JP2005185254A - ルアー - Google Patents

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Kenji Hirahara
研治 平原
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Abstract

【課題】 魚の興味をより引き立てるルアーを提供する。
【解決手段】 このルアーは、前側に釣糸を連結するための釣糸連結部3を有し且つ底面(下面)側に釣針を連結するための釣針連結部5を有するルアー前体1と、ルアー前体1の後方にルアー前体1に対して左右方向(幅方向)に揺動自在に連結されるルアー後体2とを有する。このルアー後体2の上面には、凹入する窪み部10が形成されている。泳動時に、このルアー後体2が左右方向に傾きながら、水面から出入りし、窪み部10内に空気を溜めて吐き出し、音を発生する。若しくは、窪み部10内に空気を溜めたまま、ルアー後体2が水面を叩き、音を発生する。
【選択図】 図2

Description

本発明は魚釣りに用いるルアー、特に、二つのルアー本体を連結してなる「ジョイント型」と呼ばれるルアーに関する。
従来のルアーには、外形を魚の頭部乃至腹部に似せて形成された合成樹脂製のルアー前体と、外形を魚の腹部乃至尾部に似せて形成された合成樹脂製のルアー後体とを有し、これらをフック状の連結部材で連結した「ジョイントプラグ」と呼ばれるルアーがある。
このジョイントプラグのルアー前体は、頭部端に釣糸を係止するための釣糸係止部を有し、腹部付近には釣針を連結するための釣針連結部を有し、腹部内には鉛やタングステン等からなる錘が配置されている。また、ルアー後体は尾部後端に釣針を連結するための釣針連結部が設けられている。そして、釣針連結部・釣糸係止部にそれぞれ釣針・釣糸を係止した上で水中にキャスティングされ、リール操作によって水中で魚のように泳動して魚をおびき寄せる。特に、ルアー前体とルアー後体とが別体として個々に動くので、魚の興味を強く引き立てることができる(例えば、特許文献1参照)。また、ルアー前体とルアー後体とが泳動時に衝突して音を発生し、魚の興味を引き立てている。
特開平08-298898号公報
上述のように広くジョイントプラグが用いられているが、さらに魚の興味を引き立てるような改良が求められている。
本発明の課題は、魚の興味をより引き立てるルアーを提供することにある。
本発明のルアーは、魚釣りに用いるルアーであって、前側に釣糸を連結するための釣糸連結部を有し且つ底面(下面)側に釣針を連結するための釣針連結部を有するルアー前体と、ルアー前体の後方にルアー前体に対して左右方向(幅方向)に揺動自在に連結され、凹入する窪み部を上面側に有するルアー後体とを備える。
このルアーは、釣糸連結部に釣糸を連結し、釣針連結部に釣針を連結して水中に投じられる。そして、このルアーは釣糸を巻き上げられて水面付近を前方向に泳動する。この泳動時には、水流を受けてルアー前体及びルアー後体は左右方向に揺動し、また、ルアー前体及びルアー後体は上下方向にも動く。
左右方向に傾斜を繰り返す際に鉛直方向にルアー後体が立ち上がると、その上面の窪み部が水面に露出し窪み部内に空気が溜まる。そして、ルアー後体が左右方向に傾斜すると水中に沈み、窪み部の内に溜まった空気が水面に沸き上がり音を発生する。さらに、ルアー前体及びルアー後体が左右方向の揺動を繰り返し、再び鉛直方向にルアー後体が立ち上がり、且つ、ルアー前体とルアー後体との上下方向への動きにより、窪み部内の水は排水される。これらの動きを繰り返しながら、このルアーは窪み部からの空気音を発生する。なお、左右方向に傾斜を繰り返す際に、窪み部内に空気・水が出入りしない状況においても、窪み部内に溜まっている空気が水面を叩くことで音を発生することもある。即ち、ルアー後体が左右方向に傾斜を繰り返す際に、カップで水面を叩くときと同様に、窪み部内に空気を溜めたまま、水面に当たって音を発生する。
特に好ましくは、ルアー後体の後方端面は幅方向中央付近が前方に凹入し幅方向両側が後方に延びる一対の延部とし、延部の間の前方に凹入する部分の前方に隣接して窪み部を形成する。
このような凹入する部分をルアー後体の後方に形成し、これに隣接して窪み部を設けることで、泳動時に鉛直方向にルアー後体が立ち上がった際に、ルアー後体の上下方向の動きも作用して、窪み部内の水が凹入する部分へと排水され、若しくは、外部に直接吐き出され、窪み部内に空気が再び溜まり易い。
