JP2005186745A - ターンテーブル装置 - Google Patents

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Yoshiyuki Shintani
義行 新谷
Takashi Tonai
隆 藤内
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Shimizu Construction Co Ltd
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Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

【課題】 所定位置への移動に加えて地面に埋まった場合の脱出が安全且つ容易に行えるターンテーブル装置を提供する。
【解決手段】 ターンテーブル装置1は、平面視長方形状のフレーム2上に、フレーム2中央部に設けられた回転軸21を軸心として水平面内で回転自在なテーブル3を備えるとともに、フレーム2の前後部には、それぞれ一対の走行装置4、4が備えられている。そして、後部の走行装置4、4の間には、走行装置4、4同士を連結する操舵装置5が備えられている。各走行装置4は、フレーム2にピン54支持されて水平面内で回動するベースブラケット46と、中間部をベースブラケット46にピン支持されて俯仰する俯仰アーム45と、俯仰アーム45上に設置された電動機42と、俯仰アーム45の一方の端部に軸支されたタイヤ41と、俯仰アーム45とベースブラケット46を連結するジャッキを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ターンテーブル装置に関し、特に、トンネルやダムなどの限られた空間で工事用車両を方向転換させるためのターンテーブル装置に関する。
従来、トンネルやダムなどの建設工事では、作業空間が限られるため、工事用車両の方向転換には、平面視長方形状のフレーム上に、水平面内で回転自在なテーブルを有するターンテーブル装置が使用される場合がある(例えば、特許文献1の従来の技術参照。)。そして、このターンテーブル装置は、牽引重機により牽引されて移動が行われる。
実公平2−36770号公報 (第1−2頁、第1図)
しかしながら、従来のターンテーブル装置には以下のような問題点がある。
(1)ターンテーブル装置は重量があるため、牽引時に牽引用のワイヤーロープが破断することがある。
(2)ターンテーブル装置が地面に埋まった場合、ターンテーブル装置を引き上げるために、ワイヤーロープで斜め引きをしなければならず、不安全なうえ、牽引重機への負担が大きい。
(3)ターンテーブル装置の牽引時に、地面とターンテーブル装置との摩擦による振動でターンテーブル装置が損傷することがある。
(4)ターンテーブル装置を所定位置にセットする際の位置決めが難しく、斜めになった場合は、掘削用の重機などに備えられたバケットやブレーカーでターンテーブル装置を押して所定位置にセットせねばならず、不安全なうえ、ターンテーブル装置が損傷するおそれがある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、所定位置への移動に加えて地面に埋まった場合の脱出が安全且つ容易に行えるターンテーブル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るターンテーブル装置では、平面視長方形状のフレーム上に、当該フレーム中央部の回転軸を軸心として水平面内で回転自在なテーブルを備えるターンテーブル装置において、前記フレームには、原動機と当該原動機に連結されて駆動するタイヤを有する走行装置が備えられていることを特徴とする。
本発明では、フレームに走行装置が備えられているので、ターンテーブル装置を牽引する必要がなくなり、安全且つ容易にターンテーブル装置を移動させることができる。
また、本発明に係るターンテーブル装置では、前記フレームには、前記フレームをジャッキアップするためのジャッキが備えられていてもよい。
本発明では、備え付けのジャッキでターンテーブル装置をジャッキアップできるため、ターンテーブル装置が地面に埋まっても、安全且つ容易にターンテーブル装置を脱出させることができる。
また、本発明に係るターンテーブル装置では、前記フレームには、前記走行装置の走行方向を制御するための操舵装置が備えられていてもよい。
本発明では、フレームに操舵装置が備えられているので走行方向を補正することができ、安全且つ容易にターンテーブル装置を所定位置にセットすることができる。
また、本発明に係るターンテーブル装置では、前記フレームには、前記走行装置および前記操舵装置を遠隔操作するための遠隔操作装置が備えられていてもよい。
本発明では、フレームに遠隔操作装置が備えられているので、離れた地点から安全にターンテーブル装置を所定位置へ移動させることができる。
本発明によれば、フレームに走行装置が備えられているので、安全且つ容易にターンテーブル装置を移動させることができる。加えて、フレームには、ジャッキが備えられているので、ターンテーブル装置が地面に埋まっても、安全且つ容易にターンテーブル装置を脱出させることができる。
以下、本発明に係るターンテーブル装置の実施形態について、図面に基いて説明する。
図1は、本発明に係るターンテーブル装置の実施形態の一例を示す平面図(部分的に内部の概略図を含む)であり、図2はその側面図(同左)である。また、図3と図4は、それぞれ走行時とテーブル使用時の走行装置の状態を示す走行装置部分の拡大図である。
本実施形態によるターンテーブル装置1は、平面視長方形状のフレーム2上に、フレーム2中央部に設けられた回転軸21を軸心として水平面内で回転自在なテーブル3を備えるとともに、フレーム2の前後部には、それぞれ一対の走行装置4、4が備えられている。そして、後部の走行装置4、4の間には、走行装置4、4同士を連結する操舵装置5が備えられている。
また、フレーム2の短辺側の端部には、工事用車両をテーブル3に導くための着脱自在なスロープ6、6が備えられている。なお、図1では、フレーム2の片側の短辺のみにスロープ6、6が設置されているが、もう一方の短辺にもスロープ6、6を設置することができる。
