン回転の駆動源として電動モータを用いている。
しかしながら、上記特許文献1の操舵装置の電動モータは、ラックピニオン機構に併設して船尾板の内部側に設けられるため、狭い船体内で設置スペースを必要とし他の部材等のレイアウトの制約となる。
特許第2959044号公報
本発明は、上記従来技術を考慮したものであって、簡単な構成でコンパクトで小型なレイアウトが実現できる船外機の操舵装置の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、クランプブラケットを介して船尾板に取付けられた船外機本体と、該船外機本体を前記クランプブラケットに対しスイベル軸廻りに回転可能に保持するスイベルブラケットと、前記船外機本体のチルト動作の回転軸となるチルト軸と、前記スイベル軸に固定されたステアリングブラケットと、該ステアリングブラケットを前記スイベル軸廻りに回転させるための操舵駆動装置と、該操舵駆動装置と前記ステアリングブラケットとを連結する連結手段とを備えた船外機の操舵装置において、前記操舵駆動装置は、DD型モータと、該DD型モータを挿通して軸方向に直線往復動作するネジ部材と、該DD型モータを保持するハウジングユニットとからなり、該操舵駆動装置は、船尾板に取付けられたことを特徴とする船外機の操舵装置を提供する。
請求項2の発明では、前記連結手段は自在継手からなることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、操舵に必要なストローク長さを有するネジ部材に直接DD(Direct Drive)型モータを装着して、ネジ部材を軸方向に固定してDD型モータを軸方向に摺動させるか又はDD型モータを固定してネジ部材を軸方向に移動させることにより、この軸方向の直線運動を連結手段を介してステアリングブラケットの回転動作に変換して船外機本体をスイベル軸廻りに回動させることができる。これにより簡単な構造でコンパクトで小型な操舵装置が実現できる。
この場合、DD型モータからなる操舵駆動装置は、船尾板に取付けられるため、船外機のクランプブラケットやスイベルブラケットにはモータやこれに駆動されるネジ部材等を取付ける必要がなくなり、その分の設置スペースが省略でき、さらにコンパクトな構成が得られる。
請求項2の発明によれば、リンクロッドの端部が、自在継手を介してステアリングブラケットに連結されるため、取付誤差による傾きやチルト動作及びトリム動作による傾きを吸収して安定した伝達機能が得られる。
図1は、本発明が適用される船外機を備えた船舶の全体平面図である。
船体1の船尾板2に2ヵ所のクランプブラケット22を介して船外機本体3が取付けられる。船外機本体3は、スイベル軸6廻りに回転可能である。スイベル軸6の上端部にステアリングブラケット5が固定される。ステアリングブラケット5の端部に操舵駆動装置15のボールネジ16がボールジョイント(自在継手)39を介して連結される。操舵駆動装置15は、このボールネジ16と、ボールネジ16を駆動するDD(Direct Drive)型モータ17と、ボールネジ16及びDD型モータ17を保持するハウジングユニット20とにより構成される。この操舵駆動装置15は、取付部材41を介して船尾板2に取付けられる。
船体1の運転席にハンドル7が備わり、その操作角度がハンドル軸8を介してコントローラ9内に備わる検出器9aにより検出される。検出されたハンドル操作角度は、コントローラ9から電気信号の操舵角信号としてケーブル10を介してDD型モータ17に送られる。また、このDD型モータ17は、不図示のバッテリに接続され電源電圧を供給される。
DD型モータ17は、操舵角信号に応じて回転し、その中心部を挿通するボールネジ16を直接駆動してボールネジ16の軸方向に矢印Bのように直線動作させる。これにより、ステアリングブラケット5がスイベル軸6廻りに回転して船外機本体3をスイベル軸6廻りに回転させ船体1を操舵する。
図2及び図3はそれぞれ、図1の操舵装置部分の平面図及び正面図である。
操舵駆動装置15のハウジングユニット20の端部がボールジョイント43を介して取付部材41に連結され、この取付部材41が2本のボルト42により船尾板2に固定される。船外機本体3は左右2ヵ所のクランプブラケット22を介して船尾板2に取付けられる。これら左右のクランプブラケット22を挿通してチルト軸12が設けられる。船外機本体3は、このチルト軸12廻りに回転してチルト動作が可能であり、不使用時には、船外機本体3をスイベルブラケット(不図示)とともにチルトシリンダ(不図示)によりチルトアップできる。チルト軸12が挿通する部分のクランプブラケット22の外側からナット23を締結することにより、クランプブラケット22及びチルト軸12を固定保持する。このナット23は、図では左側のクランプブラケット22の外側にのみ設けてあるが、右側のクランプブラケット22の外側にも同様に設けてもよい。
