JP2005191465A - 部品移載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸引用空気ポンプとしてエジェクタ真空ポンプを用い、清掃専用のポンプを用いることなく吸着ノズルを清掃することができるようにする。
【解決手段】エジェクタ真空ポンプ26によって吸着ノズル21から空気を吸引する構成を採る。前記吸着ノズル21とエジェクタ真空ポンプ26の排気口との間に開閉弁30を設ける。この開閉弁30と前記吸着ノズル21との間の空気通路に、前記開閉弁30が閉じている状態で前記空気通路にエジェクタ真空ポンプ26と共通の空気供給源(サービスエアーの供給口34)を接続する空気供給手段(吸着用電磁弁27、切離用電磁弁28)を設けた。
【選択図】 図6

Description

本発明は、真空吸着ノズルによって電子部品を吸着して移載させる部品移載装置に関し、例えば、部品供給部から基板上の所定の位置に実装用部品を移載する表面実装機や、電子部品をその内部回路の検査のために検査ソケットに移載し、検査後に検査済み部品受入部に供給するICハンドラなどに用いる部品移載装置に関するものである。
従来、例えば、プリント配線板に実装用部品を供給する表面実装機においては、実装用部品が吸着装置によって吸着され、テープフィーダなどの部品供給部からプリント配線板上に移載されている。前記吸着装置としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。この特許文献1に示されている吸着装置は、空気吸込口が下端部に開口する吸着ノズルと、この吸着ノズルから空気を吸引する空気ポンプとを備えており、前記空気吸込口から空気を吸引する状態で、この空気吸込口が実装用部品で閉塞されるように吸着ノズルを実装用部品に接触させることによって、実装用部品を吸着するものである。
この種の吸着装置の吸着ノズルは、実装用部品に付着している異物や大気中を浮遊する塵埃などを空気とともに吸引するため、長時間にわたって使用することによって、吸引用空気通路に異物が付着し、実装用部品を吸引する力が低下することがある。前記吸着装置は、このような不具合を解消するために、吸着ノズルの吸引用空気通路の途中に清掃装置が接続され、この清掃装置によって吸着ノズルに吸引時とは逆方向に空気を供給し、吸着ノズルを清掃する構成が採られている。
前記清掃装置は、前記吸引用空気通路に設けられた切換弁と、この切換弁に接続された空気供給装置とから構成されている。前記切換弁は、前記吸引用空気通路に前記空気ポンプが接続される吸着形態と、吸引用空気通路に前記空気供給装置が接続される清掃形態とを切換えるものである。すなわち、この清掃装置においては、清掃時に切換弁によって吸引用空気通路に空気供給装置を接続することによって、前記空気ポンプによる吸引が停止し、吸着ノズルに空気供給装置から吸着時とは逆方向に空気が供給されるから、吸着ノズル内に付着した異物を空気吸込口から外部に吹き出させることができる。
一方、従来の吸着装置の吸引に用いる空気ポンプとしては、モータを動力源として空気を吸引する構造のものの他に、正圧の空気を利用して空気を吸引するエジェクタ真空ポンプがある。このエジェクタ真空ポンプは、モータ駆動式のポンプに較べて吸入空気量の変動が少ないため、吸着ノズルに安定した吸引力を生じさせることができるものである。
なお、本出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことはできなかった。
特許第3063257号公報(第2−3頁、図2)
上記特許文献1に示された表面実装機においては、吸着ノズルを清掃するための空気供給装置を吸引用の空気ポンプとは別に装備しなければならず、装置が大型化するとともに製造コストが高くなるという問題があった。このことは、特許文献1に示されている吸引用空気ポンプとしてエジェクタ真空ポンプを使用する場合にも当てはまる。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、吸引用空気ポンプとしてエジェクタ真空ポンプを利用することにより、清掃専用のポンプを用いることなく吸着ノズルを清掃することができる部品移載装置を備えた表面実装機やICハンドラを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明に係る部品移載装置は、エジェクタ真空ポンプによって吸着ノズルから空気を吸引する吸着装置を備えた部品移載装置であって、前記吸着ノズルと前記エジェクタ真空ポンプの排気口との間に開閉弁を設け、この開閉弁と前記吸着ノズルとの間の空気通路に、前記開閉弁が閉じている状態で前記空気通路にエジェクタ真空ポンプと共通の空気供給源を接続する空気供給手段を設けたものである。
