JP2005184570A - ダイポールアンテナ装置 - Google Patents

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JP2005184570A JP2003423974A JP2003423974A JP2005184570A JP 2005184570 A JP2005184570 A JP 2005184570A JP 2003423974 A JP2003423974 A JP 2003423974A JP 2003423974 A JP2003423974 A JP 2003423974A JP 2005184570 A JP2005184570 A JP 2005184570A
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直幸 山本
Kazuyoshi Yamashita
和義 山下
Atsushi Nakazawa
淳 中沢
Toshio Nishimura
俊雄 西村
Hideki Fushimi
英樹 伏見
Satoshi Yamaguchi
山口  聡
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Abstract

【課題】 アンテナ素子に導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、アンテナ素子の電流分布を正弦波状に近似させることができるので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができるダイポールアンテナを得ることを目的とする。
【解決手段】 ダイポールアンテナ装置は、同軸ケーブルに接続される同軸コネクタ5と、同軸コネクタ5を固定する誘電体基板1と、誘電体基板1上に構成される給電線路3と、給電線路3と電気的に接続され、所定の電波に対して電流分布が正弦波状に近似されるよう形状または構成を補正したアンテナ素子2a、2bから構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、誘電体基板上にマイクロストリップで形成されたダイポールアンテナ素子に対して、励振電力を同軸ケーブルから給電するダイポールアンテナ装置に関するものである
従来のダイポールアンテナ装置においては、一対のアンテナ素子と一対の給電線路は、それぞれの対をなす一方が誘電体基板上の表面に、他方が裏面に、薄膜導体にて形成されている。給電線路の形状は、両面共、誘電体の中心に同じ線幅で形成しており、アンテナ素子は、給電線路に対して直交方向に一対かつ対称に形成している。そして、アンテナ素子の長さは、両面の長さをあわせて1/2波長となるよう形成している。(例えば、特許文献1参照)
特開平10−224143号公報(第2頁、第11図)
従来のダイポールアンテナ装置のアンテナ素子は、同軸ケーブルを介して給電される。その際、アンテナ素子と給電線路は平衡回路であるのに対し、同軸ケーブルは不平衡回路であるため、平衡回路と不平衡回路との接続を不用意に行うと同軸ケーブルの外側の外表面から地面等へ流れる不平衡電流が発生し、その分、同軸ケーブルに接続されたアンテナ素子側へ電流が流れず、損失が生じる。従ってこの不平衡電流による損失を抑えるために、また、不要反射や不整合を避けるために、バランという変換器を用いて不平衡回路から平衡回路へのモードの整合を行っている。
図8は従来の技術におけるダイポールアンテナ装置の斜視図である。誘電体基板1に導体であるアンテナ素子2a、2b及び給電線路3a、3bが面ごとに一体で、表面側と裏面側で一対に構成され、裏面側の給電線路3bと同軸コネクタ5との間にテーパ状のバラン4が裏面の給電線路3bと一体に構成されている。また、同軸コネクタ5はバラン4と同軸ケーブルの外導体とを、また、給電線路3aと同軸ケーブルの内導体とを導通するよう構成している。このテーパ状のバラン4を用いることで平衡回路であるダイポールアンテナのアンテナ素子2a、2b及び給電線路3a、3bと不平衡回路である同軸ケーブルとの整合をとりつつ接続している。
バラン4のテーパ形状については、そのテーパ角が小さく、その長さが長いほど平衡−不平衡の変換機能を発揮することができる。バラン4の平衡−不平衡の変換機能が十分である場合は、アンテナ素子2a、2bは平衡回路であるため、それぞれ左右対称の形状をなし、アンテナ素子部2aと2bの長さL1、L2は同じで良い。また、その長さをL1=L2=λ/4にすることで、アンテナ素子2a、2bをあわせて正弦波の1/2波長となるよう構成している。
しかし、マイクロストリップ導体で形成されたダイポールアンテナを用いたダイポールアンテナ装置を製品としてレーダ装置等に用いた場合、製品の小型の要望などにより、テーパ状のバランのそのテーパ角とその長さ十分に得ることができない場合がある。