鉛直方向にルアー後体が立ち上がると、その上面の窪み部が水面に露出し窪み部内に空気が溜まる。そして、ルアー後体が左右方向に傾斜すると水中に沈み、窪み部の内に溜まった空気が水面に沸き上がり音を発生する。さらに、ルアー前体及びルアー後体が左右方向の揺動を繰り返し、再び鉛直方向にルアー後体が立ち上がり、且つ、ルアー前体とルアー後体との上下方向への動きにより、窪み部内の水は排水される。これらの動きを繰り返しながら、このルアーは窪み部からの空気音を発生する。
さらに、ルアー前体の後方面の下方には後方に延びる頭端にリングを有する連結棒が設けられており、ルアー後体の前方に上下方向に延びる軸が配置されており、前記軸が前記連結棒のリングを挿通して、ルアー前体とルアー後体とが連結するのが好ましい。
このように、ルアー前体とルアー後体との連結部分を比較的下方側に配置することで、泳動時にルアー後体の上方が大きく左右方向に振れることができる。また、ルアー後体の上下方向の動きも大きくなる。そして、より大きな左右方向及び上下方向の振れにより、窪み部内への空気の溜め乃至吐き出しが円滑になる。
本発明のルアーは、泳動時に時々空気音を発生して魚の興味を引き立てる。
以下、本発明の1つの実施形態を図面を参照しつつ説明する。
このルアーは、図1に示すように、外形を魚の頭部乃至腹部に似せて形成したルアー本前体1と、ルアー前体1の尾部側に連結された外形を魚の腹部乃至尾部に似せて形成したルアー後体2とからなる。
ルアー前体1は、左右一対の半割部材を開口面側で貼り合わせて形成される合成樹脂製部材であり、頭部側端部に設けられた釣糸を係止するための釣糸係止部3と、頭部下面に斜め下方に向けて突出したリップ部4と、腹部付近に設けられた釣針を連結するためのアイ5とを有する。また、ルアー前体1の後面の下方側には後方に向かって延びる連結棒6が設けられている(図3参照)。この釣糸係止部3及びアイ5は半割部材の開口面の貼り合わせ部分に形成された凹状の窪み等に配置され、半割部材を接着し固定する際に共に固定されている。リップ部4はルアー前体1の本体と一体的に形成されている。リップ部4は幅方向に広がる板状の部材であり、その先端には金属製の球状の錘が嵌め込まれて固定されている。
このルアー前体1の後面は幅方向(左右方向)両側が後方に延び幅方向中央付近が前方に凹入するような形状に加工されている。後述のルアー後体2の前面の一部をこの凹入する部分に挟み込むようにして、ルアー後体2がルアー前体1の後方に連結されることになる。この後面の凹入する部分の下方(腹部側)に変位した位置に、一端が埋め込まれた状態で連結棒6が後方に延びている。連結棒6の後方端はリング状に加工されており、水平方向にリングが位置している。なお、必要に応じて、ルアー前体1の内部にはさらに錘を収納してもよい。ルアー全体としての錘の量は、ルアー前体1及びルアー後体2とが全体として水面付近に漂う程度の浮力を有するように設定する。
一方、ルアー後体2も、左右一対の半割部材を開口面側で貼り合わせて形成される合成樹脂製の部材である。腹部側に設けられた釣針を連結するためのアイ7,8を有している。また、図3に示すように、ルアー後体2の前側の貼り合わせ面の一部には前方に開口する収納部分が形成されており、この収納部分を貫通するようにして上下方向に揺動軸9が配置されている。これらのアイ7,8及び揺動軸9は、上記ルアー前体1と同様に、半割部材の開口面の貼り合わせ部分に形成された凹状の窪み等に配置され、半割部材を接着し固定する際に共に固定されている。
この揺動軸9は、上述の連結棒6のリングを挿通しており、これによって、ルアー後体2はルアー前体1に対して左右方向に揺動自在に連結されている。さらに、揺動軸9と連結棒6との間に余裕を持たせて「遊び」を設けることで、ルアー後体2がルアー前体1に対して捻れ方向に多少の回動も可能とするのが好ましい。なお、図2に示すように、ルアー後体2の前面は、幅方向中央付近が前方に突出するような変形面である。この前方向に突出するような幅方向中央が上述のルアー前体1の後面に挟み込まれるようになっている。
ルアー後体2の後面もまた、幅方向両側が後方に延び幅方向中央付近が前方に凹入するような形状に加工されている(図4参照)。必要に応じて、このような凹入した部分の間に幅方向に軸を掛け渡し、複数の金属板をこの軸にぶら下げてもよい(図5参照)。ルアーの泳動時に、金属板同士が衝突しあって音を発生するようにする。この金属板は凹入した部分の間に収納されるので、泳動時に水流を受けてルアーの泳動を妨げることもない。