請求項2に記載した発明に係る部品移載装置は、請求項1に記載した発明に係る部品移載装置において、開閉弁をエジェクタ真空ポンプの排気通路に配設し、空気供給手段は、前記エジェクタ真空ポンプの駆動用空気入口と、このエジェクタ真空ポンプの吸入系とのいずれか一方に空気供給源を切換えて接続する切換回路であるものである。
請求項3に記載した発明に係る部品移載装置は、請求項1に記載した発明に係る部品移載装置において、開閉弁をエジェクタ真空ポンプと吸着ノズルとの間の吸引用空気通路に配設し、空気供給手段は、前記開閉弁が閉じることによって前記吸引用空気通路の吸着ノズル側と連通する開閉弁内の空気室と、この空気室にエジェクタ真空ポンプと共通の空気供給源を接続する空気通路とから構成されているものである。
請求項4に記載した発明に係る部品移載装置は、請求項3に記載した発明に係る部品移載装置において、開閉弁内の開閉弁内の空気室と空気供給源とを接続する空気通路に、前記空気室に供給される空気の圧力を吸着ノズルの清掃時に増大させ、吸着ノズルから電子部品を切離すときに低下させる圧力調整装置を設けたものである。
本発明によれば、開閉弁を閉じて吸着ノズルにエジェクタ真空ポンプの駆動用空気を供給することにより、吸着ノズル内に吸引時とは逆方向に空気が流れ、吸着ノズル内を清掃することができる。
したがって、エジェクタ真空ポンプを駆動するための空気を利用して吸着ノズルを清掃することができるから、専ら吸着ノズルの清掃を行うための空気ポンプを装備する部品移載装置に較べて部品数が少なくてよく、コストダウンと装置の小型化とを図りながら吸着ノズルを清掃することができる表面実装機やICハンドラを提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、開閉弁を開いた状態で空気供給手段によりエジェクタ真空ポンプ駆動用の空気をエジェクタ真空ポンプの駆動用空気入口に供給することによって、吸着ノズルに電子部品を吸着させることができる。また、前記開閉弁を開いた状態で空気供給手段によりエジェクタ真空ポンプ駆動用の空気をエジェクタ真空ポンプの吸引系に供給することによって吸着ノズルの吸引力が消失し、吸着ノズルから電子部品を切離すことができる。さらに、前記開閉弁を閉じた状態では、前記空気供給手段によりエジェクタ真空ポンプ駆動用の空気をエジェクタ真空ポンプに供給することによって、この空気の全量が吸着ノズルを通って装置外に排出される。すなわち、この場合は、吸着ノズル内を吸引時とは逆方向に空気が流れ、この空気によって吸着ノズル内を清掃することができる。
したがって、この発明によれば、エジェクタ真空ポンプを使用した吸着装置の排気通路に開閉弁を設けるという簡単な構成を採っているから、コストダウンと装置の小型化とを図りながら吸着ノズルを清掃することができる表面実装機やICハンドラを容易に実現することができる。
請求項3記載の発明によれば、開閉弁を閉じることによって、この開閉弁内の空気室から吸着ノズルにエジェクタ真空ポンプ駆動用空気と略同圧の空気が供給される。この空気は、吸着ノズル内を吸引時とは逆方向に流れるから、このように空気を吸着ノズルに供給することによって、吸着ノズル内を前記空気によって清掃することができる。
したがって、この発明によれば、エジェクタ真空ポンプを使用した吸着装置の吸引用空気通路に切換弁の機能を有する開閉弁を設けただけの簡単な構成を採っているから、コストダウンと小型化とを図りながら吸着ノズルを清掃することができる表面実装機やICハンドラを容易に実現することができる。
請求項4記載の発明によれば、吸着ノズルとエジェクタ真空ポンプとの間に設けた開閉弁から吸着ノズルに部品離間用の空気を供給することができるから、エジェクタ真空ポンプ側から部品離間用空気を供給する場合に較べて、部品離間用空気の供給の応答性を向上させることができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係る部品移載装置の一実施の形態を図1ないし図12によって詳細に説明する。ここでは、本発明に係る部品移載装置を表面実装機に適用する場合について説明する。
図1は本発明に係る部品移載装置を装備した表面実装機の平面図、図2は表面実装機の上部の正面図、図3はヘッドユニットの側面図、図4はエジェクタ真空ポンプの拡大図で、同図は排気部分を破断して描いてある。図5はエジェクタ真空ポンプの構成を示す断面図で、同図(a)は吸引または切離しを行うときの状態を示し、同図(b)は吸着ノズルを清掃するときの状態を示す。
図6は吸着装置の空気通路の回路図、図7は清掃開始時期を決める動作を説明するためのフローチャート、図8は清掃時の動作を説明するためのフローチャート、図9〜図12は清掃開始時期を決める動作を説明するためのフローチャートである。
これらの図において、符号1で示すものは、この実施の形態による表面実装機である。この表面実装機1は、基台2の上部にプリント配線板3を搬送するためのコンベア4と、後述するヘッドユニット5を移動させる移動装置6とを備えている。
