JP2005184240A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 再生中の動画から所望の画像を容易に選択することが可能な画像処理装置を実現することを目的とする。
【解決手段】 動画表示に対する指示を入力する入力手段と、画像圧縮データを伸張してフレームデータを生成する伸張制御手段と、前記生成されたフレームデータに基づいて動画表示を行う表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記入力手段から停止指示が入力された場合に、表示中の画像のフレームデータを含む複数のフレームデータに基づく複数の画像を表示することを特徴とする画像処理装置。
【選択図】 図5
【解決手段】 動画表示に対する指示を入力する入力手段と、画像圧縮データを伸張してフレームデータを生成する伸張制御手段と、前記生成されたフレームデータに基づいて動画表示を行う表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記入力手段から停止指示が入力された場合に、表示中の画像のフレームデータを含む複数のフレームデータに基づく複数の画像を表示することを特徴とする画像処理装置。
【選択図】 図5
Description
本発明は、動画を表示する機能を備えた画像処理装置の技術に関し、特に、デジタルカメラやプリンタ等において再生中の動画から所望の画像を選択する場合に適した画像処理装置の技術に関する。
近年、デジタルカメラ等の急速な普及、パソコンやプリンタの低価格化に伴い、デジタルカメラ等で撮影した画像を自宅のパソコン等に保存して編集するユーザや、このパソコン等に保存した画像をプリンタで印刷して楽しむユーザが増えている。
また、最近では、パソコン等を介することなくデジタルカメラ等(又はその記録用メモリカード)から画像を直接読み出して印刷できるプリンタ(以下、「ダイレクトプリンタ」と呼ぶ。)が登場し、人気を得ている。このようなダイレクトプリンタの中には、静止画だけでなく、動画を取り扱うものも開発されている。例えば、特開2001−78127号公報には、入力された動画データを静止画データに変換し、変換された静止画データを印刷する動画像プリンタが開示されている(特許文献1)。
特開2001−78127号公報
動画データについてユーザが印刷・編集等の所定の処理をしようとする場合、ユーザは、動画データを構成するフレーム毎の静止画データ(フレームデータ)の中から、処理対象となる画像を特定する必要がある。上述したような従来のプリンタでは、プリンタに表示パネル等の表示手段を設けて、この表示手段にフレームデータを出力することで、ユーザに処理対象となる画像の選択を行わせている。
しかし、動画は所定のフレームレート(表示フレーム数/秒)に従って順次再生されるため、ユーザが再生中の動画を特定してから画像の選択指示を入力するまでの間にはタイムラグが発生しやすく、ユーザが特定した画像と実際に選択された画像との間には、不一致が生じやすい。また、ユーザは動画を見ながら画像を特定しているので、実際に特定された画像が、意図した画像と異なる場合もある。
そのため、ユーザが再生中の動画から所望の画像を選択する場合には、タイムラグを考慮しつつ所望の画像が選択されるまで何度も指示を入力しなおすといった思考錯誤が要求されるため、動画印刷における最適画像の選択は困難で煩雑になりやすいという問題がある。その結果、動画印刷を行なう際のユーザの利便性や操作性が低下してしまうという問題もある。
そこで、本発明は、再生中の動画から所望の画像を容易に選択することが可能な画像処理装置を実現することを目的とする。
また、本発明は、動画印刷等におけるユーザの利便性や操作性をより向上させることができる画像処理装置を実現することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、画像表示に対する指示を入力する入力手段と、画像圧縮データを伸張する伸張制御手段と、前記伸張された画像データに基づいて画像表示を行う表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記入力手段から停止指示が入力された場合に、表示中の画像を含む複数の画像を表示することを特徴とする。
画像圧縮データには、静止画像の圧縮データおよび動画像の圧縮データの双方が該当するように構成することができる。
また、前記伸張制御手段は、画像圧縮データを伸張してフレームデータ(動)を生成し、前記表示制御手段は、前記生成されたフレームデータに基づいて動画表示を行い、前記入力手段から停止指示が入力された場合に、動画表示中の画像のフレームデータを含む複数のフレームデータに基づく複数の画像を表示することを特徴とする。
フレームデータは、動画データを構成するフレーム毎の静止画データであり、連続するフレームデータを所定のフレームレート(表示フレーム数/秒)に従って表示することにより動画表示を行うように構成することができる。
また、前記表示制御手段は、前記生成されたフレームデータに基づいて第1の表示領域に動画を表示しながら、前記第1の表示領域に表示中の画像のフレームデータと当該フレームデータの所定間隔前後のフレームデータに基づく複数の画像を第2の表示領域に表示することを特徴とする。
