JP3134182U - フォークリフト用除雪バケット - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡素な構成で安価としフォークリフトのフォークに対して簡便かつ迅速に着脱自在とするフォークリフト用の除雪バケットを提供することを課題とする。
【解決手段】 底板2と側板3および背板4から成るバケット本体の底板2の裏面にフォークF1差込用の樋状ケース5を備え、底板2にフォークF1の先端を貫通させる孔部6を設けると共に、フォークリフト用除雪バケット1とフォークF1の基部との間に架設自在とする一定長さの紐部材7を備えフォークリフト用除雪バケット1を構成する。
【選択図】図1

Description

本考案はフォークリフトやフォークローダーなどフォークを備えた荷役あるいは建設車両等のフォークに対して着脱自在とした除雪作業用のバケットに関するものである。
詳しくは、これらフォークを備えた荷役あるいは建設車両等において、物品やパレットなどを持ち上げたり運搬するために使用されているフォークを利用して、更に除雪作業を行なうことを可能とするものであり、簡素な構成でフォークに対して簡便かつ迅速に着脱自在とする除雪作業用のバケットの構造に関するものである。
フォークリフトやフォークローダーなどフォークを備えた荷役あるいは建設車両等については、そもそも本来的には専ら物品やパレットなどを持ち上げたり運搬するために使用するものではあるが、その運動性能や荷役運搬性能など機動性を活かして他の様々な作業を可能とするアタッチメント類が種々考案され使用されており、除雪作業用のバケットもその一つである。
下記の特許文献はフォークリフトやフォークローダーなどのフォークを利用した除雪用バケットの幾つかの例である。
特開2003−193445号公報 特開2003−165698号公報 特開2002−326796号公報
しかしながら、従来より提案されてきたこのようなフォークリフト用の除雪バケットにあっては、確かにフォークを利用して除雪作業が可能となるものではあるが、その構造が複雑で製品単価や製造コストが高いものであったり、着脱の際の作業が難しかったり煩雑であったりすることから、予てより改善が切に求められていた。
本考案はこのような従来の技術に着目してなされたものであり、簡素な構成で安価としフォークに対して簡便かつ迅速に着脱自在とするフォークリフト用の除雪バケットを提供することを課題とするものである。
上記のような課題を解決するために、本考案のフォークリフト用除雪バケットは底板と側板および背板から成るバケット本体の底板裏面にフォーク差込用の樋状ケースを備え、底板にフォーク先端を貫通させる孔部を設けると共に、バケットとフォーク基部との間に架設自在とする一定長さの紐部材を備えることを基本とするものである
また、底板に設ける孔部は底板の後方寄りに配置し、樋状ケースの船底部は底板の孔部に対向する部位以後を開放したものとするほか、一定長さの紐部材の長さはフォーク先端が孔部の直下に位置した際の長さを最大長さとするものである。
更には、バケット本体の背板にはフォークリフトのタワー部材と当接するコイルスプリングを備えるほか、底板の裏面で樋状ケースの天井面となる部分に滑り板を備えるものである。
本考案のフォークリフト用除雪バケットは、このような構成としたことにより構成が極めて簡素となり製造コストや製品単価を格段に低いものとすることができると共に、フォークに対して極めて簡便かつ迅速に着脱自在とすることができるものである。
本考案の実施例を以下、図面に基づいて説明する。尚、各図において共通する部分には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
図1(a)および(b)は本考案の実施例を示す斜め上方向および斜め下方向から見た概略斜視図であり、フォークリフト用除雪バケット1は底板2と側板3および背板4から成るバケット本体の底板2の裏面にフォークF1差込用の樋状ケース5を備え、底板2にフォークF1先端を貫通させる孔部6を設けると共に、フォークリフト用除雪バケット1とフォークF1の基部との間に架設自在とする一定長さの紐部材7を備えたものである。
底板2に設けた孔部6は底板2の後方寄りに配置しており、樋状ケース5の船底部5aは底板2の孔部6に対向する部位以後を開放したものとなっている。尚、これらの構造はフォークリフト用除雪バケット1の排雪のための傾倒動作を容易あるいは可能とするための構造であり、詳細は後述する。また、紐部材7は本実施例では金属チェーンを用いていおり、その取付け部位や長さについては後述する。