図9は、従来の技術におけるダイポールアンテナ装置のダイポールアンテナ部の部分図であり、(a)は構成図、(b)は不平衡電流発生時のアンテナ素子の電流分布と電界面の放射パターンを示す。バランとしての機能を発揮することが出来ずにモードの整合を十分に行うことが出来ないと、不平衡電流が発生しその分アンテナ素子2b側の電流が減少するため、アンテナ素子部2a、2bの電流分布を左右対称にすることができなくなり、ダイポールアンテナの電界面の放射パターンも(b)に示すように、対称ではなくなってしまうという問題が生じていた。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、バランの機能が不十分であることにより一対のアンテナ素子に給電する一対の給電線路の励振電流が不平衡となる場合であっても、放射される電波の電界面のパターンの対称性を改善することができるダイポールアンテナ装置を得ることを目的とするものである。
この発明は、同軸ケーブルから励振電流を受ける一対の給電線路と、この給電線路の一方を前記同軸ケーブルに接続し平衡回路と不平衡回路の整合をとるバランと、前記一対の給電線路により励振され、異なる形状であることによって励振電流分布が略正弦波形となる一対のアンテナ素子と、前記アンテナ素子、前記給電線路及び前記バランが薄膜導体にて表面に形成されている誘電体基板とを備えたものである。
また、同軸ケーブルから励振電流を受ける一対の給電線路と、この給電線路の一方を前記同軸ケーブルに接続し平衡回路と不平衡回路の整合をとるバランと、前記給電線路により励振される同一形状の一対のアンテナ素子と、このアンテナ素子の一方または両方に載置され、アンテナ素子の電気的長さを互いに異ならせることにより前記アンテナ素子上の励振電流分布を略正弦波形とする誘電体と、前記アンテナ素子、前記給電線路及び前記バランが薄膜導体にて表面に形成されている誘電体基板とを備えたものである。
また、同軸ケーブルと接続され不平衡回路を平衡回路に整合させるバランと、このバラン及び前記同軸ケーブルから励振電流を受け、互いに異なるインピーダンスであることによって前記励振電流を等しくする一対の給電線路と、この給電線路により励振される一対のアンテナ素子と、前記アンテナ素子、前記給電線路及び前記バランが薄膜導体にて表面に形成されている誘電体基板とを備えたものである。
この発明は、同軸ケーブルから励振電流を受ける一対の給電線路と、この給電線路の一方を前記同軸ケーブルに接続し平衡回路と不平衡回路の整合をとるバランと、前記一対の給電線路により励振され、異なる形状であることによって励振電流分布が略正弦波形となる一対のアンテナ素子と、前記アンテナ素子、前記給電線路及び前記バランが薄膜導体にて表面に形成されている誘電体基板とを備えたので、前記アンテナ素子に導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、前記アンテナ素子の電流分布を正弦波状に近似させることができるので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができるダイポールアンテナ装置を得ることができる。
また、同軸ケーブルから励振電流を受ける一対の給電線路と、この給電線路の一方を前記同軸ケーブルに接続し平衡回路と不平衡回路の整合をとるバランと、前記給電線路により励振される同一形状の一対のアンテナ素子と、このアンテナ素子の一方または両方に載置され、アンテナ素子の電気的長さを互いに異ならせることにより前記アンテナ素子上の励振電流分布を略正弦波形とする誘電体と、前記アンテナ素子、前記給電線路及び前記バランが薄膜導体にて表面に形成されている誘電体基板とを備えたので、前記アンテナ素子に導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、前記アンテナ素子の電流分布を正弦波状に近似させることができるので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができるダイポールアンテナ装置を得ることができ、また小型化できる。
また、同軸ケーブルと接続され不平衡回路を平衡回路に整合させるバランと、このバラン及び前記同軸ケーブルから励振電流を受け、互いに異なるインピーダンスであることによって前記励振電流を等しくする一対の給電線路と、この給電線路により励振される一対のアンテナ素子と、前記アンテナ素子、前記給電線路及び前記バランが薄膜導体にて表面に形成されている誘電体基板とを備えたので、前記アンテナ素子に導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、前記アンテナ素子の電流分布を正弦波状に近似させることができるので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができるダイポールアンテナ装置を得ることができる。
実施の形態1.
