JP2005182652A - 遠隔監視方法及び遠隔監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】現場で行われる作業を遠隔地において監督することができ、安全かつ確実に作業を進めることができるようにする。
【解決手段】現場の状況を遠隔地において監視する遠隔監視方法であって、遠隔地に第1の情報処理装置を設置し、現場に第2の情報処理装置を設置し、現場に当該現場に存在する少なくとも一つの設備の映像を前記第1の情報処理装置に送信する少なくとも一台のビデオカメラを設置し、設備と各設備を撮影するように設けられているビデオカメラとの対応を記憶し、第1の情報処理装置は、設備の配置を示す設備配置図を表示し、当該設備配置図に表示されている設備を指定する情報を受け付け、第1の情報処理装置は前記対応により前記情報により指定される設備を撮影するように設けられているビデオカメラを特定し、特定したビデオカメラから送信されてくる映像を表示するようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、現場の状況を現場から離れた遠隔地において監視する遠隔監視方法に関する。
広域的に設備や施設を展開している企業等の組織において、各地に散在する現場で行われる作業についての集約的・統括的な管理を、現場から離れた遠隔地において行っている事例は少なくない。例えば、電力会社等においては、発電所、変電所、営業所等の設備設置現場において行われる作業についての集約的・統括的な管理を、現場から離れた遠隔地に存在する中央通信所等の設備運用管理施設において行っている。
ところで、このように現場における作業が集約的・統括的になされる場合には、作業上の安全確保や確実な業務遂行の観点から、現場における作業はできる限り集約的・統括的な管理を行っている側の監督者等による立会の下で遂行されることが望ましい。例えば、電力会社の場合には、中央通信所の担当者が現場へと赴き、作業の一部始終が中央通信所の担当者によって監督されることが、安全確保や確実な業務遂行の観点からは望ましい。
特開2002−175349号公報
しかしながら、各地に散在する現場において作業が発生する都度、監督者を現場に向かわせることは、作業負担や人件費の増大につながることになる。このため、このように現場における作業の集約的・統括的な管理が遠隔地でなされる状況では、現場作業者と監督者との間で、電話やファクシミリ等により連絡を取り合う等して、監督者が無立会の状況で作業が進められる場合が少なくない。
この発明はこのような背景に鑑みてなされたもので、現場で行われる作業を遠隔地において監督することができ、安全かつ確実に作業を進めることができる遠隔監視方法及び遠隔監視システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の請求項1にかかる発明は、現場の状況を遠隔地において監視する遠隔監視方法であって、前記遠隔地に第1の情報処理装置を設置し、前記現場に前記第1の情報処理装置と通信可能に接続される第2の情報処理装置を設置し、前記現場に、当該現場に存在する少なくとも一つの設備の映像を前記第1の情報処理装置に送信する、少なくとも一台のビデオカメラを設置し、前記設備と前記各設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラとの対応を記憶し、前記第1の情報処理装置は、前記設備の配置を示す設備配置図を表示し、当該設備配置図に表示されている設備を指定する情報を受け付け、前記第1の情報処理装置は、前記対応により、前記情報により指定される前記設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラを特定し、特定した前記ビデオカメラから送信されてくる映像を表示することとする。
この発明によれば、遠隔地から現場の状況を監視する場合に、第1の情報処理装置が表示する設備配置図の中から設備を指定するだけで、指定した設備の映像を表示させることができる。従って、遠隔地から現場の状況をさながら現場で立会っているかのように監視することができ、監督者等がわざわざ現場に赴く必要がない。また、監視しようとする設備の様子を簡単な操作で第1の情報処理装置に表示させることができるので、現場から離れた遠隔地から容易に現場の設備の状態を監視することができる。そして、以上により監督者が無立会の状況においても安全かつ確実に作業を遂行することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遠隔監視方法において、 前記第1の情報処理装置は、前記設備のうち前記現場で行われる作業の対象となる設備である作業対象設備を記憶し、前記第1の情報処理装置は、前記設備配置図に表示されている設備を指定する前記情報を受け付けた場合に、前記情報により指定される設備が前記作業対象設備でない場合にはその旨をユーザインタフェースに出力することとする。