例えば、第1の表示領域に動画を表示しながら、第1の表示領域に表示中の画像に対応するフレームデータがN番目(Nは自然数)のフレームデータである場合、N番目のフレームデータ、N+M番目(Mは自然数)のフレームデータおよびN−M番目のフレームデータに基づく複数の画像を表示するように構成することができる。
さらにまた、前記表示制御手段は、前記生成されたフレームデータに基づいて第1の表示領域に動画を表示する第1の表示モードと、前記第1の表示領域に表示中の画像のフレームデータと当該フレームデータの所定間隔前後のフレームデータに基づく複数の画像を第2の表示領域に表示する第2の表示モードと、を備え、前記入力手段から停止指示が入力されると、前記第1の表示モードから前記第2の表示モードへ切り替えることを特徴とする。
例えば、停止指示が入力されると、第1の表示モードから第2の表示モードへ切り替えて、第1の表示領域に表示中の画像に対応するN番目(Nは自然数)のフレームデータ、N+M番目(Mは自然数)のフレームデータおよびN−M番目のフレームデータに基づく複数の画像を、第2の表示領域に表示するように構成することができる。
また、前記伸張された画像データに基づいて印刷媒体に対する印刷を実行する印刷制御手段をさらに備えることを特徴とする。
また、前記生成されたフレームデータを一時記憶するための記憶手段をさらに備え、前記伸張制御手段は、生成したフレームデータを前記記憶手段に格納し、前記表示制御手段は、前記記憶手段からフレームデータを読み出して動画表示を行うことを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、動画表示に対する指示を入力するステップと、画像圧縮データを伸張してフレームデータを生成するステップと、前記生成されたフレームデータに基づいて動画表示を行うステップと、を備え、前記動画表示を行うステップは、停止指示が入力された場合に、表示中の画像のフレームデータを含む複数のフレームデータに基づく複数の画像を表示することを特徴とする。
また、本発明は、動画表示に対する指示を入力する機能と、画像圧縮データを伸張してフレームデータを生成する機能と、前記生成されたフレームデータに基づいて動画表示を行う機能と、を画像処理装置に実現させるためのプログラムであって、前記動画表示を行う機能は、前記入力手段から停止指示が入力された場合に、表示中の画像のフレームデータを含む複数のフレームデータに基づく複数の画像を表示することを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、コンピュータにより実施することができるが、そのためのコンピュータプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリ及び通信ネットワークなどの各種の媒体を通じてコンピュータにインストールまたはロードすることができる。また、コンピュータプログラムが、プリンタ用カードやプリンタ用オプションボードに記録されて流通する場合も含む。
本発明によれば、ユーザは、再生中の動画から所望の画像を容易に選択することが可能になる。
(プリンタの構成)
図面を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、本実施形態のプリンタ(画像処理装置)1のハードウェア構成を表すブロック図である。
図面を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、本実施形態のプリンタ(画像処理装置)1のハードウェア構成を表すブロック図である。
プリンタ1は、用紙をプリンタ内に供給する給紙機構10、印字を行う印刷エンジン11、及び用紙をプリンタ機外に排出する排紙機構12等により構成される動力機構部2を備える。印刷エンジン11は、紙送機構、キャリッジ機構、印刷ヘッドなどを含んで構成される。
これら動力機構部2を制御し印刷動作を行わせるのは、CPU(プロセッサ)13、ROM14、RAM15、表示パネル及びパネルコントローラ16、PCカードスロット及びPCカードコントローラ17、USB等のインタフェース18等からなるプリンタ制御部3である。CPU13は、バスを介して各手段14〜18にアクセス可能に構成されている。なお、動力機構部2が独立してCPUを備えていてもよく、その場合は、動力機構部2のCPUが、パラレルインタフェース等を介してCPU13と通信を行い、印刷エンジン11を制御して印刷動作を行わせることになる。
動力機構部2、制御部3の構成・動作は原則として従来のプリンタ装置の構成・動作と同様である。例えば、本プリンタ1は、ホスト装置からインタフェース18を介して印刷ジョブを受信し、又は、外部メモリからPCカードスロット等17を介して/デジタルカメラ等の情報機器からインタフェース18を介して画像データを直接読み込み、かかる印刷ジョブや画像データに基づいて動力機構部2を制御して印刷動作を行なわせる機能を備える。
ただし、本プリンタ1は、動画像圧縮データの伸長機能、及び動画像表示機能を備えており、更に、当該動画像表示機能は、再生中の動画に対して停止指示が入力された場合に、表示中の画像(停止した画像)を含む複数の画像を表示するように制御する点で、従来の構成と異なっている。
