JP2004254053A - 画像再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】HDドライブから読み出された各ストリームの画像情報は、MPEG−デコーダ103によってサムネイルサイズのフレーム情報とされ、出力用バッファ105に順次格納される。そして、表示部108の表示画面上に動画として表示される。しかる後、リモコン111を介してスクロール指令が入力されると、スクロールによって新たに画面上に表示されるファイルのフレーム情報がMPEG−2デコーダにより生成され出力用バッファに格納される。その後、MPEG−2デコーダ103は処理を一時停止する。表示制御部106は出力用バッファに格納されているフレーム情報をもとに静止画のサムネイル画像を最終移動位置まで1ステップずつ移動させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像再生装置に関し、特に、MPEG画像情報ストリームから生成したサムネイル画像をスクロールさせる際に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、ハードディスク中に複数の動画像ファイルが格納されている場合、テレビ画面上に各ファイルのサムネイル画像が表示されると、ファイル選択の際に便利である。この際、それぞれのサムネイル画像が動画として表示されると、各ファイルの内容を把握し易くなり、さらに利便性が向上する。
【0003】
ここで、ハードディスク中に多数のファイルが格納されている場合には、所望のファイルが表示されるまで、サムネイル画像を順次スクロールさせる必要がある。このスクロールは通常、サムネイル画像を表示するためのウインドウを固定しておき、各ウインドウに表示されているサムネイル画像を次のウインドウに瞬時に移動させるようにして行われる。
【0004】
すなわち、図8に示すようにテレビ画面上に3つのサムネイル画像が表示されている場合に右方向のスクロール指令が入力されると、同図の一番右のウインドウに表示されているサムネイル画像が消去されると共に、このウインドウに中央のサムネイル画像が表示される。また、一番左のウインドウに表示されているサムネイル画像が中央のウインドウにシフトし、一番左のウインドウには新たなファイルのサムネイル画像が表示される。
【0005】
しかしながら、このようにサムネイル画像を瞬時にシフトさせると、スクロールの方向を直感的に把握し難くなり、このため、ある程度慣れるまでは、スクロール機能の利便性が低くなってしまうとの問題が生じる。
【0006】
この問題は、スクロール時に、サムネイル表示用のウインドウ自体を一方向に移動させることによって解消できる。しかしながら、このようにウインドウを移動させると、テレビ画面上に新たなウインドウが設定されるため、動画としてサムネイル画像を表示しようとすると、新たなファイルについても別途、サムネイル画像の生成処理が必要となってしまう。
【0007】
すなわち、通常のサムネイル表示時に比べ、スクロール指令時には、追加的なサムネイル生成処理が必要となり、その分、処理の煩雑化と、メモリー資源の浪費が引き起こされる。特に、動画像ファイルがMPEG圧縮されている場合には、それぞれの映像ファイルストリームについて、参照フレームを記憶するためのバッファ領域と、MPEGデコード処理およびサムネイル生成処理が必要となる。よって、MPEG圧縮された映像ファイルのサムネイル画像を、上記のようにスクロールさせる場合には、処理の煩雑化とメモリー資源の浪費は顕著となる。
【0008】
さらに、図8では、サムネイル画像を左右方向にスクロールさせる例を示したが、上下方向にスクロールさせる場合には、新たに3つの動画像ファイルが画面上に表示されることとなり、処理の煩雑化とメモリー資源の浪費はさらに顕著となる。
【0009】
なお、デジタルカメラのスクリーン上で、撮影済みの静止画をスクロールさせる技術が、以下の特許文献1に記載されている。
【0010】
【特許文献1】
特開2000−125251号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、処理の煩雑化とメモリー資源の浪費を抑制しながら、効率的なスクロール処理を行い得る画像再生装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図7に示すように、ウインドウ自体をずらすことによってサムネイル画像をスクロールさせるものである。スクロール前において、それぞれのウインドウにはサムネイル画像が動画として表示される。スクロール中は、それぞれのウインドウにはサムネイル画像が静止画として表示される。
【0013】
