JP2005177873A - ヘアラインの加工方法および加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表面に二次曲線を有する被加工体に対して、高精度でかつ簡単にヘアラインを施すことができる加工方法および加工装置を得る。
【解決手段】 ヘアラインの加工方法は、走行する研磨帯および被加工体の少なくとも何れか一方を、被加工体の表面形状を特定する倣いモデルに倣わせて、研磨帯の走行方向と交差する方向に研磨帯と被加工体とを接触させつつ相対移動させ、ヘアラインを形成する。ヘアラインの加工装置は、複数のプーリに巻き付けると共に、周回する外側面の一部を加工時の被加工体に対向して配置する研磨帯と、研磨帯を被加工体と接触可能に配置する押圧手段と、被加工体を取り付ける取付治具と、被加工体の表面形状と合同または相似の雌型形状として取付治具に配置する倣いモデルと、倣いモデルで倣いつつ取付治具を研磨帯の走行方向と交差する方向に送りをかける移動手段と、を備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ヘアラインの加工方法および加工装置に関する。
録音や再生を行う携帯用のMDやCDなどの筐体は、薄肉であるため変形しやすく、表面を鏡面にすると、歪み、凹凸、傷などが目立ちやすい。そこで、筐体の表面に適当な粒度の研磨帯を接触させて連続した微小な擦り跡を形成する、いわゆるヘアライン加工が施されることがある。筐体がマグネシウム合金やアルミニウム合金などの金属であれば、ヘアライン加工により、その金属独特の質感を出して高品位のイメージを出すこともできる。本出願人らも、特許文献1(特開2002−86337号公報)として、平面上にヘアラインを有する成形体とその加工方法を開示している。図5は特許文献1に開示している成形体50の斜視図であり、図6は同じく特許文献1に開示しているヘアライン加工装置60の概略斜視図である。図5に示すように、成形体50の平面51上には、図6に示す加工装置60で、ヘアライン52が形成されている。図6で、ヘアライン加工装置60は、プーリ62a、62b、62cに巻き付けられると共に、周回する外側面の一部が被加工体W50に対向して配置される研磨帯63と、研磨帯63を挟んで被加工体W50に対向して配置される油圧シリンダまたは空圧シリンダ65に連結した押圧パッド64と、被加工体W50を載置する取付治具66と、取付治具66を研磨帯63の進行方向と交差する方向(矢印で示す)に送る油圧シリンダまたは空圧シリンダ67を備えている。そして、周回走行する研磨帯63と被加工体W50の平面とを断続的または連続的に接触させながら、研磨帯63と被加工体W50の平面とを研磨帯63の進行方向と交差する方向に相対的に揺動させ、図5に示すヘアライン52を形成している。なお、62dは研磨帯63を周回させる電動モータである。特許文献1により得られる平面51上にヘアライン52を有する成形体50は、見た目に非常にソフトな感じのする外観を持ち、美的感覚に優れ、商品価値が高められる。
一方、特許文献2(特開平5−96459号公報)には、図7に示す曲面サンダー機70の開示がある。図7の曲面サンダー機70は、モータによって駆動される駆動プーリを含んだ複数のプーリ(図示せず)間に研磨帯73を巻き付け、また、研磨帯73の裏面側に、直径が軸方向位置によって相違する異形ロール状で縦断面形状が被加工体W70の雌型形状と対応した成形ロール74を回転可能に配置している。この曲面サンダー機70は、成形ロール74によって研磨帯73の研磨面73aを被加工体W70に押し付け、被加工体W70を、例えば、中央部において盛り上がる突条Xを有する形状に研磨している。
さらに、特許文献3(実開平7−37558号公報)には、曲面の表面を研磨するベルト式研磨装置の開示がある。このベルト式研磨装置は、プーリ間に研磨帯を巻き付け、この研磨帯の下方に被加工体を載置する台を前後方向に移動自在に設け、さらに図8(a)の側面図で示すように、研磨帯83の上部83aから、昇降自在とした押え部材81の弧状曲面81aで、被加工体W80の曲面X1(X2、X3)を押圧している。また、押え部材81の昇降は、NC制御あるいはCPUを使用して被加工体W80との位置と高さを関連させ、シリンダ85にはエアバランス機構を設けてロッド85aを研磨する高さに設定し、かつ押圧力Pを設定している。また、押え部材81は、支点86で回動自在として被加工体W80に圧接している。この特許文献3によれば、例えば、図8(b)〜(d)に示すように、(b)被加工体W80の中央が凸(X1)、(c)端部が凸(X2)、または(d)両側が曲面で中央にくぼみ(X3)のような弧状曲面を、均一に研磨することができるとしている。
特開2002−86337号公報(請求項1、段落番号0014、図1、図6) 特開平5−96459号公報(段落番号0002、0003、図7) 実開平7−37558号公報(請求項1〜請求項3、図1、図8、段落)
