JP2005187136A - サヤフォーク - Google Patents
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Abstract
【課題】 フォークに対し簡単に着脱できるサヤフォークを提供することを目的とする。
【解決手段】 フォーク8の上面に載置される板部材11と、板部材11の幅方向の側縁部から下向きに突出し、フォーク8の側面に当接する左右の側部ストッパ13と、フォーク8の基端部後面に当接する後部ストッパ14とを備える。また、前記板部材11と後部ストッパ14との間にフォーク挿入孔15が形成される。これにより、簡単な作業で、短時間でサヤフォーク10をフォーク8に装着したり、フォーク8から離脱させたりすることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 フォーク8の上面に載置される板部材11と、板部材11の幅方向の側縁部から下向きに突出し、フォーク8の側面に当接する左右の側部ストッパ13と、フォーク8の基端部後面に当接する後部ストッパ14とを備える。また、前記板部材11と後部ストッパ14との間にフォーク挿入孔15が形成される。これにより、簡単な作業で、短時間でサヤフォーク10をフォーク8に装着したり、フォーク8から離脱させたりすることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、フォークリフトにおけるフォークに装着して使用されるサヤフォークに関する。
上記フォークは通常、垂直部分と水平部分とから側面視L字形に形成されており、サヤフォークはこの水平部分に装着して使用される。このようなサヤフォークの例としては、下記特許文献1に記載されているようなものがある。
実公昭49−2369号公報
上記特許文献1に記載された発明は、サヤフォークの上面にゴム板を貼着することにより、フォーク上の荷が該フォークから滑り落ちることのないように配慮したものである。
このようなサヤフォークは、それ自体がフォークから容易に離脱するような構造であっては使いものにならないため、従ってサヤフォークは、ボルト等によってフォークに対し離脱不能に固定されるのが普通である。
しかしこのようなサヤフォークでは、逆にこれをフォークに対し脱着する作業が困難となる。特に上記特許文献1のように滑り止め用のゴム板を貼着したものにあっては、ゴムが傷むたびに新たなサヤフォークとの交換が必要となるため、大変煩わしい作業となる。
本発明は、このような問題を解決し、フォークに対する脱着作業を極めて簡単に行い得るサヤフォークを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、第1の発明は、フォークに装着して使用されるサヤフォークであって、該フォークの上面を覆う板部材と、該板部材の幅方向の側縁部から下向きに突設され上記フォークの側面に当接する側部ストッパと、上記フォークの基端部後面に当接する後部ストッパとを有し、上記板部材と上記後部ストッパとの間には上記フォークを挿通するためのフォーク挿入孔が形成されていることを特徴とするサヤフォークを提供する。
また第2の発明として、上記第1の発明において、上記後部ストッパが上記板部材から延出形成されていることを特徴とするサヤフォークを提供する。
また第3の発明として、上記第1の発明において、上記後部ストッパが上記側部ストッパから延出形成されていることを特徴とするサヤフォークを提供する。
また第4の発明として、上記第1乃至第3の発明において、上記後部ストッパが上面視U字形に形成されていることを特徴とするサヤフォークを提供する。
また第5の発明として、上記第1乃至第3の発明において、上記後部ストッパが上面視L字形に形成されていることを特徴とするサヤフォークを提供する。
上記した各発明によれば、サヤフォークの装着作業においては、その挿入孔にフォークを差込み、該フォーク上に板部材を載置するだけで良い。またサヤフォークのフォークからの離脱作業においては、その挿入孔を介してフォークを抜き取るように操作すれば良い。
このように本発明によれば、サヤフォークのフォークに対する装着及び離脱の作業を極めて容易に行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係るサヤフォークを図面に基づいて具体的に説明すれば、以下の通りである。
図1はサヤフォークを示す斜視図であり、図2はその縦断側面図、図3はその正面図、図4はこのサヤフォークを装着したフォークリフトの側面図である。
図4に示すフォークリフトは、カウンタバランス型フォークリフトであり、車体1の前部に支持された左右の駆動輪2と車体1の後部に支持された操舵輪3とにより走行する。また、上記車体1の前部には伸縮可能なマスト4の下端部が傾動可能に支持されており、該マスト4は左右のティルトシリンダ5により傾動駆動される。更にこのマスト4にリフトブラケット6が昇降可能に支持され、このリフトブラケット6にフィンガーバー7と左右のフォーク8が支持され、昇降駆動装置9によって、上記リフトブラケット6、フィンガーバー7及び左右のフォーク8が、それぞれマスト4に沿って昇降される。