スクロール指令がなされると、通常のサムネイル表示時に実行される処理(MPEGデコード処理やサムネイル生成処理等)は一時中止される。ここでは、スクロールにより新たに表示される画像情報ストリームに対するサムネイル画像の作成処理(MPEGデコード処理が必要であればこれを含む)のみが実行される。これにより、新たなストリームに対するフレーム情報(静止画)が生成される。そして、このフレーム情報と、スクロール指令の際に各ウインドウに表示されているフレーム情報とを参照して、静止画によるスクロールが実行される。
【0014】
このように、スクロール中は通常のサムネイル表示の際に実行される処理を一時中止することで、上述した処理の複雑化とメモリー資源の浪費を抑制できる。
【0015】
各請求項の発明は、それぞれ以下に示す特徴を備える。
【0016】
請求項1の発明は、画像情報ストリームから生成したサムネイル画像を対応するウインドウ上に動画として表示する画像再生装置において、前記ウインドウをスクロールさせる指令を入力するための入力手段と、スクロール指令入力時に各ウインドウに表示されているサムネイル画像のフレーム情報を保持する第1のフレーム保持手段と、スクロール指令により新たに表示される画像情報ストリームから生成したサムネイル画像のフレーム情報を保持する第2のフレーム保持手段と、前記第1のフレーム保持手段に保持されたフレーム情報と第2のフレーム保持手段に保持されたフレーム情報に基づいて静止画のサムネイル画像を対応するウインドウ上に表示させながら各ウインドウをスクロール方向に移動させる表示制御手段とを有することを特徴とする。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像再生装置において、スクロールが終了すると、当該終了時に表示されているサムネイル画像のストリームに対してサムネイル画像情報の生成処理を実行し、これら各ストリームのサムネイル画像を対応するウインドウ上に動画として表示することを特徴とする。
【0018】
請求項3の発明は、画像情報ストリームから生成したサムネイル画像を対応するウインドウ上に動画として表示する画像再生装置において、画像情報ストリームからサムネイル画像のフレーム情報ストリームを生成するサムネイル生成手段と、サムネイル生成手段によって生成されたフレーム情報をストリーム毎に順次格納する記憶手段と、記憶手段によって記憶されたフレーム情報に基づいてサムネイル画像を対応するウインドウ上に表示する表示手段と、サムネイル画像を表示するためのウインドウをスクロールさせるスクロール手段と、スクロールの際の制御処理を実行する制御手段とを備え、この制御手段は、スクロールによって新たに表示される画像情報ストリームを前記サムネイル生成手段に処理させ、この処理によって生成されたフレーム情報を他のストリームと区別して前記記憶手段に格納させると共に前記サムネイル生成手段の処理を中止させ、前記記憶手段に記憶されている各ストリームのフレーム情報がスクロール期間中に対応するウインドウ上に表示されるよう前記表示手段を制御することを特徴とする。
【0019】
請求項4の発明は、請求項3に記載の画像再生装置において、スクロールが終了したことに応じて前記制御手段は、スクロール終了時に表示されているストリームの画像情報に対し、前記サムネイル生成手段による処理を再開させることを特徴とする。
【0020】
請求項5の発明は、請求項3または4に記載の画像再生装置において、前記記憶手段は、ストリーム毎に記憶領域を割り当てると共に割り当てた記憶領域にそのストリームのフレーム情報を順次上書き記憶し、且つ、スクロール処理が開始されると、新たに表示されるストリームのフレーム情報を記憶するための記憶領域を新たに割り当てこの記憶領域に当該ストリームのフレーム情報を記憶することを特徴とする。
【0021】
請求項6の発明は、請求項5に記載の画像再生装置において、前記表示手段は、スクロール前に割り当てられた記憶領域に記憶されているフレーム情報のサムネイル画像をスクロール前のウインドウにそのまま表示させると共に、スクロールによって新たに割り当てられた記憶領域に記憶されているフレーム情報のサムネイル画像をスクロールによって新たに設定されるウインドウに表示させ、それぞれのウインドウをスクロール方向にずらすことで、スクロール前に表示されているサムネイル画像とスクロールにより新たに表示されるサムネイル画像を、静止画として表示しながら、スクロール方向に移動させることを特徴とする。
【0022】
請求項7の発明は、請求項5または6に記載の画像再生装置において、スクロール終了時に表示から外れたストリームに対して割り当てられた記憶領域のフレーム情報は、次のスクロール処理によって新たなストリームのフレーム情報が記憶される際に消去されることを特徴とする。
【0023】
