JP2005187442A - 便秘及び肥満改善組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイリウムシードガムの風味を改善し、摂取後生ずる不快感をなくし、摂取量を減少させ、しかも効果の優れた組成物の提供。
【解決手段】サイリウムシードガム及びアラビアガムを含む組成物、または該組成物に寒天、タラガム、こんにゃく、ローカストビーンガム、カラギーナン、グルコマンナン、ゼラチン、キサンタンガム、グアガム及びジェランガムからなる群から選ばれる少なくとも1種及びアラビアガムを含む組成物。

Description

本発明は、便秘及び肥満改善組成物に関する。
最近、食生活及び運動不足などから、人々の間に便秘が多く生じている。また、生活習慣病の観点から、肥満が問題になってきている。そして便秘または肥満を治療かつ予防するために、運動とともに日常に摂取される食事の内容が注目されている。食事に関連して、効果があるものとして、食物繊維があげられる。有効な食物繊維の1つに、サイリウムシードガムがある(例えば、非特許文献1参照)。しかし、サイリウムシードガ厶には、種々の欠点があり、その使用が制限される。例えば、サイリウムシードガムは、水和による粘性及びゲル化の増加があり、その発現を抑えるものとして分子量及び粘度が規定された多糖類を使用することが明らかにされている(特許文献1)。しかし、たとえ、この粘性及びゲル化の増加の欠点が改善されても、サイリウムシードガムには、風味が不良であること、摂取後に腹がはったり、ガスがたまったり、腹痛をおぼえたりという欠点が存在し、実際に使用することが極めて難しい(非特許文献2)。また、効果を確実にあげるためには、従来のやり方では、かなり多量例えば1日あたり4−8gを摂取しなければならない。そのため、サイリウムシードガムを摂取しようとしても、摂取をすることを躊躇することになる。
国崎直道、佐野征男「食品多糖類」195−198ページ、幸書房(2001) Stevens,J.ら、「Am.J,Clin.Nutr.」1987、46、814ページ 特開2000−166512
本発明は、サイリウムシードガムの風味を改善し、摂取後生ずる不快感をなくし、摂取量を減少させ、しかも効果の優れた組成物を提供する。
本発明は、サイリウムシードガム及びアラビアガムを含む便秘及び肥満改善組成物に関する。
本発明で使用するサイリウムシードガムは、周知のように、例えばインドのラジャスタン州及びグラジャード州で栽培されるオオバコの1種であるPlantago種植物のplantago ovata Forskalなどの種子の外側を包む外皮から採った天然植物ガムである。
本発明で使用されるアラビアガ厶は、これまた周知のように、アカシアガムまたはアラビアゴムとも呼ばれ、熱帯地方に生育するマメ科Acacia senegalから採取される樹液ガ厶である。アラビアガムは、その生理活性として、血中脂質調整作用(例えば、燐脂質、トリグリセリド、総コレステロールの改善)、腸内細菌叢の改善が知られている。
本発明の組成物では、サイリウムシードガム1重量部あたりアラビアガム2−10重量部、好ましくは3−8重量部を使用する。
本発明組成物では、最終の用途に応じて、寒天、タラガム、こんにゃく粉、ローカストビーンガム、カラギーナン、グルコマンナン、ゼラチン、キサンタンガ厶、グアガ厶及びジェランガムからなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに少量含むことができる。これら多糖類のなかで、好ましいのは、寒天、タラガ厶及びこんにゃく粉である。これら多糖類を含むことにより、得られる組成物の物性を変化させることができる。その使用量は、寒天では0.1−1.0重量部、タラガムでは0.1−0.5重量部、こんにゃく粉では0.1−0.5重量部、ローカストガムでは0.1−0.5重量部、カラギーナンでは0.1−1.0重量部、グルコマンナンでは0.1−0.5重量部、ゼラチンでは1−5重量部、キサンタンガムでは0.05−0.5重量部、グアガムでは0.1−0.5重量部そしてジェランガムでは0.1−1.0重量部である。
