JP2005178416A - 車両用バンパ構造 - Google Patents

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Noribumi Iyoda
紀文 伊豫田
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竜太郎 家中
Yujiro Miyata
裕次郎 宮田
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Abstract

【課題】 衝突検知性能を向上する。
【解決手段】 バンパアブソーバフォーム30の後壁部の上下方向中間部に形成した凸部30Bが、バンパリインフォースメント20に配設したバンパタッチセンサ26に当接している。また、上側の凸部30Aと下側の凸部30Cはバンパリインフォースメント20における閉断面部24の車体外側(車体前側)となる前壁部20Cの部位を除く前壁部20Cの上縁部20Dと下縁部20Eとに当接している。
【選択図】 図1

Description

本発明は車両用バンパ構造に関し、特に、自動車等の車両において衝突体を検知する車両用バンパ構造に関する。
従来から、自動車等の車両において衝突体を検知する車両用バンパ構造においては、バンパリインフォースメントの前面に長手方向に延びる溝を形成し、この溝内に衝突検知センサを収納すると共に、衝撃吸収材の後面に上下一対の溝を形成し、衝突検知センサに対する押込み部を形成した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−225907号公報
しかしながら、特許文献1では、衝撃吸収材の後面における上下一対の溝の上部と下部の全域がバンパリインフォースメントの前壁部に当接している。この結果、これらの当接部を介して、衝撃吸収材に作用した荷重の一部が衝撃吸収材からバンパリインフォースメントに直接伝達される。このため、衝突検知センサに作用する荷重が減少し、衝突検知性能が低下する。
本発明は上記事実を考慮し、衝突検知性能を向上できる車両用バンパ構造を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車両用バンパ構造は、車幅方向に沿って延設され、閉断面部を有する側断面形状とされたバンパリインフォースメントと、
前記バンパリインフォースメントの車体外側に配設された衝突検知センサと、
前記バンパリインフォースメントと前記衝突センサの車体外側に配設され、車体内側に向って形成された凸部が、前記衝突検知センサと、前記バンパリインフォースメントにおける前記閉断面部の車体外側となる部位を除く上下の縁部と、にのみ当接する衝撃吸収材と、
を有することを特徴とする。
従って、衝突体がバンパに衝突した場合には、外部からの荷重が、バンパリインフォースメントと衝突センサとの車体外側に配設された衝撃吸収材を介して、衝突検知センサとバンパリインフォースメントとに伝達される。この際、衝撃吸収材は、車体内側に向って形成された凸部が、バンパリインフォースメントの車体外側に配設された衝突検知センサと、バンパリインフォースメントにおける車幅方向に沿って延設された閉断面部の車体外側となる部位を除く上下の縁部と、にのみ当接している。この結果、バンパリインフォースメントの閉断面部の車体外側となる部位においては、衝突初期に外部から作用する荷重が、衝突検知センサにのみ伝達される。このため、衝突検知センサに作用する荷重が減少するのを防止でき、衝突検知性能を向上できる。
請求項1記載の本発明の車両用バンパ構造は、車幅方向に沿って延設され、閉断面部を有する側断面形状とされたバンパリインフォースメントと、バンパリインフォースメントの車体外側に配設された衝突検知センサと、バンパリインフォースメントと衝突センサの車体外側に配設され、車体内側に向って形成された凸部が、衝突検知センサとバンパリインフォースメントにおける閉断面部の車体外側となる部位を除く上下の縁部とに当接する衝撃吸収材と、を有するため、衝突検知性能を向上できるという優れた効果を有する。
本発明における車両用バンパ構造の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車体上方方向を示し、図中矢印FRは車体前方方向を示している。
図3に示される如く、本実施形態の自動車車体10の前端下部には、フロントバンパ12のバンパカバー14が車幅方向に沿って配設されている。また、バンパカバー14の車幅方向中間部とフード16の前端部との間には、グリル18が配設されている。
図1に示される如く、フロントバンパ12のバンパリインフォースメント20は、車幅方向に沿って延設されており、左右のフロントサイドメンバ22の前端部22Aに架設されている。また、バンパリインフォースメント20の側断面形状は、車体上下方向に所定の間隔を開けて車体前後方向に沿って形成されたリブ20A、20Bによって上下方向に3分割された閉断面部24を有する目字形状となっている。
バンパリインフォースメント20の前壁部20Cにおける、上方側のリブ20Aの車体外側(前側)となる部位には、衝突検知センサとしてのバンパタッチセンサ26が車幅方向に沿って配設されており、バンパタッチセンサ26は、例えば圧力検知タイプのセンサで構成されている。
バンパリインフォースメント20とバンパタッチセンサ26との車体外側(車体前側)となる部位、即ち、バンパリインフォースメント20またはバンパタッチセンサ26と、バンパカバー14との間には、衝撃吸収材としてのバンパアブソーバフォーム30が配設されており、バンパアブソーバフォーム30は樹脂材料によって形成されている。
また、バンパアブソーバフォーム30の後壁部には、車体上下方向に所定の間隔を開けて3つの凸部30A、30B、30Cが車体内側(車体後側)に向って形成されており、上下方向中間部の凸部30Bが、バンパタッチセンサ26に当接している。