なお、請求項7の発明は、次のスクロール指令が先のスクロール指令とは反対方向のスクロール、すなわち表示から外れたストリームを再び表示に戻すためのスクロールを指令するものである場合に有利となるものである。すなわち、請求項7の発明によれば、先のスクロール時に表示から外されたストリームに対して割り当てられた記憶領域のフレーム情報が今回のスクロール時までそのまま保持されているため、今回のスクロールが当該外されたストリームを表示に戻すものである場合、記憶領域に保持されているフレーム情報をそのまま用いて、スクロール表示処理を実行できる。よって、今回のスクロール時に、当該ストリームのフレーム情報を生成する処理を省略でき、スクロール時における処理の簡素化を図ることができる。
【0024】
また、請求項7の発明におけるサムネイル画像の記憶領域の個数は、スクロール処理によって新たなストリームのフレーム情報が記憶されない場合、表示中のサムネイル画像の個数と消去が保留されているサムネイル画像の個数を合計したものとなり、また、スクロール処理によって新たなストリームのフレーム情報が記憶される場合には、表示中のサムネイル画像の個数と新たなストリームのサムネイル画像の個数を合計したものとなる。よって、請求項7のように、スクロール終了時に表示から外れたストリームに対して割り当てられた記憶領域のフレーム情報をそのまま残したとしても、スクロール時に割り当てられる記憶領域の数が増加せず、メモリー浪費を引き起こすことはない。
【0025】
このように、請求項7の発明によれば、メモリー浪費を抑制しながら、さらなるスクロール処理の簡素化を図ることができる。
【0026】
本発明の特徴は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。
【0027】
ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明の一つの実施形態であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以下の実施の形態に記載されたものに制限されるものではない。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
【0029】
まず、図1に実施の形態に係る画像再生装置の構成を示す。図示のように、本実施の形態に係る画像再生装置は、HD(Hard Disc)ドライブ101、読み取り制御部102、MPEG2デコーダ103、デコード用バッファ104、出力用バッファ105、表示制御部106、フレームバッファ107、表示部108、制御部109、入力制御部110およびリモコン(リモートコントローラ)111から構成されている。
【0030】
HDドライブ101は、読み取り制御部102からの指令に応じてハードディスクから画像情報を読み出し、読み出した画像情報ストリームを読み取り制御部102に送る。ここで、ハードディスクには、MPEG−2規格に従ったエンコード方式にてエンコードされた複数の画像情報ファイルが記憶されている。HDドライブ101は、指定されたファイルの画像情報を順次ハードディスクから読み出し、これを読み取り制御部102に送る。
【0031】
読み取り制御部102は、制御部109から指定された画像情報ファイルを読み出すようHDドライブ101を制御する。そして、読み出された画像情報をMPEG−2デコーダ103に送る。
【0032】
MPEG−2デコーダ103は、読み取り制御部102から受け取った各画像情報ファイルのストリーム画像情報を順次デコードおよびサムネイル生成処理し、サムネイルサイズのフレーム情報を構築する。そして、構築したフレーム情報を順次出力用バッファ105に送る。
【0033】
なお、このMPEG−2デコーダ103は、元のサイズのフレーム情報を生成することなくサムネイルサイズのフレーム情報を直接生成できる、いわゆる部分デコード機能を有するものであっても良い。
【0034】
デコード用バッファ104は、MPEG−2デコーダ103におけるデコード処理の際に用いられるバッファメモリであって、現在デコード中のフレームに関する情報を格納するためのカレント用バッファと、既にデコードされたフレームに関する情報を格納する参照用バッファとにより構成されている。
【0035】
出力用バッファ105は、MPEG−2デコーダ103から出力される各ストリームのフレーム情報(サムネイルサイズ)を、ストリーム毎に記憶領域を割り当てて記憶する。なお、スクロール処理時には、後述の如く、通常のサムネイル表示の際に割り当てられる記憶領域の他に、新たなストリームのフレーム情報(サムネイルサイズ)を記憶するための記憶領域が別途割り当てられる。
【0036】