上記した左右のフォーク8には、サヤフォーク10がそれぞれ装着されており、該サヤフォーク10は、図1ないし図3に示すように、フォーク8の上面に載置される板部材11と、該板部材11の上面に貼着されたゴム板からなる摩擦材12と、左右の側部ストッパ13と、後部ストッパ14とから形成されている。
前記板部材11は、剛性の高い合成樹脂で形成してもよいが、コスト、強度、表面硬度、加工性などを考慮し、鉄板で構成される。
この板部材11はフォークリフトのフォーク8の幅より少し大きい幅を有し、またその長さは、該フォーク8に支持されるパレットの奥行きに合わせた適当な長さに設定されている。この実施形態の例では、フォーク8よりやや短い長さに設定されている。
側部ストッパ13は、上記板部材11の幅方向の両側縁部を、その全長にわたって連続して一様に下向きに曲折させることによって延設形成されており、それぞれの内面が上記フォーク8の側面に当接する。この側部ストッパ13はサヤフォークのフォーク上での左右移動を防止するためのものであり、従って該フォーク8の水平部分8aの上下厚みに等しい程度の上下長さに設定される。
また、両側部ストッパ13の一端には、前記した板状の後部ストッパ14が固着される。該後部ストッパ14は上面視において略U字形に形成され、この後部ストッパ14と上記板部材11との間には、上記フォーク8を挿通するためのフォーク挿入孔15が形成される。
上記後部ストッパ14は、フォーク8が上記フォーク挿入孔15内に円滑に挿入可能であり、かつ図1に示す装着状態において、該後部ストッパ14がフォーク8の垂直部8bの基端部即ち曲折部の後面に当接し、又は極力接近するような位置に形成される。図2に示すように、この実施形態においては、後部ストッパ14を上記垂直部8bに極力近いものとするため、該垂直部8bの基端部に形成される円弧形状に沿わせて円弧状に曲折形成してある。更に該後部ストッパ14は、その下端が側面視においてフォーク8の下面に近い位置となるように形成される。なお、この後部ストッパ14は、前記した板部材11及び側部ストッパ13と同様に、鉄板により形成される。
サヤフォーク10の構成は上記の通りであり、従って該サヤフォーク10は板部材11の下方に部材を有しておらず、図3に示す通り、その先端側から見れば板部材11を上位に配置し側部ストッパ13をその両側に配置し、板部材11の下方全域が開口面となった門字形の形状を呈している。
このサヤフフォーク10は、例えば図5の側面図に示すような仕方で、フォーク8に装着される。
先ず、フォーク8を地面から適当な高さに位置させ、図5に2点鎖線で示すように、フォーク8の先に、サヤフォーク10を、その後部ストッパ14を下にして、板部材11がフォーク8の垂直部8bに向く傾斜姿勢で維持する。この後、サヤフォーク10をそのままの姿勢に保って、フォーク挿入孔15にフォーク8の水平部8aを差込み、同図に1点鎖線で示すように、板部材11がフォーク8の垂直部8bに当接する位置まで水平移動させ、その後サヤフォーク10の全体を旋回させて板部材11をフォーク8の水平部8a上に載置する。
これにより、サヤフォーク10の左右の側部ストッパ13がフォーク8の幅方向の両側面に当接して、サヤフォーク10がフォーク8の幅方向に位置決めされる。また、後部ストッパ14がフォーク8の基端部8cの後面に位置して、当該後面に受止められることにより、サヤフォーク10のフォーク8から前方への離脱が防止される。もちろん、サヤフォーク10のフォーク後方への離脱は、板部材11がフォーク8の垂直部8bに当接することによって防止される。
そして、このようにしてサヤフォーク10をフォーク8に装着することにより、フォーク8の水平部8aの上に摩擦材12が配設され、この摩擦材12を介して支持したパレットの滑りを防止できるようになる。また、サヤフォーク10は、上記と逆の手順により、簡単かつ短時間でフォーク8から分離できる。
上記サヤフォーク10をフォーク8に対し長く設定すれば、該サヤフォーク10の装着によって、フォーク8では支持困難な大型の荷物を確実に支持できるようになる。
また摩擦材12が荷との接触により摩耗したときは、これをサヤフォーク10ごと新たなものと交換することによって、摩耗していない状態に復することができるので、極めて便利である。
図6に、本発明の第2の実施形態に係るサヤフォーク10を示す。
この実施形態では、、後部ストッパ14が上面視で略L字形に形成され、その一端において側部ストッパ13から延出するように該側部ストッパ13に固着されている。前記後部ストッパ14と板部材11との間に形成されるフォーク挿入孔15は、その側部の一端が開放される形に形成される。