前記コンベア4は、プリント配線板3を図1において基台2の左右方向(以下、この方向を単にX方向という)に搬送し、図示していないクランプ機構によって作業位置に保持するように構成されている。このコンベア4の両側方には、電子部品からなる実装用部品7(図1参照)が収納されたテープフィーダ8と、撮像式判定手段(図示せず)のカメラ9とが設けられている。前記撮像式判定手段は、前記カメラ9によって撮られた画像と基準となる画像とを比較し、部品の吸着の有無や部品の吸着位置を検出するように構成されている。
前記移動装置6は、前記コンベア4の上方でコンベア4の搬送方向とは直交する方向(以下、この方向を単にY方向という)に延びる2本の固定レール10,10を有するY方向移動装置11と、前記固定レール10,10どうしの間に架け渡された可動レール12を有するX方向移動装置13とによって構成されている。前記ヘッドユニット5は、このX方向移動装置13に取付けられている。
前記Y方向移動装置11は、前記固定レール10に沿って延びるボールねじ軸14と、このボールねじ軸14を駆動するサーボモータ15とによってX方向移動装置13の可動レール12をY方向に往復させる。前記X方向移動装置13は、X方向に延びる可動レール12に並設されたボールねじ軸16と、このボールねじ軸16を駆動するサーボモータ17とによってヘッドユニット5をX方向に往復させる。
前記ヘッドユニット5は、図2および図3に示すように、吸着ノズル21を保持する吸着ヘッド22がX方向に間隔をおいて複数設けられており、それぞれの吸着ヘッド22を上下方向(Z方向)に移動させる昇降装置23(図3参照)と、各吸着ヘッド22を上下方向を軸線として回転させる回転駆動装置24とが設けられている。この実施の形態によるヘッドユニット5は、8個の吸着ヘッド22が装備されている。
前記吸着ヘッド22は、吸着ノズル21を単体で昇降させる機能を有するとともに、吸着ノズル21を大きさや吸気吸込口の口径の異なるものへ交換することができるように構成されている。交換用の吸着ノズル21は、基台2の上に設けられた吸着ノズル載置台(図示せず)に吸着ヘッド22毎に収納されている。この実施の形態による表面実装機1は、図示していない制御装置に記憶させたプログラムに基づいて動作する構成が採られており、必要に応じてヘッドユニット5を前記吸着ノズル載置台の上方に移動させ、吸着ヘッド22毎に吸着ノズル21を交換する。
前記吸着ヘッド22には、図3および図6に示すように、前記吸着ノズル21と、この吸着ノズル21に吸引用空気通路25を介して接続されてこの吸着ノズル21から空気を吸引するエジェクタ真空ポンプ26と、このエジェクタ真空ポンプ26に取付けられた3個の電磁弁(吸着用電磁弁27、切離用電磁弁28、清掃用電磁弁29)および開閉弁30などによって構成された吸着装置31が設けられている。この吸着装置31は、8個の吸着ヘッド22にそれぞれ設けられている。
前記エジェクタ真空ポンプ26は、図3および図4に示すように、前記吸着ヘッド22の上端部に位置するマニホールド32の上に搭載され、このマニホールド32内の駆動用空気通路33と前記吸引用空気通路25とに接続されている。前記駆動用空気通路33は、例えば工場内のいわゆるサービスエアーの供給口34(図6参照)に接続されている。このサービスエアーの供給口34によって本発明でいう空気供給源が構成されている。前記吸引用空気通路25は、吸着ヘッド22の軸心部を上下方向に延びて他端が吸着ノズル21に接続されている。この実施の形態による吸引用空気通路25には、図6に示すように、圧力センサ35が接続されるとともに、フィルター36が設けられている。前記圧力センサ35は、吸引用空気通路25内の圧力に基づいてエジェクタ真空ポンプ26の動作状態や、吸着ノズル21での実装用部品7の吸着状態などを判別するために設けたものである。
前記駆動用空気通路33は、図5および図6に示すように、エジェクタ真空ポンプ26の駆動用空気入口37に吸着用電磁弁27を介して接続されるとともに、エジェクタ真空ポンプ26の吸引系に切離用電磁弁28を介して接続されている。前記切離用電磁弁28は、図6においては、前記吸引用空気通路25の途中と駆動用空気通路33とを接続する通路に設けられる状態で描いてあるが、実際には図5に示すように、前記吸引用空気通路25の上方延在部分25aと前記駆動用空気通路33とを接続する分岐通路38に設けられている。
