JP2005181255A - 測位システム、測位方法及び測位サーバ - Google Patents

測位システム、測位方法及び測位サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2005181255A
JP2005181255A JP2003426288A JP2003426288A JP2005181255A JP 2005181255 A JP2005181255 A JP 2005181255A JP 2003426288 A JP2003426288 A JP 2003426288A JP 2003426288 A JP2003426288 A JP 2003426288A JP 2005181255 A JP2005181255 A JP 2005181255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
wireless terminal
positioning
received
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003426288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005181255A5 (ja
JP4227009B2 (ja
Inventor
Takeshi Tamaki
剛 玉木
Takashi Yano
隆 矢野
Satoshi Tamaki
諭 玉木
Ryoichi Tanaka
亮一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003426288A priority Critical patent/JP4227009B2/ja
Priority to US11/017,135 priority patent/US7379744B2/en
Publication of JP2005181255A publication Critical patent/JP2005181255A/ja
Publication of JP2005181255A5 publication Critical patent/JP2005181255A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4227009B2 publication Critical patent/JP4227009B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W64/00Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management

Abstract

【課題】位置検出の精度を高めることのできる測位システム、測位方法及び測位サーバを提供する。
【解決手段】無線端末10と無線通信によって接続される少なくとも3つ以上の基地局30がネットワークを介して測位サーバ10に接続されており、基地局30は、基地局30の何れか一つ又は無線端末10から送信された信号を受信した時刻に関する情報を測位サーバ20に送信し、測位サーバ20は、基地局30から受信した時刻に関する情報に基づいて、無線端末10の位置を測定する測位システムにおいて、基地局30は、無線端末10からの受信信号強度が最も強くなるように通信方法を選択して、無線端末10からの信号を受信し、測位サーバ20は、基地局30から受信した時刻に関する情報に基づいて、無線端末10の位置を測定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線送信機能を持つノードの位置を測定する測位システムに関し、特に、位置検出の精度を高めることのできる測位システム、測位方法及び測位サーバに関する。
従来の代表的なノード位置測定方法としては、GPS等の衛星からの信号を用いて位置を測定する方法がある。
また、他のノード位置測定方法としては、複数の基地局から送信された信号をノードが受信し、その受信時刻の差から、ノードの位置を算出する方法がある。
具体的には、セルラ電話システムにおいて、基地局から移動端末に送信される信号の受信時間差(各基地局から移動端末までの信号の伝搬時間差T1−T2及びT3−T2)を計算し、伝搬時間差に光速を乗算することによって、移動端末から各基地局までの信号の伝搬距離の差
D1−D2=c(T1−T2)
及び
D3−D2=c(T3−T2)
を算出し、移動端末の位置を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、無線LANシステムにおいて、ノード(端末)から送信される信号を基地局で受信した時間差(各基地局の受信時間の差Ti−T1)を計算し、受信時間差に光速を乗算することによって、ノードから各基地局までの信号の伝搬距離の差{|P−Pi|−|P−P1|}=c(Ti−T1),i=2,...,nを算出し、ノードの位置を検出する方法が提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
特開平7−181242号公報 荻野敦、他5名、「無線LAN統合アクセスシステム(1) 位置検出システムの検討」、2003年総合大会講演論文集、電子情報通信学会、B−5−203、p.662
しかしながら、従来の位置検出方法は無線端末からの信号を位置検出に用いるが、位置検出に用いる信号を反射する反射体がある環境では、ノードで受信される信号は直接波の他に反射波が合成されたものとなる(図1参照)。
従来の位置検出方法では、反射波が合成された状態でも直接波を検出するために、信号の立ち上がり時間を元に測位を行っている。しかし、反射波が大きい場合は受信タイミングの測定精度の劣化の影響が無視できないため、反射波を低減する仕組みが望まれている。
本発明は、前記のような問題点を鑑みてなされたものであり、無線端末から送られる信号を、反射波の影響をできるだけ小さくすることで受信タイミングの測定誤差、ひいては位置測定の誤差を小さくする測位システム、測位方法及び測位サーバを提供することを目的とする。
本発明は、無線端末10の位置測定のための測位信号及び測位信号応答を複数送信し、基地局30はその複数の信号についてそれぞれ指向性を変更して受信して、複数の結果を測位サーバ20に送る。測位サーバ20は複数の結果のうち最良の結果となる指向性の組み合わせを算出し、その指向性を各基地局に送る。
本発明によると、建物内のような反射波の発生する環境下においても、無線端末からの測位信号の直接波をできるだけ正確に受信することができ、位置測定の精度が高まる。
本発明の第1の実施の形態を、図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の測位システムの構成図である。
位置測定の指示や演算を行う測位サーバ20がネットワーク40を介して複数の基地局(アクセスポイント)(30a、30b、30c、30d)と接続されている。無線端末10は、複数の基地局30と無線通信を介して接続されており、何れか一つ又は複数の基地局30と通信可能に接続される。
基地局30はそれぞれにアンテナ31(図2参照)が接続されている。このアンテナ31は、例えばアダプティブアレイアンテナ等によって構成されており、アンテナの指向性を変更可能に設定されている。
図2は、基地局30の構成を示すブロック図である。
基地局30は、アンテナ31、無線部32、制御部33、通信部34等から構成されている。