表示制御部106は、テレビ画面上で適当な画面構成となるようサムネイル画像表示用のウインドウを設定すると共に、出力用バッファ105に格納されたフレーム情報を、対応するウインドウに割り当てて、表示用画像情報を生成する。そして、生成した表示用画像情報をフレームバッファ107に送る。なお、後述のスクロール処理時には、各ウインドウを最終的な移動位置までスクロール方向に1ステップずつ移動させる。そして、各ステップにおけるウインドウに対し、出力用バッファ105に格納されたそれぞれのフレーム情報を割り当てて、各ステップの表示用画像情報を生成する。
【0037】
フレーム用バッファ107は、表示制御部106から受け取った表示用画像情報を記憶する。表示部108は、たとえばテレビモニター等を備え、フレームバッファ107に記憶された画像情報を再生してテレビモニター上に表示する。
【0038】
次に、上記画像再生装置における通常のサムネイル表示時の動作を、図1および図2を参照して説明する。
【0039】
なお、図2には、画像情報ファイルA、B、Cの3つのストリームがサムネイル表示される場合のデコードバッファ104と出力用バッファ105における記憶領域の割り当て方、および、表示部108上におけるサムネイル画像の表示状態の一例が例示されている。
【0040】
図1を参照して、HDドライブ101から画像情報ファイルA、B、Cの3つのストリームが読み出され、これらがMPEG−2デコーダ103に順次送られる。MPEG−2デコーダ103は、デコード用バッファ104に記憶されたフレーム情報を参照しながら、各ストリームに対しサムネイルサイズのフレーム情報を生成し、これを出力用バッファ105に順次転送する。
【0041】
図2に示す如く、デコード用バッファ104には、前方参照フレーム用の参照用バッファ104aと、後方参照フレーム用の参照用バッファ104bと、カレント用バッファ104cが配されている。参照用バッファ104a、104bには、それぞれ画像情報ファイルA、B、C用の記憶領域が割り当てられている。現在デコード中のファイルの画像情報は、カレント用バッファ104cに格納される。たとえば、ファイルAの画像情報をデコード中であれば、ファイルAの画像情報がカレント用バッファ104cに格納される。参照用バッファ104aと104bの各記憶領域には、PピクチャやBピクチャをデコードするために、過去にデコードした各ファイルのフレーム情報が格納されている。
【0042】
MPEG−2デコーダ103が上述の部分デコード機能を有する場合、各ファイル用として割り当てられた記憶領域のサイズはサムネイルサイズとなる。また、部分デコード機能を有さない場合、各ファイル用として割り当てられた記憶領域のサイズは通常サイズのフレームを格納するためのサイズとなる。
【0043】
出力用バッファ105には、画像情報ファイルA、B、Cのフレーム情報(サムネイルサイズ)を格納するための記憶領域が割り当てられている。MPEG−2デコーダ103にて生成されたファイルA、B、Cのフレーム情報は、新しいフレーム情報が生成される毎に、対応する記憶領域に上書きされる。そして、これら各記憶領域に順次上書きされるフレーム情報が、表示制御部106による制御のもと、表示部108上の対応するウインドウ上に再生表示される。これにより、対応するウインドウ上に各ファイルのサムネイル画像が動画として表示される。
【0044】
次に、図2のサムネイル表示をスクロールさせたときの動作を、図1および図3を参照して説明する。
【0045】
なお、図3には、図2のサムネイル表示をスクロールさせたときのデコードバッファ104と出力用バッファ105における記憶領域の割り当て方、および、表示部108上におけるサムネイル画像の表示状態の一例が例示されている。また、スクロール処理により新たに画像情報ファイルDの画像がサムネイル表示される場合が例示されている。
【0046】
図1を参照して、リモコン111を介して右方向のスクロール開始の指令が入力制御部110に入力されると、制御部109は、画像情報ファイルDの先頭フレーム(Iピクチャー)の画像情報を読み出す旨の指令を、読み取り制御部102に送る。指令を受けた読み取り制御部102は、画像情報ファイルDの先頭フレームの読み出しを実行した後、読み出しを一時停止する。同時に制御部109は、スクロール処理が開始された旨の通知をMPEG−2デコーダ103と、出力用バッファ105と、表示制御部106に送る。
【0047】
MPEG−2デコーダ103は、ファイルDの先頭フレーム(Iピクチャー)の画像情報を、デコード用バッファ104のカレント用バッファ104cに格納させる。そして、格納された画像情報に対しMPEG2デコードおよびサムネイル生成処理を施し、サムネイルサイズのフレーム情報を生成する。そして、このフレーム情報を出力用バッファ105に送る。以上の処理を終了後、MPEG−2デコーダ103は、デコードおよびサムネイル生成処理を一時停止する。
【0048】
