JP2005186981A - 液体用紙容器の飲み口部構造 - Google Patents

液体用紙容器の飲み口部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ガスバリア性に優れ、作業工程が複雑でなく、収率の低下がない液体用紙容器の飲み口構造を提供すること。
【解決手段】透孔(14)が設けられた紙基材(11)の両面に耐水層(12,13)が積層され、該両面に積層された耐水層は前記透孔(14)の内方に張り出して両面の耐水層は透孔で互いに融着され、かつ、紙基材に設けられた透孔(14)の内方に透孔より小さい飲み口部(15)が設けられ、少なくとも外側の耐水層(12)は、外側よりシール層(121)とバリア層(122)とを有し、飲み口部(15)は外側のシール層(121)と剥離可能に貼着されたタブテープ(16)により覆われている。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体用紙容器の飲み口部構造に関するものであり、特には、ガスバリア性を有し、作業工程が比較的簡易な液体用紙容器の飲み口部構造に関するものである。
従来、液体用紙容器においては、タブテープの引き剥がしによって飲み口部の開封が行われる形式の紙容器がある。そしてこのタイプの紙容器では飲み口部となる透孔の内周端面に内容物が浸透しないようにする点に工夫を要し、数々の提案がなされている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
上記先行技術文献を示す。
特公平6−49496号公報(請求項1) 特開平8−143032号公報(請求項1)。
しかし、前者の発明においては、外側の防水層にはガス遮断層(バリア層)が形成されていないため、透孔の内周端面のキャリア層(紙基材)から防水層を通過してガスが抜けてしまうという問題がある。
また、後者の発明は、工程数が多いことによる収率の低下や窓貼り工程の技術的難易度の高さによる収率の低下という問題がある。
本発明は、タブテープの引き剥がしによって飲み口部の開封が行われる形式の紙容器に使用する飲み口部構造に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、ガスバリア性に優れ、作業工程が複雑でなく、収率の低下がない液体用紙容器の飲み口部構造を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、透孔が設けられた紙基材の両面に耐水層が積層され、該両面に積層された耐水層は前記透孔の内方に張り出して両面の耐水層は透孔で互いに融着され、かつ、紙基材に設けられた透孔の内方に透孔より小さい飲み口部が設けられ、少なくとも外側の耐水層は、外側よりシール層とバリア層とを有し、前記飲み口部は外側のシール層と剥離可能に貼着されたタブテープにより覆われていることを特徴とする、液体用紙容器の飲み口部構造である。
このように請求項1記載の発明によれば、透孔が設けられた紙基材の両面に耐水層が積層され、該両面に積層された耐水層は前記透孔の内方に張り出して両面の耐水層は透孔で互いに融着され、かつ、紙基材に設けられた透孔の内方に透孔より小さい飲み口部が設けられ、少なくとも外側の耐水層は、外側よりシール層とバリア層とを有し、前記飲み口部は外側のシール層と剥離可能に貼着されたタブテープにより覆われているので、透孔周縁の紙基材端面から透孔部分を通って外方にガスが透過することはなく、また、作業工程もそれほど複雑ではない。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記液体用紙容器が、両端が開口
した開口部を有する筒形状の胴部材と、筒形状の胴部材の断面とほぼ同形状の平面部とこの平面部の外周縁部を上方に折り曲げた垂直部からなり、平面部に飲み口部を設けたトップ部材と、筒形状の胴部材とほぼ同形状の平面部とこの平面部の外周縁部を下方に折り曲げた垂直部からなる底部材と、から構成され、筒形状の胴部材の下部内面に、垂直部が下向きに起立する底部材の内面を融着させ、さらに外周部を覆うように胴部材の下端端部を内方に折り曲げ、底部材の垂直部の外面に融着させ、筒形状の胴部材の上部内面に、垂直部が上向きに起立するトップ部材の内面を融着させ、さらに外周部を覆うように胴部材の上端端部を内方に折り曲げ、トップ部材の垂直部の外面に融着させた容器であることを特徴とする、液体用紙容器の飲み口部構造である。
