JP4196724B2 - トレー状容器用蓋材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カレー、シチューなどの固型ルー等を収納するトレー状容器の開口部を覆いフランジ部と熱封緘されるトレー状容器用蓋材に関し、特には、ガスバリア性を有し、かつ、容器から容易に開封が可能ないわゆるイージーピール性を有するトレー状容器用蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、底壁とその周縁に立設された周壁と上部開口を備え、該周壁の上端縁より外方に水平方向に延出されたフランジ部を備えたポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂を主体とするトレー状容器に、カレー、シチュー等の固型ルーを収納して、上部開口を基材フィルム/イージーピールフィルム等の複合フィルムからなる蓋材で密封シールしたトレー状容器包装体が提案されている。
【0003】
しかしながら、この種の蓋材は、複合フィルムからトレー状容器に適合した大きさの蓋材に打ち抜く際、フィルムのカット性が悪い場合には蓋材の端面がギザギザになり易く、この状態でトレー状容器と密封シールした場合、開封する際にカット部分のギザギザがノック効果となり材質破壊されてしまい、蓋材がトレー状容器からきれいに剥離できないという問題があった。
【0004】
この問題を解決するための方法として、例えば、開封時に、界面剥離によりイージーピールし、同時に基材から破れが走って蓋材が破れそうになると、中間層の部分が層間剥離して、蓋材の破れを防止するようにしたものがある(例えば、特許文献1、特許文献2)。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−315833号公報
【特許文献2】
特開2001−315836号公報
【0006】
ところが、この発明においては、基材層であるアルミナを蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルムと中間層である溶融ポリエチレンとの間の接着強度を安定化させることが困難である、溶融ポリエチレンの押し出し温度により基材と中間層の接着強度が不安定になる等の問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、基材に蒸着プラスチックフィルム、シーラント層にイージーピールフィルムを使用して、ポリエチレンテレフタレートフィルム・アルミナ蒸着層/インキ層/線状低密度ポリエチレン樹脂/シーラント層(線状低密度ポリエチレン樹脂/ポリプロピレン樹脂用イージーピール層)構成からなる複合フィルムを蓋材に使用したトレー状容器用蓋材に関する以上のような問題点を解決するためになされたもので、基材と中間層との接着強度を安定化させ、また、溶融ポリエチレンの押し出し温度により基材と中間層の接着強度が不安定にならないようにしたトレー状容器用蓋材を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の発明は、底壁とその周縁に立設された周壁と上部開口を備え、該周壁の上端縁より外方に水平方向に延出されたフランジ部を備えたトレー状容器の、前記上部開口を覆いフランジ部と熱封緘されるトレー状容器用蓋材において、前記蓋材が、容器外側から、基材/印刷層/中間層/シーラント層の層構成からなる複合フィルムで構成されており、前記中間層が、前記印刷層側から順に、低密度ポリエチレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂の二層で構成され、前記線状低密度ポリエチレン樹脂が前記シーラント層に接していることを特徴とする、トレー状容器用蓋材である。
【0009】
このように請求項1記載の発明によれば、中間層に線状低密度ポリエチレン樹脂を使用しているので、蓋材のフランジ部に対する接着強度が強くなっても蓋材の剥離時に蓋材が材質破壊することがない。
【0010】
また、請求項の発明は、上記シーラント層が、上記中間層側から順に、線状低密度ポリエチレン樹脂/ポリプロピレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂のブレンド層/ポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂を含有するブレンドポリマーアレイの多層フィルムからなることを特徴とする上記のトレー状容器用蓋材である。
【0011】
また、請求項4の発明は、上記印刷層に2液水性型ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビア印刷法により塗布し、上記中間層との接着補強剤としたことを特徴とする上記のトレー状容器用蓋材である。
【0012】
また、発明は、記中間層は、低密度ポリエチレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂の二層で構成され、線状低密度ポリエチレン樹脂がシーラント層と接する位置に配置されていることを特徴とする、トレー状容器用蓋材である。