本実施の形態については、バランを使用してもモードの整合が出来ずに不平衡電流が発生している場合に、アンテナ素子の左右の長さを補正して、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる場合について説明する。
図1は、本発明に係わるダイポールアンテナ装置の一実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。(a)に構成図を示す。誘電体基板1の表面にアンテナ素子2aと給電線路3aが薄膜導体によるマイクロストリップで一体に形成され、裏面にアンテナ素子2a側と給電線路3bが薄膜導体によるマイクロストリップで一体に形成されている。アンテナ素子部2a、2bは線状で線幅は同一に構成されており、また誘電体基板1の中心付近に構成された線状の給電線路3a、3bに対して直交に構成されている。
アンテナ素子2a、2bは共に給電線路3a、3bを中心軸とした場合に一対に形成され、且つ中心軸に対して左右対称となるよう形成されている。アンテナ素子2aの長さL1とアンテナ素子2bの長さL2は、不平衡電流が発生しているアンテナ素子2b側を短くするため、L1>L2となるよう構成されている。図示しないが、アンテナ素子2a側は給電線路3a、同軸コネクタ5を介して同軸ケーブルの内導体に、アンテナ素子2b側は給電素子3b、薄膜導体にて誘電体基板1の裏面に形成されたバラン4、同軸コネクタ5を介して同軸ケーブルの外導体に接続されている。
動作について説明する。同軸ケーブルに空気中で所定の波長λの高周波電流が流れると、それが同軸コネクタ5へ伝達され、給電線路3a、3bを経由して最終的にアンテナ素子2a、2bに達する。その際、アンテナ素子2a、2bの電流分布は、給電線路3a、3bとの接続部位からの距離をzとすると、アンテナ素子2a側はIa(z)=Ia×sin{(L1−z)×2π/λ}にて与えられ、アンテナ素子2b側はIb(z)=Ib×sin{(L2−z)×2π/λ}にて与えられる。アンテナ素子2a、2bの先端側では振幅が0になる。
ところで、誘電体基板1の裏面でバラン4を経由する際に、平衡−不平衡の変換が不十分であることより不均衡電流が発生していると、給電線路3bを経てアンテナ素子2b側の電流分布は、Ia>Ibとなるため、アンテナ素子2a側に較べて小さくなる。
図1(b)にアンテナ素子の電流分布と電界面の放射パターンを示す。アンテナ素子2bのL2の寸法を、電流分布の小さくなった分λ/4より短くし、アンテナ素子2aのL1の寸法をλ/4より長くして、アンテナ素子2a、2b合わせて電流分布が全体として正弦波形状を乱さないよう構成することができる。その際、アンテナ素子2a、2bの接続部での電流の振幅値を一致させる。即ち、接続部ではアンテナ素子2a、2b共にz=0であり、電流分布の式において、Ia×sin(L1×2π/λ)=Ib×sin(L2×2π/λ)を満たすようにする。尚、給電線路3bに不平衡電流が生じていることからIa>Ibであるため、その分をL1とL2の長さで調整されることとなる。
よって、アンテナ素子2a、2bの電流分布はL1>L2であるため左右対称ではないものの、両者あわせて全体として正弦波の半波長に近似した分布となるよう構成することが可能となる。電流分布の中心は図1(b)でいうと上側にシフトする結果となり、電界面の放射パターンも中心はアンテナ素子2a、2bの長さを補正した分上側にシフトするものの、電界面の放射パターンを対称に近似させることができる。
したがって、アンテナ素子2a、2bに導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、一方を短く、他方を長く構成して電流分布を正弦波状に近似されるようなアンテナ素子の長さに補正したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる。
実施の形態2.