図2に、制御部3における主要な機能構成図を示す。図に示すように、制御部3は、パネルIF手段21、伸長制御手段22、表示制御手段23、印刷制御手段24等を備えて構成される。上記の各手段は、ROM14又はRAM15に格納されるアプリケーションプログラムをCPU13が実行することにより機能的に実現される。なお、制御部3は、上記の各手段のほか、一般的なプリンタが備える画像処理(サイズ変換処理、ノイズ除去、シャープネスなど)手段を備えることができる。
パネルIF手段21は、例えばLCDや操作キーなどから構成される表示パネル及びパネルコントローラ16を介して、ユーザからプリンタ1に対するコマンド(表示操作コマンドや印刷制御コマンドなど)を受け付けるとともに、ユーザに対して印刷ステータス等を出力する。表示操作コマンドである動画再生指示には、例えば、動画の標準再生、早送り再生、逆再生、早戻し再生、停止、コマ送り再生、などが該当する。
伸長手段21は、受信バッファ又は外部メモリ等から対象となる画像圧縮データを読み出し、読み出した画像圧縮データに対して伸長処理を施し、画像データを復元する。伸長処理は圧縮方式(JPEG方式、モーションJPEG方式、MPEG方式など)に対応した周知の処理を用いることができる。
例えば、画像圧縮データがMPEGファイル(動画像データ)である場合、8×8ブロックごとに、AC成分についてHuffman符号の復号、ランレングス圧縮の復号を行い、DC成分と一緒に逆量子化を行って周波数分布を算出し、かかる周波数分布にインバースDCTを行うことにより、動画像データを復元する。伸張手段21は、動画像圧縮データを伸張してフレームごとの静止画データ(フレームデータ)を生成すると、記憶手段としてのフレームメモリに格納する。
表示制御手段23は、伸長された画像データに基づいて、パネルコントローラ16を制御して表示パネル上で画像表示(静止画、動画)を行わせる。動画の場合、表示制御手段23は、フレームメモリに格納されているフレームデータを読み出して出力するようにパネルコントローラ16を制御することにより表示パネル上で動画を表示する。
また、表示制御手段23は、パネルIF手段21から動画の停止指示が入力された場合に、当該時点で表示中のフレーム画像のフレームデータを含む複数のフレームデータに基づく複数のフレーム画像(静止画)を表示するように構成されている。
これら伸長手段21、伸長制御手段22、表示制御手段23の動作については、後述する動画表示処理の説明において詳しく説明する。
印刷制御手段24は、従来のプリンタ装置と同様に、印刷ジョブの解析、印刷イメージの生成、印刷エンジン11の制御等を実行する。
例えば、ホスト装置から送られてくる印刷ジョブに従い印刷を実行する場合、受信バッファから印刷データを順番に読み出し、これを解析してラスタ形式の画像データを生成する。印刷データが画像圧縮データを含む場合は、伸長手段21を制御して、画像データの復元を行う。また例えば、ホスト装置を介さずにプリンタ単体で印刷を実行する場合、PCカードスロット等17を介して外部メモリから画像圧縮データを読み出し、伸長手段21を制御して、画像データの復元を行う。なお、印刷処理時は、画像圧縮データに含まれる情報の全てを伸長処理の対象として処理を実行することが望ましい。
そして、かかる画像データに対し、印刷動作において通常行われる所定の画像処理(例えば、ノイズ除去など)を施して、印刷イメージを生成する。また、受信バッファから読み出した制御コマンド、又はパネルIF手段21を介して入力されたコマンド等に基づき、例えば印刷エンジン11の紙送機構等を制御して印刷開始に必要な状態を整え、所定単位分(例えば1パス分)の印刷イメージを印刷エンジン11に転送し、印刷エンジン11を制御しながら印刷を実行する。
(動画表示処理)
以下では、図3〜図5に示すフローチャート等を参照して、プリンタ1における動画表示処理を詳細に説明する。各ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して、又は並列に実行することができる。また、処理の終了は例えば割り込み等を用いて実現できる。図3は、プリンタ制御部3による動画表示処理の一例を示すフローチャートである。図4は、表示パネル16に表示される画面構成などを示す図である。図5は、各表示領域に画像が表示される様子を説明するための図である。
以下では、図3〜図5に示すフローチャート等を参照して、プリンタ1における動画表示処理を詳細に説明する。各ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更して、又は並列に実行することができる。また、処理の終了は例えば割り込み等を用いて実現できる。図3は、プリンタ制御部3による動画表示処理の一例を示すフローチャートである。図4は、表示パネル16に表示される画面構成などを示す図である。図5は、各表示領域に画像が表示される様子を説明するための図である。
伸長制御手段22は、パネルIF手段21において受信バッファ又は外部メモリに格納される動画像圧縮データの指定とともに動画再生指示を受け付けると(STEP300のYes)、以下の処理を開始する。なお、動画再生としては、標準再生、逆再生(戻し再生)、早送り再生、早戻し再生、コマ送り再生などを受け付けることができるが、ここでは、標準再生が選択された場合について説明する。