さて、MDやCDなどの筐体は、内部に実装する部品以外の余分な容積を少なくしてさらに小型化すると共に、ヘアラインを施して商品価値を高めることが求めれている。これを実現するため、図1に斜視図で示すように、表面11を二次曲線を有する薄肉の筐体10として、余分な容積を少なくし、この筐体10の表面にヘアライン12を施すことがある。ヘアライン12により、筐体10を見る角度が変わると、反射によって、虹模様となったり、光沢の変化が起きたりして、商品価値をさらに高めることができる。
しかしながら、特許文献1に開示される加工方法では、二次曲線を有する筐体の表面にヘアラインを施すことができない。
また、特許文献2に開示される図7に示す曲面サンダー機70では、研磨帯73による、被加工体W70の突状Xと平行する方向に形成される擦り跡が不連続となるので、被加工体W70を見る角度を変えても、反射による光の変化が乏しく商品価値を高めることは難しい。また、被加工体W70の突状Xと交差する方向には擦り跡を形成することはできない。さらに、薄肉の被加工体W70では、成形ロール74の押し付け力によっては、変形が生じるおそれがある。
さらに、特許文献3に開示される図8に示すベルト式研磨装置は、NC制御あるいはCPUを使用して押え部材81を昇降しているので、大型で高価な装置となってしまう。また、押え部材81を支点86で回動自在としているので、被加工体W80の形状に倣って研磨され、MDやCDなどの筐体のように、形状精度が要求される被加工体に対してヘアライン加工を施すと、肉厚の一部が偏り、強度不足になるおそれがある。
本発明の課題は、表面に二次曲線を有する被加工体に対して、高精度でかつ簡単にヘアラインを施すことができる加工方法および加工装置を得ることにある。
本発明者らは、被加工体の表面形状を特定する倣いモデルを用い、この倣いモデルの形状を被加工体に転写しつつヘアラインを形成すれば、上記課題が解決できるとの知見を得、本発明に想到した。
すなわち、本発明のヘアラインの加工方法は、走行する研磨帯および被加工体の少なくとも何れか一方を、前記被加工体の表面形状を特定する倣いモデルに倣わせて、前記研磨帯の走行方向と交差する方向に前記研磨帯と前記被加工体とを接触させつつ相対移動させ、ヘアラインを形成することを特徴とする。
倣いモデルを、被加工体の表面形状にあわせて高精度に作製すれば、倣いモデルの形状が被加工体の表面に正確に転写されるので、被加工体の寸法精度が確保される。そして、転写された被加工体の表面にヘアラインが形成される。
また、本発明のヘアラインの加工方法において、前記被加工体の表面形状が、前記研磨帯と交差する方向に二次曲線を有することを特徴とする。
倣いモデルを、二次曲線を有する被加工体の表面形状にあわせて高精度に作製すれば、倣いモデルの形状が被加工体の表面に正確に転写されるので、被加工体の寸法精度が確保される。そして、転写された被加工体の表面にヘアラインが形成される。
次ぎに、本別発明のヘアラインの加工装置は、複数のプーリに巻き付けると共に、周回する外側面の一部を加工時の被加工体に対向して配置する研磨帯と、前記研磨帯を前記被加工体と接触可能に配置する押圧手段と、前記被加工体を取り付ける取付治具と、前記被加工体の表面形状と合同または相似の雌型形状として前記取付治具に配置する倣いモデルと、前記倣いモデルで倣いつつ前記取付治具を前記研磨帯の走行方向と交差する方向に送りをかける移動手段と、を備えていることを特徴とする。これにより、簡単な構造でヘアライン加工を行うことができる。
本別発明のヘアラインの加工装置において、前記移動手段は、前記研磨帯の走行方向と交差する方向に往復できる往復台と、前記往復台上に立設して前記取付治具を回動可能に支承する支承軸と、機台から配置して前記倣いモデルを支持する支持部と、を備えていることを特徴とする。これにより、簡単な構造でヘアライン加工を行うことができる。
また、本別発明のヘアラインの加工装置において、前記往復台は、空圧アクチュエータと油圧アクチュエータにより移動していることを特徴とする。空圧アクチュエータで早送り、油圧アクチュエータで微細送りを行い、能率的にヘアライン加工を行うことができる。
本発明のヘアラインの加工方法および加工装置によれば、倣いモデルを、二次曲線を有する被加工体の表面形状にあわせて高精度に作製すれば、倣いモデルの形状が被加工体の表面に正確に転写されて、被加工体の寸法精度が確保される。そして、転写された被加工体の表面にヘアラインが形成される。
以下、本発明の実施の形態の一つを、図1乃至図4を用いて詳細に説明する。
図1は、前述した、二次曲線を有する表面11にヘアライン12が施された筐体10の斜視図である。図1の筐体10は、高さH1より高さH2を低くすることで、内部に実装する部品以外の余分な容積を少なくして小型化され、かつ、ヘアライン12が施されている。