この発明によれば、設備配置図中から設備を指定する情報を受け付けた場合にその設備が作業対象設備であるかどうかを確認することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の遠隔監視方法において、前記第1の情報処理装置は、前記設備の最新の設定状態を示す図面である設備管理図面を記憶し、前記第1の情報処理装置は、前記設備のうち前記現場で行われる作業の対象となる設備である作業対象設備を記憶し、前記第1の情報処理装置は、前記設備管理図面の修正を促す画面をユーザインタフェースに出力することとする。
この発明によれば、現場で行われる作業の監視に際し、設備管理図面の修正を促す画面が表示されるため、設備管理図面の管理が徹底されることになる。このため、次回以降の作業が効率良く進められ、作業の安全も確保される。
また、請求項4に記載の発明は、現場の状況を遠隔地において監視する遠隔監視方法であって、前記遠隔地に第1の情報処理装置を設置し、前記現場に前記第1の情報処理装置と通信可能に接続される第2の情報処理装置を設置し、前記現場に当該現場に存在する少なくとも一つの設備の映像を前記第1の情報処理装置に送信する、少なくとも一台のビデオカメラを設置し、前記設備と前記各設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラとの対応を記憶し、前記第1の情報処理装置は、障害が発生している前記設備の所在及びその設備を特定する情報の入力を受け付け、前記第1の情報処理装置は、前記情報の入力を受け付けると、前記情報により特定される前記設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラを前記対応により特定し、特定した前記ビデオカメラから送信されてくる映像を表示することとする。
この発明によれば、障害が発生している前記設備の所在及びその設備を特定する情報の入力を受け付けた場合に、第1の情報処理装置によって障害が発生している設備の映像が自動的に表示されるので、障害が発生している設備の様子を迅速に把握することが可能となり、障害復旧に向けた作業を効率よく迅速に進めることができる。
また、請求項5に記載の発明は、現場の状況を遠隔地において監視する遠隔監視システムであって、前記遠隔地に設置される第1の情報処理装置と、前記現場に設置され前記第1の情報処理装置と通信可能に接続される第2の情報処理装置と、前記現場に設置され当該現場に存在する少なくとも一つの設備の映像を前記第1の情報処理装置に送信する少なくとも一台のビデオカメラと、前記設備と前記各設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラとの対応を記憶する記憶部と、を備え、前記第1の情報処理装置は、前記設備の配置を示す設備配置図を表示し、当該設備配置図に表示されている設備を指定する情報を受け付ける設備指定情報受付部と、前記対応により前記情報により指定される前記設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラを特定し、特定した前記ビデオカメラから送信されてくる映像を表示する映像表示部と、を備えることとする。
本発明によれば、現場で行われる作業を遠隔地において監督することができ、安全かつ確実に作業を進めることができる。
以下、電力会社において運用されている遠隔監視システムを本発明の一実施例として説明する。この遠隔監視システムは、当該電力会社の管轄する区域内の各地に散在する発電所、給電所、営業所等の有人もしくは無人の事業所において行われる作業やこれらの事業所に設置されている設備についての管理や監視に必要な各種の仕組みを提供している。
図1に遠隔監視システム1の概略的な構成を示している。中央通信所100では、各地に散在する電力会社の各事業所200において行われる作業や各事業所200に設けられている設備についての集約的・統括的な管理が行われている。遠隔監視システム1は、中央通信所100の監視室等に設置されているコンピュータ(以下、第1の情報処理装置10という)と、各事業所200に設置され、第1の情報処理装置10に光ファイバを用いて構成される広帯域ネットワークである通信ネットワーク30を介して通信可能に接続されているコンピュータ(以下、第2の情報処理装置20という)とを含んで構成される。