組成物を製造するには、種々の方法がある。例えば、成分を単に混合するか、または成分の固形物または液状物を別々に作成して混合する。また、組成物の用途に応じて、食品または薬品に従来使用されている実質的に非毒性の添加物、例えば甘味料、色素、顔料などを添加することができる。また、最終の形態として、種々のものが考えられるが、例えばゼリー、クリーム、ドリンク、グミなどがある。また、粉末または顆粒の形で摂取することもできる。
また、めん類、シリアル食品、氷菓、パン類、スープ類、水産加工品、畜肉加工品などにも加工もしくは添加することができる。
本発明組成物は、サイリウムシードガ厶が有する欠点、例えば風味が不良であったり、摂取後に腹がはったり、ガスがたまったり、腹痛をおぼえたりという欠点がなく、摂取が極めて容易である。また、サイリウムシードガムを1日あたり約1−3g、好ましくは1.5−2.5gという量で使用しても優れた効果をあげることができる。これは、従来いわれてきた1日あたりの使用量例えば4−8gに比べて極めて低い量で効果をあげることができることになる。
実施例 1
サイリウムシードガム(フードメイド P−100、シキボウ(株)製)2重量部、アラビアガム顆粒(クイックガム#8013、Alfred Wolff(ドイツ)製)13重量部、エリスリトール1重量部、無水クエン酸0.35重量部、ビタミンC0.3重量部、ステビア0.05重量部及びグレーブフルーツパウダー0.05重量部を混合した。混合物を、1包16.75gのスティック(A)に分包した。1包あたりサイリウ厶シードガ厶2g、アラビアガム13gを含む。48歳の女性は、得られたスティックを朝1包摂取して、体重を測定した。体重は、摂取した期間の終わりに得られた値である。対照として、サイリウムシードガ厶を除外した1包あたり15gのアラビアガム顆粒を充填したスティック(B)を使用した。
Figure 2005187442
本発明組成物を摂取する前には、便秘は1週あたり平均1回生じており、またアラビアゴ厶単独の摂取でも1月あたり平均1回生ずるが、本発明の組成物の摂取では全く生じなくなった。また、本発明の組成物の摂取前では、便は固くそして便意にとぼしかったが、本発明の組成物を摂取すると、朝食後に便意が強く、便の状態は切れ目がなく、固くなることがなく、快便であり、残留感がない。アラビアゴム単独の摂取では、硬さは適当であるが、便意が弱く、出始めが固かった。
また、上記の表から分かるように、アラビアガム単独では、体重を減少させることなく、むしろ増加させる場合もあった。しかし、本発明組成物であるアラビアガムとサイリウムシードガムとからなる組成物を使用すると、明らかに体重が減少した。しかも、摂取にあたって、サイリウムシードガムを摂取するときに生ずる不快さ例えばえぐみなどがなく、ス厶ースに摂取できた。また、本発明組成物では、摂取しても、腹のはり、ガスの発生、腹痛などの症状がなく、気分は極めて爽快であった。
その上、サイリウムシードガムを1日あたり2gという少量摂取するだけで、十分な効果をあげることができた。
実施例 2
サイリウ厶シードガム(フードメイド P−100、シキボウ(株)製)2g、アラビアガム顆粒(クイックガム#8013、Alfred Wolff(ドイツ)製)12g、エリスリトール1g、無水クエン酸0.35g、ビタミンC0.3g、ステビア0.05g及びグレープフルーツパウダー0.05gを水に少量ずつ添加し、マグネットスターラーで撹拌しつつ溶解させて全量を150gとした。一方、寒天粉を、水中に0.2重量%添加し、電子レンジで溶解させ、その溶液50gをとり、先に作成した溶液と混合した。得られた混合溶液を85℃で15分間加熱し、得られた液を放置して室温とし、冷蔵庫で1晩冷却し固めて、ゼリーを得た。得られたゼリーは、程良い硬さを有し、風味も良かった。このゼリーを摂取すると、実施例1と実質的に同じ効果が得られた。

Claims (2)

  1. サイリウ厶シードガ厶及びアラビアガムを含む便秘及び肥満改善組成物。
  2. 寒天、タラガム、こんにゃく、ローカストビーンガム、カラギーナン、グルコマンナン、ゼラチン、キサンタンガム、グアガム及びジェランガムからなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含む請求項1の組成物。
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