前記エジェクタ真空ポンプ26は、従来からよく知られているように、前記駆動用空気入口37に正圧の空気(サービスエアー)が供給されることによって吸引用空気通路25(吸着ノズル21)から空気を吸引し、この吸引した空気と前記正圧の空気との全量を排気通路39を通してポンプ外に排出する構成が採られている。また、このエジェクタ真空ポンプ26は、吸着ノズル21によって実装用部品7をプリント配線板3上に載せた後に吸着ノズル21から切離すときに、前記吸着用電磁弁27と切離用電磁弁28とによって供給系空気通路が切り換えられ、駆動用空気入口37の代わりに前記吸引用空気通路25の上方延在部分25aに正圧の空気(サービスエアー)が供給される。すなわち、このように供給系空気通路が切換えられることによって、エジェクタ真空ポンプ26による空気の吸引が停止されるとともに、吸着ノズル21に前記正圧の空気の一部が供給されるから、吸着ノズル21から実装用部品7を容易にしかも速く切離すことができる。この実施の形態においては、前記吸着用電磁弁27と切離用電磁弁28とを有する切換回路によって本発明に係る空気供給手段が構成されている。
このエジェクタ真空ポンプ26の前記排気通路39には、マフラー40と、本発明に係る開閉弁30とが設けられている。
開閉弁30は、図4および図5に示すように、前記エジェクタ真空ポンプ26の前面(図4,5においては左側端面)に取付けられたバルブボディ41と、このバルブボディ41の上端部に取付けられてバルブボディ41内の円形孔42の上端部を閉塞する蓋部材43と、この蓋部材43に上下方向に移動自在に支持された弁軸44と、この弁軸44の下端部に取付けられた円板状の弁体45と、前記弁軸44の途中に設けられたピストン46と、前記弁軸44における蓋部材43より上方に突出する上端部44aをこの弁軸44の突出寸法が大きくなる方向へ付勢する圧縮コイルばね47などによって構成されている。
前記円形孔42は、下端が排気口48となる排気出口通路49が下端部に接続されるとともに、下端部より上側に離間する位置の孔壁部分にマフラー出口通路50が接続されている。前記バルブボディ41における前記円形孔42と排気出口通路49との接続部分には、弁座51が形成されている。
前記蓋部材43は、前記弁軸44が貫通する軸心部がシリンダを構成するように形成されている。前記ピストン46は、このシリンダ内に移動自在に嵌挿されている。前記シリンダ内におけるピストン46より上側に位置する上部空気室は、前記清掃用電磁弁29を介してサービスエアーの供給口34に接続されている。
この開閉弁30においては、前記清掃用電磁弁29が閉じている場合は、圧縮コイルばね47の弾発力によって弁軸44が上方へ付勢されるために、弁体45が図4および図5(a)に示す全開位置に位置付けられる。一方、前記清掃用電磁弁29が開くと、前記シリンダ内にサービスエアーが供給されることにより、この空気の圧力によってピストン46が圧縮コイルばね47の弾発力に抗して下方へ押し下げられ、弁体45が弁座51に着座するため、この開閉弁30は閉状態となる。
この吸着装置31において、吸着ノズル21に実装用部品7を吸着させるためには、前記清掃用電磁弁29が閉じている状態で前記吸着用電磁弁27を開き、前記切離用電磁弁28を閉じる。このように各電磁弁を動作させることにより、図5(a)中に矢印で示すように、エジェクタ真空ポンプ26の駆動用空気入口37にサービスエアーが供給され、吸着ノズル21が空気を吸引するようになる。このとき、前記サービスエアーと吸引した空気は、排気通路39を通って装置外に排出される。また、吸着ノズル21によって実装用部品7をプリント配線板3上に載せた後は、前記清掃用電磁弁29が閉じている状態で前記吸着用電磁弁27を閉じるとともに、前記切離用電磁弁28を開ける。
このように各電磁弁を動作させることにより、サービスエアーの一部が排気通路39を通って装置外に排出されるとともに、残部がエジェクタ真空ポンプ26から吸引用空気通路25を通って吸着ノズル21に供給される。このため、減圧された状態のサービスエアーが吸着ノズルから吹き出すことにより、実装用部品7が吸着ノズル21から離される。
吸着装置31を長時間にわたって使用していることにより、実装用部品に付着している異物や大気中を漂う塵埃などが空気とともに吸引されることにより吸着ノズル21内に付着し堆積する。この実施の形態では、吸引用空気通路25に設けたフィルター36が目詰まりを起こすようになる。このように異物が吸引用空気通路25内に付着することにより、実装用部品7を吸着していない状態での吸引用空気通路25内の圧力が相対的に低くなり、実装用部品7の吸着・未吸着の判別の精度が低下したり、吸着時に実装用部品7に作用する吸引力が相対的に小さくなるなどの不具合が生じる。
このような不具合が発生することを防ぐために、この吸着装置31は、定期的に吸着ノズル21に吸着時とは逆方向に正圧の空気を供給し、前記異物を吸着ノズル21の空気吸込口から排出させて吸着ノズル21を清掃する構成が採られている。ここで、吸着装置31の上記清掃時の動作を図7および図8に示すフローチャートによって説明する。