第1の情報処理装置10としては、例えば、パーソナルコンピュータやオフィスコンピュータ、メインフレーム等が用いられる。第2の情報処理装置20としては、例えば、パーソナルコンピュータやオフィスコンピュータ等が用いられる。第1の情報処理装置10及び第2の情報処理装置20においては、それぞれオペレーティングシステムが実行されており、前記オペレーティングシステムの下でアプリケーションプログラムが実行されている。第1の情報処理装置10では、各事業所200において行われる作業や各事業所200に設置されている設備についての集約的・統括的な管理や監視を行うための各種の機能を提供するアプリケーションソフトウエア(以下、統括管理ソフトウエア11という)が動作している。第2の情報処理装置20では、事業所200において行われる作業や事業所200に設置されている通信設備211の管理や監視等を行うためのアプリケーションソフトウエア(以下、作業管理ソフトウエア21という)が動作している。第1の情報処理装置10及び第2の情報処理装置20は、それぞれ、キーボード、マウス、ディスプレイ等のユーザインタフェースを備えている。
中央通信所100には、スイッチングハブ103を用いて構成されるLAN101(Local Area Network)が敷設されている。LAN101には、当該LAN101を通信ネットワーク30に接続している広帯域伝送装置102がイーサネットコンバータ105を介して接続している。
事業所200内には、電力会社が運用する電力系統の管理や監視のために設けられる保守用の、もしくは、電力会社が提供を行っている公衆通信インフラを実現している通信設備211が設置されている。通信設備211の具体的な種類としては、例えば、伝送装置、電源装置、分電盤、故障表示盤、光配線盤などがある。通信設備211は、例えば、事業所200内に区画されている通信機械室に設置されている。事業所200内には、スイッチングハブ203等を用いて構成されるLAN201が敷設されている。LAN201には当該LAN201を通信ネットワーク30に接続している広帯域伝送装置202がイーサネットコンバータ205を介して接続している。第2の情報処理装置20は、通信ネットワーク30を介して第1の情報処理装置10や他の事業所200に設置されている第2の情報処理装置20と通信可能に接続されている。
遠隔監視システム1は、統括管理ソフトウエア11及び作業管理ソフトウエア21から共通にアクセス(データの登録、更新、削除等)されるデータベース40を備えている。データベース40は、例えば、通信ネットワーク30に接続されるコンピュータにインストールされているアプリケーションソフトウエアによって実現される。もしくは、データベース40は、第1の情報処理装置10及び第2の情報処理装置20にインストールされているアプリケーションプログラムによって実現される。このデータベース40には、後述する作業票の内容や作業登録画面300に入力もしくは出力される内容、設備配置情報500、設備管理図面、障害連絡票の内容等、が登録されている。
事業所200の通信機械室には、通信機械室に設置されている通信設備211を撮影するための、少なくとも一台のビデオカメラ213が設置されている。ビデオカメラ213は、通信機械室の壁面等の所定位置に固定的に設置されるか、もしくは、三脚等を利用して移設可能な状態で設置される。ビデオカメラ213としては、例えば、Webカメラが用いられる。ビデオカメラ213は、直接、もしくは、ビデオサーバ等を介して間接的にLAN201に接続されている。ビデオカメラ213とLAN201との間は有線方式もしくは無線方式で接続されている。ビデオカメラ213とLAN201との間が無線方式で接続されている場合には、スイッチングハブ203に、ビデオカメラ213をLAN201に接続するための無線ルータ204が接続される。各ビデオカメラ213には、個々のビデオカメラ213を区別するための識別子が付与されている。前記識別子としては、例えば、ビデオカメラ213がLANに直接的に接続される場合には、通信ネットワーク30上のネットワークアドレス(例えば、IPアドレス)が用いられる。
ビデオカメラ213は通信ネットワーク30を介して中央通信所100から遠隔操作することができる。中央通信所100の担当者は、ユーザインタフェースを操作して第1の情報処理装置10で動作している統括管理ソフトウエア11に指示を与えることにより、ビデオカメラ213の撮影方向(パン・チルト)やズーミング(ズームイン・ズームアウト)等の制御を行うことができる。また、統括管理ソフトウエア11は録画機能を備えており、ビデオカメラ213から通信ネットワーク30を介して送信される映像は録画しておくことができる。
===作業開始登録===