アンテナ31は、基地局30等から送信された電波を高周波信号に変換し無線部32に送る又は無線部32が生成した高周波信号を電波に変換して送信する。このアンテナ31は、アダプティブアレイアンテナ等によって構成され、アンテナの指向性を変更することが可能である。なお、アレイアンテナではなく、アンテナの方向を物理的に制御することで指向性を変更可能なアンテナを用いてもよい。例えば、特定の指向性を持つアンテナを複数組み合わせてアンテナ部を構成し、そのうちの所望の指向性を持つアンテナを選択して使用するようにしてもよい。
無線部32は、アンテナ31より受信した高周波信号を制御信号(データ信号)等に変換し又は信号制御部33の指示によって、アンテナ31に対して高周波信号を送りアンテナ31から無線端末10等に電波として送信する。
また、無線部32は、アンテナ31の指向性、受信電力、周波数、偏波等の制御を行う。例えば、アンテナ31に対して、所定の指向性を設定することで、所定の方向からの電波のみを受信するように制御することが可能である。
信号制御部33は、無線端末10の位置計測に関する制御を行う。例えば、無線端末10が複数個存在するシステムにおいては、各無線端末10それぞれが固有の波形の信号を送信し、該固有の波形に該当する無線端末10の情報を信号制御部33に予め記憶されている情報を用いて送信元の無線端末10を特定する。
この、固有の波形と受信した信号の波形とを比較する方法としては、例えば、双方の相関値を算出し、相関値が最大となる波形を最も近い波形と判定する方法がある。
また、信号制御部33は、測位信号の受信時刻と測位信号応答の受信時刻との差の情報、送信元の無線端末10又は基地局30を特定する情報、測位信号を受信した際のアンテナ31の指向性等の情報を含む信号到達時間情報を作成する。
通信部34は、基地局30をネットワーク40に接続するインターフェースとして機能し、測位サーバより要求を受信したり、信号制御部33によって作成された信号到達時間情報を測位サーバ20に送信する。
図3は、無線端末10の構成を示すブロック図である。
無線端末10は、アンテナ11、無線部12、信号送信制御部13等によって構成されている。
無線部12は、基地局30から送信されアンテナ11によって受信した高周波信号をデータ信号に変換し、また信号送信制御部13からの指示に基づいて、測位信号応答を生成しアンテナ11から高周波信号として出力して、各基地局30に送信する。この測位信号応答は、各無線端末10毎に固有に割り当てられた波形となっており、その無線端末10が送信した信号であるかを識別可能となっている。
信号送信制御部13は、無線部12が受け取った測位信号を受信すると、その応答として測位信号応答を送信するように無線部12に指示する。
図4は、測位サーバ20の構成を示すブロック図である。
測位サーバ20は、通信部21、位置計算部22、システム情報データベース23等から構成されている。
通信部21は、測位サーバ20をネットワーク40に接続するインターフェースとして機能し、基地局30から送られる信号到達時間情報を受信し、これを位置計算部22に送る。
位置計算部22は、信号到達時間情報に含まれる各基地局30における信号到達時刻の差の情報と、システム情報データベース23に予め記録されている各基地局30の位置等の情報と、に基づいて無線端末10の位置を算出する。
図5は、本発明の第1の実施の形態の測位システムの、位置を測定する手順を示すシーケンス図である。
まず、無線端末10が何れかの基地局30を経由して、測位サーバ20に対して自端末の位置計測を要求するための位置要求を送信する。測位サーバ20は、位置要求を受信すると、まず、各基地局30に対して測位準備要求を送信する。この測位準備要求は、例えば、各基地局30のアンテナ31の指向性に関する情報、使用する周波数に関する情報等を含むことができる。各基地局30は、測位準備要求を受信すると、アンテナ31の指向性の設定等の準備を行い、準備が完了すると、測位サーバに対して測位準備完了を送信する。
測位サーバ20は、全ての基地局30から測位準備完了を受信すると、まず、基地局30a対して測位信号を送信するよう指示を送る。基地局30aはこの指示を受けて測位信号を他の基地局(30b、30c、30d)及び無線端末10に対して送信する。基地局30aは測位信号を送信した時刻を、基地局30b、30c、30dは測位信号を受信した時刻を、それぞれ記憶する。なお、この測位信号は、複数の信号を所定回数送信する。各基地局30は、複数の信号それぞれについてアンテナ31の指向性を変更して受信し、その受信時刻を記憶する。例えば、3回の測位信号を送信する場合は、3回の信号それぞれに対して指向性を変更し、受信する。
無線端末10は、この測位信号を受信すると、測位信号応答を各基地局30に対して送信する。各基地局30a、30b、30c、30dは、この測位信号応答を受信した時刻を、それぞれ記憶する。この測位信号応答も測位信号と同様に、複数の信号を所定回数送信する。各基地局30は、複数の信号それぞれについてアンテナ31の指向性を変更して受信し、その時刻を記憶する。この指向性の変更は、測位信号を受信したときと同じ指向性とする。
次に、各基地局30a、30b、30c、30dは、それぞれ、測位信号の受信時刻と測位信号応答の受信時刻との差から、信号到達時間の差やその他の情報から信号到達時間情報を作成し、測位サーバ20に対して送信する。この信号到達時間情報は、各基地局30ごとに、複数回受信した測位信号及び測位信号応答の受信時刻及びそれぞれについてのアンテナ31の指向性に関する情報、受信した基地局30を示す情報が含まれる。
測位サーバ20は、各基地局30a、30b、30c、30dの信号到達時間情報をそれぞれ受信すると、この情報を元に無線端末10の位置計算処理を行う。この位置計算処理の詳細は後述する。
次に、位置計算処理によって確定した無線端末の位置情報を、無線端末10に対して送信する。
以上の一連の処理によって、無線端末10の位置情報の計測が完了する。
なお、無線端末10から位置要求によって位置計測を行うのではなく、測位サーバ20が自主的に位置計測を行ってもよいし、各基地局30からの要求によって位置計測を行ってもよい。
また、アンテナ31をアダプティブアレイアンテナによって構成した場合は、必ずしも複数の測位信号及び測位信号応答を送信する必要はなく、一度の信号によって複数の指向性の結果を各基地局30が得ることができる。
図6は、測位サーバ20における、位置計算処理の詳細を示すフローチャートである。
測位サーバ20の位置計算部22は、ネットワーク40及び通信部21を介して送信された、各基地局30からの信号到達時間情報を受信する(ステップ1001)。
次に、受信した各基地局30の信号到達時間情報から、無線端末10の位置計算を行う(ステップ1002)。
無線端末10の位置を算出する方法としては、例えば、二つの基地局30が測位信号を受信した時刻の差から、無線端末10とそれらの基地局30との距離の差を算出し、その距離差の条件を満たす点を結んで描いた少なくとも二つの双曲線の交点から測位対象無線端末10の位置を特定する双曲線交会法がある。また、基準信号送信時刻と測位信号受信時刻との差と用いた位置算出の際に、基地局30が受信した測位信号の受信強度に基づいて重み付けを行った双曲線交会法を用いてもよい。
また、位置計算は、受信した信号到達時間情報に含まれるアンテナ31の指向性を示す情報を参照して、基地局毎に、複数の指向性で受信した到達時間差それぞれについて計算を行う。たとえば、前述したように3回の測位信号及び測位信号応答によって、3回それぞれ指向性を変更して受信した場合、それぞれの基地局の3回の受信結果の全ての組み合わせを計算し、結果として、27通りの計算結果が得られる。
