JP2005193272A - 金属チューブの衝撃押出成形法並びに成形装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】口部を閉塞するプラグが容易に切断除去できるように一体成形されたアルミチューブを衝撃押出成形法によって製造する。
【解決手段】プレスダイ内にスラグを設置し、スラグに向けてパンチヘッド10を突入させることにより口部24を閉塞するプラグ21が一体成形されたアルミチューブを成形する方法であって、プレスダイは、内部にスラグが収容されるダイリング6と、肩部23及び口部24を賦形するダイベース5とを備え、ダイベース5の口部賦形部位5bよりも先端側にプラグ21を成形するためのキャビティを設け、キャビティ7の内径をパンチヘッド10の先端部の外径とほぼ等しくし、パンチヘッド10を突入させた際にスラグの一部をキャビティに流動させることによりプラグ21を成形した後、パンチヘッド10の先端部をキャビティの基端部近傍に近接させて、プラグ21と口部24との境界部を薄肉に形成する。
【選択図】図4
【解決手段】プレスダイ内にスラグを設置し、スラグに向けてパンチヘッド10を突入させることにより口部24を閉塞するプラグ21が一体成形されたアルミチューブを成形する方法であって、プレスダイは、内部にスラグが収容されるダイリング6と、肩部23及び口部24を賦形するダイベース5とを備え、ダイベース5の口部賦形部位5bよりも先端側にプラグ21を成形するためのキャビティを設け、キャビティ7の内径をパンチヘッド10の先端部の外径とほぼ等しくし、パンチヘッド10を突入させた際にスラグの一部をキャビティに流動させることによりプラグ21を成形した後、パンチヘッド10の先端部をキャビティの基端部近傍に近接させて、プラグ21と口部24との境界部を薄肉に形成する。
【選択図】図4
Description
本発明は、アルミチューブなどの金属チューブの衝撃押出成形法並びに成形装置に関する発明である。
アルミチューブは、一般に、衝撃押出成形法(インパクトプレス)によって成形されている。この成形法は、圧延されたアルミニウム板(純度99.7%以上)より円形に打ち抜かれたアルミニウムスラグを原材料として使用し、このスラグをダイの中に入れ、前進するパンチによりスラグに圧力を加え、アルミニウムの展延性を利用して瞬間的にパンチとダイの隙間からアルミニウムを押し出し、チューブ成形するものである。このアルミチューブには、(1)通気性がなく非透光性でもあるため保香性が良く、内容物の長期保存に適していること、(2)中身を押し出した後、チューブへの後戻り(エアバック)がなく、内容物へのエアーの接触が少ないため、内容物の品質安定性が高いこと、(3)継ぎ目がなく、外表面全体に印刷ができること、(4)使用に際して内容物の残量がわかりやすいこと、(5)透明インキを使用すればアルミニウムの金属光沢を利用したきれいな印刷ができること、などの利点がある。
このアルミチューブの口部は、従来、プラスチック製のキャップなどによって密閉され、保存・流通されるが、開封時使い切り容器として利用する場合は、使用時の利便性向上のために、例えば、特開平6−80151号公報に開示されたようなヘッド(本明細書においてプラグ)を一体成形するのが良い。
特開平6−80151号公報
上記従来公報に開示の容器は、肩部、口部並びにプラグがプラスチックの射出成形品であるため、ヘッドを除去するためには捩る操作が必要であり、開封時の操作性が良いものではないし、内容液に対する耐薬品性、品質安定性等がアルミに比して劣るものであるとともに、容器の製造コストが大幅に向上する。
