JP2005186948A - カップ容器の外装紙カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】熱湯を注いで喫食する即席のラーメンやスープや味噌汁などを収容するカップ容器3に装着する、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができる、しかも簡単に外装紙カバー2を剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを提供する。
【解決手段】本発明は、断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の胴部外面側に、美麗な印刷をした紙材料製の外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して装着する、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの上部又は下部に、切欠きcを設けたカップ容器の外装紙カバーである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の胴部外面側に、美麗な印刷をした紙材料製の外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して装着する、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの上部又は下部に、切欠きcを設けたカップ容器の外装紙カバーである。
【選択図】図1
Description
本発明は、熱湯を注いで喫食する即席のラーメンやスープや味噌汁などを収容する、断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3に装着する、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、簡単に外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーに関する。
従来から、例えば図5に示すような、熱湯を注いで喫食する即席のラーメンやスープや味噌汁などを収容する、断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の胴部外面側に、美麗な印刷をした紙材料製の外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して装着する、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2が、一般に広く用いられている。
また従来から、熱湯を注いで喫食する即席のラーメンやスープや味噌汁などを収容する、外面側に多数の縦の凸筋部f ,f ,f ,…を設けた、図6Aに示す通常のポリプロピレン製などのカップ容器31の胴部外面側に、扇形状のブランクの左右の端部どうしを重ねて貼着した、図6Bに示す美麗な印刷をした紙材料製の底面を開放したカップ状の外装紙カバー21を装着して、この外装紙カバー21とカップ容器31との間に、断熱性を有する空気層を介在させたカップ容器31( 特許文献1 )が、一般に広く用いられている。
特開2000−219280号公報
ところが従来の、図5に示す底面を開放したカップ状の外装紙カバー2については、紙材料製の外装紙カバー2の表面に、美麗な印刷をすることによって、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができるものの、図5B ,Cに示すカップ容器3の胴部外面側に、図5Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して、要所を貼着するなどして装着するために、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別することが難しいものであって、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、そのまま生ゴミなどとともに、焼却処分をせざるを得なかった。
また従来の、外装紙カバー21とカップ容器31との間に、断熱性を有する空気層を介在させたカップ容器31については、同様に紙材料製の外装紙カバー21の表面に、美麗な印刷をすることによって、美麗な印刷が難しい通常のポリプロピレン製などのカップ容器31の、展示販売効果などを補うことができるものの、外面側に多数の縦の凸筋部f ,f ,f ,…を設けた、図6Aに示すカップ容器31の胴部外面側に、扇形状のブランクの左右の端部どうしを重ねて貼着した、図6Bに示す底面を開放したカップ状の外装紙カバー21を、要所を貼着するなどして装着するために、同様にこの外装紙カバー21とカップ容器31とを分別することが難しいものであって、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、同様にそのまま生ゴミなどとともに、焼却処分をせざるを得なかった。
なお、前述した底面を開放したカップ状の外装紙カバー21については、図6Bに示すように、つまみhを有するジッパー線と通称する2列の縦の切れ目g ,gを設けることによって、この外装紙カバー21を切断することができるものの、図6Aに示すカップ容器
31の胴部外面側に、図6Bに示す底面を開放したカップ状の外装紙カバー21を、要所を貼着するなどして装着するために、このつまみhがつまみ難く2列の縦の切れ目g ,gが切断し難いことが問題であって、結果的に、この外装紙カバー21とカップ容器31とを分別することなく、そのまま生ゴミなどとともに、焼却処分をすることが多かった。
31の胴部外面側に、図6Bに示す底面を開放したカップ状の外装紙カバー21を、要所を貼着するなどして装着するために、このつまみhがつまみ難く2列の縦の切れ目g ,gが切断し難いことが問題であって、結果的に、この外装紙カバー21とカップ容器31とを分別することなく、そのまま生ゴミなどとともに、焼却処分をすることが多かった。