一方、出力用バッファ105には、図3に示す如く、ファイルDのフレーム情報を格納するための記憶領域が新たに割り当てられる。MPEG−2デコーダ103から受け取ったファイルDのファイル情報は、この記憶領域に記憶される。また、上記の如くMPEG−2デコーダ103の処理は、その後一時停止されるため、既に割り当てられているファイルA〜Cの記憶領域には新たなファイル情報が上書きされない。よって、これらファイルA〜Cの記憶領域には、スクロール指令が入力される直前におけるファイルA〜Cのフレーム情報がそのまま保持される。
【0049】
表示制御部106は、サムネイル画像表示用のウインドウを最終的な移動位置まで右方向に1ステップずつ移動させる。そして、各ステップにおけるウインドウに対し、出力用バッファ105に格納されたファイルA〜Dのフレーム情報を割り当てて、各ステップの表示用画像情報を生成する。各ステップの表示画像情報は、表示部108に表示される。これにより、ファイルA〜Dのサムネイル画像(静止画)が、最終的な移動位置まで、すなわちファイルCのサムネイル画像が画面から全て外れ、ファイルA、B、Dのサムネイル画像が初期のウインドウ位置に位置付けられるまで、1ステップずつ右方向に移動するようになる。
【0050】
右方向のスクロールが終了した後、さらなるスクロール指令が続行されなければ、スクロール後の画面に表示されているファイルA、B、Dに対して通常のサムネイル表示処理が実行される。このときのデコードバッファ104と出力用バッファ105における記憶領域の割り当て方、および、表示部108上におけるサムネイル画像の表示状態の一例を図4に示す。
【0051】
同図に示す如く、デコード用バッファ104の参照用バッファ104a、104bには、表示対象であるファイルA、B、Dのストリーム用の記憶領域が割り当てられている。他方、出力用バッファ105には、表示対象であるファイルA、B、D用の記憶領域の他、スクロール前に表示対象とされていたファイルC用の記憶領域が割り当てられている。ファイルC用の記憶領域には、スクロールの際に保持されたファイルCのフレーム情報がそのまま保持されている。
【0052】
ファイルC用の記憶領域に保持されたフレーム情報は、次のスクロール指令が先のスクロール指令とは反対方向のスクロール、すなわちファイルCを含む表示に戻すためのスクロール(図5参照)を指令するものである場合に利用される。この場合、上述したスクロール時の動作中、ファイルCの先頭フレーム(Iピクチャー)を読み出してファイルC用のサムネイルフレーム情報を生成する処理が省略される。これにより、スクロール時における処理の簡素化を図ることができる。
【0053】
なお、ファイルCに対する記憶領域の割り当ては、次のスクロールにより新たなファイル(たとえばファイルE)のサムネイル構築処理が必要となったときに抹消される。このとき、出力用バッファ105上におけるファイルC用の記憶領域は、新たなファイルEのフレーム情報の記憶用に割り当てられる。
【0054】
図6に、上記動作を実行するための処理フローチャートを示す。
【0055】
まず、S101において、スクロール指令が入力されたかが判別される。スクロール指令が入力されていなければ、表示中の画像情報ファイルを対象としたサムネイル動画再生が継続される(S120)。スクロール指令が入力されていれば、S102以降のスクロール処理が実行される。
【0056】
まず、S102において、出力用バッファ105に記憶されているフレーム情報以外の、新たなファイルに対するフレーム情報(サムネイルサイズ)の構築が必要かが判別される(S102)。具体的には、出力用バッファ105にファイルA〜Dのフレーム情報が格納されている場合に、新たにファイルEのフレーム情報(サムネイルサイズ)の構築が必要かが判別される。
【0057】
ここで、新たなストリームに対するサムネイル構築が必要でない、すなわち先のスクロールとは反対方向のスクロールを実行して表示を元に戻す指令が入力されたとき、S107に進み、出力用バッファ105に記憶されているフレーム情報をもとにスクロール処理が実行される(S108)。
【0058】
具体的には、出力用バッファ105にファイルA〜Dのフレーム情報が格納されている場合、これらファイルA〜Dのフレーム情報をもとに、先のスクロールとは反対方向のスクロール処理が実行される。
【0059】
他方、新たなファイルに対するサムネイル構築が必要であると判別されると、当該ファイル(たとえばファイルE)の先頭フレーム(Iピクチャー)が読み出され(S103)、読み出した先頭フレームに対するMPEG−2デコード処理とサムネイル構築処理が実行され(S104)、サムネイル構築処理により生成された当該ファイルのフレーム情報が出力用バッファ105に格納される(S105)。この際、スクロール開始前に表示画面から外れていたファイルのフレーム情報が出力用バッファ105から消去される。