次に、この複数の指向性に対応した計算結果から、最も誤差の少ない結果のものを選択する(ステップ1003)。位置計測結果は、それぞれの基地局30からの距離を描いた双曲線の交点から得られるので、複数の基地局30の結果による交点の位置が近似していれば誤差は少なく、分散していれば誤差が大きい。この最も近似する組み合わせを、それぞれの基地局30のそれぞれの指向性による受信結果の計算結果から割り出す。結果として、例えば基地局30aは指向性がA、基地局30bは指向性がB、基地局30cは指向性がC、基地局30dは指向性がD、の組み合わせが、最も誤差が少ない計算結果であると割り出される。すなわち、このステップ1003において、位置計算部21が最も誤差の少ない無線基地局の通信方法(例えば、指向性)を選択することで、状態選択部が構成される。
以上のようにして、無線端末10から送信される信号を基地局30b〜dで受信する際の指向性を制御する。基地局30aから送信される信号を基地局30b〜dで受信するために最適な指向性は、あらかじめ設定しておくことができる。基地局の設置場所が決まれば、それぞれの位置や周囲の遮蔽物・反射体などの環境から、各基地局において他の基地局からの信号を受信するために最適な指向性が決まる。したがって、基地局ごとに他基地局に適した指向性をあらかじめ登録しておき、測位準備要求信号を送る際に測位信号を送信する基地局30aを特定する情報を通知すれば、通知を受けた基地局30b〜dが基地局30aに合わせた指向性で受信する準備をすることができる。測位信号の受信後は、上述の方法で決められる指向性にアンテナを設定し、測位応答信号の受信の待ち受け状態になる。
測位サーバ20は、最も誤差の少ない結果となるそれぞれの基地局30の指向性に関する情報を一旦記憶し、次回の位置要求があったときに、各基地局30に送信する測位準備要求にこの指向性に関する情報を含めて送信する。各基地局30は、この受信した測位準備要求に含まれる指向性を優先的に使用し、その指向性を中心として複数の指向性による測位信号及び測位信号応答を受信する。
以上のよう構成された本発明の第1の実施の形態の測位システムでは、無線端末10の位置測定のための測位信号及び測位信号応答を複数送信し、基地局30はその複数の信号についてそれぞれ指向性を変更して受信して、複数の結果を測位サーバ20に送る。測位サーバ20は複数の結果のうち最良の結果となる指向性の組み合わせを算出し、その指向性を各基地局に送る。こうすることで、例えば、建物が密集している屋外や建物の内部など、測位信号に反射波が付加されたとしても、反射波の影響が最も少なくなるように直接波を受信できる方向に指向性を設定する、いわゆる指向性ダイバーシチを行うことで、位置測定の誤差を少なくすることができる。
なお、第1の実施の形態では、指向性を変更して複数の信号を受信するように構成したが、これを送信/受信周波数を変更して複数の信号を受信するようにしてもよいし(周波数ダイバーシチ)、偏波を変更して複数の信号を受信してもよい(偏波ダイバーシチ)。
信号の周波数を変更するときは、予め測位サーバ20によって送信する周波数を決定し、測位準備要求にその周波数に関する情報を含めて送信する。各基地局30は、複数の周波数で送信される信号をそれぞれ受信し、結果を測位サーバ20に送信する。
信号の周波数や偏波を変更すると信号の反射波の影響が変わるので、最も誤差の少ない、すなわち最も反射波の影響が少ない周波数又は偏波を選択する。このためには、測位サーバから、無線端末10を管理下においている基地局30aを介して、周波数または偏波を指定する信号を無線端末に送信するとよい。
また、測位に必要最小限となる送信電力となるように、基地局30aが送信する測位信号及び無線端末10の送信する測位信号応答の電力を変更してもよい。
無線端末10の送信電力は、位置検出誤差が大きい場合に下げるように測位サーバが指示を送り、また、下げすぎることによって無線端末10が送信する電波が拾えなくなる基地局30が多くなった場合、測位サーバ20の指示によって無線端末10の送信電力を上げるように制御する。このためには、測位サーバから、無線端末を管理下においている基地局30aを介して、送信電力制御信号を無線端末10に送信するとよい。
さらに、測位サーバ20で、無線端末10の送信電力、無線端末10の位置測定結果、及び検出誤差の対応関係を位置計算部22の記録部に記録し、記録された情報から最適な電力を無線端末10に指示してもよい。また、基地局30で直接波を検出できる最低の受信電力を求め、実際の受信電力の差分を測位サーバ20に通知し、測位サーバ20がこれを満たす無線端末10の送信電力を演算し、送信電力の下げ幅を決定して無線端末10に通知してもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態の測位システムについて説明する。
第1の実施の形態では、指向性を変更した複数の信号の受信結果によって誤差の小さくなる指向性を割り出すよう構成したが、第2の実施の形態では、測位サーバ20の測位結果から、無線端末10の推定位置の方向に各基地局30のアンテナ31の指向性を変更するように設定した。
なお、第1の実施の形態と同一の作用を行う構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2の実施の形態の測位システムのシーケンスは前述した図5とほぼ同一である。
すなわち、まず、無線端末10が測位サーバ20に対して、自端末の位置計測を要求するための位置要求を送信する。測位サーバ20は、位置要求を受信すると、まず、各基地局30に対して測位準備要求を送信する。この測位準備要求は、例えば、各基地局30のアンテナ31の指向性に関する情報、使用する周波数に関する情報等を含むことができる。
各基地局30は、測位準備要求を受信すると、アンテナ31の指向性の設定等の準備を行い、準備が完了すると、測位サーバに対して測位準備完了を送信する。
測位サーバ20は、全ての基地局30から測位準備完了を受信すると、まず、基地局30a対して測位信号を送信するよう指示を送る。基地局30aはこの指示を受けて測位信号を他の基地局(30b、30c、30d)及び無線端末10に対して送信する。基地局30aは測位信号を送信した時刻を、基地局30b、30c、30dは測位信号を受信した時刻を、それぞれ記憶する。
無線端末10は、この測位信号を受信すると、測位信号応答を各基地局30に対して送信する。各基地局30a、30b、30c、30dは、この測位信号応答を受信した時刻を、それぞれ記憶する。
次に、各基地局30a、30b、30c、30dは、それぞれ、測位信号の受信時刻と測位信号応答の受信時刻との差から、信号到達時間の差やその他の情報から信号到達時間情報を作成し、測位サーバ20に対して送信する。この信号到達時間情報は、各基地局30ごとに、アンテナ31の指向性に関する情報、受信した基地局30を示す情報が含まれる。
測位サーバ20は、各基地局30a、30b、30c、30dの信号到達時間情報をそれぞれ受信すると、この情報を元に無線端末10の位置計算処理を行う。この位置計算処理の詳細は後述する。
次に、位置計算処理によって確定した無線端末の位置情報を、無線端末10に対して送信する。
以上の一連の処理によって、無線端末10の位置情報の計測が完了する。
なお、無線端末10から位置要求によって位置計測を行うのではなく、測位サーバ20が自主的に位置計測を行ってもよいし、各基地局30からの要求によって位置計測を行ってもよい。
図7は、第2の実施の形態の、測位サーバ20における、位置計算処理の詳細を示すフローチャートである。
測位サーバ20の位置計算部22は、ネットワーク40及び通信部21を介して送信された、各基地局30からの信号到達時間情報を受信する(ステップ2001)。
次に、受信した各基地局30の信号到達時間情報から、前述したように無線端末10の位置計算を行う(ステップ2002)。