このように請求項2記載の発明によれば、液体用紙容器が、両端が開口した開口部を有する筒形状の胴部材と、筒形状の胴部材の断面とほぼ同形状の平面部とこの平面部の外周縁部を上方に折り曲げた垂直部からなり、平面部に飲み口部を設けたトップ部材と、筒形状の胴部材とほぼ同形状の平面部とこの平面部の外周縁部を下方に折り曲げた垂直部からなる底部材と、から構成され、筒形状の胴部材の下部内面に、垂直部が下向きに起立する底部材の内面を融着させ、さらに外周部を覆うように胴部材の下端端部を内方に折り曲げ、底部材の垂直部の外面に融着させ、筒形状の胴部材の上部内面に、垂直部が上向きに起立するトップ部材の内面を融着させ、さらに外周部を覆うように胴部材の上端端部を内方に折り曲げ、トップ部材の垂直部の外面に融着させた容器、すなわち、特に円筒形状の紙容器であるので、円筒形状の紙容器の飲み口部構造に対して好適に使用できる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記両面に積層された耐水層が透孔内方に張り出し、両面の耐水層が透孔で紙基材の透孔の端より互いに融着していることを特徴とする、液体用紙容器の飲み口部構造である。
このように請求項3記載の発明によれば、両面に積層された耐水層が透孔内方に張り出し、両面の耐水層が透孔で紙基材の透孔の端より互いに融着しているこので、紙基材は透孔の周縁の端面を含めて完全に外界とは遮断される。
また、請求項4の発明は、請求項1、2又は3の発明において、前記耐水層のうち、少なくとも外側の耐水層は、EVOHを中央層としポリオレフィン系樹脂を両側層とする3層構成の共押し出しフィルムからなることを特徴とする、液体用紙容器の飲み口部構造である。
このように請求項4記載の発明によれば、耐水層のうち、少なくとも外側の耐水層は、EVOHを中央層としポリオレフィン系樹脂を両側層とする3層構成の共押し出しフィルムからなるので、耐水層は耐水性と共に、ガスバリア性を有する。
また、請求項5の発明は、請求項1、2又は3の発明において、前記耐水層のうち、少なくとも外側の耐水層は、延伸したバリア性フィルムを基材フィルムとした貼り合わせフィルムを溶融ポリエチレン系樹脂を介して紙基材と貼り合わせたことを特徴とする、液体用紙容器の飲み口部構造である。
このように請求項5記載の発明によれば、耐水層のうち、少なくとも外側の耐水層は、延伸したバリア性フィルムを基材フィルムとした貼り合わせフィルムを溶融ポリエチレン系樹脂を介して紙基材と貼り合わせているので、耐水層は耐水性と共に、ガスバリア性を有する。
また、請求項6の発明は、請求項1、2又は3の発明において、前記耐水層のうち、少なくとも外側の耐水層は、延伸したバリア性フィルムを基材フィルムとした貼り合わせフ
ィルムを溶融したEMAA、又は、EMAを介して紙基材と貼り合わせたことを特徴とする、液体用紙容器の飲み口部構造である。
このように請求項6記載の発明によれば、耐水層のうち、少なくとも外側の耐水層は、延伸したバリア性フィルムを基材フィルムとした貼り合わせフィルムを溶融したEMAA、又は、EAAを介して紙基材と貼り合わせているので、耐水層は耐水性と共に、ガスバリア性を有する。
本発明の液体用紙容器の飲み口部構造を採用するこよにより、作業工程の削減および簡素化をすることができ、コストダウンが可能となる。また、不安定工程がないので、収率の向上、不良率低減に伴うコストダウンが可能となる。
本発明の液体用紙容器の飲み口部構造を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。本発明の液体用紙容器の飲み口部構造は、例えば図1、図2に示すように、透孔(14)が設けられた紙基材(11)の両面に耐水層(12、13)が積層されている。
そして、紙基材の両面に積層された耐水層(12、13)は前記透孔の内方に張り出して両面の耐水層は透孔(14)で互いに融着されている。同時に、紙基材に設けられた透孔(14)の内方に透孔より小さい飲み口部(15)が設けられている。
少なくとも外側の耐水層(12)は、外側よりシール層(121)とバリア層(122)とを有し、飲み口部(15)は外側のシール層(121)と剥離可能に貼着されたタブテープ(16)により覆われている。以上のような構造を有している液体用紙容器の飲み口部構造(10)である。なお、図示してないが、内側の耐水層(13)もバリア層を形成させた層構成としても良い。紙基材の両面にバリア層を形成させた耐水層を使用することにより、バリア性はさらに向上する。
紙基材(11)は液体用紙容器(20)の飲み口部に使用される紙基材であって、屈曲加工性に優れた、例えば、カップ原紙などが好ましく使用でき、容器の容量、大きさ等により前後するが、一般的には、180〜350g/m2 程度の坪量のものが好ましく使用できる。
紙基材(11)の両面に積層される耐水層(12、13)は、紙基材に耐水性やガスバリア性を付与させる層であり、かつ、外側の耐水層(12)の最外面は後記するタブテープ(16)と熱融着可能な層でなければならない。
このような条件を満たす耐水層(12、13)として、例えば、EVOHを中央層としてポリエチレンやポリプロピレンを両側層とする少なくとも3層を含む多層構成の共押し出しフィルム、中央層をEVOH、内側層をポリエチレンとし、外側層をポリプロピレンやポリプロピレンとポリエチレンのアロイポリマーとした3層構成の共押し出しフィルムなどが好ましく使用できる。