さらに、このルアー後体2の後方の前方に凹入した部分の前側に隣接する上面側には、凹入する窪み部10が形成されている。この窪み部10はルアー後体2の後方の前方に凹入する部分の最も奥(前方)に位置し、上面方向視でルアーの前後方向に長径の楕円型である。
次に、このルアーの水中での動きについて、図6及び図7を参酌しつつ説明する。
このルアーは、釣糸連結部3に釣糸を連結し、アイ5,7,8の任意の箇所にスプリットリングなどを介して釣針を連結したうえで、水中に投じられる。そして、釣糸を巻き上げると、ルアーは水面付近を前方向に泳動する。ルアーは、この泳動時にリップ4を中心にして水流を受けてルアー前体1が泳動方向に対して振れると、ルアー後体2が連結棒6付近を中心にして左右方向に揺動する(図6参照)。この際、ルアー後体2の前方をルアー前体1の後方面で挟み込むようにしていることで、ルアー後体2の過剰な左右方向への揺動は防止されている。さらに、ルップ4で水流を受けるルアー前体1は、上下方向にも動きを生じ、ルアー後体2も上下方向に揺動を繰り返す。
そして、このようなルアー後体2の揺動に伴い、ルアー前体1とルアー後体2全体は上下・左右方向に相互に傾斜を繰り返しながら前方に向かって泳動する(図7参照)。このような左右方向に傾斜を繰り返す際に、鉛直方向にルアー後体2が立ち上がると(図7(b)参照)、その上面の窪み部10が水面に露出し窪み部10内に空気が溜まる。そして、ルアー後体2が左右方向に傾斜すると水中に沈み(図7(a)(c)参照)、窪み部10内に溜まった空気が水面に沸き上がり、音を発生する。再び鉛直方向にルアー後体2が立ち上がると、上下方向のルアー後体2の動きも作用し、窪み部10内の水が排水されて再び空気が窪み部10内に入り込む。
特に、この実施形態においては、ルアー後体2の後方端面の幅方向両側が後方に延びる部分の間の前方に窪み部10が形成されており、さらに、連結棒6及びこれに連結される軸9がルアーの腹部側(底側)に偏っている。このため、泳動時にルアー後体2の上方が大きく上下左右方向に振れて、窪み部10内から後方への吐き出し、及び窪み部10内への空気の溜め乃至吐き出しが円滑になっている。
また、ルアー後体2が左右方向に傾斜を繰り返す際に、図7に示すように、窪み部10内に空気・水が出入りしない状況においても、窪み部10内に溜まっている空気が水面を叩くことで音を発生することもある。
なお、空気を溜めて吐き出すための窪み部10の形成位置は、上記の位置に限定されるものではない。任意の位置に形成し、また、複数個の窪み部10を形成してもよい。
本発明の1つの実施形態を採用したルアーを示した図。 図1のルアーの上面図。 図1のルアーのルアー後体2付近の断面図。 図1のルアーのルアー後体2の後方視図。 ルアー後体2の変形例を示した図。 図1のルアーの泳動の様子を示した図。 図1のルアーのルアー後体2の泳動時の動きを示した図。
符号の説明
1 ルアー前体
2 ルアー後体
6 連結棒
9 軸
10 窪み部(空気溜め)

Claims (3)

  1. 魚釣りに用いるルアーであって、
    前側に釣糸を連結するための釣糸連結部を有し且つ底面(下面)側に釣針を連結するための釣針連結部を有するルアー前体と、
    前記ルアー前体の後方に前記ルアー前体に対して左右方向(幅方向)に揺動自在に連結され、凹入する窪み部を上面側に有するルアー後体と、
    を備えたルアー。
  2. 前記ルアー後体の後方端面は幅方向中央付近が前方に凹入し幅方向両側が後方に延びる一対の延部となっており、前記延部の間の前方に凹入する部分の前方に隣接して前記窪み部が形成されている、請求項1に記載のルアー。
  3. 前記ルアー前体の後方面の下方には後方に延びる頭端にリングを有する連結棒が設けられており、前記ルアー後体の前方に上下方向に延びる軸が配置されており、前記軸が前記連結棒のリングを挿通して、前記ルアー前体と前記ルアー後体とが連結されている、請求項1または2に記載のルアー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7356963B2 (en) * 2006-06-20 2008-04-15 Scott Jason E Fish lure
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JP2018019641A (ja) * 2016-08-03 2018-02-08 株式会社シマノ ジョインテッドルアー

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