次に、位置計算によって算出された無線端末10の位置情報と、システム情報データベース23に記録されている各基地局30の位置の情報から、それぞれの基地局30のアンテナ31の指向性を決定する(ステップ2003)。すなわち、各基地局30のアンテナの指向性を、無線端末10が存在する方向に設定する。この決定した指向性は、位置計算部22に備えられている記憶部に保持し、次回の位置要求があったときに、各基地局30に送信する測位準備要求にこの指向性に関する情報を含めて送信する。各基地局30は、この受信した測位準備要求に含まれる指向性を用いて信号を受信する。
このようにすることで、測位サーバ20によって算出された無線端末10の推定位置に指向性を予め設定して、次回の測位を実行する。
なお、測位サーバ20は、複数の位置計測の結果を、時間を示す情報と共に順次記録し、無線端末10が移動しているか否かを判定し、その結果から、基地局30に指示する指向性の情報を設定してもよい。すなわち、無線端末10が移動していることが明らかである場合は、位置計算部22は、移動速度、移動方向等の情報を算出し、次回の位置測定を行う時刻に推定される無線端末10の位置に、各基地局30の指向性を設定し、測位サーバ20は、その指向性の情報を測位準備要求に含めて送信する。
このとき、移動速度が大きく、次回の位置測定を行う時刻に無線端末10の位置を推定することが困難であると判定した場合は、記録部に保持した指向性に関する情報を一旦破棄し、新たに位置測定を行うよう構成してもよい。また、無線端末10の移動速度に応じて忘却係数を設定し、移動速度が小さい場合は記録部に保持されている情報を多く用い、移動速度が大きい場合は、記録部に保持されている情報のうち、最新の情報に近い情報のみを用いるように構成してもよい。
以上のように構成された本発明の第2の実施の形態の測位システムでは、測位サーバ20は、位置測定結果に基づいて、無線端末10の推定位置に対応する指向性を設定し、各基地局に指向性に関する情報を指示するよう構成したので、無線端末10の移動している場合にも、複数回の位置計測の結果によって位置計測精度がより高まる。
次に、第3の実施の形態の測位システムについて説明する。
第1及び第2の実施の形態では、測位サーバ20の無線端末10の位置測定結果の誤差が小さくなるように各基地局30にフィードバックを行っていたが、第3の実施の形態では、各基地局30が各々、指向性、周波数等を変更して受信信号が最良となるものを設定するよう構成した。なお第1又は第2の実施の形態と同一の作用を行う構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図8に、第3の実施の形態の測位システムのシーケンスを示す。
各々の位置測定のプロセスは前述した図5の手順とほぼ同様である。
すなわち、まず、無線端末10が測位サーバ20に対して、自端末の位置計測を要求するための位置要求を送信する。測位サーバ20は、位置要求を受信すると、まず、各基地局30に対して測位準備要求を送信する。この際に、必要ならば、測位サーバが送信する信号の周波数等の情報を含めてもよい。
各基地局30は、測位準備要求を受信すると、アンテナ31の指向性の設定等の準備を行い、準備が完了すると、測位サーバに対して測位準備完了を送信する。
測位サーバ20は、全ての基地局30から測位準備完了を受信すると、まず、基地局30a対して測位信号を送信するよう指示を送る。基地局30aはこの指示を受けて測位信号を他の基地局(30b、30c、30d)及び無線端末10に対して送信する。基地局30aは測位信号を送信した時刻を、基地局30b、30c、30dは測位信号を受信した時刻を、それぞれ記憶する。
無線端末10は、この測位信号を受信すると、測位信号応答を各基地局30に対して送信する。各基地局30a、30b、30c、30dは、この測位信号応答を受信した時刻を、それぞれ記憶する。
次に、各基地局30a、30b、30c、30dは、それぞれ、測位信号の受信時刻と測位信号応答の受信時刻との差から、信号到達時間の差やその他の情報から信号到達時間情報を作成し、測位サーバ20に対して送信する。この信号到達時間情報は、各基地局30ごとに、アンテナ31の指向性に関する情報、受信した基地局30を示す情報が含まれる。
このとき、各基地局30は、それぞれが独自に信号の受信強度が最も高い測位応答信号の受信時刻と、その測位応答信号に対応する測位信号の受信時刻とを測位サーバ20に送信する。そのために、測位信号と測位応答信号の送信を複数回行って基地局30においてそれぞれを異なる指向性に設定されたアンテナで受信して受信電力強度および受信時刻を測定する。なお、基地局30がアレイアンテナを具備する場合は、測位応答信号を一回受信して複数の指向性についての受信電力強度および受信時刻を測定すればよい。
測位サーバ20は、各基地局30a、30b、30c、30dの信号到達時間情報をそれぞれ受信すると、この情報を元に無線端末10の位置計算処理を行う。この位置計算処理の詳細は後述する。
次に、位置計算処理によって確定した無線端末の位置情報を、無線端末10に対して送信する。
以上の一連の処理によって、無線端末10の位置情報の計測が完了する。この一連の測位手順を繰り返し実行する。
そして、次の位置計測プロセスの前に、各基地局30は、それぞれ指向性を変更する。なお、アンテナ31をアダプティブアレイアンテナによって構成した場合は、1度の信号の受信で最も受信信号強度が強くなる指向性が判明するので、その指向性を用いた結果を測位サーバに送信する。そうでない場合は、測位手順が実行される毎に(又は、所定回数の位置測定プロセス毎に)、指向性を変更して、信号を受信する。無線端末10が移動していない場合や、移動速度が小さい場合は、指向性を変更した結果、最も受信信号強度の大きい指向性が判明するので、各基地局30はその指向性を使用して測位信号の受信を行う。
図8の例では、基地局30aは毎回指向性を変更し、基地局30bは奇数回目の位置計測プロセス前に、基地局30cは偶数回の位置計測プロセス前に、基地局30dは、指向性の変更を行わないように、それぞれ設定されている例を示す。
なお、この第3の実施の形態においても、第1の実施の形態において前述したように、周波数又は偏波を変更するように構成してもよい。すなわち、測位手順が実施されるたびに周波数又は偏波を変更し、最も受信信号強度の強い周波数又は偏波を用いる。周波数を変更する場合は、予め測位サーバ20が周波数を決定しておき、測位準備要求に周波数を含めて基地局30に送信する。
以上のように構成された第3の実施の形態の測位システムでは、基地局30側で最も受信信号強度が大きくなるような指向性、偏波、周波数等を選択することで、無線端末10の意思測定誤差を小さくすることができると共に、測位サーバ20の位置計算の際の負荷を低減することが出来る。
なお、指向性、偏波、周波数の変更は、受信信号強度が最も高くなるように変更するのではなく、任意の指向性、偏波、周波数を、位置測定プロセスごとに(または所定の回数の測位手順が実施されるごとに)変更するように設定してもよい。
こうすることで、例えば、基地局30側で最も良い指向性と判断したものが実際の無線端末10の方向とは全く異なるものであった場合に、位置計測の誤差が大きくなってしまう可能性があるが、任意の指向性に変更して測位を行うことで、基地局30の判断の間違いによる誤差の発生を低減することができる。