そこで、本発明の目的は、熱湯を注いで喫食する即席のラーメンやスープや味噌汁などを収容する、断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3に装着する、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができる、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、最近の地球環境に係る廃棄物処理問題に関連して、簡単に外装紙カバー2を剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを提供することにある。
本発明の請求項1に記載のカップ容器の外装紙カバーは、図1に示すように、断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の胴部外面側に、美麗な印刷をした紙材料製の外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して装着する、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの上部又は下部( 図1では下部 )に、切欠きcを設けたことを特徴とするカップ容器の外装紙カバーである。
本発明の請求項1に記載のカップ容器の外装紙カバーにおいては、断熱性が優れた発泡スチロール製などの、図1B ,Cに示すカップ容器3の胴部外面側に、美麗な印刷をした紙材料製の、図1Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して、要所を貼着するなどして装着する、紙材料製の外装紙カバー2の表面に、美麗な印刷をすることによって、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができる、前述した図5に示す外装紙カバー2と同様の、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、
外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの上部又は下部に、切欠きcを設けたことによって、図1Bに示すように、内面側の貼着する部分bの切欠きcの位置の、外面側の貼着する部分aの上部又は下部( 図1Bでは下部 )が、中空状に浮上がっているために、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、この中空状に浮上がった外面側の貼着する部分aの上部又は下部を、指でつまんで引張るだけで、簡単に外装紙カバー2の重ねて貼着する部分a ,bを剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを得ることができる。
外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの上部又は下部に、切欠きcを設けたことによって、図1Bに示すように、内面側の貼着する部分bの切欠きcの位置の、外面側の貼着する部分aの上部又は下部( 図1Bでは下部 )が、中空状に浮上がっているために、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、この中空状に浮上がった外面側の貼着する部分aの上部又は下部を、指でつまんで引張るだけで、簡単に外装紙カバー2の重ねて貼着する部分a ,bを剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを得ることができる。
また、本発明の請求項2に記載のカップ容器の外装紙カバーは、図2に示すように、断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の胴部外面側に、美麗な印刷をした紙材料製の外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して装着する、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、外面側の貼着する部分aの上部又は下部( 図2では下部 )に、つまみdを設けたことを特徴とするカップ容器の外装紙カバーである。
本発明の請求項2に記載のカップ容器の外装紙カバーにおいては、断熱性が優れた発泡スチロール製などの、図2B ,Cに示すカップ容器3の胴部外面側に、前述したように要所を貼着するなどして装着する、紙材料製の外装紙カバー2の表面に、美麗な印刷をすることによって、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができる、前述した図5 ,図1に示す外装紙カバー2と
同様の、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、
外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、外面側の貼着する部分aの上部又は下部に、つまみdを設けたことによって、図2Bに示すように、外面側の貼着する部分aのつまみdが、中空状に突出しているために、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、この中空状に突出した外面側の貼着する部分aのつまみdを、指でつまんで引張るだけで、簡単に外装紙カバー2の重ねて貼着する部分a ,bを剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを得ることができる。
同様の、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、
外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、外面側の貼着する部分aの上部又は下部に、つまみdを設けたことによって、図2Bに示すように、外面側の貼着する部分aのつまみdが、中空状に突出しているために、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、この中空状に突出した外面側の貼着する部分aのつまみdを、指でつまんで引張るだけで、簡単に外装紙カバー2の重ねて貼着する部分a ,bを剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを得ることができる。
