JP2005179995A - トンネルにおける内張りシート付き筒状型枠設置方法、トンネルにおける内張りシート付き筒状型枠構造及びトンネル用内張りシート連結具 - Google Patents
トンネルにおける内張りシート付き筒状型枠設置方法、トンネルにおける内張りシート付き筒状型枠構造及びトンネル用内張りシート連結具 Download PDFInfo
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Abstract
【効果】巻装内張りシート6を緊張状態で巻着した筒状型枠41をトンネル1内で容易に設置することができる。
【選択図】図5
Description
請求項1の発明にかかるトンネル(1)の内張りシート付き筒状型枠(41)は下記の方法により設置される。
請求項2の発明にかかるトンネル(1)の内張りシート付き筒状型枠(41)は下記の方法により設置される。
トンネル(1)内に設置した型枠支持台(3)の外周型枠部(19)と、トンネル(1)の底部においてこの外周型枠部(19)の両端部(31a,31b)間で案内部材(33)により上下動可能に支持した底型枠部(34)とにより筒状型枠(41)を設けている。この底型枠部(34)は、型枠支持台(3)の外周型枠部(19)の両端部(31a,31b)から下動する緊張作業位置(P)と、この緊張作業位置(P)から上動して型枠支持台(3)の外周型枠部(19)の両端部(31a,31b)間に嵌め込まれた連結作業位置(Q)とを取る。この緊張作業位置(P)では型枠支持台(3)の外周型枠部(19)に巻着された巻装内張りシート(6)とトンネル(1)の内周壁面(37)との間に形成したコンクリート打設室(38a)に対しこの外周型枠部(19)の両端部(31a,31b)間の嵌込み室(32)が連通する。この連結作業位置(Q)では型枠支持台(3)の外周型枠部(19)の両端部(31a,31b)と底型枠部(34)の両端部(34a,34b)とを互いに連結して巻装内張りシート(6)が巻着された筒状型枠(41)とトンネル(1)の内周壁面(37)との間にコンクリート打設室(38)を形成した。
請求項3の発明を前提とする請求項4の発明において、前記底型枠部(34)の緊張作業位置(P)で、型枠支持台(3)の外周型枠部(19)の両端部(31a,31b)間の嵌込み室(32)には、前記巻装内張りシート(6)の両端部(6a,6b)のうち少なくとも一端部(6a,6b)を型枠支持台(3)の外周型枠部(19)の両端部(31a,31b)間で連結してこの巻装内張りシート(6)の両端部(6a,6b)を引っ張ることにより、この巻装内張りシート(6)を型枠支持台(3)の外周型枠部(19)で緊張させる緊張付与具(39)を設置した。
トンネル用内張りシート(6)の外面(16)と内面(17)とのうち外面(16)に当てがわれる外側挟持部(11)と内面(17)に当てがわれる内側挟持部(12)とを備えている。この外側挟持部(11)には内張りシート(6)の外面(16)に形成された突起(18)が係止される引掛孔(13)を形成している。この外側挟持部(11)の引掛孔(13)は、内張りシート(6)の外面(16)に形成された突起(18)が挿入される挿入孔(14)と、その突起(18)が係入される係止孔(15)とを互いに連続させて形成したものである。その突起(18)が係止孔(15)で係入された係止状態でこの外側挟持部(11)と内側挟持部(12)とを互いに連結し得る締結部(10)を設けた。
図1(a)に示すように、トンネル1内またはトンネル1外にシート巻装台2が設置され、シート巻装台2よりも奥側でトンネル1内に型枠支持台3が設置される。
Claims (7)
- トンネル内に設置した型枠支持台の外周型枠部とトンネルの内周壁面との間に配置した巻装内張りシートをこの型枠支持台の外周型枠部で緊張させるとともにその緊張を維持し、その緊張維持後にトンネルの底部で型枠支持台の外周型枠部の両端部間に底型枠部を嵌め込んでこの外周型枠部の両端部とこの底型枠部の両端部とを互いに連結することにより、前記巻装内張りシートが巻着された筒状型枠を設けるとともに、この筒状型枠とトンネルの内周壁面との間にコンクリート打設室を形成することを特徴とするトンネルにおける内張りシート付き筒状型枠設置方法。