この実施の形態による吸着装置31は、図7においてステップ101〜ステップ102に示すように、吸着動作開始後から予め定めた時間が経過した後であって、部品実装中ではない場合に清掃を行う構成が採られている。ここでいう制御開始時期とは、例えば前回の清掃が終了した後に吸着ノズル21での空気の吸引を開始したときである。
清掃動作は図8に示すように行われる。すなわち、先ず、図8に示すフローチャートのステップ201に示すように、この表面実装機1の制御装置がヘッドユニット5を移動させて吸着ノズル21を所定のブロー位置(清掃位置)に位置付ける。このブロー位置とは、吸着ノズル21の下方にプリント配線板3やテープフィーダ8などの部材が存在していない位置である。
次に、ステップ202において、制御装置は、前記ブロー位置で吸着ヘッド22を下降させるとともに、吸着ヘッド22に対して吸着ノズル21を下降させる。そして、ステップ203において、吸着ノズル21にサービスエアーを吸引時とは逆方向に流すことにより吸着ノズル21のブロー(清掃)を行う。この清掃ステップで制御装置は、前記清掃用電磁弁29を開き、吸着用電磁弁27を閉じるとともに切離用電磁弁28を開く。このように各電磁弁を動作させることにより、図5(b)に示すように、エジェクタ真空ポンプ26の排気通路39が開閉弁30によって閉じられ、エジェクタ真空ポンプ26の吸引系にサービスエアーの全量が供給されるから、吸着ノズル21をエアブローによって清掃することができる。すなわち、エジェクタ真空ポンプ26を駆動する空気を利用して吸着ノズル21を清掃することができる。
この清掃動作は、ステップ204〜205に示すように、予め定めた時間だけ実施する。この清掃動作が終了した後、制御装置は、ステップ206に示すように、吸着ヘッド22を上昇させるともに、吸着ノズル21を吸着ヘッド22に対して上昇させる。その後、制御装置は、ステップ207において、現在使用している吸着ノズル21とは別の交換可能な吸着ノズル21のうち清掃が終了していないものがあるか否かを判定し、未清掃の吸着ノズル21がある場合は、ステップ208に進んで吸着ノズル21を未清掃のものに交換し、再びステップ201〜206の清掃動作を実施する。ステップ207で未清掃の吸着ノズル21がないと判定された場合は、制御装置は、ステップ209において、3個の電磁弁を吸着ノズル21による吸着が可能となるように動作させる。次に、制御装置は、ステップ210において、圧力センサ35によって吸引用空気通路25の圧力を検出し、吸引用空気通路25内の圧力が正常時の圧力に達しているか否かを判別する。このとき、何らかの原因で吸引用空気通路25内の圧力が正常ではない場合は、制御装置は、ステップ211に進んで実装動作を停止させるとともに、警報音を発生させたりエラー表示手段(図示せず)を作動させる。
したがって、上述したように構成された吸着装置31は、開閉弁30を閉じた状態で吸着ノズル21にサービスエアー(吸着ノズル21の清掃が可能な圧力の空気)をエジェクタ真空ポンプ26と共通の空気供給源から供給し、吸着ノズル21を清掃するものであるから、エジェクタ真空ポンプ26を駆動するための空気を使用して吸着ノズル21を清掃することができる。
また、この実施の形態による吸着装置31は、エジェクタ真空ポンプ26を使用した吸着装置31の排気通路39に開閉弁30を設けるという簡単な構成が採られているから、コストダウンと装置の小型化とを図りながら吸着ノズル21を清掃することができる表面実装機1を容易に実現することができる。
上述した実施の形態では、エアブローによる吸着ノズル21の清掃を開始する時期を吸着動作開始後の経過時間によって決める例を示したが、清掃動作を開始する時期は、図9〜図12に示すように適宜変更することができる。
図9は、吸着ノズル21が実装用部品7を吸着した回数が予め定めた回数を上回ったときに清掃動作を開始する例を示す。この例においては、制御装置は、同図のステップ301〜302に示すように、吸着ノズル21の吸着回数が予め定めた吸着回数に達したか否かを判定し、この設定吸着回数に達した後であって、実装用部品7を実装する動作の途中ではないときに、吸着装置31に吸着ノズル21の清掃動作を実行させる(ステップ303)。
図10は、吸着ノズル21を交換する直前に清掃動作を開始する例を示す。この例においては、制御装置は、同図のステップ401で実装用部品7のプリント配線板3への移載が終了した後に、ステップ402で吸着ノズル21を交換するか否かを判別する。吸着ノズル21を交換しない場合は、制御装置は、ステップ403において、吸着ノズル21に次の実装用部品7を吸着させる。一方、吸着ノズル21を交換する場合は、制御装置は、ステップ404において、吸着装置31に吸着ノズル21の清掃動作を実行させ、吸着ノズル21の清掃が終了した後に、ステップ405で示すように、吸着ノズル21を交換する。