加えて、本発明の請求項3に記載のカップ容器の外装紙カバーは、前述した請求項1に記載のカップ容器の外装紙カバーにおいて、図3に示すように、外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの近傍に、切欠きcに接続する縦の切れ目eを設けたことを特徴とするカップ容器の外装紙カバーである。
本発明の請求項3に記載のカップ容器の外装紙カバーにおいては、外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの上部又は下部に、切欠きcを設けたことを特徴とする、前述した図1に示すカップ容器の外装紙カバーに加えて、内面側の貼着する部分bの近傍に、この切欠きcに接続する縦の切れ目eを設けたことによって、図3Bに示すように、内面側の貼着する部分bの切欠きcの位置の、外面側の貼着する部分aの上部又は下部( 図3Bでは下部 )が、図1Bと同様に中空状に浮上がっているために、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、この中空状に浮上がった外面側の貼着する部分aの上部又は下部を、同様に指でつまんで引張るだけで、外装紙カバー2の重ねて貼着する部分a ,bを剥がし難い時に、簡単に切欠きcに接続する縦の切れ目eを切断して外装紙カバー2を剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを得ることができる。
以上、本発明のカップ容器の外装紙カバーにおいては、断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の胴部外面側に、美麗な印刷をした紙材料製の外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して、要所を貼着するなどして装着する、紙材料製の外装紙カバー2の表面に、美麗な印刷をすることによって、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができる、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、簡単に外装紙カバー2の重ねて貼着する部分a ,bを剥がして、また簡単に切欠きcに接続する縦の切れ目eを切断して外装紙カバー2を剥がして、それぞれの外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを提供することができる。
本発明のカップ容器の外装紙カバーにおける、美麗な印刷をした紙材料製の外装紙カバー2については、後述する実施例に示すように、美麗な印刷の効果が優れた上質紙や片面アート紙やマットコート紙などの、64〜157g/m2 程度の適宜の紙材料を用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、無駄が少ない外装紙カバー2の扇形状のブランクを作製した後に、簡単なカップ装着工程で、断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の胴部外面側に巻付けて、左右の端部どうしを重ねて機械的に貼着して、同時に要所を部分的に貼着して装着することができる。
図1Aは、本発明の実施例1のカップ容器の外装紙カバーにおける、外装紙カバー2の扇形状のブランクの平面図であって、図1B ,Cは、カップ容器3に装着した外装紙カバー2の斜視図 ,断面説明図である。
すなわち、8mm幅の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの下部に、8×10mmの切欠きcを設けた、図1Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクであって、表面に美麗な印刷をした128g/m2 の片面アート紙を用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、無駄が少ない外装紙カバー2の扇形状のブランクを作製した。
次に、簡単なカップ装着工程で、比較的接着力が弱い接着剤を用いて、一般に広く市販されている深さが98mmで口径が82mm( 底径が65mm )の、断熱性が優れた発泡スチロール製のカップ容器3の胴部外面側に、図1Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて機械的に貼着して、同時に要所を部分的に貼着して装着した、図1B ,Cに示す底面を開放したカップ状の、このカップ容器3と同形の外装紙カバー2を作製した。
本発明の実施例1のカップ容器の外装紙カバーにおいては、128g/m2 の片面アート紙の外装紙カバー2の表面に、美麗な印刷をしたことによって、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製のカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができる、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、図1Bに示すように、内面側の貼着する部分bの8×10mmの切欠きcの位置の、8mm幅の外面側の貼着する部分aの下部が、中空状に浮上がっているために、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、この中空状に浮上がった外面側の貼着する部分aの下部を、指でつまんで引張るだけで、簡単に外装紙カバー2の重ねて貼着する部分a ,bを剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを得ることができた。
図2Aは、本発明の実施例2のカップ容器の外装紙カバーにおける、外装紙カバー2の扇形状のブランクの平面図であって、図2B ,Cは、カップ容器3に装着した外装紙カバー2の斜視図 ,断面説明図である。