図2、図3、図4は、それぞれ図1に示すフォークリフト用除雪バケット1の使用状態を説明する概略側面図であり、これらの図に基づき順を追って構成および使用状態を説明する。尚、図2、図3、図4に示すフォークリフト用除雪バケット1およびフォークリフトFは簡略化した図であり、適宜に一部を断面図あるいは外観図としたものである。
図2(a)(b)(c)はフォークリフト用除雪バケット1をフォークリフトFのフォークF1に装着する際の手順を示すものである。
先ず図2(a)に示すようにフォークリフト用除雪バケット1を地上に置き、その背後にフォークリフトFを配置する。
次いで図2(b)に示すようにフォークリフトFを前進させフォークF1をフォークリフト用除雪バケット1の樋状ケース5の内部に差込む。
そして、図2(c)に示すようにフォークリフト用除雪バケット1とフォークF1の基部との間に金属チェーン7を弛ませた状態で架設し除雪作業可能状態とする。
尚、金属チェーン7の取付けについては種々公知の構成が適用でき、例えば樋状ケース5の側面部5bおよびフォークF1の基部にアイボルトなどを適宜に備える構成が好適である。
このように、本考案のフォークリフト用除雪バケット1は極めて簡単な作業にてフォークF1に装着することができるものであり、また、取外しについては金属チェーン7を取外してフォークリフトFを後退するだけの簡単な操作で取外すことができるものである。
図3(a)(a′)(b)(b′)はフォークリフトFに装着したフォークリフト用除雪バケット1の排雪動作を示すものである。
先ず図3(a)に示すようにフォークリフト用除雪バケット1を地上に置いた状態にしてフォークリフトFを後退させフォークF1を樋状ケース5から抜出す動作を行なう。この際にフォークリフト用除雪バケット1とフォークF1の基部との間に弛ませた状態で架設されていた金属チェーン7が引張り伸ばされて最大長さとなるため、フォークリフト用除雪バケット1とフォークリフトFは一定の距離以上には離れない。このように金属チェーン7が最大長さとなった状態でのフォークF1の先端は、図3(a′)に示すようにバケット本体の底板2に設けた孔部6の直下に位置することとなる。
次いで図3(b)に示すようにフォークF1を上昇させると、図3(b′)に示すようにフォークF1の先端は孔部6を貫通してフォークリフト用除雪バケット1を持ち上げることとなり、フォークリフト用除雪バケット1の自重およびバケット本体内の雪の重さによりフォークリフト用除雪バケット1は孔部6を中心として前方に傾倒し、バケット本体内の雪を落下させて排雪することができる。
尚、金属チェーン7の取付け部位や長さは本実施例に限るものではなく、フォークリフト用除雪バケットの形状・寸法や使用するフォークリフトおよびフォークの形状・寸法などにより様々に考えられるが、上記の各状態を満足する部位および最大長さとすることが基本的に必要であり、更には、フォークリフト用除雪バケット1の傾倒を妨げず、また、フォークリフト用除雪バケット1のフォークF1からの脱落を防止できる部位や長さとすることが好適である。
また、底板2に設ける孔部6の位置も本実施例のように底板2の後方寄りに限るものではなく、フォークリフト用除雪バケットの形状・寸法・重心位置などにより例えば底板2の中央付近など様々に考えられるが、確実にフォークリフト用除雪バケット1が傾倒する位置を選定することが基本的に必要であり、概ね底板2の後方寄りに配置することが好適である。
そして、樋状ケース5の船底部5aはフォークリフト用除雪バケット1の傾倒を妨げないように底板2の孔部6に対向する部位以後を開放したものとなっているが、本実施例に限るものではなくフォークリフト用除雪バケットの形状・寸法などにより例えば全部開放して側面部5bのみが地面と接触するようにしたり、あるいは必要に応じて前方の一部にのみ船底部5aを形成するなど様々な形態や除雪作業の条件などに応じて形成することが好適である。
このように、本考案のフォークリフト用除雪バケット1は極めて簡単な操作にて容易に確実に排雪を行なうことができるものである。また、排雪動作の後に除雪作業可能状態へと復帰するには図3(b)の状態からフォークF1を下降させながらフォークリフトFを後退させることにより図3(a)の状態とし、次いでフォークリフトFを前進させるだけで復帰することができるものである。更に、本考案のフォークリフト用除雪バケット1は上記のような排雪動作および復帰動作について、他に一切の動力や手作業を必要としないものである。
図4(a)(b)(c)(d)はフォークリフトFに装着したフォークリフト用除雪バケット1の他の排雪動作を示すものである。
先ず図4(a)に示す除雪作業可能状態からフォークF1を適宜の位置まで上昇させて図4(b)に示すような状態とする。
次いで図4(c)に示すようにフォークリフトFのタワー部材F2を傾斜させ、前方が低くなるようにフォークF1を傾斜させる。