本実施の形態については、バランを使用してもモードの整合が出来ずに不平衡電流が発生している場合に、アンテナ素子の線幅を補正して、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる場合について説明する。
図2は、本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第2の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。(a)に構成図を示す。実施の形態1との違いは、所定の波長λとなる高周波に対して使用する場合、実施の形態1では、アンテナ素子2aの長さL1とアンテナ素子2bの長さL2の関係がL1>λ/4、L2<λ/4であるのに対し、本実施の形態においてはL1=L2=λ/4となるよう構成する。また、実施の形態1ではアンテナ素子2a、2bの線幅は同一であるのに対し、アンテナ素子2aの線幅W1とアンテナ素子2bの線幅W2をW1<W2の関係となるよう構成する。
動作について説明する。図2(b)にアンテナ素子の電流分布と電界面の放射パターンを示す。同軸ケーブルに空気中で所定の波長λとなる高周波が流れると、同軸コネクタ5へ伝達され、給電線路3を経由して最終的にアンテナ素子2a、2bに達する。誘電体基板1の裏面ではバラン4を経由する際に不均衡電流が発生しているため、アンテナ素子2a、2bの線幅が同じ場合は、給電線路3を経た後のアンテナ素子2b側の電流分布は、本来アンテナ素子2a側に較べて小さくなる。しかし線幅をW1<W2にしてアンテナ素子2a側のインピーダンスを上げることで、アンテナ素子2a側に流れる電流を小さくし、アンテナ素子2a、2bの電流分布を左右対称で、かつ両者あわせて正弦波の半波長に近似した分布となるよう構成することが可能となる。よってこのようなW1、W2に設定することで、電流分布を対称にして電界面の放射パターンを対称にすることができる。
したがって、アンテナ素子2a、2bに導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、一方の線幅を細く、他方を太く構成して電流分布を正弦波状に近似されるようなアンテナ素子の線幅に補正したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる。
実施の形態3.
本実施の形態については、バランを使用してもモードの整合が出来ずに不平衡電流が発生している場合に、アンテナ素子部の片側に誘電体を装荷したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる場合について説明する。
図3は、本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第3の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。(a)に構成図を示す。実施の形態1と異なる部分は、アンテナ素子2a、2bの長さはL3、L4に設定されており、所定の波長λとなる高周波に対して使用する場合に、L3=L4<λ/4の関係を有する。また、アンテナ素子2aに装荷誘電体6aが固着されている点で異なる。装荷誘電体6aは、例えばPEやPET等の樹脂成分を含んだ薄膜のフィルムとしてアンテナ素子2aに固着される場合や、同様の成分を含んだワニス等としてアンテナ素子3aに塗布される場合などがある。
動作について説明する。同軸ケーブルに空気中で所定の波長λとなる高周波が流れると、同軸コネクタ5へ伝達され、給電線路3を経由して最終的にアンテナ素子2a、2bに達する。図3(b)にアンテナ素子の電流分布と電界面の放射パターンを示す。アンテナ素子2a側に固着された装荷誘電体6aの部分において、装荷誘電体6aの空気との比誘電率をε1とすると、波長はλ/ε1となる。また、装荷誘電体6aの空気との比誘電率ε1を決定することで、アンテナ素子2aのうち装荷誘電体6aを固着している部分の長さを電磁的にε1倍長くしたのと同様の効果となる。よってアンテナ素子2aの長さは、電磁的にα×L3にすることができる。αは1からε1の間の所定の係数である。
従って、アンテナ素子2bのL4の寸法を、電流分布の小さくなった分λ/4より短くし、幾何学的寸法がL3(<λ/4)のアンテナ素子2aの長さを電磁的にα×L3に長くすることでλ/4より長くして、アンテナ素子2a、2b合わせて電流分布が全体として正弦波形状を乱さないよう構成することができる。その際、アンテナ素子2a、2bの接続部での電流の振幅値を一致させる。即ち、接続部ではアンテナ素子2a、2b共にz=0であり、実施の形態1に示した電流分布の式において、Ia×sin(α×L3×2π/λ)=Ib×sin(L4×2π/λ)を満たすようにする。
上記のように設定することにより、アンテナ素子2a、2bの電流分布は左右対称ではないものの、両者あわせて全体として正弦波の半波長に近似した分布となるよう構成することが可能となる。電流分布の中心は図3(b)でいうと上側にシフトする結果となり、電界面の放射パターンも中心はアンテナ素子2a、2bを補正した分上側にシフトするものの、電界面の放射パターンを対称であった場合に近似させることができる。
また、L3の寸法を実施の形態1のL1と比較した場合に1/α倍程度に短縮できる。よってこの実施の形態では、L3の寸法を実際に長くするのではなく、装荷誘電体6aを塗布して電磁的に長くすることで、実施の形態1と同様の機能で、小型化することができる。
したがって、アンテナ素子2a、2bに導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、一方に装荷誘電体6aを塗布して電磁的に長くなるよう構成して電流分布を正弦波状に近似されるようなアンテナ素子の構成を補正したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができ、また小型化できる。
実施の形態4.