【0013】
このように発明によれば、中間層が低密度ポリエチレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂の二層で構成され、線状低密度ポリエチレン樹脂がシーラント層と接する位置に配置されるようにしたので、開封時の材質破壊、特に、ノッチ切れしずらくなった。
【0014】
また、請求項の発明は、記中間層の低密度ポリエチレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂の厚さは、それぞれ10〜20μmであることを特徴とする、トレー状容器用蓋材である。
【0015】
このように請求項記載の発明によれば、中間層の低密度ポリエチレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂の厚さを、それぞれ10〜20μmに設定したので、開封時の材質破壊、特に、ノッチ切れしずらくなり、かつ、ラミネート強度の安定が可能になった。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のトレー状容器用蓋材を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。本発明のトレー状容器用蓋材は、例えば、図1、図2に示すように、底壁(21)とその周縁に立設された周壁(22)と上部開口(23)を備え、該周壁の上端縁より外方に水平方向に延出されたフランジ部(24)を備えたトレー状容器(20)の、上部開口を覆いフランジ部と熱封緘されるトレー状容器用蓋材(10)である。
【0017】
蓋材(10)は、容器外側から、基材(11)/印刷層(12)/中間層(13)/シーラント層(14)、からなる複合フィルム(10)から構成されている。
そして、中間層(13)に線状低密度ポリエチレン樹脂が使用されているものである。
【0018】
基材(11)としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリアミドフィルム等のプラスチックフィルム、アルミニウム箔、紙の単体又はこれらの2以上の複合材料が好ましく使用できる。
【0019】
アルミニウムや酸化アルミニウム、酸化ケイ素などの薄膜を上記のプラスチックフィルムに物理蒸着あるいは化学蒸着などの蒸着法により設けた蒸着プラスチックフィルムも使用可能である。
特に、一軸ないし二軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルム上に、酸化アルミニウムや酸化ケイ素などの無機化合物の薄膜を設けたものが好ましく使用できる。
これらの材質を適宜に選択することにより、目的および用途に応じて強度、ガスバリア性、耐熱性や防湿性を付与させることが可能である。
【0020】
印刷層(12)は、一般的には、基材(11)の裏面に設けられるものであり、基材(11)にグラビア法などの公知の印刷手法により、適宜のデザインの絵柄や文字により印刷層(12)を形成させる。
【0021】
中間層(13)は印刷層を設けた基材(11)と後記するイージーピールフィルムからなるシーラント層(14)を接着させる層で、線状低密度ポリエチレン樹脂が好ましく使用できる。
中間層(13)に線状低密度ポリエチレン樹脂を使用することにより、蓋材をトレー状容器のフランジ部から剥がす際、材質破壊を起こさずに剥がすことができる。
線状低密度ポリエチレン樹脂の厚さは、15〜30μm程度が好ましい。
線状低密度ポリエチレン樹脂は、強靱で伸び易く、切れ難いという理由から、好ましくは炭素数が6のC6 、炭素数が8のC8 の線状低密度ポリエチレン樹脂が良く、密度は0.910〜0.920g/cm3 が良い。
【0022】
中間層(13)を低密度ポリエチレン樹脂(131)と線状低密度ポリエチレン樹脂(132)の二層構成とすることもできる。
この場合、線状低密度ポリエチレン樹脂が後記するシーラント層(14)と接する位置に配置される(図3参照)。
【0023】
シーラント層(14)は、蓋材の最内層に位置する層で、トレー状容器(20)のフランジ部(24)と熱封緘性を有する樹脂であり、かつ、イージーピール性を必要とする。
このような条件を満たすものとして、多層構成のイージーピールフィルムがある。具体的には、例えば、〔外層〕線状低密度ポリエチレン樹脂(10μm)/ポリプロピレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂のブレンド層(15μm)/ポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂を含有するブレンドポリマーアロイ(15μm)〔内層〕構成からなるイージーピールフィルム(厚さ40μm)が好ましく使用できる。
【0024】
多層構成のイージーピールフィルムに使用する線状低密度ポリエチレン樹脂も中間層に使用する線状低密度ポリエチレン樹脂と同様に、好ましくは炭素数が6のC6 、炭素数が8のC8 の線状低密度ポリエチレン樹脂が良く、チーグラー触媒よりメタロセン触媒を使用したもので、密度が0.905〜0.920g/cm3 であることが好ましい。
【0025】