すると、フォークリフト用除雪バケット1は自重およびバケット本体内の雪の重さにより前方へ滑り出して移動し、やがて金属チェーン7が最大長さとなり底板2の孔部6の直下にフォークF1の先端が位置すると、フォークF1の先端が孔部6を貫通すると共にフォークリフト用除雪バケット1は孔部6を中心として前方に傾倒し、バケット本体内の雪を落下させて排雪することができる。尚、除雪作業可能状態への復帰については先の実施例と同様であり説明を省略する。
このような排雪動作についても、本考案のフォークリフト用除雪バケット1は他に一切の動力や手作業を必要としないものである。
図5は本考案の他の実施例を示す概略断面図であり、フォークリフト用除雪バケット8は背板4にコイルスプリング9を備え、更に、底板2の裏面で樋状ケース5内の天井面となる部分に樹脂製の滑り板10を備えたものとなっている。
このフォークリフト用除雪バケット8は、先に図4にて説明したフォークF1を傾斜させる排雪動作を円滑に行うためのものである。
即ち、背板4に備えたコイルスプリング9はフォークリフトFのタワー部材F2に当接するものであり、フォークリフト用除雪バケット8をフォークFに装着する際や除雪作業中には衝撃を吸収するほか、除雪作業可能状態においては圧縮された状態となっておりフォークF1を傾斜させた際にフォークリフト用除雪バケット8を前方に付勢し滑り移動を助勢することにより排雪動作を円滑にするものである。
また、滑り板10はフォークF1を傾斜させた際にフォークF1に載置されたフォークリフト用除雪バケット8が前方に滑り易くして排雪動作を円滑にするものである。
尚、本考案のフォークリフト用除雪バケットにおいては、バケット本体や樋状ケースの形状は上記の実施例のようなものに限らず様々なものが考えられるほか、紐部材や滑り板なども種々の種類や素材を用いることが可能であり、使用条件や利用機材の状況に応じて適宜に設定・選択することが好ましいものである。
本考案のフォークリフト用除雪バケットは以上の説明の如き内容のものであり、構成が極めて簡素であり製造コストや製品単価を格段に低いものとすることができると共に、フォークに対して極めて簡便かつ迅速に着脱自在とすることができるものである。
また、フォークに対する着脱はもとより除雪作業および排雪動作の全てにおいて、フォークリフトの前進・後退およびフォークの上昇・下降以外の動力を一切必要としないものである。
従って、フォークリフトやフォークローダーの小回りの利く運動性能や強力な荷役運搬性能などの優れた機動性を活かして、簡便・迅速そして経済的に除雪作業を行なうことができるものである。
(a)(b)は本考案の実施例を示す概略斜視図である。 (a)(b)(c)は図1に示す実施例についての使用状態を示す概略側面図である。 (a)(a′)(b)(b′)は図1に示す実施例についての他の使用状態を示す概略側面図である。 (a)(b)(c)(d)は図1に示す実施例についての別の使用状態を示す概略側面図である。 本考案の他の実施例を示す概略断面図である。
符号の説明
1、8 フォークリフト用除雪バケット
2 底板
3 側板
4 背板
5 樋状ケース
5a 船底部
6 孔部
7 紐部材(金属チェーン)
9 コイルスプリング
10 滑り板
F フォークリフト
F1 フォーク
F2 タワー部材

Claims (5)

  1. フォークリフトのフォークに対して着脱自在とした除雪作業用のバケットであって、
    底板と側板および背板から成るバケット本体の底板裏面にフォーク差込用の樋状ケースを備え、底板にフォーク先端を貫通させる孔部を設けると共に、バケットとフォーク基部との間に架設自在とする一定長さの紐部材を備えたものであるフォークリフト用除雪バケット。
  2. 底板に設ける孔部は底板の後方寄りに配置し、樋状ケースの船底部は底板の孔部に対向する部位以後を開放したものである請求項1に記載のフォークリフト用除雪バケット。
  3. 一定長さの紐部材の長さは、フォーク先端が孔部の直下に位置した際の長さを最大長さとするものである請求項1または請求項2のいずれかに記載のフォークリフト用除雪バケット。
  4. バケット本体の背板には、フォークリフトのタワー部材と当接するコイルスプリングを備えたものである請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のフォークリフト用除雪バケット。
  5. 底板の裏面で樋状ケースの天井面となる部分に滑り板を備えたものである請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のフォークリフト用除雪バケット。
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