本実施の形態については、バランを使用してもモードの整合が出来ずに不平衡電流が発生している場合に、アンテナ素子部の両側に誘電体を装荷したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる場合について説明する。
図4は、本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第4の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。(a)に構成図を示す。実施の形態3と異なる部分は、アンテナ素子2a側に装荷誘電体6aが塗布されているだけではなく、アンテナ素子2b側にも装荷誘電体6bが塗布されている点で異なる。また、装荷誘電体6aと装荷誘電体6bは空気に対する比誘電率がε1、ε2と異なっており、ε1>ε2の関係を有する。この違いは、例えばPEやPETの樹脂成分自身の差異や、共に含まれているフィラーの成分が異なることによる。このフィラーの成分の中の代表的な成分としてガラス成分があり、ガラス成分の比率の差異によっても誘電率は変動するため、異なる種類の装荷誘電体を得ることは可能である。
動作について説明する。同軸ケーブルに空気中で所定の波長λとなる高周波が流れると、同軸コネクタ5へ伝達され、給電線路3を経由して最終的にアンテナ素子2a、2bに達する。図4(b)にアンテナ素子の電流分布と電界面の放射パターンを示す。アンテナ素子2a側に塗布された空気との比誘電率ε1となる装荷誘電体6aと、アンテナ素子2b側に塗布された空気との比誘電率ε2となる装荷誘電体6bによって、装荷誘電体6a、6bが固着しているアンテナ素子2a、2bの部分の長さを電磁的にε1、ε2倍長くしたのと同様の効果となる。よってアンテナ素子2a、2bの長さは、電磁的にα×L3、β×L4にすることができる。βは1からε2の間の所定の係数である。
従って、電磁的なアンテナ素子2bのβ×L4の寸法を、電流分布の小さくなった分λ/4より短くし、電磁的なアンテナ素子2aのα×L3の寸法をλ/4より長くして、アンテナ素子2a、2b合わせて電流分布が全体として正弦波形状を乱さないよう構成することができる。その際、アンテナ素子2a、2bの接続部での電流の振幅値を一致させる。即ち、接続部ではアンテナ素子2a、2b共にz=0であり、実施の形態1に示した電流分布の式において、Ia×sin(α×L3×2π/λ)=Ib×sin(β×L4×2π/λ)を満たすようにする。
よって、アンテナ素子2a、2bの電流分布は左右対称ではないものの、両者あわせて正弦波の半波長に近似した分布となるよう構成することが可能となる。電流分布の中心は図4(b)でいうと上側にシフトする結果となり、電界面の放射パターンも中心はアンテナ素子2a、2bを補正した分上側にシフトするものの、電界面の放射パターンを対称であった場合に近似させることができる。
また、L3の寸法を実施の形態1のL1と比較した場合に1/α倍程度に短縮でき、る。L4の寸法を実施の形態1のL2と比較した場合に1/β倍程度に短縮できる。よってこの実施の形態では、L3、L4の寸法を実際に長くするのではなく、装荷誘電体6a、6bを塗布して電磁的に長くすることで、実施の形態3と同様の機能で、さらに小型化することができる。
したがって、アンテナ素子2a、2bに導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、一方に装荷誘電体6aを塗布して電磁的に長くなるよう構成し、他方に装荷誘電体6bを塗布して電磁的に短くなるよう構成して電流分布を正弦波状に近似されるようなアンテナ素子の構成を補正したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができ、また小型化できる。
実施の形態5.
