JP2007283365A - 塑性加工方法 - Google Patents

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Hiroaki Ishida
博昭 石田
Yoshio Iio
良夫 飯尾
Hiroaki Mizumoto
宏明 水本
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Abstract

【課題】ワークの表面温度が最適温度以下となった場合でも良好な加工をすることのできる塑性加工方法を提供すること。
【解決手段】主軸3に取り付けたワークWに対して、相対的に回転する絞りローラRをワークW表面に押圧することによって行う塑性加工方法において、ワークW表面の温度を計測し、ワーク温度に応じた加工条件で塑性加工を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、塑性加工方法に関し、特に、温間での塑性加工における加工方法に関するものである。
スピニングマシンを使用した塑性加工方法としては、加工対象物によって種々の方法がある。ここではマンドレルを配設した回転主軸に取り付けたワークを複数の絞りローラで塑性加工する際の方法を説明する。
この塑性加工方法は、縦型のスピニングマシン1を用いて行う。このスピニングマシン1は、図3に示すように、架体2上に電動機Dによって回転させる主軸3を配設し、主軸3には加工するワークWに応じたマンドレルMを取り替え可能に配備する。主軸3上方にはマンドレルMに取り付けたワークWを上側から押圧して固定するための心押し台10を配設する。
心押し台10は、ワークWに当接してマンドレルM側に付勢する押圧部材11と該押圧部材11を上下に移行せしめる油圧シリンダ等の加圧手段12とからなる。押圧部材11はワークWに伴って回転可能となるように加圧手段12のロッド先端にベアリング等の回動部材を介して回動自在に取り付ける。
架体2上には主軸3を挟んで2基の工具台4を配設する例を示すがその数は特に限定されるものではなく、被加工物であるワークWの特性に応じてその数は決定される。工具台4にはワークWに当接せしめ所望の形状に成型する絞りローラR1、R2を取り付ける絞り台5をX軸(主軸3の軸芯に対して直角方向)、Z軸(主軸3の軸芯に対して平行方向)方向に摺動可能に配備する(例えば、特許文献1参照)。
上記構成において、被加工物であるワークWをマンドレルM上に載置し、心押し台10の押圧部材11によって上側から押圧固定し、主軸3に伴って回転させる。
ついで、絞りローラRをワークWの側面に当接せしめマンドレルMに倣ってスピニング加工を施すもので、この場合の加工方法は、例えば、鋳造アルミホイルの塑性加工においては、良品の加工を行うためにはワーク温度を300〜350℃の範囲(以下、最適温度という。)で行う必要があるため、最適温度となるようまずワークをバーナ等の加温手段(図示省略)で加温してから行うようにしている。
しかし、この塑性加工方法では、加工時間の長くなる製品の加工の場合には、最適温度以下にワーク温度が低下することがあり、係る場合に最適温度で設定したままの加工条件(主軸の回転速度やローラの送り込み速度)で加工を継続するとワークに割れが生じたりするといった問題があった。
特開平02−6024号公報
本発明は、上記従来の塑性加工方法の有する問題点に鑑み、ワークの表面温度が最適温度以下となった場合でも良好な加工をすることのできる塑性加工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本第1発明の塑性加工方法は、主軸に取り付けたワークに対して、相対的に回転する絞りローラをワーク表面に押圧することによって行う塑性加工方法において、ワーク表面の温度を計測し、ワーク温度に応じた加工条件で塑性加工を行うことを特徴とする。
また、同じ目的を達成するため本第2発明の塑性加工方法は、主軸に取り付けたワークに対して、相対的に回転する絞りローラをワーク表面に押圧することによって行う塑性加工方法において、ワーク表面の温度を計測し、ワーク温度を最適温度に加温しながら塑性加工を行うことを特徴とする。
本第1発明の塑性加工方法によれば、ワーク表面の温度を計測し、ワーク温度に応じた加工条件で塑性加工を行うから、ワーク表面の温度が低下してきた場合には絞りローラの送り込み速度を低下させたり、主軸回転数を上げる等、最適の加工条件に変更しながら加工することのできる塑性加工方法を提供することができる。
また、本第2発明の塑性加工方法によれば、ワーク表面の温度を計測し、ワーク温度を最適温度に加温しながら塑性加工を行うから、常にワーク表面の温度を最適温度に保ちながら加工することのできる塑性加工方法を提供することができる。
以下、本発明の塑性加工方法の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の塑性加工方法の第1実施例を示す。従来と同様の構成については、同じ符号を記すことによりその説明を省略する。
本発明の塑性加工方法は、種々の塑性加工を行うためのスピニングマシンに適用することができるが、ここでは従来例と同様にマンドレルMを配設した回転主軸3に取り付けたワークWを複数の絞りローラR1、R2で塑性加工する際の方法を説明する。