このヘアライン12は、図2乃至図4に示すヘアラインの加工装置で施されている。図2は、ヘアラインの加工装置の正面図であり、図3は、同じヘアラインの加工装置の側面図であり、図4は、ヘアライン加工を模式的に示す斜視図である。図2乃至図4で、ヘアラインの加工装置は、プーリ22a〜22cに巻き付けると共に、周回する外側面23aの一部を加工時の被加工体W10に対向して配置する研磨帯23と、この研磨帯23を被加工体W10と接触可能に配置した押圧パッド24と、被加工体W10を取り付ける取付治具31と、支点33を基準として、被加工体W10の表面形状と殆ど合同の雌型形状として取付治具31の下部に配置した倣いモデル35と、倣いモデル35に倣わせつつ取付治具31を研磨帯23の走行方向と交差する方向に接触しつつ送りをかける移動手段30と、を備えている。なお、22dは、研磨帯23をベルト22eを介して周回させる電動モータである。
そして、移動手段30は、研磨帯23の走行方向と交差する方向に往復できる往復台28と、この往復台上28に立設して取付治具31を回動可能に支承する支承軸32と、機台21bに配置して倣いモデルを支持するローラ37とを備えている。詳しく説明すると、機台21bの中央部にブラケット36、36を固定し、このブラケット36、36を往復台28上に張り出して、ブラケット36、36でローラ37を回転自在に支承し、また、ローラ37で取付治具31からの張出バー31aを受けている。機台21bには、早送り用の空圧シリンダ26と、この空圧シリンダ26のロッド26aに連結したヘアライン加工時に微細送りを行う油圧シリンダ27を配設している。油圧シリンダ27と往復台28とは、ロッッド27aとブラケット28aとで連結している。
次ぎに、押圧パッド24の関連について説明する。架台21aにブラケット25aを取り付け、このブラケット25aに空圧シリンダ25bを配設し、空圧シリンダ25bのロッド25cとプラテン25dとを連結している。また、プラテン25dは、最上方のプラテン25fと軸25eで連結している。また、最上方のプラテン25fには、雄ネジ25hを有しプラテン25fに形成した孔内で回転可能として、押圧パッド24を上下に微調整できる調整ハンドル25gを設けている。また、最上部のプラテン25fの直下には、雄ネジ25hと螺合する雌ネジ25iを持つプラテン25jを設け、このプラテン25jを最下部のプラテン25lと軸25kで連結している。押圧パッド24は、被加工体W10との接触部を、被加工体W10の表面11より小さい曲率に形成している。
次ぎに、ヘアラインの形成について説明する。
取付治具31の上面への被加工体W10の取り付けは、図3において、押圧パッド24が上昇し、往復台28が右端にある待機状態で行う。起動ボタンを押すと、電動モータ22dが回転起動し、以下(A)〜(E)が自動的に行われる。先ず、(A)往復台28が、空圧シリンダ26と油圧シリンダ27により、図3の左端(二点鎖線で示す)まで早送りされ、同時に取付治具31上の被加工体W10も研磨帯23の左端まで移動する。このとき、倣いモデル35もローラ37を越えて移動する。次いで、(B)押圧パッド24が下降する。次いで、(C)油圧シリンダ27により往復台28を右側に微細送りを行う。この微細送りのとき、倣いモデル35は、ローラ37に接触しつつ右側に送られ、倣いモデル35と一体となった取付治具31、この取付治具31上の被加工体W10は、倣いモデル35の形状にあわせ、支点33を基準として回動すなわち上下動する。この(C)微細送りにより、被加工体W10は、倣いモデル35のそのままの形状が転写され、かつヘアラインが施される。次いで、(D)空圧シリンダ26により、往復台28を右端に早送りする。次いで、(E)押圧パッドが上昇し、元の状態に戻る。次いで、被加工体W10を、取付治具31から取り外す。複数の被加工体W10へのヘアラインの加工を施す場合も、被加工体10を取付治具31への取り付け後、(A)〜(E)を繰り返し行う。なお、安全が確保されていれば、常時、電動モータ22dを回転起動させておくこともできる。
なお、図示しての説明はしないが、上記した実施の形態のほか、往復台28上に軸またはガイドを設け、取付治具31に軸受またはスライドを設け、軸またはガイドと軸受またはスライドを摺動させる構造として、取付治具31上の被加工体W10を上下動させても、二次曲線を有する被加工体W10の表面11にヘアラインを形成することができる。
さらに、ローラ37を円筒ではなく外周面に起伏のあるカムとして、このカムを往復台28の移動にあわせて取付治具31を上下動させる形状としても、二次曲線を有する被加工体W10の表面11にヘアラインを形成することができる。