本発明の第1の実施の形態の、測位システムの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の、基地局30の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の、無線端末10の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の、測位サーバ20の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の、測位システムの位置を測定する手順を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施の形態の、測位サーバ20における、位置計算処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の、測位サーバ20における、位置計算処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の、測位システムの位置を測定する手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
10 無線端末
20 測位サーバ
30a、30b、30c、30d 基地局
40 ネットワーク

Claims (11)

  1. 無線端末と無線通信によって接続される少なくとも3つ以上の基地局がネットワークを介して測位サーバに接続されており、
    前記基地局は、前記基地局の何れか一つ又は前記無線端末から送信された信号を受信した時刻に関する情報を前記測位サーバに送信し、
    前記測位サーバは、前記基地局から受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する測位システムにおいて、
    前記基地局は、前記無線端末からの受信信号強度が最も強くなるように通信方法を選択して、前記無線端末からの信号を受信し、
    前記測位サーバは、前記基地局から受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定することを特徴とする測位システム。
  2. 無線端末と無線通信によって接続される少なくとも3つ以上の基地局がネットワークを介して測位サーバに接続されており、
    前記基地局は、前記基地局の何れか一つ又は前記無線端末から送信された信号を受信した時刻に関する情報を前記測位サーバに送信し、
    前記測位サーバは、前記基地局から受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する測位システムにおいて、
    前記基地局は、前記無線端末からの信号を受信する通信方法を、前記信号を受信する所定の回数毎に変更し、
    前記測位サーバは、前記基地局から受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定することを特徴とする測位システム。
  3. 無線端末と無線通信によって接続される少なくとも3つ以上の基地局がネットワークを介して測位サーバに接続されており、
    前記基地局は、前記基地局の何れか一つ又は前記無線端末から送信された信号を受信した時刻に関する情報を前記測位サーバに送信し、
    前記測位サーバは、前記基地局から受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する測位システムにおいて、
    前記基地局は、
    前記無線端末から送信される複数の信号をそれぞれ複数の通信方法で受信し、該複数の通信方法で受信した複数の時刻に関する情報を前記測位サーバに送信し、
    前記測位サーバは、
    前記基地局から受信した複数の通信方法で受信した複数の時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定し、
    前記測位結果に基づいて、前記複数の信号のうちもっとも位置測定誤差が少ない通信方法を選択し、
    該選択結果を前記基地局に送信し、
    さらに前記基地局は、受信した前記選択結果に基づいて、前記複数の通信方法に関する設定を行うことを特徴とする測位システム。
  4. 前記通信方法は、前記基地局に備えられるアンテナの指向性であることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の測位システム。
  5. 前記通信方法は、前記基地局が受信する信号の偏波であることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の測位システム。
  6. 前記通信方法は、前記基地局が受信する信号の前記無線端末における送信電力であることを特徴とする請求項1から3の何れか一つに記載の測位システム。
  7. 前記通信方法は、前記基地局が受信する信号の周波数であることを特徴とする請求項3に記載の測位システム。
  8. 無線端末と無線通信によって接続される少なくとも3つ以上の基地局がネットワークを介して測位サーバに接続されており、
    前記基地局は、前記基地局の何れか一つ又は前記無線端末から送信された信号を受信した時刻に関する情報を前記測位サーバに送信し、
    前記測位サーバは、前記基地局から受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する測位システムに用いられる測位方法であって、
    前記無線端末からの受信信号強度が最も強くなるように通信方法を選択して、前記無線端末からの信号を受信する第1のステップと、
    前記基地局から受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する第2のステップと、
    を実行することを特徴とする測位方法。
  9. 無線端末と無線通信によって接続される少なくとも3つ以上の基地局がネットワークを介して測位サーバに接続されており、
    前記基地局は、前記基地局の何れか一つ又は前記無線端末から送信された信号を受信した時刻に関する情報を前記測位サーバに送信し、
    前記測位サーバは、前記基地局から受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する測位システムに用いられる測位方法であって、
    前記無線端末からの信号を受信する通信方法を、前記信号を受信する所定の回数毎に変更する第1のステップと、
    前記基地局から受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する第2のステップと、
    を実行することを特徴とする測位方法。
  10. 無線端末と無線通信によって接続される少なくとも3つ以上の基地局がネットワークを介して測位サーバに接続されており、
    前記基地局は、前記基地局の何れか一つ又は前記無線端末から送信された信号を受信した時刻に関する情報を前記測位サーバに送信し、
    前記測位サーバは、前記基地局から受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する測位システムに用いられる測位方法であって、
    前記無線端末から送信される複数の信号をそれぞれ複数の通信方法で受信し、該複数の通信方法で受信した複数の時刻に関する情報を前記測位サーバに送信する第1のステップと、
    前記基地局から受信した複数の通信方法で受信した複数の時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する第2のステップと、
    前記測位結果に基づいて、前記複数の信号のうちもっとも位置測定誤差が少ない通信方法を選択する第3のステップと、
    該選択結果を前記基地局に送信する第4のステップと、
    受信した前記選択結果に基づいて、前記複数の通信方法に関する設定を行う第5のステップと、
    前記第1から前記第5のステップを繰り返し実行する第6のステップと、