当該電力会社においては、各事業所200において行われる作業を受注した現場作業責任者(現場代理人と呼ばれることもある)が決められている。当該電力会社において、現場作業者は、中央通信所100等から送達されてくる作業票に従って作業を遂行する決まりになっている。中央通信所100から送達されてくる作業票には、作業票番号、作業内容、作業遂行日時、当該作業票を発行した事業所名、当該作業票を発行した担当者の氏名、作業対象となる装置(以下、作業対象装置という)等が記入されている。作業票の内容(以下、作業票データという)は、作業票番号に対応づけてデータベース40に登録されている。従って、作業票データは第1の情報処理装置10及び第2の情報処理装置20において適宜参照することが可能である。
現場作業者が作業票を受領した場合に行われる作業や各種の処理について、図2に示すフローチャートとともに説明する。まず、作業票を受領した現場作業者により第2の情報処理装置20が起動される(S2011)。第2の情報処理装置20が起動されると、次に現場作業者は第2の情報処理装置20を操作して所定の登録作業を開始する。なお、ここでの登録作業は作業管理ソフトウエア21によって提供される機能を使って行われる。
図3に登録作業を行う際に第2の情報処理装置20のディスプレイに表示される画面(以下、作業登録画面300という)を示している。現場作業者は、作業登録画面300の上部に設けられている作業票番号の欄301に作業票に記載されている作業票番号を入力する(S2012)。すると作業管理ソフトウエア21によって、作業登録画面300の作業票受領日時の欄302に作業票番号を受け付けた日時が自動入力される(S2013)。
続いて作業管理ソフトウエア21は、入力された前記作業票番号を検索キーとして該当する作業票データをデータベース40から検索する(S2014)。作業管理ソフトウエア21は、検索キーに該当する作業票データを引き当てることができない場合には(S2014:NO)、作業登録画面300にメッセージを表示して(S2015)作業者に作業票番号の再入力を促す。
一方、検索キーに該当する作業票データを引き当てることができた場合には(S2014:YES)、作業管理ソフトウエア21は、第2の情報処理装置20のディスプレイに図4に例示するような設備配置図400を表示する(S2016)。設備配置図400には、通信機械室に設置されている通信設備211及びビデオカメラ213の配置の状態が示されている。設備配置情報500には、設備の設置場所501、設備ごとに付与される設備ID502、装置名称503、その設備を撮影することが可能なビデオカメラ213のID504等が含まれる。なお、設備配置図400は、データベース40に登録されている図5に例示するような設備配置情報500に基づいて生成される。
次に現場作業者は、第2の情報処理装置20に表示されている設備配置図400を参照し、手元の作業票に記載されている作業対象装置の部分を第2の情報処理装置20のユーザインタフェースを操作して設備配置図400から選択する(S2017)。作業対象装置が選択されると、次に作業管理ソフトウエア21は、選択された作業対象装置が作業票に記載されている作業対象装置に一致するかどうかをデータベース40から調べる(S2018)。ここで作業対象装置が作業票に記載されていない場合には(S2018:NO)、作業管理ソフトウエア21はその旨を知らせるメッセージを第2の情報処理装置20のディスプレイに表示する(S2019)。
一方、作業者によって選択された作業対象装置が作業票に記載されている場合には(S2018:YES)、作業管理ソフトウエア21はその作業対象装置を特定する情報を第1の情報処理装置10で動作する統括管理ソフトウエア11に通信ネットワーク30を介して通知する(S2020)。統括管理ソフトウエア11は、前記通知を受信すると、選択された作業対象装置を撮影するように設定されているビデオカメラ213を、設備配置情報300から特定する(S2021)。そして統括管理ソフトウエア11は特定したビデオカメラ213から送信されてくる映像の受信を開始して第1の情報処理装置10のディスプレイに作業対象装置の映像を表示する(S2022)。
図6にビデオカメラ213から送信されてくる映像が表示されている様子を示している。ここで中央通信所100の担当者は必要であればユーザインタフェースを操作して、ビデオカメラ213の撮影方向(パン・チルト)やズーミング(ズームイン・ズームアウト)等を遠隔操作し、現場における作業を監視するのに最適な状態にビデオカメラ213をセッティングする。なお、このセッティングは、ビデオカメラ213と被写体との位置関係に応じて自動的に行わせるようにすることもできる。