印刷層(12)を設けた基材(11)とシーラント層(14)とは、一般的には、溶融ポリエチレン樹脂等を中間層として、該中間層(13)を介して、例えば、押し出しラミネート法により貼り合わせることができる。
その際、基材(印刷層)にアンカーコート剤を塗布して押し出しラミネートすることにより、基材と中間層との間の接着強度をより強固なものとすることができる。
【0026】
【実施例】
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
〈実験;1〉
基材(11)として、表面に酸化アルミニウムの薄膜を蒸着法により400nm程度の厚さに設けた延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ16μm)を用意した。
このフィルムの蒸着薄膜層の上にグラビア印刷法により印刷層(12)を設けた。
【0027】
別にシーラント層(14)として、〔外層〕線状低密度ポリエチレン樹脂(10μm)/ポリプロピレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂のブレンド層(15μm)/ポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂を含有するブレンドポリマーアロイ(15μm)〔内層〕構成からなる多層構成のイージーピールフィルム(厚さ40μm)を用意した。
【0028】
基材の印刷層(12)とシーラント層(14)の線状低密度ポリエチレン樹脂面とを対向させて、低密度ポリエチレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂とを介在させ、共押し出しラミネート法により貼り合わせ(低密度ポリエチレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂の厚さはそれそれ15μm)、酸化アルミニウムの薄膜が形成された延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ16μm)(11)/印刷層(12)/低密度ポリエチレン樹脂(厚さ15μm)/線状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ15μm)(13)/線状低密度ポリエチレン樹脂(10μm)/ポリプロピレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂のブレンド層(15μm)/ポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂を含有するブレンドポリマーアロイ(15μm)(14)構成からなる複合フィルムを作製した。
【0029】
なお、この際、アンカーコート剤として、2液水性型ポリウレタン系アンカーコート剤であるチタボンドT−185(日本曹達株式会社製)を印刷層(12)の上にグラビア印刷法により塗布し、中間層(13)となる低密度ポリエチレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂の共押し出し層と印刷層(12)の間の接着補強剤とした。そして、グラビア版の版深度を代えることにより接着補強剤の塗布量を代え、基材(11)と中間層(13)の接着強度が1〜4N/15mmとなるものを実施例1のトレー状容器用蓋材として作製し、また、接着強度が4〜6N/15mmとなるものを実施例2のトレー状容器用蓋材として作製し、接着強度が1N/15mm以下となるものを比較例1のトレー状容器用蓋材とて作製した。
【0030】
〈実験;2〉
中間層として低密度ポリエチレン樹脂(15μm)と線状低密度ポリエチレン樹脂(15μm)の共押し出し樹脂の代わりに線状低密度ポリエチレン樹脂(30μm)を用いた以外は実験1と同じ基材、印刷層、シーラント層を用いて、酸化アルミニウムの薄膜が形成された延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ16μm)(11)/印刷層(12)/線状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ30μm)(13)/線状低密度ポリエチレン樹脂(10μm)/ポリプロピレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂のブレンド層(15μm)/ポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂を含有するブレンドポリマーアロイ(15μm)(14)構成からなる複合フィルムを作製した。
【0031】
なお、この際、実験1で用いたと同じアンカーコート剤を印刷層(12)の上にグラビア印刷法により塗布し、中間層(13)となる溶融線状低密度ポリエチレン樹脂と印刷層(12)の間の接着補強剤とした。そして、グラビア版の版深度を代えることにより、基材(11)と中間層(13)の接着強度が1〜4N/15mmとなるものを実施例3のトレー状容器用蓋材として作製し、また、接着強度が4〜6N/15mmとなるものを実施例4のトレー状容器用蓋材として作製し、接着強度が1N/15mm以下となるものを比較例2のトレー状容器用蓋材とて作製した。