まず、伸長制御手段22は、動画表示に必要な所定の初期化処理を実行する(STEP301)。所定の初期化処理には、例えば、フレームメモリへの初期表示用データの設定、動画表示処理に使用する動画表示のパラメータ(フレームレートやフレーム間隔、停止フラグ)などの設定がある。フレーム間隔には、動画像を表示する際のフレームの間隔が設定され、停止フラグには、画像の停止状態を示す値が設定される。停止フラグには初期値として画像が停止状態でないことを示す「0」が設定され、フレームレートには例えば「15フレーム数/秒」が、フレーム間隔には「1」が設定されたものとする。
本実施形態では、図4(A)に示すように、動画を表示するためのメイン表示領域16Aと、停止した画像の所定間隔前後の画像を表示するためのサブ表示領域16Bを表示パネル16上に構成する。なお、メイン表示領域は図4(A)のメイン画面と同義であり、サブ表示領域はサブ画面と同義である。
メイン表示領域16Aにはフレームデータ(静止画)が動画表示される。ユーザは、動画表示されている画像を停止し、印刷指示を入力すると、メイン表示領域16Aに表示された画像が印刷されるように構成されている。
サブ表示領域16Bは、さらに複数の部分表示領域(複数のサブ画面1〜3(16b))を備えている。これらサブ画面1〜3にはメイン表示領域16の動画表示にあわせて複数のフレームデータが表示される。具体的には、サブ画面2には、メイン画面と同じフレームデータが表示され、サブ画面2の前後に位置するサブ画面1および3には、メイン画面のフレームデータから所定フレーム数だけ前後に位置するフレームデータが再生方向にあわせて表示される。サブ表示領域16Bは、ユーザが印刷対象を選択する際に参照可能に構成されている。
なお、本実施形態において構築されるフレームメモリは、これら複数の表示領域への表示を効率的に実行すべく構成することが望ましい。ここでは、図4(B)に示すように、メイン画面16Aに対応するメインメモリ1および2と、サブ画面16Bに対応するサブメモリ1〜3をRAM15に構築している。
初期化処理を終えると、伸長制御手段22は、開始フレーム(N番目のフレーム)のデータを読み出して、伸張処理を実行し、伸張結果(フレームデータ)をRAM15のメインメモリ1とサブメモリ2にそれぞれ格納する(STEP302)。このとき、メインメモリ1およびサブメモリ2に格納される画像データは、表示される画像のサイズ等を考慮して必要に応じて適切なサイズに縮小して格納されることが望ましい。
メインメモリ1およびサブメモリ2に格納されたフレームデータは、フレームレートに従って表示制御手段23のパネルコントローラ16によって読み出され、表示パネル上のそれぞれ対応する表示領域16A、16bに表示される。
開始フレームのデータの伸張処理を終えると、伸長制御手段22は、次のフレーム(N+1番目のフレーム)の伸張処理を実行し、画像のサイズを調整して、伸張結果をRAM15のメインメモリ2とサブメモリ3にそれぞれ格納する(STEP303)。サブメモリ2に格納されたフレームデータは、表示制御手段23のパネルコントローラ16によって読み出され、表示パネル上の対応する表示領域16bに表示される。
図5を参照すると、2/15秒の時点で、メイン画面とサブ画面2,3に画像が表示されていることがわかる。なお、図5中の各表示領域に表示されている数字は、表示されている画像が何フレーム目の画像かを示している。例えば2/15秒の時点では、メイン画面とサブ画面2に1フレーム目の画像が、サブ画面2に2フレーム目の画像がそれぞれ表示されている。
次フレームのデータの伸張処理を終えると、伸長制御手段22は、フレームレートに従ってさらに次のフレーム(N+2番目のフレーム)の処理を実行するか否か判断し(STEP304)、例えばタイマ制御により1/15秒が経過している場合には、次のフレーム処理を実行するタイミングであると判断し、さらに次のフレーム(N+2番目のフレーム)の処理に移行する。
ここで、伸長制御手段22は、動画停止指示が入力されたか又は停止フラグに1が設定されている否かを判断する(STEP305)。動画停止指示が入力された又は停止フラグに1が設定されていると判断した場合には、動画表示を停止し、次の表示操作コマンド(指示)が入力されるのを待機する。なお、動画停止指示が入力された場合には、停止フラグに1を設定する。
ここで、メイン表示領域16Aには、停止指示が入力された際の画像(N番目のフレーム)が表示されており、サブ表示領域16Bには、メイン表示領域16Aに表示されている画像を含む前後の画像(N番目のフレームとN+1番目のフレーム)が表示されている。よって、ユーザは、メイン表示領域16Aに表示されている画像(N番目のフレーム)を気に入った場合には、印刷指示を入力することで、当該画像を印刷させることができる。また、続けてその後の画像(N+1番目以降のフレーム)を確認したい場合には、再生指示を入力することで、当該画像の続きを再生させることができる。また、メイン表示領域に表示されている画像の前後の画像をもっと検討したい場合には、コマ送り指示を入力することで、前後の画像をゆっくり確認することができる。
伸長制御手段22は、印刷指示、再生指示、コマ送り指示のいずれかが入力された場合には、それぞれに対応する処理を実行する(STEP306)。伸長制御手段22は、印刷指示が入力された場合には、現在メイン表示領域に表示されている画像の印刷処理を実行する(STEP310)。また、再生指示またはコマ送り指示が入力された場合には、次フレームの表示処理に移行する。再生指示が入力された場合は、停止フラグ=0を設定する(STEP307)。なお、停止指示が入力されていない又は停止フラグに1が設定されていない場合には、STEP306および307の処理をすることなくフレーム処理に移行する。