次に現場作業者は、第2の情報処理装置20において表示されている作業登録画面の「作業範囲、装置運転状況確認」のチェック欄303を選択する(S2023)。なお、チェック欄303が選択されたことは作業票番号に対応づけてデータベース40に登録される。中央通信所100の担当者は、統合管理ソフトウエア11によりデータベース40の内容を参照することにより、作業者によりチェック欄303が選択されたことを確認することができる。
次に現場作業者は危険区画標示付けの作業を行う。ここで危険区画とはその作業において作業に関係がなく現場作業者が作業中に触れると障害の原因となるような装置の部分をいう。また表示付けとは、危険区画にその部分が危険区画であることを示す目印となる表示を付することをいう。この作業において、現場作業者は、例えば、危険区画に対して例えば色付きのテープ等を施す。こここで危険区画標示付けの作業の一部始終はビデオカメラ213により撮影されている。中央通信所100の担当者は、ビデオカメラ213からの映像により必要な全ての危険区画に対して表示付けがなされたことを確認すると、危険区画標示付けの確認を行った旨を電話やファクシミリ等により現場作業者に通知する。
現場作業者は、危険区画標示付けの作業が完了すると、次に作業登録画面300の「危険区画標示付け確認」のチェック欄305を選択する(S2024)。ここでチェック欄305が選択されると、その時の日時が「作業着手日時」の欄306に自動的に入力される。チェック欄305が選択されたこと及び自動入力された日時は、作業票番号に対応づけてデータベース40に登録される。統括管理ソフトウエア11は、データベース40の内容を参照することができる。従って、中央通信所100の担当者は、現場作業者により「危険区画標示付け確認」のチェック欄305が選択されたことや作業着手日時を確認することができる。
作業登録画面300に対する以上の操作が終了すると、次に現場作業者は作業票に指示されている作業を遂行する。ここで上述したように、第1の情報処理装置10のディスプレイには、ビデオカメラ213により撮影された映像がリアルタイムに表示されている。中央通信所100の担当者は、現場作業者が行っている作業の一部始終をリアルタイムに監視することができる。つまり、中央通信所100の担当者は、現場の作業の状況を、さながら現場において立会が行われているかのようにして中央通信所100において監視することができる。なお、例えば異常や障害等があったことが事後的に確認された場合には、録画されている映像により異常や障害の原因追求等を行うことができる。
作業票に指示されている作業が終了すると、現場作業者は作業登録画面300の「作業終了日時」の欄307に作業終了日時を入力する。作業終了日時が入力されると、作業管理ソフトウエア21は入力された作業終了日時を該当の作業票番号に対応づけてデータベース40に登録する(S2025)。続いて現場作業者は、作業登録画面300の「危険区画標示はずし」のチェック欄308を選択する(S2026)。チェック欄308が選択されたことは、作業票番号に対応づけてデータベース40に登録される。これにより中央通信所100の担当者は、作業者によりチェック欄308が選択されたことを確認することができる。
次に現場作業者は「図面修正」のチェック欄309を選択する(S2027)。データベース40には通信機械室に設置されている設備の状態を示す図面(以下、設備管理図面という)が登録されている。「図面修正」のチェック欄309が選択されると、作業管理ソフトウエア21は、前記設備管理図面の修正のための一連の処理を実行する。
ここでは作業対象装置が光配線盤であったとする。「図面修正」のチェック欄309が選択されると、作業管理ソフトウエア21は、光配線盤についての設備管理図面が記載された図7に示す画面(以下、光配線盤画面700という)を第2の情報処理装置20のディスプレイに表示する(S2028)。なお、光配線盤は複数のユニットと複数のトレイを有しており、各ユニットには複数のトレイが収容される。光ファイバケーブルの端子が接続される光コネクタは、トレイに設けられる。各トレイは複数の光コネクタを有する。各ユニットには各ユニットを区別するためのユニット番号が付与される。各トレイには各ユニット内で各トレイを区別するためのトレイ番号が付与される。さらに各光コネクタには各トレイ内で各光コネクタを区別するためのコネクタ番号が付与されている。従って、ユニット番号、トレイ番号、光コネクタ番号を指定することにより、光配線盤上の光コネクタを指定することができる。現場作業者は、第2の情報処理装置20のユーザインタフェースを操作して光配線盤についての設備管理図面に必要な修正を行う(S2029)。