テーブル3は、平面視ほぼ長方形状であるとともに、短辺側の両端部がそれぞれ回転軸21を中心とする円弧になっている。テーブル3の中心は、回転軸21に軸支されるとともに、フレーム2内で回転軸21から等距離に配設された複数の支持ローラー25によって支持されている。
テーブル3下方のフレーム2中央部には、ブレーキ付の電動機22、減速機23、連結シャフト(図示省略)、および駆動ローラー24が備えられており、電動機22の駆動力は、減速機23と連結シャフトを介して駆動ローラー24に伝達されて、テーブル3を回転させるようになっている。
各走行装置4は、フレーム2にピン54支持されてR方向に回動するベースブラケット46と、中間部をベースブラケット46にピン48支持されて俯仰する俯仰アーム45と、俯仰アーム45上に設置された電動機42と、俯仰アーム45の一方の端部に設けられた車軸41aに軸支されたタイヤ41と、俯仰アーム45の他方の端部とベースブラケット46を連結するジャッキ44を備えている。
電動機42とタイヤ41は、チェーン43を介して連結されている。また、ベースブラケット46には、ベースブラケット46と俯仰アーム45を連結して俯仰アーム45の動きを拘束する支柱47が備えられている。
操舵装置5は、後部の走行装置4、4のベースブラケット46、46に基端部を固着された操舵アーム53、53の先端部同士を連結してH方向に可動する操舵シャフト52と、一端を操舵シャフト52の中央部に他端をフレーム2に連結された操舵ジャッキ51とから構成される。
また、フレーム2には、走行装置4および操舵装置5を遠隔操作するための遠隔操作装置(図示省略)が備えられている。そのため、離れた地点から安全にターンテーブル装置1を所定位置へ移動させることができる。
次に、本実施形態によるターンテーブル装置1の動作について説明する。
ターンテーブル装置1を所定位置へ移動させる場合、俯仰アーム45の端部45aは、支柱47によってベースブラケット46に連結され、俯仰アーム45が動かないように拘束されている(図3参照)。この状態では、フレーム2の下面は地面に接触しておらず、ターンテーブル装置1の自重は4個のタイヤ41…によって支持される。
遠隔操作装置を操作し、各走行装置4に備えられている電動機42を駆動させると、電動機42の駆動力はチェーン43を介してタイヤ41に伝達され、ターンテーブル装置1は、分速約8mで前進または後進する。
ターンテーブル装置1の走行方向を補正する場合は、遠隔操作装置を操作して操舵ジャッキ51を伸縮させることにより、操舵シャフト52を介して走行装置4、4の移動方向を制御する。
ターンテーブル装置1が所定位置に到着すると、先ず、俯仰アーム45の端部45aから支柱47を外す。そして、俯仰アーム45とベースブラケット46を連結するジャッキ44のストロークを徐々に縮めることにより、俯仰アーム45を俯仰させ、フレーム2の下面を地面に設置させる(図4参照)。この状態では、タイヤ41は地面から浮いた状態となる。
工事用車両が、スロープ6、6上を走行して、テーブル3上で停止する。テーブル3を水平面内で180度回転させ、当該工事用車両の方向転換を行う。
ターンテーブル装置1が地面に埋まった場合は、埋まった箇所に近い位置の走行装置4に備えられたジャッキ44のストロークを伸ばすことにより、フレーム2と地面との間に空間を設け、ターンテーブル装置1を埋まった箇所から脱出させる。
本実施形態によるターンテーブル装置1では、フレーム2に走行装置4が備えられているので、ターンテーブル装置1を牽引する必要がなくなり、安全且つ容易にターンテーブル装置1を移動させることができる。
また、本実施形態によるターンテーブル装置1では、備え付けのジャッキ44でターンテーブル装置1をジャッキアップできるため、ターンテーブル装置1が地面に埋まっても、安全且つ容易にターンテーブル装置1を脱出させることができる。
さらに、本実施形態によるターンテーブル装置1では、フレーム2に操舵装置5が備えられているので、安全且つ容易にターンテーブル装置1を所定位置にセットすることができる。
以上、本発明に係るターンテーブル装置の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記の実施形態では、原動機を各走行装置に設置しているが、本発明は、後方の走行装置あるいは前方の走行装置のみに原動機を設置してもよい。
本発明に係るターンテーブル装置の実施形態の一例を示す平面図(部分的に内部の概略図を含む)である。 本発明に係るターンテーブル装置の実施形態の一例を示す側面図(部分的に内部の概略図を含む)である。 走行時の走行装置の状態を示す走行装置部分の拡大図である。 テーブル使用時の走行装置の状態を示す走行装置部分の拡大図である。
符号の説明
1 ターンテーブル装置
2 フレーム
3 テーブル
4 走行装置
5 操舵装置
6 スロープ
41 タイヤ
42 電動機
43 チェーン
44 ジャッキ
45 俯仰アーム
46 ベースブラケット
47 支柱
51 操舵ジャッキ
22 操舵シャフト
53 操舵アーム

Claims (4)

  1. 平面視長方形状のフレーム上に、当該フレーム中央部の回転軸を軸心として水平面内で回転自在なテーブルを備えるターンテーブル装置において、
    前記フレームには、原動機と当該原動機に連結されて駆動するタイヤを有する走行装置が備えられていることを特徴とするターンテーブル装置。
  2. 前記フレームには、前記フレームをジャッキアップするためのジャッキが備えられていることを特徴とする請求項1に記載のターンテーブル装置。
  3. 前記フレームには、前記走行装置の走行方向を制御するための操舵装置が備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載のターンテーブル装置。
  4. 前記フレームには、前記走行装置および前記操舵装置を遠隔操作するための遠隔操作装置が備えられていることを特徴とする請求項3に記載のターンテーブル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014083868A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Aktio Corp 可搬型ターンテーブル装置及びその組立方法
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