伸長制御手段22は、次フレーム(N+2番目のフレーム)の表示処理として、サブメモリ2のデータをサブメモリ1に転送し、サブメモリ3のデータをサブメモリ2に転送し、メインメモリ1とメインメモリ2を切り替える(STEP308)。サブメモリ1および2に転送されたデータ、切り替えられたメインメモリ2のデータは、表示制御手段23のパネルコントローラ16によって読み出され、表示パネル上のそれぞれ対応する表示領域に表示される。
また、表示制御手段23のパネルコントローラ16は、読み出したフレームが最終フレームである場合には(STEP309のYes)、動画表示を終了する。
一方、読み出したフレームが最終フレームでない場合、伸長制御手段22は、現在選択しているフレームから再生方向に次フレームを選択し、その次フレームに対して伸張処理を実行し、伸張結果をメインメモリ2とサブメモリ3にそれぞれ格納する(STEP310)。サブメモリ3に格納される画像データは、表示制御手段23のパネルコントローラ16によって読み出され、表示パネル上の対応するサブ表示領域14bに表示される。図5を参照すると、3/15秒の時点で、メイン画面に画像(N+1番目のフレーム)とサブ画面1、2、3に前後の画像(N番目、N+1番目、N+2番目のフレーム)が表示されていることがわかる。
伸長制御手段22は、次フレームの処理をすべく、ステップ304に戻り、フレームレートに従って処理を繰り返す。ここで、すでにコマ送り指示が入力された場合には、停止フラグ=1が設定されているので、ユーザから新たな指示が入力されていなくても、ステップS305で再生を中止し、ユーザの入力待ちとなる。これに対し、すでに再生指示が入力された場合は、停止フラグ=0が設定されているので、次の停止指示が入力されるまで、動画の表示処理を実行する。
上記実施形態の構成によれば、以下の作用効果を有する。
すなわち、上記実施形態の構成によれば、ユーザがメイン表示領域の動画再生を停止した場合に、サブ表示領域には、停止された画像の前後の画像が表示されているので、ユーザは、その先あるいはその前の画像がどのような動きになるのか、容易に想像することができるようになる。
その結果、ユーザは、例えばあと何コマ画像を送れば(または巻き戻せば)希望のシーンに到達できるかを予測することが可能になるので、動画印刷における画像の特定が容易になり、ユーザの操作性や利便性をより向上させることが可能になる。
(動画表示処理の変形例1)
次に、上述した動画表示処理の変形例(変形例1)について説明する。上記動画表示処理では、メイン表示領域とサブ表示領域に表示するフレームのフレーム間隔が同一の構成の場合について説明したが、変形例1では、サブ表示領域に表示するフレームはメイン表示領域に表示するフレーム間隔とは異なる場合について説明する。
次に、上述した動画表示処理の変形例(変形例1)について説明する。上記動画表示処理では、メイン表示領域とサブ表示領域に表示するフレームのフレーム間隔が同一の構成の場合について説明したが、変形例1では、サブ表示領域に表示するフレームはメイン表示領域に表示するフレーム間隔とは異なる場合について説明する。
具体的には、サブ表示領域に表示するフレーム画像の間隔をメイン表示領域に表示するフレーム画像の間隔よりも広く設定することで、ユーザが、サブ表示領域に表示されるフレーム画像の動きを把握しやすいように構成している。
以下では、図6〜図7に示すフローチャート等を参照して、プリンタ1における動画表示処理の変形例1を詳細に説明する。図6は、動画表示処理の変形例1の処理の流れを示すフローチャートである。図7は、各表示領域に画像が表示される様子を説明するための図である。
本変形例1では、図7に示すように、サブ表示領域に表示するフレーム画像を1フレームずつ飛ばして表示されるようにフレーム間隔を設定することで、サブ表示領域に表示されるフレーム画像の動きを把握しやすくしている。よって、表示領域の構成は上記実施形態と同様であるが、使用するフレームメモリの構成が相違している。変形例1では、図4(C)に示すように、3つのメインメモリと5つのサブメモリを使用する。
伸長制御手段22は、パネルIF手段21において受信バッファ又は外部メモリに格納される動画像圧縮データの指定とともに動画表示指示を受け付けると、初期化処理を実行する(STEP400)。
所定の初期化処理には、例えば、動画表示のパラメータ(フレームレートやフレーム間隔)の設定等がある。ここでは、フレームレートに「15フレーム/1秒」、サブ画像のフレーム間隔に「2」、メイン画像のフレーム間隔に1が設定された場合について説明する(メイン画像のフレーム数をカウントする変数Nに1が設定される)(STEP401)。なお、これら初期設定は、あらかじめプリンタ1のROMやRAMなどに記憶されている条件を参照して設定する構成のほか、表示パネルからユーザが任意の値や条件を適宜設定することができる構成などを採用することができる。
そして、伸長制御手段22は、バッファシフトを行う(STEP402)。具体的には、メインメモリ2からメインメモリ1へ、メインメモリ3からメインメモリ2へ、サブメモリ2からサブメモリ1へ、サブメモリ3からサブメモリ2へ、サブメモリ4からサブメモリ3へ、サブメモリ5からサブメモリ4へ、それぞれデータを転送する。