【0060】
具体的には、スクロール開始前にファイルA〜Dのフレーム情報が出力用バッファ105に格納されており、このうちファイルCのサムネイル画像が先のスクロールによって表示画面から外された場合、このファイルCのフレーム情報が出力用バッファ105から消去される。そして、このファイルCの記憶領域に、新たにファイルEのフレーム情報(先頭フレーム)が格納される。
【0061】
このようにして出力用バッファ105に対するフレーム情報の格納がなされると、画像情報ファイルの再生とMPEG−2デコーダ103の処理が一時停止される(S106)。そして、出力用バッファ105に格納されているフレーム情報をもとに、スクロール処理が実行される(S107)。
【0062】
具体的には、出力用バッファ105にファイルA、B、D、Eのフレーム情報が格納されている場合、表示制御部106は、ファイルA、B、D、Eのサムネイル画像を表示するための各ウインドウを最終的な移動位置までスクロール方向に1ステップずつ移動させる。そして、各ステップにおけるウインドウに対し、出力用バッファ105に格納されたファイルA、B、D、Eのフレーム情報を割り当てて、各ステップの表示用画像情報を生成する。各ステップの表示画像情報は、表示部108に表示される。これにより、ファイルA、B、D、Eのサムネイル画像(静止画)が、最終的な移動位置まで、1ステップずつスクロール方向に移動される。
【0063】
しかして、1コマ分のスクロール処理が終了(最終的な移動位置まで各ウインドウがステップ移動)すると、表示制御部106から制御部109にその旨が通知される(S108)。そして、スクロール終了後に表示画面上に表示されているサムネイル画像に対応する画像情報ファイルがサムネイル動画再生の処理対象に設定される(S109)。しかる後、新たなスクロール指令がなされていなければ(S101)、当該処理対象に設定されたファイルに対し、サムネイル動画再生処理が再開される(S120)。
【0064】
具体的には、当該スクロール終了時にファイルA、D、Eのサムネイル画像が表示画面に表示されている場合、表示画面上に設定された3つのウインドウに、これらファイルA、D、Eのサムネイル画像が動画として表示される。
【0065】
以上、本発明によれば、スクロール時のサムネイル表示を静止画とすることにより、スクロール時におけるMPEGデコード処理およびサムネイル構築処理を省略でき、もって、スクロール動作時における処理の煩雑化とメモリー資源の浪費を回避することができる。また、通常のサムネイル表示モードでは、サムネイル画像が動画として表示されるので、各ファイルの内容を容易に把握できるようになる。
【0066】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、他に種々の変更が可能であることは言うまでもない。
【0067】
たとえば、上記実施の形態では、サムネイル画像表示用のウインドウを同一サイズとしたが、各ウインドウのサイズや配置は適宜変更可能である。また、スクロール時におけるウインドウの移動方向も、上記実施の形態で示した方向に限られず、上下方向または斜め方向も採用できる。また、上記実施の形態では、一つのウインドウが隣のウインドウに移動することにより1回のスクロールが終了するとしたが、2つ隣のウインドウに移動することにより1回のスクロールが終了するとしても良く、あるいは、画面上の全てのウインドウが画面から外れるまで移動することにより1回のスクロールが終了するとしても良い。
【0068】
さらに、上記実施の形態では、HDドライブから画像情報ストリームを取得する例を示したが、テレビ放送の受信やインターネットを介したデータ送信により画像情報ストリームを取得する場合にも本発明を適用できる。
【0069】
本発明の実施の形態は、本発明の技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、スクロール動作時における処理の煩雑化とメモリー資源の浪費を抑制しながら、効率的なスクロール処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る画像再生装置の構成を示す図
【図2】サムネイル動画表示モード(スクロール開始前)におけるデコード用バッファおよび出力用バッファの記憶領域割り当て状態と表示画面の表示状態とを対比して示した図。
【図3】スクロール動作時におけるデコード用バッファおよび出力用バッファの記憶領域割り当て状態と表示画面の表示状態とを対比して示した図。
【図4】サムネイル動画表示モード(スクロール終了後)におけるデコード用バッファおよび出力用バッファの記憶領域割り当て状態と表示画面の表示状態とを対比して示した図。