すなわち、8mm幅の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、外面側の貼着する部分aの下部の左方に、半円状のつまみdを設けた、図2Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクであって、実施例1と同一の表面に美麗な印刷をした128g/m2 の片面アート紙を用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、無駄が少ない外装紙カバー2の扇形状のブランクを作製した。
次に、簡単なカップ装着工程で、比較的接着力が弱い接着剤を用いて、実施例1と同様に、一般に広く市販されている深さが98mmで口径が82mm( 底径が65mm )の、断熱性が優れた発泡スチロール製のカップ容器3の胴部外面側に、図2Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて機械的に貼着して、同時に要所を部分的に貼着して装着した、図2B ,Cに示す底面を開放したカップ状の、このカップ容器3と同形の外装紙カバー2を作製した。
本発明の実施例2のカップ容器の外装紙カバーにおいては、128g/m2 の片面アート紙の外装紙カバー2の表面に、美麗な印刷をしたことによって、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製のカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができる、実施例1と同様の底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、図2Bに示すよ
うに、8mm幅の外面側の貼着する部分aの半円状のつまみdが、中空状に突出しているために、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、この中空状に突出した外面側の貼着する部分aのつまみdを、指でつまんで引張るだけで、実施例1と同様に、簡単に外装紙カバー2の重ねて貼着する部分a ,bを剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを得ることができた。
うに、8mm幅の外面側の貼着する部分aの半円状のつまみdが、中空状に突出しているために、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、この中空状に突出した外面側の貼着する部分aのつまみdを、指でつまんで引張るだけで、実施例1と同様に、簡単に外装紙カバー2の重ねて貼着する部分a ,bを剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを得ることができた。
図3Aは、本発明の実施例3のカップ容器の外装紙カバーにおける、外装紙カバー2の扇形状のブランクの平面図であって、図3B ,Cは、カップ容器3に装着した外装紙カバー2の斜視図 ,断面説明図である。
すなわち、8mm幅の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの下部に、8×10mmの切欠きcを設けて、内面側の貼着する部分bの2mmの近傍に、この切欠きcの角隅に接続するミシン目状の縦の切れ目eを設けた、図3Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクであって、表面に美麗な印刷をした105g/m2 のマットコート紙を用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、無駄が少ない外装紙カバー2の扇形状のブランクを作製した。
次に、簡単なカップ装着工程で、通常の接着剤を用いて、実施例1 ,実施例2と同様に、一般に広く市販されている深さが98mmで口径が82mm( 底径が65mm )の、断熱性が優れた発泡スチロール製のカップ容器3の胴部外面側に、図3Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて機械的に貼着して、同時に要所を部分的に貼着して装着した、図3B ,Cに示す底面を開放したカップ状の、このカップ容器3と同形の外装紙カバー2を作製した。
本発明の実施例3のカップ容器の外装紙カバーにおいては、105g/m2 のマットコート紙の外装紙カバー2の表面に、美麗な印刷をしたことによって、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製のカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができる、実施例1 ,実施例2と同様の底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、図3Bに示すように、内面側の貼着する部分bの8×10mmの切欠きcの位置の、8mm幅の外面側の貼着する部分aの下部が、中空状に浮上がっているために、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、この中空状に浮上がった外面側の貼着する部分aの下部を、指でつまんで引張るだけで、簡単に切欠きcの角隅に接続するミシン目状の縦の切れ目eを切断して外装紙カバー2を剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを得ることができた。
図4Aは、本発明の実施例4のカップ容器の外装紙カバーにおける、外装紙カバー2の扇形状のブランクの平面図であって、図4B ,Cは、カップ容器3に装着した外装紙カバー2の斜視図 ,断面説明図である。
すなわち、8mm幅の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、外面側の貼着する部分aの下部の下方に、半円状のつまみdを設けて、外面側の貼着する部分aの2mmの近傍に、このつまみdの右端に接続するミシン目状の縦の切れ目eを設けた、図4Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクであって、実施例3と同一の表面に美麗な印刷をした105g/m2 のマットコート紙を用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、無駄が少ない外装紙カバー2の扇形状のブランクを作製した。