マグネシウム合金材を熱間鍛造し、図1で、巾(B)が約80mm、奥行き(D)が約80mm、高さ(H1)が8mm、高さ(H2)が6mmで、主要部の肉厚が0.8mmと極めて薄肉の筐体10の素材を作製した。次いで、不要な部分を取り除いた後、図2乃至図4に示すヘアラインの加工装置を用いてヘアライン12を施した。研磨帯23はコランダム#240とし、研磨帯23の周速を630m/min、(C)の微細送りを7mm/sとし、水を研磨液として行った。その結果、筐体10には、倣いモデル37の形状がそのまま被加工体W10に転写された二次曲線を有する表面11にヘアライン12が形成され、美的感覚に優れ、商品価値が高められていた。
二次曲線を有する表面11にヘアライン12が施された筐体10の斜視図である。 実施の形態の一つのヘアラインの加工装置の正面図である。 実施の形態の一つのヘアラインの加工装置の側面面図である。 実施の形態の一つのヘアライン加工を模式的に示す斜視図である。 特許文献1に開示している成形体の斜視図である。 特許文献1に開示しているヘアライン加工装置の概略斜視図である。 特許文献2に開示している曲面サンダー機での、成形ロール74による研磨の様子を示す部分斜視図である。 特許文献3に開示している、(a)は押え部材の側面図、(b)は中央が凸(X1)の被加工体W80、(c)は端部が凸(X2)の被加工体、(d)両側が曲面で中央にくぼみ(X3)の被加工体を示す。
符号の説明
10:筐体
11:表面
12:ヘアライン
21a:架台
21b:機台
22a、22b、22c:プーリ
22d:電動モータ
22e:ベルト
23:研磨帯
23a:研磨帯の外側面
24:押圧パッド
25a:ブラケット
25b:空圧シリンダ
25c:ロッド
25d、25f、25j、25i:プラテン
25e:軸
25g:調整ハンドル
25h:雄ねじ
25i:雌ねじ
26:空圧シリンダ
26a:ロッド
27:油圧シリンダ
27a:ロッド
28:往復台
28a:ブラケット
30:移動手段
31:取付治具
31a:張出バー
32:支承軸
33:支点
35:倣いモデル
36:ブラケット
37:ローラ
50:成形体
51:平面
52:ヘアライン
60:ヘアラインの加工装置
62a、62b、62c:プーリ
63:研磨帯
62d:電動モータ
65:油圧シリンダまたは空圧シリンダ
64:押圧パッド
66:取付治具
67:送り手段
70:曲面サンダー機
73:研磨帯
73a:研磨面
74:成形ロール
81:押え部材
83:研磨帯
83a:研磨帯の上部
84:弧状曲面
85:シリンダ
85a:ロッド
86:支点
H1、H2:高さ
P:押圧力
W10、W50、W70、W80:被加工体
X1、X2、X3:曲面
X:突状

Claims (5)

  1. 走行する研磨帯および被加工体の少なくとも何れか一方を、前記被加工体の表面形状を特定する倣いモデルに倣わせて、前記研磨帯の走行方向と交差する方向に前記研磨帯と前記被加工体とを接触させつつ相対移動させ、ヘアラインを形成することを特徴とするヘアラインの加工方法。
  2. 前記被加工体の表面形状が、前記研磨帯と交差する方向に二次曲線を有することを特徴とする請求項1に記載のヘアラインの加工方法。
  3. 複数のプーリに巻き付けると共に、周回する外側面の一部を加工時の被加工体に対向して配置する研磨帯と、前記研磨帯を挟んで前記被加工体と接触可能に配置する押圧手段と、前記被加工体を取り付ける取付治具と、前記被加工体の表面形状と合同または相似の雌型形状として前記取付治具に配置する倣いモデルと、前記倣いモデルで倣いつつ前記取付治具を前記研磨帯の走行方向と交差する方向に送りをかける移動手段と、を備えていることを特徴とするヘアラインの加工装置。
  4. 前記移動手段は、前記研磨帯の走行方向と交差する方向に往復できる往復台と、前記往復台上に立設して前記取付治具を回動可能に支承する支承軸と、機台から配置して前記倣いモデルを支持する支持部と、を備えていることを特徴とする請求項3に記載のヘアラインの加工装置。
  5. 前記往復台は、空圧アクチュエータと油圧アクチュエータにより移動していることを特徴とする請求項4に記載のヘアラインの加工装置。
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JP2007038358A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Toyota Motor Corp 精密加工装置および精密加工方法
KR101562545B1 (ko) 2014-07-15 2015-10-23 박길미 굴곡형 대상물용 헤어라인 형성장치
CN112264892A (zh) * 2020-10-23 2021-01-26 山东九鑫机械工具有限公司 全自动底弧磨光机

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