JP7066570B2 - プローブ保持装置およびそれを用いたアンテナパターン測定装置 - Google Patents
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Description
図1(a),図1(b)に示すように、延伸部15において、第1端11に比べて第2端13はD1方向の正方向に位置している。言い換えると、延伸部15は、D1方向の正側に傾くようにD3方向に延伸している。より具体的には、第1端11の外形の中心11cと第2端13の外形の中心13cとはD2方向からみたときに一致しておらず、中心13cが中心11cに比べD1方向の正側に位置している。ここで、外形の「中心」とはD1方向とD2方向とで形成される平面と平行な面における断面で観察したときに、外形の重心に相当する部分である。本例の場合には、第1端11および第2端13の外形は円状であるため、円の中心が外形の中心となる。
延伸部15は、後述のプローブ20を保持する剛性(強度)を備える材料からなる。例えば、Si,Al等を用いることができる。また、カーボンやフェライト等の電波吸収体構成材料を含めてもよい。導電性材料も絶縁性材料も用いることができるが、プローブ20に高周波信号を入出力する配線29との絶縁を確保するためには、導電性が低い材料を用いてもよい。この例では配線29として同軸ケーブルを用いている。
アーム部10は延伸部15のみで構成されていてもよいし、延伸部15を固定するために必要な部位を備えていてもよい。例えば、第1端11の側に配置された固定用のビスやマグネット等を備えていてもよい。また、第1端11よりもD3方向の負側において、補強部17を備えていてもよい。補強部17のD3方向に直交する平面における形状は、第1端11よりも大きくてもよいし、同等であってもよい。図7(a)に示すように、D3方向に平行な方向に延びる(D1方向に傾いていない)補強部17としてもよい。これにより安定して延伸部15を保持することができる。さらに、補強部の表面に電波吸収体を位置させてもよい。
プローブ20は、プローブ本体21と、配線29を延伸部15からプローブ本体21までをつなぐプローブガイド23とを備える。
プローブ保持装置1は、上述の構成のアーム部10,プローブ20を備える。このことから、アンテナに接続されるプローブ本体21の先端はD1方向の正側に向かっていることとなる。この例では、プローブ本体21の先端がプローブ保持装置1の中で最もD1方向の正側に位置している。
から不連続部における高周波信号の反射も抑制することができる。
上述の例では、プローブガイド23の外側面と延伸部15の外側面は段差なく連続的に接続されている場合を例に説明したがこの構成に限定されない。
上述の例では、延伸部15の第1端11,第2端13の外形はD1方向およびD2方向において対称な形状としていたがその限りではない。第1端11および第2端13のD3方向に直交する面における外形は、円形や楕円形、菱形に限定されることはない。
図5に示すように、D1方向に直交する面方向でみたときに(D3方向に沿った面でみたときに)、仮想外側面の内側であっても角部Eを備える場合には角部Eにおいて反射光が発生してしまいアンテナ特性を正確に測定できなくなる。従って、延伸部15のD3方向における長さは30λ以上とし、その範囲内において角部Eを備えないようにしてもよい。別の観点では、延伸部15のD3方向における長さは、一般的な電波吸収体の厚さを無視できない長さ(例えば、電波吸収体の厚さの0.5~2倍の長さ;厚さ118mmの電波吸収体の場合には59mm~236mm)としてもよい。
上述の例では、配線29として同軸ケーブルを用いた例を説明したがこの限りではない。例えば、配線29の少なくとも一部を導波管としてもよい。配線29の他の例としては、導波管や、導波管と同軸ケーブルとの組み合わせ、導波管と伝送線路との組み合わせ等がある。導波管を用いる場合には、伝送する信号のロスを低減することができる。
図6に上述のプローブ保持装置1を用いたアンテナパターン測定装置100の模式的な断面図を示す。図6に示すように、アンテナパターン測定装置100は、ステージ110と、ステージ110上に配置された固定部120と、固定部120に固定されたプローブ保持装置1と、プローブ保持装置1のプローブ20の先端に電気的に接続するよう固定された第1アンテナ130と、第1アンテナ130に対して相対位置を変化させることのできる可動部140と、可動部140に固定された第2アンテナ150と、を備える。
方向の面において多く発生することを確認した。具体的には-50dB発生していることを確認した。
10:アーム部
11:第1端
13:第2端
15:延伸部
20:プローブ
Claims (7)
- 第1端と第2端との間を長手方向として伸びる延伸部を含むアーム部と
前記第2端から前記長手方向に伸びる、高周波信号を入出力するプローブと、を備え、
前記延伸部の外側面は、前記第1端の外周と前記第2端の外周とを最短距離でつないで形成される仮想外側面と同一面に位置しており、
前記長手方向と直交する断面から見たときに、
前記第2端の外形は、前記第1端の外形よりも小さく、
前記第2端の外形の重心は、前記第1端の外形の重心よりも第1方向の正側に位置しており、
前記第2端および前記第1端の外形は共に、前記第1方向の最も正側に位置する部分から負側に向かうにつれて幅が大きくなる拡幅部を備えている、
プローブ保持装置。 - 前記長手方向に沿った断面において、前記プローブの先端と前記第1端の外周とを結ぶ線分よりも内側に前記第2端の外周が位置する、請求項1に記載のプローブ保持装置。
- 前記長手方向に沿った断面において、前記延伸部の前記外側面は角部を備えない、請求項1または2に記載のプローブ保持装置。
- 前記長手方向と直交する断面視において、前記第1端の外形は前記第1方向の長さが前記第1方向と直交する方向における長さよりも長い、請求項1乃至3のいずれかに記載のプローブ保持装置。
- 前記長手方向と直交する断面視において、前記第1端の外形は円形、楕円形、もしくは多角形である、請求項1乃至4のいずれかに記載のプローブ保持装置。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載のプローブ保持装置と、
前記プローブに電気的に接続するよう固定された第1アンテナと、
前記第1アンテナに対して相対位置を変化させることのできる可動部と、
前記可動部に固定された、前記第1アンテナからの高周波信号を受信するか、前記第1アンテナに高周波信号を送信する第2アンテナと、を含むアンテナパターン測定装置。 - 前記第1アンテナは送信アンテナであり、前記第2アンテナは受信アンテナであり、前記可動部は、前記第1アンテナを中心として回転可能な駆動部を備える、請求項6に記載のアンテナパターン測定装置。
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