次に、伸長制御手段22は、N番目のフレームが存在するか否かを判断し(STEP403)、存在しない場合には処理を終了し、存在する場合は処理を続行する。N番目のフレームが存在する場合には、N番目のフレームを読み出して伸張処理を実行する(STEP404)。そして、伸張結果をメインメモリ3とサブメモリ5に、それぞれ格納する。なお、上述したように、これら格納される画像データは、表示される画像のサイズ等を考慮して必要に応じて適切なサイズに縮小して格納されることが望ましい。
メインメモリ3およびサブメモリ5に格納されたフレームデータは、表示制御手段23のパネルコントローラ16によって読み出され、表示パネル上のそれぞれ対応する表示領域、つまりメイン表示領域16Aとサブ表示領域16Bにそれぞれ表示される。
次に、伸長制御手段22は、Nは所定の条件に合致するか否か(ここでは、奇数か否か)を判断し(STEP)、是と判断した場合には、サブメモリ1のデータをサブ画面1に表示し、サブメモリ5のデータをサブ画面3に表示する(STEP407)。これに対し、否と判断した場合には、サブ画面への表示は行わない。
次に、伸長制御手段22は、Nをカウントし(N=N+1)、フレームレートに従って次のフレームの処理を実行すべきか否か判断する(STEP409)。次のフレームの処理を実行すべきと判断した場合には、STEP402に移行してバッファシフト処理を開始する。
上記変形例1の構成によれば、以下の作用効果を有する。
すなわち、上記変形例1の構成によれば、サブ表示領域に表示するフレーム画像の間隔をメイン表示領域に表示するフレーム画像の間隔よりも大きく設定することができるので、ユーザは、サブ表示領域に表示されるフレーム画像の動きを把握しやすくなる。
また、上記変形例1の構成によれば、フレーム画像の間隔をユーザは任意に設定することができるので、ユーザの希望に応じた形態でサブ画像を表示することができ、その結果、ユーザの利便性をより向上させることができるようになる。
(動画表示処理の変形例2)
次に、上述した動画表示処理の他の変形例(変形例2)について説明する。上記動画表示処理では、メイン表示領域とサブ表示領域にそれぞれ画像を表示する構成としたが、変形例2では、メイン表示領域とサブ表示領域とを切り替えながら表示する構成としている。
次に、上述した動画表示処理の他の変形例(変形例2)について説明する。上記動画表示処理では、メイン表示領域とサブ表示領域にそれぞれ画像を表示する構成としたが、変形例2では、メイン表示領域とサブ表示領域とを切り替えながら表示する構成としている。
以下では、図8〜図9に示すフローチャート等を参照して、プリンタ1における動画表示処理の変形例2を詳細に説明する。図8は、変形例2に係る動画表示処理の流れを示すフローチャートである。図9は、各表示領域に画像が表示される様子を説明するための図である。
本変形例2では、図8に示すように、メイン表示領域への表示を行うメイン画像表示モードとサブ表示領域への表示を行うサブ画像表示モードを備え、これらのモードを指示内容に応じて切り替えることができるように構成されている。例えば、図9(A)に示すように、通常の動画再生の場合には、メイン画像表示モードが選択され、画像がメイン画面160Aのみに動画表示される。
一方、停止指示が入力されると、メイン画像表示モードからサブ画像表示モードへと表示モード(表示形態)を切り替え、表示中の画像を含む複数の画像をサブ画面1〜3(160B)に表示する。各表示領域の構成は上記実施形態や変形例と同様であるが、使用するフレームメモリの構成は相違している。変形例2では、図9(B)に示すように、3つのメインメモリを使用する。
各画像表示モードの切り替えタイミングは、仕様に応じた構成を採用することができる。ここでは、一例として、サブ画像表示モードにて通常再生が選択された場合には、メイン画像表示モードに切り替わり、サブ画像表示モードにてコマ送り再生が選択された場合には、サブ画像表示モードのまま画像を表示する場合について説明する。
伸長制御手段22は、パネルIF手段21において受信バッファ又は外部メモリに格納される動画像圧縮データの指定とともに動画表示指示を受け付けると(STEP500のYes)、初期化処理を実行する(STEP500)。所定の初期化処理としては、変形例1における処理と同等の処理を実行することができるが、ここでは、さらに、表示モードにメイン画像表示モードが設定される(STEP501)。なお、メイン画像およびサブ画像のフレーム間隔には、「1」が設定されたものとする。
次に、伸長制御手段22は、バッファシフトを行う(STEP502)。具体的には、メインメモリ2からメインメモリ1へ、メインメモリ3からメインメモリ2へ、それぞれデータを転送する。
次に、伸長制御手段22は、N番目のフレーム(画像データ)が存在するか否かを判断し(STEP503)、存在しない場合には処理を終了し、存在する場合は処理を続行する。
N番目のフレームが存在する場合には、N番目のフレームを読み出して伸張処理を実行し、伸張結果をメインメモリ3に格納する(STEP504)。メインメモリ2に格納されたフレームデータは、表示制御手段23のパネルコントローラ16によって読み出され、表示モードに従って表示パネル上のメイン画面160Aに表示される。