そこで、本発明は、1回のインパクトプレスによって、チューブ本体の成形から、肩部、口部、並びに、該口部を閉塞するプラグの成形までを行うことができるとともに、プラグを容易かつ迅速に除去して開封することができる金属チューブのインパクト成形法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、プレスダイ内にスラグを設置し、該スラグに向けてパンチヘッドを突入させることにより、チューブ本体の一端部に肩部を介して口部が一体成形されるとともに口部を閉塞するプラグが口部の先端部に一体成形された金属チューブを成形する金属チューブの衝撃押出成形法であって、前記プレスダイは、内部に前記スラグが収容されるとともにチューブ本体の外周面を賦形するダイリングと、前記肩部及び口部の外面を賦形するダイベースとを備え、該ダイベースの口部賦形部位よりも先端側にプラグを成形するためのキャビティを設けておき、該キャビティの内径を、前記パンチヘッドの先端部の外径とほぼ等しくし、前記パンチヘッドを突入させた際にスラグの一部を前記キャビティに流動させることによりプラグを成形した後、パンチヘッドの先端部をダイベースの前記キャビティの基端部近傍に近接させることによって、プラグと口部との境界部を薄肉に形成することを特徴とする金属チューブの衝撃押出成形法である。
好ましくは、成形後に金属チューブをプレスダイから取り出すためのエジェクターピンを前記プレスダイに出没可能に設け、該エジェクターピンの端部によって、前記プラグを成形するためのキャビティの先端面を構成することができる。これによれば、エジェクターピンの軸方向位置の微調整によってスラグの流動状態の制御を行うことができ、プラグの形成と同時に成形されていくチューブ本体の品質の向上、プラグにおけるバリの発生の解消等を図ることができる。
また、本発明は、スラグを内部に設置するプレスダイと、前記スラグに向けて突入されるパンチヘッドとを備えて、チューブ本体の一端部に肩部を介して口部が一体成形されるとともに口部を閉塞するプラグが口部の先端部に一体成形された金属チューブを成形する金属チューブの衝撃押出成形装置であって、前記プレスダイは、内部に前記スラグが収容されるとともにチューブ本体の外周面を賦形するダイリングと、前記肩部及び口部の外面を賦形するダイベースとを備え、該ダイベースの口部賦形部位よりも先端側にプラグを成形するためのキャビティを設けておき、該キャビティの内径を、前記パンチヘッドの先端部の外径とほぼ等しくして、前記パンチヘッドを突入させることによりスラグの一部を前記キャビティに流動させてプラグを成形した後にパンチヘッドの先端部をダイベースの前記キャビティの基端部近傍に近接可能に構成したことを特徴とするものである。かかる本発明の衝撃押出成形装置によれば、チューブ本体、肩部、口部及びプラグを一体に有する金属チューブを1回の衝撃押出工程によって成形可能であるのみならず、パンチヘッドの押出工程の最後で該パンチヘッドの先端部をダイベースの前記キャビティの基端部近傍に近接させることによって、金属チューブのプラグと口部との境界部付近を容易に切断可能な薄肉に形成することができ、低コストで利便性の高い金属チューブを提供できる。
上記製造装置においても、成形後に金属チューブをプレスダイから取り出すためのエジェクターピンを前記プレスダイに出没可能に設け、該エジェクターピンの端部によって、前記プラグを成形するためのキャビティの先端面を構成することが可能である。
本発明によれば、従来にない新規な衝撃押出成形法によって、成形直後からプラグによって口部が密閉されたアルミチューブを一体成形することができるとともに、前記プラグと口部との境界部の肉厚を特別な工程を設けることなく薄肉にすることができるので、製造コスト上昇を抑えつつ、口部に一体成形されたプラグを容易に切断除去することが可能である。したがって、口部を閉塞する別体のキャップが特に必要ではなくなるため、口部外周にネジを切削加工する工程やキャップを取り付ける工程を省略することも可能であり、一層のコスト低減を図ることもできる。さらに、従来の成形法ではプランジャとパンチヘッドが追従して成形を行っているために成形品の先端部にバリが発生するが、本発明によれば、意図的にプランジャを後退させているのでスラグが自由に先端側へ流動し、パンチヘッドの速度・圧力・スラグの厚み等を適切に設定することで、その先端部をR形状に成形させることも可能である。