この第2の実施形態に係るサヤフォーク10において、その他の構成は、前記した第1の実施形態のそれらと同様である。
この第2の実施形態によれば、前記した第1の実施形態と同様にしてサヤフォー10をフォーク8に着脱することができる他、フォーク8の幅方向からもサヤフォーク10の着脱を行うことができる。
例えば図6に2点鎖線で示すように、まず、サヤフォーク10をそのフォーク挿入孔15の開口部がフォーク8の基端部8cに対向するようにして、該フォーク8と略平行に位置させる。次いで、フォーク挿入孔15の開口部側の側部ストッパ13がフォーク8の水平部8aの上面より高くなるようにサヤフォーク10を傾けた状態で、サヤフォーク10をフォーク8側に移動させ、その後サヤフォーク10を水平姿勢になるよう旋回させて板部材11をフォーク8の水平部8aの上に載置する。サヤフォーク10をフォーク8から離脱させるときは、上記と逆の方法で行う。
上述した各実施形態では、何れも後部ストッパ14を側部ストッパ13に固定するようにしたが、該後部ストッパ14を板部材11から延出するように形成しても良い。なお、当然ではあるが、側部ストッパ13及び後部ストッパ14は常にフォーク8に当接している必要はなく、該フォーク8からサヤフォーク10が不測に離脱しないように、離脱方向の力が作用したときに該フォーク8に当接するものであれば良い。
なお本発明は前記したように、サヤフォーク10の脱着作業において板部材11をフォーク8上で傾斜させる作業を伴うため、該サヤフォーク10がフォーク8の水平部8aより短い場合は該板部材11の下方に開口面が形成されている必要があり、またサヤフォーク10がフォーク8の水平部8aより長い場合は、該水平部8a下方に対応する板部材11の部分に開口面が形成されている必要がある。
またなお、本発明は既に述べたように、サヤフォーク10をフォーク8より長く設定することにより、フォーク8では支持できない大きな荷を安定して支持できるものであるが、板部材11の上面にゴムや樹脂などからなる滑り止め用の板状の摩擦材12を貼着することにより、あるいは板部材11の上面に凹凸を形成することにより、荷が不測にサヤフォーク10上から滑って離脱することを防止する滑り止め装置としても活用することができる。
従って本発明は、これを次の(1)及び(2)に示すような構成とすることも可能であり、これらの全てを包含するものである。
(1)フォークに装着して使用されるサヤフォークであって、該フォークの上面を覆う板部材と、該板部材の幅方向の側縁部から下向きに突設され上記フォークの側面に当接する側部ストッパと、上記フォークの基端部後面に当接する後部ストッパとを有し、上記板部材と上記後部ストッパとの間には上記フォークを挿通するためのフォーク挿入孔が形成され、上記板部材の上面には荷の滑り止めのための処理が施されていることを特徴とするサヤフォーク。
(2)上記(1)において、上記滑り止めのための処理として、上記板部材の上面にゴム板が貼着されていることを特徴とするサヤフォーク。
8 フォーク
10 サヤフォーク
11 板部材
12 摩擦材
13 側部ストッパ
14 後部ストッパ
15 フォーク挿入孔
10 サヤフォーク
11 板部材
12 摩擦材
13 側部ストッパ
14 後部ストッパ
15 フォーク挿入孔
Claims (5)
- フォークに装着して使用されるサヤフォークであって、該フォークの上面を覆う板部材と、該板部材の幅方向の側縁部から下向きに突設され上記フォークの側面に当接する側部ストッパと、上記フォークの基端部後面に当接する後部ストッパとを有し、上記板部材と上記後部ストッパとの間には上記フォークを挿通するためのフォーク挿入孔が形成されていることを特徴とするサヤフォーク。
- 前記後部ストッパが前記板部材から延出形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサヤフォーク。
- 前記後部ストッパが前記側部ストッパから延出形成されていることを特徴とする請求項1に記載のサヤフォーク。
- 前記後部ストッパが上面視U字形に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載のサヤフォーク。
- 前記後部ストッパが上面視L字形に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載のサヤフォーク。
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Citations (5)
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2003
- 2003-12-25 JP JP2003430364A patent/JP2005187136A/ja active Pending
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