伸張制御手段22は、操作キーの入力を受け付け(STEP505)、受け付けたキーが停止キーであるか否か判断する(STEP506)。停止キーでない場合は、Nに1を追加してNの値を更新するとともに、フレームレートに従って次フレーム処理に移行すべきか否か判断する(STEP507)。
これに対し、受け付けたキーが停止キーである場合は、メイン画像表示モードからサブ画像表示モードへの切り替えを行う。表示制御手段23は、メインメモリ1、2および3に格納されているデータを読み出すとともに、表示モードに従って、各サブ画面1〜3に表示される画像のサイズ等を考慮した適切なサイズに縮小して、サブ表示領域160Bに表示する(STEP508)。これにより、動画再生中のフレームと当該フレームの前後のフレームの画像が、サブ画面1〜3に表示されることになる。
次に、伸張制御手段22は、新たな操作キーの入力を待機し(STEP509)、入力されたキーが再生指示である場合は(STEP511)、動画再生の処理に戻るべく、STEP507に移行する。この場合、サブ画像表示モードからメイン画像表示モードへの切り替えを行う。一方、印刷指示である場合は(STEP511)、メイン画面(またはサブ画面の中央に位置するサブ画面2)に表示されている画像のフレームデータつまりメインメモリ2に格納されているフレームデータに従い、印刷処理を実行する。
また、コマ送り指示である場合は(STEP511)、サブ画像表示モードを維持し、Nに1を加算してNの値を更新し(STEP512)、バッファシフト処理(メインメモリ3からメインメモリ2へ、メインメモリ2からメインメモリ1へ、それぞれデータを転送する処理)を行う(STEP513)。
そして、伸長制御手段22は、N番目のフレームが存在するか否かを判断し(STEP514)、存在しない場合には処理を終了し、存在する場合は処理を続行する。N番目のフレームが存在する場合には、N番目のフレームを読み出して伸張処理を実行し、伸張結果をメインメモリ3に格納する(STEP515)。
そして、STEP508に戻り、表示制御手段23は、表示モードに従って、メインメモリ1、2および3に格納されているデータを読み出すとともに、各サブ画面に表示される画像のサイズ等を考慮した適切なサイズに縮小して、それぞれのデータを対応するサブ画面に表示する。各サブ画面には、コマ送りした後の画像が表示される。
上記変形例2の構成によれば、以下の作用効果を有する。
上記変形例2の構成によれば、表示される画像の内容に応じて画面の態様が切り替わるので、表示領域が小さい場合でも、表示領域を有効に活用して画像を表示することができるようになる。
また、ユーザは、サブ表示領域に表示されるフレーム画像の動きを把握しやすくなるので、最適画像の選択における操作性が向上する。
(その他の実施形態)
本発明は上記各実施形態に限定されることなく、種々に変形して適用することが可能である。例えば、上記実施形態では、動画を通常再生する場合を対象として処理を説明したが、本発明は他の再生方式の場合でも適用可能である。例えば逆再生、早送り再生、早戻し再生などの場合には、各再生形態に応じた再生方向、フレームレートおよびフレーム間隔で動画を表示するとともに、この動画表示に対応するフレーム画像にサブ表示領域に表示するように構成することが可能である。
本発明は上記各実施形態に限定されることなく、種々に変形して適用することが可能である。例えば、上記実施形態では、動画を通常再生する場合を対象として処理を説明したが、本発明は他の再生方式の場合でも適用可能である。例えば逆再生、早送り再生、早戻し再生などの場合には、各再生形態に応じた再生方向、フレームレートおよびフレーム間隔で動画を表示するとともに、この動画表示に対応するフレーム画像にサブ表示領域に表示するように構成することが可能である。
また、上記実施形態では、現在表示中のフレームデータを含む複数のフレームデータに基づく複数の画像として3つの画像を表示する場合について説明したが、表示する画像やサブ表示領域の数は、3に限られず、1以上の任意の数を設定することができる。たとえば、表示装置の大きさによっては、サブ表示領域を5に設定してもよい。また、表示する画像やサブ表示領域の数、サブ表示領域のレイアウトなどを、ユーザが任意に設定することができるように構成することも可能である。
また、上記実施形態では、メイン画像表示領域とサブ画像表示領域のそれぞれに画像を表示する構成や、メイン画像表示領域とサブ画像表示領域を切り替えて表示する場合について説明したが、表示方法はこれに限定されない。例えば、表示パネル上にメイン画像表示領域とサブ画像表示領域を設定する場合に、動画再生中はメイン画像表示領域のみに動画を表示し、停止指示が入力されると、停止した画像と当該停止した画像の所定フレーム数前後に位置する画像を、サブ画面表示領域に表示するように構成することもできる。当該構成によれば、ユーザは、停止した画像とその前後の画像を確認することができるとともに、動画再生処理を軽減することができるようになる。
また、上記実施形態では、対象となる画像データが動画像データである場合について説明したが、連続して表示されることが可能な複数の静止画像データについても、本発明を適用することが可能である。
また、上記実施形態では、動画再生を停止した後に印刷制御コマンドを受け付けた場合には、現在表示中の画像を印刷する場合について説明したが、印刷制御コマンドの代わりに保存制御コマンドを受け付けた場合には、現在表示中の画像のフレームデータを所定の記憶手段に保存するように構成することも可能である。
