JP4249071B2 - チューブ容器 - Google Patents

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本発明は、注出口を有するヘッドと、このヘッドに繋がり内容物を収容する胴部とを備えるチューブ容器に関するものである。
チューブ容器の胴部にオフセット印刷・シルクスクリーン印刷または転写によって加飾を施すと共に、その表面に透明なオーバコート層を設けることにより、加飾部分を保護する技術は既知である。しかしながら、こうした印刷方法では、紙製品などの加飾に用いられるグラビア印刷と比較して加飾効果が劣るため、本願出願人は既に、チューブ容器の胴部にグラビア印刷等を施したラベルを貼着する技術を提案済みである(特許文献1参照。)。
特開平8−133309号公報
ところが、上記従来のチューブ容器にあっては、加飾部分それ自体を強調して加飾効果を向上させるという点に更なる改良の余地があった。加えて、印刷等による加飾では、作業変更が煩雑となるため、大ロットの生産では問題無いものの、小ロットの生産には対応しきれないなどの問題を有していた。
本発明の解決すべき課題は、上述した事実認識に鑑みてなされたものであり、加飾効果に優れ、しかも、小ロットの生産にも対応し得るチューブ容器を提供することにある。
本発明は、注出口を有するヘッドと、このヘッドに繋がり内容物を収容する胴部とを備えるチューブ容器であって、前記胴部の外周面に、この外周面上に配置され該外周面を装飾する加飾体と、この加飾体と共に前記外周面を覆う透明又は半透明の保護層とを設け、この保護層と前記外周面との相互間に、この加飾体の外形を縁取る中空層を形成すると共に、当該加飾体の外縁を隆起させたことを特徴とするものである。
本発明において、前記加飾体は、その外縁に加飾を施してなることが好ましい。
本発明によれば、加飾体の厚みによって胴部の外周面に生じた陰影と、加飾体の外形を縁取る中空層とによって加飾体が強調されるため、単なる印刷に比べて優れた加飾効果が得られる。加えて、本発明によれば、加飾体の形状、大きさ、色彩、模様などの変更や胴部上でのレイアウト変更のみで装飾の異なる様々なチューブ容器の生産が可能になるため、小ロットの生産への対応が容易になる。また、本発明によれば、加飾体の厚みが他の部分に比べて異なる触感を与えるため、この触感によっても他種との差別化を図ることができる。更に、本発明によれば、加飾体が保護層で覆われるため、加飾体の劣化や脱落を防止できる。
また、本発明において、前記加飾体の外縁に加飾を施した場合、この加飾によって加飾体の外縁が強調されるため、更に優れた加飾効果が得られる。また、本発明において、前記加飾体の外縁を隆起させた場合も、その隆起部周りに生じた陰影によって加飾体の外縁が強調されるため、更に優れた加飾効果が得られる。そして、前記加飾体の外縁を加飾すると共に隆起させれば、最も優れた加飾効果が得られる。
以下、本発明の一形態を、添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の参考技術であるチューブ容器10を示す平面図であり、図2(a),(b)はそれぞれ図1のA−A断面付近を展開した斜視断面図及び図1のB−B断面図である。
チューブ容器10は、図1に示す如く、注出口10aを有するヘッド11と、このヘッド11に繋がり内容物を収容する胴部12とを備え、この胴部12の一端をヒートシールや超音波などの方法で封緘すると共に、他端にヘッド11を取り付けて形成されており、注出口10aにはキャップ13が取り付けられている。
胴部12は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、エチレンビニルアルコール共重合体、環状ポリオレフィン等の熱可塑性樹脂の単層やそれらの積層体、または、アルミニウム等の金属箔の両面にポリエチレン等の樹脂を積層させたシート材を筒状に形成したベース層12aを備える。
ベース層12aの外周面には、図2(a)に示す如く、その外周面上に3つの加飾体1が接着層1aを介して固定されている。加飾体1は、その外表面1fを単一な色彩で装飾したものであり、各加飾体1はそれぞれ、色彩、大きさが異なっている。また、ベース層12aの外周全面には、この外周面を加飾体1と共に覆う透明又は半透明な保護層12bが設けられている。この保護層12bは、図2(b)に示す如く、ベース層12aの外周面との相互間に、加飾体1の外形を縁取る中空層2を形成する。
これにより、保護層12bが加飾体1に密着する加飾体領域D1では、保護層12bがベース層に密着するベース層領域D2に比べて厚みを有するため、加飾体1の外形に沿って陰影を生じる一方、加飾体領域D1及びベース層領域D2ではそれぞれ、加飾体1及びベース層12aの加飾部分が保護層12bを透して目視できる。そして更に、保護層12bがベース層12a及び加飾体1に密着しない中空層領域D3では、中空層2を介したベース層12a表面上の加飾部分が保護層12bを透して目視できるため、中空層領域D3は曇った色彩を呈して3つの部分D1〜D3それぞれで異なる色彩感覚を与えることができる。