また、本発明は、上記の衝撃押出成形法によって成形された金属チューブと、筒状カバーとを備え、該筒状カバーの一端部はチューブの口部に取り外し可能に取り付けられて該カバーによってプラグの外周が覆われるようになっており、さらに、口部から取り外された筒状カバーの他端部は、プラグに外嵌して該プラグの基部近傍を把持可能に構成されている金属チューブ容器である。これによれば、保管時や流通時には筒状カバーによってプラグを保護することで不慮にプラグが折損することを防止できるとともに、使用時には、口部から取り外したカバーの他端部を利用して、容易かつ確実にプラグを切断除去して口部を開封することが可能である。
より好ましくは、口部から取り外された筒状カバーの他端部がプラグの基部近傍を把持した位置でプラグに対する筒状カバーの押し込みを阻止するように筒状カバーと口部とが当接するように構成するのが良く、これによれば、プラグを切断除去するべく筒状カバーの他端部をプラグに外嵌して押し込んでいく際に押し込み過ぎることがなく、確実にプラグの基部近傍を筒状カバーによって把持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図示実施例に基づいて説明する。
図1〜図4は、本発明の一実施例に係るアルミチューブの衝撃押出成形法並びに成形装置1を示す概略工程図であって、該装置1は、軸線を有する円柱状のパンチ2と、プレスダイ3と、前記パンチ2とほぼ同一軸線上に配置されたエジェクターピン4とから主構成されている。パンチ2は、例えば、横型のトグルクランク式プレス機構(図示せず)によってダイ3に向けて進退動させることができる。パンチ2の駆動機構はこれに限るものではなく、リンク機構その他の機構を採用することも可能である。ダイ3は、基台(図示せず)に対して固定しておく。エジェクターピン4は、トグルクランク式プレス機構やリンク機構等の適宜の駆動機構によって、軸線に沿って進退動可能に構成されている。
衝撃押出成形用のプレスダイ3は、凹型であって、ダイベース5とダイリング6とによって主構成されている。これらダイベース5とダイリング6とは図示例のように別体であってもよく、一体成形することもできる。ダイベース5は、アルミチューブの肩部外面を賦形するテーパー面5aと、アルミチューブの口部外面を賦形する口部賦形面5bと、プラグ外面を賦形する断面円形のプラグ賦形面5cとを有し、ダイリング6の内周面6a(チューブ本体の賦形面)は断面円形乃至楕円形となされており、テーパー面5aは、ダイリング内周面6aと断面円形状の口部賦形面5bとを接続している。ダイリング内周面6aの内径よりも口部賦形面5bの内径の方が小径となされ、さらに、口部賦形面5bの内径よりも、プラグ賦形面5cの内径の方が小径とされている。
エジェクターピン4は、インパクト成形前に図1に示す所定の位置に位置付けられ、ダイベース5の口部賦形部位5bよりも先端側にプラグを成形するためのキャビティ7が設けられるようにしている。すなわち、このキャビティ7の内周面は前記プラグ賦形面5cによって構成されるようになっている。
ダイリング6内には、図1に示すように、バリを除去して表面に潤滑剤が塗布されたアルミニウムスラグ8が収容される。該スラグ8は、アルミニウム溶鉱炉から連続鋳造し一貫してローリングミルにより2段階圧延した材料を調製してパンチングプレスした後、焼鈍して得られたものであってもよく、また、インゴットの上下面を切削し、酸化被膜を取り除いたものを圧延して調厚した材料からパンチングプレスにより打ち抜き、焼鈍して得られたものであってもよい。スラグの形状は特に限定されず、従来高知の平形スラグ、皿形スラグ、円錐形スラグなど適宜のものを採用できるが、スラグ8の外径は、好ましくはダイリング内周面6aの内径よりも僅かに小さくするのが好ましい。
パンチ2は、円柱状のパンチシャフト9と、パンチシャフト9の先端部にジョイントボルトによって取り付け固定されるパンチヘッド10とにより主構成されている。パンチヘッド10はシャフト9に一体成形してもよいが、パンチヘッドはインパクト加工時にアルミニウムとの摩擦が強く、摩耗が激しいため、シャフト9とは別部材として着脱交換可能とするのが好ましい。このパンチヘッド10は、パンチシャフト9に接続する円柱状の基部10aと、基部10aの先端部に設けられ且つ基部10aよりも若干大径のパンチショルダー10bと、該パンチショルダー10bからテーパー面を介して小径とされ且つ先端側に延びるパンチノーズ10cとを備えている。パンチシャフト9の外径と上記基部10aの外径とは等しくなされている。パンチショルダー10b外径はダイリング6内径よりも僅かに小径とされ、パンチショルダー10bがダイリング6内に突入したときに、チューブ本体(胴部)を押出成形するための隙間がパンチショルダー10bとダイリング6との間に形成されるようになっている。