以上の機能によれば、作業者は必要な修正をし忘れることがなく、データベース40に登録されている通信機械室に設置されている設備の状態に関する情報は常に最新の状態に保たれることになる。従って設備管理図面の管理が徹底され、後に行われる作業を効率良く進められることとなり、かつ、作業の安全も確保される。
設備管理図面の修正が完了すると、現場作業者は電話やファクシミリ等により中央通信所100の担当者に作業完了報告を行う。また、現場作業者は作業登録画面300の「作業票返却日時」の欄310に作業票返却日時310を入力し(S2030)、作業票を送付元に対して返却する。
===障害復旧支援===
中央通信所100では、通信設備211において発生した障害を監視するシステム(以下、障害監視システム150という)が稼働している。中央通信所100の担当者は、通信設備211において障害が発生した場合には、障害監視システム150から出力される情報により、障害が発生している通信設備211の所在(例えば、その通信設備211が設置されている事業所200や通信機械室における通信設備211の設置位置)やその通信設備211を特定する情報(例えば、設備ID)を知ることができる。
中央通信所100の担当者は、障害監視システム150により通信設備211において障害が発生していることを認知すると、第1の情報処理装置10において動作している統括管理ソフトウエア11を利用して、障害が発生している通信設備211の様子を確認する。この作業等について図8に示すフローチャートとともに説明する。まず担当者が第1の情報処理装置10のユーザインタフェースを操作して、障害が発生している通信設備211の所在を入力する(S8011)。統括管理ソフトウエア11は、入力された所在に対応する事業所200についての設備配置図400をディスプレイに表示する(S8012)。中央通信所100の担当者は、表示された設備配置図400中から障害が発生している通信設備211の設備を選択する(S8013)。すると、統括管理ソフトウエア11は、設備配置情報500から特定されるその通信設備211を撮影可能なビデオカメラ213から送られてくる映像をディスプレイに表示する(S8014)。中央通信所100の担当者は、必要に応じてビデオカメラ213を遠隔制御(ズーミング制御や撮影方向の制御等)する(S8015)。これにより中央通信所100の担当者は、架上ランプの表示や、分電盤の状態、光配線盤の配線状態、故障表示盤の表示内容等、故障原因の究明や復旧作業に必要となる情報を映像から取得する。
なお、統括管理ソフトウエア11は、障害に関する情報(以下、障害連絡票という)を表示する機能も備えている。図9に障害連絡票を例示している。障害連絡票900には、例えば、障害が発生している通信設備211の名称(設備名称901)、メーカ名902、メーカの問い合わせ先の電話番号903等が表示される。これらの表示内容は、データベース40に登録されている。このような障害連絡票が表示されることにより、中央通信所100の担当者は障害に対する迅速な対応をとることが可能となり、障害からの復旧時間も短縮されることになる。
以上、一実施形態に基づき本発明について説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本発明の一実施例よる、遠隔監視システム1の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施例による、現場作業者が作業票を受領した場合に行われる作業や各種の処理を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の一実施例による作業登録画面を示す図である。 本発明の一実施例による設備配置図400を示す図である。 本発明の一実施例による設備配置情報500を示す図である。 本発明の一実施例による第1の情報処理装置10のディスプレイにビデオカメラ213からの映像が表示されている様子を示す図である。 本発明の一実施例による光配線盤画面600を示す図である。 本発明の一実施例による中央通信所100の担当者が統括管理ソフトウエア11を利用して障害が発生している通信設備211の様子を確認する作業を説明するフローチャートを示す図である。 本発明の一実施例による障害連絡票900の一例を示す図である。
符号の説明
1 遠隔監視システム
10 第1の情報処理装置
11 統括管理ソフトウエア
20 第2の情報処理装置
30 通信ネットワーク
21 作業管理ソフトウエア
40 データベース
100 中央通信所
101 LAN
102 広帯域伝送装置
103 スイッチングハブ
105 イーサネットコンバータ
150 障害監視システム
200 事業所
201 LAN
203 スイッチングハブ
204 無線ルータ
205 イーサネットコンバータ
211 通信設備
213 ビデオカメラ
300 作業登録画面