絞りローラR1、R2は、同時に対称位置からワークWを塑性加工するようにワークWの表面に当接するようにしたり、また、絞りローラR1で、本加工を、絞りローラR2で仕上げ加工を行うように個別に動作させる他、更に奥側(図例においてはマンドレルMの奥側)に工具台4と、絞りローラR3を配備した絞り台5とを設け、粗加工、本加工、仕上げ加工の順に行うように構成しても構わない。
また、本発明の塑性加工方法においては、ワークWの表面温度を計測する温度センサSを絞りローラRと干渉しない位置に配設するものであるが、温度センサSの種類は特に限定するものではなく、ワークWの表面温度を正確に計測することができればよく、例えば、放射温度計等を使用することが好ましい。
そして、第1実施例の塑性加工方法では、各絞りローラR1、R2での塑性加工中に、温度センサSによってワークW表面の温度を計測し、計測温度を制御機構Pに印可する。制御機構Pでは、例えば、鋳造アルミホイルの塑性加工の場合、最適温度の300〜350℃内にワークW表面の温度があるうちは、最適温度で行う絞りローラR1、R2の送り速度と主軸3の回転速度(以下、最適条件という)で加工を継続するようにし、ワークW表面の温度が最適温度を下回ったときには最適条件での加工を続けるとワークWに割れ等が発生するおそれがあるため制御機構Pから工具台4のパルスモータ(図示省略)に対して、絞りローラR1、R2の送り速度を減速するよう又は主軸3の電動機Dに対して回転速度を上げるように又はそれらの両方の指令を行い、最適条件下での加工ではないものの、ワークWが破損するような不具合を発せさせることはない。
また、制御機構Pは、最適温度内(鋳造アルミホイルの塑性加工においては、300〜350℃の範囲)においても工具台4のパルスモータや主軸3の電動機Dに対して微調整を行うように制御することもできる。
図2に、本発明の塑性加工方法の第2実施例を示す。
本実施例の塑性加工方法では、実施例1の構成に加え、加温手段Bを温度センサSと同様に絞りローラRと干渉しない位置に配設する。また、加温手段Bは、その種類を特に限定するものではなく、ワークWの表面温度を上げることのできる手段であればよく、例えば、ガス式のバーナ等を使用することが好ましく、その配設位置は、温度センサSに直接その温度を計測されることがないよう、図に示すようにワークWを挟んで対称の位置とすることが好ましい。
しかして、第2実施例の塑性加工方法では、第1実施例と同様に、各絞りローラR1、R2での塑性加工中に、温度センサSによってワークW表面の温度を計測し、計測温度を制御機構Pに印可する。制御機構Pは、計測温度が最適温度内の場合には、絞りローラR1、R2の送り速度と主軸3の回転速度を最適条件に保ち、加工を継続する。
そして、計測温度が最適温度を下回ったとき(又は最低温度の下限近傍になったとき)制御機構Pから加温手段Bに加温開始の指令を印加し、ワークWの表面の温度を上昇させる。その後、温度センサSによってワークW表面の温度が最適温度の上限近傍まで到達したとき加温手段Bによる加温を停止し、加工を継続する。
また、制御機構Pは、最適温度内(鋳造アルミホイルの塑性加工においては、300〜350℃の範囲)においても加温手段BのON・OFFを切り換え最適温度内の中心付近の温度(例えば、330℃)を狙って温度調整をしたり、第1実施例と同様に、工具台4のパルスモータや主軸3の電動機Dに対して微調整を行うように制御することもできる。
以上、本発明の塑性加工方法について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、各実施例に記載した構成を適宜組み合わせ絞りローラの送り込み速度の変更と加温手段による加温を同時に行うことの他、特に縦型のスピニングマシンの塑性加工に限定することなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の塑性加工方法は、塑性加工を施すワークの表面温度に対して最適な加工条件で加工を行うことができるという特性を有していることから、新規のスピニングマシンに適用するだけでなく、既設のスピンニングマシンにおいても温度センサと加温手段を追加し、加工用のプログラムを変更することによって好適に用いることができる。
本第1発明の塑性加工方法を説明するためのスピニングマシンの一部断面の正面図である。 本第2発明の塑性加工方法を説明するためのスピニングマシンの一部断面の正面図である。 従来の塑性加工方法を説明するためのスピニングマシンの一部断面の正面図である。
符号の説明
1 スピニングマシン
3 主軸
B 加温手段
S 温度センサ
P 制御機構
M マンドレル
W ワーク
R1 絞りローラ
R2 絞りローラ

Claims (2)

  1. 主軸に取り付けたワークに対して、相対的に回転する絞りローラをワーク表面に押圧することによって行う塑性加工方法において、ワーク表面の温度を計測し、ワーク温度に応じた加工条件で塑性加工を行うことを特徴とする塑性加工方法。
  2. 主軸に取り付けたワークに対して、相対的に回転する絞りローラをワーク表面に押圧することによって行う塑性加工方法において、ワーク表面の温度を計測し、ワーク温度を最適温度に加温しながら塑性加工を行うことを特徴とする塑性加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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