本実施の形態については、バランを使用してもモードの整合が出来ずに不平衡電流が発生している場合に、左右のアンテナ素子の傾斜角を補正して、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる場合について説明する。
図5は、本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第5の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。(a)に構成図を示す。実施の形態1との違いは、所定の波長λとなる高周波に対して使用する場合、実施の形態1では、アンテナ素子2aの長さL1とアンテナ素子2bの長さL2の関係がL1>λ/4、L2<λ/4であるのに対し、本実施の形態においてはL1=L2=λ/4となるよう構成する。また、実施の形態1において、アンテナ素子2a,2b長手方向の向きは給電線路3に対して直交でYの正負方向であったが、本実施の形態においては、給電線路3のY方向に対してアンテナ素子2aはθ1を、アンテナ素子2aはθ2の傾斜角を形成している点で異なる。
動作について説明する。同軸ケーブルに空気中で所定の波長λとなる高周波が流れると、同軸コネクタ5へ伝達され、給電線路3を経由して最終的にアンテナ素子2a、2bに達する。図5(b)にアンテナ素子の電流分布と電界面の放射パターンを示す。図5(a)に示すアンテナ素子2a、2bの電流により形成されるX軸の負方向の電界面の放射パターンは、図中のベクトルAcosθ1、Bcosθの成分となる。したがって、アンテナ素子2aがなす角度θ1をアンテナ素子2bがなす角度θ2より大きくして、アンテナ素子2a、2bの電流分布のX軸の負方向のベクトル成分を両者あわせて正弦波の半波長に近似した分布となるよう構成することが可能となる。よってアンテナ素子2a、2bの給電線路3方向に対する電界面の放射パターンの対称性を改善することができる。
したがって、アンテナ素子2a、2bに導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、一方の傾斜角を大きく、他方を小さく構成して電流分布のX軸の負方向のベクトル成分を正弦波状に近似されるようなアンテナ素子の傾斜角に補正したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる。
実施の形態6.
本実施の形態については、バランを使用してもモードの整合が出来ずに不平衡電流が発生している場合に、給電線路3の線路幅を補正したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる場合について説明する。
図6は、本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第6の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。(a)に構成図を示す。実施の形態1との違いは、所定の波長λとなる高周波に対して使用する場合、実施の形態1では、アンテナ素子2aの長さL1とアンテナ素子2bの長さL2の関係がL1>λ/4、L2<λ/4であるのに対し、本実施の形態においてはL1=L2=λ/4となるよう構成する。また、実施の形態1では、アンテナ素子2a側の給電線路3aとアンテナ素子2b側の給電線路3bの線路幅は同じであるが、本実施の形態においては、それぞれD1、D2をなしており、D1<D2となっている。
動作について説明する。同軸ケーブルに空気中で所定の波長λとなる高周波が流れると、同軸コネクタ5へ伝達され、給電線路3を経由して最終的にアンテナ素子2a、2bに達する。図6(b)にアンテナ素子の電流分布と電界面の放射パターンを示す。給電線路3aとアンテナ素子2aは一体に形成されていることから、給電される電流の振幅は給電線路3aからアンテナ素子2aにかけて連続して減衰していき、アンテナ素子2aの末端で0となる。また、給電線路3bとアンテナ素子2bについても同様である。よって、給電線路3aの線路幅D1をD2より細くすることによりインピーダンスを増大させ、給電線路部3aで電流振幅の減衰を給電線路部3bより大きくすることができる。よってこのような給電線路3a、3bの線幅D1、D2に設定することで、アンテナ素子2a、2bの電流分布を左右対称で、かつ両者あわせて正弦波の半波長に近似した分布となるよう構成することが可能となる。よって電界面の放射パターンを対称にすることができる。
したがって、アンテナ素子2a、2bに導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、一方の給電線路3aの線幅を小さく、他方を大きく構成してアンテナ素子の電流分布を正弦波状に近似されるような給電線路の線幅に補正したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる。
実施の形態7.