    を実行することを特徴とする測位方法。
  11. 無線端末と無線通信によって接続される少なくとも3つ以上の基地局に接続され、
    前記基地局から送信された、信号を受信した時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する測位サーバにおいて、
    前記基地局から受信した複数の通信方法で受信した複数の時刻に関する情報に基づいて、前記無線端末の位置を測定する計算を行う位置計算部と、
    前記位置計算部の計算結果に基づいて、前記複数の信号のうちもっとも位置測定誤差が少ない通信方法を選択する状態選択部と、
    前記情報選択部の選択結果を前記基地局に送信する送信部と、
    を備えたことを特徴とする測位サーバ。
JP2003426288A 2003-12-24 2003-12-24 測位システム、測位方法及び測位サーバ Expired - Lifetime JP4227009B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003426288A JP4227009B2 (ja) 2003-12-24 2003-12-24 測位システム、測位方法及び測位サーバ
US11/017,135 US7379744B2 (en) 2003-12-24 2004-12-21 Positioning system, positioning method, and positioning server

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003426288A JP4227009B2 (ja) 2003-12-24 2003-12-24 測位システム、測位方法及び測位サーバ

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005181255A true JP2005181255A (ja) 2005-07-07
JP2005181255A5 JP2005181255A5 (ja) 2006-07-27
JP4227009B2 JP4227009B2 (ja) 2009-02-18

Family

ID=34697440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003426288A Expired - Lifetime JP4227009B2 (ja) 2003-12-24 2003-12-24 測位システム、測位方法及び測位サーバ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7379744B2 (ja)
JP (1) JP4227009B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149808A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Rcs:Kk セルラー式移動無線測位システム
WO2012063671A1 (ja) * 2010-11-10 2012-05-18 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信方法及び移動管理ノード
JP2016035469A (ja) * 2011-04-11 2016-03-17 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ユーザ機器ベース測位のためにネットワークベース測定値を与えるための方法、装置および物品
JP2016148615A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 通信システム、受信装置、サーバ、信号処理方法、波源位置算出方法、及びプログラム
CN108112002A (zh) * 2017-12-28 2018-06-01 成都三朵云科技有限公司 一种应用于公安消防环境的定位方法及系统

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4459738B2 (ja) * 2004-07-05 2010-04-28 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 中継装置、通信装置および指向性制御方法
KR101099151B1 (ko) * 2004-10-29 2011-12-27 스카이후크 와이어리스, 인크. 위치 표지 데이터베이스와 서버, 위치 표지 데이터베이스구축 방법 및 이것을 이용한 위치 기반 서비스
JP4345800B2 (ja) * 2006-10-19 2009-10-14 ソニー株式会社 無線通信装置
WO2008077991A1 (en) * 2006-12-27 2008-07-03 Elektrobit Group Plc Generation of positioning information of radio device
WO2009083014A1 (en) * 2007-12-27 2009-07-09 Nokia Corporation Maintaining the integrity of configuration information of a network of access points for use in positioning an apparatus
DE102009005977A1 (de) * 2009-01-23 2010-07-29 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Verfahren zur Positionsbestimmung eines mobilen Endgerätes
US20110207472A1 (en) * 2010-02-19 2011-08-25 Charles Abraham Method and system for cellular clock-assisted wireless access point locating
US8385911B1 (en) * 2011-08-08 2013-02-26 Laurent Vallette Method for generating propagation characteristics of a multipath environment
US10419907B2 (en) 2012-02-22 2019-09-17 Qualcomm Incorporated Proximity application discovery and provisioning
US9544075B2 (en) 2012-02-22 2017-01-10 Qualcomm Incorporated Platform for wireless identity transmitter and system using short range wireless broadcast
US10360593B2 (en) 2012-04-24 2019-07-23 Qualcomm Incorporated Retail proximity marketing
US9185528B2 (en) 2012-06-28 2015-11-10 Northrop Grumman Systems Corporation WiFi mapping and motion detection
US9678194B2 (en) 2012-08-14 2017-06-13 Qualcomm Incorporated Positioning using observer-based time-of-arrival measurements