図11は、吸着ノズル21を交換した直後に清掃動作を開始する例を示す。この例においては、制御装置は、同図のステップ501で実装用部品7のプリント配線板3への移載が終了した後に、ステップ502において、吸着ノズル21を交換するか否かを判別する。このとき、吸着ノズル21を交換しない場合は、制御装置は、ステップ503において、吸着ノズル21に次の実装用部品7を吸着させる。一方、吸着ノズル21を交換する場合は、制御装置は、ステップ504において、吸着ノズル21を交換し、この交換動作が終了した後に、ステップ505において、吸着装置31に吸着ノズル21の清掃動作を実行させる。
図12は、吸引用空気通路25内の圧力(真空圧)に応じて清掃を行う例を示す。この例においては、制御装置は、同図のステップ601で実装用部品7のプリント配線板3への移載が終了した後に、ステップ602において、吸着装置31によって吸引用空気通路25から空気を吸引させる(バキュームON)。その後、制御装置は、ステップ603において、このときの吸引用空気通路25内の圧力が予め定めた圧力以上(設定圧力より負圧が高い)か否かを判別する。このとき、検出された圧力が前記設定圧力より低い(設定圧力より負圧が低い)場合、制御装置は、吸引用空気通路25内の状態が正常であると判定し、ステップ604において、次の実装用部品7を吸着ノズル21に吸着させる。前記検出圧力が設定値以上である場合、制御装置は、ステップ605において、吸着装置31に吸着ノズル21の清掃動作を実行させ、その後、ステップ606において、吸着装置31を再び吸着ノズル21での吸着が可能となるように吸着可能状態とする。
その後、制御装置は、ステップ607において、圧力センサ35によって吸引用空気通路25内の圧力を検出し、この圧力が前記設定圧力より低いか否かを判別する。このとき、検出された圧力が設定圧力より低い場合、制御装置は、前記ステップ604に進んで次の実装用部品7を吸着ノズル21に吸着させる。一方、検出された圧力が設定圧力以上である場合、制御装置は、ステップ608に進んでエラー処理を行う。
(第2の実施の形態)
請求項3に記載した発明に係る表面実装機の一実施の形態を図13ないし図17によって詳細に説明する。
図13はヘッドユニットの側面図、図14はこの実施の形態による開閉弁の横断面図で、同図は図13におけるXIV−XIV線断面図である。図15はエジェクタ真空ポンプが取付けられた状態での開閉弁とマニホールドの縦断面図、図16は開閉弁の縦断面図、図17はこの実施の形態による吸着装置の空気通路の回路図である。これらの図において、前記図1〜図12によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
この実施の形態による吸着装置31は、図13および図15に示すように、吸着ヘッド22の上端部であってエジェクタ真空ポンプ26とマニホールド32との間に位置付けられた開閉弁61によって吸着ノズル21の清掃時に空気通路を切換える構成が採られている。この開閉弁61は、図17に示すように、吸引用空気通路25の途中に設けられ、清掃用電磁弁29によって開、閉が切換えられる。
この実施の形態による開閉弁61は、8個の吸着ヘッド22毎に設けられており、図14に示すように、それぞれの開閉弁61がバルブボディ62を共有する状態で形成されている。このバルブボディ62には、吸着ヘッド22と対応する位置に開閉弁61用の円形孔63と、吸引用空気通路25と、駆動用空気通路33とが形成されている。前記円形孔63は、バルブボディ62に軸線方向がY方向と平行になりかつ装置前方(操作者側)に向けて開口する状態で形成されている。
前記開閉弁61は、図15および図16に示すように、前記バルブボディ62の円形孔63に嵌挿されて固定された有底円筒状のシリンダ64と、このシリンダ64の内部に移動自在に嵌挿されたピストン65と、このピストン65に一体的に形成されたピストンロッド66および弁体67と、前記ピストン65を弁体67とは反対側へ付勢する圧縮コイルばね68などによって構成されている。図16においては、ピストン65と、ピストンロッド66と、弁体67とをこれらが一体に形成されているように描いてあるが、これらの部材は、実際には、複数に分けて形成され、一つの部品となるように組立てられる。
前記シリンダ64は、外周部に二つの環状溝69,70が互いに軸線方向に離間するように形成されており、前記円形孔63の孔壁面との間の隙間が3本のOリング71によってシールされる状態でバルブボディ62に取付けられている。前記2つの環状溝69,70のうちピストン65の頂部側(図16においては左側)に位置する第1の環状溝69は、シリンダ64とピストン65の頂部との間に形成された第1の空気室72に連通孔73によって接続されている。また、この第1の環状溝69は、図14に示すように、前記バルブボディ62内に吸着ヘッド22の並ぶ方向に沿って穿設された第1の連通路74と、この第1の連通路74の一端部に接続された空気パイプ(図示せず)と、前記清掃用電磁弁29とを介してサービスエアーの供給口34に接続されている。