パンチヘッド10の先端部を構成するパンチノーズ10cの外径は、ダイベース5の口部賦形面5bの内径よりも小さく、これらの隙間によってアルミチューブの口部の肉厚が規定される。さらに、パンチノーズ10cの外径と、前記キャビティ7の内周面5cの内径とはほぼ等しくなされている。ここでの「ほぼ等しい」とは、測定器具の測定誤差のレベルを意味するものではなく、成形されるアルミチューブの口部とプラグとの境界部の肉厚を、実質的に切断容易となるように薄肉とし得るものであればよい。したがって、パンチノーズ10cの外径は、キャビティ7の内周面5cの内径よりも若干大きくてもよく、若干小さくてもよい。
次に、アルミチューブの衝撃押出成形工程を説明すると、まず、図1に示すようにアルミスラグ8をダイリング6内に収容してパンチヘッド10をアルミスラグ8に向けて突入していくと、図2〜図4に示すようにアルミスラグ8が塑性変形しつつその一部がキャビティ7側に流動していき、キャビティ7内でプラグ21が形成される。このプラグ21の形成とともにスラグ8の一部はパンチショルダー10bとダイリング6との間の隙間を介して押し出され、薄肉円筒状のアルミチューブ本体22が成形されるとともに、パンチショルダー10b及びパンチノーズ10cとダイベース5との間の隙間によって肩部23及び口部24が成形される。そして、かかる押出工程の最後に、パンチヘッド10のパンチノーズ10cの先端部を、前記キャビティ7の内周面6aの基端部近傍に近接させることによって、プラグ21と口部24との境界部を薄肉に形成する。その後、パンチヘッド10を後退させ、エジェクターピン4をアルミチューブ20に向けて突き動かすことによって、成形されたアルミチューブ20がプレスダイ3から離型される。
図5及び図6は、上記のようにして製造されたアルミチューブ20を利用したアルミチューブ容器(製品)の一例であって、携帯用オイルライターに補充するオイルを収容する使い捨て型のアルミチューブ容器を示している。この製品においては、アルミチューブ20の口部24外周にネジを設けて、プラグ21が不慮に折損することを防止するようにプラグ21の外周を覆う筒状カバー30を口部24に取り付けている。この筒状カバー30は、一端部(図5において下端部)から他端部に向けて徐々に小径とされ、一端部の内周面にはネジが設けられて、口部に着脱自在に螺着できるようになっている。カバー30が口部24に取り付けられた状態で、筒状カバー30の他端部(図5において上端部)は、プラグ21の上端部よりも上方に位置しており、該他端部には、図5において上端縁よりも下方に奥まった箇所にプラグ21を把持可能な把持部31が内周面に突設されている。したがって、保管時や流通時には筒状カバー30によってプラグ21を保護することで不慮にプラグ21が折損することを防止できるとともに、使用時には、口部24から取り外したカバー30の他端部を利用して、容易かつ確実にプラグ21を切断除去して口部24を開封することが可能である。
さらに、図6に示すように、口部24から取り外された筒状カバー30の他端部の把持部31がプラグ21の基部近傍を把持した位置でプラグ21に対する筒状カバー30の押し込みを阻止するように筒状カバー30の他端部の端縁部と口部24の先端部とが当接するように構成することで、プラグ21を切断除去するべく筒状カバー30の他端部をプラグ21に外嵌して押し込んでいく際に押し込み過ぎることがなく、確実にプラグ21の基部近傍を筒状カバー30によって把持させることができる。
1 衝撃押出成形装置
3 プレスダイ
4 エジェクターピン
5 ダイベース
6 ダイリング
7 プラグ成形用キャビティ
8 金属スラグ