US9066202B2 (en) * 2012-08-14 2015-06-23 Qualcomm Incorporated Positioning using observer-based time-of-arrival measurements
US9889478B2 (en) 2012-11-12 2018-02-13 Whirlpool Corporation Consumable descaling cartridges for a refrigerator appliance
US9327216B2 (en) 2012-11-12 2016-05-03 Whirlpool Corporation Customizable multi-stage water treatment system
CN104054376B (zh) * 2013-01-16 2018-01-09 华为技术有限公司 定位处理方法、装置及系统
US9424417B2 (en) 2014-06-04 2016-08-23 Qualcomm Incorporated Secure current movement indicator
US9288625B2 (en) * 2014-06-30 2016-03-15 Qualcomm Technologies International, Ltd. Method for determining location of wireless devices based on information within messages received from other network devices
CN107113690A (zh) 2014-11-05 2017-08-29 华为技术有限公司 一种获取位置信息的方法及装置
RU2701864C2 (ru) * 2014-12-17 2019-10-02 Филипс Лайтинг Холдинг Б.В. Способ и система для уточненного позиционирования через пересечение гиперзон
EP3272161B1 (en) * 2015-03-17 2018-07-11 Philips Lighting Holding B.V. Localization based on motion detection of the mobile device
US10075807B2 (en) 2015-06-30 2018-09-11 Qualcomm Incorporated Ground-based location systems and methods
CN105068046A (zh) * 2015-08-26 2015-11-18 中国联合网络通信集团有限公司 智能设备的定位方法及网关
CN105960019A (zh) * 2016-06-29 2016-09-21 京信通信技术(广州)有限公司 一种定位方法及装置
CN105979489A (zh) * 2016-06-29 2016-09-28 京信通信技术(广州)有限公司 一种楼层定位方法及装置
US20190169377A1 (en) 2016-07-11 2019-06-06 Nippon Paper Industries Co., Ltd. Method for producing master batch
US10367577B2 (en) * 2016-11-10 2019-07-30 Cable Television Laboratories, Inc. Systems and methods for beacon detection infrastructures
CN106779611B (zh) * 2016-12-28 2020-08-11 成都鱼泡科技有限公司 一种实地简历投递方法及其投递系统
WO2018203135A1 (en) * 2017-05-04 2018-11-08 Eaton Intelligent Power Limited Multi-dimensional location of an object using multiple electrical devices
US10772070B2 (en) 2017-05-04 2020-09-08 Signify Holding B.V. Multi-dimensional location of an object using multiple antennae
CN108769916A (zh) * 2018-04-03 2018-11-06 厦门华方软件科技有限公司 一种电子围栏系统及其实现方法
WO2020078570A1 (en) * 2018-10-19 2020-04-23 Nokia Technologies Oy Positioning with multiple access points

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4916455A (en) * 1987-02-20 1990-04-10 Scientific Development Inc. Locating system and method
US4799062A (en) * 1987-04-27 1989-01-17 Axonn Corporation Radio position determination method and apparatus
US5095500A (en) * 1989-12-07 1992-03-10 Motorola, Inc. Cellular radiotelephone diagnostic system
US5303240A (en) * 1991-07-08 1994-04-12 Motorola, Inc. Telecommunications system using directional antennas
JP3393417B2 (ja) 1993-12-22 2003-04-07 ソニー株式会社 測位システム
US5883598A (en) * 1995-12-15 1999-03-16 Signatron Technology Corporation Position location system and method
US6047192A (en) * 1996-05-13 2000-04-04 Ksi Inc. Robust, efficient, localization system
US6249252B1 (en) * 1996-09-09 2001-06-19 Tracbeam Llc Wireless location using multiple location estimators
US6353412B1 (en) * 1998-03-17 2002-03-05 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for determining position location using reduced number of GPS satellites and synchronized and unsynchronized base stations
US6061018A (en) * 1998-05-05 2000-05-09 Snaptrack, Inc. Method and system for using altitude information in a satellite positioning system