【図5】スクロール動作時におけるデコード用バッファおよび出力用バッファの記憶領域割り当て状態と表示画面の表示状態とを対比して示した図。
【図6】実施の形態に係るサムネイル表示動作の処理フローチャート。
【図7】本発明に係るスクロール動作時の表示例を示す図。
【図8】本発明に係るスクロール動作時の表示例を示す図。
【符号の説明】
103 MPEG−2デコーダ
105 出力用バッファ
106 表示制御部
107 フレームバッファ
108 表示部
109 制御部
Claims (7)
- 画像情報ストリームから生成したサムネイル画像を対応するウインドウ上に動画として表示する画像再生装置において、
前記ウインドウをスクロールさせる指令を入力するための入力手段と、
スクロール指令入力時に各ウインドウに表示されているサムネイル画像のフレーム情報を保持する第1のフレーム保持手段と、
スクロール指令により新たに表示される画像情報ストリームから生成したサムネイル画像のフレーム情報を保持する第2のフレーム保持手段と、
前記第1のフレーム保持手段に保持されたフレーム情報と第2のフレーム保持手段に保持されたフレーム情報に基づいて静止画のサムネイル画像を対応するウインドウ上に表示させながら各ウインドウをスクロール方向に移動させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする画像再生装置。 - 請求項1において、
スクロールが終了すると、当該終了時に表示されているサムネイル画像のストリームに対してサムネイル画像情報の生成処理を実行し、これら各ストリームのサムネイル画像を対応するウインドウ上に動画として表示する、
ことを特徴とする画像再生装置。 - 画像情報ストリームから生成したサムネイル画像を対応するウインドウ上に動画として表示する画像再生装置において、
画像情報ストリームからサムネイル画像のフレーム情報ストリームを生成するサムネイル生成手段と、
サムネイル生成手段によって生成されたフレーム情報をストリーム毎に順次格納する記憶手段と、
記憶手段によって記憶されたフレーム情報に基づいてサムネイル画像を対応するウインドウ上に表示する表示手段と、
サムネイル画像を表示するためのウインドウをスクロールさせるスクロール手段と、
スクロールの際の制御処理を実行する制御手段とを備え、
この制御手段は、スクロールによって新たに表示される画像情報ストリームを前記サムネイル生成手段に処理させ、この処理によって生成されたフレーム情報を他のストリームと区別して前記記憶手段に格納させると共に前記サムネイル生成手段の処理を中止させ、前記記憶手段に記憶されている各ストリームのフレーム情報がスクロール期間中に対応するウインドウ上に表示されるよう前記表示手段を制御する
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項3において、
スクロールが終了したことに応じて前記制御手段は、スクロール終了時に表示されているストリームの画像情報に対し、前記サムネイル生成手段による処理を再開させる、
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項3または4において、
前記記憶手段は、ストリーム毎に記憶領域を割り当てると共に割り当てた記憶領域にそのストリームのフレーム情報を順次上書き記憶し、且つ、スクロール処理が開始されると、新たに表示されるストリームのフレーム情報を記憶するための記憶領域を新たに割り当てこの記憶領域に当該ストリームのフレーム情報を記憶する、
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項5において、
前記表示手段は、スクロール前に割り当てられた記憶領域に記憶されているフレーム情報のサムネイル画像をスクロール前のウインドウにそのまま表示させると共に、スクロールによって新たに割り当てられた記憶領域に記憶されているフレーム情報のサムネイル画像をスクロールによって新たに設定されるウインドウに表示させ、それぞれのウインドウをスクロール方向にずらすことで、スクロール前に表示されているサムネイル画像とスクロールにより新たに表示されるサムネイル画像を、静止画として表示しながら、スクロール方向に移動させる、
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項5または6において、
スクロール終了時に表示から外れたストリームに対して割り当てられた記憶領域のフレーム情報は、次のスクロール処理によって新たなストリームのフレーム情報が記憶される際に消去される、
ことを特徴とする画像再生装置。
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