操舵駆動装置15のボールネジ16は、ハウジングユニット20の内部を挿通し、DD型モータ17の軸心部を挿通してこのDD型モータ17により直接駆動力を受ける。このボールネジ16の先端部は、ボルトナットからなる連結ピン40及びボールジョイント39を介してステアリングブラケット5に連結される。
このようにボールジョイント39を介してボールネジ16の先端部を自在回転可能にステアリングブラケット5に連結するとともに、ハウジングユニット20の端部をボールジョイント43を介して船尾板2に対し自在回転可能に取付けることにより、取付誤差やボールネジ16の伸縮動作及びチルト動作などに伴う操舵駆動装置15の姿勢角度の変化を吸収して安定した信頼性の高い伝達機能が得られる。
また、操舵駆動装置15のハウジングユニット20を船尾板2に取付けることにより、船外機本体3を船尾板2に取付けるクランプブラケット22周辺の構造が簡素化する。また、操舵駆動装置15のボールネジ16あるいはハウジングユニット20をクランプブラケット22の両外側のチルト軸12に装着して固定する構造が考えられるが、このような構造に比べ、操舵駆動装置15のハウジングユニット20を船尾板2に取付けることにより、クランプブラケット22の左右外側に突出するチルト軸12部分を長くする必要がなくなるため、コンパクトな構成が達成される。
さらに、DD型モータ17に接続する電気ケーブル10が船外機本体3から離れた位置に配設され、船外機本体3のチルト動作の影響を受けずチルト動作に伴って屈伸動作をしないため、ケーブル10の疲弊が防止される。
図4は、本発明の別の実施例の平面図である。
ボールネジ16の両端部が支持部材18を介してボルト47及びナット(不図示)により船尾板2に固定される。このボールネジ16にDD型モータ17が装着されハウジングユニット20で保持される。ハウジングユニット20に連結片46が固定され、この連結片46の端部が連結ピン44及びボールジョイント45を介してステアリングブラケット5に連結される。連結ピン44は、ステアリングブラケット5に設けた長孔(不図示)内に装着される。
DD型モータ17を駆動すると、ボールネジ16の回転によりDD型モータ17がハウジングユニット20とともにボールネジ16に沿って左右にスライドする。ハウジングユニット20のスライド動作が連結片46を介してステアリングブラケット5の回転動作として伝達され、スイベル軸6を回転させて船を操舵する。
本発明に係る船外機の操舵装置を備えた船舶の平面図。 図1の操舵装置の平面図。 図1の操舵装置の正面図。 本発明の別の実施例の平面図。
符号の説明
1:船体、2:船尾板、3:船外機本体、5:ステアリングブラケット、6:スイベル軸、7:ハンドル、8:ハンドル軸、9:コントローラ、9a:検出器、10:ケーブル、11:コントローラ、
15:操舵駆動装置、16:ボールネジ、
17:DD型モータ、20:ハウジングユニット、
22:クランプブラケット、23:ナット、
39:ボールジョイント、40:連結ピン、41:取付部材、
42:ボルト、43:ボールジョイント、44:連結ピン、
45:ボールジョイント、46:連結片、47:ボルト。

Claims (2)

  1. クランプブラケットを介して船尾板に取付けられた船外機本体と、
    該船外機本体を前記クランプブラケットに対しスイベル軸廻りに回転可能に保持するスイベルブラケットと、
    前記船外機本体のチルト動作の回転軸となるチルト軸と、
    前記スイベル軸に固定されたステアリングブラケットと、
    該ステアリングブラケットを前記スイベル軸廻りに回転させるための操舵駆動装置と、
    該操舵駆動装置と前記ステアリングブラケットとを連結する連結手段とを備えた船外機の操舵装置において、
    前記操舵駆動装置は、DD型モータと、該DD型モータを挿通して軸方向に直線往復動作するネジ部材と、該DD型モータを保持するハウジングユニットとからなり、
    該操舵駆動装置は、船尾板に取付けられたことを特徴とする船外機の操舵装置。
  2. 前記連結手段は自在継手からなることを特徴とする請求項1に記載の船外機の操舵装置。
JP2004000264A 2004-01-05 2004-01-05 船外機の操舵装置 Pending JP2005193738A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007203847A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Jtekt Corp 航行用操舵装置

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