【0032】
〈実験;3〉
中間層となる樹脂を低密度ポリエチレン樹脂(15μm)とした以外は、実施例1と同じ基材、印刷層、シーラント層を用いて、酸化アルミニウムの薄膜が形成された延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ16μm)(11)/印刷層(12)/低密度ポリエチレン樹脂(厚さ15μm)(13)/線状低密度ポリエチレン樹脂(10μm)/ポリプロピレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂のブレンド層(15μm)/ポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂を含有するブレンドポリマーアロイ(15μm)(14)構成からなる複合フィルムを作製した。
【0033】
なお、この際、実験1で用いたと同じアンカーコート剤を印刷層(12)の上にグラビア印刷法により塗布し、中間層(13)となる溶融低密度ポリエチレン樹脂と印刷層(12)の間の接着補強剤とした。そして、グラビア版の版深度を代えることにより、基材(11)と中間層(13)の接着強度が1〜4N/15mmとなるものを比較例3のトレー状容器用蓋材として作製し、また、接着強度が4〜6N/15mmとなるものを比較例4のトレー状容器用蓋材として作製し、接着強度が1N/15mm以下となるものを比較例5のトレー状容器用蓋材とて作製した。
【0034】
このようにして作製した実施例4種類、比較例5種類、合計9種類のトレー状容器用蓋材をポリプロピレン樹脂製のフランジ部を有するトレー状容器に被せて温度;145°C、圧力;0.2MPa、時間;1秒の条件で熱シール後、蓋材をカット性の悪い刃で切断面がギザギザを作った状態でカットし、蓋材の開封性を以下の条件でチェック、観察した。その結果を表1に示す。
開封性の検査方法‥蓋材の先端を手で摘んでトレー状容器のフランジから剥がす。その際、中間層の樹脂とシーラント層の内面樹脂との間から材質破壊せずに、きれいにイージーピールするものを剥離良好(○)とし、材質破壊したり、二重袋になるものを不良(×)とした。
【0035】
【表1】
Figure 0004196724
【0036】
このように、多層のイージーピールフィルムの内層に線状低密度ポリエチレン樹脂層を設け、中間層の樹脂も線状低密度ポリエチレン樹脂を使用することにより、蓋材の切断面にギザギザがあったとしてもきれいにイージーピールすることができ、接着強度が上がっても材質破壊することがない(実験1、実験2)。
【0037】
【発明の効果】
上記のように、本発明のトレー状容器用蓋材を用いることにより、安定した接着強度が維持でき、且つ、強靱な線状低密度ポリエチレン樹脂を設けることで二重袋や材質破壊等の開封不良をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトレー状容器用蓋材をトレー状容器に被せて熱封緘した状態の一実施例を示す、部分断面説明図である。
【図2】本発明のトレー状容器用蓋材の層構成の一実施例を示す、断面説明図である。
【図3】本発明のトレー状容器用蓋材の層構成の別の実施例を示す、断面説明図である。
【符号の説明】
10‥‥蓋材、複合フィルム
11‥‥基材
12‥‥印刷層
13‥‥中間層
131‥‥低密度ポリエチレン樹脂
132‥‥線状低密度ポリエチレン樹脂
14‥‥シーラント層
20‥‥トレー状容器
21‥‥底壁
22‥‥周壁
23‥‥上部開口
24‥‥フランジ部

Claims (4)

  1. 底壁とその周縁に立設された周壁と上部開口を備え、該周壁の上端縁より外方に水平方向に延出されたフランジ部を備えたトレー状容器の、前記上部開口を覆いフランジ部と熱封緘されるトレー状容器用蓋材において、前記蓋材が、容器外側から、基材/印刷層/中間層/シーラント層の層構成からなる複合フィルムで構成されており、前記中間層が、前記印刷層側から順に、低密度ポリエチレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂の二層で構成され、前記線状低密度ポリエチレン樹脂が前記シーラント層に接していることを特徴とする、トレー状容器用蓋材。
  2. 前記中間層の低密度ポリエチレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂の厚さは、それぞれ10〜20μmであることを特徴とする、請求項記載のトレー状容器用蓋材。
  3. 前記シーラント層が、前記中間層側から順に、線状低密度ポリエチレン樹脂/ポリプロピレン樹脂と線状低密度ポリエチレン樹脂のブレンド層/ポリプロピレン樹脂及びポリエチレン樹脂を含有するブレンドポリマーアレイの多層フィルムからなることを特徴とする請求項1記載のトレー状容器用蓋材。
  4. 前記印刷層に2液水性型ポリウレタン系アンカーコート剤をグラビア印刷法により塗布し、前記中間層との接着補強剤としたことを特徴とする請求項1記載のトレー状容器用蓋材。
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