シリンダ64の外周部に形成された他方の第2の環状溝70は、シリンダ64内におけるピストンロッド66の周囲に形成された第2の空気室75に連通孔76によって接続されている。この第2の空気室75によって、請求項3に記載した発明でいう空気室が構成されている。また、この第2の環状溝70は、図14に示すように、前記バルブボディ62内に前記第1の連通路74と平行に穿設された第2の連通路77と、この第2の連通路77の両端部に接続用部材78を介して接続された空気パイプ(図示せず)とを介してサービスエアーの供給口34に接続されている。
前記弁体67は、円板67aの表裏両面側にそれぞれOリング67b,67cを装着することによって形成されている。これらのOリングのうちピストンロッド66の先端側に位置する一方の第1のOリング67bは、バルブボディ62に形成された第1の弁座79{図16(a)参照}に着座し、バルブボディ62内にバルブボディ62を上下方向に貫通するように形成された吸引用空気通路25を弁体67が閉じるように形成されている。他方の第2のOリング67cは、シリンダ64の内端面とバルブボディ62とに挟持された円板状の第2の弁座80に着座するように形成されている。この第2の弁座80は、ピストンロッド66が遊嵌状態で挿通する貫通孔81が中心部に形成されている。この貫通孔81の穴径は、前記第2のOリング67cが第2の弁座80に着座した状態で第2のOリング67cによって貫通孔81が閉塞されるように設定されている。
前記バルブボディ62における前記第2の弁座80と吸引用空気通路25との間には、図16(b)に示すように、前記第1のOリング67bが第1の弁座79に着座した状態で、第2の弁座80と弁体67との間に空間82が形成されるとともに、この空間82と吸引用空気通路25の吸着ノズル21側の部位とを連通する切欠き83が形成されている。すなわち、この実施の形態による開閉弁61は、図16(b)に示す全閉状態では、貫通孔81の孔壁面とピストンロッド66との間の隙間からなる連通路84と、前記空間82と、前記切欠き83とからなる内部通路85を介して前記第2の空気室75が吸引用空気通路25の吸着ノズル21側に接続される。このように内部通路85を介して吸引用空気通路25に接続される前記第2の空気室75と、この第2の空気室75をサービスエアーの供給口34に接続する連通孔76と、第2の環状溝70と、第2の連通路77と、接続用部材78および図示していない空気パイプなどによって、請求項3に記載した発明でいう空気供給手段が構成されている。
このように構成された開閉弁61を備えた吸着装置31は、吸着ノズル21によって実装用部品7を搬送する場合は、図16(a)に示すように、開閉弁61を開いた状態で使用される。この状態では、開閉弁61内の第2の空気室75と吸引用空気通路25とを連通する前記内部通路85が弁体67によって閉塞されるから、第2の空気室75に供給されているサービスエアーが開閉弁61内から吸引用空気通路25に漏洩することはない。
この吸着装置31において、吸着ノズル21の清掃を行う場合は、清掃用電磁弁29を開き、開閉弁61の第1の空気室72にサービスエアーを供給することによって行う。すなわち、このようにサービスエアー(正圧の空気)が第1の空気室72に供給されることにより、この空気の圧力によってピストン65が圧縮コイルばね68の弾発力に抗して押され、これに伴って弁体67が開く方向に移動する。このピストン65は、弁体67の第1のOリング67bが第1の弁座79に着座する(開閉弁61が閉じる)まで移動する。
上述したように開閉弁61が閉じることによって、第2の弁座80の貫通孔81が開放され、第2の空気室75からサービスエアーが前記内部通路85を通って吸引用空気通路25内に入る。このサービスエアーは、吸引時とは逆方向に吸着ノズル21内を通り、吸着ノズル21の空気吸込口から装置外に排出される。このため、吸着ノズル21は前記サービスエアーによって清掃される。
したがって、この実施の形態による吸着装置31は、エジェクタ真空ポンプ26を使用した吸着装置31の吸引用空気通路25に切換弁の機能を有する開閉弁61を設けただけの簡単な構成を採っているから、コストダウンと小型化とを図りながら吸着ノズル21を清掃することができる吸着装置31を容易に実現することができる。
(第3の実施の形態)
切換弁の機能を有する開閉弁を吸引用空気通路に設けるに当たっては、図18に示す構成を採ることができる。