少なくとも3層を含む多層構成の共押し出しフィルムを使用することにより、紙基材と貼り合わせる際の作業工程の短縮化をはかることができる。
また、耐水層(12、13)として、延伸したバリア性フィルムを基材フィルムとし、この基材フィルムの外側にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリプロピレンとポリエチレンのアロイポリマーなどのフィルムをドライラミネート法により積層した2層構成の貼り
合わせフィルムを使用しても良い。
あるいは、この2層構成の貼り合わせフィルムのバリア性フィルム側にさらにポリエチレンフィルムをドライラミネート法により積層した3層構成の貼り合わせフィルムを使用しても良い。
これらの場合、延伸したバリア性フィルムとしては、一軸ないし二軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィン系フィルムなどの延伸フィルム上に、酸化アルミニウムや酸化ケイ素などの無機化合物、あるいは金属アルミニウムの薄膜を物理蒸着あるいは化学蒸着などの蒸着法により20〜100nm程度の厚さに設けた無機化合物蒸着プラスチックフィルムが好ましく使用できる。
このような構造の飲み口部(15)を得るにあたっては、図1に示すように、,先ずシート状となった紙基材(11)の所望の個所に透孔(14)を貫通させる(図1(a)参照)。
透孔(14)を貫通させた紙基材(11)の外側面と、上記した3層構成の共押し出しフィルムのポリエチレン面とを対向させて溶融ポリエチレンを介してサンドウィッチラミネーション法により貼り合わせる(図1(b)参照)。
この場合、EVOHがバリア層(122)となり、共押し出しフィルムの外側層となるポリエチレンやポリピロピレン、ポリプロピレンとポリエチレンのポリマーアロイがシール層(121)となる。
3層構成の共押し出しフィルムの代わりに、上記した延伸したバリア性フィルムである無機化合物蒸着プラスチックフィルムを基材フィルムとした2層構成または3層構成の貼り合わせフィルムを使用しても良い。
この場合には、延伸したバリア性フィルムである無機化合物蒸着プラスチックフィルムがバリア層(122)となり、貼り合わせフィルムの外側層となるポリエチレンやポリピロピレン、ポリプロピレンとポリエチレンのポリマーアロイがシール層(121)となる。
そして、3層構成の貼り合わせフィルムを使用する場合には、3層構成の貼り合わせフィルムのポリエチレンフィルム面と紙基材(11)の外側面とを対向させて、溶融ポリエチレンを介してサンドウィッチラミネーション法により貼り合わせれば良いが、2層構成の貼り合わせフィルムを使用する場合には、無機化合物蒸着プラスチックフィルムのプラスチックフィルム面と紙基材(11)の外側面とを対向させて、溶融EMAAを介してサンドウィッチラミネーション法により貼り合わせねばならない。こうすることにより紙基材(11)と外側の耐水層(12)との接着性が完全なものとなる。
つぎに、外側に耐水層(12)を形成させた紙基材(11)の内側に溶融ポリエチレンを押し出しラミネーション法により積層して、耐水層(13)を形成させ、紙基材(11)の両面に耐水層(12、13)を有する積層シートとする(図1(c)参照)。
溶融ポリエチレンを押し出しラミネーションすることにより、紙基材の透孔(14)部分の耐水層(12)と耐水層(13)とは互いに熱により融着される。
紙基材(11)の両面に耐水層(12、13)を有する積層シートの透孔(14)に、透孔より小さい第2透孔をパンチング等公知の方法により穿設して飲み口部(15)とす
る(図1(d)参照)。
最後に、飲み口部(15)を覆うことのできる透孔(14)より大型のタブテープ(16)を飲み口部(15)に熱により融着する(図1(e)参照)。このようにして液体紙容器用の飲み口構造を作製することができる。
タブテープ(16)は、外側の耐水層(12)の最外面と熱融着性を有する必要があり、紙/ポリエチレン、紙/ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート/紙/ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート/紙/ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート/紙/無機化合物蒸着プラスチックフィルム/ポリプロピレン系ポリマーアロイ、
ポリエチレンテレフタレート/紙/無機化合物蒸着プラスチックフィルム/ナイロン/ポリプロピレン系ポリマーアロイ等の紙とプラスチックの組み合わせからなる複合紙、あるいはアルミニウム箔/ポリプロピレン、アルミニウム箔/ポリエチレン、アルミニウム箔/ポリオフィン系ポリマーアロイ等の組み合わせからなるアルミニウム箔を主体とするもの等が好ましく使用できる。
つぎにこの液体用紙容器の飲み口部構造を取り付けた液体用紙容器の一実施例を図3に基づいて説明する。