本実施の形態については、バランを使用してもモードの整合が出来ずに不平衡電流が発生している場合に、給電線路3の線路長を補正したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる場合について説明する。
図7は、本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第6の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。(a)に構成図を示す。実施の形態1との違いは、実施の形態1との違いは、所定の波長λとなる高周波に対して使用する場合、実施の形態1では、アンテナ素子2aの長さL1とアンテナ素子2bの長さL2の関係がL1>λ/4、L2<λ/4であるのに対し、本実施の形態においてはL1=L2=λ/4となるよう構成する。また、実施の形態1では、アンテナ素子2a側の給電線路3aとアンテナ素子2b側の給電線路3bの線路長は同じであるが、本実施の形態においては、アンテナ素子2a側の給電線路3aに迂回部を設け、アンテナ素子2b側の給電線路3bの線路長よりも長く設定している。
動作について説明する。同軸ケーブルに空気中で所定の波長λとなる高周波が流れると、同軸コネクタ5へ伝達され、給電線路3を経由して最終的にアンテナ素子2a、2bに達する。図7(b)にアンテナ素子の電流分布と電界面の放射パターンを示す。 その際、給電線路3aとアンテナ素子2aは一体に形成されていることから、給電される電流の振幅は給電線路3aからアンテナ素子2aにかけて連続して減衰していき、アンテナ素子2aの末端で0となる。また、給電線路3bとアンテナ素子2bについても同様である。よって、給電線路3aの線路長を給電線路3bより長くすることにより、給電線路3aで電流振幅の減衰を給電線路部3bより大きくすることができる。よって給電線路3a線路3aの長さを適正化させてアンテナ素子2a、2bの電流分布を左右対称で、かつ両者あわせて正弦波の半波長に近似した分布となるよう構成することが可能となる。アンテナ素子2a、2bの電界面の放射パターンを対称にすることができる。
したがって、アンテナ素子2a、2bに導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、一方の給電線路3aの線路長を長く、他方を短く構成してアンテナ素子の電流分布を正弦波状に近似されるような給電線路の線路長に補正したので、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる。
このように、アンテナ素子2a、2bに導通されている線路の一方に不平衡電流が発生している場合に、アンテナ素子形状や構成もしくは給電線路の形状を適正に補正することで、アンテナ素子の電流分布を正弦波状に近似させることができ、電界面の放射パターンの対称性を改善することができる。
本発明に係わるダイポールアンテナ装置の一実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。 本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第2の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。 本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第3の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。 本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第4の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。 本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第5の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。 本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第6の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。 本発明に係わるダイポールアンテナ装置の第7の実施の形態におけるダイポールアンテナ部の部分図である。 従来の技術におけるダイポールアンテナ装置の斜視図である。 従来の技術におけるダイポールアンテナ装置のダイポールアンテナ部の部分図である。
符号の説明
1 誘電体基板、2a〜2b アンテナ素子部、3a〜3b 給電線路、4 バラン、5 同軸コネクタ、6a〜6b 装荷誘電体。

Claims (8)

  1. 同軸ケーブルから励振電流を受ける一対の給電線路と、この給電線路の一方を前記同軸ケーブルに接続し平衡回路と不平衡回路の整合をとるバランと、前記一対の給電線路により励振され、異なる形状であることによって励振電流分布が略正弦波形となる一対のアンテナ素子と、前記アンテナ素子、前記給電線路及び前記バランが薄膜導体にて表面に形成されている誘電体基板とを備えたダイポールアンテナ装置。
  2. 前記一対のアンテナ素子は、一方が長く、他方が短く形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダイポールアンテナ装置。
  3. 前記一対のアンテナ素子は、一方の線幅が細く、他方が太く形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダイポールアンテナ装置。
  4. 前記一対のアンテナ素子が前記給電線路となす角度が互いに異なることを特徴とする請求項1に記載のダイポールアンテナ装置。
  5. 同軸ケーブルから励振電流を受ける一対の給電線路と、この給電線路の一方を前記同軸ケーブルに接続し平衡回路と不平衡回路の整合をとるバランと、前記給電線路により励振される同一形状の一対のアンテナ素子と、このアンテナ素子の一方または両方に載置され、アンテナ素子の電気的長さを互いに異ならせることにより前記アンテナ素子上の励振電流分布を略正弦波形とする誘電体と、前記アンテナ素子、前記給電線路及び前記バランが薄膜導体にて表面に形成されている誘電体基板とを備えたダイポールアンテナ装置。
  6. 同軸ケーブルと接続され不平衡回路を平衡回路に整合させるバランと、このバラン及び前記同軸ケーブルから励振電流を受け、互いに異なるインピーダンスであることによって前記励振電流を等しくする一対の給電線路と、この給電線路により励振される一対のアンテナ素子と、前記アンテナ素子、前記給電線路及び前記バランが薄膜導体にて表面に形成されている誘電体基板とを備えたダイポールアンテナ装置。
  7. 前記給電線路の線路幅は、一方が細く、他方が太く形成されていることを特徴とする請求項6に記載のダイポールアンテナ装置。
  8. 前記給電線路の線路長は、一方が長く、他方が細く構成されていることを特徴とする請求項6に記載のダイポールアンテナ装置。
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