従って、本参考技術によれば、図1の破線に示す如く、加飾体1の厚みによって胴部12の外周面に生じた陰影と、加飾体1の外形を縁取る中空層2とによって加飾体1が強調されるため、単なる印刷に比べて加飾効果が向上する。加えて、本参考技術によれば、加飾体1の形状、大きさ、色彩、模様などの変更や胴部12上でのレイアウト変更のみで装飾の異なる様々なチューブ容器の生産が可能になるため、小ロットの生産への対応が容易になる。また、本参考技術によれば、加飾体1の厚みが他の部分に比べて異なる触感を与えるため、この触感によっても他種との差別化を図ることができる。更に、かかる構成によれば、加飾体1が保護層12bで覆われるため、加飾体1の劣化や脱落を防止できる。
なお、本参考技術において、加飾体1がラベルである場合は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂に着色したもの、または、これらの熱可塑性樹脂若しくは紙の表面に印刷を施したものを用いることができる。ここで施される印刷は、グラビア印刷やオフセット印刷のほか、公知の印刷技術を用いて施される。特に、加飾体1を、色彩の濃淡等の再現性が良いグラビア印刷を施したラベルとすれば、その鑑賞性および展示効果(加飾効果)に優れる。
また、保護層12bは、前述の如く透明又は半透明な樹脂であればよく、例えば、ポリエチレン等のポリオレフィン、或いは、変性ポリオレフィン等の熱可塑性樹脂の単層又は積層構成からなり、保護層12bを加熱収縮させるなど、保護層12bをベース層12aに密着させる各種方法によってベース層12aの外周面に保持固定される。この場合、ベース層12aと保護層12bとの間には、接着層を設けることができ、また、加飾体1も、接着層を介してベース層12aに保持固定しても、ベース層12aに接着させることなく配置するのみでもよい。
図3(a)〜(c)はそれぞれ、本発明の形態を示す要部斜視断面図、同形態における加飾体を示す斜視図及び、加飾体の更に他の形態を示す斜視図である。なお、以下の説明において、図1,2と同一部分は同一符号をもってその説明を省略する。
本形態において、加飾体1は、図3(b)に示す如く、その外縁1eが全周に亘って隆起する凸枠3を備え、この凸枠3に、加飾体1の外表面1fと異なる単一な色彩を用いて加飾が施されている。こうした凸枠3は、例えば、既存のラベルをレーザーカットすることにより形成することができる。また、凸枠3は、加熱によって膨張する所謂発泡インクを用いて成形することもできるが、この場合の加熱手段としては、レーザー等が挙げられる。
これにより、保護層12bが凸枠3に密着する凸枠領域D4では、図3(a)に示す如く、保護層12bが加飾体1の外表面1fに密着する領域D1に比べて厚みを有するため、凸枠3周りに異なる陰影を生じさせると共に、凸枠領域D4では、凸枠3表面上の加飾部分が保護層12bを透して目視できる。かかる構成によれば、外縁1eを装飾する加飾部分によって加飾体1の外縁が強調されると共に、加飾体1の外周面1f上に生じた凸枠3周りの陰影によって加飾体1の外縁が強調されるため、最も優れた加飾効果が得られる。なお、本発明によれば、加飾体1の外縁1eに凸枠3を設けるだけでも、優れた加飾効果が得られ、また、図3(c)に示す如く、外縁1eに外表面1eと異なる加飾を施すだけも、優れた加飾効果が得られる。
上述したところは本発明の形態を例示したに過ぎず、様々な変更が可能である。例えば、加飾体1は、その形状、大きさを様々に変更することができる。また加飾体1及び凸枠3への加飾も、単一色に限らず、複数の色彩を組み合わせる等の様々に変更することができる。また、具体的な加飾方法に関しても、印刷に限らず、塗装、材料自体への着色等の既存の方法を採用できる。更に、保護層12bは、加熱収縮によってベース層12aに保持固定されるものに限らず、例えば、ベース層12aとの間に接着層を設けて加飾体1と共にベース層12aに固定してもよい。
本発明の参考技術であるチューブ容器を示す平面図である。 (a),(b)はそれぞれ図1のA−A断面付近を展開した斜視断面図及びB−B断面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ、本発明の形態を示す要部斜視断面図、同形態における加飾体を示す斜視図及び、加飾体の更に他の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 加飾体
2 中空層
3 凸枠
10 チューブ容器
11 ヘッド
12 胴部
12b 保護層

Claims (2)

  1. 注出口を有するヘッドと、このヘッドに繋がり内容物を収容する胴部とを備えるチューブ容器であって、
    前記胴部の外周面に、この外周面上に配置され該外周面を装飾する加飾体と、この加飾体と共に前記外周面を覆う透明又は半透明の保護層とを設け、この保護層と前記外周面との相互間に、この加飾体の外形を縁取る中空層を形成すると共に、
    当該加飾体の外縁を隆起させたことを特徴とするチューブ容器。
  2. 前記加飾体は、その外縁に加飾を施してなる請求項1に記載のチューブ容器。
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