10 ダイヘッド
20 アルミチューブ
21 プラグ
22 チューブ本体
23 肩部
24 口部
30 カバー
3 プレスダイ
4 エジェクターピン
5 ダイベース
6 ダイリング
7 プラグ成形用キャビティ
8 金属スラグ
10 ダイヘッド
20 アルミチューブ
21 プラグ
22 チューブ本体
23 肩部
24 口部
30 カバー
Claims (6)
- プレスダイ内にスラグを設置し、該スラグに向けてパンチヘッドを突入させることにより、チューブ本体の一端部に肩部を介して口部が一体成形されるとともに口部を閉塞するプラグが口部の先端部に一体成形された金属チューブを成形する金属チューブの衝撃押出成形法であって、
前記プレスダイは、内部に前記スラグが収容されるとともにチューブ本体の外周面を賦形するダイリングと、前記肩部及び口部の外面を賦形するダイベースとを備え、該ダイベースの口部賦形部位よりも先端側にプラグを成形するためのキャビティを設けておき、該キャビティの内径を、前記パンチヘッドの先端部の外径とほぼ等しくし、前記パンチヘッドを突入させた際にスラグの一部を前記キャビティに流動させることによりプラグを成形した後、パンチヘッドの先端部をダイベースの前記キャビティの基端部近傍に近接させることによって、プラグと口部との境界部を薄肉に形成することを特徴とする金属チューブの衝撃押出成形法。 - 成形後に金属チューブをプレスダイから取り出すためのエジェクターピンが前記プレスダイに出没可能に設けられており、該エジェクターピンの端部によって、前記プラグを成形するためのキャビティの先端面が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属チューブの衝撃押出成形法。
- スラグを内部に設置するプレスダイと、前記スラグに向けて突入されるパンチヘッドとを備えて、チューブ本体の一端部に肩部を介して口部が一体成形されるとともに口部を閉塞するプラグが口部の先端部に一体成形された金属チューブを成形する金属チューブの衝撃押出成形装置であって、
前記プレスダイは、内部に前記スラグが収容されるとともにチューブ本体の外周面を賦形するダイリングと、前記肩部及び口部の外面を賦形するダイベースとを備え、該ダイベースの口部賦形部位よりも先端側にプラグを成形するためのキャビティを設けておき、該キャビティの内径を、前記パンチヘッドの先端部の外径とほぼ等しくして、前記パンチヘッドを突入させることによりスラグの一部を前記キャビティに流動させてプラグを成形した後にパンチヘッドの先端部をダイベースの前記キャビティの基端部近傍に近接可能に構成したことを特徴とする金属チューブの衝撃押出成形装置。 - 成形後に金属チューブをプレスダイから取り出すためのエジェクターピンを前記プレスダイに出没可能に設け、該エジェクターピンの端部によって、前記プラグを成形するためのキャビティの先端面を構成することを特徴とする請求項3に記載の金属チューブの衝撃押出成形装置。
- 請求項1又は2に記載の衝撃押出成形法によって成形された金属チューブと、筒状カバーとを備え、該筒状カバーの一端部はチューブの口部に取り外し可能に取り付けられて該カバーによってプラグの外周が覆われるようになっており、さらに、口部から取り外された筒状カバーの他端部は、プラグに外嵌して該プラグの基部近傍を把持可能に構成されている金属チューブ容器。
- 口部から取り外された筒状カバーの他端部がプラグの基部近傍を把持した位置でプラグに対する筒状カバーの押し込みを阻止するように筒状カバーと口部とが当接するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の金属チューブ容器。
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JP2004001566A JP2005193272A (ja) | 2004-01-07 | 2004-01-07 | 金属チューブの衝撃押出成形法並びに成形装置 |
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