また、上記実施形態では、本発明をプリンタ装置に適用した場合について説明したが、本発明は動画表示機能を有する装置(例えばデジタルカメラや携帯電話、パソコンの動画表示ソフトウェアなど)であれば適用することが可能である。
1 プリンタシステム、2 動力機構部、3 プリンタ制御部、21 パネルIF手段、 22 伸張制御手段、 23 表示制御手段、 24 印刷制御手段
Claims (8)
- 動画表示に対する指示を入力する入力手段と、
画像圧縮データを伸張する伸張制御手段と、
前記伸張された画像データに基づいて画像表示を行う表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記入力手段から停止指示が入力された場合に、画像表示中の画像を含む複数の画像を表示することを特徴とする画像処理装置。 - 前記伸張制御手段は、画像圧縮データを伸張してフレームデータを生成し、
前記表示制御手段は、前記生成されたフレームデータに基づいて動画表示を行い、前記入力手段から停止指示が入力された場合に、動画表示中の画像のフレームデータを含む複数のフレームデータに基づく複数の画像を表示することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記生成されたフレームデータに基づいて第1の表示領域に動画を表示しながら、前記第1の表示領域に表示中の画像のフレームデータと当該フレームデータの所定間隔前後のフレームデータに基づく複数の画像を第2の表示領域に表示することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記生成されたフレームデータに基づいて第1の表示領域に動画を表示する第1の表示モードと、前記第1の表示領域に表示中の画像のフレームデータと当該フレームデータの所定間隔前後のフレームデータに基づく複数の画像を第2の表示領域に表示する第2の表示モードと、を備え、
前記入力手段から停止指示が入力されると、前記第1の表示モードから前記第2の表示モードへ切り替えることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。 - 前記伸張された画像データに基づいて印刷媒体に対する印刷を実行する印刷制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記生成されたフレームデータを一時記憶するための記憶手段をさらに備え、
前記伸張制御手段は、生成したフレームデータを前記記憶手段に格納し、
前記表示制御手段は、前記記憶手段からフレームデータを読み出して動画表示を行うことを特徴とする請求項2乃4いずれか1項に記載の画像処理装置。 - 動画表示に対する指示を入力するステップと、
画像圧縮データを伸張してフレームデータを生成するステップと、
前記生成されたフレームデータに基づいて動画表示を行うステップと、を備え、
前記動画表示を行うステップは、停止指示が入力された場合に、表示中の画像のフレームデータを含む複数のフレームデータに基づく複数の画像を表示することを特徴とする画像処理方法。 - 動画表示に対する指示を入力する機能と、
画像圧縮データを伸張してフレームデータを生成する機能と、
前記生成されたフレームデータに基づいて動画表示を行う機能と、を画像処理装置に実現させるためのプログラムであって、
前記動画表示を行う機能は、前記入力手段から停止指示が入力された場合に、表示中の画像のフレームデータを含む複数のフレームデータに基づく複数の画像を表示することを特徴とするプログラム。
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JP2003419784A JP2005184240A (ja) | 2003-12-17 | 2003-12-17 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007194829A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Casio Comput Co Ltd | カメラ、画像処理装置、静止画生成方法、プログラム、および記憶媒体 |
JP2018137721A (ja) * | 2017-02-23 | 2018-08-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 静止画生成装置及び静止画生成装置に用いられるプログラム |
US10666955B2 (en) | 2017-02-23 | 2020-05-26 | Panasonic Intellectual Property Management, Co., Ltd. | Still image generating apparatus and information recording medium used in still image generating apparatus |
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2003
- 2003-12-17 JP JP2003419784A patent/JP2005184240A/ja active Pending
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