一方、3つの凸部30A、30B、30Cのうち上側の凸部30Aと下側の凸部30Cはバンパリインフォースメント20における閉断面部24の車体外側(車体前側)となる前壁部20Cの部位を除く上縁部20Dと下縁部20Eとにそれぞれ当接している。即ち、バンパアブソーバフォーム30の後壁部には、バンパタッチセンサ26との当接部となる凸部30Bの上下に車体内側(車体後側)から車体外側(車体前側)に向かって切抜き部32、34が形成されており、閉断面部24の車体外側となる部位においては、バンパリインフォースメント20との接触面積をできるだけ少なくしている。
バンパアブソーバフォーム30の上側の凸部30Aには、車体内側(車体後側)に向って係合爪部30Dが形成されており、バンパアブソーバフォーム30の下側の凸部30Cには、車体内側(車体後側)に向って係合爪部30Eが形成されている。また、バンパアブソーバフォーム30の係合爪部30D、30Eは、バンパリインフォースメント20の前壁部20Cを車体上下方向から挟持しており、バンパアブソーバフォーム30がバンパリインフォースメント20に対して車体上下方向へ移動するのを防止している。
なお、バンパアブソーバフォーム30の前壁部30Fの車体上下方向の位置及び幅Wは、バンパリインフォースメント20における閉断面部24の車体外側(車体前側)に略対応した位置及び幅に設定されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、図3に示すように、衝突体Kがフロントバンパ12に衝突した場合には、図2に示される如く、衝突体Kによって、フロントバンパ12のバンパカバー14とともにバンパアブソーバフォーム30が車体前方側から車体後方側に向かって押圧され、バンパアブソーバフォーム30がバンパリインフォースメント20の前壁部20Cに押し付けられる。
この際、本実施形態では、バンパアブソーバフォーム30の後壁部に形成された3つの凸部30A、30B、30Cの上下方向中間部の凸部30Bが、バンパタッチセンサ26に当接しており、上下の凸部30A、30Cは、バンパリインフォースメント20における閉断面部24の車体外側(車体前側)となる前壁部20C部位を除く上縁部20Dと下縁部20Eとに当接している。
この結果、バンパリインフォースメント20の閉断面部24の車体外側(車体前側)となる部位においては、衝突初期に外部から作用する荷重(矢印F)が、バンパタッチセンサ26にのみ伝達される。このため、衝突初期にバンパタッチセンサ26に作用する荷重が減少するのを防止でき、バンパタッチセンサ26の衝突検知性能を向上できる。
なお、衝突後、バンパアブソーバフォーム30の後壁部に形成された3つの凸部30A、30B、30Cが潰れると、バンパアブソーバフォーム30の後壁部の全体が、バンパリインフォースメント20の前壁部20Cに当接する。この結果、外部からの荷重を、バンパリインフォースメント20の前壁部20Cの全面に伝達できる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、バンパタッチセンサ26は圧力検知タイプのセンサに限定されず、他のタイプのセンサとしても良い。また、バンパリインフォースメント20の側断面形状は、リブ20A、20Bによって上下方向に3分割された閉断面部24を有する目字形状に限定されず、1本のリブによって上下方向に2分割された日字形状であっても良い。また、バンパリインフォースメント20の側断面形状は3本以上のリブによって上下方向に分割された梯子形状であっても良い。
また、上記実施形態では、バンパアブソーバフォーム30を樹脂材料によって形成したが、バンパアブソーバフォーム30の材料は樹脂材に限定されず、発泡体、ゴム、金属等の他の材料としても良い。
また、本発明の車両用バンパ構造は、フロントバンパ12以外のバンパにも適用可能であり、リヤバンパにも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る車両用バンパ構造を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用バンパ構造の変形状態を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係る車両用バンパ構造が適用された車体前部を示す側面図である。
符号の説明
12 フロントバンパ(バンパ)
14 バンパカバー
20 バンパリインフォースメント
20A バンパリインフォースメントのリブ
20B バンパリインフォースメントのリブ
20C バンパリインフォースメントの前壁部
20D バンパリインフォースメントの前壁部の上縁部
20E バンパリインフォースメントの前壁部の下縁部
24 バンパリインフォースメントの閉断面部
26 バンパタッチセンサ(衝突検知センサ)
30 バンパアブソーバフォーム(衝撃吸収材)
30A バンパアブソーバフォームの上側の凸部
30B バンパアブソーバフォームの上下方向中間部の凸部
30C バンパアブソーバフォームの下側の凸部
30F バンパアブソーバフォームの前壁部
32 バンパアブソーバフォームの切抜き部
34 バンパアブソーバフォームの切抜き部

Claims (1)

  1. 車幅方向に沿って延設され、閉断面部を有する側断面形状とされたバンパリインフォースメントと、
    前記バンパリインフォースメントの車体外側に配設された衝突検知センサと、
    前記バンパリインフォースメントと前記衝突センサの車体外側に配設され、車体内側に向って形成された凸部が、前記衝突検知センサと、前記バンパリインフォースメントにおける前記閉断面部の車体外側となる部位を除く上下の縁部と、にのみ当接する衝撃吸収材と、
    を有することを特徴とする車両用バンパ構造。
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