301 作業票番号
302 作業票受領日時欄
303 「作業範囲及び装置の運転状況ほか必要事項の確認」のチェック欄
305 「危険区画標示付け確認」のチェック欄
306 「作業着手日時」の欄
307 「作業終了日時」の欄
308 「危険区画表示外し状態確認」のチェック欄
309 「図面修正」のチェック欄
310 「作業票返却日時」の欄

Claims (5)

  1. 現場の状況を遠隔地において監視する遠隔監視方法であって、
    前記遠隔地に第1の情報処理装置を設置し、
    前記現場に前記第1の情報処理装置と通信可能に接続される第2の情報処理装置を設置し、
    前記現場に、当該現場に存在する少なくとも一つの設備の映像を前記第1の情報処理装置に送信する、少なくとも一台のビデオカメラを設置し、
    前記設備と前記各設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラとの対応を記憶し、
    前記第1の情報処理装置は、前記設備の配置を示す設備配置図を表示し、当該設備配置図に表示されている設備を指定する情報を受け付け、
    前記第1の情報処理装置は、前記対応により、前記情報により指定される前記設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラを特定し、特定した前記ビデオカメラから送信されてくる映像を表示すること、
    を特徴とする遠隔監視方法。
  2. 請求項1に記載の遠隔監視方法において、
    前記第1の情報処理装置は、前記設備のうち前記現場で行われる作業の対象となる設備である作業対象設備を記憶し、
    前記第1の情報処理装置は、前記設備配置図に表示されている設備を指定する前記情報を受け付けた場合に、前記情報により指定される設備が前記作業対象設備でない場合にその旨をユーザインタフェースに出力すること、
    を特徴とする遠隔監視方法。
  3. 請求項1または2に記載の遠隔監視方法において、
    前記第1の情報処理装置は、前記設備についての最新の設定状態を示す図面である設備管理図面を記憶し、
    前記第1の情報処理装置は、前記設備のうち前記現場で行われる作業の対象となる設備である作業対象設備を記憶し、
    前記第1の情報処理装置は、前記設備管理図面の修正を促す画面をユーザインタフェースに出力すること、
    を特徴とする遠隔監視方法。
  4. 現場の状況を遠隔地において監視する遠隔監視方法であって、
    前記遠隔地に第1の情報処理装置を設置し、
    前記現場に前記第1の情報処理装置と通信可能に接続される第2の情報処理装置を設置し、
    前記現場に当該現場に存在する少なくとも一つの設備の映像を前記第1の情報処理装置に送信する、少なくとも一台のビデオカメラを設置し、
    前記設備と前記各設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラとの対応を記憶し、
    前記第1の情報処理装置は、障害が発生している前記設備の所在及びその設備を特定する情報の入力を受け付け、
    前記第1の情報処理装置は、前記情報の入力を受け付けると、前記情報により特定される前記設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラを前記対応により特定し、特定した前記ビデオカメラから送信されてくる映像を表示すること、
    を特徴とする遠隔監視方法。
  5. 現場の状況を遠隔地において監視する遠隔監視システムであって、
    前記遠隔地に設置される第1の情報処理装置と、前記現場に設置され前記第1の情報処理装置と通信可能に接続される第2の情報処理装置と、前記現場に設置され当該現場に存在する少なくとも一つの設備の映像を前記第1の情報処理装置に送信する少なくとも一台のビデオカメラと、前記設備と前記各設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラとの対応を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記第1の情報処理装置は、前記設備の配置を示す設備配置図を表示し、当該設備配置図に表示されている設備を指定する情報を受け付ける設備指定情報受付部と、前記対応により前記情報により指定される前記設備を撮影するように設けられている前記ビデオカメラを特定し、特定した前記ビデオカメラから送信されてくる映像を表示する映像表示部と、を備えること、
    を特徴とする遠隔監視システム。
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