US6252543B1 (en) * 1998-05-28 2001-06-26 Ericsson Inc. Location system combining ranging measurements from GPS and cellular networks
US6212392B1 (en) * 1999-02-26 2001-04-03 Signal Soft Corp. Method for determining if the location of a wireless communication device is within a specified area
US6980806B2 (en) * 2000-03-22 2005-12-27 Hitachi Kokusai Electric Inc. Radio system
US6892054B2 (en) * 2000-12-29 2005-05-10 Wherenet Corp Interference suppression for wireless local area network and location system
US6885860B2 (en) * 2001-01-19 2005-04-26 Microsoft Corporation Information management and processing in a wireless network
JP3540754B2 (ja) * 2001-02-06 2004-07-07 株式会社日立製作所 位置算出方法、位置算出装置及びそのプログラム
US6901264B2 (en) * 2001-04-25 2005-05-31 Makor Issues And Rights Ltd. Method and system for mobile station positioning in cellular communication networks
JP4052835B2 (ja) * 2001-12-28 2008-02-27 株式会社日立製作所 多地点中継を行う無線伝送システム及びそれに使用する無線装置
EP1355505B1 (en) * 2002-04-11 2013-07-24 Accenture Global Services Limited Localization of radio-frequency transceivers
US7042391B2 (en) * 2003-12-12 2006-05-09 Xerox Corporation Mobile device and method for determining location of mobile device

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149808A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Rcs:Kk セルラー式移動無線測位システム
WO2012063671A1 (ja) * 2010-11-10 2012-05-18 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信方法及び移動管理ノード
JP2012105093A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Ntt Docomo Inc 移動通信方法及び移動管理ノード
JP2016035469A (ja) * 2011-04-11 2016-03-17 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated ユーザ機器ベース測位のためにネットワークベース測定値を与えるための方法、装置および物品
US9602990B2 (en) 2011-04-11 2017-03-21 Qualcomm Incorporated Method for providing network-based measurements for user equipment-based positioning
JP2016148615A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 通信システム、受信装置、サーバ、信号処理方法、波源位置算出方法、及びプログラム
CN108112002A (zh) * 2017-12-28 2018-06-01 成都三朵云科技有限公司 一种应用于公安消防环境的定位方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
US20050143092A1 (en) 2005-06-30
JP4227009B2 (ja) 2009-02-18
US7379744B2 (en) 2008-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4227009B2 (ja) 測位システム、測位方法及び測位サーバ
US9918198B2 (en) Method and system for device positioning utilizing distributed transceivers with array processing
US20230258759A1 (en) Determining a Position of User Equipment by using Adaptive Phase-Changing Devices
EP3165022B1 (en) Network node and method of taking a mobility decision by considering the beamforming capabilities of the neighbouring nodes
JP4130923B2 (ja) 角度測定に基づいてモバイルユニットの位置測定を行うための方法およびシステム
CN109155984B (zh) 确定通道时延的方法、定位方法和相关设备
CN104507160B (zh) 无线网络定位方法、接入点及定位服务器
JP5323423B2 (ja) 方向推定システム、方向推定方法及び方向推定プログラム
JP4015180B2 (ja) 到来方向推定装置、到来方向推定方法及び障害物推定装置
JP4492391B2 (ja) 位置測定方法およびそれを用いた位置測定装置
JP2004147079A (ja) 無線システム
WO2019090527A1 (zh) 一种采用可重构天线进行室内定位的方法和装置
JP2014090271A (ja) 通信システム、通信装置及びその制御方法、プログラム
JP2004012362A (ja) 到来方向推定装置、到来方向推定方法及び障害物推定装置
JP4728923B2 (ja) 無線測位システム
CN116235077A (zh) 利用反射表面的位置确定
US11476909B2 (en) Automatic antenna beam alignment
KR20190061969A (ko) 와이파이 기반 실내 측위를 위한 빔포밍 안테나
JP2009077078A (ja) 位置検出システム
JP2004108960A (ja) 到来方向推定装置及び到来方向推定方法
JP2007180882A (ja) 無線通信端末装置、無線通信システム及び無線通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060613

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4227009

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term