次に、簡単なカップ装着工程で、通常の接着剤を用いて、実施例1 ,実施例2 ,実施例3と同様に、一般に広く市販されている深さが98mmで口径が82mm( 底径が65mm )の、断熱性が優れた発泡スチロール製のカップ容器3の胴部外面側に、図4Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて機械的に貼着して、同時に要所を部分的に貼着して装着した、図4B ,Cに示す底面を開放したカップ状の、このカップ容器3と同形の外装紙カバー2を作製した。
本発明の実施例4のカップ容器の外装紙カバーにおいては、105g/m2 のマットコート紙の外装紙カバー2の表面に、美麗な印刷をしたことによって、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製のカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができる、実施例1 ,実施例2 ,実施例3と同様の底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、図4Bに示すように、8mm幅の外面側の貼着する部分aの半円状のつまみdが、中空状に突出しているために、熱湯を注いで即席のラーメンやスープや味噌汁などを喫食した後に、この中空状に突出した外面側の貼着する部分aのつまみdを、指でつまんで引張るだけで、簡単につまみdの右端に接続するミシン目状の縦の切れ目eを切断して外装紙カバー2を剥がして、この外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーを得ることができた。
本発明の、紙材料製の外装紙カバー2の表面に、美麗な印刷をすることによって、美麗な印刷が難しい断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の、展示販売効果などを補うことができる、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、簡単に外装紙カバー2の重ねて貼着する部分a ,bを剥がして、また簡単に切欠きc( 又はつまみd
)に接続する縦の切れ目eを切断して外装紙カバー2を剥がして、それぞれの外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーについては、
前述した従来の、熱湯を注いで喫食する即席のラーメンやスープや味噌汁などを収容する、外面側に多数の縦の凸筋部f ,f ,f ,…を設けた、図6Aに示す通常のポリプロピレン製などのカップ容器31の胴部外面側に、図1A ,図2A ,図3A ,図4Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して、要所を貼着するなどして装着して、この外装紙カバー2とカップ容器31との間に、断熱性を有する空気層を介在させて、そのまま利用することができる。
)に接続する縦の切れ目eを切断して外装紙カバー2を剥がして、それぞれの外装紙カバー2とカップ容器3とを分別して回収することができる、廃棄時の再資源化が容易なカップ容器の外装紙カバーについては、
前述した従来の、熱湯を注いで喫食する即席のラーメンやスープや味噌汁などを収容する、外面側に多数の縦の凸筋部f ,f ,f ,…を設けた、図6Aに示す通常のポリプロピレン製などのカップ容器31の胴部外面側に、図1A ,図2A ,図3A ,図4Aに示す外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して、要所を貼着するなどして装着して、この外装紙カバー2とカップ容器31との間に、断熱性を有する空気層を介在させて、そのまま利用することができる。
2 ,21 …外装紙カバー
3 ,31 …カップ容器
a ,b …貼着する部分
c …切欠き
d ,h …つまみ
e ,g …縦の切れ目
f …縦の凸筋部
3 ,31 …カップ容器
a ,b …貼着する部分
c …切欠き
d ,h …つまみ
e ,g …縦の切れ目
f …縦の凸筋部
Claims (3)
- 断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の胴部外面側に、美麗な印刷をした紙材料製の外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して装着する、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの上部又は下部に、切欠きcを設けたことを特徴とするカップ容器の外装紙カバー。
- 断熱性が優れた発泡スチロール製などのカップ容器3の胴部外面側に、美麗な印刷をした紙材料製の外装紙カバー2の扇形状のブランクを巻付けて、左右の端部どうしを重ねて貼着して装着する、底面を開放したカップ状の外装紙カバー2であって、外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、外面側の貼着する部分aの上部又は下部に、つまみdを設けたことを特徴とするカップ容器の外装紙カバー。
- 請求項1に記載のカップ容器の外装紙カバーにおいて、外装紙カバー2の左右の端部どうしを重ねて貼着する部分a ,bの、内面側の貼着する部分bの近傍に、切欠きcに接続する縦の切れ目eを設けたことを特徴とするカップ容器の外装紙カバー。
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JP2003427116A JP2005186948A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | カップ容器の外装紙カバー |
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