- 内張りシートをシート巻装台の外周部に巻き、トンネル内に設置した型枠支持台の外周型枠部とトンネルの内周壁面との間にこの巻装内張りシートを挿入し、この型枠支持台の外周型枠部でこの巻装内張りシートを緊張させるとともにその緊張を維持し、その緊張維持後にトンネルの底部で型枠支持台の外周型枠部の両端部間に底型枠部を嵌め込んでこの外周型枠部の両端部とこの底型枠部の両端部とを互いに連結することにより、前記巻装内張りシートが巻着された筒状型枠を設けるとともに、この筒状型枠とトンネルの内周壁面との間にコンクリート打設室を形成することを特徴とするトンネルにおける内張りシート付き筒状型枠設置方法。
- トンネル内に設置した型枠支持台の外周型枠部と、トンネルの底部においてこの外周型枠部の両端部間で案内部材により上下動可能に支持した底型枠部とにより筒状型枠を設け、
この底型枠部は、型枠支持台の外周型枠部の両端部から下動する緊張作業位置と、この緊張作業位置から上動して型枠支持台の外周型枠部の両端部間に嵌め込まれた連結作業位置とを取り、この緊張作業位置では型枠支持台の外周型枠部に巻着された巻装内張りシートとトンネルの内周壁面との間に形成したコンクリート打設室に対しこの外周型枠部の両端部間の嵌込み室が連通し、この連結作業位置では型枠支持台の外周型枠部の両端部と底型枠部の両端部とを互いに連結して巻装内張りシートが巻着された筒状型枠とトンネルの内周壁面との間にコンクリート打設室を形成した
ことを特徴とするトンネルにおける内張りシート付き筒状型枠構造。 - 前記底型枠部の緊張作業位置で、型枠支持台の外周型枠部の両端部間の嵌込み室には、前記巻装内張りシートの両端部のうち少なくとも一端部を型枠支持台の外周型枠部の両端部間で連結してこの巻装内張りシートの両端部を引っ張ることにより、この巻装内張りシートを型枠支持台の外周型枠部で緊張させる緊張付与具を設置したことを特徴とする請求項3に記載のトンネルにおける内張りシート付き筒状型枠構造。
- 前記底型枠部の緊張作業位置で前記巻装内張りシートの両端部に連結されてこの巻装内張りシートの緊張を維持する緊張保持具を設置したことを特徴とする請求項4に記載のトンネルにおける内張りシート付き筒状型枠構造。
- 前記型枠支持台の外周型枠部は複数の分割型枠部からなり、前記底型枠部はこの各分割型枠部のうちトンネルの底部に配設した底側分割型枠部に対し案内部材により上下動可能に支持されていることを特徴とする請求項3または請求項4または請求項5に記載のトンネルにおける内張りシート付き筒状型枠構造。
- トンネル用内張りシートの外面と内面とのうち外面に当てがわれる外側挟持部と内面に当てがわれる内側挟持部とを備え、この外側挟持部には内張りシートの外面に形成された突起が係止される引掛孔を形成し、この外側挟持部の引掛孔は、内張りシートの外面に形成された突起が挿入される挿入孔と、その突起が係入される係止孔とを互いに連続させて形成したものであり、その突起が係止孔で係入された係止状態でこの外側挟持部と内側挟持部とを互いに連結し得る締結部を設けたことを特徴とするトンネル用内張りシート連結具。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011505630A (ja) * | 2007-11-30 | 2011-02-24 | マイクロソフト コーポレーション | 共通ユーザー・インターフェース構造 |
CN103174437A (zh) * | 2013-03-25 | 2013-06-26 | 南京梅山冶金发展有限公司 | 一种地下矿山巷道湿式喷锚支护方法 |
JP2020143554A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 株式会社奥村組 | トンネル覆工用型枠における透水性シートの取付け構造 |
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2003
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