液体用紙容器(20)は、両端が開口した開口部(24)を有する筒形状の胴部材(21)と、筒形状の胴部材の断面とほぼ同形状の平面部(25)とこの平面部の外周縁部を上方に折り曲げた垂直部(26)からなり、平面部に飲み口部(10)を設けたトップ部材(22)と、筒形状の胴部材とほぼ同形状の平面部とこの平面部の外周縁部を下方に折り曲げた垂直部(27)からなる底部材(23)とから構成されている。
筒形状の胴部材(21)の下部内面に、垂直部(27)が下向きに起立する底部材の内面を融着させ、さらに外周部を覆うように胴部材の下端端部(28)を内方に折り曲げ、底部材の垂直部(27)の外面に融着させて底折り曲げ部(29)を形成させる。
筒形状の胴部材(21)の上部内面に、垂直部(26)が上向きに起立するトップ部材の内面を融着させ、さらに外周部を覆うように胴部材の上端端部(31)を内方に折り曲げ、トップ部材の垂直部(26)の外面に融着させてトップ折り曲げ部(32)を形成させた液体用紙容器(20)となる。
本発明の液体用紙容器の飲み口部構造の製造順序の一実施例を示すもので、(a)は紙基材に透孔を形成させた説明図であり、(b)は紙基材の外面に耐水層を積層した説明図であり、(c)は紙基材の内面にも耐水層を形成させた説明図であり、(d)は透孔の内方に第2透孔である飲み口部を形成させた説明図であり、(e)はタブテープを貼り合わせた状態を示す説明図である。 図1(b)の拡大説明図である。 本発明に係る液体用紙容器の作成工程の一実施例を示す説明図である。
符号の説明
10‥‥液体用紙容器の飲み口部構造
11‥‥紙基材
12‥‥耐水層(外側)
13‥‥耐水層(内側)
14‥‥透孔
15‥‥飲み口部
16‥‥タブテープ
20‥‥液体用紙容器
21‥‥胴部材
22‥‥トップ部材
23‥‥底部材
24‥‥開口部
25‥‥平面部
26‥‥垂直部(上方に折り曲げた)
27‥‥垂直部(下方に折り曲げた)
28‥‥胴部材の下端端部
29‥‥底折り曲げ部
31‥‥胴部材の上端端部
32‥‥トップ折り曲げ部

Claims (6)

  1. 透孔が設けられた紙基材の両面に耐水層が積層され、該両面に積層された耐水層は前記透孔の内方に張り出して両面の耐水層は透孔で互いに融着され、
    かつ、紙基材に設けられた透孔の内方に透孔より小さい飲み口部が設けられ、少なくとも外側の耐水層は、外側よりシール層とバリア層とを有し、前記飲み口部は外側のシール層と剥離可能に貼着されたタブテープにより覆われていることを特徴とする、液体用紙容器の飲み口部構造。
  2. 前記液体用紙容器が、両端が開口した開口部を有する筒形状の胴部材と、
    筒形状の胴部材の断面とほぼ同形状の平面部とこの平面部の外周縁部を上方に折り曲げた垂直部からなり、平面部に飲み口部を設けたトップ部材と、
    筒形状の胴部材の断面とほぼ同形状の平面部とこの平面部の外周縁部を下方に折り曲げた垂直部からなる底部材と、から構成され、
    筒形状の胴部材の下部内面に、垂直部が下向きに起立する底部材の内面を融着させ、さらに外周部を覆うように胴部材の下端端部を内方に折り曲げ、底部材の垂直部の外面に融着させ、
    筒形状の胴部材の上部内面に、垂直部が上向きに起立するトップ部材の内面を融着させ、さらに外周部を覆うように胴部材の上端端部を内方に折り曲げ、トップ部材の垂直部の外面に融着させ、
    た容器であることを特徴とする、請求項1に記載の液体用紙容器の飲み口部構造。
  3. 前記両面に積層された耐水層が透孔内方に張り出し、両面の耐水層が透孔で紙基材の透孔の端より互いに融着していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の液体用紙容器の飲み口部構造。
  4. 前記耐水層のうち、少なくとも外側の耐水層は、エチレンビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)を中央層としポリオレフィン系樹脂を両側層とする3層構成の共押し出しフィルムからなることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体用紙容器の飲み口部構造。
  5. 前記耐水層のうち、少なくとも外側の耐水層は、延伸したバリア性フィルムを基材フィルムとした貼り合わせフィルムを溶融ポリオレフィン系樹脂を介して紙基材と貼り合わせたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体用紙容器の飲み口部構造。
  6. 前記耐水層のうち、少なくとも外側の耐水層は、延伸したバリア性フィルムを基材フィルムとした貼り合わせフィルムを溶融したエチレン/メタアクリル酸共重合体樹脂(EMAA)、又は、エチレン/アクリル酸共重合体樹脂(EAA)を介して紙基材と貼り合わせたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体用紙容器の飲み口部構造。
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