図18は請求項4に記載した発明に係る吸着装置の回路図である。同図において、前記図1〜図17によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図18に示す吸着装置31は、開閉弁61の第2の空気室75とサービスエアーの供給口34との間の空気通路に切離用電磁弁28が設けられている。この切離用電磁弁28は、一端部がサービスエアーの供給口34に接続された第1の空気通路91と、一端部がサービスエアーの供給口34に接続されるとともに途中に減圧弁92が設けられた第2の空気通路93とのいずれか一方を開閉弁61の第2の空気室75に接続するように構成されている。前記減圧弁92は、吸着ノズル21から実装用部品7を切離す際に使用する部品離間用空気としてサービスエアーを使用するために、サービスエアーの圧力を低下させるものである。
すなわち、この吸着装置31は、開閉弁61が閉じている状態で切離用電磁弁28により前記第2の空気通路93を開閉弁61に接続することによって、吸着ノズル21に適切な圧力の正圧の空気が供給され、吸着ノズル21から実装用部品7を離すことができる。また、開閉弁61が閉じている状態で切離用電磁弁28により前記第1の空気通路91を開閉弁61に接続することによって、吸着ノズル21にサービスエアーが供給され、このサービスエアーによって吸着ノズル21を清掃することができる。すなわち、この実施の形態においては、前記切離用電磁弁28と減圧弁92とによって、前記第2の空気室75に供給される空気の圧力を吸着ノズル21の清掃時に増大させ、吸着ノズル21から実装用部品7を離すときに低下させる圧力調整装置が構成されている。
したがって、この実施の形態によれば、吸着ノズル21とエジェクタ真空ポンプ26との間に設けた開閉弁61から吸着ノズル21に部品離間用の空気を供給することができるから、第1の実施の形態または第2の実施の形態で示したようにエジェクタ真空ポンプ26から部品離間用の空気を吸着ノズル21に供給する場合に較べて、部品離間用空気の供給の応答性を向上させることができる。この結果、吸着ノズル21が実装用部品7をプリント配線板3に移載してから次の動作を開始するまでに必要な時間を短縮することができる。
本発明に係る表面実装機の平面図である。 表面実装機の上部の正面図である。 ヘッドユニットの側面図である。 エジェクタ真空ポンプの拡大図である。 エジェクタ真空ポンプの構成を示す断面図である。 吸着装置の空気通路の回路図である。 清掃開始時期を決める動作を説明するためのフローチャートである。 清掃時の動作を説明するためのフローチャートである。 清掃開始時期を決める動作を説明するためのフローチャートである。 清掃開始時期を決める動作を説明するためのフローチャートである。 清掃開始時期を決める動作を説明するためのフローチャートである。 清掃開始時期を決める動作を説明するためのフローチャートである。 ヘッドユニットの側面図である。 第2の実施の形態による開閉弁の横断面図である。 エジェクタ真空ポンプが取付けられた状態での開閉弁とマニホールドの縦断面図である。 開閉弁の縦断面図である。 第2の実施の形態による吸着装置の空気通路の回路図である。 請求項4に記載した発明に係る吸着装置の回路図である。
符号の説明
1…表面実装機、21…吸着ノズル、25…吸引用空気通路、25a…上方延在部分、26…エジェクタ真空ポンプ、27…吸着用電磁弁、28…切離用電磁弁、29…清掃用電磁弁、30,61…開閉弁、31…吸着装置、34…サービスエアー供給口、37…駆動用空気入口、39…排気通路、48…排気口、75…第2の空気室、85…内部通路、92…減圧弁。

Claims (4)

  1. エジェクタ真空ポンプによって吸着ノズルから空気を吸引する吸着装置を備えた部品移載装置であって、前記吸着ノズルと前記エジェクタ真空ポンプの排気口との間に開閉弁を設け、この開閉弁と前記吸着ノズルとの間の空気通路に、前記開閉弁が閉じている状態で前記空気通路にエジェクタ真空ポンプと共通の空気供給源を接続する空気供給手段を設けたことを特徴とする部品移載装置。
  2. 請求項1記載の部品移載装置において、開閉弁をエジェクタ真空ポンプの排気通路に配設し、空気供給手段は、前記エジェクタ真空ポンプの駆動用空気入口と、このエジェクタ真空ポンプの吸入系とのいずれか一方に空気供給源を切換えて接続する切換回路である部品移載装置。
  3. 請求項1記載の部品移載装置において、開閉弁をエジェクタ真空ポンプと吸着ノズルとの間の吸引用空気通路に配設し、空気供給手段は、前記開閉弁が閉じることによって前記吸引用空気通路の吸着ノズル側と連通する開閉弁内の空気室と、この空気室にエジェクタ真空ポンプと共通の空気供給源を接続する空気通路とから構成されている部品移載装置。
  4. 請求項3記載の部品移載装置において、開閉弁内の開閉弁内の空気室と空気供給源とを接続する空気通路に、前記空気室に供給される空気の圧力を吸着ノズルの清掃時に増大させ、吸着ノズルから電子部品を切離すときに低下させる圧力調整装置を設けてなる部品移載装置。
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